JP2006312512A - シート斜行修正搬送装置と画像形成装置 - Google Patents

シート斜行修正搬送装置と画像形成装置 Download PDF

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学 水野
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卓 杉浦
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Abstract

【課題】 シートの斜行を修正するとともに、シートの搬送方向に沿った側端の位置も修正できるようにする。
【解決手段】 シート斜行修正搬送装置300は、搬送されるシートの斜行を検知する斜行検知センサ43,44と、シートの搬送方向に対して交差する方向に配設され、かつシート搬送速度差によってシートを搬送しながらシートの斜行を修正する複数のスキューローラ41,42と、シートの搬送方向に沿った側端を交差する方向に基準位置からのシートのずれを検知する側端検知センサ45と、斜行検知センサと側端ずれ検知センサとからの検知情報によって斜行量とずれ量とを求めて、斜行量とずれ量に基づいて複数のスキューローラのシート搬送速度を個々に制御する制御回路と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シートの斜行と位置を修正しながらシートを搬送するシート斜行修正搬送装置と、このシート斜行修正搬送装置によって真っ直ぐ修正されて搬送されてきたシートに画像を形成する画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置と、シートに形成された画像を読み取る画像読取装置と、シートに処理を施すシート処理装置などのように、シートを取り扱うシート取り扱い装置は、搬送しているシートが斜行しているとき、真っ直ぐに直して(修正して)搬送するシート斜行修正搬送装置を備えている場合がある。
このシート斜行修正搬送装置は、シートの斜行量を検知して、2個の搬送ローラの回転比を変えることにより、シートの斜行を修正するようになっている(特許文献1,2)。
特開平10−212055号公報 特開平10−32682号公報
しかし、従来のシート斜行修正搬送装置は、シートの斜行を修正できても、斜行修正後のシートの搬送方向に沿った側端(横端)の位置を修正するようになっていなかった。このため、従来のシート斜行修正搬送装置は、位置がずれたままシートを搬送するという問題があった。
また、このようなシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置は、シートの所望の位置に画像を形成するのが困難であるという問題があった。
本発明は、シートの斜行を修正するとともに、シートの搬送方向に沿った側端の位置も修正することのできるシート斜行修正搬送装置を提供することを目的としている。
本発明は、シートの斜行を修正するとともに、シートの搬送方向に沿った側端の位置も修正するシート斜行修正搬送装置を備えて、シートの所望の位置に画像を形成する画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のシート斜行修正搬送装置は、搬送されるシートの斜行を検知する斜行検知手段と、前記シートの搬送方向に対して交差する方向に配設された複数の回転体のシート搬送速度差によって前記シートを搬送しながら前記シートの斜行を修正する斜行修正手段と、前記シートの搬送方向に沿った側端を前記交差する方向に基準位置からの前記シートのずれを検知する側端ずれ検知手段と、前記斜行検知手段と前記側端ずれ検知手段とからの検知情報によって斜行量とずれ量とを求めて、前記斜行量とずれ量に基づいて前記複数の回転体のシート搬送速度を個々に制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記シートの搬送が遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させる増速制御と、前記シートの搬送が進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる減速制御と、前記シートの搬送が遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させ、かつ前記シートの搬送が進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる増減速制御とを選択的に行うことが可能になっている。
本発明のシート斜行修正搬送装置は、制御手段が、シートの搬送が遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させる増速制御と、シートの搬送が進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる減速制御と、シートの搬送が遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させ、かつシートの搬送が進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる増減速制御とを選択的に行うようになっているので、簡単な構成によって、シートの斜行修正と位置修正とを行うことができる。
