JPH0566639A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0566639A JPH0566639A JP3257098A JP25709891A JPH0566639A JP H0566639 A JPH0566639 A JP H0566639A JP 3257098 A JP3257098 A JP 3257098A JP 25709891 A JP25709891 A JP 25709891A JP H0566639 A JPH0566639 A JP H0566639A
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体1上のトナー濃度検出用の基準トナー
像を、感光体の中央ライン上と端部とのいずれかに選択
的に形成し、いずれに形成した基準トナー像をも共通の
光学センサ25で検出できるようにする。 【構成】 光学センサ25の支持機構を、感光体1の軸
に並行に延在するスクリュー軸50と、該スクリュー軸
50と一定間隔をおいて並行に延在する電極レール51
と、該スクリュー軸50を正逆回転させるパルスモータ
52とで構成する。例えば1m以上の長尺のコピー時に
は端部に基準トナー像30bを形成し、パルスモータ5
2でスクリュー軸50を回転させて、この基準トナー像
30bに対向するように移動させておいた光学センサ2
5で検出する。
像を、感光体の中央ライン上と端部とのいずれかに選択
的に形成し、いずれに形成した基準トナー像をも共通の
光学センサ25で検出できるようにする。 【構成】 光学センサ25の支持機構を、感光体1の軸
に並行に延在するスクリュー軸50と、該スクリュー軸
50と一定間隔をおいて並行に延在する電極レール51
と、該スクリュー軸50を正逆回転させるパルスモータ
52とで構成する。例えば1m以上の長尺のコピー時に
は端部に基準トナー像30bを形成し、パルスモータ5
2でスクリュー軸50を回転させて、この基準トナー像
30bに対向するように移動させておいた光学センサ2
5で検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置に係り、詳しくは、像担持体表面移
動方向を横切る方向における像担持体上の所定位置に検
出用の基準像を形成し、この基準像の検出結果に基づい
て、現像剤のトナー濃度等の画像形成条件を制御する画
像形成装置に関するものである。
ー等の画像形成装置に係り、詳しくは、像担持体表面移
動方向を横切る方向における像担持体上の所定位置に検
出用の基準像を形成し、この基準像の検出結果に基づい
て、現像剤のトナー濃度等の画像形成条件を制御する画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、例
えば、現像剤のトナー濃度を所定濃度に維持する為に、
像担持体上に所定潜像を形成し、これを現像器で現像し
て得た基準トナー像の濃度を、反射型の光学センサ(以
下、Pセンサという)で検出し、この検出結果に基づい
て、現像器へのトナー補給を制御するものが知られてい
る(例えば、特開昭56ー128977号公報参照)。
しかし、この従来装置においては、上記基準トナー像の
形成位置を、像担持体表面移動方向において画像形成領
域より上流又は下流の位置に設定しているので、像担持
体移動方向における画像の長さが、例えば1m以上の画
像(以下、長尺画像という)を形成している期間には、
基準トナー像を形成できない。このため、長尺画像の形
成によってトナーを大量に消費して現像剤のトナー濃度
が低下しているにもかかわらず、基準トナー像の形成、
及びこの基準トナー像の濃度検出に基づくトナー補給動
作を実行できずに、長尺画像の画像濃度が低下する不具
合があった。
えば、現像剤のトナー濃度を所定濃度に維持する為に、
像担持体上に所定潜像を形成し、これを現像器で現像し
て得た基準トナー像の濃度を、反射型の光学センサ(以
下、Pセンサという)で検出し、この検出結果に基づい
て、現像器へのトナー補給を制御するものが知られてい
る(例えば、特開昭56ー128977号公報参照)。
しかし、この従来装置においては、上記基準トナー像の
形成位置を、像担持体表面移動方向において画像形成領
域より上流又は下流の位置に設定しているので、像担持
体移動方向における画像の長さが、例えば1m以上の画
像(以下、長尺画像という)を形成している期間には、
基準トナー像を形成できない。このため、長尺画像の形
成によってトナーを大量に消費して現像剤のトナー濃度
が低下しているにもかかわらず、基準トナー像の形成、
及びこの基準トナー像の濃度検出に基づくトナー補給動
作を実行できずに、長尺画像の画像濃度が低下する不具
合があった。
【0003】そこで、本出願人は、上記不具合を解決す
るために、次の発明について特許出願(以下、先の出願
という)を行なった(特願平2−133947号)。即
ち、この先の出願に係る発明は、像担持体上に形成され
た潜像を現像する現像手段と、この現像手段にトナーを
補給するトナー補給手段と、像担持体上に基準トナー像
を形成させる基準トナー像形成手段と、この基準トナー
像の濃度を検出する濃度検出手段と、トナー補給手段に
よるトナーの補給制御を行なうトナー補給制御手段とを
有し、基準トナー像の濃度検出結果に基づいてトナー補
給手段から補給させるトナーの補給制御を行なう、画像
形成装置において、基準トナー像形成手段によって形成
される基準トナー像の形成位置が、像担持体の移動方向
を横切る方向の画像形成可能領域と画像形成非可能領域
にそれぞれ少なくとも一つずつ設定されているととも
に、トナー補給制御が上記二つの領域の少なくともいず
れか一方に形成された基準トナー像に基づいて行なわれ
るように設定されていることを特徴とするものである。
これによれば、長尺画像の形成中においても、画像形成
非可能領域に基準トナー像を形成することによって基準
トナー像の濃度を検出及びトナー補給制御を行なうこと
ができるので、上記不具合を解決することができる。
るために、次の発明について特許出願(以下、先の出願
という)を行なった(特願平2−133947号)。即
ち、この先の出願に係る発明は、像担持体上に形成され
た潜像を現像する現像手段と、この現像手段にトナーを
補給するトナー補給手段と、像担持体上に基準トナー像
を形成させる基準トナー像形成手段と、この基準トナー
像の濃度を検出する濃度検出手段と、トナー補給手段に
よるトナーの補給制御を行なうトナー補給制御手段とを
