JP2010143732A - 原稿搬送装置、画像形成装置、原稿搬送方法、および原稿搬送プログラム - Google Patents

原稿搬送装置、画像形成装置、原稿搬送方法、および原稿搬送プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】少ないセンサを効率的に利用することによって異常な原稿の搬送を検知することが可能な原稿搬送装置を提供する。
【解決手段】原稿搬送装置10は、原稿81を搬送する搬送ローラ25と、原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、原稿によって回転される第1および第2のアーム281L,281Rと、第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサ28と、センサからの検知結果に基づいて原稿の搬送が異常であるか否かを判断する判断手段102と、判断手段が原稿の搬送が異常であると判断した場合に、搬送ローラを停止させる搬送制御手段103とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、綴じ具によって綴じられた原稿あるいはスキューされた原稿を検知することによって異常な原稿の搬送を防ぐことが可能な原稿搬送装置、画像形成装置、原稿搬送方法、および原稿搬送プログラムに関し、特に少ないセンサを効率的に利用することによって異常な原稿の搬送を検知することが可能な原稿搬送装置、画像形成装置、原稿搬送方法、および原稿搬送プログラムに関する。
従来から、原稿に印刷されている画像を読み取ることによって、当該画像を転写紙に複写したり、当該画像を示す画像データを取得したりする画像形成装置が知られている。そのような、画像形成装置のなかには、重ねられた複数の原稿を自動で読み取る原稿搬送装置を搭載するものがある。
しかしながら、画像形成装置が綴じ具によって綴じられた原稿を読み取ると、当該原稿を破損させる虞がある。また、画像形成装置が正常な搬送方向から傾いた状態の(スキューされた)原稿を搬送すると、当該原稿の画像を傾いた状態で読み取ってしまう、すなわち傾いた画像を形成する虞がある。
そこで、原稿の搬送が異常であることを検知するための技術が知られている。たとえば、特開2006−298579号公報(特許文献1)には、自動原稿搬送装置が開示されている。特開2006−298579号公報(特許文献1)によると、自動原稿搬送装置は、原稿台と、原稿の1枚目を取り出す紙送りローラと、原稿の搬送方向の左右両側に原稿の搬送方向に沿って配置された複数個ずつのセンサからなる左右のセンサ群と、センサ群を構成する各センサが原稿を検知した時間を計測する計測手段と、計測手段が計測した時間から、搬送された原稿が綴じ原稿かどうかを判別する原稿判別手段と、原稿判別手段が綴じ原稿を判別した場合に、紙送りローラを停止する駆動制御手段とを有する。原稿判別手段は、センサ群の隣接するセンサ間を通過する時間を比較し、左右の時間の差が所定の範囲外にあれば綴じ原稿と判別する。
また、スキュー補正をした上で画像形成を行う技術も知られている。たとえば、特開2005−96911号公報(特許文献2)には、画像形成装置が開示されている。特開2005−96911号公報(特許文献2)によると、給紙カセットから給紙される記録シートを画像形成部へと搬送する第1〜第4縦搬送ローラの内、第1縦搬送ローラと第4縦搬送ローラの二つをレジストローラに設定する。奇数枚目の記録シートは、第1縦搬送ローラを用いてスキュー補正し、偶数枚目の記録シートは、第4縦搬送ローラを用いてスキュー補正する。両記録シートのスキュー補正が完了すると、両記録シートの間隔がシート搬送技術上必要最小限の間隔となるようなタイミングで各第1〜第4縦搬送ローラの駆動を開始し、そのまま画像形成部へ搬送する。
特開2006−298579号公報 特開2005−96911号公報
しかしながら、上述した従来の画像形成装置(原稿搬送装置)に関しては、原稿の搬送が正常であるか否かを判断するために、すなわち原稿の向きを検知するために、複数のセンサを配置する必要があった。その結果、画像形成装置の製造費用が高くなるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、本発明の主たる目的は、少ないセンサを効率的に利用することによって異常な原稿の搬送を検知することが可能な原稿搬送装置、画像形成装置、原稿搬送方法、および原稿搬送プログラムを提供することである。
本発明の1つの局面に従うと、原稿搬送装置が提供される。原稿搬送装置は、原稿を搬送する搬送ローラと、原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、原稿によって回転される第1および第2のアームと、第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサと、センサからの検知結果に基づいて原稿の搬送が異常であるか否かを判断する判断手段と、判断手段が原稿の搬送が異常であると判断した場合に、搬送ローラを停止させる搬送制御手段とを備える。
好ましくは、センサは、第1および第2のアームと平行な光を発する。第1のアームは、第1のアームとともに回転して光を遮断する第1の遮光部と、第1のアームとともに回転して光が透過する第1の透光部とを含む。第2のアームは、第2のアームとともに回転して光を遮断する第2の遮光部と、第2のアームとともに回転して光が透過する第2の透光部とを含む。センサは、第1および第2の透光部を透過した光を検知することによって、第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知する。
好ましくは、センサは、第1および第2のアームと平行な光を発する。第1のアームは、第1のアームとともに回転して光を遮断する第1の遮光部と、第1のアームとともに回転して光が透過する第1の透光部とを含む。第2のアームは、第2のアームとともに回転して光を遮断する第2の遮光部と、第2のアームとともに回転して光が透過する第2の透光部とを含む。センサは、第1あるいは第2の遮光部にて反射した光を検知することによって、第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知する。
好ましくは、原稿搬送装置は、センサからの検知結果に基づいて、第1のアームが回転しはじめたときから第2のアームが所定角度以上回転したときまでの回転時間を取得する取得手段をさらに備える。判断手段は、回転時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断することによって原稿の搬送が異常であるか否かを判断する。
好ましくは、取得手段は、センサからの検知結果に基づいて、第1のアームが回転しはじめたときからの経過時間を取得する。判断手段は、経過時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断することによって原稿の搬送が異常であるか否かを判断する。
好ましくは、原稿搬送装置は、原稿の搬送を補正するレジストローラと、回転時間と第2の所定時間との差を計算することによってスキュー補正量を計算する計算手段と、スキュー補正量に基づいてレジストローラを一時停止させるレジスト制御手段とをさらに備える。
