JP2000267363A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000267363A
JP2000267363A JP11066249A JP6624999A JP2000267363A JP 2000267363 A JP2000267363 A JP 2000267363A JP 11066249 A JP11066249 A JP 11066249A JP 6624999 A JP6624999 A JP 6624999A JP 2000267363 A JP2000267363 A JP 2000267363A
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Osamu Endo
理 遠藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高密度の画像形成や高密度の多値
書き込みを行う場合感光体の感度ムラが濃度ムラになる
という課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、感光体1の回転位置を検出
する回転位置検出手段を備え、非画像形成時に感光体1
に帯電手段6による帯電及び像露光手段による一定光量
の露光を行い、電位センサ8で感光体1の1周分の表面
電位を検知して感光体の感度ムラを測定し、その測定結
果を用いて画像形成時に回転位置検出手段の検出した感
光体1の回転位置により像露光手段の露光量に補正をか
けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルト状感光体を有
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は、ベルト状の感光
体若しくはドラム状の感光体などを用いたもので、電子
写真プロセスを行うものがある。ベルト状の感光体を用
いた画像形成装置は、一方向に回転するベルト状の感光
体と、この感光体を一様に帯電させる帯電手段と、上記
感光体を上記帯電手段で一様に帯電された後に像露光を
行って静電潜像を形成する像露光手段と、上記感光体上
の静電潜像を現像してトナー像とする現像手段と、上記
感光体上のトナー像を記録部材若しくは中間転写体に転
写する転写手段と、上記感光体をトナー像転写後に清掃
するクリーニング手段と、上記感光体の表面電位を像露
光位置と現像位置との間で検知する電位センサと、上記
感光体の濃度を現像位置とトナー像転写位置との間で測
定する濃度センサとを有している。
【0003】特開平7−104540号公報には、感光
体または中間転写体の全周の光反射率を検出し、光反射
率が最大値となる領域をプロセス条件補正時のトナー濃
度の検出エリアとして設定し、また検出された光反射率
の最大値に基づいて反射型センサのゲイン調整を行うプ
ロセスコントロール装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記プロセスコントロ
ール装置では、感光体の光反射率には感光体の1周の間
にムラがあることに着目し、感光体または中間転写体の
全周の光反射率を測定してプロセスコントロールの精度
を上げることを行っているが、感光体の感度ムラは考慮
されていない。感光体に感度ムラがあっても、比較的低
密度の画像形成を行う画像形成装置や、感光体に比較的
低密度で2値書き込みを行って画像形成を行う画像形成
装置では問題ない。
【0005】しかし、600dpi以上の高密度の画像
形成を行う画像形成装置や、感光体に多値書き込みを行
って画像形成を行う画像形成装置では、感光体上の静電
潜像に対して感度が高く画像が形成されるようになるの
で、感光体の感度ムラがハーフトーン画像での目視で分
かるレベルの濃度ムラになることがある。特に、ベルト
状の感光体では、ドラム状の感光体よりも製造時での感
度ムラが起こり易く、画像の濃度ムラが起こり易い。
【0006】請求項1に係る発明は、製造時の感度ムラ
が起こり易いベルト状の感光体を用いても感光体の感度
ムラによる画像の濃度ムラを補正することができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0007】請求項2に係る発明は、製造時の感度ムラ
が起こり易いベルト状の感光体を用いても電位センサを
用いずに濃度センサを用いて感光体の感度ムラによる画
像の濃度ムラを補正することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0008】請求項3に係る発明は、感光体の製造時で
