JP2004025579A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙厚に影響を受けずに主走査方向通過位置を検知し、主走査方向通過位置に応じて画像形成位置を決定して安定した画像形成を実現する。
【解決手段】像担持体上へ画像を書き込む書込手段130と、転写紙の主走査方向の通過位置を検知する密着型ラインセンサ220と、密着型ラインセンサの駆動クロックに同期して出力されるセンサ出力を保持するサンプルホールド手段230と、サンプルホールド手段での保持結果を所定の値と比較するコンパレータ240と、密着型ラインセンサの駆動クロックをコンパレータの出力変化点まで計数するカウンタ250と、密着型ラインセンサの上流側で転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサ260と、検知された紙厚によりカウンタでの計数結果を補正することにより、転写紙の主走査方向の通過位置情報を算出して書込手段による転写紙への書き込み位置を制御する制御手段110と、を備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、特に、転写紙の主走査方向の通過位置に応じて最適な画像形成を実現できる制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10はレーザプリンタ等の画像形成装置の概略構成を示す平面図である。この図10において、1は感光体ドラム、3は書き込み信号に応じたレーザ光を発生する半導体レーザ、4はレーザ光を偏向走査するポリゴンミラー、10aおよび10bは転写紙である。
【0003】
ここで、感光体ドラム1は一定速度で回転しており、この感光体ドラム1の表面にレーザ光によって静電潜像が形成される。この静電潜像は、図示されていない現像器によりトナー像として顕像化され、同じく図示されていない転写器によりトナー像が転写紙に転写される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種の画像形成装置では、転写紙が全く同じ通過位置で搬送されてくれば、転写紙内に同一の画像を形成することができる。しかし、給紙カセットから感光体ドラムに至るまでの搬送経路中で発生する各種のすべりや紙曲がりにより若干の位置ずれが発生する。
【0005】
このようなすべりや紙曲がりが生じた場合、搬送方向については、転写直前のレジストローラによって位置あわせが可能である。
しかし、搬送方向と直交する方向(主走査方向)のすべりや紙曲がりについては、位置ずれを検出し、レーザ光の走査位置を変える必要が生じる。図10に示す例の、転写紙10aでは所定の位置からの距離がXであったものが、転写紙10bではX’になっている様子を模式的に示している。
【0006】
このような搬送方向と直交する方向の転写紙のずれに関し、従来は搬送ローラを軸方向に揺動させて補正を行うようにしていたが、十分な精度が得られていなかった。
【0007】
また、特許第2550558号公報では、転写紙の理想的な基準位置との相対的なずれを検出し、そのずれに応じて画像形成の位置を補正する画像形成装置が示されている。なお、この特許公報に示されている画像形成装置では、複数個の受光素子で転写紙の位置ずれを検出し、その受光素子からの複数の検出結果をROMに接続し、このROMでずれ量に変換するようにしている。
【0008】
また、転写紙の位置を基準値からの相対的なずれとして検出しているため、転写紙のサイズが変更された場合には対処できないか、処理が極めて面倒になるという不具合もある。
【0009】
また、本件出願の発明者が実験により確認した結果、転写紙の位置ずれを検知するためのセンサとして密着型ラインセンサを用いた場合であっても、転写紙の厚みの違いによって、主走査方向通過位置検知ずれが発生するという新たな問題が見いだされた。すなわち、この主走査方向通過位置検知ずれが発生することによって、転写紙のずれ補正が正確に行えないことが確認された。
【0010】
従って、本発明の目的は、紙厚に影響を受けずに主走査方向通過位置を正確に検知し、主走査方向通過位置に応じて画像形成位置を決定して安定した画像形成を実現できる画像形成装置を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決する本願発明は以下に述べるようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、画像データを像担持体上へ画像として書き込む書込手段と、転写紙の主走査方向の通過位置を検知するクロック動作型の密着型ラインセンサと、前記密着型ラインセンサの駆動クロックに同期して出力されるセンサ出力を保持するサンプルホールド手段と、前記サンプルホールド手段での保持結果を所定の値と比較するコンパレータと、前記密着型ラインセンサの駆動クロックを前記コンパレータの出力変化点まで計数するカウンタと、前記密着型ラインセンサの上流側に配置されており、転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサと、前記紙種検知センサで検知された紙厚により前記カウンタでの計数結果を補正することにより、転写紙の主走査方向の通過位置情報を算出し、該通過位置情報に基づき前記書込手段による転写紙への書き込み位置を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0012】
