JP2000335010A - 書き込み制御方法および画像形成装置ならびにセンサ - Google Patents

書き込み制御方法および画像形成装置ならびにセンサ

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JP2000335010A
JP2000335010A JP2000079233A JP2000079233A JP2000335010A JP 2000335010 A JP2000335010 A JP 2000335010A JP 2000079233 A JP2000079233 A JP 2000079233A JP 2000079233 A JP2000079233 A JP 2000079233A JP 2000335010 A JP2000335010 A JP 2000335010A
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forming apparatus
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writing
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JP2000079233A
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Tokuo Shiroichi
徳男 城市
Yuuho Ho
有宝 彭
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡辺
Tomoshi Sakata
智志 坂田
Makoto Ui
真 宇井
Fumio Haniwara
文雄 埴原
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写紙の位置を検出する際にも電波ノイズを
発生させることなく、また外来ノイズの影響を受けず
に、転写紙の通過の位置に応じて画像形成位置を決定し
て安定した画像形成を実現できる書き込み制御方法およ
び画像形成装置ならびにセンサを実現する。 【解決手段】 感光体51、供給される画像データを前
記感光体上へ画像として書き込む書込手段130を備え
てなるデジタル方式の画像形成装置であって、転写紙の
主走査方向の通過位置を絶対位置として検知する位置検
知センサ220と、前記位置検知センサによる通過位置
情報に基づき前記書込手段による書き込み位置を決定す
る書き込み制御手段110と、を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は書き込み制御方法お
よび画像形成装置ならびにセンサに関し、特に、転写紙
の主走査方向の位置に応じて最適な画像形成を実現でき
る制御に関する。
【0003】
【従来の技術】図9はレーザプリンタ等の画像形成装置
の概略構成を示す平面図である。この図9において、1
は感光体ドラム、3は書き込み信号に応じたレーザ光を
発生する半導体レーザ、4はレーザ光を偏向走査するポ
リゴンミラー、10aおよび10bは転写紙である。
【0004】ここで、感光体ドラム1は一定速度で回転
しており、この感光体ドラム1の表面にレーザ光によっ
て静電潜像が形成される。この静電潜像は、図示されて
いない現像器によりトナー像として顕像化され、同じく
図示されていない転写器によりトナー像が転写紙に転写
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の画像形成装置
では、転写紙が全く同じ位置で搬送されてくれば、転写
紙内に同一の画像を形成することができる。
【0006】しかし、給紙カセットから感光体ドラムに
至るまでの搬送経路中で発生する各種のすべりや紙曲が
りにより若干の位置ずれが発生する。
【0007】このようなすべりや紙曲がりが生じた場
合、搬送方向については、転写直前のレジストローラに
よって位置あわせが可能である。
【0008】しかし、搬送方向と直交する方向(主走査
方向)のすべりや紙曲がりについては、位置ずれを検出
し、レーザ光の走査位置を変える必要が生じる。図9に
示す例の、転写紙10aでは所定の位置からの距離がX
であったものが、転写紙10bではX’になっている様
子を模式的に示している。
【0009】このような搬送方向と直交する方向の転写
紙のずれに関し、従来は搬送ローラを軸方向に揺動させ
て補正を行うようにしていたが、十分な精度が得られて
いなかった。
【0010】また、特許第2550558号公報では、
転写紙の理想的な基準位置との相対的なずれを検出し、
そのずれに応じて画像形成の位置を補正する画像形成装
置が示されている。なお、この特許公報に示されている
画像形成装置では、複数個の受光素子で転写紙の位置ず
れを検出し、その受光素子からの複数の検出結果をRO
Mに接続し、このROMでずれ量に変換するようにして
いる。
【0011】このような画像形成装置では、センサとR
OMとの間で分解能に応じた多数の配線が必要になると
いう問題がある。実際の装置では、センサ部は搬送経路
に配置するが、ROMなどは離れた位置の回路基板上に
あるため、電波ノイズの発生や外来ノイズによる誤動作
が問題となる。
【0012】また、転写紙の位置を基準値からの相対的
なずれとして検出しているため、転写紙のサイズが変更
された場合には対処できないか、処理が極めて面倒にな
るという不具合もある。
【0013】従って、本発明の目的は、転写紙の位置を
検出する際にも電波ノイズを発生させることなく、また
外来ノイズの影響を受けずに、転写紙の通過の位置に応
じて画像形成位置を決定して安定した画像形成を実現で
きる書き込み制御方法および画像形成装置ならびにセン
サを実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決する本願発明は以下に述べるようなものである。
【0015】(1)請求項1記載の発明は、感光体、前
記感光体上へ画像を書き込む書込手段を備えてなるデジ
タル方式を使用する画像形成装置の書き込み制御方法に
おいて、位置検知センサにより転写紙の主走査方向の通
過位置を絶対位置として検知し、前記検知結果に基づき
書き込み位置を決定する、ことを特徴とする書き込み制
御方法である。
【0016】この発明では、位置検知センサにより転写
紙の主走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、こ
