JPS63261376A - 露光量制御装置 - Google Patents

露光量制御装置

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JPS63261376A
JPS63261376A JP62097156A JP9715687A JPS63261376A JP S63261376 A JPS63261376 A JP S63261376A JP 62097156 A JP62097156 A JP 62097156A JP 9715687 A JP9715687 A JP 9715687A JP S63261376 A JPS63261376 A JP S63261376A
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JP
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image
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developed
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Application number
JP62097156A
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English (en)
Inventor
Yoshiichi Naito
芳一 内藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は顕像転写型の静電写真式画像形成装置における
露光量制御装置に関するものであり、複写機やプリンタ
等で原稿画像から静電画像を形成するときの露光量を適
正な再現性が得られるように制御するのに利用される。
(従来の技術) 顕像転写型の静電写真式画像形成装置は、感光体ドラム
上に原稿画像を投影して静電潜像を形成し、それを現像
により顕像化して転写シート上に転写し画像を形成する
。この方式で適正な画像を得るための制御として従来、
トナー供給量、現像バイアス、露光量等を単独であるい
は組合せて制御することが行われている。それらのもの
としては特開昭58−23043号公報(従来例1)、
特開昭60−119580号公報(従来例2)、特開昭
60−133475号公報(従来例3)、特開昭60−
146256号公報(従来例4)、特開昭60=260
072号公報(従来例5)等で知られている。
これらは感光体ドラム上に形成された顕像の濃度を検出
して、それが適正になるように現像条件や露光条件を単
に制御し、また温湿度や現像剤使用時間、感光体ドラム
の感度の変化を考慮して基準レベルを補正しながら再生
画像濃度を制御するもの(従来例1.3〜5)と、原稿
濃度を検出してコントラストを判別し露光量等によりコ
ントラストを制御するもの(従来例2)とに大別される
(発明が解決しようとする問題点) しかし顕像の検出結果によって再生画像濃度を制御する
方式では、原稿の濃度やコントラストの違いにかかわら
ず再生画像濃度が決定される。このため、例えば純白地
の上に細線がまばらにあるような原稿では、細線が再生
画像上かすれたり飛んだりしやすいし、逆に純白地であ
っても画像が詰っている部分の再生画像はかぶりにより
潰れやすいが、これらのことに対処することはできない
また原稿濃度の検出結果によって再生画像のコントラス
トを制御する方式では、細線の再現性はよくなる。これ
は露光ランプのランプ電圧を低めにして行うのであるが
、光学系にほこりが付いたり、感光体まわりに特性変化
が生じたりした場合、ランプ電圧を低めにすることによ
って白色原稿のかぶり、つまり地汚れが生じやす(なる
したがって従来のものではそれぞれに一長一短があり、
前記何れの欠点もなしに画像を再現できるようにするこ
とが望まれている。
本発明はそのような要求に応え得る補正が感光体上に実
際に形成した顕像を基に行え、しかもそのための補正が
無駄なトナーや電力の消費、感光体の摩耗と云ったこと