本発明のシート斜行修正搬送装置は、斜行修正したことによって生じる、前後の用紙間距離のばらつきを少なくすることができる。
本発明の画像形成装置は、シートの斜行修正と位置修正とを行うシート斜行修正搬送装置を備えているので、シートの所望の位置に確実に画像を形成することができる。
本発明の実施形態のシート斜行修正搬送装置と、このシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。なお、シート斜行修正搬送装置は、シートに画像を形成する画像形成装置、シートに形成された画像を読み取る画像読取装置、シートに処理を施すシート処理装置などのように、シートを取り扱うシート取り扱い装置に組み込まれるようになっており、画像形成装置のみに組み込まれるものではない。
[画像形成装置]
図1は、本発明の実施形態のシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置の概略正面断面図である。画像形成装置には、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及びこれらの複合機等があり、図1に示す画像形成装置は、プリンタである。しかし、画像形成装置は、プリンタに限定されるものではない。
画像形成装置10は、画像形成装置本体10Aと、この画像形成装置本体10Aに接続された折り装置140と、この折り装置140に接続されたフィニッシャ150などで構成されている。画像形成装置本体10Aは、原稿画像を読み取るイメージリーダ11、およびイメージリーダや、パソコンなどからの画像情報に基づいてシートに画像を形成するプリンタ13でもある。なお、折り装置140と、フィニッシャ150との本体は、画像形成装置本体10Aと共通の本体であってもよい。
イメージリーダ11には、原稿給送装置12が搭載されている。原稿給送装置12は、原稿トレイ12aに上向きにセットされた原稿を、先頭頁から順に1枚ずつ図中左方向に搬送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス上に搬送して所定の位置に一旦停止させ、その後、再度搬送して外部の排紙トレイ12bに排出するようになっている。スキャナユニット21は、プラテンガラス上の所定の位置に原稿が一旦停止している間に、図の左側から右側へ原稿を走査する。
このとき、スキャナユニット21のランプは、原稿の画像が形成された面を照射する。ミラー22、23、24は、原稿からの反射光をレンズ25に導く。レンズ25は、ミラーからの光をイメージセンサ26の撮像面に結像する。イメージリーダ11は、イメージセンサ26が、原稿の画像を主走査方向(原稿搬送方向に対して交差する方向)に1ライン毎に読み取りながら、スキャナユニット21が、副走査方向(原稿搬送方向)に移動することによって原稿の画像全体を読み取る。
イメージセンサ26は、光学的に読み取られた画像を画像データに変換して不図示の画像信号制御部(画像処理回路)に出力する。画像信号制御部(画像処理回路)は、画像データに所定の処理を施した後、プリンタ13の不図示の露光制御部(レーザ制御回路)にビデオ信号として送り込む。
プリンタ13の露光制御部は、入力されたビデオ信号に基づいて、レーザ素子(図示せず)から出力するレーザ光を変調する。レーザ駆動制御回路(ポリゴンミラー)27は、変調されたレーザ光をレンズ28,29、およびミラー30を介して感光ドラム31上に照射する。
感光ドラム31には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム31上の静電潜像は、現像器33から供給される現像剤(トナー)によってトナー画像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット34,35,36,37、手差し給紙部38、または両面搬送パス39のいずれからか、シートとしての用紙Pが感光ドラム31と転写部40との間に搬送される。
このとき、用紙が斜行している場合、後述するシート斜行修正搬送装置300が、用紙の斜行を修正して、真っ直ぐな状態にし、かつ所定の位置に位置修正して、感光ドラム31と転写部40との間に用紙を送り込む。転写部40は、感光ドラム31に形成されているトナー像を用紙に転写して、その用紙を感光ドラム31と協働して定着部32に搬送する。なお、感光ドラム31、現像器33、転写部40等は、画像形成手段としての画像形成部54を構成している。
定着部32は、用紙を加熱加圧して、トナー像を用紙に定着する。定着部32を通過した用紙は、フラッパおよび排出ローラ対を経てプリンタ13から外部(折り装置140)に向けて排出される。このとき、用紙は、トナー像が形成された面(画像形成面)を上にして排出される(フェイスアップ排出)。