の検知結果に基づき書き込み位置を決定するようにして
いるため、転写紙の通過位置やサイズにかかわらず、正
確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行う
ことができる。
【0017】(2)請求項2記載の発明は、感光体、供
給される画像データを記憶する記憶手段、前記記憶され
た画像データを前記感光体上へ画像として書き込む書込
手段を備えてなるデジタル方式の画像形成装置であっ
て、転写紙の主走査方向の通過位置を絶対位置として検
知する位置検知センサと、前記位置検知センサによる通
過位置情報に基づき前記書込手段による書き込み位置を
決定する書き込み制御手段と、を備えたことを特徴とす
る画像形成装置である。
【0018】この発明では、位置検知センサにより転写
紙の主走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、こ
の検知結果に基づき書き込み位置を決定するようにして
いるため、転写紙の通過位置やサイズにかかわらず、正
確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行う
ことができる。
【0019】(3)請求項3記載の発明は、前記位置検
知センサは、LED光源を用いた密着型ラインセンサで
ある、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置で
ある。
【0020】この発明では、密着型ラインセンサで構成
された位置検知センサにより転写紙の主走査方向の通過
位置を絶対位置として検知し、この検知結果に基づき書
き込み位置を決定するようにしているため、転写紙の通
過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決
定による安定した画像形成を行うことができる。
【0021】(4)請求項4記載の発明は、前記密着型
ラインセンサは、クロック動作型密着型ラインセンサで
ある、ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置で
ある。
【0022】この発明では、クロック動作型密着型ライ
ンセンサで構成された位置検知センサにより転写紙の主
走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、この検知
結果に基づき書き込み位置を決定するようにしているた
め、クロックをカウントすることにより、転写紙の通過
位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定
による安定した画像形成を行うことができる。
【0023】(5)請求項5記載の発明は、前記密着型
ラインセンサの検出分解能は、0.25mm以上である、
ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
【0024】この発明では、密着型ラインセンサの検出
分解能を0.25mm以上としているので、100dpi
程度の精度が得られるようになり、転写紙の通過位置や
サイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による
安定した画像形成を行うことができる。
【0025】(6)請求項6記載の発明は、前記密着型
ラインセンサの検出分解能は、書き込み分解能の整数
倍、又は整数倍の逆数ある、ことを特徴とする請求項6
記載の画像形成装置である。
【0026】この発明では、密着型ラインセンサの検出
分解能を、書き込み分解能の整数倍または整数倍の逆数
としているので、書き込み分解能に比例した精度が得ら
れるようになり、書き込み位置の決定に要する演算が容
易になり、処理が簡略化できる。転写紙の通過位置やサ
イズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安
定した画像形成を行うことができる。
【0027】(7)請求項7記載の発明は、前記感光体
の表面に転写紙を給紙するレジストローラを設け、前記
位置検知センサを、レジストローラの下流側に配置し
た、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置であ
る。
【0028】この発明では、位置検知センサをレジスト
ローラの下流側に配置しているので、紙曲がりが補正さ
れており、最終的な転写紙の通過位置に対応して正確な
書き込み位置の決定ができ、正確かつ安定した画像形成
を行うことができる。
【0029】(8)請求項8記載の発明は、前記密着型
ラインセンサのLED光源の点灯は、前記レジストロー
ラ駆動源の駆動開始と同期せしめる、ことを特徴とする
請求項7記載の画像形成装置である。
【0030】この発明では、密着型ラインセンサのLE
D光源の点灯をレジストローラ駆動源の駆動と同期させ
ているので、無駄のない状態で転写紙の通過位置を検出
でき、正確な書き込み位置の決定ができ、正確かつ安定
した画像形成を行うことができる。
【0031】(9)請求項9記載の発明は、前記密着型
ラインセンサを、前記レジストローラの駆動中に出力す
るようにしたクロックを用いて駆動せしめる、ことを特
徴とする請求項3記載の画像形成装置である。
【0032】この発明では、密着型ラインセンサのLE
D光源の点灯をレジストローラの駆動中に出力するよう
にしたクロックを用いて駆動させているので、不必要な
クロックを発生することなく、安定した画像形成を行う
ことができる。
【0033】(10)請求項10記載の発明は、前記密
着型ラインセンサは、最大サイズの転写紙の一端と最小
サイズの転写紙との一端とを少なくともカバーする範囲
の大きさを有する、ことを特徴とする請求項3記載の画
像形成装置である。
【0034】この発明では、最大サイズの転写紙の一端
と最小サイズの転写紙との一端とを少なくともカバーす
る範囲の密着型ラインセンサを用いることで、転写紙の
通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の
決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0035】(11)請求項11記載の発明は、転写紙
の搬送方向に向かって前記位置検知センサとほぼ同位相
となる位置に転写紙の先端を検知する転写紙先端センサ
を設け、前記転写紙先端センサにより転写紙の先端が検