のない露光量制御装置を提供することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記のような目的を達成するため、感光体上
に原稿画像を投影して静電潜像を形成し、それを現像に
より顕像化して転写材上に転写し画像を形成する顕像転
写型の静電写真式画像形成装置において、第1図に示す
ように原稿Eの濃度を検出する原稿濃度検出手段へと、
感光体F上の顕像の濃度を検出する顕像濃度検出手段B
と、顕像濃度測定値と、この顕像濃度を測定したときの
露光ランプCのランプ電圧の値とに基づき、原稿濃度に
対するランプ電圧設定値を変化させる制御手段りとを備
え、前記顕像濃度の検出は所定枚数以上の画像形成時に
行うことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明は前記構成であり、複写やプリントに際し再現し
ようとしている原稿Eの濃度が原稿濃度検出手段Aによ
り検出され、その検出結果が制御手段りに与えられる。
一方、感光体F上に形成される顕像の濃度も顕像濃度検
出手段Bによって検出され、その検出結果が制御手段り
に与えられる。ここで原稿濃度は再現しようとする原稿
濃度と露光ランプCのランプ電圧との相互関係で適正ラ
ンプ電圧を一義的に得る情報をなし、感光体F上の顕像
濃度はそれを形成したときの原画像の濃度が既知である
ことによって前記適正ランプ電圧に変動を与える条件変
化を知る情報をなしている。顕像の原画像濃度を既知と
するのは適当なテストパターンの露光、現像で得る顕像
を対象とするのがよいがこれに限らない。
制御手段りはこれらの情報を各検出手段A、Bから与え
られる原稿濃度および顕像濃度から得ることができ、顕
像濃度とそれを測定したときのランプ電圧との値に基き
、原稿濃度に対する適正ランプ電圧の設定値を変化させ
る。
これによって、原稿画像を再生するときの露光量は、原
稿濃度に応じて一義的に定まる適正ランプ電圧をそれに
変動を与える条件変化に応じ補正して決定することがで
きる。
−力制御手段りは、顕像濃度検出手段Aによる感光体F
上の顕像濃度の検出を、設定画像形成分以上の画像形成
時に行うので、前記補正が画像形成の都度行われる等ま
だ補正が必要でない時期に何回も行われるようなことを
防止することができる。
したがって、原稿側および画像形成装置側でどのように
条件が変化しても、適時的な補正によってトナーや電力
の消費、感光体の摩耗と云ったことが無駄に生じるよう
なことなしに適正な画像再現性を保証することができる
(実施例) 第2図以下を参照して本発明の一実施例につき説明する
本実施例は第2図に示すような複写機に本発明を適用し
た場合を示している。この複写機は機体1内のほぼ中央
部に感光体ドラム2が設けられ、機体1上面のプラテン
ガラス3上を走行させられる原稿28の像をプラテンガ
ラス3の下に配置された露光光学系10によってスリッ
ト板11のスリットを通じ感光体ドラム2上にスリット
露光するようになっている。このスリット露光は原稿移
動によるスキャン方式であって、露光光学系10をなす
露光ランプ4および投影レンズ8、投影光路折曲げ用の
第1ミラー5、第2、第3ミラー6.7、第4ミラー9
は原稿像スキャンのために移動されることはない。
感光体ドラム2のまわりには前記スリット露光によって
静電潜像を形成するよう感光体ドラム2を帯電させる帯
電チャージャ14、前記静電潜像をトナー現像する現像
器15、感光体ドラム2上の現像された顕像を給紙され
てくる転写シート16に転写させる転写チャージャ17
、および転写後感光体ドラム2の表面に残っているトナ
ーを除去するクリーニング装置18等が配設されている
機体l上面のプラテンガラス30手前にプラテンガラス
3に向は走行される原稿28に濃度測定のため露光ラン
プ4によるプリ照明を受けさせるプリプラテンガラス3
2を設けるとともに、その下に原稿濃度検出用の゛フォ
トセンサー20を設けて、スリット露光のために走行さ
れる原稿28からの反射光を受けるようにしている。こ
れにより原稿濃度を特別な時間を要しないでスリット露
光前に行うことができる。
