JPH0566640A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0566640A
JPH0566640A JP3257100A JP25710091A JPH0566640A JP H0566640 A JPH0566640 A JP H0566640A JP 3257100 A JP3257100 A JP 3257100A JP 25710091 A JP25710091 A JP 25710091A JP H0566640 A JPH0566640 A JP H0566640A
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toner
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toner image
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JP3257100A
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Shinichi Namekata
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ドラム1の端部に形成した基準トナー
像30bのトナーを転写チャージャ5のワイヤに付着さ
せず、また、この基準トナー像30aを用いてトナー濃
度を検出する長尺コピー中においても、現像装置内の画
像形成領域に対応する部分に在る現像剤のトナー濃度と
同濃度の検出値を得る。 【構成】 1m以上の長尺コピー中には、(b)のよう
に感光体1の画像領域間での基準トナー像30aの形成
ができないので、(a)のように感光体1の端部に基準
トナー像30bを形成し、この濃度を光学センサ(26
b,27b)で検出する。この基準トナー像30bの形
成位置を、転写チャージャ5のワイヤよりも外側に設定
する。また、端部に網目模様で示すようなトナー付着部
を形成して、現像装置内のこの端部に対応する部分の現
像剤中のトナーを消費させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置に係り、詳しくは、像担持体表面移
動方向を横切る方向における像担持体上の所定位置に検
出用の基準像を形成し、この基準像の検出結果に基づい
て、現像剤のトナー濃度等の画像形成条件を制御する画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、例
えば、現像剤のトナー濃度を所定濃度に維持する為に、
像担持体上に所定潜像を形成し、これを現像器で現像し
て得た基準トナー像の濃度を、反射型の光学センサ(以
下、Pセンサという)で検出し、この検出結果に基づい
て、現像器へのトナー補給を制御するものが知られてい
る(例えば、特開昭56ー128977号公報参照)。
しかし、この従来装置においては、上記基準トナー像の
形成位置を、像担持体表面移動方向において画像形成領
域より上流又は下流の位置に設定しているので、像担持
体移動方向における画像の長さが、例えば1m以上の長
尺画像を形成している期間には、基準トナー像を形成で
きない。このため、長尺画像の形成によってトナーを大
量に消費して現像剤のトナー濃度が低下しているにもか
かわらず、基準トナー像の形成、及びこの基準トナー像
の濃度検出に基づくトナー補給動作を実行できずに、長
尺画像の画像濃度が低下する不具合があった。
【0003】そこで、本出願人は、上記不具合を解決す
るために、次の発明について特許出願(以下、先の出願
という)を行なった(特願平2−133947号)。即
ち、この先の出願に係る発明は、像担持体上に形成され
た潜像を現像する現像手段と、この現像手段にトナーを
補給するトナー補給手段と、像担持体上に基準トナー像
を形成させる基準トナー像形成手段と、この基準トナー
像の濃度を検出する濃度検出手段と、トナー補給手段に
よるトナーの補給制御を行なうトナー補給制御手段とを
有し、基準トナー像の濃度検出結果に基づいてトナー補
給手段から補給させるトナーの補給制御を行なう、画像
形成装置において、基準トナー像形成手段によって形成
される基準トナー像の形成位置が、像担持体の移動方向
を横切る方向の画像形成可能領域と画像形成非可能領域
にそれぞれ少なくとも一つずつ設定されているととも
に、トナー補給制御が上記二つの領域の少なくともいず
れか一方に形成された基準トナー像に基づいて行なわれ
るように設定されていることを特徴とするものである。
これによれば、長尺画像の形成中においても、画像形成
非可能領域に基準トナー像を形成することによって基準
トナー像の濃度を検出及びトナー補給制御を行なうこと
ができるので、上記不具合を解決することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記先願に
係る発明を実施するにあたり、基準トナー像を形成する
画像形成非可能領域内の具体的な位置の設定によって
