JP5043337B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体を均一帯電させ、入力された画像データに応じて像露光し、像担持体上の電位を変化させて静電潜像を生成することにより、画像形成をおこなう画像形成装置に関する。特には、像担持体の帯電電位、および像露光をした際の露光電位を、入力データのレベル毎に像担持体の面内で均一にするための補正方法に関する。
従来、高速、高画質な画像形成装置として、電子写真方式を採用した複写機やレーザービームプリンタなどが知られている。近年、デジタル技術の進歩に伴ない、カラー画像へのシフトや出力画像の高品質化が急速に進んでいる。なかでも、DTPの世界では出力物の色見安定性や面内均一性への要望は強く、各種キャリブレーション技術や、電子写真プロセスの安定化を実現させる様々な技術が開発されている。
出力物の面内均一性については、像形成を担う像担持体における諸特性の均一性が重要な課題となっており、像担持体の電位ムラ、膜厚ムラ等、像担持体におけるその面内の各種ムラを補正する技術が有効である。例えば特許文献1や特許文献2には、像担持体の露光部電位特性に応じてレーザー点灯時間を補正することにより感光体の軸方向のレーザー露光部電位(明部電位)を均一にする技術が開示されている。
また、特許文献3には、帯電後に一定光量で露光を行い感光体の1周分の感度ムラを電位センサで測定し露光量を補正する技術が開示されている。
また、特許文献4や特許文献5には、感光体上の潜像領域を2次元のセグメントに分け、セグメント毎に補正する技術が開示されている。
また、特許文献6や特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12には、移動可能なまたは複数個の電位センサ/濃度センサ等による感光体の感度ムラを測定する方法が開示されている。
また、特許文献13には、感光体全面の感度ムラを補正するレーザーの制御方法が開示されている。このように各種キャリブレーション技術や、電子写真プロセスの安定化を実現させる様々な技術が開発されている。
特開昭63−49778号公報 特開昭63−49779号公報 特開2000−267363号公報 特開平05−188707号公報 特開2002−067387号公報 特開平05−165295号公報 特開平05−224483号公報 特開平06−003911号公報 特開平06−011931号公報 特開平06−130767号公報 特開平06−266194号公報 特開2004−258482号公報 特開2004−223716号公報
上述したように、画像面内の均一性、とりわけ像担持体における各種ムラに関しては、多数の技術が開示されている。しかし多くは、単一種類のムラについて補正をおこなうものである。
また、複数種のムラについて補正をおこなう技術についても、ムラの要因を分けることなく、まとめて補正する技術であり、充分な補正が実現できていないのが現状である。
詳述すると、図6に示す様に帯電過程で発生するムラ(図中の”帯電電位〜Vd”)や、像露光過程で発生する感度ムラ(図中”露光部電位〜Vl”)などが存在する。帯電過程で発生するムラには、例えば、帯電器のムラ、感光体の膜厚や帯電特性のムラがある。像露光過程で発生する感度ムラには、例えば,感光体の膜厚や感度のムラ、像露光光の光量分布のムラがある。このような特性の違うムラを同時に整合性良くまとめて補正するには限界がある。帯電電位を均一化した場合には露光部電位が不均一になったり、それとは逆に露光部電位を均一化した場合には帯電電位が不均一になったりと、全電位領域に渡って適切に補正することができない。
像担持体の帯電過程で発生する帯電電位の電位ムラと、像露光過程で発生する露光部電位の電位ムラは、像担持体の表面で異なる特性を有する。そこで本発明では、この点に着目し、それぞれ個別に電位ムラを測定し、その特性から補正用データを導き記憶させる。