なおプラテンガラス3部でスリット露光が行われるよう
になっても、センサー20によるプリプラテンガラス3
2部では原稿濃度測定状態にあるが、検出機能をオフし
ておくことや、ランプ電圧設定後はそれを保って複写を
行うようにしておくことで、原稿28のコントラストに
変動があっても、前記プリ照明によりスリット露光前に
検出した原稿濃度に基き一旦設定したランプ電圧に影響
することはなく、コントラストの変動で罫線や方眼など
の細線が出たり出なかったりするようなことを防止する
ことかできる。
また感光体ドラム2のまわりに顕像濃度検出用の反射型
のフォトセンサー21を設けて、感光体ドラム20表面
上の顕像からの反射光を受けるようにしである。
これらセンサー20.2工はそれぞれ増幅器22.23
を介し制御手段としてのマイクロコンピュータ (以下
マイコンと云う)24のCPU 25の入力ポートに接
続し、CPU 25の出力ボートには露光ランプ4のラ
ンプ電圧を規制する露光量制御回路26を接続しである
。またCPU 25には読出し専用の記憶回路ROM 
27が接続されている。
マイコン24は複写機の動作制御用のものを共用するこ
とができ、センサー20.21からの検出信号とROM
 27からの記憶データとによって露光量を原稿側およ
び画像形成側である複写機側双方の条件変化に対応して
適正に自動設定するようにしである。
これについて詳述する。自動露光は従来原稿濃度に応じ
て露光ランプ4の電圧を一義的に制御している。この場
合の原稿濃度ODとランプ電圧vLとの関係を示せば第
3図の通りである。
しかしこれだけでは、投影光学系10のほこりによる汚
れ、感光体ドラム2や帯電チャージャ14、現像器15
などの特性の変化等、つまり複写器側の画像形成上の条
件変化があると、原稿濃度は同一であっても再現画像で
ある複写画像の濃度は変化する。具体的には従来方式に
よって適正露光量を設定しても、原稿上の細い線や薄い
文字等は複写画像上でかすれたり飛んでしまったりする
ことがあるし、白地であるのにかぶりが生じて地汚れし
たりすることがある。
そこで前記のような複写機側の画像形成上の条件変化を
考慮して、原稿濃度ODに応じ一義的に得ていた適正ラ
ンプ電圧■、を補正するため、前記センサー21による
感光体ドラム2上に形成される顕像の濃度を検出するも
のである。
検出の容易さと信頼性のために、前記顕像濃度検出用の
顕像は、プラテンガラス3上の原稿28が通る部分の横
に白パターン31を設け、この白パターン31を各回の
複写に際し、複写の前動作や後動作のロスタイムを利用
して感光体ドラム2上に露光し現像することで実質的な
複写動作時間の延長なしに得る。
この場合白パターン31をあるランプ電圧■。
で露光し、実際に複写したとき、ランプ電圧■1と複写
画像濃度10との関係は第4図に示すようになる。
一方、感光体ドラム2上の顕像濃度を検出するセンサー
21の出力V、と、この顕像を複写したときの複写画像
濃度10との関係は予めわかっている。この出力■、と
濃度■Dとの関係はROFI27に記憶してあり出力■
、から濃度10がわかる。
ところで■、が顕像の反射光量に比例する場合、■、は
IDの指数関数で表わされるが、10が略0.2以下の
低濃度のところでは感光体ドラム2の地肌面の形容を受
けるため、第5図のような形になって指数関数で表わさ
れる値(破線部分)から離れ、■、による10の測定精
度が悪くなる。またIDが略0,7を越えるような高濃
度のところではIOの変化に対する■、の変化が小さい
ため、IDの測定精度が悪くなる。
このため感光体ドラム2上の顕像濃度を測定した時のI
Dが略0.2〜0.7の中間調濃度となるランプ電圧で
露光、現像するようにする。第5図実線で示すIDと■
、の関係は前記したようにROM 27に記憶しである
ので、中間調顕像のセンサー21による検出出力■、ア
から中間調顕像を得たときの原稿濃度IDTを精度よく
測定できる。
投影光学系10や感光体ドラム2、帯電チャージャ14
、現像器15などの特性が変動して第4図に示すV、−
ID特性線が第6図の実線から一点鎖線のように変化し
た場合、センサー21の出力■、がID=0.1  (