は、次の不具合が発生する恐れがある。即ち、像担持体
上のトナー像を転写材に転写するために転写チャージャ
を用いる装置において、画像形成非可能領域内の、転写
チャージャからの電荷が照射される転写可能位置に基準
トナー像を形成すると、転写材の幅によっては像担持体
上の基準トナー像が転写材を介さずに直接転写チャージ
ャからの電荷をうけることになる。このとき、転写チャ
ージャの放電ワイヤには、トナーの電荷と逆極性の高電
圧が印加されているので、図10(a)に示すようにこ
の像担持体1上の基準トナー像が転写チャージャ5に対
向したときに、この基準トナー像を構成する例えば負極
性のトナーの一部が正極性の高電圧が印加されている放
電ワイヤに引き付けられて放電ワイヤの汚れになった
り、転写チャージャからの逆極性の電荷を受けて極性が
逆転してクリーニング不良を起こしたりするという不具
合が発生する恐れがある。また、像担持体上のトナー像
を転写材に転写するために転写ローラを用いる装置にお
いても、画像形成非可能領域内の、転写ローラに対向す
る転写可能位置に基準トナー像を形成すると、転写材の
幅によっては像担持体上の基準トナー像が転写材を介さ
ずに直接転写ローラ表面に接触することになる。このと
き、転写ローラには、トナーの電荷と逆極性の高電圧が
印加されているので、図10(b)に示すようにこの像
担持体1上の基準トナー像が転写ローラ5aに接触した
ときに、この基準トナー像を構成する例えば負極性のト
ナーの一部又は全部が正極性の高電圧が印加されている
転写ローラ5aの表面に付着する。このために、像担持
体表面移動方向で転写ローラよりも下流側に基準トナー
像の濃度検出手段を配置する場合には基準トナー像の正
確な濃度検出ができなくなるという不具合が発生する恐
れがある。
【0005】また、上記先願には画像形成可能領域と画
像形成非可能領域に形成された両基準トナー像の濃度検
出値の予め比較演算された比較値を用いて画像形成非可
能領域に形成された基準トナー像の濃度検出値を補正す
る補正手段を設ける画像形成装置も記載されているが、
以下の不具合が発生する恐れもある。即ち、現像装置内
の画像形成可能領域に対向する部分に存在する現像剤は
該領域に形成されている本来の画像潜像に多量のトナー
が付着していくことによって、トナー濃度が低下してい
くが、現像装置内の画像形成非可能領域に対向する部分
に存在する現像剤は本来の画像潜像にトナーが付着して
いくことがほとんどないので、比較的トナー濃度の低下
が少ない。現像装置内では像担持体移動方向を横切る方
向の、いわゆる横撹拌が行なわれているが、これによっ
てもこのようなトナー濃度の違いを完全に解消すること
は困難である。従って、現像装置内の画像形成可能領域
に対応する部分に存在する現像剤のトナー濃度が適正ト
ナー濃度よりも低下しているにもかかわらず、画像形成
非可能領域に形成した基準トナー像の濃度が比較的低下
しないために、トナー補給が行なわれずに画像濃度が低
下しつづけるという不具合が発生する恐れがある。特
に、長尺画像の後半にこの不具合が発生しやすい。以上
は、基準トナー像の濃度を検出して現像剤のトナー濃度
を制御する例であるが、これに代え、像担持体の一様帯
電電位、画像潜像形成のための光量等、現像手段の現像
バイアス等の画像形成条件を制御する場合にも、同様の
不具合が発生する。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、像担持体表面移動方向を横
切る方向において画像形成領域の側方の位置に形成する
基準トナー像が転写手段に対向することのない画像形成
装置を提供することであり、その第2の目的は、像担持
体表面移動方向を横切る方向において画像形成領域の側
方の位置に基準トナー像を形成するときに、像担持体表
面移動方向を横切る方向において画像形成領域の側方の
位置に対向する現像装置内の部分に存在する現像剤のト
ナー濃度を、像担持体表面移動方向を横切る方向におい
て画像形成領域に対応する現像装置内の部分に存在する
現像剤のトナー濃度とほぼ等しくすることができる画像
形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、像担持体上に形成された
潜像を現像する現像手段と、像担持体上の所定位置に基
準トナー像を形成させる基準トナー像形成手段と、該基
準トナー像の濃度を検出する濃度検出手段と、該濃度検
出手段の出力に基づいて画像形成条件を制御する画像形
成条件制御手段と、像担持体のトナー像を転写材に転写
する転写手段とを有する画像形成装置において、該基準
トナー像形成手段を、像担持体表面移動方向における画
像形成領域の上流又は下流の位置と、像担持体表面移動
方向を横切る方向において画像形成領域の側方の位置と
の二つの位置に、該基準トナー像の形成を行ない得、且
つ、該二つの位置の少なくとも一方の位置に該基準トナ
ー像を形成するように構成し、該側方の位置を、像担持
体表面移動方向を横切る方向における該転写手段の転写
動作領域の外に設定したことを特徴とするものであり、