好ましくは、判断手段は、回転時間が第2の所定時間以上であるか否かを判断する。計算手段は、判断手段が回転時間が第2の所定時間以上であると判断した場合に、回転時間と第2の所定時間との差を計算することによってスキュー補正量を計算する。レジスト制御手段は、スキュー補正量に応じた時間だけレジストローラを一時停止させる。
好ましくは、搬送制御手段は、判断手段が原稿の搬送が異常であると判断した場合に、搬送ローラを逆回転させる。
好ましくは、原稿搬送装置は、判断手段が原稿の搬送が異常であると判断した場合に、当該原稿の搬送が異常であることを報知する報知手段をさらに備える。
好ましくは、報知手段は、判断手段が原稿の搬送が異常であると判断した場合に、原稿の搬送が異常であることを表示する表示部を含む。
この発明の別の局面に従うと、上記の原稿搬送装置を備える画像形成装置が提供される。画像形成装置は、搬送される原稿上の画像を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に印刷する画像形成部とを備える。
この発明の別の局面に従うと、原稿搬送装置における原稿搬送方法が提供される。原稿搬送装置は、演算処理部と、原稿を搬送する搬送ローラと、原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、原稿によって回転される第1および第2のアームと、第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサとを備える。原稿搬送方法は、演算処理部が、センサからの検知結果に基づいて原稿の搬送が異常であるか否かを判断するステップと、演算処理部が、原稿の搬送が異常であると判断した場合に、搬送ローラを停止させるステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、原稿搬送装置に原稿を搬送させるための原稿搬送プログラムが提供される。原稿搬送装置は、演算処理部と、原稿を搬送する搬送ローラと、原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、原稿によって回転される第1および第2のアームと、第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサとを備える。原稿搬送プログラムは、演算処理部に、センサからの検知結果に基づいて原稿の搬送が異常であるか否かを判断するステップと、原稿の搬送が異常であると判断した場合に、搬送ローラを停止させるステップとを実行させる。
以上のように、本発明によって、少ないセンサを効率的に利用することによって異常な原稿の搬送を検知することが可能な原稿搬送装置、画像形成装置、原稿搬送方法、および原稿搬送プログラムが提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<全体構成>
まず、本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。画像形成装置は、たとえば、複数の原稿を順次搬送するための原稿搬送機能や自動で両面コピーを行うための再搬送機能などを有するディジタル複合機である。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置10を示す概略正面断面図である。図2は、図1におけるII−II矢視断面図である。図1および図2を参照して、画像形成装置10は、画像処理部2、画像形成部4、給紙部5、定着装置6、排紙部7を含む。画像形成装置10の本体上部には、自動原稿搬送装置20と画像読取部30が搭載されている。
自動原稿搬送装置20は、原稿台21と、搬送ローラ25とを含む。自動原稿搬送装置20の原稿台21には、複写面を上向きにして図示しない複数の原稿が載置される。搬送ローラ25は、複数の原稿を順次搬送路に送り込む。
搬送路の最終端には、スキュー補正部であるレジストローラ26が配置されている。レジストローラ26の各々は、画像読取部30の走査タイミングと同期して回転することによって、原稿をスリットガラス27上を通過させる。
搬送ローラ25の下流側には、左センサアーム281Lと右センサアーム281Rとセンサ28とが配置される。左センサアーム281Lは、原稿の搬送路上であって、搬送される原稿に接触する位置に配置される。左センサアーム281Lは、従動ローラなどを介して原稿によって回転される。左センサアーム281Lは、原稿の搬送方向の左部(図2の平面視における下部)に配置される。
右センサアーム281Rは、原稿の搬送路上であって、搬送される原稿に接触する位置に配置される。右センサアーム281Rは、従動ローラなどを介して原稿によって回転される。右センサアーム281Rは、原稿の搬送方向の右部(図2の平面視における上部)に配置される。
センサ28は、後述するように、左遮光部282L、右遮光部282R、左透光部283L、右透光部283Rなどに光を照射することによって、左右センサアーム281L,281Rの回転を検知する。
画像読取部30は、第1走査ユニット31と、第2走査ユニット32と、結像レンズ33と、CCD等の撮像素子34を含む。第1走査ユニット31は、スリットガラス27を通して原稿に光を照射する光源とミラーとを含む。第2走査ユニット32は、反射光を結像レンズ33へとガイドする2枚のミラーを含む。
第1走査ユニット31は、原稿が画像読取部30の上部に配置されたスリットガラス27上を通過する際に、原稿に光を照射することによって、原稿からの反射光を受光する。反射光は、第2走査ユニット32および結像レンズ33を経て、撮像素子34上に入射する。すなわち、第1走査ユニット31と第2走査ユニット32と結像レンズ33とは、原稿に印刷された画像を撮像素子34上に結像することによって、原稿上に印刷された画像を読み取る。
画像処理部2は、撮像素子34からの電気信号に基づいて、画像データを生成する。すなわち、画像処理部2は、撮像素子34からの電気信号に基づいて画像処理する。より詳細には、画像処理部2は、撮像素子34からの電気信号(アナログ信号)に基づいて、画像を示す画像データ(デジタルデータ)を生成し、当該画像データを後述する記憶部110に一時的に格納する。
画像形成部4は、像担持体1と、帯電装置41と、画像書込部42と、現像装置43と、転写装置44とを含む。帯電装置41は、像担持体1の外周面に沿って配置される。像担持体1が帯電装置41に沿って回転することによって、帯電装置41は像担持体1の表面をほぼ一様に帯電させる。画像書込部42は、像担持体1の表面に静電潜像を形成する。現像装置43は、帯電潜像を現像してトナー像を形成する。転写装置44は、像担持体1の表面上のトナー像を転写紙Pに転写する。クリーニング装置45は、転写後の像担持体1の表面を清掃する。
一方、給紙部5は、給紙カセット51を含む。給紙カセット51は、複数の転写紙Pを収容する。給紙カセット51内には、可動板52が配置される。可動板52は、板バネ等の付勢手段によって、常時その自由端が上方向に付勢される。このような構成によって、可動板52上に配置される複数の転写紙Pのうち最も上に位置する転写紙Pが、ピックアップローラ53に接触する。
ピックアップローラ53は、ピックアップローラ53に接触する転写紙Pを給紙カセット51から排出する。さばきローラ53Aは、複数の転写紙Pを1枚ずつ分離する。複数の中間ローラ54は、転写紙Pをガイドしつつ、転写紙Pを下レジストローラ55まで搬送する。下レジストローラ55は、給紙タイミングに合わせて、転写紙Pを転写装置44に送り込む。