知された後の所定時間後に前記位置検知センサにより転
写紙の主走査方向の通過位置を絶対位置として検知す
る、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置であ
る。
【0036】この発明では、転写紙の先端が検知された
後の所定のタイミングで転写紙の通過位置を検知するよ
うにしているので、転写紙が実際に通過している状態を
正確に検知でき、転写紙の通過位置やサイズにかかわら
ず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成
を行うことができる。
【0037】(12)請求項12記載の発明は、前記密
着型ラインセンサの駆動クロックを計数するカウンタ
と、前記密着型ラインセンサの駆動クロックに同期して
出力されるセンサ出力を保持するサンプルホールド手段
と、このサンプルホールド手段での保持結果を所定の値
と比較するコンパレータと、からなる位置検出手段によ
り、転写紙の位置検知を行う、ことを特徴とする請求項
3記載の画像形成装置である。
【0038】この発明では、センサ出力をサンプルホー
ルド回路で保持し、所定値とコンパレータで比較するこ
とにより安定した紙端位置信号を得ることができ、正確
な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うこ
とができる。
【0039】(13)請求項13記載の発明は、前記カ
ウンタの計数停止を前記コンパレータの出力変化点で行
い、該停止したカウンタの値を転写紙の位置とする、こ
とを特徴とする請求項12記載の画像形成装置である。
【0040】この発明では、コンパレータの出力変化点
で駆動クロックの計数を停止させるようにしているの
で、転写紙が実際に通過している状態を正確に検知で
き、転写紙の通過位置やサイズにかかわらず、正確な書
き込み位置の決定による安定した画像形成を行うことが
できる。
【0041】(14)請求項14記載の発明は、前記カ
ウンタと前記コンパレータとを前記密着型ラインセンサ
の近傍に配置すると共に、前記コンパレータの出力変化
点により停止した前記カウンタの出力をシリアル通信に
より前記書き込み制御手段に転送する、ことを特徴とす
る請求項12記載の画像形成装置である。
【0042】この発明では、転写紙の通過位置を検出す
るための処理回路を密着型ラインセンサの近傍に配置し
ているので、ノイズの発生可能性のある配線は極力短く
なる。そして、検出結果であるカウンタの出力をシリア
ル通信により転送しているので、配線数が少なくてもデ
ータ転送でき、配線が長くなる部分ではノイズ発生可能
性を小さくすることができる。
【0043】(15)請求項15記載の発明は、前記位
置検出手段で得られる転写紙の通過位置のデータを、予
め与えられた所定の値と比較し、この比較結果に基づい
て書き込み位置を決定する、ことを特徴とする請求項1
2記載の画像形成装置である。
【0044】この発明では、転写紙の通過位置のデータ
を所定の値と比較しているため、転写紙の通過位置やサ
イズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安
定した画像形成を行うことができる。
【0045】(16)請求項16記載の発明は、転写紙
の主走査方向の絶対位置に基づき感光体への書き込み位
置を制御する画像形成装置に用いられるセンサであっ
て、該センサは転写紙の主走査方向の通過位置を絶対位
置として検知する位置検知センサである、ことを特徴と
するセンサである。
【0046】この発明では、位置検知センサにより転写
紙の主走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、こ
の検知結果に基づき書き込み位置を決定するようにして
いるため、転写紙の通過位置やサイズにかかわらず、正
確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行う
ことが可能になる。
【0047】(17)請求項17記載の発明は、前記位
置検知センサは、LED光源を用いた密着型ラインセン
サである、ことを特徴とする請求項16記載のセンサで
ある。
【0048】この発明では、LED光源を用いた密着型
ラインセンサで構成された位置検知センサにより転写紙
の主走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、この
検知結果に基づき書き込み位置を決定するようにしてい
るため、転写紙の通過位置やサイズにかかわらず、正確
な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行うこ
とが可能になる。
【0049】(18)請求項18記載の発明は、前記密
着型ラインセンサは、クロック動作型密着型ラインセン
サである、ことを特徴とする請求項17記載のセンサで
ある。
【0050】この発明では、クロック動作型密着型ライ
ンセンサで構成された位置検知センサにより転写紙の主
走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、この検知
結果に基づき書き込み位置を決定するようにしているた
め、クロックをカウントすることにより、転写紙の通過
位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定
による安定した画像形成を行うことが可能になる。
【0051】(19)請求項19記載の発明は、前記密
着型ラインセンサの検出分解能は、0.25mm以上であ
る、ことを特徴とする請求項17記載のセンサである。
【0052】この発明では、密着型ラインセンサの検出
分解能を0.25mm以上としているので、100dpi
程度の精度が得られるようになり、転写紙の通過位置や
サイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による
安定した画像形成を行うことが可能になる。
【0053】(20)請求項20記載の発明は、前記密
着型ラインセンサの検出分解能は、書き込み分解能の整
数倍、又は整数倍の逆数ある、ことを特徴とする請求項
17記載のセンサである。
【0054】この発明では、密着型ラインセンサの検出
分解能を、書き込み分解能の整数倍または整数倍の逆数
としているので、書き込み分解能に比例した精度が得ら
れるようになり、転写紙の通過位置やサイズにかかわら
