JPH04310978A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04310978A
JPH04310978A JP3103956A JP10395691A JPH04310978A JP H04310978 A JPH04310978 A JP H04310978A JP 3103956 A JP3103956 A JP 3103956A JP 10395691 A JP10395691 A JP 10395691A JP H04310978 A JPH04310978 A JP H04310978A
Authority
JP
Japan
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humidity
photoreceptor
image forming
image
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP3103956A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Kikui
菊井 伸介
Masahide Harada
正英 原田
Hiroshi Takashima
高嶋 洋志
Hiroyuki Sugimoto
浩之 杉本
Makoto Hasegawa
真 長谷川
Hajime Koyama
一 小山
Eiichi Kato
栄一 加藤
Masao Moriya
守屋 正夫
Haruji Mizuishi
治司 水石
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
Shinichi Namekata
伸一 行方
Masaki Tokuhashi
徳橋 正樹
Koji Hayashi
浩司 林
Kazunori Karasawa
唐沢 和典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置に関し、より詳細には、感光体上の画像領
域外における残留電位部分を検知パターンとして現像し
、該検知パターン顕像のトナー付着量を検知して、該検
知結果に基づいて帯電電位或いは(及び)現像バイアス
或いは(及び)トナー補給量を調整する等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学走査により読み取った原稿光
像を、均一に帯電処理された感光体に露光して静電潜像
を形成し、該静電潜像を現像することにより画像を得る
画像形成装置にあっては、感光体の残留電位上昇による
地汚れが問題となっていた。
【0003】上記感光体の残留電位上昇による地汚れに
対して、特開昭62−153869号公報、特開昭62
−267772号公報には、感光体の表面電位を表面電
位計を用い直接検知する方法が開示されているが、表面
電位を検知するための上記表面電位計は高価であるため
、装置全体のコストアップを招来するという問題点があ
った。
【0004】高価な表面電位計による表面電位検知の代
わりに、感光体表面に検知パターン潜像を形成して顕像
化し、該潜像の現像濃度を検知し、該検知結果に基づい
て潜像電位を調整する方法が、特開昭63−14827
2号公報、特開昭64−084260号公報に開示され
ている。この構成であると装置全体のコストアップを招
来することがない。
【0005】また、複写機等の画像形成装置にあっては
、トナー濃度制御に反射型フォトセンサを用いることは
一般的である。これは、反射型フォトセンサによって定
期的に検知したパターン電圧〔VSP〕と地肌電圧〔V
SG〕との比率〔VSP/VSG〕と、予め設定された
基準電圧比〔VSP/VSG〕0 との比較によってト
ナー補給量を制御するものである。
【0006】更に、カールソンプロセスを用いた画像形
成装置にあっては、少なくとも感光体に対する帯電処理
、転写処理において、コロナ放電プロセスを実行する。 また、このコロナ放電プロセスは感光体からの記録紙の
剥離、感光体上の残留トナー除去にも使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光体
の残留電位上昇は、OPCを用いた場合には図22、図
23に示すように、経時で上昇するばかりでなく湿度の
変化によっても発生するため、従来の技術では感光体の
地汚れを充分に防止できないという問題点があった。
【0008】また、同じトナー濃度であっても、上記比
率〔VSP/VSG〕は周囲の環境(温度/湿度)に大