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、
上記の二つの位置のそれぞれに形成された上記基準トナ
ー像の間での濃度検出値の予め比較演算された比較値を
用いて、上記側方の位置に形成された上記基準トナー像
の濃度検出値を補正する補正手段を設けたことを特徴と
するものである。そして、上記第2の目的を達成するた
めに、請求項3の発明は、像担持体上に形成された潜像
を現像する現像手段と、該現像手段にトナーを補給する
トナー補給手段と、像担持体上の所定位置に基準トナー
像を形成させる基準トナー像形成手段と、該基準トナー
像の濃度を検出する濃度検出手段と、該濃度検出手段の
出力に基づいて該トナー補給手段によるトナーの補給制
御を行なうトナー補給制御手段とを有する画像形成装置
において、該基準トナー像形成手段を、像担持体表面移
動方向における画像形成領域の上流又は下流の位置と、
像担持体表面移動方向を横切る方向において画像形成領
域の側方の位置との二つの位置に、該基準トナー像の形
成を行ない得、且つ、該二つの位置の少なくとも一方の
位置に該基準トナー像を形成するように構成し、該基準
トナー像形成手段によって該側方の位置に該基準トナー
像を形成するときに、該画像形成領域の側方に該基準ト
ナー像とは別にトナーを強制的に付着させた特定画像を
形成する特定画像形成手段を設けたことを特徴とするも
のであり、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置
において、上記特定画像のトナー付着部面積率を、像担
持体上の画像形成領域内の画像のトナー付着部面積率と
ほぼ等しくなるように設定する面積率設定手段を設けた
ことを特徴とするものであり、請求項5の発明は、請求
項3の画像形成装置において、上記特定画像のトナー付
着部面積率を、転写材上の画像のトナー付着部面積率と
ほぼ等しくなるように設定する面積率設定手段を設けた
ことを特徴とするものである。請求項6の発明は、請求
項3の画像形成装置において、上記特定画像のトナー付
着部面積率を、像担持体上の画像形成領域内の画像の像
担持体表面移動方向を横切る方向の幅に応じて設定する
面積率設定手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項3の画像形成装置において、
上記特定画像のトナー付着部面積率を、上記の二つの位
置のそれぞれに形成された上記基準トナー像の間での濃
度検出値の比較結果に応じて設定する面積率設定手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の画像形成装置は、基準トナー像形成
手段で、像担持体表面移動方向を横切る方向において画
像形成領域の側方の位置に基準トナー像を形成する場合
には、該側方の範囲内でも特に像担持体表面移動方向を
横切る方向における転写手段の転写動作領域の外の位置
に基準トナー像を形成し、これにより、像担持体表面の
移動で像担持体上の該基準トナー像が転写手段に対向す
る位置に到達したときに、該基準トナー像が転写手段の
転写動作領域の外になるようにする。請求項3の画像形
成装置は、基準トナー像形成手段で、像担持体表面移動
方向を横切る方向において画像形成領域の側方の位置に
基準トナー像を形成するときに、特定画像形成手段で該
画像形成領域の側方に該基準トナー像とは別にトナーを
強制的に付着させた特定画像を形成し、これにより、現
像手段内の該画像形成領域の側方に対応する部分に存在
する現像剤中のトナーを該特定画像の形成に使用して消
費させるようにする。
【0009】
【実施例】先ず、上記第1の目的を達成する発明の実施
例を図面に基づき説明する。図3は本発明が適用される
ロール長尺紙を使用する電子写真方式のデジタル複写機
(以下、複写機という)の概略構成図である。この複写
機にはアルミニウム素材にOPCを塗布してなるドラム
状の感光体1が設けられている。この感光体1は矢印方
向に回転駆動されるもので、その周囲には電子写真プロ
セスに従い、帯電手段としての帯電装置2、露光手段と
しての光書込みユニット3、現像手段としての現像装置
4、転写・分離チャージャ5、クリーニング装置6およ
び除電ランプ7が設けられている。ここに、帯電装置2
としては感光体1表面をマイナス電位に一様帯電させる
ため、グリッド電極付きのスコトロンチャージャが用い
られている。また、光書込みユニット3はレーザプリン
タにおいて周知の構成によるものであり、半導体レー
ザ、回転多面鏡、レンズ、ミラー等より成り、画像信号
に応じて変調されたレーザビームを帯電後の感光体1表
面に照射させることにより静電潜像を形成するものであ
る。現像装置4は感光体1上に形成された静電潜像をト
ナーにより現像して顕像化させるものであり、本実施例
では光書込みユニット3により光照射された部分にトナ
ーを付着させるネガ−ポジ方式の2成分磁気ブラシ現像
方式のものが用いられている。このため、現像装置4に
はトナーを後述する制御手段によるトナー補給信号に基