ず、正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成
を行うことが可能になる。
【0055】(21)請求項21記載の発明は、前記位
置検知センサは、画像形成装置の感光体の表面に転写紙
を給紙するレジストローラの下流側に配置された、こと
を特徴とする請求項17記載のセンサである。
【0056】この発明では、位置検知センサをレジスト
ローラの下流側に配置しているので、紙曲がりが補正さ
れており、最終的な転写紙の通過位置に対応して正確な
書き込み位置の決定ができ、正確かつ安定した画像形成
を行うことが可能になる。
【0057】(22)請求項22記載の発明は、前記密
着型ラインセンサのLED光源の点灯は、画像形成装置
のレジストローラ駆動源の駆動開始と同期せしめる、こ
とを特徴とする請求項21記載のセンサである。
【0058】この発明では、密着型ラインセンサのLE
D光源の点灯をレジストローラ駆動源の駆動と同期させ
ているので、無駄のない状態で転写紙の通過位置を検出
でき、正確な書き込み位置の決定ができ、正確かつ安定
した画像形成を行うことができる。
【0059】(23)請求項23記載の発明は、前記密
着型ラインセンサを、画像形成装置のレジストローラの
駆動中に出力するようにしたクロックを用いて駆動せし
める、ことを特徴とする請求項17記載のセンサであ
る。
【0060】この発明では、密着型ラインセンサのLE
D光源の点灯をレジストローラの駆動中に出力するよう
にしたクロックを用いて駆動させているので、不必要な
クロックを発生することなく、安定した画像形成を行う
ことができる。
【0061】(24)請求項24記載の発明は、前記密
着型ラインセンサは、最大サイズの転写紙の一端と最小
サイズの転写紙との一端とを少なくともカバーする範囲
の大きさを有する、ことを特徴とする請求項17記載の
センサである。
【0062】この発明では、最大サイズの転写紙の一端
と最小サイズの転写紙との一端とを少なくともカバーす
る範囲の密着型ラインセンサを用いることで、転写紙の
通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の
決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0063】(25)請求項25記載の発明は、感光
体、供給される画像データを記憶する記憶手段、前記記
憶された画像データを前記感光体上へ画像として書き込
む書込手段を備えてなるデジタル方式の画像形成装置で
あって、転写紙の主走査方向の通過位置を検知するLE
D光源を用いた密着型ラインセンサと、前記密着型ライ
ンセンサから得た情報に基づいて、転写紙の位置検知を
行う位置検出手段と、前記位置検出手段による位置検知
に基づき前記書込手段による書き込み位置を決定する書
き込み制御手段と、を備え、前記位置検出手段を前記密
着型ラインセンサの近傍に配置すると共に、前記位置検
出手段で検知された転写紙の位置を、シリアル通信によ
り前記書き込み制御手段に転送することを特徴とする画
像形成装置である。
【0064】この発明では、転写紙の通過位置を検出す
るための処理回路を密着型ラインセンサの近傍に配置し
ているので、ノイズの発生可能性のある配線は極力短く
なる。そして、検出結果をシリアル通信により転送して
いるので、配線数が少なくてもデータ転送でき、配線が
長くなる部分ではノイズ発生可能性を小さくすることが
できる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。
【0066】図1は本発明の実施の形態の画像形成装置
の電気的構成例を示すブロック図、図2は本発明の実施
の形態の画像形成装置の主要部分の詳細な電気的構成例
を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態例の画像
形成装置の機械的構成を示す側断面図である。
【0067】まず、図3を参照して画像形成装置の全体
について説明する。なお、この実施の形態例では、画像
形成装置として複写機を用いて説明を行う。この図3に
おいて、原稿の両面給送が可能なADF10の原稿載置
部11には、原稿第1頁の表面を上にした状態の原稿d
が複数枚載置されている。ローラ12a、ローラ12b
を介して繰り出された原稿の1枚目はローラ13を介し
て回転搬送される。
【0068】つぎに、光源23により原稿dの原稿面が
照射され、その反射光がミラー24,25,26を介し
て結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD2
8の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー2
4,25,26、結像光学系27及びCCD28を有す
る光学系、並びに、図示されていない光学系駆動手段と
で画像読み取り部20を構成している。
【0069】この図3において、原稿dがプラテンガラ
ス21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された場
合には、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して
読み取りを行う。
【0070】また、原稿dが自動給紙されてローラ13
の周囲を回る場合には、第2のプラテンガラス22下に
光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを
行う。そして、読み取られた原稿dの画像データは、C
CD28から図示しない画像処理部120に送られる。
【0071】なお、原稿dがADF10により自動給送
される場合には、原稿dの1ページ目が読み取られる
と、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用
いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み
取り部20で読み取られ、画像処理部120に送られ
る。
【0072】このようにして、表面と裏面との画像が読
み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転され
て、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されてい
く。
【0073】このようにして画像読み取り部20で読み