この発明では、密着型ラインセンサのセンサ出力をサンプルホールド回路で保持し、所定値とコンパレータで比較することにより安定した紙端位置信号を得ることができ、また、コンパレータの出力変化点で駆動クロックの計数を停止させるようにしているので、転写紙が実際に通過している状態を正確に検知でき、さらに、紙種検知センサで検知された紙厚により前記カウンタでの計数結果を補正することにより、紙厚に影響を受けずに主走査方向通過位置を正確に検知できる。この結果、転写紙の主走査方向通過位置を正確に検知でき、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0013】
(2)請求項2記載の発明は、画像データを像担持体上へ画像として書き込む書込手段と、転写紙の主走査方向の通過位置を検知するクロック動作型の密着型ラインセンサと、前記密着型ラインセンサの駆動クロックに同期して出力されるセンサ出力を保持するサンプルホールド手段と、前記サンプルホールド手段での保持結果を所定の値と比較するコンパレータと、前記密着型ラインセンサの駆動クロックを前記コンパレータの出力変化点まで計数するカウンタと、前記密着型ラインセンサの上流側に配置されており、転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサと、転写紙の紙厚と密着型ラインセンサの検知誤差との関係が蓄積された記憶手段と、前記カウンタでの計数結果から転写紙の主走査方向の通過位置情報を算出し、該通過位置情報に基づき前記書込手段による転写紙への書き込み位置を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記記憶手段を参照して前記紙厚から前記密着型ラインセンサでの検知誤差を求め、該検知誤差により前記通過位置情報を補正して書き込み位置を制御する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0014】
この発明では、密着型ラインセンサのセンサ出力をサンプルホールド回路で保持し、所定値とコンパレータで比較することにより安定した紙端位置信号を得ることができ、また、コンパレータの出力変化点で駆動クロックの計数を停止させるようにしているので、転写紙が実際に通過している状態を正確に検知でき、さらに、記憶手段を参照して紙厚に応じた検知誤差を求め、該検知誤差で通過位置情報を補正することにより、紙厚に影響を受けずに主走査方向通過位置を正確に検知できる。この結果、転写紙の主走査方向通過位置を正確に検知でき、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0015】
(3)請求項3記載の発明は、紙種を入力する操作入力部を備え、前記制御手段は、前記操作入力部から入力された紙種の情報を参照し、転写紙への書き込み位置を制御する、ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像形成装置である。
【0016】
この発明では、上記(1)、(2)での効果に加え、操作入力部からの情報も用いることができるため、さらに正確に、紙厚に影響を受けずに主走査方向通過位置を検知できるようになる。この結果、転写紙の主走査方向通過位置を正確に検知でき、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態の画像形成装置の電気的構成例を示すブロック図、図2は本発明の実施の形態の画像形成装置の主要部分の詳細な電気的構成例を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的構成を示す側断面図で、図4および図5はセンサの配置の様子を示す説明図である。
【0018】
まず、図3を参照して画像形成装置の全体について説明する。なお、この実施の形態例では、画像形成装置として複写機を用いて説明を行う。
この図3において、原稿の両面給送が可能なADF10の原稿載置部11には、原稿第1頁の表面を上にした状態の原稿dが複数枚載置されている。ローラ12a、ローラ12bを介して繰り出された原稿の1枚目はローラ13を介して回転搬送される。
【0019】
つぎに、光源23により原稿dの原稿面が照射され、その反射光がミラー24,25,26を介して結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD28の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー24,25,26、結像光学系27及びCCD28を有する光学系、並びに、図示されていない光学系駆動手段とで画像読み取り部20を構成している。