きく左右されるため、検知して得られる値にバラツキが
でる。その結果、トナー濃度が高すぎてトナー飛散や地
肌汚れ等の問題が発生し、反対にトナー濃度が低すぎて
画像濃度の低下や感光体に対するキャリア付着等が発生
するという問題点があった。この問題は、特にカラー現
像剤に関して顕著に見られる。
【0009】以下、上記問題点を更に詳細に説明する。 ここでは、カラー現像剤のうち赤現像剤を例にとる。通
常、VSG=4.0V、初期現像剤による基準電圧比〔
VSP/VSG〕0 設定時のVSP及び〔VSP/V
SG〕0 は図24に示す通りである。そこで、第1に
、温度30度、湿度90%の環境にて基準電圧比〔VS
P/VSG〕0 を設定した場合、温度30度、湿度9
0%の環境にて制御を実行すると、比率〔VSP/VS
G〕:50%前後でトナー濃度制御を実行する。また、
温度10度、湿度15%の環境にて制御を実行すると、
比率〔VSP/VSG〕:60%となるところを比率〔
VSP/VSG〕:50%になるように多量のトナーが
補給されるため、結果的にトナー濃度が高すぎてしまう
。第2に、温度10度、湿度15%の環境にて基準電圧
比〔VSP/VSG〕0 を設定した場合、温度10度
、湿度15%の環境にて制御を実行すると、比率〔VS
P/VSG〕:60%前後でトナー濃度制御を実行する
。また、温度30度、湿度90%の環境にて制御を実行
すると、比率〔VSP/VSG〕:50%となるため、
比率〔VSP/VSG〕:60%になるまでトナーが補
給されないため、結果的にトナー濃度が低すぎてしまう
【0010】また、コロナ放電プロセスを用いた場合に
は、コロナ放電により発生した物質が感光体の表面抵抗
を低下させるため、形成された画像にボケが発生すると
いう問題点があった。これは、上記発生物質が主として
オゾン生成物(例えば、NOX )で、その吸湿により
感光体の表面抵抗を低下させることに起因する。
【0011】オゾン及びオゾン生成物による感光体の劣
化及び画像ボケの発生について詳細に説明する。画像形
成装置におけるコロナ放電手段としては、例えば、帯電
処理、転写処理、剥離処理を実行する各チャージャがあ
るが、これらのチャージャの放電に伴って各々オゾン雰
囲気を発生する。この過剰なオゾンは感光体の劣化を引
起し、また感光体の静止時において感光体表面に付着す
ることになり、その状態を高湿中に放置すると、その付
着物を核として水分が付着して表面抵抗の部分的低下を
引起し、その結果、画像ボケが発生するものである。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
地汚れのない良好な画像を常に形成することを第1の目
的とする。
【0013】また、簡単な構成で、コロナ放電によって
発生するオゾン及びオゾン生成物等による感光体の劣化
及び付着による画像ボケを防止し、長期にわたって良好
で、且つ、安定した画像を形成することを第2の目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、感光体上の画像領域外における残留電位部
分を検知パターンとして現像し、該検知パターン顕像の
トナー付着量を検知する検知手段と、前記検知手段の検
知結果に基づいて帯電電位或いは(及び)現像バイアス
を調整する調整手段とを備えた画像形成装置において、
前記感光体の近傍に配置され、周囲の湿度を検知する湿
度検知手段と、前記湿度検知手段の検知結果に基づいて
前記調整手段を制御する制御手段とを具備した画像形成
装置を提供するものである。
【0015】また、本発明は、画像領域外の感光体上に
顕像化されたトナー濃度制御用パターン像を光学的に検
知し電圧に変換したパターン電圧と、前記感光体の地肌
を検知して電圧に変換した地肌電圧との比率を基準電圧
比と比較し、該比較値に基づいて補給トナー量を制御す
る画像形成装置において、装置内の温度及び(或いは)
湿度を検知する検知手段と、前記検知手段により検知さ
れる温度及び(或いは)湿度に応じて前記基準電圧比を
補正する補正手段とを具備した画像形成装置を提供する
ものである。
【0016】更に、感光体に圧接するブラシを備えたク
リーニング手段を有する画像形成装置において、前記感
光体の周囲における湿度を検知する湿度検知手段と、前
記湿度検知手段により検知した湿度情報に基づいて前記
ブラシの前記感光体に対する摺擦作用時間を制御する制
御手段とを具備した画像形成装置を提供するものである
【0017】
【作用】本発明による画像形成装置は、感光体近傍の湿
度を検知し、該検知結果に基づいて帯電電位或いは(及