の感度ムラとともに、経時で様々な原因により起こる感
光体の感度ムラによる画像の濃度ムラを補正することが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、一方向に回転するベルト状
の感光体と、この感光体を一様に帯電させる帯電手段
と、前記感光体を前記帯電手段で一様に帯電された後に
像露光を行って静電潜像を形成する像露光手段と、前記
感光体上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手段
と、前記感光体上のトナー像を記録部材若しくは中間転
写体に転写する転写手段と、前記感光体をトナー像転写
後に清掃するクリーニング手段と、前記感光体の表面電
位を像露光位置と現像位置との間で検知する電位センサ
とを有する画像形成装置において、前記感光体の回転位
置を検出する回転位置検出手段を備え、非画像形成時に
前記感光体に前記帯電手段による帯電及び前記像露光手
段による一定光量の露光を行い、前記電位センサで前記
感光体の1周分の表面電位を検知して前記感光体の感度
ムラを測定し、その測定結果を用いて画像形成時に前記
回転位置検出手段の検出した前記感光体の回転位置によ
り前記像露光手段の露光量に補正をかけるものである。
【0010】請求項2に係る発明は、一方向に回転する
ベルト状の感光体と、この感光体を一様に帯電させる帯
電手段と、前記感光体を前記帯電手段で一様に帯電され
た後に像露光を行って静電潜像を形成する像露光手段
と、前記感光体上の静電潜像を現像してトナー像とする
現像手段と、前記感光体上のトナー像を記録部材若しく
は中間転写体に転写する転写手段と、前記感光体をトナ
ー像転写後に清掃するクリーニング手段と、前記感光体
の濃度を現像位置とトナー像転写位置との間で測定する
濃度センサとを有する画像形成装置において、前記感光
体の回転位置を検出する回転位置検出手段を備え、非画
像形成時に前記感光体の全周にハーフトーンのパターン
像を形成し、前記濃度センサで前記感光体の1周分の濃
度ムラを測定し、その測定結果を用いて画像形成時に前
記回転位置検出手段の検出した前記感光体の回転位置に
より前記像露光手段の露光量に補正をかけるものであ
る。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置において、前記感度ムラ或いは濃度
ムラの測定を当該装置の使用開始時と、一定枚数の画像
形成毎或いは当該装置の電源オン時に行うものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の概
略を示す。この実施形態は、電子写真プロセスを行う画
像形成装置であり、ベルト状の感光体1が有機感光体
(OPC)を用いて構成されている。この感光体1は、
複数のローラ2〜5に架け渡されて図示しない駆動部に
より回転駆動され、帯電手段6により一様なマイナスの
電位に帯電された後に、像露光手段により露光光7で露
光されて静電潜像が形成される。ここに、帯電手段6は
例えば帯電チャージが用いられ、像露光手段は例えば半
導体レーザを用いた露光光学系が用いられて画像信号に
よる半導体レーザのパルス幅変調やパワー変調により感
光体1に多値書き込みで露光する。
【0013】感光体1の露光後の表面電位は電位センサ
8により測定され、この電位センサ8の出力値がプロセ
スコントロール部で通常のプロセスコントロールに用い
られる。感光体1上の静電潜像は現像手段としての現像
ローラ9を有する現像装置によりマイナスに帯電したト
ナーで現像されてトナー像となる。この現像装置は、1
成分現像剤で感光体1上の静電潜像を現像するもので
も、2成分現像剤で感光体1上の静電潜像を現像するも
のでもよい。
【0014】感光体1上のトナー像は転写手段10によ
り転写紙、OHPシート等の記録部材或いは中間転写体
へ転写される。転写手段10は電源装置からバイアスが
印加される転写チャージャ、転写ローラ等の部材を用い
ることができる。感光体1上の転写残トナーはクリーニ
ング手段11により清掃される。このクリーニング手段
11は例えばクリーニングブレード等のクリーニング部
材が用いられる。
【0015】図2は、本実施形態において、感度ムラが
起きているベルト状の感光体1を帯電手段6により一様
に帯電させた後に、上記像露光手段にてハーフトーン画
像を形成するときの露光量で一様に露光した場合の感光
体1の表面電位に対する電位センサ8の測定結果の一例
を示す。このように、感光体1は一様な露光量で露光し