複写画像の地肌がかぶらない限界の濃度)に対応した値
になるランプ電圧(しきい値)が■、。から■、アに変
化する。このときID=0.2〜0.7の中間調濃度範
囲では、■。
に対するIDの関係特性はほぼ平行移動すると考えられ
るので、第6図の実線で表わす■、とIDの関係の初期
特性をV L = g (10)と表わせば一点鎖線の
ように変位してVLIに対する画像濃度がIDTになっ
た時のl0=0.1に対するランプ電圧VLIは VLl−VLT+ (VLOg (IDt ))−−−
−−−−■とじて求めることかで゛きる。ここに定数■
Loと関数g (10)は予めわかっており、ROM 
27に記憶しである。
このように、白パターン31を露光、現像したときID
=0.1 となるランプ電圧VLIを直接求めるよりも
、中間調濃度IDTとその時のランプ電圧VLTから求
めた方が、精度よ< VLIを求めることができる。
また感光体ドラム2上の顕像濃度を測定するセンサー2
1はトナーで汚れやすく、センサー21の出力■、は次
第に低下してゆき、顕像濃度の測定誤差が大きくなる。
これに対処するため、顕像のない感光体ドラム2の地肌
を測定し、そのときのセンサー21の出力を■、。とし
て、 の演算結果をVStとして用いる。kはセンサー21に
トナー汚れがないときの感光体ドラム2の地肌を測定し
た時のセンサー21の出力である。
すなわちトナー汚れがあった場合、■、ア、■3゜とも
トナー汚れによるファクターを含むので汚れのファクタ
ーは0式により相殺される。0式を■、7として用いる
ことにより、トナー汚れの影響だけでなくセンサー21
や増幅器23の温度特性の影響もなくすことができる。
通常自動露光時の原稿濃度に対するランプ電圧■、は既
述の第3図に示すように、コピーの地肌がかぶらないよ
うにするために原稿濃度が大になるとランプ電圧を大き
くするようになっており、記述したようにこの特性は一
義的に定められている。本発明においては、低コントラ
ストの原稿に対しても、複写画像のコントラストを大き
くし、細線再現性を良くするために、どの原稿濃度にお
いても複写画像がかぶらない限界のランプ電圧にするが
、それは以下のようにしている。
つまり前記のように白パターン31を露光、現像したと
きの顕像の中間調濃度を基準にした、複写画像がかぶら
ない限界のランプ電圧がVL。
からVLIに変化した場合、自動露光時の第3図のよう
な0O−V、の制御特性線を第7図に示すように実線位
置から一点鎖線位置の如く変位させるようにして行う。
すなわち白パターン31の濃度に対するランプ電圧を■
、。からVLIに変化させるようにシフトさせる。  
     ′このようにすることにより、投影光学系1
0や感光体ドラム2、帯電チャージャ14、現像器15
などの複写機側の画像形成の特性が変動した場合、00
とそれに応じて一義的に定まるVLとの関係特性をシフ
トさせて補正し適正複写画像を得られるようにするにも
、その特性の平行移動部分を利用して必要ランプ電圧を
より正確、に決定することができる。したがってどのよ
うな原稿濃度に対しても、常に細線再現性が良く、しか
も地肌かぶりのないより鮮明な複写画像を得ることがで
きる。
なお原稿濃度がある濃度以上のところではランプ電圧を
最大にしても、複写画像の地肌を飛ばすことができなく
なるが、第7図ではこの濃度以上のところを破線で表わ
しである。
さらに感光体ドラム2上に前記白パターン3Iの顕像3
3を第8図に示すように連続的に繰返し形成し、その顕
像濃度をセンサー21により連続的に検出すると、顕像
濃度に第9図に示すような感光体ドラム2の円周長を周
期とする大きな変動が現れる。これは感光体ドラム2の
軸線に傾きがあったり偏心しているために、投影光路長
や感光体ドラム2と現像器15との間隔等が周期的に変
動することによると考えられ、顕像濃度を感光体ドラム
2上の円周方向一点で測定するだけでは、前記変動が影
響する。
これを解消するため前記顕像33の濃度検出は、感光体
ドラム2表面の略−周分ないし略−周の整数倍分につき
、連続的に、あるいは複数箇所行い、検出濃度の平均か
ら中間調濃度■DTを得るようにしている。検出濃度の