び)現像バイアスを調整する。
【0018】また、本発明による画像形成装置は、トナ
ー濃度制御基準値を検知した環境(温度/湿度)情報に
基づいて補正する。
【0019】更に、本発明による画像形成装置は、検知
した湿度情報に基づいてクリーニングユニット内におけ
るブラシの摺擦作用時間を制御する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明による画像形成装置の概略構成を
示す。101は静電潜像を形成する感光体ドラム、10
2は画像形成処理にあたり感光体ドラム101の表面を
均一に帯電する帯電チャージャ、103は帯電チャージ
ャ102により実行された感光体ドラム101表面の帯
電のうち不要部分を除去するイレーサ、104は露光処
理により形成された感光体ドラム101上の静電潜像を
顕像化する現像ユニット、105は感光体ドラム101
周辺の湿度を検知する湿度センサ、106は搬送されて
きた記録紙に感光体ドラム101上の像を転写する転写
チャージャ、107は転写処理後の記録紙を感光体ドラ
ム101から分離する分離チャージャ、108は感光体
ドラム101上におけるトナーの付着量を検出する光学
センサ、109は転写処理後における感光体ドラム10
1表面の残留トナーをクリーニングするクリーニングユ
ニット、110は転写処理後における感光体ドラム10
1表面の残留電荷を除去する除電ランプである。
【0021】また、111は帯電チャージャ102のバ
イアス電位を調整するバイアス電位調整手段、112は
現像ユニットの現像バイアスを調整する現像バイアス調
整手段、113は装置各部からのセンサ信号、指示信号
を入力して所定の演算処理後制御信号を出力して装置各
部を制御する制御手段、114は画像形成枚数のカウン
トを行うコピーカウンタである。
【0022】以上の構成において、その動作を説明する
と、感光体ドラム101は帯電チャージャ102により
その表面を均一に帯電された後、イレーサ103により
不要部分が除電される。そのとき、感光体ドラム101
の表面電位は残留電位と等しくなる。その後、露光処理
により感光体ドラム101表面に画像情報に対応した静
電潜像が形成され、現像ユニット104により現像バイ
アス0Vにて現像処理された後、光学センサ108にて
、トナーの付着量を検知する。
【0023】そのときの光学センサ108の出力と、現
像ポテンシャル(感光体ドラム101表面電位と現像バ
イアスの差)を図2に示す。図2において、現像ポテン
シャル=残留電位であるから、光学センサ108出力よ
り残留電位が導き出せることになる。該残留電位をVR
 とし、VR 分帯電電位、現像バイアスをシフトさせ
る。 本実施例では、帯電チャージャ102にスコロトロンを
用い、グリッド(及びケーシング)に印加するバイアス
電位をVR 分シフトさせている。
【0024】図3は、グリッド(ケーシング)バイアス
VG に対する表面電位VS の変化を示す。その傾き
は以下に示すように略1であり(VS /VG ≒1)
、グリッド(ケーシング)バイアスVG を調整するこ
とにより、帯電電位を制御することが可能になる。
【0025】また、前記図23において示すように残留
電位は経時で上昇するほか、湿度によっても変化する。 従って、本実施例においては、感光体ドラム101近傍
に設置された湿度センサ105により湿度を検知し、例
えば、湿度の閾値を30%に設定し、該閾値を超えた場
合或いは下回った場合には、上記検知された湿度情報に
基づいてバイアス電位調整手段111、現像バイアス調
整手段112に対して制御手段113から制御信号を出
力し、各種対応する制御を実行する。
【0026】湿度センサ105により検知された湿度が
、上記湿度の閾値を下回った場合だけでなく、閾値を超
えた場合においても帯電電位、現像バイアスを制御する
ことにより、感光体ドラム101の地肌部電位に対する
過度の現像バイアスによる現像処理がなくなり、大きな
逆現像ポテンシャルが形成されることを防止できる。 これにより、地汚ればかりでなく、ベタクロス白抜け等
の異常画像も抑制された良好な画像が環境に左右されな
いで得られることになる。
【0027】更に、図22に示したように、経時(コピ
ー枚数)によっても感光体ドラム101上の残留電位は
上昇していくので、コピーカウンタ114により、一連
の画像形成枚数毎にカウントを実行し、該カウント枚数
に基づきバイアス電位調整手段111、現像バイアス調
整手段112を制御して帯電電位、現像バイアスを適正
に調整している。