有し、基準トナー像の濃度検出結果に基づいてトナー補
給手段から補給させるトナーの補給制御を行なう、画像
形成装置において、基準トナー像形成手段によって形成
される基準トナー像の形成位置が、像担持体の移動方向
を横切る方向の画像形成可能領域と画像形成非可能領域
にそれぞれ少なくとも一つずつ設定されているととも
に、トナー補給制御が上記二つの領域の少なくともいず
れか一方に形成された基準トナー像に基づいて行なわれ
るように設定されていることを特徴とするものである。
これによれば、長尺画像の形成中においても、画像形成
非可能領域に基準トナー像を形成することによって基準
トナー像の濃度を検出及びトナー補給制御を行なうこと
ができるので、上記不具合を解決することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記先願に
係る発明を実施するにあたり、基準トナー像が形成され
る、像担持体の移動方向を横切る方向の画像形成可能領
域と画像形成非可能領域とに、それぞれ個別にPセンサ
等の濃度検出手段を配設する場合には、次の不具合が発
生する恐れがある。即ち、このように個別の濃度検出手
段を配設すると、濃度検出手段間の検出特性のバラツキ
や、一般に現像器端部からのトナー飛散等によって画像
形成非可能領域に配設した方の濃度検出手段の検出素子
の方がトナー汚れを生じやすいことによる各濃度検出手
段間の検出性能とバラツキが生じる。このため、いずれ
の濃度検出手段を用いたトナー補給制御実行中に形成し
た画像かによって、画像濃度が異なってくるという不具
合が発生する恐れがある。上記先願には、このような不
具合を低減するために、画像形成可能領域と画像形成非
可能領域に形成された両基準トナー像の濃度検出値の予
め比較演算された比較値を用いて画像形成非可能領域に
形成された基準トナー像の濃度検出値を補正する補正手
段を設けることも提案されている。しかし、これによっ
ても具体的な補正制御が複雑になって、補正精度の向上
が難しい。以上は、像担持体上に基準トナー像を形成
し、この濃度を検出して現像剤のトナー濃度を制御する
例であるが、これに代え、像担持体の一様帯電電位、画
像潜像形成のための光量等、現像手段の現像バイアス等
を制御する場合にも、2以上の濃度検出手段を用いる場
合には、同様の不具合が発生する。また、像担持体上の
基準トナー像の濃度を検出するのに代え、像担持体上に
形成した基準潜像の電位を検出して、像担持体の一様帯
電電位等を制御するものにおいても、2以上の電位検出
手段を用いる場合には、同様の不具合が発生する。
係る発明を実施するにあたり、基準トナー像が形成され
る、像担持体の移動方向を横切る方向の画像形成可能領
域と画像形成非可能領域とに、それぞれ個別にPセンサ
等の濃度検出手段を配設する場合には、次の不具合が発
生する恐れがある。即ち、このように個別の濃度検出手
段を配設すると、濃度検出手段間の検出特性のバラツキ
や、一般に現像器端部からのトナー飛散等によって画像
形成非可能領域に配設した方の濃度検出手段の検出素子
の方がトナー汚れを生じやすいことによる各濃度検出手
段間の検出性能とバラツキが生じる。このため、いずれ
の濃度検出手段を用いたトナー補給制御実行中に形成し
た画像かによって、画像濃度が異なってくるという不具
合が発生する恐れがある。上記先願には、このような不
具合を低減するために、画像形成可能領域と画像形成非
可能領域に形成された両基準トナー像の濃度検出値の予
め比較演算された比較値を用いて画像形成非可能領域に
形成された基準トナー像の濃度検出値を補正する補正手
段を設けることも提案されている。しかし、これによっ
ても具体的な補正制御が複雑になって、補正精度の向上
が難しい。以上は、像担持体上に基準トナー像を形成
し、この濃度を検出して現像剤のトナー濃度を制御する
例であるが、これに代え、像担持体の一様帯電電位、画
像潜像形成のための光量等、現像手段の現像バイアス等
を制御する場合にも、2以上の濃度検出手段を用いる場
合には、同様の不具合が発生する。また、像担持体上の
基準トナー像の濃度を検出するのに代え、像担持体上に
形成した基準潜像の電位を検出して、像担持体の一様帯
電電位等を制御するものにおいても、2以上の電位検出
手段を用いる場合には、同様の不具合が発生する。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体上の検出用
の基準像を、像担持体表面移動方向を横切る方向におい
て互いに異なる2以上の位置のいずれかに選択的に形成
し得る画像形成装置において、この2以上の位置で、像
検出手段を兼用できるようにした画像形成装置を提供す
ることである。
であり、その目的とするところは、像担持体上の検出用
の基準像を、像担持体表面移動方向を横切る方向におい
て互いに異なる2以上の位置のいずれかに選択的に形成
し得る画像形成装置において、この2以上の位置で、像
検出手段を兼用できるようにした画像形成装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、像担持体表面移動方向を横切
る方向における像担持体上の所定位置に検出用の基準像
を形成させる基準像形成手段と、該基準像を検出する像
検出手段とを有し、該基準像の検出結果に基づいて所定
の画像形成条件を制御する画像形成装置において、像担
持体表面移動方向を横切る方向における該基準像形成手
段での該基準像の形成位置を切り替える像形成位置切り
替え手段と、該像形成位置切り替え手段による該基準像
の形成位置の切り替えに伴って、像担持体表面移動方向
を横切る方向における該像検出手段の検出素子の位置を
切り替える検出位置切り替え手段と、該像形成位置切り
替え手段に位置切り替え信号を出力する切り替え信号発
生手段とを設けたことを特徴とするものであり、請求項
2の発明は、像担持体上に形成された潜像を現像する現
像手段と、該現像手段にトナーを補給するトナー補給手
段と、像担持体上の所定位置に基準トナー像を形成させ
る基準トナー像形成手段と、該基準トナー像の濃度を検
出する像検出手段と、該トナー補給手段によるトナーの
補給制御を行なうトナー補給制御手段とを有し、該基準
トナー像の濃度検出結果に基づいてトナー補給手段から
補給されるトナーの補給制御を行なう画像形成装置にお
いて、像担持体表面移動方向を横切る方向における該基
準トナー像形成手段での該基準トナー像の形成位置を、
像担持体表面移動方向において画像形成領域より上流又
は下流の位置と、像担持体表面移動方向を横切る方向に