平均値は積分回路等の電気回路によって得ることもでき
る。
投影光学系IOのほこりによる汚れ、感光体ドラム2や
帯電チャージャ14、現像器15などの特性の変化等の
複写機側の画像形成側の条件変化による顕像濃度の変化
は短時間に生じるものでなく長時間にわたって起こるも
のなので、前記顕像濃度検出のためのテスト露光は、頻
繁に行う必要はない。このため1枚の複写の都度行わず
に複写枚数をカウントしておき、一定複写枚数(例えば
10枚)以上になる都度行うようにし、テスト露光実施
時は前記カウントをクリアし次のテスト露光のために再
度カウントを行うようにする。これにより顕像濃度に変
化が生じない間の無駄な検出動作による無駄なトナー消
費や感光体ドラム2の摩耗、駆動系の寿命低下環を防止
することができる。
さらにテスト露光は、前記したように実質的な複写動作
時間の延長なしに行うが、そのためには転写後の複写紙
が排出されるまでの時間を利用すると充分な時間が得ら
れる。
しかし前記所定枚数の複写が多数枚複写の途中で達成さ
れたような場合、多数枚複写を中断してテスト露光を行
うこともできるが、多数枚複写が終了するまで前記顕像
濃度の変化はほとんどないと考えられるから、所定枚数
の複写が多数枚複写の途中である場合、テスト露光は多
数枚複写における最終複写の複写シートが排出されると
きに行う。これにより多数枚複写がテスト露光のために
途中で中断したりまたそのために複写処理時間が長びく
ようなことを防止することができる。
顕像濃度の検出データは、現検出時点から何回か前まで
さかのぼった幾つかの検出データ (例えば8回分)を
平均してランプ電圧の補正に用いる。これにより顕像濃
度検出データがもつ作像系特に顕像特性によるバラツキ
の影口を軽減することができる。
このような調整を電源のオン、オフに無関係に行う場合
、前記過去の検出データは複写機の電源がオフされたと
きも確保する必要があり、そのための記憶手段としては
電池によりバックアンプした外部メモリ34を用いる。
またこのメモリ34は読み書き自在なRAMが便利であ
り、古いデータを新しいデータに置換えながら常に必要
数のデータを記憶しておくようにする。
なおCPII25の入力ボートには自動、手動各露光量
制御方式の一方を選択するスイッチ35が接続されてい
る。
次に第10図、第11図に示すフローチャートに基き具
体的な制御について説明する。
電源が投入されると、第10図のフローからプログラム
がスタートする。ステップ#1でリセットスイッチやイ
ニシャルスイッチがオンされるとステップ#2を実行し
て画像濃度ID=0.1となるときのランプ電圧データ
VLIおよび各回の顕像濃度検出データに対するメモリ
23の記憶部VL1(1)〜V L l (s)を初期
値■、。、中間調濃度時のランプ電圧Vt、tを初期値
Vtt。とじ、顕像濃度検出順位にの値を°“1゛、複
写枚数Iの値を°“0′°にする。ステップ#2を実行
した後あるいはステップ#2でリセットスイッチやイニ
シャルスイッチが押されないときはステップ#3に移行
し、メインスイッチがオンされるまで待機する。
メインスイッチがオンされるとステップ#4で感光体ド
ラム2を予備回転させ、感光体ドラム2面上に顕像を作
らない状態で感光体ドラム2の表面地肌濃度をセンサー
21により■、。とじて検出する。この感光体ドラム2
表面の地肌濃度の測定も感光体ドラム−周分行ってその
平均値をとるようにする。
次にステップ#5で原稿28が挿入される土で待機し、
原稿28が挿入されるとステップ#6に移行し、再び感
光体ドラム2を回転させ帯電器14を動作させる。その
後ステップ#7に移行しスイッチ35の操作で自動露光
量制御モードが指定されていないときはステップ#8で
露光量手動調節ステップによって定まるランプ電圧で原
稿28のスリット露光を行う。
ステップ#7で自動露光量制御モードが指定されている
ときはステップ#9に移行し一定ランプ電圧(55V)
でプリプラテンガラス32部でのプリ照明によって原稿
濃度ODをセンサー20による測定を行って後、ステッ
プ#10で原稿濃度に対するランプ電圧の特性(設定値