【0028】図4は、本発明による画像形成装置の第2
の実施例を示す説明図であり、401は静電潜像を形成
する感光体ドラム、402は感光体ドラム401の表面
を均一に帯電する帯電チャージャ、403は帯電処理後
の感光体ドラム401に露光をを実行し、静電潜像を形
成した後、該静電潜像を顕像化する現像ユニット、40
4は搬送されてくる記録紙に対し感光体ドラム401上
の像を転写し、転写処理後の記録紙を感光体ドラム40
1から分離する転写・分離チャージャ、405は装置内
部の温度、湿度を検知する温度/湿度センサ、406は
転写処理後における記録紙上の像を定着する定着ユニッ
ト、407は定着処理後の記録紙を排出する排紙トレイ
、408は感光体ドラム401表面のトナー付着量を検
知する反射型フォトセンサ、409は転写処理後の感光
体ドラム401上の残留トナーをクリーニングするクリ
ーニングユニットである。尚、410は装置のメインモ
ータであり、411はセットされた原稿の内容を読み取
る光学読取部、412は原稿基準板裏面にあるトナー濃
度制御パターンである。
【0029】図5は、本発明による画像形成装置の概略
構成を示す回路図であり、500は装置全体を制御する
CPU、501はスタートキーを含む操作部である。 尚、本回路図では、上記温度/湿度センサ405は、温
度センサ405aと湿度センサ405bに分けられる。
【0030】以上の構成において、その動作を説明する
。操作部501におけるスタートキーがONされると、
帯電チャージャ402によって帯電処理された感光体ド
ラム401上において、往復動する光学読取部411の
走査により露光されたトナー濃度制御用パターン412
が結像される。該静電潜像は現像ユニット403により
顕像化され、該顕像の濃度は、反射型フォトセンサ40
8により読み取られる。
【0031】上記反射型フォトセンサ408は、図5に
示すように発光ダイオード408aの光量が可変抵抗V
Rにより可変でき、発光ダイオード408aがON時感
光体ドラム401のトナーが付着していない部分で、フ
ォトトランジスタ408bの出力が4Vになるように調
整されている。フォトトランジスタ408bの出力はC
PU500のA/Dコンバータに入力され、CPU50
0は感光体ドラム401のトナーが付着していない部分
と、前記トナー濃度制御パターン412の入力電圧を比
較し、現像ユニット403が黒の場合は、VSG≦VS
P×8、現像ユニット403がカラーの場合には、初期
現像ユニット検知時のアイドリング時に作成したトナー
パターンのトナーなしの部分に対する出力電圧の比をV
SP/VSG=Rcontrol を基準としてRco
ntrol ≦VSP/VSGのとき、トナー補給CL
を所定時間ON、VSG>VSP×8(黒)、Rcon
trol >VSP/VSGのとき、トナー補給CLは
OFFとなるようにトナー補給制御を実行する。
【0032】カラー検知は図示していないが、各色に対
応した形状の現像ケースで2個のプッシュSWを図6に
示した表の組み合わせでON/OFFすることにより実
行する。カラーのトナー補給制御を黒のトナー補給制御
とは異なり予め定められた値としていないのは、現像ユ
ニット403の現像性能(現像ローラと感光体ドラム4
01のギャップ、現像ローラの特性、現像剤等のばらつ
き)により、反射型フォトセンサ408の出力がばらつ
き、制御されるトナー濃度が狙いの範囲(2〜5wt%
=トナーとキャリアの重量比)に入らなくなることがあ
るためである。
【0033】次に、カラートナー濃度制御について説明
する。画像形成装置周囲の相対湿度と上記カラー制御基
準値Rcontrol (VSP/VSG)の関係を図
7に示す。Rcontrol 値は湿度10〜90%R
Hの変化に伴い50〜60%の範囲で変化する。画像形
成装置に設置した湿度センサ405bによって得た初期
アイドリング時の湿度H0の値によってRcontro
l 値を次のように設定する。
【0034】
【数1】             H0 <X1 →Rcont
rol =(VSP/VSG)/1.05      
X1 ≦H0 ≦Y1 →Rcontrol =(VS
P/VSG)/1.0            Y1 
<H0 →Rcontrol =(VSP/VSG)/
0.95
【0035】画像形成装置稼働時に定期的に湿
度センサ405bにて検知された湿度Hの値に応じて、
図6の表に示す補正係数によって補正されたR’Con
trol 値をトナー濃度制御値とする。本実施例にあ
っては、X1=30、Y1 =70としたが、各々Xi