取られた画像データは、画像処理部120で所定の画像
処理が行なわれた後、圧縮されて画像メモリに記憶され
る。
【0074】一方、転写紙が積載されている給紙カセッ
ト30から、搬送ローラ181により転写紙pが繰り出
され、画像形成部50に給送される。また、手差しトレ
イ31からは搬送ローラ183により転写紙pが繰り出
され、画像形成部50に給送される。
【0075】そして、画像形成部50に給送される転写
紙pは、その入口付近のレジストローラ185で同期が
とられた後、像担持体となる感光体ドラム51に近接す
る。すなわち、給紙カセット30からレジストローラ1
85に至る第1の搬送経路と、手差しトレイ31からレ
ジストローラ185に至る第2の搬送経路とが設けられ
ている。
【0076】さらに、レジストローラ185で同期がと
られた転写紙pは、先端検知センサ190でその先端が
検知されると共に、密着型ラインセンサで構成された位
置検知センサ220によって主走査方向の通過位置が検
知される。なお、この通過位置の検知については後に詳
しく説明する。
【0077】画像処理部から画像書き込み部40に画像
データが入力され、画像書込み部40内のレーザダイオ
ードから画像データに応じたレーザ光を感光体ドラム5
1上に照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像を現
像部53で現像することで、感光体ドラム51上にトナ
ー像を形成する。
【0078】このトナー像は感光体ドラム51の下部の
転写部54により転写紙pに転写される。そして、感光
体ドラム51に当接されている転写紙pは分離部55に
より分離される。感光体ドラム51から分離された転写
紙pは搬送機構58を介して定着部59に入り、トナー
像が熱と圧力とにより定着される。このようにして、転
写紙pに画像が形成される。
【0079】なお、両面画像形成の際の反転再給紙の必
要がある場合には、トナー像が定着された転写紙pは、
ガイド61を介して下方に搬送され、反転部63に入
る。次に、反転部63に入っている転写紙pは、反転ロ
ーラにより再度繰り出され、反転搬送路64を経由して
再度画像形成部50に送られる。前記原稿dの片面の画
像形成が終了した画像形成部50では、感光体ドラム5
1に付着したトナーがクリーニング部56で除去され、
次の画像形成に備えている。
【0080】この状態で転写紙pのもう一方の面(未だ
画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入さ
れ、画像が形成される。分離部55で感光体ドラム51
から分離された転写紙pは搬送機構58を介して再度定
着部59に入って定着される。このようにして、裏面と
表面との画像形成が完了した転写紙p、または、一方の
面の画像形成が完了した転写紙pは機外に排出される。
【0081】ここで、図1と図2とを参照して、転写紙
の通過位置による位置に応じて書き込み位置を決定して
安定した画像形成を実現できる本実施の形態例の画像形
成装置について説明する。
【0082】この図1と図2において、110は画像形
成装置各部を制御すると共に、本実施の形態例における
転写紙pの通過位置検知および書き込み位置の決定の制
御を行う制御手段としてのCPUである。120はCP
U110で決定された書き込み位置の情報を受けて主走
査方向に書き込み位置を変位させる制御を行う画像処理
部である。130は画像処理部120での処理結果を受
けて、感光体ドラム51に対してレーザビームによる画
像の書き込みを行う書き込み部である。
【0083】なお、CPU110、画像処理部120お
よび書き込み部130からなる処理部100は、メイン
の回路基板上に配置されている。
【0084】また、210は位置検知センサを駆動する
ためのセンサ駆動クロックを生成するセンサ駆動クロッ
ク発生部であり、このセンサ駆動クロックで位置検知セ
ンサの駆動と転写紙の通過位置の計測とを行うように構
成している。220は前記センサ駆動クロックにより駆
動される密着型ラインセンサで構成された位置検知セン
サであり、発光部となるLED光源220aと、受光部
となるラインセンサ220bとから構成されている。
【0085】このLED光源220aは赤色LEDを用
いると、応答性が良くなり望ましい。また、受光部22
0bはファクシミリ装置の読み取りセンサを用いること
が可能である。なお、LED光源220aと受光部22
0bとは、1対1に発光素子と受光素子とが対応してい
なくともよい。
【0086】230は位置検知センサ220の出力をセ
ンサ駆動クロックに同期してサンプルおよびホールドす
るサンプルホールド回路である。240はサンプルホー
ルド回路230のホールド結果を所定の値(転写紙検出
レベル)と比較するコンパレータである。250はコン
パレータ240の出力が所定の状態にあるときのセンサ
駆動クロックを計数するカウンタである。260はカウ
ンタ250の計数結果を所定のシリアルデータに変換し
てシリアル通信により転送するシリアル送信部である。
【0087】なお、以上のセンサ駆動クロック発生部2
10、サンプルホールド回路230、コンパレータ24
0、カウンタ250、およびシリアル送信部260につ
いては、位置検知センサ220の近傍に配置されてい
る。なお、これらをまとめて、端部位置検出手段200
と呼ぶことにする。
【0088】また、320はレジストローラ185を駆
動するための駆動源(駆動モータ)であり、CPU11
0からの駆動モータON/OFF信号により制御される
ものである。330はモータ320の回転力を、CPU
110からのレジストローラON信号に従ってレジスト
ローラ185に伝達する伝達機構としてのクラッチであ
る。
【0089】なお、感光体ドラム51、レジストローラ
185、先端検知センサ190および位置検知センサ2
20の配置の様子を斜視図で示せば、その位置関係は図
4および図5に示すようになる。
【0090】なお、先端検知センサ190と位置検知セ
ンサ220が転写紙pの同じ側にあってもよいし、先端
検知センサ転写紙pを挟むように両側にあってもよい。
【0091】図6は本実施の形態例の動作状態を示すタ
イムチャート、図7は更に詳細な状態を示したタイムチ
ャートである。
【0092】なお、ここでは、図1のブロック図と図6
のタイムチャートとを主に参照して動作説明を行う。な
お、この図6はLレベルがアクティブな状態になるもの
として示している。