【0020】
この図3において、原稿dがプラテンガラス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された場合には、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して読み取りを行う。
【0021】
また、原稿dが自動給紙されてローラ13の周囲を回る場合には、第2のプラテンガラス22下に光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを行う。そして、読み取られた原稿dの画像データは、CCD28から図示しない画像処理部120に送られる。
【0022】
なお、原稿dがADF10により自動給送される場合には、原稿dの1ページ目が読み取られると、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み取り部20で読み取られ、画像処理部120に送られる。
【0023】
このようにして、表面と裏面との画像が読み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転されて、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されていく。
このようにして画像読み取り部20で読み取られた画像データは、画像処理部120で所定の画像処理が行なわれた後、圧縮されて画像メモリに記憶される。
【0024】
一方、転写紙が積載されている給紙カセット30から、搬送ローラ181により転写紙pが繰り出され、画像形成部50に給送される。また、手差しトレイ31からは搬送ローラ183により転写紙pが繰り出され、画像形成部50に給送される。
【0025】
そして、画像形成部50に給送される転写紙pは、その入口付近のレジストローラ185で同期がとられた後、像担持体となる感光体ドラム51に近接する。すなわち、給紙カセット30からレジストローラ185に至る第1の搬送経路と、手差しトレイ31からレジストローラ185に至る第2の搬送経路とが設けられている。
【0026】
さらに、レジストローラ185で同期がとられた転写紙pは、先端検知センサ190でその先端が検知されると共に、密着型ラインセンサで構成された位置検知センサ220によって主走査方向の通過位置が検知される。
【0027】
また、位置検知センサ220の上流側には転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサ260が配置されている。この紙種検知センサ260は位置検知センサ220の上流側であればよいが、この実施の形態例ではレジストローラ185の上流側に配置された様子の一例を示している。
【0028】
なお、この位置検知センサ220を用いた転写紙の通過位置の検知、および、紙種検知センサ260による転写紙の紙厚の検知、ならびに、紙厚に応じた転写紙通過検知誤差の算出については後に詳しく説明する。
【0029】
画像処理部から画像書き込み部40に画像データが入力され、画像書込み部40内のレーザダイオードから画像データに応じたレーザ光を感光体ドラム51上に照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像を現像部53で現像することで、感光体ドラム51上にトナー像を形成する。
【0030】
このトナー像は感光体ドラム51の下部の転写部54により転写紙pに転写される。そして、感光体ドラム51に当接されている転写紙pは分離部55により分離される。感光体ドラム51から分離された転写紙pは搬送機構58を介して定着部59に入り、トナー像が熱と圧力とにより定着される。このようにして、転写紙pに画像が形成される。
【0031】
なお、両面画像形成の際の反転再給紙の必要がある場合には、トナー像が定着された転写紙pは、ガイド61を介して下方に搬送され、反転部63に入る。次に、反転部63に入っている転写紙pは、反転ローラにより再度繰り出され、反転搬送路64を経由して再度画像形成部50に送られる。前記原稿dの片面の画像形成が終了した画像形成部50では、感光体ドラム51に付着したトナーがクリーニング部56で除去され、次の画像形成に備えている。
【0032】
この状態で転写紙pのもう一方の面(未だ画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入され、画像が形成される。分離部55で感光体ドラム51から分離された転写紙pは搬送機構58を介して再度定着部59に入って定着される。このようにして、裏面と表面との画像形成が完了した転写紙p、または、一方の面の画像形成が完了した転写紙pは機外に排出される。
【0033】
ここで、図1と図2とを参照して、転写紙の通過位置の検知、および、紙厚による転写紙通過位置の誤差補正により書き込み位置を正確に決定して安定した画像形成を実現できる本実施の形態例の画像形成装置について説明する。
【0034】