 、Yi としてi=1、2、3・・・として複数設定
することによってより安定したトナー濃度制御が実行で
きる。
【0036】尚、図8、図9に示すように、温度センサ
405aによるRcontrol 値補正に関しても同
様に次のように設定して、補正係数によって補正された
R’Control 値をトナー濃度制御値とする。
【0037】
【数2】             T0 <x1 →Rcont
rol =(VSP/VSG)/1.03      
x1 ≦T0 ≦y1 →Rcontrol =(VS
P/VSG)/1.0            y1 
<T0 →Rcontrol =(VSP/VSG)/
0.97
【0038】以下、図10〜図17を用いて、
その動作を更に具体的に説明する。図10は、湿度セン
サ405bを用いて制御基準値を得るための動作を示し
たフローチャートであり、通紙をせずに、光学読取部4
11、帯電チャージャ402、現像ユニット403等を
駆動して原稿基準板裏面にあるトナー濃度制御パターン
412、即ち、パターン画像を感光体ドラム401上に
作像する(S1001)。このトナー濃度制御パターン
412及びパターンのない感光体ドラム401の地肌部
からの反射型フォトセンサ408の反射光をフォトトラ
ンジスタ408b、A/Dコンバータ(CPU内蔵のも
の)を介してCPU500内に読込む。トナー濃度制御
パターン412の読込値をVSP、地肌部の読込値をV
SGとしている(S1002)。次に、湿度センサ40
5bからの出力を読込み(S1003)、読込んだ湿度
に応じてRcontrol 値(トナー濃度制御に用い
る基準データ)を得る。
【0039】まず、湿度が30%以下か否かを判断し(
S1004)、湿度が30%以下であると判断した場合
には、Rcontrol 値を(VSP/VSG)/1
.05とする(S1005)。また、湿度が30%以下
ではないと判断した場合には、更に、湿度が70%以上
か否かを判断する(S1006)。その結果、湿度が7
0%以下であると判断した場合には、Rcontrol
 値を(VSP/VSG)/1.0とし、反対に、70
%以上であると判断した場合には、Rcontrol 
値を(VSP/VSG)/0.95にする。上記の結果
をまとめたのが図11である。
【0040】図12は、温度センサ405aを用いて制
御基準値を得るための動作を示したフローチャートであ
り、通紙をせずに、光学読取部411、帯電チャージャ
402、現像ユニット403等を駆動して原稿基準板裏
面にあるトナー濃度制御パターン412、即ち、パター
ン画像を感光体ドラム401上に作像する(S1201
)。このトナー濃度制御パターン412及びパターンの
ない感光体ドラム401の地肌部からの反射型フォトセ
ンサ408の反射光をフォトトランジスタ408b、A
/Dコンバータ(CPU内蔵のもの)を介してCPU5
00内に読込む。トナー濃度制御パターン412の読込
値をVSP、地肌部の読込値をVSGとしている(S1
202)。次に、温度センサ405aからの出力を読込
み(S1203)、読込んだ温度に応じてRcontr
ol 値(トナー濃度制御に用いる基準データ)を得る
【0041】まず、温度が15度以下か否かを判断し(
S1204)、温度が15度以下であると判断した場合
には、Rcontrol 値を(VSP/VSG)/1
.03とする(S1205)。また、温度が15度以下
ではないと判断した場合には、更に、温度が25度以上
か否かを判断する(S1206)。その結果、温度が2
5度以下であると判断した場合には、Rcontrol
 値を(VSP/VSG)/1.0とし、反対に、25
度以上であると判断した場合には、Rcontrol 
値を(VSP/VSG)/0.97にする。上記の結果
をまとめたのが図13である。
【0042】次に、図14は、湿度に基づいて通常の画
像形成動作中におけるトナー補給制御動作を示すフロー
チャートである。画像形成動作の5回に1度のタイミン
グで感光体ドラム401上において前回の画像後端と今
回の画像先端との間にトナーパターンを作成する(S1
401)。その後、トナーパターンの読込値をVSP、
地肌部の読込値をVSGとしてCPU500に読込む(
S1402)。次に、湿度センサ405bからの出力を
読込み(S1403)、読込んだ湿度に応じてRcon
trol 値からR’control 値(Rcont
rol 値に湿度補正が加わったもの)を演算して求め
る。
【0043】まず、湿度が30%以下か否かを判断し(
S1404)、湿度が30%以下であると判断した場合