【0093】まず、画像形成の開始に伴い、駆動モータ
320を駆動させるために駆動モータON/OFF信号
がCPU110によってON状態にされる(図6(a)
)。
【0094】そして、その後に転写紙pが搬送されてレ
ジストローラ185に突き当てられて停止した後に所定
のタイミングで、レジストローラ185を回転開始させ
るようにレジストローラON/OFF信号がON状態に
なって(図6(b))、クラッチ330に駆動力が供
給される。これにより、転写紙pが感光体ドラム51に
向かって搬送され始める。
【0095】なお、このレジストローラON/OFF信
号のONにより、LED光源220aも発光を開始する
ように駆動される。また、このレジストローラON/O
FF信号のONにより、センサ駆動クロック発生部21
0がセンサ駆動クロックを発生し始める(図6(c)
)。
【0096】そして、転写紙pがレジストローラ185
の駆動により搬送されて先端検知センサ190に検知さ
れる(図6(d))。
【0097】また、この先端検知センサ190とはほぼ
同位相となる位置に配置された位置検知センサ220
で、転写紙pの主走査方向の通過位置を絶対位置として
検知する。この場合、転写紙pの主走査方向の端部の位
置まで、LED光源220aからの照射光が転写紙pで
反射されて受光部220bで検出される。
【0098】従って、サンプルホールド回路230でサ
ンプルとホールドされた出力がコンパレータ240で所
定の値と比較されて得られるコンパレータ出力パルス
(図6(e))の変化点(図6(e)ではLからHへの
変化点)が、転写紙pの主走査方向の端部の位置を示し
ている。そこで、このコンパレータ出力パルスのパルス
幅を、カウンタ250で駆動クロックを用いて計数する
ことで、転写紙サイズや転写紙の通過位置を含めた状態
の転写紙pの位置が求まる。
【0099】この転写紙pの端部の位置を示すカウンタ
250の計数結果を、シリアル送信部260が転写位置
データとしてシリアル通信によりCPU110に向けて
送信する。なお、実際には、先端検知センサ190が転
写紙pを検知してから所定時間後のコンパレータ出力パ
ルス(図6(e))をカウンタ250で計数する。
【0100】この転写位置データを受けたCPU110
は画像処理部120に対して画像を主走査方向にシフト
させる指示データを与える。この指示データにより、画
像処理部120は必要な量だけ画像データを主走査方向
にシフトさせて、書き込み部130に画像データを供給
する。
【0101】なお、このように画像データをシフトさせ
ることについては、図8に示すように、画像メモリの主
走査方向画像書き込み領域内で実際に画像データをライ
トする領域をずらすことで対処できる。この場合、ライ
トアドレスを必要なシフト量に応じてずらすことで対処
可能であり、リードには変更が不要であって迅速な処理
が可能になる。ここで、基準位置調整値とは、位置検知
センサでの検出結果とレーザ書き込みポイントとの調整
のための値である。
【0102】したがって、以上説明した実施の形態例の
書き込み制御方法や画像形成装置およびセンサによれ
ば、以下のような作用や効果が実現される。
【0103】この実施の形態例では、位置検知センサ2
20により転写紙pの主走査方向の通過位置を絶対位置
として検知し、この検知結果に基づき書き込み位置を決
定するようにしているため、転写紙pの通過位置やサイ
ズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安定
した画像形成を行うことができる。
【0104】また、この実施の形態例では、密着型ライ
ンセンサで構成された位置検知センサ220により転写
紙pの主走査方向の通過位置を絶対位置として検知し、
この検知結果に基づき書き込み位置を決定するようにし
ているため、転写紙pの通過位置やサイズにかかわら
ず、従来よりも正確な書き込み位置の決定による安定し
た画像形成を行うことができる。
【0105】また、この実施の形態例では、クロック動
作型密着型ラインセンサで構成された位置検知センサ2
20により転写紙pの主走査方向の通過位置を絶対位置
として検知し、この検知結果に基づき書き込み位置を決
定するようにしているため、クロックをカウントするこ
とにより、転写紙pの通過位置やサイズにかかわらず、
正確な書き込み位置の決定による安定した画像形成を行
うことができる。
【0106】また、この実施の形態例では、密着型ライ
ンセンサの検出分解能を0.25mm以上することで、1
00dpi程度の精度が得られるようになり、転写紙p
の通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置
の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0107】また、この実施の形態例では、密着型ライ
ンセンサの検出分解能を、書き込み分解能の整数倍また
は整数倍の逆数とすることで、書き込み分解能に比例し
た精度が得られるようになり、転写紙pの通過位置やサ
イズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安
定した画像形成を行うことができる。
【0108】また、この実施の形態例では、位置検知セ
ンサ220をレジストローラ185の下流側に配置して
いるので、紙曲がりが補正されており、最終的な転写紙
pの通過位置に対応して正確な書き込み位置の決定がで
き、正確かつ安定した画像形成を行うことができる。
【0109】また、この実施の形態例では、密着型ライ
ンセンサのLED光源220aの点灯をレジストローラ
185の駆動と同期させているので、無駄のない状態で
転写紙pの通過位置を検出でき、正確な書き込み位置の
決定ができ、正確かつ安定した画像形成を行うことがで
きる。
【0110】また、この実施の形態例では、密着型ライ
ンセンサのLED光源220aの点灯をレジストローラ
185の駆動中に出力するようにしたクロックを用いて
駆動させているので、不必要なクロックを発生すること
なく、安定した画像形成を行うことができる。
【0111】また、この実施の形態例では、最大サイズ
の転写紙pの一端と最小サイズの転写紙pとの一端とを
少なくともカバーする範囲の密着型ラインセンサを用い
る(図4および図5参照)ことで、転写紙pの通過位置
やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定によ
る安定した画像形成を行うことができる。また、転写紙
pのサイズが一定であるような場合には、通過位置の最
大予想量にあわせて密着型ラインセンサを配置してもよ
い。なお、図5に示した例では、Xが転写位置データに
相当する。
【0112】また、この実施の形態例では、転写紙pの
先端が検知された後の所定のタイミングで転写紙pの通
過位置を検知するようにしているので、転写紙pが実際
に通過している状態の位置を正確に検知でき、転写紙p
の通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置
の決定による安定した画像形成を行うことができる。
【0113】また、この実施の形態例では、センサ出力
をサンプルホールドしてから所定の値と比較して、転写
紙の紙端位置を検出しているので、転写紙pが実際に通
過している状態の位置を正確に検知でき、転写紙pの通
過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決
定による安定した画像形成を行うことができる。
【0114】また、この実施の形態例では、コンパレー
タ240の出力変化点で駆動クロックの計数を停止させ
るようにしているので、転写紙pの実際に通過している
状態の位置を正確に検知でき、転写紙pの通過位置やサ
イズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定による安
定した画像形成を行うことができる。
【0115】また、この実施の形態例では、転写紙pの
通過位置を検出するためのカウンタ250などを位置検
知センサ220の近傍に配置しているので、ノイズの発
生可能性のある配線は極力短くなる。そして、検出結果
であるコンパレータ240の出力をシリアル通信により
転送しているので、配線数が少なくてもデータ転送で
き、配線が長くなる部分ではノイズ発生可能性を小さく
することができる。
【0116】また、この実施の形態例では、転写紙pの
通過位置のデータを所定の値と比較しているため、転写
紙pの通過位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み
位置の決定による安定した画像形成を行うことができ
る。
【0117】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明で
は、位置検知センサにより転写紙の主走査方向の通過位
置を絶対位置として検知し、この検知結果に基づき書き
込み位置を決定するようにしているため、転写紙の通過
位置やサイズにかかわらず、正確な書き込み位置の決定
による安定した画像形成を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像形成装置の電気的
な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の画像形成装置の主要部
分の詳細な電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的
な構成を示す構成図である。
【図4】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的
な主要部の配置を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的
な主要部の配置を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作時
の信号波形のパターンを示すタイムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作時
の信号波形のパターンを示すタイムチャートである。
【図8】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作時
のメモリの様子を示す説明図である。
【図9】従来の画像形成装置の動作時の状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
51 感光体ドラム 100 処理部 110 CPU 120 画像処理部 130 書き込み部 185 レジストローラ 190 先端検知センサ 200 端部位置検出手段 210 センサ駆動クロック発生部 220 位置検知センサ 230 サンプルホールド回路 240 コンパレータ 250 カウンタ 260 シリアル送信部 320 駆動モータ 330 クラッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 坂田 智志 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 宇井 真 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 埴原 文雄 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体、前記感光体上へ画像を書き込む
    書込手段を備えてなるデジタル方式を使用する画像形成
    装置の書き込み制御方法において、 位置検知センサにより転写紙の主走査方向の通過位置を
    絶対位置として検知し、前記検知結果に基づき書き込み
    位置を決定する、ことを特徴とする書き込み制御方法。
  2. 【請求項2】 感光体、供給される画像データを記憶す
    る記憶手段、前記記憶された画像データを前記感光体上
    へ画像として書き込む書込手段を備えてなるデジタル方
    式の画像形成装置であって、 転写紙の主走査方向の通過位置を絶対位置として検知す
    る位置検知センサと、 前記位置検知センサによる通過位置情報に基づき前記書
    込手段による書き込み位置を決定する書き込み制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検知センサは、LED光源を用
    いた密着型ラインセンサである、ことを特徴とする請求
    項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記密着型ラインセンサは、クロック動
    作型密着型ラインセンサである、ことを特徴とする請求
    項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記密着型ラインセンサの検出分解能
    は、0.25mm以上である、ことを特徴とする請求項4
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記密着型ラインセンサの検出分解能
    は、書き込み分解能の整数倍、又は整数倍の逆数ある、
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記感光体の表面に転写紙を給紙するレ
    ジストローラを設け、前記位置検知センサを、レジスト
    ローラの下流側に配置した、ことを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記密着型ラインセンサのLED光源の
    点灯は、前記レジストローラ駆動源の駆動開始と同期せ
    しめる、ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記密着型ラインセンサを、前記レジス
    トローラの駆動中に出力するようにしたクロックを用い
    て駆動せしめる、ことを特徴とする請求項3記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記密着型ラインセンサは、最大サイ
    ズの転写紙の一端と最小サイズの転写紙との一端とを少
    なくともカバーする範囲の大きさを有する、ことを特徴
    とする請求項3記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 転写紙の搬送方向に向かって前記位置
    検知センサとほぼ同位相となる位置に転写紙の先端を検
    知する転写紙先端センサを設け、 前記転写紙先端センサにより転写紙の先端が検知された
    後の所定時間後に前記位置検知センサにより転写紙の主
    走査方向の通過位置を絶対位置として検知する、ことを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記密着型ラインセンサの駆動クロッ
    クを計数するカウンタと、前記密着型ラインセンサの駆
    動クロックに同期して出力されるセンサ出力を保持する
    サンプルホールド手段と、このサンプルホールド手段で
    の保持結果を所定の値と比較するコンパレータと、から
    なる位置検出手段により、転写紙の位置検知を行う、こ
    とを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記カウンタの計数停止を前記コンパ
    レータの出力変化点で行い、該停止したカウンタの値を
    転写紙の位置とする、ことを特徴とする請求項12記載
    の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記カウンタと前記コンパレータとを
    前記密着型ラインセンサの近傍に配置すると共に、前記
    コンパレータの出力変化点により停止した前記カウンタ
    の出力をシリアル通信により前記書き込み制御手段に転
    送する、ことを特徴とする請求項12記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 前記位置検出手段で得られる転写紙の
    通過位置のデータを、予め与えられた所定の値と比較
    し、この比較結果に基づいて書き込み位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 転写紙の主走査方向の絶対位置に基づ
    き感光体への書き込み位置を制御する画像形成装置に用
    いられるセンサであって、 該センサは転写紙の主走査方向の通過位置を絶対位置と
    して検知する位置検知センサである、ことを特徴とする
    センサ。
  17. 【請求項17】 前記位置検知センサは、LED光源を
    用いた密着型ラインセンサである、ことを特徴とする請
    求項16記載のセンサ。
  18. 【請求項18】 前記密着型ラインセンサは、クロック
    動作型密着型ラインセンサである、ことを特徴とする請
    求項17記載のセンサ。
  19. 【請求項19】 前記密着型ラインセンサの検出分解能
    は、0.25mm以上である、ことを特徴とする請求項1
    7記載のセンサ。
  20. 【請求項20】 前記密着型ラインセンサの検出分解能
    は、書き込み分解能の整数倍、又は整数倍の逆数ある、
    ことを特徴とする請求項17記載のセンサ。
  21. 【請求項21】 前記位置検知センサは、画像形成装置
    の感光体の表面に転写紙を給紙するレジストローラの下
    流側に配置された、ことを特徴とする請求項17記載の
    センサ。
  22. 【請求項22】 前記密着型ラインセンサのLED光源
    の点灯は、画像形成装置のレジストローラ駆動源の駆動
    開始と同期せしめる、ことを特徴とする請求項21記載
    のセンサ。
  23. 【請求項23】 前記密着型ラインセンサを、画像形成
    装置のレジストローラの駆動中に出力するようにしたク
    ロックを用いて駆動せしめる、ことを特徴とする請求項
    17記載のセンサ。
  24. 【請求項24】 前記密着型ラインセンサは、最大サイ
    ズの転写紙の一端と最小サイズの転写紙との一端とを少
    なくともカバーする範囲の大きさを有する、ことを特徴
    とする請求項17記載のセンサ。
  25. 【請求項25】 感光体、供給される画像データを記憶
    する記憶手段、前記記憶された画像データを前記感光体
    上へ画像として書き込む書込手段を備えてなるデジタル
    方式の画像形成装置であって、 転写紙の主走査方向の通過位置を検知するLED光源を
    用いた密着型ラインセンサと、 前記密着型ラインセンサから得た情報に基づいて、転写
    紙の位置検知を行う位置検出手段と、 前記位置検出手段による位置検知に基づき前記書込手段
    による書き込み位置を決定する書き込み制御手段と、を
    備え、 前記位置検出手段を前記密着型ラインセンサの近傍に配
    置すると共に、前記位置検出手段で検知された転写紙の
    位置を、シリアル通信により前記書き込み制御手段に転
    送することを特徴とする画像形成装置。
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