ても露光後の電位にムラが起きることがある。図2の測
定結果では、感光体1の表面電位の最大値と最小値との
差が10V以上ある。
【0016】感光体1の帯電後の表面電位にムラがなか
った場合でもこのような電位ムラは起きるが、感光体1
の帯電手段6による帯電ではこのような電位ムラは起き
にくい。この感光体1の電位ムラは感光体1の感度ムラ
によるところが大きく、感光体1がベルト状OPCであ
る場合には感光体1がドラム状感光体である場合よりも
製造時の感光体1の感度ムラが大きくなる傾向がある。
また、感光体1の電位の高いところと低いところはベル
トの幅の方向で同じようになる傾向がある。よって、ハ
ーフトーン画像を形成したときには、記録材材の搬送方
向と垂直な方向に帯状に濃い部分と薄い部分とができる
ようになる。
【0017】図3は、感光体1に600dpiで多値書
き込みを行って画像形成を行う場合において、感光体1
のハーフトーン画像での露光後の電位差と画像濃度差を
測定した結果を示す。図3から分かるように高密度で画
像形成を行う画像形成装置では、感光体上の静電潜像に
対して感度を高くする必要があり、感光体上の10V程
度の電位差でも目視で判別できるような画像濃度差にな
る。
【0018】この実施形態では、上述のようなベルト状
の感光体1を用いて高密度で多値書き込みを行う画像形
成装置において、感光体1の感度ムラに起因する濃度ム
ラを以下のように補正する。図4に示すように、感光体
1の端部に位置検知用のマーク(若しくは位置検知用の
穴)12が設けられ、この位置検知用のマーク(若しく
は位置検知用の穴)12が回転位置検出手段としてのセ
ンサ13により検知されることで、感光体1の回転位置
が検知される。センサ13は、反射型のセンサ或いは透
過型のセンサが用いられる。
【0019】非画像形成時に感光体1の帯電手段6によ
る均一な帯電及び上記像露光手段による一定光量での像
露光が行われる。このとき、像露光手段で感光体1を像
露光するのは、感光体1上における電位センサ8の電位
検知位置を通る範囲でよい。電位センサ8は感光体1の
均一な帯電及び一定光量での像露光が行われた部分の表
面電位を検知する。図6に示すように、感光体1上の電
位ムラに対する露光量の補正値を演算する補正量演算手
段としての補正量演算回路21は、電位センサ8の検知
値をセンサ13からの入力信号によりセンサ13が位置
検知用のマーク(若しくは位置検知用の穴)12を検知
したタイミングから感光体1の1周分サンプリングする
ことにより、感光体1の位置と電位を対応させて感光体
1の感度ムラを測定する。
【0020】さらに、補正量演算回路21は、そのサン
プリング値をもとに、上述の図3に示すような感光体1
のハーフトーン画像での露光後の電位差と画像濃度差と
の関係の測定結果、像露光手段の半導体レーザ出力(露
光量)に対する画像濃度差のデータから、画像の濃度差
を補正するように(画像濃度が適正値になるように)、
感光体1の回転位置に対しての像露光手段の半導体レー
ザによる多値の書き込み値(露光量)の補正係数を求
め、この補正係数をメモリ22に記憶しておく。
【0021】制御手段としての半導体レーザ(LD)制
御回路23は、画像形成時には、多値の画像データによ
り像露光手段のLD24を駆動してLD24からの画像
データで変調されたレーザ光により多値の書き込みを行
うと同時に、メモリ22に記憶しておいた補正係数を用
いて、センサ13からの入力信号により感光体1の回転
位置に対応して像露光手段のLD24による多値の書き
込み値(露光量)を感光体1の感度ムラによる画像濃度
ムラが無くなるように補正する。
【0022】この実施形態は、請求項1に係る発明の実
施の一形態であり、一方向に回転するベルト状の感光体
1と、この感光体1を一様に帯電させる帯電手段6と、
前記感光体1を前記帯電手段6で一様に帯電された後に
像露光を行って静電潜像を形成する像露光手段と、前記
感光体1上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手
段と、前記感光体1上のトナー像を記録部材若しくは中
間転写体に転写する転写手段10と、前記感光体1をト
ナー像転写後に清掃するクリーニング手段11と、前記
感光体1の表面電位を像露光位置と現像位置との間で検
知する電位センサ8とを有する画像形成装置において、
前記感光体1の回転位置を検出する回転位置検出手段と
してのセンサ13を備え、非画像形成時に前記感光体1
に前記帯電手段6による帯電及び前記像露光手段による
一定光量の露光を行い、前記電位センサ8で前記感光体