おいて画像形成領域の側方の位置とで切り替える像形成
位置切り替え手段と、該像形成位置切り替え手段による
該基準トナー像の形成位置の切り替えに伴って、像担持
体表面移動方向を横切る方向における該像検出手段の検
出素子の位置を切り替える検出位置切り替え手段と、該
像形成位置切り替え手段に位置切り替え信号を出力する
切り替え信号発生手段とを設けたことを特徴とするもの
であり、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置に
おいて、担持体移動方向における画像領域の長さを測定
する長さ測定手段を設け、上記切り替え信号発生手段
を、該長さ測定手段による測定結果に基づいて、上記位
置切り替え信号を出力するように構成したことを特徴と
するものであり、請求項4の発明は、請求項3の画像形
成装置において、上記切り替え信号発生手段を、画像領
域の長さが所定以上であるときに、上記形成位置を上記
画像形成領域の側方の位置に切り替える信号を発生する
ように構成したことを特徴とするものであり、請求項5
の発明は、像担持体のトナー像を転写材に転写する転写
手段を有する請求項2、3又は4の画像形成装置におい
て、上記基準トナー像を形成する上記画像形成領域の側
方の位置を、該転写手段によるトナー像の転写材への転
写が不可能な位置に設定したことを特徴とするものであ
る。
めに、請求項1の発明は、像担持体表面移動方向を横切
る方向における像担持体上の所定位置に検出用の基準像
を形成させる基準像形成手段と、該基準像を検出する像
検出手段とを有し、該基準像の検出結果に基づいて所定
の画像形成条件を制御する画像形成装置において、像担
持体表面移動方向を横切る方向における該基準像形成手
段での該基準像の形成位置を切り替える像形成位置切り
替え手段と、該像形成位置切り替え手段による該基準像
の形成位置の切り替えに伴って、像担持体表面移動方向
を横切る方向における該像検出手段の検出素子の位置を
切り替える検出位置切り替え手段と、該像形成位置切り
替え手段に位置切り替え信号を出力する切り替え信号発
生手段とを設けたことを特徴とするものであり、請求項
2の発明は、像担持体上に形成された潜像を現像する現
像手段と、該現像手段にトナーを補給するトナー補給手
段と、像担持体上の所定位置に基準トナー像を形成させ
る基準トナー像形成手段と、該基準トナー像の濃度を検
出する像検出手段と、該トナー補給手段によるトナーの
補給制御を行なうトナー補給制御手段とを有し、該基準
トナー像の濃度検出結果に基づいてトナー補給手段から
補給されるトナーの補給制御を行なう画像形成装置にお
いて、像担持体表面移動方向を横切る方向における該基
準トナー像形成手段での該基準トナー像の形成位置を、
像担持体表面移動方向において画像形成領域より上流又
は下流の位置と、像担持体表面移動方向を横切る方向に
おいて画像形成領域の側方の位置とで切り替える像形成
位置切り替え手段と、該像形成位置切り替え手段による
該基準トナー像の形成位置の切り替えに伴って、像担持
体表面移動方向を横切る方向における該像検出手段の検
出素子の位置を切り替える検出位置切り替え手段と、該
像形成位置切り替え手段に位置切り替え信号を出力する
切り替え信号発生手段とを設けたことを特徴とするもの
であり、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置に
おいて、担持体移動方向における画像領域の長さを測定
する長さ測定手段を設け、上記切り替え信号発生手段
を、該長さ測定手段による測定結果に基づいて、上記位
置切り替え信号を出力するように構成したことを特徴と
するものであり、請求項4の発明は、請求項3の画像形
成装置において、上記切り替え信号発生手段を、画像領
域の長さが所定以上であるときに、上記形成位置を上記
画像形成領域の側方の位置に切り替える信号を発生する
ように構成したことを特徴とするものであり、請求項5
の発明は、像担持体のトナー像を転写材に転写する転写
手段を有する請求項2、3又は4の画像形成装置におい
て、上記基準トナー像を形成する上記画像形成領域の側
方の位置を、該転写手段によるトナー像の転写材への転
写が不可能な位置に設定したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の画像形成装置は、切り替え信号発生手
段から位置切り替え信号を受け、像形成位置切り替え手
段で、基準像形成手段での基準像の形成位置を像担持体
表面移動方向を横切る方向で異なる位置に切り替える。
この像形成位置切り替え手段による基準像の形成位置の
切り替えに伴って、検出位置切り替え手段で、像担持体
表面移動方向を横切る方向における像検出手段の検出素
子の位置を切り替え、これにより、切り替え前後のいず
れの形成位置に形成される基準像も、共通の検出素子で
検出できるようにする。
段から位置切り替え信号を受け、像形成位置切り替え手
段で、基準像形成手段での基準像の形成位置を像担持体
表面移動方向を横切る方向で異なる位置に切り替える。
この像形成位置切り替え手段による基準像の形成位置の
切り替えに伴って、検出位置切り替え手段で、像担持体
表面移動方向を横切る方向における像検出手段の検出素
子の位置を切り替え、これにより、切り替え前後のいず
れの形成位置に形成される基準像も、共通の検出素子で
検出できるようにする。
【0008】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
方式のデジタル複写機(以下、複写機という)に適用し
た一実施例について説明する。図1は本実施例に係る複
写機の概略構成図である。機内には、アルミニウム素材
にOPCを塗布してなるドラム状の像担持体である感光
体1が設けられている。この感光体1は矢印方向に回転
駆動されるもので、その周囲には電子写真プロセスに従
い、一様帯電手段としての帯電装置2、露光手段として
の光書込みユニット3、現像手段としての現像装置4、
転写・分離チャージャ5、クリーニング装置6および除
電ランプ7が設けられている。ここに、帯電装置2とし
ては感光体1表面をマイナス電位に一様帯電させるた
め、グリッド電極付きのスコトロンチャージャが用いら
れている。また、光書込みユニット3はレーザプリンタ
において周知の構成によるものであり、半導体レーザ、
回転多面鏡、レンズ、ミラー等より成り、画像信号に応
じて変調されたレーザビームを帯電後の感光体1表面に
照射させることにより静電潜像を形成するものである。
現像装置4は感光体1上に形成された静電潜像をトナー