この図1と図2において、110は画像形成装置各部を制御すると共に、本実施の形態例における転写紙pの通過位置検知および書き込み位置の決定の制御を行うためにCPUなどで構成された制御手段である。120は制御手段110で決定された書き込み位置の情報を受けて主走査方向に書き込み位置を変位させる制御を行う画像処理部である。130は画像処理部120での処理結果を受けて、感光体ドラム51に対してレーザビームによる画像の書き込みを行う書き込み部である。なお、制御手段110、画像処理部120および書き込み部130からなる処理部100は、メインの回路基板上に配置されている。また、140はユーザからの操作入力がなされ、装置の状態を表示する操作表示部である。
【0035】
また、210は位置検知センサを駆動するためのセンサ駆動クロックを生成するセンサ駆動クロック発生部であり、このセンサ駆動クロックで位置検知センサの駆動と転写紙の通過位置の計測とを行うように構成している。220は前記センサ駆動クロックにより駆動される密着型ラインセンサで構成された位置検知センサであり、発光部となるLED光源220aと、受光部となるラインセンサ220bとから構成されている。
【0036】
このLED光源220aは赤色LEDを用いると、応答性が良くなり望ましい。また、受光部220bはファクシミリ装置の読み取りセンサを用いることが可能である。なお、LED光源220aと受光部220bとは、1対1に発光素子と受光素子とが対応していなくともよい。
【0037】
なお、位置検知センサ220で主走査方向通過位置を検知する転写紙が白地あるいは淡い着色紙(光学濃度OD=0.045〜0.45)である場合、該位置センサ220の検知領域近傍で転写紙を搬送するガイド板58aは黒地(光学濃度=1.2以上)であることが好ましい。
【0038】
230は位置検知センサ220の出力をセンサ駆動クロックに同期してサンプルおよびホールドするサンプルホールド回路である。240はサンプルホールド回路230のホールド結果を所定の値(転写紙検出レベル)と比較するコンパレータである。250はコンパレータ240の出力が所定の状態にあるときのセンサ駆動クロックを計数するカウンタである。260は転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサである。
【0039】
なお、270はカウンタ250の計数結果、紙種検知センサ260の検知結果、先端検知センサ190の検知結果などを所定のシリアルデータに変換してシリアル通信により制御部110に向けて転送するシリアル送信ポートである。
【0040】
なお、以上のセンサ駆動クロック発生部210、サンプルホールド回路230、コンパレータ240、カウンタ250、紙種検知センサ260、およびシリアル送信ポート270については、位置検知センサ220の近傍に配置されている。なお、これらをまとめて、端部位置検出手段200と呼ぶことにする。
【0041】
また、320はレジストローラ185を駆動するための駆動源(駆動モータ)であり、制御手段110からの駆動モータON/OFF信号により制御されるものである。330はモータ320の回転力を、制御手段110からのレジストローラON信号に従ってレジストローラ185に伝達する伝達機構としてのクラッチである。
【0042】
なお、感光体ドラム51、レジストローラ185、先端検知センサ190、位置検知センサ220、および紙種検知センサ260の配置の様子を斜視図で示せば、その位置関係は図4および図5に示すようになる。
【0043】
なお、先端検知センサ190、位置検知センサ220、紙種検知センサ260は転写紙pの同じ側にあってもよいし、いずれかのセンサが転写紙pを挟むように両側に配置されていてもよい。
【0044】
また、紙種検知センサ260は転写紙pの厚みを検知できる各種のセンサを用いることができる。たとえば、図1にあるように転写紙pを挟むローラの変位量を機械的に検知するセンサを用いることができる。また、図4のように転写紙pの両側にセンサを設け、2つのセンサ間の空気と転写紙pの割合の変化によって生じる透磁率の変化を電気的に検知することもできる。
【0045】
図6は本実施の形態例の動作状態を示すタイムチャート、図7は更に詳細な状態を示したタイムチャートである。
なお、ここでは、図1のブロック図と図6のタイムチャートとを主に参照して動作説明を行う。なお、この図6はLレベルがアクティブな状態になるものとして示している。
【0046】
まず、画像形成の開始に伴い、駆動モータ320を駆動させるために駆動モータON/OFF信号が制御手段110によってON状態にされる(図6(a)▲1▼)。
【0047】
そして、その後に転写紙pが搬送されてレジストローラ185に突き当てられて停止した後に所定のタイミングで、レジストローラ185を回転開始させるようにレジストローラON/OFF信号がON状態になって(図6(b)▲2▼)、クラッチ330に駆動力が供給される。これにより、転写紙pが感光体ドラム51に向かって搬送され始める。
【0048】
なお、このレジストローラON/OFF信号のONにより、LED光源220aも発光を開始するように駆動される。また、このレジストローラON/OFF信号のONにより、センサ駆動クロック発生部210がセンサ駆動クロックを発生し始める(図6(c)▲3▼)。
【0049】
そして、転写紙pがレジストローラ185の駆動により搬送されて先端検知センサ190に検知される(図6(d)▲4▼)。
また、この先端検知センサ190とはほぼ同位相となる位置に配置された位置検知センサ220で、転写紙pの主走査方向の通過位置を絶対位置として検知する。この場合、転写紙pの主走査方向の端部の位置まで、LED光源220aからの照射光が転写紙pで反射されて受光部220bで検出される。
【0050】
従って、サンプルホールド回路230でサンプルとホールドされた出力がコンパレータ240で所定の値と比較されて得られるコンパレータ出力パルス(図6(e))の変化点(図6(e)ではLのHへの変化点)が、転写紙pの主走査方向の端部の位置を示している。そこで、このコンパレータ出力パルスのパルス幅を、カウンタ250で駆動クロックを用いて計数することで、転写紙サイズや転写紙の通過位置を含めた状態の転写紙pの位置が求まる。
【0051】
なお、実際には、先端検知センサ190が転写紙pを検知してから所定時間後のコンパレータ出力パルス(図6(e)▲5▼)をカウンタ250で計数する。
ところで、本件出願の発明者が実験により確認した結果、転写紙の位置ずれを検知するためのセンサとして比較的精度が高いとされている高い密着型ラインセンサを位置検知センサ220として用いた場合であっても、薄紙、普通紙、厚紙などの転写紙の厚みの違いによって、主走査方向通過位置検知ずれが発生するという新たな問題が見いだされた。すなわち、図8では紙面垂直方向が主走査方向であって、主走査方向通過位置を検知しようとしている場合、多用される普通紙(図8▲1▼(実線))に焦点を合わせて検知を行っており、薄紙(図8▲2▼(破線))や厚紙(図8▲3▼(2点鎖線))では焦点位置や光路長が変化する関係で主走査方向通過位置検知ずれが発生する。
【0052】
なお、この主走査方向通過位置検知ずれに関しては、使用する位置検知センサ220、使用する紙種、搬送経路の形状などによって一律ではないが、同一装置内においては紙圧によって変化することが見いだされた。また、この図8では、3段階の紙厚の例を示したが、これに限定されるものではない。紙厚が2段階の場合や、4段階以上に細かく存在する場合もありうる。
【0053】
そこで、この実施の形態例では、この転写紙pの端部の位置を示すカウンタ250の計数結果と先端検知センサ190の検知結果だけではなく、転写紙pの紙厚を示す紙種検知検知結果も合わせてシリアル送信ポート270がシリアル通信により制御手段110に向けて送信する。
【0054】
このシリアル通信によるデータを受けた制御手段110は、補正前の転写紙pの端部の位置を示すカウンタ250の計数結果と、転写紙pの紙厚を示す紙種検知検知結果とを、分離・抽出する。
【0055】
なお、本実施の形態例では、制御手段110内の不揮発性メモリエリアあるいは図示されていない不揮発性メモリに、上述した転写紙の紙厚と位置検知センサ220の検知誤差との関係を蓄積しておく。
【0056】
そして、制御手段110は、紙種検知センサ260で検知された紙厚に応じた検知誤差を不揮発性メモリから読み出し、カウンタ250での計数結果(補正前の通過位置情報)を補正することにより、正確な転写紙の主走査方向の通過位置情報を算出する。
【0057】
そして、画像処理部120に対して画像を主走査方向にシフトさせる指示データを与える。この指示データにより、画像処理部120は必要な量だけ画像データを主走査方向にシフトさせて、書き込み部130に画像データを供給する。
【0058】
なお、このように画像データをシフトさせることについては、図9に示すように、画像メモリの主走査方向画像書き込み領域内で実際に画像データをライトする領域をずらすことで対処できる。この場合、ライトアドレスを必要なシフト量に応じてずらすことで対処可能であり、リードには変更が不要であって迅速な処理が可能になる。
【0059】
すなわち、この実施の形態例では、密着型ラインセンサで構成された位置検知センサ220のセンサ出力をサンプルホールド回路230で保持し、所定値とコンパレータ240で比較することにより安定した紙端位置信号を得ることができ、また、コンパレータ240の出力変化点で駆動クロックの計数を停止させるようにしているので、転写紙が実際に通過している状態を正確に検知でき、さらに、紙種検知センサ260で検知された紙厚によりカウンタ250での計数結果を補正することにより、紙厚に影響を受けずに通紙位置を正確に検知できる。この結果、転写紙の主走査方向通過位置を正確に検知でき、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0060】
また、制御手段110は所定の紙種情報入力画面を操作表示部140に表示して、ユーザから操作表示部140を介して紙厚を含めた紙種情報を受け付けるようにしておいてもよい。そして、紙種検知センサ260の代わりに、あるいは、紙種検知センサ260と併用して、操作表示部140から入力された紙厚のデータを用いて、上述した主走査方向通過位置の補正を行うようにしてもよい。