には、R’control 値をRcontrol 値
×1.05とする(S1405)。また、湿度が30%
以下ではないと判断した場合には、更に、湿度が70%
以上か否かを判断する(S1406)。その結果、湿度
が70%以下であると判断した場合には、R’cont
rol 値をRcontrol 値とし(S1407)
、反対に、70%以上であると判断した場合には、R’
control 値をRcontrol 値×0.95
とする(S1408)。
【0044】次に、(VSP/VSG)がR’cont
rol 値より小さいか否かを判断し(S1409)、
(VSP/VSG)がR’control 値より小さ
いと判断した場合には、トナー補給を停止する(S14
10)。反対に(VSP/VSG)がR’contro
l 値より小さくないと判断した場合には、更に、(V
SP/VSG)がR’control 値×1.1より
小さいか否か判断し(S1411)、(VSP/VSG
)がR’control 値×1.1より小さいと判断
した場合には、トナー補給を少なめに制御し(S141
2)、反対に、(VSP/VSG)がR’contro
l 値×1.1より大きいと判断した場合には、トナー
補給を多めに制御する(S1413)。上記の結果をま
とめたのが図15である。
【0045】次に、図16は、温度に基づいて通常の画
像形成動作中におけるトナー補給制御動作を示すフロー
チャートである。画像形成動作の5回に1度のタイミン
グで感光体ドラム401上において前回の画像後端と今
回の画像先端との間にトナーパターンを作成する(S1
601)。その後、トナーパターンの読込値をVSP、
地肌部の読込値をVSGとしてCPU500に読込む(
S1602)。次に、温度センサ405aからの出力を
読込み(S1603)、読込んだ温度に応じてRcon
trol 値からR’control 値(Rcont
rol 値に温度補正が加わったもの)を演算して求め
る。
【0046】まず、温度が15度以下か否かを判断し(
S1604)、温度が15度以下であると判断した場合
には、R’control 値をRcontrol 値
×1.03とする(S1605)。また、温度が15度
以下ではないと判断した場合には、更に、温度が25度
以上か否かを判断する(S1606)。その結果、温度
が25度以下であると判断した場合には、R’cont
rol 値をRcontrol 値とし(S1607)
、反対に、25度以上であると判断した場合には、R’
control 値をRcontrol 値×0.97
とする(S1608)。
【0047】次に、(VSP/VSG)がR’cont
rol 値より小さいか否かを判断し(S1609)、
(VSP/VSG)がR’control 値より小さ
いと判断した場合には、トナー補給を停止する(S16
10)。反対に(VSP/VSG)がR’contro
l 値より小さくないと判断した場合には、更に、(V
SP/VSG)がR’control 値×1.1より
小さいか否か判断し(S1611)、(VSP/VSG
)がR’control 値×1.1より小さいと判断
した場合には、トナー補給を少なめに制御し(S161
2)、反対に、(VSP/VSG)がR’contro
l 値×1.1より大きいと判断した場合には、トナー
補給を多めに制御する(S1613)。上記の結果をま
とめたのが図17である。
【0048】次に、図18〜図21を用いて、本発明に
よる画像形成装置の第3の実施例を説明する。1801
は静電潜像を形成する感光体ドラム、1802は感光体
ドラム1801表面を均一に帯電する帯電チャージャー
、1803は帯電処理後露光により形成された静電潜像
を顕像化する現像ユニット、1804は搬送されてきた
記録紙Pに対して感光体ドラム1801上の像を転写す
る転写チャージャ、1805は転写処理後の記録紙Pを
感光体ドラム1801から分離する分離チャージャ、1
806は転写処理後の感光体ドラム1801表面の残留
トナーをクリーニングするクリーニングユニット、18
06aはクリーニングユニット1806内に配置され、
感光体ドラム1801に対して摺擦可能な導電性繊維か
らなるクリーニングブラシ(該クリーニングブラシ18
06aは感光体ドラム1801と適当な相対速度をもっ
て回動する)、1806bはクリーニングブレード、1
807は除電チャージャ、1808は装置全体を制御す
る制御部(CPU)、1809は上記クリーニングブラ
シを感光体ドラム1801に対して摺擦させるブラシ駆
動手段、1810は感光体ドラム1801周囲の温湿度