づき現像容器9中に補給させる補給手段としての補給ロ
ーラ10が設けられている。この補給ローラ10の軸上
には前記補給信号により駆動される電磁クラッチを有す
る。また、現像容器9中には撹拌部材11や感光体1に
対向する磁気ブラシ現像スリーブ12等が設けられてい
る。一方、複写機の下部側には異なる幅サイズのロール
状の転写紙15a,15b,15cが3段に装着され、
各々カッタ手段16a,16b,16cを経て選択的に
感光体1の転写位置に向けて給紙されるように構成され
ている。転写位置前にあっては給紙された転写紙15
(以下、総括的には転写紙を符号15で表す)を一旦停
止させて、感光体1上の画像と先端が一致するよう同期
させて、感光体1上の画像と先端が一致するよう同期さ
せて転写位置に送り込むレジストローラ17が設けられ
ている。また、転写位置後段側には転写済みの転写紙1
5を搬送させる搬送手段18や、定着装置19、排紙ロ
ーラ20等が設けられ、最上位置の排紙トレイ21に排
紙されるよう設定されている。
【0010】そして、転写後のクリーニング前位置にて
感光体1に対向させて画像濃度検出手段となる、いわゆ
るPセンサ25が設けられている。このPセンサ25は
前述した特開昭56−128977号公報の場合と同様
に、本来の画像領域の潜像形成、現像に引き続き、その
画像領域の直後の画像領域間位置(端部と中央ライン
上)に形成される基準トナー像の現像後の濃度を検出す
るものである。より具体的には、基準トナー像の画像濃
度を、図4(a)に示すようなLED26とフォトトラ
ンジスタ27とからなる反射型フォトセンサによるPセ
ンサ25で検出するものである。即ち、基準トナー像要
求信号によりトランジスタ28がオン状態となり、LE
D26を駆動させる。このLED26には可変抵抗V
R、抵抗R1が直列に接続されており、LED駆動電流
は可変調整可能とされている。このLED26からの光
は、感光体1表面で反射されてフォトトランジスタ27
に入射することにより、このフォトトランジスタ27が
オンする。このフォトトランジスタ27のエミツタ出力
は、グランドGNDとの間に抵抗を接続してエミツタフ
オロワとすることにより、感光体1上の基準パターンに
おいて付着した単位面積あたりのトナー量に反比例した
出力電圧が剤濃度検出信号として出力される(図4
(b)参照)。トナー補給制御は、Pセンサ25によっ
て読み取った基準トナー像の検知電圧(VSP)とトナー
の付着していない感光体1の検知電圧(VSG)を比較し
て、VSP/VSG≧1/8ならば、トナー補給するよう設
定することにより行なわれる。
【0011】長尺コピーの場合(一般的には1m以
上)、前述したように中央ライン上の基準トナー像が作
像できないため、本実施例では画像幅領域外に基準トナ
ー像を1m間隔に作成し、この濃度検出値によってトナ
ー補給制御が行なわれる。図1(a)、(b)は基準ト
ナー像とPセンサの配置関係を示す斜視図であり、感光
体1の画像形成可能領域(以下、画像領域という)1a
の先端と後端の間の感光体幅方向ほぼ中央部の画像領域
外1bと、感光体幅方向端部の画像形成非可能領域(以
下、非画像領域という)1cにそれぞれ基準トナー像3
0a,30bを形成する。ここに、上記の画像領域外1
bに形成される基準トナー像30aは、感光体幅方向で
の位置としては画像領域1aの感光体幅方向の範囲内に
含まれるので、転写紙15のサイズに応じてタイミング
を制御し、これにより、感光体移動方向での位置を画像
と異ならせることによって画像領域外1bに形成する。
一方、各基準トナー像30a,30bを検知するため
に、LED26a、フォトトランジスタ27aからなる
Pセンサ25aと、LED26b、フォトトランジスタ
27bとからなるPセンサ25aとが設けてある。
【0012】そして、本実施例においては、前述の非画
像領域に形成する基準トナー像30bが転写チャージャ
5に対向することによる転写チャージャ5の放電ワイヤ
の汚れや、基準トナー像30bを構成するトナーの極性
が逆転することによるクリーニング不良の発生を防止す
るために、次の構成を採用している。即ち、この基準ト
ナー像30bの形成位置を、非画像領域のうちの、感光
体1上の基準トナー像30bが転写チャージャ5の放電
ワイヤに対向することがない、非転写領域に設定してい
る。つまり、図1(c)に示すように、転写チャージャ
5の少なくとも放電ワイヤよりも感光体幅方向で外側に
基準トナー像30bを形成する。このためには、この例
では、帯電装置2の有効帯電領域、光書込ユニット3の
有効書込領域及び現像装置4の有効現像領域の重複領域
の幅よりも転写チャージャ5の放電ワイヤが短くなるよ
うに設定している。そして、端部のPセンサ25bの感
光体幅方向における位置を、このような位置に形成され
る基準トナー像30bを検出し得る位置に設定してい
る。
【0013】以下、本実施例におけるトナー補給制御の
具体例について説明する。この例では、通常規格サイズ
紙コピーは、中央のPセンサ25aによってトナー補給