)を白パターン濃度におけるランプ電圧が■1.になる
ようにシフトさせる。つまり原稿濃度ODに対するラン
プ電圧■、の特性の初期状態をV、 =f(00)とし
、白パターン濃度におけるランプ電圧がVLOであると
して、VL =f(00) + (VLI−VL。)−
・・−・−〇の演算を行い、ランプ電圧■、で原稿28
が露光されるようにする。
ここで式■でのVLIは初期状態の場合ステップ#2で
の前記イニシャライズによって■、。に設定されている
以上で自動露光量制御モードかどうかに応じた原稿28
のスリット露光のためのランプ電圧が設定され、次のス
テップ#11でそれら設定に応じたランプ電圧でのスリ
ット露光と、現像、転写と云った所定の複写動作を行う
。この複写動作は次のステップ#12で指定枚数Nだけ
複写が終了したことを確認するまで繰返される。
次に第11図のフローに入り、ステップ#21では複写
枚数をカウントした後ステップ#22で複写枚数■がテ
スト露光を行う所定枚数“10”になったかどうかを判
別する。所定枚数“10″に達しない間はテスト露光は
不要で第10図のステップ#1に戻り、前述のステップ
#10までのランプ電圧処理の繰返しで複写動作が行わ
れ、テスト露光は行われない。
複写枚数Iが所定枚数“10”であればステップ#23
に移行して複写枚数の前記カウントをクリアして“0”
にし、ステップ#24以降でテスト露光とそれによるラ
ンプ電圧の補正演算を行う。
先ずステップ#24では所定枚数の複写終了後すぐ(例
えば数m sec〜数sec後)にランプ電圧VLをテ
ストランプ電圧vtrに設定する。このランプ電圧V1
4は初期状態ではステップ#2での前記イニシャライズ
によってVLT。に設定されている。
テスト露光時はステップ#25で原稿28ではなく、プ
ラテンガラス3上の白パターン31を露光、現像し、感
光体ドラム2上に白パターン31の顕像を形成する。感
光体ドラム2上の顕像は感光体ドラム2の1周分形成し
、感光体ドラム2上の顕像濃度は次のステップ#26で
感光体ドラム1回転中に所定回例えば8回サンプリング
しその平均値を取るようにする。ここでセンサー21の
出力からトナー汚れによる影響を除去するためにステッ
プ#27において、センサー21の出力をVSTとして ■、ア の演算を行う。kはトナーによるセンサーの汚れがない
ときのセンサー21の出力であり、この  ゛演算によ
りセンサー21の出力VSTから1−ナー汚れの影響を
防ぐことができる。
さらにステップ#28でROM 27に記憶されている
第5図のようなセンサー21の出力■、とIDとの関係
により■、7から中間調濃度IDアを求める。
次いでその求められたIDTがステップ#29、#30
を経て0.2 <10T<0.7の中間調濃度であると
きステップ#31でVLT−VLとする。次にステップ
#32に移行しVLl=VLT+VL。−g(IDt 
)−・−■の演算を行う。ここに関数g(10□)は第
6図の実線に示すような白パターンを露光、現像したと
きの■、に対するIDの関係の初期特性であり、■、。
はID=0.1 となるランプ電圧で定数である。関数
g(ID) 、VLOとは予めわかっており、ROM 
27に記憶されている。このようにして中間調濃度に対
応するIDTと■、□からID=0.1となるランプ電
圧VLIを精度良(求めることができる。
ステップ#32で得たVLIは外部メモリ34のVLI
(K)に入れられる。初回はに=1である。K−2〜8
までのデータは初期値■、。のままになっている(ステ
ップ#33)。次にステップ#34でV L l (1
)〜V L I (s)までのデータの平均を演算して
VLIとした後ステップ#1に戻り、スタートの状態に
なる。
次のテスト露光は次の10枚の複写がカウントされた時
点ないしはそれが多数枚複写途中であれば最終複写終了
時に行われV L 、 (2)のデータが得られる。
8回のテスト露光が行われるとV L l (s)まで
のデータが得られる。9回目のテスト露光データはステ
ップ#37の処理によりV L I (1)に入れられ
る。このようにして常に現テスト露光時から過去8回前