により現像して顕像化させるものであり、本実施例では
光書込みユニット3により光照射された部分にトナーを
付着させるネガ−ポジ方式の2成分磁気ブラシ現像方式
のものが用いられている。このため、現像装置4には後
述する制御手段によるトナー補給信号に基づき現像容器
9中にトナーを補給させる補給手段としての補給ローラ
10が設けられている。この補給ローラ10の軸上には
前記補給信号により駆動される電磁クラッチを有する。
また、現像容器9中には撹拌部材11や感光体1に対向
する磁気ブラシ現像スリーブ12等が設けられている。
一方、複写機の下部側には異なる幅サイズのロール状の
転写紙15a,15b,15cが3段に装着され、各々
カッタ手段16a,16b,16cを経て選択的に感光
体1の転写位置に向けて給紙されるように構成されてい
る。転写位置前にあっては給紙された転写紙15(以
下、総括的には転写紙を符号15で表す)を一旦停止さ
せ、感光体1上の画像と先端が一致するよう同期させて
転写位置に送り込むレジストローラ17が設けられてい
る。また、転写位置後段側には転写済みの転写紙15を
搬送させる搬送手段18や、定着装置19、排紙ローラ
20等が設けられ、最上位置の排紙トレイ21に排紙さ
れるよう設定されている。
方式のデジタル複写機(以下、複写機という)に適用し
た一実施例について説明する。図1は本実施例に係る複
写機の概略構成図である。機内には、アルミニウム素材
にOPCを塗布してなるドラム状の像担持体である感光
体1が設けられている。この感光体1は矢印方向に回転
駆動されるもので、その周囲には電子写真プロセスに従
い、一様帯電手段としての帯電装置2、露光手段として
の光書込みユニット3、現像手段としての現像装置4、
転写・分離チャージャ5、クリーニング装置6および除
電ランプ7が設けられている。ここに、帯電装置2とし
ては感光体1表面をマイナス電位に一様帯電させるた
め、グリッド電極付きのスコトロンチャージャが用いら
れている。また、光書込みユニット3はレーザプリンタ
において周知の構成によるものであり、半導体レーザ、
回転多面鏡、レンズ、ミラー等より成り、画像信号に応
じて変調されたレーザビームを帯電後の感光体1表面に
照射させることにより静電潜像を形成するものである。
現像装置4は感光体1上に形成された静電潜像をトナー
により現像して顕像化させるものであり、本実施例では
光書込みユニット3により光照射された部分にトナーを
付着させるネガ−ポジ方式の2成分磁気ブラシ現像方式
のものが用いられている。このため、現像装置4には後
述する制御手段によるトナー補給信号に基づき現像容器
9中にトナーを補給させる補給手段としての補給ローラ
10が設けられている。この補給ローラ10の軸上には
前記補給信号により駆動される電磁クラッチを有する。
また、現像容器9中には撹拌部材11や感光体1に対向
する磁気ブラシ現像スリーブ12等が設けられている。
一方、複写機の下部側には異なる幅サイズのロール状の
転写紙15a,15b,15cが3段に装着され、各々
カッタ手段16a,16b,16cを経て選択的に感光
体1の転写位置に向けて給紙されるように構成されてい
る。転写位置前にあっては給紙された転写紙15(以
下、総括的には転写紙を符号15で表す)を一旦停止さ
せ、感光体1上の画像と先端が一致するよう同期させて
転写位置に送り込むレジストローラ17が設けられてい
る。また、転写位置後段側には転写済みの転写紙15を
搬送させる搬送手段18や、定着装置19、排紙ローラ
20等が設けられ、最上位置の排紙トレイ21に排紙さ
れるよう設定されている。
【0009】そして、転写後、クリーニング前位置にて
感光体1に対向させて像検出手段の検出素子であるPセ
ンサ25が設けられている。このPセンサ25は前述し
た特開昭56−128977号公報の場合と同様に、感
光体1上の本来の画像を外れた位置に形成される基準ト
ナー像の現像後の濃度を検出するものである。より具体
的には、基準トナー像の画像濃度を、第3(a)図に示
すようなLED26とフォトトランジスタ27とからな
る反射型フォトセンサによるPセンサ25で検出するも
のである。即ち、基準トナー像要求信号によりトランジ
スタ28がオン状態となり、LED26を駆動させる。
このLED26には可変抵抗VR、抵抗R1が直列に接
続されており、LED駆動電流は可変調整可能とされて
いる。このLED26からの光は、感光体1表面で反射
されてフォトトランジスタ27に入射することにより、
このフォトトランジスタ27がオンする。このフォトト
ランジスタ27のエミツタ出力は、グランドGNDとの
間に抵抗を接続してエミツタフオロワとすることによ
り、感光体1上の基準トナー像の単位面積あたりのトナ
ー付着量に反比例した出力電圧が剤濃度検出信号として
出力される(図3(b)参照)。トナー補給制御は、P
センサ25によって読み取った基準トナー像の検知電圧
(VSP)とトナーの付着していない感光体1の検知電圧
(VSG)を比較して、VSP/VSG≧1/8ならば、トナ
ー補給するよう設定することにより行なわれる。
感光体1に対向させて像検出手段の検出素子であるPセ
ンサ25が設けられている。このPセンサ25は前述し
た特開昭56−128977号公報の場合と同様に、感
光体1上の本来の画像を外れた位置に形成される基準ト
ナー像の現像後の濃度を検出するものである。より具体
的には、基準トナー像の画像濃度を、第3(a)図に示
すようなLED26とフォトトランジスタ27とからな
る反射型フォトセンサによるPセンサ25で検出するも
のである。即ち、基準トナー像要求信号によりトランジ
スタ28がオン状態となり、LED26を駆動させる。
このLED26には可変抵抗VR、抵抗R1が直列に接
続されており、LED駆動電流は可変調整可能とされて
いる。このLED26からの光は、感光体1表面で反射
されてフォトトランジスタ27に入射することにより、
このフォトトランジスタ27がオンする。このフォトト
ランジスタ27のエミツタ出力は、グランドGNDとの
間に抵抗を接続してエミツタフオロワとすることによ
り、感光体1上の基準トナー像の単位面積あたりのトナ
ー付着量に反比例した出力電圧が剤濃度検出信号として
出力される(図3(b)参照)。トナー補給制御は、P
センサ25によって読み取った基準トナー像の検知電圧
(VSP)とトナーの付着していない感光体1の検知電圧
(VSG)を比較して、VSP/VSG≧1/8ならば、トナ
ー補給するよう設定することにより行なわれる。