1の1周分の表面電位を検知して前記感光体1の感度ム
ラを測定し、その測定結果を用いて画像形成時に前記回
転位置検出手段13の検出した前記感光体1の回転位置
により前記像露光手段の露光量に補正をかけるので、製
造時の感度ムラが起こり易いベルト状の感光体を用いて
も感光体の感度ムラによる画像の濃度ムラを補正するこ
とができる。
【0023】次に、本発明の実施の他の一形態について
説明する。この実施形態では、上記実施形態において、
部品低減のため、図5に示すように、電位センサ8を用
いずに濃度センサ14を用いてプロセスコントロールを
行う。濃度センサ14は感光体1上のトナー像や感光体
1の地肌の濃度を検知する。非画像形成時には、図示し
ない制御部は帯電手段6、像露光手段、現像手段を制御
して感光体1の帯電手段6による均一な帯電及び上記像
露光手段による一定光量での像露光による静電潜像の形
成、現像装置による静電潜像の現像で感光体1の全周に
ハーフトーンのパターン像を形成し、濃度センサ14で
感光体1の全周の濃度ムラを測定する。
【0024】感光体1上に形成するパターン像をハーフ
トーンにするのは、画像濃度が高いと感光体1上の電位
差に対する画像濃度差が少なくなるからである。パター
ン像は、濃度センサ14で濃度が検知される位置のみに
作ればよい。感光体1の電位を測定することで感光体1
の感度ムラを測定する方が精度が高いが、感光体1の濃
度ムラを測定することによっても感光体1の感度ムラを
測定することができる。図7に示すように、画像ムラに
対する露光量の補正値を演算する補正量演算手段として
の補正量演算回路25は、濃度センサ14の検知値をセ
ンサ13からの入力信号によりセンサ13が位置検知用
のマーク(若しくは位置検知用の穴)12を検知したタ
イミングから感光体1の1周分サンプリングすることに
より、感光体1の位置と濃度を対応させて感光体1の感
度ムラを測定する。
【0025】そして、補正量演算回路25は、そのサン
プリング値をもとに、像露光手段のLD出力(露光量)
に対する画像濃度差のデータから、画像の濃度差を補正
するように(画像濃度が適正値になるように)、感光体
1の回転位置に対しての像露光手段のLDによる多値の
書き込み値(露光量)の補正係数を求め、この補正係数
をメモリ22に記憶しておく。
【0026】LD制御回路23は、画像形成時には、多
値の画像データにより像露光手段のLD24を駆動して
LD24からの画像データで変調されたレーザ光により
多値の書き込みを行うと同時に、メモリ22に記憶して
おいた補正係数を用いて、センサ13からの入力信号に
より感光体1の回転位置に対応して像露光手段のLDに
よる多値の書き込み値(露光量)を感光体1の感度ムラ
による画像濃度ムラが無くなるように補正する。
【0027】この実施形態は、請求項2に係る発明の実
施の一形態であり、一方向に回転するベルト状の感光体
1と、この感光体1を一様に帯電させる帯電手段6と、
前記感光体1を前記帯電手段6で一様に帯電された後に
像露光を行って静電潜像を形成する像露光手段と、前記
感光体1上の静電潜像を現像してトナー像とする現像手
段と、前記感光体1上のトナー像を記録部材若しくは中
間転写体に転写する転写手段10と、前記感光体1をト
ナー像転写後に清掃するクリーニング手段11と、前記
感光体1の濃度を現像位置とトナー像転写位置との間で
測定する濃度センサ14とを有する画像形成装置におい
て、前記感光体1の回転位置を検出する回転位置検出手
段としてのセンサ13を備え、非画像形成時に前記感光
体1の全周にハーフトーンのパターン像を形成し、前記
濃度センサ14で前記感光体1の1周分の濃度ムラを測
定し、その測定結果を用いて画像形成時に前記回転位置
検出手段13の検出した前記感光体1の回転位置により
前記像露光手段の露光量に補正をかけるので、製造時の
感度ムラが起こり易いベルト状の感光体を用いても電位
センサを用いずに濃度センサを用いて感光体の感度ムラ
による画像の濃度ムラを補正することができる。
【0028】上記実施形態では、製造時における感光体
1の感度ムラに対しては、当該装置の使用開始時に上述
のように感光体1の感度ムラを測定して補正係数を求
め、その補正係数を当該装置の使用開始時だけでなく経
時でも用いて像露光手段の多値の書き込み値(露光量)
を感光体1の感度ムラによる画像濃度ムラが無くなるよ
うに補正してもよい。
【0029】しかし、経時では、感光体1のオゾンによ
る劣化等により感光体1の感度ムラが初期とは異なって
くる。そのため、本発明の実施の別の各形態では、上記
一形態、上記他の形態において、それぞれ、上記感度ム