を検知する検知センサである。尚、図中、(イ)、(ロ
)、(ハ)は各チャージャの放電に伴って発生するオゾ
ン雰囲気を示す。
【0049】図19に示すように、感光体ドラム180
1周囲の温湿度と画像ボケの発生レベルを見ると、湿度
が70%以上になると、感光体ドラム1801に付着し
たオゾン生成物により画像ボケが発生し易くなる。また
、画像ボケが発生してしまった場合、電源投入後の予備
回転時において画像ボケを解消しようとすると、図20
に示すように約60分程度クリーニングユニット180
6を駆動させなければならない。このように一度画像ボ
ケが発生するとこれを解消するために長い時間を必要と
する。
【0050】そこで、本実施例にあっては、感光体ドラ
ム1801周囲の湿度情報に基づいて画像形成処理終了
後のクリーニング動作時間を変化させる制御を実行する
ことで、画像ボケを防止する。これは、感光体ドラム1
801上の画像ボケの原因となる付着物は画像形成処理
終了後直ちに処理する方が効果があるためである。
【0051】図21に、湿度に基づくクリーニング動作
時間を示す。湿度50%までのときには、クリーニング
ユニット1806のクリーニングブラシ1806aは時
間A(通常設定動作時間)だけ駆動される。湿度が70
%に達したときには、クリーニングブラシ1806aは
時間B(通常設定動作時間+10秒)だけ駆動される。 湿度が90%に達したときには、クリーニングブラシ1
806aは時間C(通常設定動作時間+20秒)だけ駆
動される。これにより、感光体ドラム1801上に残留
するボケ物質を充分に除去できるため、感光体ドラム1
801が水分を吸収しても画像ボケが発生しない。
【0052】以上の動作に関しては、検知センサ181
0により感光体ドラム1801周囲の湿度が検知され、
該検知信号が制御部1808に湿度情報として入力され
る。制御部1808は湿度情報を入力して所定の演算を
実行し、制御信号をブラシ駆動手段1809に出力する
。該ブラシ駆動手段1809は入力した制御信号に基づ
き上記の如く湿度に応じたクリーニングブラシ1806
aの感光体ドラム1801に対する摺擦動作時間を制御
するものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
形成装置は、感光体近傍の湿度を検知し、該検知結果に
基づいて帯電電位或いは(及び)現像バイアスを調整す
るため、経時或いは環境状態に関係なく、地汚れのない
良好な画像を常に得ることができる。
【0054】また、本発明による画像形成装置は、トナ
ー濃度制御基準値を検知した環境(温度/湿度)情報に
基づいて補正するため、湿度及び温度により現像能力が
低下しても常に安定したトナー濃度制御を実行できる。
【0055】更に、本発明による画像形成装置は、検知
した湿度情報に基づいてクリーニングユニット内におけ
るブラシの摺擦作用時間を制御するため、感光体の劣化
を招来することなく付着する異物を除去し、長期に渡っ
て画像ボケのない良質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例としての画像形成装
置の概略構成を示す説明図である。
【図2】現像量における光学センサ出力と現像ポテンシ
ャルの関係を示すグラフである。
【図3】表面電位とグリッド(ケーシング)バイアスの
関係を示すグラフである。
【図4】本発明による第2の実施例としての画像形成装
置の概略構成を示す説明図である。
【図5】図4に示した画像形成装置の回路構成を示す回
路図である。
【図6】H<X1 、Y1 <HとR’Control
 の組み合わせを示す表である。
【図7】VSP/VSGと相対湿度の関係を示すグラフ
である。
【図8】VSP/VSGと温度の関係を示すグラフであ
る。
【図9】T<x1 、y1 <TとR’Control
 の組み合わせを示す表である。
【図10】湿度センサを用いた制御基準値の取得動作を
示すフローチャートである。
【図11】図10に示した動作をまとめた表である。
【図12】温度センサを用いた制御基準値の取得動作を
示すフローチャートである。
【図13】図12に示した動作をまとめた表である。
【図14】湿度センサを用いたトナー補給制御動作を示
すフローチャートである。
【図15】図14に示した動作をまとめた表である。
【図16】温度センサを用いたトナー補給制御動作を示
すフローチャートである。
【図17】図16に示した動作をまとめた表である。
【図18】本発明による第3の実施例としての画像形成
装置の概略構成を示す説明図である。