前述したように、転写装置44は、像担持体1上に形成されたトナー像を転写紙Pに転写する。トナー像が転写された転写紙Pは、定着装置6に搬送される。定着装置6は、転写紙Pにトナー像の定着処理を施す。その後、排紙ローラ71が、転写紙Pを扶持することによって、転写紙Pを画像形成装置10の外部に排出する。すなわち、画像が印刷された転写紙Pが排紙台72上に載置される。
本実施の形態に係る画像形成装置10は、給紙カセット51の他に、手差しトレイ56を含む。一般的に、ユーザは、使用頻度の高い転写紙Pを、給紙カセット51に収納する。ユーザは、使用頻度の低い転写紙Pを、使用の度に手差しトレイ56に載置する。
<センサとセンサアーム>
次に、センサ28および左右センサアーム281L,281Rの構成について説明する。図3は、センサ28と左右センサアーム281L,281Rとを示す斜視図である。図4は、左右センサアーム281L,282Rを示す斜視図である。
図3および図4を参照して、左センサアーム281Lは、搬送ローラ25の回転軸と平行に、回転可能に配置されている。左センサアーム281Lには、円弧状の左遮光部282Lが固設されている。前述したように、左センサアーム281Lは、図示しないローラあるいは左遮光部282Lが下方を搬送される原稿の左部に当接する位置に配置されている。
左遮光部282Lには、その一部に左透光部283Lが形成されている。本実施の形態に係る左透光部283Lは、左遮光部282Lの一部が切り欠かれることによって形成される。
ここで、左遮光部282Lの幅はS1である。左透光部283Lの幅はS2である。後述するように、幅S1,S2の長さは、スキュー補正を行う条件や、原稿の搬送を停止する条件に応じて変更されるものである。
左センサアーム281Lの同軸上に、右センサアーム281Rが配置されている。左センサアーム281Lと右センサアーム281Rとの間の距離は、画像形成装置10によって搬送できる最小サイズの原稿の幅よりも狭い。
すなわち、右センサアーム281Rは、搬送ローラ25の回転軸と平行に、回転可能に配置されている。右センサアーム281Rには、円弧状の右遮光部282Rが固設されている。前述したように、右センサアーム281Rは、図示しないローラあるいは右遮光部282Rが下方を搬送される原稿の左部に当接する位置に配置されている。
右遮光部282Rには、その一部に右透光部283Rが形成されている。本実施の形態に係る右透光部283Rは、右遮光部282Rの一部が切り欠かれることによって形成される。
ここで、右遮光部282Rの幅もS1である。右透光部283Rの幅はS2である。後述するように、幅S1,S2の長さは、スキュー補正を行う条件や、原稿の搬送を停止する条件に応じて変更されるものである。
センサ28は、左遮光部282Lと右遮光部282Rとを挟むようにして配置される。センサ28は、たとえば、右部(あるいは左部)から光を発し、左透光部283Lおよび右透光部283Rを通過した光を左部(あるいは右部)にて受光する。あるいは、センサ28は、たとえば、右部(あるいは左部)から光を発し、左遮光部282Lあるいは右遮光部282Rからの反射光を、右部(あるいは左部)にて受光する。
なお、左センサアーム281Lと右センサアーム281Rは、原稿が搬送されていないときに、左遮光部282Lと右遮光部282Rの手前(上方)をセンサ28からの光が通過するように、配置されることが好ましい。すなわち、左センサアーム281Lと右センサアーム281Rは、図示しないバネなどによって、左遮光部282Lと右遮光部282Rの手前(上方)をセンサ28からの光が通過する角度に付勢されていることが好ましい。
センサ28が透過光を受光することによって、CPU110は、左透光部283Lおよび右透光部283Rが共に光路上に位置しているか否かを判断することができる。この場合、センサ28は、左透光部283Lおよび右透光部283Rを通過した光を検知することによって、左センサアーム281Lおよび右センサアーム281Rが所定角度以上回転したことを検知することができる。つまり、画像形成装置10は、1つのセンサ28を利用して左センサアーム281Lと右センサアーム281Rの回転度合いを検出することができる。
この形態は、センサ28が、左透光部283Lと右透光部283RとをAND条件で検知するものである。この形態においては、CPU110は、センサ28からの検知結果に基づいて、センサ28が透過光を検知しなくなった検知時刻t1と、センサ28が再び透過光を検知した検知時刻t2とを取得する。そして、CPU110は、検知時刻t1,t2に基づいて、後述する回転時間Taを計算することができる。
あるいは、センサ28が反射光を受光することによって、後述するCPU100は、左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかが光路上に位置しているか否かを判断することができる。本実施の形態に係るセンサ28は、左遮光部282Lあるいは右遮光部282Rにて反射した光を検知することによって、左センサアーム281Lあるいは右センサアーム281Rが所定角度以上回転したことを検知することができる。つまり、本実施の形態に係る画像形成装置10は、1つのセンサ28を利用して左センサアーム281Lと右センサアーム281Rの回転度合いを検出することができる。
この形態は、センサ28が、左遮光部282Lと右遮光部282RとをOR条件で検知するものである。この形態においては、CPU110は、センサ28からの検知結果に基づいて、センサ28が反射光を検知した検知時刻t1と、センサ28が反射光を検知しなくなった検知時刻t2とを取得する。そして、CPU110は、検知時刻t1,t2に基づいて、後述する回転時間Taを計算することができる。
ただし、センサ28と左センサアーム281Lと右センサアーム281Rとの構成は、上記の構成に限定されるものではなく、1つのセンサ28によって左センサアーム281Lの回転と右センサアーム281Rの回転とが検知できればよい。たとえば、光を照射するセンサ28の代わりに、左遮光部282Lと右遮光部282Rとに接触するように付勢されているタッチセンサを利用してもよい。
より詳細には、搬送ローラ25の回転軸と平行なアームが、左遮光部282Lと右遮光部282Rとに接触するように付勢される。タッチセンサは当該アームの位置を検出することによって、左透光部283Lと右透光部283Rとが当該アームの位置に達したことを検知することができる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成について説明する。図5は、本実施の形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5を参照して、画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)100と、記憶部110と、時計IC(Integrated Circuit)111とを含む。これらの部位は、バス124を介して互いに接続される。なお、記憶部110は、ROM(Read Only Memory)や、NV−RAM(Non-Volatile Random Access Memory)や、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリや、S−RAM(Static-Random Access Memory)などの揮発性メモリ(作業用メモリ)によって実現される。