そして、それぞれの電位ムラに応じて補正をおこない、あらゆる電位について、像担持体の面内において均一な電位分布を実現するものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、光導電性の像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段とを備えた画像形成装置において、前記像担持体上の電位ムラであって、前記帯電手段により前記像担持体を帯電した際に発生する帯電電位ムラと前記露光手段により前記像担持体を露光した際に発生する露光部電位ムラのそれぞれについて、それぞれの電位ムラに関する補正用データを記憶する記憶手段と、前記帯電電位ムラに対し、前記帯電電位ムラ用の補正用データに基づいて前記露光手段から放射される露光光の発光時間を少なくとも調整し、前記露光部電位ムラに対し、前記露光部電位ムラ用の補正用データに基づいて前記露光手段から放射される露光光の露光パワーを調整することにより前記それぞれの電位ムラを打ち消すように補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、光導電性の像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段とを備えた画像形成装置において、前記像担持体上の電位ムラであって、前記帯電手段により前記像担持体を帯電した際に発生する帯電電位ムラと、前記露光手段により前記像担持体を露光した際に発生する露光部電位ムラと、のそれぞれについて、電位ムラを打ち消すように補正する補正用データを各箇所に対応させて記憶する記憶手段と、前記補正用データに基づいて、帯電電位の電位ムラについて電位が高い箇所においては、前記露光手段から照射される露光光の露光時間を少なくとも調整し、露光部電位の電位ムラについて電位が高い箇所においては、前記露光手段から照射される露光光の露光パワーを調整することにより前記露光手段による露光量を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、像担持体の面内の電位ムラを抑えることができ、その結果、色味などの面内均一性に優れた出力画像を得ることが可能となる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。 図1に、本発明が適用される画像形成装置の一例として、レーザービームプリンタの概略構成を示す。
同図に示すように、本実施形態の画像形成装置は、像担持体(感光ドラム)11、帯電ユニット12、トナー担持体13、転写ユニット14、定着ユニット15、クリーニング部材16、走査光学系17、折り返しミラー18、現像ユニット19により構成される。
このように構成される画像形成装置では、帯電ユニット12により像担持体11が帯電され、この像担持体11がレーザー光により露光されて、像担持体11上に静電潜像が形成される。次いで、現像ユニット19のトナー担持体13上のトナー層が、像担持体11の表面に接触され、像担持体11上の静電潜像が反転現像法により現像されて、像担持体11上にトナー画像が形成される。
この像担持体11上のトナー画像は、所定のタイミングで給送された記録紙上に、転写ユニット14により転写される。そして、記録紙上に転写されたトナー画像は、加熱ローラと加圧ローラとを有する定着ユニット15により加熱され加圧されて定着される。転写工程後の像担持体11上の転写残余のトナーは、像担持体11の表面に当接させたブレード状のクリーニング部材16によって掻き取られ、クリーナによって回収される。
図2に図1の走査光学系17の構成を示す。
図2に示すように、走査光学系17は、半導体レーザー21と、コリメータレンズ22と、シリンドリカルレンズ23と、高速回転するポリゴンミラー24と、f−θレンズ25とを有する。
半導体レーザー21は、画像処理部(図示せず)からの画像データに基づき、半導体レーザー駆動制御部(図示せず)からのレーザー駆動信号に基づいて、レーザー光を明滅する。半導体レーザー21から出射されたレーザー光束は、コリメータレンズ22にて略平行光とされ、シリンドリカルレンズ23によりポリゴンミラー24に導かれる。そして、このレーザー光は、一定速度で回転するポリゴンミラー24により反射及び偏向され、f−θレンズ25を通る。そして、折り返しミラー位置26で再び偏向されて像担持体11の像面27上にスポット状に結像され、走査方向28に等速度で走査される。
なお、半導体レーザー駆動制御部は、CPUとROMとRAMから概略構成される。CPUは、露光パワー(半導体レーザーの出力)の変調やレーザー光のパルス幅の変調を行う。ROMは、このCPUの制御プログラムや各種制御データを格納し、RAMは、CPUが、制御を実行する際に使用する作業領域や各種テーブルなどの領域が定義される。前述した電位ムラのムラ情報(像担持体表面から測定される電位ムラの分布情報)やこのムラ情報から導かれる補正用データについては、本半導体レーザー駆動制御部のROMやRAMに記憶することが可能である。本実施形態は、CPUを介して電位ムラに応じたレーザー駆動を実現するものである。
像担持体11の帯電電位や露光部電位の電位ムラの計測手法については、予め像担持体単体で電位測定治具を用いて計測する方法や、画像形成装置内部で電位センサを用いて計測する方法などが使用可能である。例えば、電位センサを用いた計測方法としては、移動可能なセンサや複数個のセンサを使用する技術等が知られている(特許文献11、12)。また、像担持体の電位ムラを出力されたトナー量やトナー濃度から推定する手法も知られており、いずれの手法を用いることも可能である。
また、電位ムラのムラ情報やこれから導かれる補正用データを記憶する手法として、像担持体の表面を2次元マトリクス状に領域分割し、分割されたそれぞれの箇所についてムラ情報や補正用データを記憶する手法がある。また、画像搬送方向と像担持体の長手方向(レーザービーム走査方向)のそれぞれに対する1次元のムラ情報を記憶させ、各方向のムラ情報の掛け合わせから像担持体表面の全領域の補正量を算出することも可能である。
一般的に円筒状の像担持体では、円筒の長手方向と周方向ではその製造上の理由から、各々の方向に起因するムラが発生し易く、像担持体表面の全領域で両特性の掛け合わせから特性予測ができることもある。しかし、像担持体は多機能の多層構造であり、帯電特性、感光特性に寄与する要因は複雑に関係するため、単純な掛け合わせで特性予測ができないケースも多い。したがって本実施形態では、像担持体表面の全領域に対応するように2次元マトリクスを用いてマップ状にムラ情報や対応する補正用データを記憶したテーブルを用意する。
以下、従来例と本発明による実施例について、図3に示す帯電電位(Vd)と露光部電位(Vl)の電位ムラに対し、図6に示すように帯電電位と露光部電位の傾向が異なるA−point、B−pointの二つのポイントに着目し、説明する。各図において、横軸を積算光量(ここでは、ほぼ入力データに等しい)、縦軸を像担持体の表面電位として各領域の電位特性を表している。
[従来例]
従来例では、露光部電位の電位ムラ特性を2次元マトリクスを用いてマップ状に領域毎に分割記憶している。そして、その電位ムラを打ち消す様に半導体レーザー21の露光パワーを変調することにより補正している。
その結果、図7に示すとおり、露光部電位についてはB−pointにおける半導体レーザー21の露光パワーを強くすることにより、A−pointと同様の電位が得られる。このように、入力データを横軸として考えた場合に補正できていることがわかる。しかし、帯電電位ムラの影響を受け易いハイライト〜ハーフトーン領域の電位ムラについては補正することができていない。その様子を図5に示す。
[実施例1]
本発明による実施例1では、帯電電位ムラと露光部電位ムラのそれぞれの電位ムラ情報を、本体備え付けの電位センサで計測する。そして、補正テーブルに、電位センサで計測した結果から導かれた感光体ドラム面の各箇所での補正係数(補正用データ)を、2次元マトリクスを用いてマップ状に設定する。そして、この補正テーブルを参照し、入力データに応じて、帯電電位ムラと露光部電位ムラの双方のムラを打ち消す様に感光ドラム面上の各箇所での露光パワーの値を決定する。
その結果、図8に示すように、露光部電位については、B−pointにおけるレーザーの発光パワーを強くすることによりA−pointと同様の電位が得られる。一方、未露光部である帯電電位についてはA−pointにおけるレーザーの発光パワーをさらに強くすることによりB−pointと同様の電位が得られる。このように、入力データを横軸として考えた場合、未露光領域からハイライト〜ハーフトーン領域にわたる領域において適切に補正できていることがわかる。
このときのデータ処理フローを図10に、得られた電位分布のイメージを図4に示す。
本実施例では、半導体レーザー21のレーザー光のパルス幅は、従来どおり入力データに応じて決定する(S11,S12)。一方、半導体レーザー21のレーザー光の露光パワーについては、まず補正テーブル(帯電電位補正テーブルS14、露光部電位補正テーブルS15)を参照する。そして前述のように、入力データに応じて、帯電電位ムラと露光部電位ムラの双方のムラを打ち消す様に像担持体面上の各箇所での露光パワーの値を決定する(S11,S13〜S16)。パルス幅と露光パワーが決定されると、決定されたパルス幅と露光パワーとなるよう、半導体レーザー駆動制御部が半導体レーザー21を駆動する(S17)。
なお、S12の書き込み位置検出では、回転する円筒状の像担持体11の側面に付けられたホームポジションを検出するフラグを基に、光学的に像担持体11上の基準位置を特定している。そして、この基準位置を基に、実際の画像書き込み位置と2次元マトリクス中の位置を対応させている。
このようにして半導体レーザー21を駆動することにより、図4に示すように、帯電電位Vd、露光部電位Vlともに適切に補正され、これらの電位ムラを抑えることができる。
[実施例2]
本発明による実施例2では、帯電電位ムラと露光部電位ムラのそれぞれを、本体備え付けの電位センサで計測する。そして、補正テーブルに、電位センサで計測した結果から導かれた像担持体表面の各箇所での補正係数を、2次元マトリクスを用いてマップ状に設定する。そして、この補正テーブルを参照し、入力データに応じて、帯電電位ムラを打ち消すように像担持体面上の各箇所でのレーザー光のパルス幅の値を決定し、露光部電位ムラを打ち消すように像担持体面上の各箇所での露光パワーの値を決定する。そして、帯電電位の補正には露光パルス幅を変調することにより、また露光部電位の補正には露光パワーを変調することにより補正する。
その結果、図9に示すとおり、露光部電位については、B−pointにおけるレーザーの発光パワーを強くすることによりA−pointと同様の電位が得られる。一方、未露光部である帯電電位についてはA−pointにおけるレーザーの発光パルス幅を広くすることによりB−pointと同様の電位が得られる。このように、入力データを横軸として考えた場合、未露光領域からハイライト〜ハーフトーン領域にわたる領域において適切に補正できていることがわかる。
このときのデータ処理フローを図11に、得られた電位分布のイメージを図4に示す。
本実施例では、半導体レーザー21のレーザー光の露光パワーおよびパルス幅の双方について補正を行なう。まず補正テーブル(帯電電位補正テーブルS23、露光部電位補正テーブルS25)を参照する。そして前述のように、入力データに応じて、帯電電位ムラと露光部電位ムラの双方のムラを打ち消す様に感光ドラム面上の各箇所での露光パワーやパルス幅の値を決定する(S21〜S26)。パルス幅と露光パワーが決定されると、決定された露光パワーおよびパルス幅となるよう、半導体レーザー駆動制御部が半導体レーザー21を駆動する(t27)。
なお、S22の書き込み位置検出では、回転する円筒状の感光ドラムの側面に付けられたホームポジションを検出するフラグを基に、光学的に感光体ドラム上の基準位置を特定している。そして、この基準位置を基に、実際の画像書き込み位置と2次元マトリクス中の位置を対応させている。
以上のようにして半導体レーザー21を駆動することにより、図4に示すように、帯電電位Vd、露光部電位Vlともに適切に補正され、これらの電位ムラを抑えることができる。
本実施例では、露光パワーの変調と、露光パルス幅の変調という、半導体レーザー21に対するそれぞれ別々の駆動制御に対し、それぞれ別々の補正特性を入力することで、結果として均一な電位特性が得られるものとなっている。本実施例は、実施例1よりもさらに適切な補正をおこなうことが可能である。
また、未露光領域からハイライト領域にいたるレーザー発光パルス幅が狭くなる領域では、実施例1の様な露光パワー変調のみによる補正ではレーザーチップの最大発光パワーの点で限界がある。本実施例では、必要となる露光量の補正幅に応じて、露光パワーと発光パルス幅の適切な組み合わせが選択可能である。
上述したように上記各実施例では、二つの変動要因(帯電電位ムラ、露光部電位ムラ)について、二つの補正テーブルを設け、レーザー光量(露光パワー、パルス幅)を制御するという一つの手段で補正をおこなっている。もちろん、三つ以上の変動要因についても、従来技術を含めた二つ以上の補正手段により補正をおこなうことも可能であり、本発明が変動要因や補正手段の種類や個数に限定されるものではない。
例えば、上述の本発明による補正手段に加え、帯電後〜像露光前にLEDを用いてムラの分布に合わせて前露光を行うようにしてもよい。また、予め入力データの値自体に補正をかけるようにしてもよい。また、帯電分布を制御するようにしてもよい(周方向だけのムラであれば印加電圧を周期的に変化させることで可能)。
本発明による画像形成装置の一実施形態であるレーザープリンタの概略構成を示す図である。 同実施形態における走査光学系の構成を示す図である。 像担持体における電位ムラを説明する図である。 像担持体における電位ムラを説明する図である。 像担持体における電位ムラを説明する図である。 像担持体における電位ムラを説明する図である。 従来例1を説明する図である。 実施例1を説明する図である。 実施例2を説明する図である。 実施例1を説明するフローチャートである。 実施例2を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 半導体レーザー
12 コリメータレンズ
13 シリンドリカルレンズ
14 ポリゴンミラー
15 f−θレンズ
16 折り返しミラー位置
17 感光ドラム
18 走査方向
21 半導体レーザー
22 コリメータレンズ
23 シリンドリカルレンズ
24 ポリゴンミラー
25 f−θレンズ
26 折り返しミラー位置
27 感光ドラムの像面
28 走査方向

Claims (6)

  1. 光導電性の像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段とを備えた画像形成装置において、
    前記像担持体上の電位ムラであって、前記帯電手段により前記像担持体を帯電した際に発生する帯電電位ムラと前記露光手段により前記像担持体を露光した際に発生する露光部電位ムラのそれぞれについて、それぞれの電位ムラに関する補正用データを記憶する記憶手段と、
    前記帯電電位ムラに対し、前記帯電電位ムラ用の補正用データに基づいて前記露光手段から放射される露光光の発光時間を少なくとも調整し、前記露光部電位ムラに対し、前記露光部電位ムラ用の補正用データに基づいて前記露光手段から放射される露光光の露光パワーを調整することにより前記それぞれの電位ムラを打ち消すように補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電電位ムラ及び前記露光部電位ムラを測定する手段と、測定された前記帯電電位ムラ及び前記露光部電位ムラについて前記像担持体の表面の各箇所に対応する補正用データを算出する手段とをさらに備え、前記記憶手段は、算出された補正用データを前記像担持体の表面の各箇所に対応付け2次元マトリクスを用いてマップ状に記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記露光手段は、前記露光パワーを調整するパワー変調と前記発光時間を調整するパルス幅変調の機能を備えた半導体レーザーであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 光導電性の像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段とを備えた画像形成装置において、
    前記像担持体上の電位ムラであって、前記帯電手段により前記像担持体を帯電した際に発生する帯電電位ムラと、前記露光手段により前記像担持体を露光した際に発生する露光部電位ムラと、のそれぞれについて、電位ムラを打ち消すように補正する補正用データを各箇所に対応させて記憶する記憶手段と、
    前記補正用データに基づいて、帯電電位の電位ムラについて電位が高い箇所においては、前記露光手段から照射される露光光の露光時間を少なくとも調整し、露光部電位の電位ムラについて電位が高い箇所においては、前記露光手段から照射される露光光の露光パワーを調整することにより前記露光手段による露光量を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記補正用データは、前記像担持体の表面の各箇所に対応付け2次元マトリクスを用いたマップ状のデータであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記露光手段は、パワー変調とパルス幅変調の機能を備えた半導体レーザーであることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
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