【図19】画像ボケと感光体周囲温湿度の関係を示すグ
ラフである。
【図20】画像ボケと回転時間の関係を示すグラフであ
る。
【図21】クリーニング動作時間と湿度の関係を示すグ
ラフである。
【図22】残留電位とコピー枚数の関係を示すグラフで
ある。
【図23】残留電位と湿度の関係を示すグラフである。
【図24】周囲環境とVSPと〔VSP/VSG〕0 
と現像能力の関係を示す表である。
【符号の説明】
101  感光体ドラム              
  102  帯電チャージャ 104  現像ユニット              
  105  湿度センサ 108  光学センサ               
   111  バイアス電位調整手段 112  現像バイアス調整手段        11
3  制御手段 114  コピーカウンタ 401  感光体ドラム              
  403  現像ユニット 405a  温度センサ              
  405b  湿度センサ 408  反射型フォトセンサ          5
00  CPU1801  感光体ドラム      
        1806  クリーニングユニット 1806a  クリーニングブラシ      180
6b  クリーニングブレード 1808  制御部                
    1809  ブラシ駆動手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光体上の画像領域外における残留電
    位部分を検知パターンとして現像し、該検知パターン顕
    像のトナー付着量を検知する検知手段と、前記検知手段
    の検知結果に基づいて帯電電位或いは(及び)現像バイ
    アスを調整する調整手段とを備えた画像形成装置におい
    て、前記感光体の近傍に配置され、周囲の湿度を検知す
    る湿度検知手段と、前記湿度検知手段の検知結果に基づ
    いて前記調整手段を制御する制御手段とを具備したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】  画像領域外の感光体上に顕像化された
    トナー濃度制御用パターン像を光学的に検知し電圧に変
    換したパターン電圧と、前記感光体の地肌を検知して電
    圧に変換した地肌電圧との比率を基準電圧比と比較し、
    該比較値に基づいて補給トナー量を制御する画像形成装
    置において、装置内の温度及び(或いは)湿度を検知す
    る検知手段と、前記検知手段により検知される温度及び
    (或いは)湿度に応じて前記基準電圧比を補正する補正
    手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】  感光体に圧接するブラシを備えたクリ
    ーニング手段を有する画像形成装置において、前記感光
    体の周囲における湿度を検知する湿度検知手段と、前記
    湿度検知手段により検知した湿度情報に基づいて前記ブ
    ラシの前記感光体に対する摺擦作用時間を制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP3103956A 1991-04-09 1991-04-09 画像形成装置 Pending JPH04310978A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7242876B2 (en) * 2002-04-16 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with developer supply amount target value correcting feature using detected data relating to apparatus ambient environment and information relating to a sealed developer supply container environment
JP2007286404A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2017072629A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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