制御が行なわれる。これは、端部(非画像形成領域)の
Pセンサ25bは中央に比べ、感光体感度ムラ、露光ム
ラ、帯電ムラ等、ノイズが入り易く精度が落ち易い為で
ある。このため、長尺コピー時のみ端部のPセンサ25
bを補助的に用いるのであるが、使用時は極力検出精度
を中央のPセンサ25aに近づけたい。そこで本実施例
では、端部のPセンサ25bの検出値を以下のように補
正して利用している。この内容を図2のブロック図、図
5のフローチャートに基づき説明する。先ず図6におい
て、両Pセンサ25a,25bの出力はA/D変換部4
0でA/D変換され、I/Oインターフェース41を介
してCPU42に取り込まれ、I/Oインターフェース
43を介してトナー補給手段44に出力される。次にこ
のCPU42のプログラムの内容を図5のフローチャー
トで説明する。今ここで、中央のPセンサ25aの出力
値をそれぞれ、VSG1,VSP1とし、端部のPセンサ25
bの出力値をVSG2,VSP2とする。長尺コピーモードが
選択されると(ステップ1でY)、基準トナー像30
a、30bが同時にそれぞれ1つずつ形成され(ステッ
プ2)、濃度が読み取られる(ステップ3)。この時の
検出値を、基準トナー像30bについて(VSP1
SG10、基準トナー像30bについて(VSP2
SG20とすれば、(VSP1/VSG10と(VSP2/V
SG20とを比較演算し、補正係数α=(VSP1/VSG1
0/(VSP2/VSG20が記憶される(ステップ4)。一
般サイズコピーにおけるトナー補給が行なわれた(ステ
ップ5)後、長尺コピー中1m毎に(ステップ6でY)
端部のPセンサ25bによって読み取られた出力値(V
SP2/VSG2)にαを掛けて、α(VSP2/VSG2)として
予め設定された1/8と比較し(ステップ7、ステップ
8)、先に述べたようにα(VSP2/VSG2)≧1/8な
らば(ステップ8でY)、トナー補給信号を出し(ステ
ップ9)、α(VSP2/VSG2)<1/8ならば(ステッ
プ8でN)、補給信号は出さない(ステップ10)。そ
して再び画像が1m通過したか判断し、通過していれば
(ステップ11でY)、ステップ7の前に戻り、通過し
ていなければ(ステップ11でN)、レーザ信号がオフ
か判断し、オフであれば(ステップ12でY)、長尺コ
ピーモードでないと判断して中央のPセンサ25aによ
る制御に戻す(ステップ13)。
【0014】次に、上記第2の目的を達成する発明の実
施例ついて説明する。本実施例は、図2の複写機におい
て、非画像形成領域に端部の基準トナー像30bを形成
するときに、感光体1上の非画像形成領域に対向する現
像装置4内の部分に存在する現像剤のトナー濃度を、感
光体1上の画像形成領域に対応する現像装置内の部分に
存在する現像剤のトナー濃度とほぼ等しくするものであ
る。この為に本実施例においては、非画像形成領域に端
部の基準トナー像30bを形成するときに、この非画像
形成領域のうち基準トナー像30b以外の部分に強制的
にトナーを付着させる為の特定潜像を形成し、該特定潜
像を現像装置4で現像して、図6(a)に示すように、
特定画像(図6(a)中の網目模様を付したもの)を形
成し、これにより、非画像形成領域に対応する現像装置
内の部分に存在する現像剤のトナーを消費させる。図6
(c)はこの特定画像が形成された状態の感光体1の展
開図である。なお、この例では基準トナー像30b及び
特定画像が転写チャージャ5の少なくとも放電ワイヤに
対向しないようにこれらの形成位置が設定されている。
上記の特定潜像を形成するためには、光書込ユニット3
を用いてドットによるトナー付着パターンの上記特定潜
像を形成しても良いし、この光書込ユニット3とは別に
感光体1の非画像形成領域に対向させてLEDを設け、
このLEDを用いて上記特定潜像を形成しても良い。こ
の特定画像は、単位面積あたりのトナー付着量が、画像
形成領域の本来の画像への単位面積あたりのトナー付着
量とほぼ等しくなるようにすることが望ましい。このた
めには、例えば、特定画像のトナー付着部面積率を本来
の画像のトナー付着部面積率に一致させる。このとき、
本来の画像のトナー付着部面積率としては、変倍コピー
の場合も考慮して、原稿の黒部面積率そのものを用いる
よりも、感光体上の画像形成領域の全面積に対するトナ
ー付着部面積の比率(以下、面積率という)や、転写紙
上の出力画像の面積率を用いることが好ましい。前者の
面積率は、光書込ユニット3のレーザー信号のON比率
(転写紙全面にトナーを付着させる為のビームスポット
数に対する実際に光書込を行なったビームスポット数)
を演算して求めることができ、後者の面積率は排紙部に
転写紙上の面積率を読み取る手段を設けて検出すること
ができる。また、いずれの場合にも例えば作成済みの1
00枚の面積率の平均値を用い、この平均値を求める対
象となる作成済みの100枚を10枚毎に更新しながら
平均値を更新するようにしても良い。更に、同じ面積率
でも画像形成領域の本来の画像の幅(感光体幅方向の長
さ)によってトナー付着量が変わるので、この本来の画