【0061】
この場合、操作表示部140から入力された紙メーカー名や紙型番を参照して、不揮発性メモリなどに予め蓄積されている紙厚のデータを参照して上述した主走査方向通過位置の補正を行うようにしてもよい。また、操作表示部140から入力された紙メーカー名や紙型番を参照して、制御手段110がネットワーク接続を行い、インターネット経由で紙メーカーから紙厚のデータを得て、上述した主走査方向通過位置の補正を行うようにしてもよい。
【0062】
このように操作表示部140から入力データを用いる実施の形態例では、操作入力部からの情報も用いることができるため、さらに正確に、紙厚に影響を受けずに通紙位置を検知できるようになる。この結果、転写紙の主走査方向の位置を正確に検知でき、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0063】
なお、このように操作表示部140から入力データを用いる場合には、紙種検知センサ260を省略することも可能である。
また、以上説明した実施の形態例の画像形成装置では、以下のように構成しておくことも望ましい。
【0064】
以上の実施の形態例において、密着型ラインセンサの検出分解能を0.25mm以上することで、100ドット/25.4mm程度の精度が得られるようになり、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0065】
なお、以上の実施の形態例において、密着型ラインセンサの検出分解能を、書き込み分解能の整数倍または整数倍の逆数とすることで、書き込み分解能に比例した精度が得られるようになり、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0066】
なお、以上の実施の形態例において、位置検知センサ220をレジストローラ185の下流側に配置することで、紙曲がりが補正されており、最終的な転写紙pの通過位置に対応して正確な書き込み位置の決定ができ、正確かつ安定した画像形成を行うことができる。
【0067】
なお、以上の実施の形態例において、密着型ラインセンサのLED光源220aの点灯をレジストローラ185の駆動と同期させることで、無駄のない状態で転写紙pの通過位置を検出でき、正確な書き込み位置の決定ができ、正確かつ安定した画像形成を行うことができる。
【0068】
なお、以上の実施の形態例において、密着型ラインセンサのLED光源220aの点灯をレジストローラ185の駆動中に出力するようにしたクロックを用いて駆動させてることで、不必要なクロックを発生することなく、安定した画像形成を行うことができる。
【0069】
なお、以上の実施の形態例において、最大サイズの転写紙pの一端と最小サイズの転写紙pとの一端とを少なくともカバーする範囲の密着型ラインセンサを用いる(図4および図5参照)ことで、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。また、転写紙pのサイズが一定であるような場合には、通過位置の最大予想量にあわせて密着型ラインセンサを配置してもよい。なお、図5に示した例では、Xが通過位置情報に相当する。
【0070】
なお、以上の実施の形態例において、転写紙pの先端が検知された後の所定のタイミングで転写紙pの通過位置を検知することで、転写紙pが実際に通過している状態の位置を正確に検知でき、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0071】
なお、以上の実施の形態例において、センサ出力をサンプルホールドしてから所定の値と比較して、転写紙の紙端位置を検出することで、転写紙pが実際に通過している状態の位置を正確に検知でき、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0072】
なお、以上の実施の形態例において、コンパレータ240の出力変化点で駆動クロックの計数を停止させることで、転写紙pの実際に通過している状態の位置を正確に検知でき、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0073】
なお、以上の実施の形態例において、転写紙pの通過位置を検出するためのカウンタ250などを位置検知センサ220の近傍に配置することで、ノイズの発生可能性のある配線は極力短くなる。そして、検出結果であるコンパレータ240の出力をシリアル通信により転送することで、配線数が少なくてもデータ転送でき、配線が長くなる部分ではノイズ発生可能性を小さくすることができる。
【0074】