CPU100は、記憶部110の不揮発性メモリに予め格納されたプログラムを、同じく記憶部110の作業用メモリに読み出して実行することにより、本実施の形態に係る原稿搬送処理や検知処理や画像処理などを実行する。なお、HDDなどによって実現される記憶部110は、比較的大容量のデータを不揮発的に格納することができ、画像読取部30が画像を読み取ることによって取得した画像データなどを複数格納することができる。時計IC111は、水晶発振器などを含んで構成され、現在時刻を計測する。
前述したように、画像形成装置10は、画像読取部30と、画像形成部4と、搬送ローラ25と、レジストローラ26と、センサ28と、左センサアーム281Lと、右センサアーム281Rとを含む。左センサアーム281Lには、左遮光部282Lおよび左透光部283Lが形成されている。右センサアーム281Rには、右遮光部282Rおよび右透光部283Rが形成されている。センサ28は、内部バス124を介して検知結果をCPU100へ入力する。
さらに、画像形成装置10は、通信部122を備える。通信部122は、ネットワークインターフェイスなどによって実現される。通信部122は、所定のプロトコルに従って、ネットワークを介してパーソナルコンピュータやサーバ装置との間で画像データなどを送受信する。
また、本実施の形態に係る画像形成装置10は、操作部63と、スピーカ64と、表示部138とを含む。操作部63は、画像形成装置10の上部の、ユーザが操作しやすい位置に配置される。操作部63は、ユーザから画像形成モードの指定や画像形成枚数の指定を受け付けて、CPU100に受け渡す。
表示部138は、たとえば液晶パネルなどから構成される。表示部138は、CPU100からの命令に基づいて、現在の画像形成モード等を表示する。表示部138は、原稿の搬送が異常である場合に、原稿の搬送が異常である旨を表示する。なお、操作部63と表示部138とは、タッチパネルによって実現されてもよい。
スピーカ64は、CPU100からの命令に基づいて、原稿の搬送が異常である場合に、警告音を鳴らす。
また、画像形成装置10は、図示しない警報ランプ66などを搭載してもよい。警報ランプ66は、CPU100からの命令に基づいて、原稿の搬送が異常である場合に、点灯したり点滅したりする。
本実施の形態においては、スピーカ64と、表示部138と、警報ランプ66とが、報知部60を構成する。
<機能構成>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10の機能構成について説明する。図6は、本実施の形態に係る画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
図6を参照して、画像形成装置10は、取得部101と、判断部102と、搬送制御部103と、プリント制御部104と、計算部105と、レジスト制御部106とを含む。そして、前述したように、画像形成装置10は、左遮光部282Lおよび左透光部283Lが形成された左センサアーム281Lと、右遮光部282Rおよび右透光部283Rが形成された右センサアーム281Rと、センサ28とを含む。さらに、画像形成装置10は、時計IC111と、記憶部110と、搬送ローラ25と、レジストローラ26と、画像読取部30と、画像形成部4とを含む。
取得部101と、判断部102と、搬送制御部103と、プリント制御部104と、計算部105と、レジスト制御部106とは、CPU100がROMやHDDに予め格納されていたプログラムをS−RAMに読み出して実行することにより実現されるものである。すなわち、取得部101と、判断部102と、搬送制御部103と、プリント制御部104と、計算部105と、レジスト制御部106とは、画像形成装置10のCPU100と記憶部110とによって実現される機能である。
ただし、取得部101と、判断部102と、搬送制御部103と、プリント制御部104と、計算部105と、レジスト制御部106とは、専用のハードウェア回路によって実現されてもよい。
以下、画像形成装置10が有する機能ブロックの各々について詳述する。まず、S−RAMやHDDなどによって実現される記憶部110は、画像形成装置10の各部を制御するためのプログラムや各種のしきい値を格納する。記憶部110は、第1の所定時間T1や第2の所定時間T2や第3の所定時間T3を示すデータを格納する。また、記憶部110は、CPU100から入力される検知時刻t1,t2や回転時間Taを示すデータを一時的に格納する。
なお、本実施の形態に係る第1の所定時間T1は、幅S1に対応する時間である。また、第2の所定時間は、幅S1+S2に対応する時間である。また、第3の所定時間T3は、第2の所定時間T2よりも長く、第1の所定時間T1よりも短い。なお、原稿の搬送が異常であると判断するための原稿の傾きやスキュー補正が必要であると判断するための原稿の傾きにあわせて、所定時間T1,T2,T3や幅S1,S2を適宜調整することが好ましい。
前述したように、センサ28は、左透光部283Lおよび右透光部283Rを通過した光を検知することによって、左センサアーム281Lおよび右センサアーム281Rが所定角度以上回転したことを検知することができる。あるいは、センサ28は、左遮光部282Lあるいは右遮光部282Rにて反射した光を検知することによって、左センサアーム281Lあるいは右センサアーム281Rが所定角度以上回転したことを検知することができる。
取得部101は、センサ28からの検知結果を受け付ける。すなわち、取得部101は、センサ28から、透過光を受光した旨の信号や、透過光を受光しない旨の信号を受信する。あるいは、取得部101は、反射光を受光した旨の第1の信号、あるいは反射光を受光していない旨の第2の信号を受信するものとする。
たとえば、取得部101は、第1の信号に基づいて、左遮光部282Lあるいは右遮光部282Rがセンサ28からの光の光路上に位置したことを認識する。すなわち、取得部101は、第1の信号を受信することによって、左センサアーム281Lが原稿によって回転されたことを認識する。取得部101は、時計IC111からの時間情報を参照して、左センサアーム281Lが回転し始めた第1の検知時刻t1を取得する。
取得部101は、センサ28からの第2の信号に基づいて、あるいはセンサ28からの第1の信号が途切れたこと基づいて、左透光部283Lおよび右透光部283Rが共に光路上に位置したことを認識する。すなわち、取得部101は、左センサアーム281Lと右センサアーム281Rとが原稿によって第1の所定角度(図4におけるS1に対応する角度)以上回転したことを認識する。取得部101は、時計IC111からの時間情報を参照して、左センサアーム281Lおよび右センサアーム281Rが第1の所定角度以上回転した第2の検知時刻t2を取得する。
取得部101は、第1および第2の検知時刻t1,t2に基づいて、左センサアーム281Lが回転しはじめたときから右センサアーム281Rが第1の所定角度以上回転したときまでの回転時間Taを計算する。取得部101は、回転時間Taを判断部102や計算部105に受け渡す。