像の幅によっても上記特定画像のトナー付着部面積率を
変えることが望ましい。
【0015】以下、本実施例における、長尺コピー時に
おけるトナー補給制御の具体例について説明する。この
例では、コピー動作中にレジストセンサ55を転写紙1
5が通過する時間をチェックすることにより、感光体1
上の画像領域長さが、所定長さ、本実施例では1m以上
の長尺コピーであるか否かを判断する。このために、図
7に示すように、制御部を構成するCPU60のインタ
フェース61にA/Dコンバーター62を介してレジス
トセンサ55(画像長さ信号)からの信号が入力され
る。また、このインターフェース61には同様にA/D
コンバーター62を介して各Pセンサ25a,25bか
らの出力が入力される。そして、このCPU60からイ
ンターフェース61等を介して補給ローラ10の電磁ク
ラッチ(トナー補給手段)や、特定画像形成手段として
の光書込ユニット3に制御信号が出力されるようになっ
ている。図8において、まず、レジストセンサ55を転
写紙15が通過する時間をチェックすることにより、1
m以上の長尺コピーであるか否かを判断する。1m以上
の長尺コピーではない場合(ステップ1でN)及び、現
像部を画像が1m通過するまで(ステップ2でN)は、
中央ライン上に形成した基準トナー像30aの検出結果
に基づいてトナー補給を制御する通常の制御を実行す
る。以下、この中央ライン上の基準トナー像30aによ
る制御を中央Pセンサ制御という。長尺コピーで、かつ
現像部を画像が1m通過したときに、端部の基準トナー
像30b及び上記特定画像を形成する(ステップ3)。
ここで、この特定画像の面積率は、上記のように感光体
上や転写紙上での本来の画像の面積率によつて決定され
ている。この基準トナー像30bの濃度を中央Pセンサ
25aで検出し(ステップ4)、この検出結果(VSP2
/VSG2)に基づいてトナー補給を制御する(ステップ
5)。以降、再び現像部を本来の画像が1m通過するか
(ステップ6でY)、又はレジストセンサ55において
転写紙15の後端通過が検出され、かつ、レーザ露光要
求信号がOFFする(ステップ7でY)まで、上記検出
結果(VSP2/VSG2)に基づいてトナー補給を制御する
(ステップ5)。そして、再び現像部を本来の画像が1
m通過した場合(ステップ6でY)には、ステップ3に
戻って再び端部の基準トナー像30b及び上記特定画像
を形成し、この基準トナー像30bの検出、この検出結
果に基づくトナー補給の制御(ステップ4,5)を実行
する。ここで、特定画像の形成は、上記のレーザ露光要
求信号がOFFするまで連続して行なわれており、この
結果、図6(c)に示すように非画像形成領域内の端部
基準トナー像30b以外の部分に連続した特定画像が形
成される。そして、上記のように本来の画像が現像部を
1m通過する毎に端部の基準トナー像30bが形成され
るので、基準トナー像30bの形成間隔は1mになる。
そして、上記のレーザ露光要求信号がOFFした場合
(ステップ7でY)には、中央センサ制御に戻す。この
とき、上記特定画像の形成も中止される。
【0016】以上の実施例では、上記特定画像の面積率
を、感光体上や転写紙上での本来の画像の面積率によっ
て決定しているが、これに代え、又はこれに加え、上記
特定画像の面積率を中央基準トナー像30aと端部基準
トナー像30bのそれぞれの濃度を実際に比較して、両
者が等しくなるように、特定画像の面積率を補正するこ
ともできる。以下、このようなトナー補給の制御の具体
例について説明する。図9はこの例のトナー補給制御の
フローチャートを示すものである。ステップ1乃至ステ
ップ7の各ステップは上記の図8に示す例と同じであ
る。そして、この例では、ステップ7でレジストセンサ
55において転写紙15の後端通過が検出され、かつ、
レーザ露光要求信号がOFFした場合に、中央の基準ト
ナー像30aと端部の基準トナー像30bを作成し、各
Pセンサ25a,25bでそれらの濃度を検出する(ス
テップ8)。ここでは、中央基準トナー像30aのみな
らず、端部基準トナー像30bも、本来の画像よりも感
光体移動方向下流側の画像領域外に形成され、具体的に
はそこにおける端部に形成される。そして、これらの検
出結果(VSP1/VSG1,VSP2/VSG2)を比較する(ス
テップ9,12)。ここで、端部基準トナー像30bの
濃度の方が低い場合(ステップ9でY)には、特定画像
の面積率を例えば5%から3%に低下させて(ステップ
10)、端部基準トナー像30bの濃度の方が高い場合
(ステップ12でY)には、特定画像の面積率を例えば
5%から7%に上昇させて(ステップ13)、両者の濃
度が同じ場合(ステップ12でN)には特定画像の面積
率をそのままにして、中央センサ制御に戻す(ステップ
11)。なお、この例においても、上記のレーザ露光要
求信号がOFFしたとき(ステップ7でY)に、上記特
定画像の形成も中止される。
【0017】以上の各例においては、レジストセンサ5
5を転写紙15が通過する時間をチェックすることによ
り、例えば1m以上の長尺コピーであるか否かを判断し