【0010】本実施例における基準トナー像の形成は、
感光体1上の本来の画像を外れた位置に光書込ユニット
3で所定の潜像パターンを形成し、これを現像装置4で
現像することによって行なわれる。そして、この基準ト
ナー像の形成位置が本来の画像の長さによって切り替え
られ、これに伴いPセンサ25が移動されるように構成
されている。先ず、基準トナー像の形成位置について説
明する。感光体移動方向での画像長さが例えば1m未満
の画像を形成する場合には、感光体1の幅方向(感光体
ドラム1軸方向)のほぼ中央部(以下、中央ライン上と
いう)に基準トナー像を形成する。具体的には、図1
(c)に示すように、その画像領域の直後の画像領域間
位置の中央ライン上に基準トナー像30aを形成する。
このように中央ライン上に形成するのは、感光体1の端
部よりの部分に比して感光体の感度ムラ、帯電ムラ、露
光ムラ等のノイズが少ないからである。そして、この中
央ライン上での基準トナー像の形成、及びこの基準トナ
ー像の濃度検出に基づくトナー補給を実行するタイミン
グは、画像濃度が大きく低下しない範囲で任意に設定す
ることができる。例えば、感光体移動方向を長手方向と
して形成した場合にこの方向での画像長さが854mmで
あるA1サイズの画像については、1枚毎に基準トナー
像の形成等を実行し、感光体移動方向を短手方向として
形成した場合にこの方向での画像長さが420mmである
A2サイズの画像については、2枚毎に基準トナー像の
形成等を実行するように設定することができる。一方、
感光体移動方向での画像長さが例えば1m以上の長尺コ
ピーの場合(工業用の複写機では数mの画像を形成する
場合もある)、この間、前述したような中央ライン上の
基準トナー像が作像できない。ところが、この間、基準
トナー像の形成、検出に基づくトナー補給を一切行なわ
ないと画像濃度が大きく低下する。そこで、この場合に
は、図1(b)に示すように感光体幅方向の画像形成領
域の側方(以下、端部という)に基準トナー像30bを
形成する。この端部の具体的な基準トナー像形成位置と
しては、この複写機で作成することができる最大幅の領
域である画像形成可能領域よりも側方の特定位置に設定
しても良いし、この画像形成可能領域内か否かにかかわ
らず、作成している長尺コピーの画像の側方になるよう
に長尺コピーの画像幅毎に設定しても良い。但し、クリ
ーニング不良等を防止するためには、転写チャージャ5
による転写紙への転写が不可能な部分、即ち、転写チャ
ージャ5による帯電が行なわれない部分に設定すること
が望ましい。この理由は、転写チャージャ5による帯電
が行なわれる部分に基準トナー像を形成すると、転写紙
の幅によってはこの基準トナー像が転写紙を介さずに直
接転写チャージャ5の放電ワイヤに対向して、基準トナ
ー像を構成するトナーの極性が反転し、クリーニング装
置6によるクリーニングの不良等が発生する恐れがある
ためである。そして、この端部での基準トナー像の形
成、及びこの基準トナー像の濃度検出に基づくトナー補
給を実行するタイミングも、画像濃度が大きく低下しな
い範囲で設定する。1m以上の長尺コピー中、その端部
に例えば1m間隔に基準トナー像を作成し、この濃度検
出値によってトナー補給制御を行なう。
感光体1上の本来の画像を外れた位置に光書込ユニット
3で所定の潜像パターンを形成し、これを現像装置4で
現像することによって行なわれる。そして、この基準ト
ナー像の形成位置が本来の画像の長さによって切り替え
られ、これに伴いPセンサ25が移動されるように構成
されている。先ず、基準トナー像の形成位置について説
明する。感光体移動方向での画像長さが例えば1m未満
の画像を形成する場合には、感光体1の幅方向(感光体
ドラム1軸方向)のほぼ中央部(以下、中央ライン上と
いう)に基準トナー像を形成する。具体的には、図1
(c)に示すように、その画像領域の直後の画像領域間
位置の中央ライン上に基準トナー像30aを形成する。
このように中央ライン上に形成するのは、感光体1の端
部よりの部分に比して感光体の感度ムラ、帯電ムラ、露
光ムラ等のノイズが少ないからである。そして、この中
央ライン上での基準トナー像の形成、及びこの基準トナ
ー像の濃度検出に基づくトナー補給を実行するタイミン
グは、画像濃度が大きく低下しない範囲で任意に設定す
ることができる。例えば、感光体移動方向を長手方向と
して形成した場合にこの方向での画像長さが854mmで
あるA1サイズの画像については、1枚毎に基準トナー
像の形成等を実行し、感光体移動方向を短手方向として
形成した場合にこの方向での画像長さが420mmである
A2サイズの画像については、2枚毎に基準トナー像の
形成等を実行するように設定することができる。一方、
感光体移動方向での画像長さが例えば1m以上の長尺コ
ピーの場合(工業用の複写機では数mの画像を形成する
場合もある)、この間、前述したような中央ライン上の
基準トナー像が作像できない。ところが、この間、基準
トナー像の形成、検出に基づくトナー補給を一切行なわ
ないと画像濃度が大きく低下する。そこで、この場合に
は、図1(b)に示すように感光体幅方向の画像形成領
域の側方(以下、端部という)に基準トナー像30bを
形成する。この端部の具体的な基準トナー像形成位置と
しては、この複写機で作成することができる最大幅の領
域である画像形成可能領域よりも側方の特定位置に設定
しても良いし、この画像形成可能領域内か否かにかかわ
らず、作成している長尺コピーの画像の側方になるよう
に長尺コピーの画像幅毎に設定しても良い。但し、クリ
ーニング不良等を防止するためには、転写チャージャ5
による転写紙への転写が不可能な部分、即ち、転写チャ
ージャ5による帯電が行なわれない部分に設定すること
が望ましい。この理由は、転写チャージャ5による帯電
が行なわれる部分に基準トナー像を形成すると、転写紙
の幅によってはこの基準トナー像が転写紙を介さずに直
接転写チャージャ5の放電ワイヤに対向して、基準トナ
ー像を構成するトナーの極性が反転し、クリーニング装
置6によるクリーニングの不良等が発生する恐れがある
ためである。そして、この端部での基準トナー像の形
成、及びこの基準トナー像の濃度検出に基づくトナー補
給を実行するタイミングも、画像濃度が大きく低下しな
い範囲で設定する。1m以上の長尺コピー中、その端部
に例えば1m間隔に基準トナー像を作成し、この濃度検
出値によってトナー補給制御を行なう。
【0011】次に、Pセンサ25の移動について説明す
る。Pセンサ25は、図1(b)及び(c)に示すよう