より詳細には、取得部101は、第1の検知時刻t1後に、時計IC111を参照して定期的に現在時刻t3を取得する。取得部101は、第1の検知時刻t1と現在時刻t3とに基づいて、左センサアーム281Lが回転しはじめたときからの経過時間Tbを計算する。取得部101は、経過時間Tbを判断部102に受け渡す。
さらに、取得部101は、センサ28からの第1の信号に基づいて、左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかが再度光路上に達したことを認識する。すなわち、取得部101は、左センサアーム281Lが第2の所定角度(図4におけるS1+S2に対応する角度)以上回転したことを認識する。
判断部102は、記憶部110から第1の所定時間T1と第2の所定時間T2(あるいは第3の所定時間T3)とを取得する。判断部102は、回転時間Taが第1の所定時間T1以上であるか否かを判断し、回転時間Taが第1の所定時間T1以上である場合に、原稿の搬送が異常である(スキュー補正が不可能である)と判断する。また、判断部102は、経過時間Tbが第1の所定時間T1以上であるか否かを判断し、経過時間Tbが第1の所定時間T1以上である場合に、原稿の搬送が異常である(スキュー補正が不可能である)と判断する。
判断部102は、回転時間Taが第1の所定時間T1未満である場合、回転時間Taが第3の所定時間T3以上であるか否かを判断し、回転時間Taが第3の所定時間T3以上である場合に、スキュー補正が可能であると判断する。判断部102は、回転時間Taが第3の所定時間T3未満である場合に、スキュー補正が不要であると判断する。
判断部102は、上記判断結果を、搬送制御部103とプリント制御部104と計算部105と報知部60とに送信する。
搬送制御部103は、スキュー補正が不可能である旨の判断結果を受け付けて、搬送ローラ25を停止させる。搬送制御部103は、スキュー補正が不可能である旨の判断結果を受け付けて、搬送ローラ25を逆回転させてもよい。また、搬送制御部103は、搬送路上に配置されたレジストローラ26やその他の搬送ローラの駆動を停止させてもよい。これにより、原稿が破損されなくなる。
プリント制御部104は、スキュー補正が不可能である旨の判断結果を受け付けて、画像読取部30に画像の読取を停止させる。また、プリント制御部104は、スキュー補正が不可能である旨の判断結果を受け付けて、画像形成部4に画像の形成を停止させる。
計算部105は、スキュー補正が可能である旨の判断結果を受け付けて、回転時間Taと第3の所定時間T3との差を計算することによって、スキュー補正量を計算する。
レジスト制御部106は、スキュー補正量に基づいて、レジストローラ26の回転を停止させる。より詳細には、画像形成装置10には、複数のレジストローラ26が原稿の幅方向に配置されている。レジスト制御部106は、スキュー補正量に応じた時間だけ、原稿の先行する側のレジストローラ26を一時停止させる。
ただし、判断部102が、回転時間Taが第3の所定時間T3以上であるか否かを判断しない構成であってもよい。すなわち、判断部102が回転時間Taあるいは経過時間Tbが第1の所定時間T1以上でないと判断した場合に、計算部105が、記憶部110から第2の所定時間T2を取得して、回転時間Taと第2の所定時間T2との差を計算してもよい。そして、計算部105は、回転時間Taと第2の所定時間T2との差に基づいて、スキュー補正量を計算してもよい。
報知部60は、スキュー補正が不可能である旨の判断結果を受け付けて、原稿の搬送が異常である旨を外部に報知させる。より詳細には、判断部102は、スキュー補正が不可能である場合、原稿の搬送が異常である旨の警報をスピーカ64に出力させる。あるいは、判断部102は、スキュー補正が不可能である場合、原稿の搬送が異常である旨の警告を表示部138に表示させる。あるいは、判断部102は、スキュー補正が不可能である場合、警報ランプ66を点灯あるいは点滅させてもよい。これによって、画像形成装置10のユーザは、綴じられた原稿が含まれていたことや、原稿の傾きが大きいために原稿が破損する可能性があることを認識することができる。
<動作例>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10における、原稿の搬送の異常を検知するための動作例について説明する。まずは、画像形成装置10が斜行していない原稿81を搬送する場合について説明する。すなわち、原稿が正常に搬送される場合について説明する。
図7(A)は、画像形成装置10が原稿81を正常に搬送する状態を示すイメージ図である。図7(B)は、取得部101がセンサ28から受信する検知結果を示すグラフである。より詳細には、図7(B)は、センサ28からの光が右センサアーム281Rの右遮光部282Rにて反射されるタイミングを示すグラフと、センサ28からの光が左センサアーム281Lの左遮光部282Lにて反射されるタイミングを示すグラフと、センサ28が実際に左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかからの反射光を検知するタイミングを示すグラフとを示す。
図7(A)および図7(B)を参照して、この場合、原稿の左端と右端は同じ速度で搬送される。従って、原稿が左センサアーム281Lを回転させ始める検知時刻t1と原稿が右センサアーム281Rを回転させ始める検知時刻t1とがほぼ等しくなる。また、左センサアーム281Lの左透光部283Lが光の光路上に達する検知時刻t2と、右センサアーム281Rの右透光部283Rが光の光路上に達する検知時刻t2とがほぼ等しくなる。
より詳細には、センサ28は、左遮光部282Lあるいは右遮光部282Rからの反射光を検知することによって、受光結果を取得部101に送信する。換言すれば、センサ28は、左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかが、センサ28からの光の光路上に位置した際に、第1の信号を取得部101に送信する。
センサ28は、左透光部283Lおよび右透光部283Rが、共にセンサ28からの光の光路上に位置した際に、第2の信号を取得部101に送信する。あるいは、センサ28は、左透光部283Lおよび右透光部283Rが、共にセンサ28からの光の光路上に位置した際には、取得部101に第1の信号を送信しない。
すなわち、取得部101は、センサ28からの信号に基づいて出力波形を生成するなどして、左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかがセンサ28からの光の光路上に位置した検知時刻t1を取得する。そして、取得部101は、検知時刻t1を取得してから検知時刻t2を取得するまで、一定時間毎に検知時刻t1からの経過時間Tbを計算する。取得部101は、経過時間Tbを判断部102に受け渡す。また、取得部101は、検知時刻t2を取得すると、検知時刻t1,t2に基づいて回転時間Taを計算し、回転時間Taを判断部102や計算部105に受け渡す。
図7(A)および図7(B)においては、センサ28の出力波形の凸部の横幅(回転時間Ta=t2−t1)は、左遮光部282Lの幅Slに対応する時間となる。また、センサ28の出力波形の凹部の横幅(時間)は、左遮光部282Lの幅S2に対応する時間となる。すなわち、この場合における回転時間Taは、最短となる。