ているが、これに代え、図示しない操作部に長尺用のモ
ード選択キーを設け、該モード選択キーが押下されたと
きに、Pセンサ25を端部に移動して、上記のような端
部における基準トナー像の形成等を行なうようにしても
良い。
【0018】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、基準ト
ナー像形成手段で、像担持体表面移動方向を横切る方向
において画像形成領域の側方に形成した基準トナー像
が、像担持体表面の移動で像担持体上の該基準トナー像
が転写手段に対向する位置に到達したときに、該基準ト
ナー像が転写手段の転写動作領域の外なるので、該基準
トナー像が転写材を介さずに直接転写チャージャからの
電荷をうけることがない。従って、この基準トナー像を
構成するトナーの一部が転写チャージャの放電ワイヤに
引き付けられて放電ワイヤの汚れになったり、転写チャ
ージャからの逆極性の電荷を受けて極性が逆転してクリ
ーニング不良を起こすこともない。また、像担持体上の
トナー像を転写材に転写するために転写ローラを用いる
装置においても、像担持体上の基準トナー像が転写材を
介さずに直接転写ローラ表面に接触することがないの
で、この基準トナー像を構成するトナーの一部又は全部
が転写ローラ5の表面に付着しない。従って、像担持体
表面移動方向で転写ローラよりも下流側に基準トナー像
の濃度検出手段を配置する場合には基準トナー像の正確
な濃度検出ができる。更に、請求項2の発明によれば、
請求項1の画像形成装置において、補正手段で、上記の
二つの位置のそれぞれに形成された上記基準トナー像の
間での濃度検出値の予め比較演算された比較値を用い
て、上記側方の位置に形成された上記基準トナー像の濃
度検出値を補正し、これにより、比較的像担持体の感度
むら等のノイズが入りやすい該画像形成領域の側方の位
置の基準トナー像の濃度検出値からこのようなノイズの
影響を除去するので、上記側方の位置に基準トナー像を
形成する長尺画像の形成時においても正確な濃度検出が
できる。
【0019】請求項3乃至7の発明によれば、基準トナ
ー像形成手段で、像担持体表面移動方向を横切る方向に
おいて画像形成領域の側方の位置に基準トナー像を形成
するときに、特定画像形成手段で該画像形成領域の側方
に該基準トナー像とは別にトナーを強制的に付着させた
特定画像を形成し、これにより、現像手段内の該画像形
成領域の側方に対応する部分に存在する現像剤中のトナ
ーを該特定画像の形成に使用して消費させるので、この
部分に存在する現像剤のトナー濃度を、像担持体表面移
動方向を横切る方向において画像形成領域に対応する現
像装置内の部分に存在する現像剤のトナー濃度とほぼ等
しくすることができる。従って、上記側方の位置に基準
トナー像を形成する長尺画像の形成時においても、両部
分それぞれに存在する現像剤のトナー濃度の違いに基づ
く、画像濃度の低下を防止することができる。更に、請
求項4乃至7の発明によれば、所定の面積率設定手段
で、上記特定画像のトナー付着部面積率を適切に設定す
るので、上記両部分に存在する現像剤のトナー濃度を良
好にほぼ一致させることができる。特に、請求項7の発
明によれば、面積率設定手段で、上記特定画像のトナー
付着部面積率を、上記の二つの位置のそれぞれに形成さ
れた上記基準トナー像の間での濃度検出値の比較結果に
応じて設定し、これにより、上記両部分に存在する現像
剤のトナー濃度が異なる場合に上記特定画像の面積率に
フィードバックをかけることができるので、更に精度よ
く上記両部分に存在する現像剤のトナー濃度を一致させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例における感光体の端部に形成し
た基準トナー像の検出状態の説明図、(b)は同実施例
における感光体の端部に形成した基準トナー像の検出状
態の説明図、(c)は同実施例における端部基準トナー
像の形成位置を示す感光体の展開図。
【図2】同実施例に係る複写機のトナー補給制御に関す
る電装部のブロック図。
【図3】同実施例に係る複写機の概略構成を示す正面
図。
【図4】(a)は同複写機のPセンサ検出手段の回路
図、(b)は同回路の特性図。
【図5】同複写機のトナー補給制御のフローチャート。
【図6】(a)は他の実施例における感光体の端部に形
成した基準トナー像の検出状態の説明図、(b)は同実
施例における感光体の端部に形成した基準トナー像の検
出状態の説明図、(c)は同実施例における端部基準ト
ナー像及び特定画像の形成位置を示す感光体の展開図。
【図7】同実施例に係る複写機のトナー補給制御に関す
る電装部のブロック図。
【図8】同実施例におけるトナー補給制御のフローチャ
ート。
【図9】他の実施例におけるトナー補給制御のフローチ
ャート。
【図10】(a)、(b)はそれぞれ従来の欠点を説明
するための説明図。
【符号の説明】
1 感光体 , 3 光
書込ユニット 4 現像装置 , 5 転
写・分離チャージャ 6 クリーニング装置 , 10 補
給ローラ 15 転写紙 , 25 P