までのデータの平均値がVLI値として得られることに
なる。
感光体ドラム2上の顕像濃度がIDT≦0.2となり0
.2 <IDア〈0.7の中間調濃度以下の場合は次の
テスト露光はランプ電圧■、をステップ#38でΔ■だ
け小さくして行われ、顕像濃度がo、2 <10. <
0.7となるまで繰返される。顕像濃度がIO?≧0.
7となり0.2 <IDア〈0.7の中間調濃度以上の
場合は次のテスト露光はランプ電圧■、をステップ#3
9でΔVだけ大きくして行われる。この処理は顕像濃度
が0.2 <IDT <0.7になるまで同様に繰返さ
れ、ステップ#31〜#37の処理が所定の中間調濃度
での情報をもとになされるようにする。
(発明の効果) 本発明によれば前記構成および作用を有するので、複写
機側の画像形成特性に変動があっても原稿濃度に応じ細
線の再現性がよくしかも白地にかぶりのないより適正な
複写画像が無駄なトナーや電力の消費、感光体の摩耗と
云ったことなしに常時安定して得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示す複写機の露光、作像部の側面図、第
3図は自動露光における一般の原稿濃度に対するランプ
電圧の関係を示すグラフ、第4図はランプ電圧に対する
その顕像の複写画像濃度との関係を示すグラフ、第5図
は顕像濃度検出出力とその顕像を複写したときの画像の
濃度との関係を示すグラフ、第6図は複写機側の画像形
成特性が変化したときの第4図特性線の変化例を示すグ
ラフ、第7図は原稿濃度に対するランプ電圧の特性線を
複写機側の画像形成性の変化に応じて補正変位させた例
を示すグラフ、第8図は感光体ドラム上の顕像濃度検出
状態を示す斜視図、第9図は第8図の検出状態で得た顕
像濃度の周期変化の例を示すグラフ、第10図、第11
図は自動露光制御のフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体上に原稿画像を投影して静電潜像を形成し
    、それを現像により顕像化して転写材上に転写し画像を
    形成する顕像転写型の静電写真式画像形成装置において
    、 原稿濃度を検出する原稿濃度検出手段と、 感光体上の顕像の濃度を検出する顕像濃度 検出手段と、 顕像濃度測定値と、この顕像濃度を測定し たときの露光ランプのランプ電圧の値とに基づき、原稿
    濃度に対するランプ電圧設定値を変化させる制御手段と
    を備え、 前記顕像濃度の検出は所定枚数以上の画像 形成時に行うようにした ことを特徴とする露光量制御装置。
JP62097156A 1987-04-20 1987-04-20 露光量制御装置 Pending JPS63261376A (ja)

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JP62097156A JPS63261376A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 露光量制御装置
US07/183,837 US4982232A (en) 1987-04-20 1988-04-20 Exposure control system of image forming apparatus

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JP62097156A JPS63261376A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 露光量制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329864U (ja) * 1989-07-26 1991-03-25
JP2010152137A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Canon Inc トナー付着量測定装置、画像形成装置及びトナー付着量測定方法

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