なお、以上の実施の形態例において、転写紙pの通過位置のデータを所定の値と比較することで、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0075】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明では、位置検知センサにより転写紙の主走査方向通過位置を絶対位置として検知し、さらに紙種検知センサによって検出した紙厚によって主走査方向通過位置の補正を行い、補正された主走査方向通過位置に基づき書き込み位置を決定するようにしているため、転写紙の通過位置,サイズ,紙厚にかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像形成装置の電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の画像形成装置の主要部分の詳細な電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的な構成を示す構成図である。
【図4】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的な主要部の配置を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的な主要部の配置を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作時の信号波形のパターンを示すタイムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作時の信号波形のパターンを示すタイムチャートである。
【図8】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作説明のための説明図である。
【図9】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作時のメモリの様子を示す説明図である。
【図10】従来の画像形成装置の動作時の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
51 感光体ドラム
100 処理部
110 制御手段
120 画像処理部
130 書き込み部
185 レジストローラ
190 先端検知センサ
200 端部位置検出手段
210 センサ駆動クロック発生部
220 位置検知センサ
230 サンプルホールド回路
240 コンパレータ
250 カウンタ
260 紙種検知センサ
270 シリアル送信ポート
320 駆動モータ
330 クラッチ

Claims (3)

  1. 画像データを像担持体上へ画像として書き込む書込手段と、転写紙の主走査方向の通過位置を検知するクロック動作型の密着型ラインセンサと、
    前記密着型ラインセンサの駆動クロックに同期して出力されるセンサ出力を保持するサンプルホールド手段と、
    前記サンプルホールド手段での保持結果を所定の値と比較するコンパレータと、
    前記密着型ラインセンサの駆動クロックを前記コンパレータの出力変化点まで計数するカウンタと、
    前記密着型ラインセンサの上流側に配置されており、転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサと、
    前記紙種検知センサで検知された紙厚により前記カウンタでの計数結果を補正することにより、転写紙の主走査方向の通過位置情報を算出し、該通過位置情報に基づき前記書込手段による転写紙への書き込み位置を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像データを像担持体上へ画像として書き込む書込手段と、転写紙の主走査方向の通過位置を検知するクロック動作型の密着型ラインセンサと、
    前記密着型ラインセンサの駆動クロックに同期して出力されるセンサ出力を保持するサンプルホールド手段と、
    前記サンプルホールド手段での保持結果を所定の値と比較するコンパレータと、
    前記密着型ラインセンサの駆動クロックを前記コンパレータの出力変化点まで計数するカウンタと、
    前記密着型ラインセンサの上流側に配置されており、転写紙の紙厚を検知する紙種検知センサと、
    転写紙の紙厚と密着型ラインセンサの検知誤差との関係が蓄積された記憶手段と、
    前記カウンタでの計数結果から転写紙の主走査方向の通過位置情報を算出し、該通過位置情報に基づき前記書込手段による転写紙への書き込み位置を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段を参照して前記紙厚から前記密着型ラインセンサでの検知誤差を求め、該検知誤差により前記通過位置情報を補正して書き込み位置を制御する、ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 紙種を入力する操作入力部を備え、
    前記制御手段は、前記操作入力部から入力された紙種の情報を参照し、転写紙への書き込み位置を制御する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
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