センサ 25a ケーシング , 26 L
ED 27 フォトトランジスタ , 50 ス
クリュー軸 51 電極レール , 52 パ
ルスモータ 53 電極アーム , 55 レ
ジストセンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された潜像を現像する現
    像手段と、像担持体上の所定位置に基準トナー像を形成
    させる基準トナー像形成手段と、該基準トナー像の濃度
    を検出する濃度検出手段と、該濃度検出手段の出力に基
    づいて画像形成条件を制御する画像形成条件制御手段
    と、像担持体のトナー像を転写材に転写する転写手段と
    を有する画像形成装置において、 該基準トナー像形成手段を、像担持体表面移動方向にお
    ける画像形成領域の上流又は下流の位置と、像担持体表
    面移動方向を横切る方向において画像形成領域の側方の
    位置との二つの位置に、該基準トナー像の形成を行ない
    得、且つ、該二つの位置の少なくとも一方の位置に該基
    準トナー像を形成するように構成し、 該側方の位置を、像担持体表面移動方向を横切る方向に
    おける該転写手段の転写動作領域の外に設定したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記の二つの位置のそれぞれに形成された
    上記基準トナー像の間での濃度検出値の予め比較演算さ
    れた比較値を用いて、上記側方の位置に形成された上記
    基準トナー像の濃度検出値を補正する補正手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体上に形成された潜像を現像する現
    像手段と、該現像手段にトナーを補給するトナー補給手
    段と、像担持体上の所定位置に基準トナー像を形成させ
    る基準トナー像形成手段と、該基準トナー像の濃度を検
    出する濃度検出手段と、該濃度検出手段の出力に基づい
    て該トナー補給手段によるトナーの補給制御を行なうト
    ナー補給制御手段とを有する画像形成装置において、 該基準トナー像形成手段を、像担持体表面移動方向にお
    ける画像形成領域の上流又は下流の位置と、像担持体表
    面移動方向を横切る方向において画像形成領域の側方の
    位置との二つの位置に、該基準トナー像の形成を行ない
    得、且つ、該二つの位置の少なくとも一方の位置に該基
    準トナー像を形成するように構成し、 該基準トナー像形成手段によって該側方の位置に該基準
    トナー像を形成するときに、該画像形成領域の側方に該
    基準トナー像とは別にトナーを強制的に付着させた特定
    画像を形成する特定画像形成手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記特定画像のトナー付着部面積率を、像
    担持体上の画像形成領域内の画像のトナー付着部面積率
    とほぼ等しくなるように設定する面積率設定手段を設け
    たことを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記特定画像のトナー付着部面積率を、転
    写材上の画像のトナー付着部面積率とほぼ等しくなるよ
    うに設定する面積率設定手段を設けたことを特徴とする
    請求項3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記特定画像のトナー付着部面積率を、像
    担持体上の画像形成領域内の画像の像担持体表面移動方
    向を横切る方向の幅に応じて設定する面積率設定手段を
    設けたことを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  7. 【請求項7】上記特定画像のトナー付着部面積率を、上
    記の二つの位置のそれぞれに形成された上記基準トナー
    像の間での濃度検出値の比較結果に応じて設定する面積
    率設定手段を設けたことを特徴とする請求項3の画像形
    成装置。
JP3257100A 1991-09-08 1991-09-08 画像形成装置 Withdrawn JPH0566640A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07333923A (ja) * 1994-06-10 1995-12-22 Nec Corp 電子写真式記録装置
JPH1178123A (ja) * 1997-09-03 1999-03-23 Ricoh Co Ltd デジタル画像形成方法、デジタル画像形成装置
JP2008009379A (ja) * 2006-06-01 2008-01-17 Ricoh Printing Systems Ltd 画像形成装置及びトナー付着量補正方法

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