に、基準トナー像の濃度を検出するために、基準トナー
像の形成位置である中央ライン上と端部とに対向できる
ように移動可能に支持される。この為の支持機構として
は、例えば、図1(a)に示すようなものを用いること
ができる。図1(a)において、Pセンサ25の支持機
構は、Pセンサ25のケーシング25aを貫通して感光
体1の軸に並行に延在するスクリュー軸50と、該スク
リュー軸50と一定間隔をおいて並行に延在する電極レ
ール51と、該スクリュー軸50を正逆回転させるパル
スモータ52とで構成される。そして、Pセンサ25の
ケーシング25a内には上記スクリュー軸50周面の螺
子溝に螺合する図示しないナットが回転不能に設けられ
ている。また、ケーシング25aには、図4(a)に示
すように、先端のリング部内を上記電極レール51が遊
貫する端子アーム52が固定されている。この端子アー
ム53でケーシング25aのスクリュー軸50回りの回
動を規制し、スクリュー軸50の回転で、ケーシング2
5aがスクリュー軸上を軸方向に移動するようにしてい
る。上記電極レール51の周面には+5Vの電圧を供給
するワイヤー51a、Pセンサ25の出力用のワイヤー
51b、前述の基準パターン要求信号用のワイヤー51
c、接地用のワイヤー51cが固定され、各ワイヤーは
電極レール51の端部に設けられたコネクター53を介
して本体側のハーネス54に接続されている。そして、
上記端子アーム53先端のリング部内周面には、図4
(b)に示すように各ワイヤーが摺接するように、Pセ
ンサ25側の対応する端子53a,53b,53c,5
3dが設けられ、図示しない同通路を介してケーシング
25a内の上記図(a)に示す回路に接続されている。
また、各端子53a,53b,53c,53dとワイヤ
ー51a,51b,51c,51dとの接触を確実にす
るために、リング部内周面に板バネ53eが設けられて
いる。以上の支持機構は、制御部の制御信号によって回
転制御されるパルスモータ52でスクリュー軸50を正
転又は逆転させて、ケーシング25aを感光体1の軸方
向に移動させ、これにより、Pセンサ25を中央ライン
上又は端部の基準トナー像に対向させる。
る。Pセンサ25は、図1(b)及び(c)に示すよう
に、基準トナー像の濃度を検出するために、基準トナー
像の形成位置である中央ライン上と端部とに対向できる
ように移動可能に支持される。この為の支持機構として
は、例えば、図1(a)に示すようなものを用いること
ができる。図1(a)において、Pセンサ25の支持機
構は、Pセンサ25のケーシング25aを貫通して感光
体1の軸に並行に延在するスクリュー軸50と、該スク
リュー軸50と一定間隔をおいて並行に延在する電極レ
ール51と、該スクリュー軸50を正逆回転させるパル
スモータ52とで構成される。そして、Pセンサ25の
ケーシング25a内には上記スクリュー軸50周面の螺
子溝に螺合する図示しないナットが回転不能に設けられ
ている。また、ケーシング25aには、図4(a)に示
すように、先端のリング部内を上記電極レール51が遊
貫する端子アーム52が固定されている。この端子アー
ム53でケーシング25aのスクリュー軸50回りの回
動を規制し、スクリュー軸50の回転で、ケーシング2
5aがスクリュー軸上を軸方向に移動するようにしてい
る。上記電極レール51の周面には+5Vの電圧を供給
するワイヤー51a、Pセンサ25の出力用のワイヤー
51b、前述の基準パターン要求信号用のワイヤー51
c、接地用のワイヤー51cが固定され、各ワイヤーは
電極レール51の端部に設けられたコネクター53を介
して本体側のハーネス54に接続されている。そして、
上記端子アーム53先端のリング部内周面には、図4
(b)に示すように各ワイヤーが摺接するように、Pセ
ンサ25側の対応する端子53a,53b,53c,5
3dが設けられ、図示しない同通路を介してケーシング
25a内の上記図(a)に示す回路に接続されている。
また、各端子53a,53b,53c,53dとワイヤ
ー51a,51b,51c,51dとの接触を確実にす
るために、リング部内周面に板バネ53eが設けられて
いる。以上の支持機構は、制御部の制御信号によって回
転制御されるパルスモータ52でスクリュー軸50を正
転又は逆転させて、ケーシング25aを感光体1の軸方
向に移動させ、これにより、Pセンサ25を中央ライン
上又は端部の基準トナー像に対向させる。
【0012】以下、長尺コピー時におけるトナー補給制
御の具体例について説明する。この例では、コピー動作
中にレジストセンサ55を転写紙15が通過する時間を
チェックすることにより、感光体1上の画像領域長さ
が、所定長さ、本実施例では1m以上の長尺コピーであ
るか否かを判断する。このために、図5に示すように、
制御部を構成するCPU60のインタフェース61にA
/Dコンバーター62を介してレジストセンサ55(画
像長さ信号)からの信号が入力される。また、このイン
ターフェース61には同様にA/Dコンバーター62を
介してPセンサ25からの出力が入力される。そして、
このCPU60からインターフェース61等を介して補
給ローラ10の電磁クラッチ(トナー補給手段)や、上
記パルスモータ52(Pセンサ移動手段)に制御信号が
出力されるようになっている。図6において、まず、レ
ジストセンサ55を転写紙15が通過する時間をチェッ
クすることにより、1m以上の長尺コピーであるか否か
を判断する。1m以上の長尺コピーではない場合(ステ
ップ1でN)及び、現像部を画像が1m通過するまで
(ステップ2でN)は、中央ライン上に形成した基準ト
ナー像30aの検出結果に基づいてトナー補給を制御す
る通常の制御を実行する。以下、この中央ライン上の基
準トナー像30aによる制御を中央Pセンサ制御とい
う。長尺コピーで、かつ現像部を画像が1m通過したと
きに、中央ライン上に形成した基準トナー像の検出結果
に基づくトナー補給の制御を中止し(ステップ3)、パ
ルスモータ52を駆動してPセンサ25を感光体1の端
部に移動する(ステップ4)。そして、感光体1上の端
部に1m毎に基準トナー像30bを形成し、これの濃度
を端部に対向するように移動させておいたPセンサ25
で検出し、この検出結果(VSP2/VSG2)に基づいてト
ナー補給を制御する(ステップ5〜7)。その後、レジ
ストセンサ55において転写紙15の後端通過が検出さ
れ、かつ、レーザ露光要求信号がOFFしたら(ステッ
プ8でY)、パルスモータ52を逆回転するように駆動
してPセンサ25を感光体1の中央ライン上に移動し、
(ステップ9)、中央センサ制御によるトナー補給の制