ラの測定または濃度ムラの測定を当該装置の使用開始時
と、一定枚数の画像形成毎或いは当該装置の電源オン時
に行う。上記感度ムラの測定または濃度ムラの測定は、
例えばプロセスコントロールを行う時に同時に行えばよ
いが、感光体1の感度ムラの変化はそれほど短い使用で
は起こらないので、プロセスコントロールの間隔よりも
長い間隔で上記感度ムラの測定または濃度ムラの測定を
行えばよい。
【0030】この実施形態では、図8に示すように、当
該装置の使用開始時には、上記一形態と同様に、感光体
1の帯電手段6による均一な帯電及び上記像露光手段に
よる一定光量での像露光が行われて電位センサ8で感光
体1の表面電位検知が行われ、又は上記他の形態と同様
に、感光体1の帯電手段6による均一な帯電及び上記像
露光手段による一定光量での像露光による静電潜像の形
成、現像装置による静電潜像の現像で感光体1の全周に
ハーフトーンのパターン像が形成されて濃度センサ14
で感光体1の全周の濃度ムラが測定される。
【0031】補正量演算回路21、25は、電位センサ
8又は濃度センサ14の検知値をセンサ13からの入力
信号によりセンサ13が位置検知用のマーク(若しくは
位置検知用の穴)12を検知したタイミングから感光体
1の1周分サンプリングすることにより、感光体1の位
置と電位又は濃度を対応させて感光体1の感度ムラを測
定する。
【0032】そして、補正量演算回路21、25は、そ
のサンプリング値をもとに、像露光手段のLD出力(露
光量)に対する画像濃度差のデータから、画像の濃度差
を補正するように(画像濃度が適正値になるように)、
感光体1の回転位置に対しての像露光手段のLDによる
多値の書き込み値(露光量)の補正係数を求め、この補
正係数をメモリ22に記憶しておく。
【0033】また、図9に示すように、一定枚数の画像
形成毎或いは当該装置の電源オン時に、当該装置の使用
開始時と同様に、感光体1の帯電手段6による均一な帯
電及び上記像露光手段による一定光量での像露光が行わ
れて電位センサ8で感光体1の表面電位検知が行われ、
又は感光体1の帯電手段6による均一な帯電及び上記像
露光手段による一定光量での像露光による静電潜像の形
成、現像装置による静電潜像の現像で感光体1の全周に
ハーフトーンのパターン像が形成されて濃度センサ14
で感光体1の全周の濃度ムラが測定される。
【0034】補正量演算回路21、25は、電位センサ
8又は濃度センサ14の検知値をセンサ13からの入力
信号によりセンサ13が位置検知用のマーク(若しくは
位置検知用の穴)12を検知したタイミングから感光体
1の1周分サンプリングすることにより、感光体1の位
置と電位又は濃度を対応させて感光体1の感度ムラを測
定する。
【0035】そして、補正量演算回路21、25は、そ
のサンプリング値をもとに、像露光手段のLD出力(露
光量)に対する画像濃度差のデータから、画像の濃度差
を補正するように(画像濃度が適正値になるように)、
感光体1の回転位置に対しての像露光手段のLDによる
多値の書き込み値(露光量)の補正係数を求め、この補
正係数をメモリ22に記憶して再設定しておく。
【0036】この実施形態は、請求項3に係る発明の実
施の一形態であり、請求項1または2記載の画像形成装
置において、前記感度ムラ或いは濃度ムラの測定を当該
装置の使用開始時と、一定枚数の画像形成毎或いは当該
装置の電源オン時に行うので、感光体の製造時での感度
ムラとともに、経時で様々な原因により起こる感光体の
感度ムラによる画像の濃度ムラを補正することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、製造時の感度ムラが起こり易いベ
ルト状の感光体を用いても感光体の感度ムラによる画像
の濃度ムラを補正することができる。
【0038】請求項2に係る発明によれば、上記構成に
より、製造時の感度ムラが起こり易いベルト状の感光体
を用いても電位センサを用いずに濃度センサを用いて感
光体の感度ムラによる画像の濃度ムラを補正することが
できる。
【0039】請求項3に係る発明によれば、上記構成に
より、感光体の製造時での感度ムラとともに、経時で様
々な原因により起こる感光体の感度ムラによる画像の濃
度ムラを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す概略図である。
【図2】同実施形態の感光体の表面電位に対する測定結
果の一例を示す図である。
【図3】同実施形態において600dpiの多値書き込
み時の感光体の露光後の電位差と画像濃度差を測定した
結果を示す図である。
【図4】同実施形態の一部を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の他の一形態を示す概略図であ
る。
【図6】上記一形態の回路部を示すブロック図である。
【図7】上記他の一形態の回路部を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施の別の形態の動作フローを示すフ
ローチャートである。
【図9】同別の形態の他の動作フローを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 感光体 6 帯電手段 8 電位センサ 9 現像ローラ 10 転写手段 11 クリーニング手段 12 位置検知用のマーク 13 センサ 14 濃度センサ 21 補正量演算回路 22 メモリ 23 LD制御回路 24 LD
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA02 DA07 DA10 DA22 DA41 DE02 DE05 DE07 DE10 EA02 EA07 EC04 EC06 EC17 ED02 ED03 ED07 ED08 EE08 EF01 EF06 EF12 2H076 AB02 AB05 CA18 DA06 DA07 DA08 DA17 DA22 DA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に回転するベルト状の感光体と、こ
    の感光体を一様に帯電させる帯電手段と、前記感光体を
    前記帯電手段で一様に帯電された後に像露光を行って静
    電潜像を形成する像露光手段と、前記感光体上の静電潜
    像を現像してトナー像とする現像手段と、前記感光体上
    のトナー像を記録部材若しくは中間転写体に転写する転
    写手段と、前記感光体をトナー像転写後に清掃するクリ
    ーニング手段と、前記感光体の表面電位を像露光位置と
    現像位置との間で検知する電位センサとを有する画像形
    成装置において、前記感光体の回転位置を検出する回転
    位置検出手段を備え、非画像形成時に前記感光体に前記
    帯電手段による帯電及び前記像露光手段による一定光量
    の露光を行い、前記電位センサで前記感光体の1周分の
    表面電位を検知して前記感光体の感度ムラを測定し、そ
    の測定結果を用いて画像形成時に前記回転位置検出手段
    の検出した前記感光体の回転位置により前記像露光手段
    の露光量に補正をかけることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】一方向に回転するベルト状の感光体と、こ
    の感光体を一様に帯電させる帯電手段と、前記感光体を
    前記帯電手段で一様に帯電された後に像露光を行って静
    電潜像を形成する像露光手段と、前記感光体上の静電潜
    像を現像してトナー像とする現像手段と、前記感光体上
    のトナー像を記録部材若しくは中間転写体に転写する転
    写手段と、前記感光体をトナー像転写後に清掃するクリ
    ーニング手段と、前記感光体の濃度を現像位置とトナー
    像転写位置との間で測定する濃度センサとを有する画像
    形成装置において、前記感光体の回転位置を検出する回
    転位置検出手段を備え、非画像形成時に前記感光体の全
    周にハーフトーンのパターン像を形成し、前記濃度セン
    サで前記感光体の1周分の濃度ムラを測定し、その測定
    結果を用いて画像形成時に前記回転位置検出手段の検出
    した前記感光体の回転位置により前記像露光手段の露光
    量に補正をかけることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、前記感度ムラ或いは濃度ムラの測定を当該装置の
    使用開始時と、一定枚数の画像形成毎或いは当該装置の
    電源オン時に行うことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7751737B2 (en) 2006-01-12 2010-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus which corrects charge potential on an image carrier
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