前述したように、記憶部110は、幅Slに対応する第2の所定時間T2を格納する。判断部102は、回転時間Taを受け付けて、回転時間Ta=T2であるか否かを判断する。判断部102は、回転時間Ta=T2である場合、原稿が斜行していないと判断する。
あるいは、記憶部110は、第2の所定時間よりも長い第3の所定時間T3を格納する。図7(A)および図7(B)においては、判断部102は、回転時間Ta>T3でないと判断することによって、スキュー補正が不要であると判断する。
次に、画像形成装置10が、ステープラ等の綴じ具80によって左上が綴じられた複数枚の原稿からなる原稿81を搬送する場合について説明する。すなわち、スキュー補正が不可能な状態で原稿81が搬送される場合について説明する。
図8(A)は、画像形成装置10がスキュー補正が不可能な状態で原稿81を搬送する状態を示すイメージ図である。図8(B)は、取得部101がセンサ28から受信する検知結果を示すグラフである。より詳細には、図8(B)は、センサ28からの光が右センサアーム281Rの右遮光部282Rにて反射されるタイミングを示すグラフと、センサ28からの光が左センサアーム281Lの左遮光部282Lにて反射されるタイミングを示すグラフと、センサ28が実際に左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかからの反射光を検知するタイミングを示すグラフとを示す。
図8(A)および図8(B)を参照して、原稿81の1枚目が搬送ローラ25によって図の矢印方向へ搬送される。しかし、綴じ具80で綴じられている側(原稿81の右側)は2枚目以降の原稿81に固定されている。そのため、綴じ具80で綴じられていない側(原稿81の左側)が、綴じ具80で綴じられている側よりも先行する。換言すれば、原稿81は搬送方向から傾いた姿勢で搬送される。
そのため、先に原稿81の左側が左センサアーム281Lを回転させはじめる。その後、原稿81の右側が右センサアーム281Rを回転させる。前述したように、取得部101は、センサ28からの信号に基づいて出力波形を生成するなどして、左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかがセンサ28からの光の光路上に位置した検知時刻t1を取得する。そして、取得部101は、検知時刻t1を取得してから検知時刻t2を取得するまで、一定時間毎にt1からの経過時間Tbを判断部102に受け渡す。
判断部102は、経過時間Tbが第1の所定時間T1以上であるか否かを判断する。図8(A)および図8(B)においては、判断部102は、経過時間Tbが第1の所定時間T1以上であると判断する。すなわち、判断部102は、原稿の搬送が異常であると判断する、すなわちスキュー補正が不可能であると判断する。
次に、画像形成装置10が、原稿81を搬送方向から傾けて搬送する場合について説明する。すなわち、スキュー補正が不可能な状態で原稿81が搬送される場合について説明する。
図9(A)は、画像形成装置10がスキュー補正が可能な状態で原稿81を搬送する状態を示すイメージ図である。図9(B)は、取得部101がセンサ28から受信する検知結果を示すグラフである。より詳細には、図9(B)は、センサ28からの光が右センサアーム281Rの右遮光部282Rにて反射されるタイミングを示すグラフと、センサ28からの光が左センサアーム281Lの左遮光部282Lにて反射されるタイミングを示すグラフと、センサ28が実際に左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかからの反射光を検知するタイミングを示すグラフとを示す。
図9(A)および図9(B)を参照して、原稿81の1枚目が搬送ローラ25によって図の矢印方向へ搬送される。ここでは、原稿81が、搬送ローラ25によって搬送方向から傾いた状態で搬送される。そのため、先に原稿81の左側が左センサアーム281Lを回転させはじめる。その後、原稿81の右側が右センサアーム281Rを回転させはじめる。
前述したように、取得部101は、センサ28からの信号に基づいて出力波形を生成するなどして、左遮光部282Lおよび右遮光部282Rのいずれかがセンサ28からの光の光路上に位置した検知時刻t1を取得する。そして、取得部101は、検知時刻t1を取得してから検知時刻t2を取得するまで、一定時間毎にt1からの経過時間Tbを判断部102に受け渡す。
図9(A)および図9(B)においては、取得部101は、左透光部283Lおよび右透光部283Rがセンサ28からの光の光路上に位置した検知時刻t2を取得する。そして、取得部101は、検知時刻t1と検知時刻t2とから、回転時間Taを計算する。
判断部102は、回転時間Taが第1の所定時間T1以上であるか否かを判断する。判断部102は、回転時間Taが第1の所定時間T1未満であると判断する。すなわち判断部102は、スキュー補正が可能であると判断する。
スキュー補正が可能であるため、判断部102は、回転時間Taが第2の所定時間T2と一致するか否かを判断する。回転時間Taが第2の所定時間T2と一致する場合、判断部102は、スキュー補正が不要であると判断する。
あるいは、判断部102は、回転時間Taが第3の所定時間T3以上であるか否かを判断する。回転時間Taが第3の所定時間T3未満である場合、判断部102は、スキュー補正が不要であると判断する。
計算部105は、回転時間Taが第2の所定時間T2と一致しない場合、回転時間Taと第2の所定時間T2との差に基づいて、スキュー補正量を計算する。あるいは、計算部105は、回転時間Taが第3の所定時間T3以上である場合、回転時間Taと第3の所定時間T3との差に基づいて、スキュー補正量を計算する。
レジスト制御部106は、スキュー補正量に基づいて、レジストローラ26を一時停止させる。
<検知処理>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10における原稿の搬送の異常を検知するための検知処理について説明する。図10は、本実施の形態に係る画像形成装置10における原稿の搬送の異常を検知するための検知処理を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、取得部101として機能するCPU100は、センサ28からの信号に基づいて、センサ28が反射光を検知したか否かを判断する(ステップS102)。あるいは、CPU100は、センサ28からの信号に基づいて、光が遮光されたか否かを判断する。
センサ28が反射光を検知した場合(ステップS102にてYESである場合)、CPU100は、時計IC111を参照して、検知時刻t1を取得する(ステップS104)。一方、センサ28が反射光を検知しない場合(ステップS102にてNOである場合)、CPU100は、ステップS102からの処理を繰り返す。
CPU100は、センサ28が反射光が検知されなくなったか否か、すなわちセンサ28からの光が左透光部283Lと右透光部283Rを通過したか否かを判断する(ステップS106)。センサ28からの光が左透光部283Lと右透光部283Rを通過した場合(ステップS106にてYESである場合)、CPU100は、時計IC111を参照して、検知時刻t2を取得する(ステップS108)。CPU100は、検知時刻t1,t2に基づいて、回転時間Taを計算する(ステップS110)。