御に戻す(ステップ10)。
御の具体例について説明する。この例では、コピー動作
中にレジストセンサ55を転写紙15が通過する時間を
チェックすることにより、感光体1上の画像領域長さ
が、所定長さ、本実施例では1m以上の長尺コピーであ
るか否かを判断する。このために、図5に示すように、
制御部を構成するCPU60のインタフェース61にA
/Dコンバーター62を介してレジストセンサ55(画
像長さ信号)からの信号が入力される。また、このイン
ターフェース61には同様にA/Dコンバーター62を
介してPセンサ25からの出力が入力される。そして、
このCPU60からインターフェース61等を介して補
給ローラ10の電磁クラッチ(トナー補給手段)や、上
記パルスモータ52(Pセンサ移動手段)に制御信号が
出力されるようになっている。図6において、まず、レ
ジストセンサ55を転写紙15が通過する時間をチェッ
クすることにより、1m以上の長尺コピーであるか否か
を判断する。1m以上の長尺コピーではない場合(ステ
ップ1でN)及び、現像部を画像が1m通過するまで
(ステップ2でN)は、中央ライン上に形成した基準ト
ナー像30aの検出結果に基づいてトナー補給を制御す
る通常の制御を実行する。以下、この中央ライン上の基
準トナー像30aによる制御を中央Pセンサ制御とい
う。長尺コピーで、かつ現像部を画像が1m通過したと
きに、中央ライン上に形成した基準トナー像の検出結果
に基づくトナー補給の制御を中止し(ステップ3)、パ
ルスモータ52を駆動してPセンサ25を感光体1の端
部に移動する(ステップ4)。そして、感光体1上の端
部に1m毎に基準トナー像30bを形成し、これの濃度
を端部に対向するように移動させておいたPセンサ25
で検出し、この検出結果(VSP2/VSG2)に基づいてト
ナー補給を制御する(ステップ5〜7)。その後、レジ
ストセンサ55において転写紙15の後端通過が検出さ
れ、かつ、レーザ露光要求信号がOFFしたら(ステッ
プ8でY)、パルスモータ52を逆回転するように駆動
してPセンサ25を感光体1の中央ライン上に移動し、
(ステップ9)、中央センサ制御によるトナー補給の制
御に戻す(ステップ10)。
【0013】以上の実施例においては、レジストセンサ
55を転写紙15が通過する時間をチェックすることに
より、例えば1m以上の長尺コピーであるか否かを判断
しているが、これに代え、図示しない操作部に長尺用の
モード選択キーを設け、該モード選択キーが押下された
ときに、Pセンサ25を端部に移動して、上記のような
端部における基準トナー像の形成等を行なうようにして
も良い。
55を転写紙15が通過する時間をチェックすることに
より、例えば1m以上の長尺コピーであるか否かを判断
しているが、これに代え、図示しない操作部に長尺用の
モード選択キーを設け、該モード選択キーが押下された
ときに、Pセンサ25を端部に移動して、上記のような
端部における基準トナー像の形成等を行なうようにして
も良い。
【0014】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、切り替
え信号発生手段から位置切り替え信号を受け、像形成位
置切り替え手段で、基準像形成手段での基準像の形成位
置を像担持体表面移動方向を横切る方向で異なる位置に
切り替えるのに伴って、検出位置切り替え手段で、像担
持体表面移動方向を横切る方向における像検出手段の検
出素子の位置を切り替え、これにより、切り替え前後の
いずれの形成位置に形成される基準像も、共通の検出素
子で検出できるので、切り替え前後の形成位置に形成さ
れる基準像毎に個別の濃度検出手段を配設する場合のよ
うな、濃度検出手段間の検出特性のバラツキを発生させ
ないという優れた効果がある。特に、請求項2乃至5の
発明によれば、切り替え前後のいずれの形成位置に形成
される基準像も、共通の検出素子で検出できるので、像
担持体表面移動方向を横切る方向において比較的端部よ
りの形成位置に対向するように検出素子を移動している
間に、現像器端部からのトナー飛散等によって検出素子
がトナー汚れを生じたとしても、いずれの形成位置に形
成した基準トナー像を用いたトナー補給制御実行中に形
成した画像かによって、画像濃度が異なってくるという
不具合を防止することもできる。更に、請求項5の発明
によれば、像担持体のトナー像を転写材に転写する転写
手段を有する請求項2、3又は4の画像形成装置におい
て、上記基準トナー像を形成する上記画像形成領域の側
方の位置を、該転写手段によるトナー像の転写材への転
写が不可能な位置に設定したので、該側方に形成した基
準トナー像が転写材を介さずに転写手段に対向して、転
写材を汚したり、転写手段として帯電チャージャを用い
る場合の逆帯電トナーの発生によるクリーニング不良等
を起こしたりすることを防止することができる。
え信号発生手段から位置切り替え信号を受け、像形成位
置切り替え手段で、基準像形成手段での基準像の形成位
置を像担持体表面移動方向を横切る方向で異なる位置に
切り替えるのに伴って、検出位置切り替え手段で、像担
持体表面移動方向を横切る方向における像検出手段の検
出素子の位置を切り替え、これにより、切り替え前後の
いずれの形成位置に形成される基準像も、共通の検出素
子で検出できるので、切り替え前後の形成位置に形成さ
れる基準像毎に個別の濃度検出手段を配設する場合のよ
うな、濃度検出手段間の検出特性のバラツキを発生させ
ないという優れた効果がある。特に、請求項2乃至5の
発明によれば、切り替え前後のいずれの形成位置に形成
される基準像も、共通の検出素子で検出できるので、像
担持体表面移動方向を横切る方向において比較的端部よ
りの形成位置に対向するように検出素子を移動している
間に、現像器端部からのトナー飛散等によって検出素子
がトナー汚れを生じたとしても、いずれの形成位置に形
成した基準トナー像を用いたトナー補給制御実行中に形
成した画像かによって、画像濃度が異なってくるという
不具合を防止することもできる。更に、請求項5の発明
によれば、像担持体のトナー像を転写材に転写する転写
手段を有する請求項2、3又は4の画像形成装置におい
て、上記基準トナー像を形成する上記画像形成領域の側
方の位置を、該転写手段によるトナー像の転写材への転
写が不可能な位置に設定したので、該側方に形成した基
準トナー像が転写材を介さずに転写手段に対向して、転
写材を汚したり、転写手段として帯電チャージャを用い
る場合の逆帯電トナーの発生によるクリーニング不良等