プリンタ13は、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン状態)で排出するときには、用紙をいわゆるスイッチバック搬送によって排出する。すなわち、プリンタ13は、定着部32を通過させた用紙を、フラッパの切換動作によって、一旦両面反転パス52内に導き、その用紙の後端がフラッパを通過した後、排出ローラ対51によりプリンタ13から排出する。この結果、用紙は、トナー像が形成された面を下にして排出される。
また、プリンタ13は、ユーザによって、手差し給紙部38からOHPシート等の硬い用紙が送り込まれたとき、用紙を両面反転パス52に導くことなく、画像形成面を上向きにしたままで排出ローラ対51により排出する。
用紙の両面に画像形成を行う両面記録がユーザによって設定されている場合、プリンタ13は、不図示のフラッパの切換動作により、用紙を両面反転パス52に導いた後、両面搬送パス39に搬送する。この間に用紙は、スイッチバック搬送されて、裏返しになっている。その後、プリンタ13は、両面搬送パス39に導かれた用紙を、前述したタイミングで感光ドラム31と転写部40との間に再度給紙して、他方の面にトナー像を転写し、定着部32でトナー像を用紙に定着して排出する。
折り装置140は、プリンタ13から排出された用紙を受け取って、Z形に折り畳む。折り装置140は、例えば、A3サイズやB4サイズの用紙で、折り処理がユーザによって指定されている場合、プリンタ13から排出された用紙を折り畳み、それ以外の場合、通過させてフィニッシャ150に送る。
フィニッシャ150には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ190が設けられている。フィニッシャ150は、製本処理、綴じ処理、穴あけ等の各処理を行う。
[シート斜行修正搬送装置]
(用紙送りタイミングと画像書き出しタイミング)
図2は、画像形成装置10の感光ドラム31の上流側に組み込まれたシート斜行修正搬送装置300の概略図である。
シート斜行修正搬送装置300は、搬送されるシートとしての用紙Pの斜行を検知する斜行検知手段としての光学式の斜行検知センサ43,44と、用紙の搬送方向に対して交差する方向に配設された複数の回転体としてのスキューローラ(斜行修正ローラ)41,42のシート搬送速度差によって用紙を搬送しながら用紙の斜行を修正する斜行修正手段としての斜行修正部53と、用紙の搬送方向に沿った側端を交差する方向に基準位置BL(図12参照)からの用紙のずれを検知する側端ずれ検知手段としての側端検知センサ45と、斜行修正部53と側端検知センサ45とからの検知情報によって斜行量とずれ量とを求めて、その斜行量とずれ量に基づいてスキューローラ41,42の用紙搬送速度(シート搬送速度)を個々に制御する制御手段としての制御回路81(図8参照)とを備えている。なお、シート斜行修正搬送装置300は、プリンタ13の構成として、兼用されている。
感光ドラム31は、レーザ素子202によってレーザ光を照射されて、前述した潜像を形成されるようになっている。なお、レーザ素子202は、説明の都合上、便宜的に図示してあるため、実際の位置とは異なっている。
紙搬送パス47に沿って搬送される用紙Pは、一旦滞留されること無く感光ドラム31側に送り出される。光学式のレジストセンサ46は、斜行修正後の用紙の位置を検出するようになっている。制御回路81(図8参照)は、レジストセンサ46の用紙位置検知信号により、画像生成タイミング信号との同期をとっている。図2におけるシート斜行修正搬送装置300は、用紙の横端部(用紙搬送方向に沿った側端部)を検知する側端検知センサ45として、CCDやCIS(コンタクトイメージセンサ)などの画像読取センサ(イメージセンサ)が使用されている。側端検知センサ45は、以下、CISと言う。
CIS45は、図3に示すように、縦横に配列された複数の画素45aで構成されており、用紙に対向した画素(斜線の画素)によって、用紙の位置を検知することができるようになっている。なお、画素45aは、用紙の搬送方向に対して縦に1列だけ配列されていたもよい。
レジストセンサ46は斜行検知センサ43,44から距離L1(図2参照)だけ離れた感光ドラム31側に配置されている。CIS45と斜行検知センサ43,44は、ほぼ同じ位置に設けられている。
図2(b)は、紙送りタイミングと画像形成タイミングとの関係を説明するための図である。用紙に画像を形成するとき、スキューローラ41,42は、用紙を紙搬送パス47に沿って感光ドラム31に搬送する。このとき、プリンタ13は、書き出し位置を調整するため、用紙の紙送り方向(便宜上、「副走査方向」と言う)のタイミングと、この紙送り方向に対して交差する方向(便宜上、「主走査方向)と言う)のタイミングとを検知して、レーザ光による書き出しを制御する必要がある。
プリンタ13は、修正制御回路105によって、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができるようになっている。すなわち、プリンタ13は、レジストセンサ46で用紙の先端位置を検知してから用紙が距離L2だけ進んだときにレーザ光による潜像の書き出しを開始することで、副走査方向の画像の書き出し位置を調整することができるようになっている。
また、プリンタ13は、修正制御回路105によって、主走査方向の画像の書き出し位置も調整することができるようになっている。プリンタ13は、CIS45で用紙の横端位置(側端位置、横レジスト)を検知すると、ビームディテクタ(BD)108からCIS45の側端までの距離L3に、CIS45の側端から用紙の横端位置までの距離Xを加えた距離(X+L3)を算出して、ビームディテクタ108によってレーザ光が検知されてから上記算出された距離だけレーザ光を主走査方向に振った後、レーザ光による書き出しを開始することで、主走査方向の画像の書き出し位置を調整することができるようになっている。
このように、修正制御回路105は、レーザ光による副走査方向および主走査方向の画像書き出し位置を調整できるようになっている。すなわち、修正制御回路105は、スキューローラ41,42をオンにして用紙の搬送を開始させた後、レジストセンサ46からの検知信号に基づき、書き出しタイミングをレーザ駆動制御回路27に出力する。レーザ駆動制御回路27は、修正制御回路105から出力された書き出しタイミングに同期して、画像処理CPU83から送られてきた画像信号を基にレーザ素子202を駆動する。この結果、プリンタ13は、レーザ光による副走査方向および主走査方向の画像書き出し位置を調整することができる。
(用紙の先端斜行検知)
図4に基づいて、用紙の先端斜行量を算出する手順を説明する。斜行検知センサ43,44は、通常の光学式の反射型センサであり、用紙の斜行を検知するようになっている。図4において、用紙の斜行が原因で、まず、一方の斜行検知センサ44が用紙の先端を検知する。その後、用紙が搬送されて、他方の斜行検知センサ43が用紙の先端を検知する。スキューローラ41,42はパルスモータにより駆動されており、用紙の搬送スピード(シート搬送速度)は、ステップ角と、パルスを出すタイミングとから修正制御回路105によって算出される。さらに、斜行検知センサ43,44がそれぞれ検知した抜けタイミングに基づいて修正制御回路105によって用紙の斜行量を算出される。
斜行量は、斜行検知センサ43、44間の距離がL4、搬送速度がS、斜行検知センサ43検知から斜行検知センサ44検知までの時間をTとすると、θ=tan−1(L4/ST)から算出することができる。
(用紙の横端斜行検知)
図5において、CIS45は、用紙搬送方向に対して交差する方向の用紙のずれ位置を検知するようになっている。図5に示すように、用紙がP1の状態からP2の状態へ移動した場合を想定する。このとき、用紙は図のように斜行している。このためCIS45は、用紙が距離L5搬送される間に、用紙の横端(側端)の位置が距離Kだけ変わったことを検知することができる。修正制御回路105は、用紙がP1からP2へ移動するまでの時間と用紙の搬送速度から距離L5を求めることができる。
θ=90°−tan−1(K/L5) となる。
(シートの後端斜行検知)
シートの後端斜行の斜行量は、図5に基づいて説明したシートの先端斜行検知と同様にして求められる。修正制御回路105は、図6に示す状態に基づいて、用紙の斜行を検知し、斜行量を算出することができる。
(用紙の斜行修正順序)
図7に基づいて、斜行修正順序を説明する。既に、先端斜行検知で斜行が検知されているものとする。
斜行検知センサ43,44の用紙検知のずれ時間をT、用紙搬送速度をSとすると、一方の斜行検知センサ43の位置と他方の斜行検知センサ44の位置とにおいて、距離S・Tだけ用紙が斜めにずれていることになる。この用紙のずれは、修正制御回路105の制御によってスキューローラ41,42の回転速度の速度比を変えることにより修正される。スキューローラ41,42は、各々独立に速度可変が可能なパルスモータにより駆動されている。この場合、修正制御回路105は、用紙がスキューローラ41,42に挟持搬送されて、斜行検知センサ43,44に検知されたとき、用紙の斜行を修正できるように、その用紙を挟持している搬送ローラ48,49の挟持状態を解除させる必要がある。
実際に用紙の斜行を修正する速度比を決める場合、用紙がレジストセンサ46に到達する前に用紙の斜行修正が終了している必要がある。このため、所定の時間内に用紙の斜行修正と位置修正とが完了していなければならないという時間制限が生じる。その所定時間をT1とする。パルスモータの応答性、すべりやすいか否か等の用紙の種類等を考慮して修正スタートから終了までの時間をT2とする。時間T1,T2から、2つのスキューローラ41,42の速度差は、
ΔS=T1・S/T2
となる。修正制御回路105は、スキューローラ41,42にΔSだけの用紙搬送速度差が生じるようにパルスモータを回転制御する。
[制御回路の構成]
図8は、プリンタ13の制御回路を構成するブロック図であり、シート斜行修正搬送装置に関連する部分の制御ブロックを主体に示した制御回路のブロック図である。制御回路81は、画像メモリ82、画像処理CPU83、画像処理部84、レーザ駆動制御回路27、スキューローラ駆動回路86、CIS駆動回路87、修正制御回路105および本体制御CPU89を有している。
画像処理部84には、イメージスキャナあるいはパソコン(PC)から送られてくる画像データを記憶する画像メモリ82、およびこの画像メモリ82に記憶された画像データを処理する画像処理回路および画像処理CPU83が設けられている。
レーザ駆動制御回路27は、画像処理部84から出力されるビデオデータ信号を基に、レーザ素子202(図2参照)を駆動する信号を出力するようになっている。レーザ素子202への駆動信号の出力タイミングは、修正制御回路105からのタイミング信号に基づいて制御されるようになっている。
CIS駆動回路87は、修正制御回路105からのタイミング信号に基づき、CIS45のON/OFF制御や読み取ったアナログ信号をデジタル信号に変換する制御などを行うようになっている。
スキューローラ駆動回路86は、修正制御回路105で算出される斜行修正量に基づくスキューモータ制御信号に応じて不図示のモータを駆動するようになっている。このモータは、スキューローラ41,42を制御するようになっている。
[修正制御回路の構成]
図9は、修正制御回路105の構成を示すブロック図である。修正制御回路105は、斜行量算出部92、斜行修正量算出部93、スキューモータ制御部94および脱着モータ制御部95から成るアクティブ斜行制御系106と、横レジストずれ量算出部96、横レジスト修正量算出部97から成る横レジスト制御系107と、各種制御タイミングをコントロールするタイミングコントロール部98とを備えている。
アクティブ斜行制御系106の斜行量算出部92は、斜行検知センサ43,44からの斜行検知信号1,2の入力タイミングの差を検出するカウンタを有しており、カウント値に基づき用紙の斜行量を算出するようになっている。
斜行修正量算出部93には、斜行量に応じたスキューローラ制御量を表す修正テーブル値が予め記憶されており、修正テーブル値と斜行量とを照合することでスキューローラ41,42の制御ステップ数を決定することができるようになっている。スキューモータ制御部94は、斜行修正量算出部93で決定されたスキューローラ41,42の制御ステップ数に基づき、スキューローラ41,42を駆動するモータの制御信号を生成するようになっている。脱着モータ制御部95は、スキューモータ制御時に修正する用紙がスキューローラ41,42以外の搬送ローラ48,49で挟持されていると精度良く修正ができないため、対象とする搬送ローラ48,49の挟持圧を制御するためのモータを制御する信号を生成するようになっている。
横レジスト制御系107の横レジストずれ量算出部96では、CIS45の読み取り信号に基づく用紙の主走査端部位置と予め決められた用紙端部の基準位置とを比較し、搬送用紙の主走査端部(横端部)のずれ量を算出するようになっている。横レジスト修正量算出部97では、用紙の主走査端部のずれ量に基づき、レーザの主走査書き出しタイミングを調整する量を決定するようになっている。
タイミングコントロール部98は、スキューモータ制御タイミング、脱着モータ制御タイミングおよびレーザ書き出しタイミングを制御するようになっている。
(斜行検知シーケンス]
図10は修正制御回路105の動作を示すタイミングチャートである。シート斜行修正搬送装置300は、用紙が紙搬送パス47(図2参照)に沿ってスキューローラ41,42まで搬送され、斜行検知センサ43,44のどちらかが用紙の先端を検出するタイミング(タイミングa)で、斜行検知シーケンスに基づいた動作を開始する。以下、斜行検知センサ43が他方の斜行検知センサ44よりも先に用紙の先端を検出するという斜行状態を例にして、以下、シート斜行修正搬送装置300の修正動作を説明する。
斜行検知センサ43は、用紙の先端を検知すると、検知信号(タイミング信号)を斜行量算出部92に送る。斜行量算出部92内にあるカウンタ92aは、斜行検知センサ43からの検知信号に基づいて、一定周期のクロックの計測を開始する。その後、他方の斜行検知センサ44が、用紙の先端を検知すると、検知信号を斜行量算出部92に送る。斜行量算出部92内のカウンタ92aは、斜行検知センサ44からの検知信号に基づいて(タイミングb)、クロックの計測を停止して、カウンタ値を斜行量として斜行修正量算出部93に送る。
一方、CIS45は、用紙の横端位置を検知する。横レジストずれ量算出部96が、横レジストずれ量を算出し、横レジスト修正量算出部97が横レジスト修正量を算出する。
そして、斜行検知センサ44の検知信号(第2先端タイミング)がタイミングコントロール部98に入力されると、タイミングコントロール部98はある一定の遅れ時間後(タイミングc)に圧解除タイミング信号を脱着モータ制御部95に出力する。脱着モータ制御部95は、搬送ローラ48,49の用紙に対する圧接を解除させる。搬送ローラ48,49は、用紙に搬送力を加えないことになる。このため、用紙は、スキューローラ41,42によって搬送される。その後、脱着モータ制御部95は、スキューモータ制御部94へ斜行修正タイミング信号を出力する(タイミングd)。スキューモータ制御部94は、斜行補正量と、横レジスト補正量とに基づいて、スキューローラ41,42のシート搬送速度を制御して、用紙の斜行修正を行う。
スキューローラ41,42による用紙の斜行修正後に、センサ103が、用紙の後端の通過を検知すると(タイミングf)、所定の時間後に(タイミングg)、タイミングコントロール部98から加圧タイミング信号が脱着モータ制御部95に出力される。脱着モータ制御部95は、搬送ローラ48,49を用紙に接触させて加圧状態にする。搬送ローラ48,49は、用紙に搬送力を加えて用紙を搬送する。
そして、レジストセンサ46によって用紙が検知されると(タイミングe)、タイミングコントロール部98は垂直同期信号VSYNCをレーザ駆動制御回路27に出力し、レーザ駆動制御回路27は垂直同期信号VSYNCを基に、垂直余白を考慮してレーザ指示による副走査方向の書き出し位置を調整する。図11はレーザによる書き出し位置調整を示す図である。
[斜行修正、横端位置調整]
図12、図13は、シート斜行修正搬送装置300が、制御回路81(図8参照)の制御によって、スキューローラ41,42に用紙搬送速度差を持たせ、用紙を、増速斜行修正、減速斜行修正、増減速斜行修正をそれぞれ行った際の、用紙の斜行修正と横端位置変化の経緯を示す図である。なお、図12ないし図15において、符号Pcで示す部分は、CIS45によって用紙Pが検知される被検知部である。CIS45が被検知部Pcの位置を検知することによって、用紙Pの位置ずれを検知できるようになっている。
シート斜行修正搬送装置300の制御回路81(図8参照)は、図12(a)、図13(b)に示すように、用紙の搬送が遅れている側のスキューローラ42,41(図10参照)の用紙搬送速度を増速させて増速斜行修正をする増速制御を行うようになっている。また、制御回路81は、図12(b)、図13(a)に示すように、用紙の搬送が進んでいる側のスキューローラ41,42の用紙搬送速度を減速させて減速斜行修正をする減速制御も行うようになっている。さらに、制御回路81は、図12(c)、図13(c)に示すように、用紙の搬送が遅れている側のスキューローラ42,41の用紙搬送速度を増速させ、かつ用紙の搬送が進んでいる側のスキューローラ41,42の用紙搬送速度を減速させる増減速制御も行えるようになっている。
図12(a)は、用紙が基準位置GLより用紙搬送領域PA側に距離aだけずれて、かつ用紙Pの基準位置GLに近い側Paが遠い側Pbより搬送が遅れている場合を示している。この場合、制御回路81は、基準位置GLに近い方のスキューローラ42の増速制御を行う。すると、用紙は、斜行修正を行われない場合と比べて、基準位置GLに近い側Paが速く移動させられながら距離aだけシフトさせられて、斜行修正と位置修正が同時に行われ、基準位置GLを搬送されて行く。
図12(b)は、用紙が基準位置GLより用紙搬送領域PAの反対側に距離bだけずれて、かつ用紙Pの基準位置GLから遠い側Pbが近い側Paより搬送が進んでいる場合を示している。この場合、制御回路81は、基準位置GLから遠い側のスキューローラ41の減速制御を行う。すると、用紙は、斜行修正を行われない場合と比べて、基準位置GLから遠い側Pbが遅く移動させられながら距離bだけシフトさせられて、斜行修正と位置修正が同時に行われ、基準位置GLを搬送されて行く。
図12(c)は、用紙が基準位置GL上にいて、かつ用紙の基準位置GLに近い側Paの搬送が遅れて、かつ用紙の基準位置GLに遠い側Pbの搬送が進んでいる場合を示している。この場合、制御回路81は、遅れている側Paのスキューローラ42を増速させ、かつ進んでいる側Pbのスキューローラ41を減速させる増減速制御を行う。すると、用紙は、斜行修正を行わなれない場合と比べて、基準位置GLに近い側Pbが速く移動させられ、基準位置GLから遠い側Pbが遅く移動させられて、横端位置がほとんどずれることなく、斜行修正される。
図13(a)は、用紙が基準位置GLより用紙搬送領域PA側に距離aだけずれて、かつ用紙Pの基準位置GLに近い側Paが遠い側Pbより搬送が進んでいる場合を示している。この場合、制御回路81は、基準位置GLに近い方のスキューローラ42の減速制御を行う。すると、用紙は、斜行修正を行われない場合と比べて、基準位置GLに近い側Paが遅く移動させられながら距離aだけシフトさせられて、斜行修正と位置修正が同時に行われ、基準位置GLを搬送されて行く。
図13(b)は、用紙が基準位置GLより用紙搬送領域PAの反対側に距離bだけずれて、かつ用紙Pの基準位置GLから遠い側Pbが近い側Paより搬送が遅れている場合を示している。この場合、制御回路81は、基準位置GLから遠い側のスキューローラ41の増速制御を行う。すると、用紙は、斜行修正を行われない場合と比べて、基準位置GLから遠い側Pbが速く移動させられながら距離bだけシフトさせられて、斜行修正と位置修正が同時に行われ、基準位置GLを搬送されて行く。
図13(c)は、用紙が基準位置GL上にいて、かつ用紙の基準位置GLに遠い側Pbの搬送が遅れて、かつ用紙の基準位置GLに近い側Paの搬送が進んでいる場合を示している。この場合、制御回路81は、遅れている側Pbのスキューローラ42を増速させ、かつ進んでいる側Paのスキューローラ41を減速させる増減速制御を行う。すると、用紙は、斜行修正を行われない場合と比べて、基準位置GLに遠い側Pbが速く移動させられ、基準位置GLから近い側Paが遅く移動させられて、横端位置がほとんどずれることなく、斜行修正される。
図14に、斜行修正時間と横端シフト量の関係を示す。図14(a)に示すように、増速補正を例にとると、増速速度が遅い場合、つまり斜行修正に掛かる時間が長い場合は、基準位置GLに対してシフトする量がdとなる。しかし、図14(b)に示すように、増速速度が速い場合、つまり斜行修正に掛かる時間が短い場合は、基準位置GLに対してシフトする量がeとなる。つまり、斜行修正時間が長ければ長いほどシフト量が大きくなる。
以上の説明では、スキューローラ41,42の両方を同一方向に用紙搬送速度に差が生じるように回転させて、用紙の斜行修正と横端位置修正を行っているが、減速させる代わりに回転を停止させてもよい。また、スキューローラ41,42を互いに逆転させて、用紙搬送速度に差が生じるようにして、用紙の斜行修正と横端位置修正を行ってもよい。
以上のように、シート斜行修正搬送装置300は、斜行修正方法(増速、減速、増減速)と斜行修正時間を組み合わせることにより、斜行修正と横端位置修正とを行うことができる。
図15は、シート斜行修正搬送装置300の動作を説明するフローチャートである。斜行検知センサ43,44と側端検知センサ45とによって、斜行修正前の搬送されてきた用紙の斜行と、横端位置Pcのずれを検知する(S1)。修正制御回路105は、横端位置PcがPRより用紙搬送領域PA側にあるか、PLより用紙搬送領域PAの反対側にあるか、またはPRとPLの間にあるかを判断する(S2)。横端位置PcがPRとPLの間にある場合(S2)、横端位置をずらす必要は無いので、修正制御回路105は、増減速補正制御を選択する(S3)。PRとPLとの間での位置調整は、修正制御回路105は、増速速度、減速速度の速度比を微調することで調整する(S4)。横端位置PがPRより用紙搬送領域PA側にある場合(S5)、修正制御回路105は、用紙を搬送方向に対して左側(図中下方)にシフトさせたいので、図12(a)に示すように、増速補正制御を選択する(S6)。修正制御回路105は、横端シフト量は増速速度を微調することにより調整する(S7)。処理(S5)において(NO)の場合、横端位置がPLより用紙搬送領域PAの反対側にあることになり、用紙を搬送方向に対して右側(図中上方)にシフトさせ必要があるので、修正制御回路105は、図12(b)に示すように、減速補正制御を選択する(S8)。横端シフト量は減速速度を微調することにより調整する(S9)。
なお、以上説明した、シート斜行修正搬送装置は、スキューローラを2つ備えているが、3つ以上備えていても良い。また、スキューローラは、用紙搬送方向に対して交差する方向に一直線状に配列されているが、用紙搬送方向に位置がずれていてもよい。また、スキューローラの代わりに循環するベルトを使用してもよい。
本発明の実施形態のシート斜行修正搬送装置を備えた画像形成装置の概略正面断面図である。 画像形成装置の感光ドラムの上流側に組み込まれたシート斜行修正搬送装置の概略図である。(a)は正面図である。(b)は、紙送りタイミングと画像形成タイミングとの関係を説明するための図である。 側端検知センサの用紙検知面の図である。 用紙の先端斜行量を算出する手順を説明するための図である。 用紙の先端斜行量を算出する手順を説明するための図である。 用紙の先端斜行量を算出する手順を説明するための図である。 用紙の先端斜行量を算出する手順を説明するための図である。 プリンタの制御回路を構成するブロック図であり、シート斜行修正搬送装置に関連する部分の制御ブロックを主体に示した制御回路のブロック図である。 修正制御回路の構成を示すブロック図である。 修正制御回路の動作を示すタイミングチャートである。 レーザによる書き出し位置調整を示す図である。 シート斜行修正搬送装置が、制御回路の制御によって、スキューローラに用紙搬送速度差を持たせ、用紙を、増速斜行修正、減速斜行修正、増減速斜行修正をそれぞれ行った際の、用紙の斜行修正と横端位置変化の経緯を示す図である。 シート斜行修正搬送装置が、制御回路の制御によって、スキューローラに用紙搬送速度差を持たせ、用紙を、増速斜行修正、減速斜行修正、増減速斜行修正をそれぞれ行った際の、用紙の斜行修正と横端位置変化の経緯を示す図である。 修正時間が異なる場合の横端位置の違いを示す図である。 シート斜行修正搬送装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
P 用紙(シート)
Pa 用紙の基準位置に近い側
Pb 用紙の基準位置から遠い側
Pc 用紙の被検知部
PA 用紙搬送領域
10 画像形成装置
10A 画像形成装置本体
12 原稿給送装置
13 プリンタ
41,42 スキューローラ(回転体)
43,44 斜行検知センサ(斜行検知手段)
45 側端検知センサ(CIS)(側端ずれ検知手段)
46 レジストセンサ
47 紙搬送パス
53 斜行修正部(斜行修正手段)
54 画像形成部(画像形成手段)
81 制御回路(制御手段)
86 スキューローラ駆動回路
87 CIS駆動回路
92 斜行量算出部
92a カウンタ
93 斜行修正量算出部
94 スキューモータ制御部
95 脱着モータ制御部
96 横レジストずれ量算出部
97 横レジスト修正量算出部
98 タイミングコントロール部
105 修正制御回路
140 折り装置
150 フィニッシャ
190 インサータ
300 シート斜行修正搬送装置

Claims (4)

  1. 搬送されるシートの斜行を検知する斜行検知手段と、
    前記シートの搬送方向に対して交差する方向に配設された複数の回転体のシート搬送速度差によって前記シートを搬送しながら前記シートの斜行を修正する斜行修正手段と、
    前記シートの搬送方向に沿った側端を前記交差する方向に基準位置からの前記シートのずれを検知する側端ずれ検知手段と、
    前記斜行検知手段と前記側端ずれ検知手段とからの検知情報によって斜行量とずれ量とを求めて、前記斜行量とずれ量に基づいて前記複数の回転体のシート搬送速度を個々に制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段が、
    前記シートの搬送が遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させる増速制御と、
    前記シートの搬送が進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる減速制御と、
    前記シートの搬送が遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させ、かつ前記シートの搬送が進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる増減速制御とを選択的に行うことが可能であることを特徴とするシート斜行修正搬送装置。
  2. 前記制御手段が、
    前記シートが前記基準位置よりシート搬送領域側に位置がずれて、かつ前記シートの基準位置に近い側が遠い側より搬送が遅れているとき、前記遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させる増速制御と、
    前記シートが前記基準位置に対してシート搬送領域の反対側に位置がずれて、かつ前記シートの基準位置から遠い側が近い側より搬送が進んでいるとき、前記進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる減速制御と、
    前記シートが前記基準位置上にいて、かつ前記シートの基準位置に近い側の搬送が遅れて、前記基準位置から遠い側の搬送が進んでいるとき、遅れている側の回転体を増速させ、かつ進んでいる側の回転体を減速させる増減速制御と、
    前記シートが前記基準位置よりシート搬送領域側に位置がずれて、かつ前記シートの基準位置に近い側が遠い側より搬送が進んでいるとき、前記進んでいる側の回転体のシート搬送速度を減速させる減速制御と、
    前記シートが前記基準位置に対してシート搬送領域の反対側に位置がずれて、かつ前記シートの基準位置から遠い側が近い側より搬送が遅れているとき、前記遅れている側の回転体のシート搬送速度を増速させる増速制御と、
    前記シートが前記基準位置上にいて、かつ前記基準位置から遠い側の搬送が遅れて、かつ前記シートの基準位置に近い側の搬送が進んでいるとき、遅れている側の回転体を増速させ、かつ進んでいる側の回転体を減速させる増減速制御と、
    を前記斜行量と前記ずれ量とに基づいて選択的に行うことが可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート斜行修正搬送装置。
  3. 前記斜行検知手段が、前記シートの先端を検知する前記シートの搬送方向に対して交差する方向に配設された複数のセンサを有していることを特徴とする請求項1に記載のシート斜行修正搬送装置。
  4. シートの搬送中、斜行したシートを真っ直ぐに修正するシート斜行修正搬送装置と、
    前記シート斜行修正搬送装置によって搬送されてくる前記シートに画像を形成する画像形成手段と、を備え、
    前記シート斜行修正搬送装置が、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート斜行修正搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
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