判断部102として機能するCPU100は、回転時間Taが第1の所定時間T1以上であるか否かを判断する(ステップS112)。回転時間Taが第1の所定時間T1以上である場合(ステップS112にてYESである場合)、搬送制御部103として機能するCPU110は、搬送ローラ25を停止させて、搬送ローラ25を逆回転させる(ステップS114)。一方、回転時間Taが第1の所定時間T1未満である場合(ステップS112にてNOである場合)、CPU110は、回転時間Taが第3の所定時間T3以上であるか否かを判断する(ステップS116)。
回転時間Taが第3の所定時間T3以上である場合(ステップS116にてYESである場合)、計算部105と機能するCPU100は、回転時間Taと第3の所定時間T3とに基づいてスキュー補正量を計算する。そして、レジスト制御部106として機能するCPU100は、スキュー補正量に基づいてレジストローラ26を一時停止させることによって、スキュー補正を行う(ステップS122)。
回転時間Taが第3の所定時間T3未満である場合(ステップS116にてNOである場合)、プリント制御部104として機能するCPU100は、画像読取部30に原稿を読み取らせる(ステップS118)。そして、CPU110は、画像形成部4に転写紙上に画像を転写させる(ステップS120)。
本実施の形態においては、原稿81の傾き具合が軽度である等、スキュー補正が不要な場合には、画像形成装置10がスキュー補正を行なわない。すなわち、本実施の形態に係る画像形成装置10は、スキュー補正が不要と判断した場合にスキュー補正制御を行なわないため、原稿を最速で搬送することができる。
一方、センサ28からの光が左透光部283Lと右透光部283Rを通過しない場合(ステップS106にてNOである場合)、CPU100は、時計IC111を参照して、現在時刻t3を取得する(ステップS122)。CPU100は、検知時刻t1と現在時刻t3とに基づいて、経過時間Tbを計算する(ステップS124)。
判断部102として機能するCPU100は、経過時間Tbが第1の所定時間T1以上であるか否かを判断する(ステップS126)。経過時間Tbが第1の所定時間T1以上である場合(ステップS126にてYESである場合)、搬送制御部103として機能するCPU110は、搬送ローラ25を停止させて、搬送ローラ25を逆回転させる(ステップS114)。経過時間Tbが第1の所定時間T1未満である場合(ステップS126にてNOである場合)、CPU110は、ステップS106からの処理を繰り返す。
ただし、ステップS116において、判断部102として機能するCPU100が、回転時間Taが第2の所定時間T2よりも長いか否かを判断してもよい。そして、回転時間Taが第2の所定時間T2よりも長い場合(ステップS116にてYESである場合)、計算部105と機能するCPU100は、回転時間Taと第2の所定時間T2とに基づいてスキュー補正量を計算する。そして、レジスト制御部106として機能するCPU100は、スキュー補正量に基づいてレジストローラ26を一時停止させることによって、スキュー補正を行う(ステップS122)。一方、回転時間Taが第2の所定時間T2と一致する場合(ステップS116にてNOである場合)、CPU110は、ステップS118からの処理を繰り返す。
<まとめ>
このように、本実施の形態に係る画像形成装置10においては、1つのセンサ28が、左センサアーム281Lの左透光部283Lと右センサアーム281Rの右透光部283Rとを検出できる。あるいは、1つのセンサ28が、左センサアーム281Lの左遮光部282Lと右センサアーム281Rの右遮光部282Rとを検出できる。
そして、画像形成装置10は、原稿81が左センサアーム281Lと右センサアーム281Rとを所定角度回転させるまでの時間を検出することによって、給紙直後の原稿81のスキュー量を検知することができる。これによって、本実施の形態に係る画像形成装置10は、1つのセンサ28を利用することよって、原稿81を破損することなく原稿81の搬送を停止したり、原稿81のスキューを補正することによって原稿81を正常に画像読取部30に搬送させたりできる。
換言すれば、本実施の形態に係る画像形成装置10は、左センサアーム281Lの下方および右センサアーム281Rの下方を原稿81が通過する時間を検出することによって、原稿81が正常に搬送されているか否かを判断できる。そして、原稿81の搬送が異常であるときに、報知部60が外部に警告を発するため、ユーザが綴じ原稿81が搬送されたことや原稿81がスキューして搬送されていることを認識することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置10は、綴じ具80によって綴じられた原稿81が搬送された場合に搬送制御部103が搬送ローラ25を逆回転させるので、綴じられた原稿81の破損をより確実に防止することができる。
加えて、本実施の形態に係る画像形成装置10は、回転時間Taと第2の所定時間T2(あるいは第3の所定時間T3)とに基づいて、給紙直後の原稿のスキュー量を取得できる、すなわち原稿のスキュー補正量を取得できる。そのため、画像形成装置10は、原稿81を正常に画像読取部30に搬送することが可能になり、適正な画像データを取得することができる。
具体的には、低コストの小型の複合機に関しては、コストダウンが目的で、各種センサ類を可能な限り減らすことが求められている。たとえば、画像形成装置10がスキュー量検出センサを搭載しない場合、スキュー補正を行うために一定のスキュー補正を行う方法が考えられる。しかしながら、複合機が、綴じられた原稿81を搬送した場合には、原稿81が破損する虞や、スキュー量が大きすぎて補正できない虞が生じる。本実施の形態に係る画像形成装置10は、このような問題点を克服することができるものである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内においてのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略正面断面図である。 図1におけるII−II矢視断面図である。 センサと左右センサアームとを示す斜視図である。 左右センサアームを示す斜視図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 画像形成装置が原稿を正常に搬送する状態を示すイメージ図と、取得部がセンサから受信する検知結果を示すグラフである。 画像形成装置がスキュー補正が不可能な状態で原稿を搬送する状態を示すイメージ図と、取得部がセンサから受信する検知結果を示すグラフである。 画像形成装置がスキュー補正が可能な状態で原稿を搬送する状態を示すイメージ図と、取得部がセンサから受信する検知結果を示すグラフである。 画像形成装置における原稿の搬送の異常を検知するための検知処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 画像処理部、4 画像形成部、5 給紙部、6 定着装置、7 排紙部、10 画像形成装置、20 自動原稿搬送装置、21 原稿台、25 搬送ローラ、26 レジストローラ、27 スリットガラス、28 センサ、30 画像読取部、31 第1の走査ユニット、32 第2の走査ユニット、33 結像レンズ、34 撮像素子、41 帯電装置、42 画像書込部、43 現像装置、44 転写装置、45 クリーニング装置、51 給紙カセット、52 可動板、53 ピックアップローラ、53A ローラ、54 中間ローラ、55 下レジストローラ、56 トレイ、60 報知部、63 操作部、64 スピーカ、66 警報ランプ、71 排紙ローラ、72 排紙台、80 綴じ具、81 原稿、100 CPU、101 取得部、102 判断部、103 搬送制御部、104 プリント制御部、105 計算部、106 レジスト制御部、110 記憶部、111 時計IC、122 通信部、124 内部バス、138 表示部、281R 右センサアーム、281L 左センサアーム、282R 右遮光部、282L 左遮光部、283R 右透光部、283L 左透光部。

Claims (13)

  1. 原稿を搬送する搬送ローラと、
    前記原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、前記原稿によって回転される第1および第2のアームと、
    前記第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサと、
    前記センサからの検知結果に基づいて前記原稿の搬送が異常であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記原稿の搬送が異常であると判断した場合に、前記搬送ローラを停止させる搬送制御手段とを備える、原稿搬送装置。
  2. 前記センサは、前記第1および第2のアームと平行な光を発し、
    前記第1のアームは、
    前記第1のアームとともに回転して前記光を遮断する第1の遮光部と、
    前記第1のアームとともに回転して前記光が透過する第1の透光部とを含み、
    前記第2のアームは、
    前記第2のアームとともに回転して前記光を遮断する第2の遮光部と、
    前記第2のアームとともに回転して前記光が透過する第2の透光部とを含み、
    前記センサは、前記第1および第2の透光部を透過した光を検知することによって、前記第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知する、請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記センサは、前記第1および第2のアームと平行な光を発し、
    前記第1のアームは、
    前記第1のアームとともに回転して前記光を遮断する第1の遮光部と、
    前記第1のアームとともに回転して前記光が透過する第1の透光部とを含み、
    前記第2のアームは、
    前記第2のアームとともに回転して前記光を遮断する第2の遮光部と、
    前記第2のアームとともに回転して前記光が透過する第2の透光部とを含み、
    前記センサは、前記第1あるいは第2の遮光部にて反射した光を検知することによって、前記第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知する、請求項1に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記センサからの検知結果に基づいて、前記第1のアームが回転しはじめたときから前記第2のアームが前記所定角度以上回転したときまでの回転時間を取得する取得手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記回転時間が第1の所定時間以上であるか否かを判断することによって前記原稿の搬送が異常であるか否かを判断する、請求項2または3に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記取得手段は、前記センサからの検知結果に基づいて、前記第1のアームが回転しはじめたときからの経過時間を取得し、
    前記判断手段は、前記経過時間が前記第1の所定時間以上であるか否かを判断することによって前記原稿の搬送が異常であるか否かを判断する、請求項4に記載の原稿搬送装置。
  6. 前記原稿の搬送を補正するレジストローラと、
    前記回転時間と第2の所定時間との差を計算することによってスキュー補正量を計算する計算手段と、
    前記スキュー補正量に基づいて前記レジストローラを一時停止させるレジスト制御手段とをさらに備える、請求項4または5に記載の原稿搬送装置。
  7. 前記判断手段は、前記回転時間が第2の所定時間以上であるか否かを判断し、
    前記計算手段は、前記判断手段が前記回転時間が前記第2の所定時間以上であると判断した場合に、前記回転時間と前記第2の所定時間との差を計算することによってスキュー補正量を計算し、
    前記レジスト制御手段は、前記スキュー補正量に応じた時間だけ前記レジストローラを一時停止させる、請求項6に記載の原稿搬送装置。
  8. 前記搬送制御手段は、前記判断手段が前記原稿の搬送が異常であると判断した場合に、前記搬送ローラを逆回転させる、請求項1から7のいずれかに記載の原稿搬送装置。
  9. 前記判断手段が前記原稿の搬送が異常であると判断した場合に、当該原稿の搬送が異常であることを報知する報知手段をさらに備える、請求項1から8のいずれかに記載の原稿搬送装置。
  10. 前記報知手段は、前記判断手段が前記原稿の搬送が異常であると判断した場合に、前記原稿の搬送が異常であることを表示する表示部を含む、請求項1から9のいずれかに記載の原稿搬送装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の原稿搬送装置を備える画像形成装置であって、
    搬送される前記原稿上の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像を転写紙に印刷する画像形成部とを備える、画像形成装置。
  12. 原稿搬送装置における原稿搬送方法であって、
    前記原稿搬送装置は、
    演算処理部と、
    前記原稿を搬送する搬送ローラと、
    前記原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、前記原稿によって回転される第1および第2のアームと、
    前記第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサとを備え、
    前記原稿搬送方法は、
    前記演算処理部が、前記センサからの検知結果に基づいて前記原稿の搬送が異常であるか否かを判断するステップと、
    前記演算処理部が、前記原稿の搬送が異常であると判断した場合に、前記搬送ローラを停止させるステップとを備える、原稿搬送方法。
  13. 原稿搬送装置に原稿を搬送させるための原稿搬送プログラムであって、
    前記原稿搬送装置は、
    演算処理部と、
    前記原稿を搬送する搬送ローラと、
    前記原稿の搬送方向に直交する方向に並べて配置され、前記原稿によって回転される第1および第2のアームと、
    前記第1および第2のアームが所定角度以上回転したことを検知するセンサとを備え、
    前記原稿搬送プログラムは、前記演算処理部に、
    前記センサからの検知結果に基づいて前記原稿の搬送が異常であるか否かを判断するステップと、
    前記原稿の搬送が異常であると判断した場合に、前記搬送ローラを停止させるステップとを実行させる、原稿搬送プログラム。
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