を起こしたりすることを防止することができる。
【図1】(a)は実施例に係るPセンサ支持機構の斜視
図、(b)は感光体の端部に形成した基準トナー像の検
出状態の説明図、(c)は感光体の中央ライン上に形成
した基準トナー像の検出状態の説明図。
図、(b)は感光体の端部に形成した基準トナー像の検
出状態の説明図、(c)は感光体の中央ライン上に形成
した基準トナー像の検出状態の説明図。
【図2】実施例に係る複写機の概略構成を示す正面図。
【図3】(a)は同複写機のPセンサ検出手段の回路
図、(b)は同回路の特性図。
図、(b)は同回路の特性図。
【図4】(a)同Pセンサ支持機構の一部の拡大斜視
図、(b)は同Pセンサ支持機構の一部の拡大断面図。
図、(b)は同Pセンサ支持機構の一部の拡大断面図。
【図5】同複写機のトナー補給制御に関する電装部のブ
ロック図。
ロック図。
【図6】同複写機のトナー補給制御のフローチャート。
1 感光体 , 3 光
書込ユニット 4 現像装置 , 5 転
写・分離チャージャ 6 クリーニング装置 , 10 補
給ローラ 15 転写紙 , 25 P
センサ 25a ケーシング , 26 L
ED 27 フォトトランジスタ , 50 ス
クリュー軸 51 電極レール , 52 パ
ルスモータ 53 電極アーム , 55 レ
ジストセンサ
書込ユニット 4 現像装置 , 5 転
写・分離チャージャ 6 クリーニング装置 , 10 補
給ローラ 15 転写紙 , 25 P
センサ 25a ケーシング , 26 L
ED 27 フォトトランジスタ , 50 ス
クリュー軸 51 電極レール , 52 パ
ルスモータ 53 電極アーム , 55 レ
ジストセンサ
Claims (5)
- 【請求項1】像担持体表面移動方向を横切る方向におけ
る像担持体上の所定位置に検出用の基準像を形成させる
基準像形成手段と、該基準像を検出する像検出手段とを
有し、該基準像の検出結果に基づいて所定の画像形成条
件を制御する画像形成装置において、 像担持体表面移動方向を横切る方向における該基準像形
成手段での該基準像の形成位置を切り替える像形成位置
切り替え手段と、 該像形成位置切り替え手段による該基準像の形成位置の
切り替えに伴って、像担持体表面移動方向を横切る方向
における該像検出手段の検出素子の位置を切り替える検
出位置切り替え手段と、 該像形成位置切り替え手段に位置切り替え信号を出力す
る切り替え信号発生手段とを設けたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】像担持体上に形成された潜像を現像する現
像手段と、該現像手段にトナーを補給するトナー補給手
段と、像担持体上の所定位置に基準トナー像を形成させ
る基準トナー像形成手段と、該基準トナー像の濃度を検
出する像検出手段と、該トナー補給手段によるトナーの
補給制御を行なうトナー補給制御手段とを有し、該基準
トナー像の濃度検出結果に基づいてトナー補給手段から
補給されるトナーの補給制御を行なう画像形成装置にお
いて、 像担持体表面移動方向を横切る方向における該基準トナ
ー像形成手段での該基準トナー像の形成位置を、像担持
体表面移動方向において画像形成領域より上流又は下流
の位置と、像担持体表面移動方向を横切る方向において
画像形成領域の側方の位置とで切り替える像形成位置切
り替え手段と、 該像形成位置切り替え手段による該基準トナー像の形成
位置の切り替えに伴って、像担持体表面移動方向を横切
る方向における該像検出手段の検出素子の位置を切り替
える検出位置切り替え手段と、 該像形成位置切り替え手段に位置切り替え信号を出力す
る切り替え信号発生手段とを設けたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項3】担持体移動方向における画像領域の長さを
測定する長さ測定手段を設け、 上記切り替え信号発生手段を、該長さ測定手段による測
定結果に基づいて、上記位置切り替え信号を出力するよ
うに構成したことを特徴とする請求項2の画像形成装
置。 - 【請求項4】上記切り替え信号発生手段を、画像領域の
長さが所定以上であるときに、上記形成位置を上記画像
形成領域の側方の位置に切り替える信号を発生するよう
に構成したことを特徴とする請求項3の画像形成装置。 - 【請求項5】像担持体のトナー像を転写材に転写する転
写手段を有する請求項2、3又は4の画像形成装置にお
いて、 上記基準トナー像を形成する上記画像形成領域の側方の
位置を、該転写手段によるトナー像の転写材への転写が
不可能な位置に設定したことを特徴とする請求項2、3
又は4の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3257098A JPH0566639A (ja) | 1991-09-08 | 1991-09-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3257098A JPH0566639A (ja) | 1991-09-08 | 1991-09-08 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566639A true JPH0566639A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17301713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3257098A Withdrawn JPH0566639A (ja) | 1991-09-08 | 1991-09-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008009379A (ja) * | 2006-06-01 | 2008-01-17 | Ricoh Printing Systems Ltd | 画像形成装置及びトナー付着量補正方法 |
-
1991
- 1991-09-08 JP JP3257098A patent/JPH0566639A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008009379A (ja) * | 2006-06-01 | 2008-01-17 | Ricoh Printing Systems Ltd | 画像形成装置及びトナー付着量補正方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |