JP3043820B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3043820B2 JP3043820B2 JP3024192A JP2419291A JP3043820B2 JP 3043820 B2 JP3043820 B2 JP 3043820B2 JP 3024192 A JP3024192 A JP 3024192A JP 2419291 A JP2419291 A JP 2419291A JP 3043820 B2 JP3043820 B2 JP 3043820B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
画像形成装置に関し、より詳細には、基準トナー像から
検出された濃度情報に基づいて現像部にトナー補給を実
行する画像形成装置に関する。
画像形成装置に関し、より詳細には、基準トナー像から
検出された濃度情報に基づいて現像部にトナー補給を実
行する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的な電子写真装置にあって
は、現像装置内のトナー濃度を、感光体移動方向におけ
る画像形成領域と画像形成領域の間に形成された基準パ
ターン像から、Pセンサ(光学的反射型フォトセンサ)
によって検知するものがある。しかし、この方式では、
現像処理が終了するまで基準パターン像を形成できない
ため、特に、長尺コピー(一般的には1m 以上)を行う
場合、トナーを大量に消費してトナー濃度が低下してい
るにも係わらず基準トナー像を形成できず、該基準パタ
ーン像の濃度をPセンサによって検出できないため、ト
ナー補給動作を行うことができなかった。
は、現像装置内のトナー濃度を、感光体移動方向におけ
る画像形成領域と画像形成領域の間に形成された基準パ
ターン像から、Pセンサ(光学的反射型フォトセンサ)
によって検知するものがある。しかし、この方式では、
現像処理が終了するまで基準パターン像を形成できない
ため、特に、長尺コピー(一般的には1m 以上)を行う
場合、トナーを大量に消費してトナー濃度が低下してい
るにも係わらず基準トナー像を形成できず、該基準パタ
ーン像の濃度をPセンサによって検出できないため、ト
ナー補給動作を行うことができなかった。
【0003】このため、長尺コピーを行う場合、Pセン
サによる感光体上の基準パターン像から現像装置のトナ
ー濃度を検出する他に、現像装置内に剤濃度センサを配
置して、トナー補給制御を行う方法が提案されている。
サによる感光体上の基準パターン像から現像装置のトナ
ー濃度を検出する他に、現像装置内に剤濃度センサを配
置して、トナー補給制御を行う方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く従来技術は、Pセンサの他に現像装置内に剤濃度セ
ンサを配置してトナー補給制御を行うため、制御が複雑
になるという問題点があった。また、剤濃度センサを駆
動するためには基板等を設置する必要があるため、装置
がコスト高となる問題点もあった。
如く従来技術は、Pセンサの他に現像装置内に剤濃度セ
ンサを配置してトナー補給制御を行うため、制御が複雑
になるという問題点があった。また、剤濃度センサを駆
動するためには基板等を設置する必要があるため、装置
がコスト高となる問題点もあった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、トナー補給制御を簡素化し、装置の低コスト化を
図ることを目的とする。
って、トナー補給制御を簡素化し、装置の低コスト化を
図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、感光体上に形成された静電潜像を現像
する現像手段と、現像手段にトナーを供給するトナー供
給手段と、感光体の移動方向を横切る方向に異なる複数
の位置に基準トナー像を形成し得る基準トナー像形成手
段と、各基準トナー像の形成位置に対応して配置され
る、該基準トナー像の濃度を検出する複数の濃度検出手
段と、濃度検出手段の検出結果に基づいて、前記トナー
供給手段の制御を行う制御手段とを有してなり、基準ト
ナー像形成手段は、感光体の移動方向の画像領域長さに
応じて基準トナー像の形成位置を切り替える一方、制御
手段は、切り替えられた基準トナー像形成位置に対応す
る前記濃度検出手段による検出結果を選択する画像形成
装置を提供するものである。また、基準トナー像形成手
段は、前記感光体上における画像形成領域間にある位置
と、前記感光体の移動方向を横切る方向において前記画
像形成領域よりも外側にある位置とのいずれか一方に、
前記基準トナー像を少なくとも1つ形成することが望ま
しい。更に、制御手段は、長尺の複写処理を実行すると
き、前記感光体の移動方向を横切る方向において前記画
像形成領域よりも外側にある位置に形成された基準トナ
ー像に基づく濃度検出手段からの検出結果を選択するこ
とが望ましい。
達成するために、感光体上に形成された静電潜像を現像
する現像手段と、現像手段にトナーを供給するトナー供
給手段と、感光体の移動方向を横切る方向に異なる複数
の位置に基準トナー像を形成し得る基準トナー像形成手
段と、各基準トナー像の形成位置に対応して配置され
る、該基準トナー像の濃度を検出する複数の濃度検出手
段と、濃度検出手段の検出結果に基づいて、前記トナー
供給手段の制御を行う制御手段とを有してなり、基準ト
ナー像形成手段は、感光体の移動方向の画像領域長さに
応じて基準トナー像の形成位置を切り替える一方、制御
手段は、切り替えられた基準トナー像形成位置に対応す
る前記濃度検出手段による検出結果を選択する画像形成
装置を提供するものである。また、基準トナー像形成手
段は、前記感光体上における画像形成領域間にある位置
と、前記感光体の移動方向を横切る方向において前記画
像形成領域よりも外側にある位置とのいずれか一方に、
前記基準トナー像を少なくとも1つ形成することが望ま
しい。更に、制御手段は、長尺の複写処理を実行すると
き、前記感光体の移動方向を横切る方向において前記画
像形成領域よりも外側にある位置に形成された基準トナ
ー像に基づく濃度検出手段からの検出結果を選択するこ
とが望ましい。
【0007】
【作用】本発明による画像形成装置にあっては、感光体
の移動方向に対して横切る方向の画像形成領域内と画像
形成領域外に、少なくとも2つの基準トナー像を形成
し、これらの基準トナー像の濃度を検知するためのセン
サを設置する。トナー補給制御は、基本的には画像形成
領域内に形成された基準トナー像の濃度を検知するセン
サに基づいて実行されるが、長尺コピーを行う場合は、
画像形成領域外に形成された基準トナー像の濃度を検知
するセンサに基づいて実行される。
の移動方向に対して横切る方向の画像形成領域内と画像
形成領域外に、少なくとも2つの基準トナー像を形成
し、これらの基準トナー像の濃度を検知するためのセン
サを設置する。トナー補給制御は、基本的には画像形成
領域内に形成された基準トナー像の濃度を検知するセン
サに基づいて実行されるが、長尺コピーを行う場合は、
画像形成領域外に形成された基準トナー像の濃度を検知
するセンサに基づいて実行される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の画像形成装置が適用
されたデジタル複写機の概略断面図を示し、アルミニウ
ム素材のOPCを塗布してなるドラム状の感光体101
と、感光体101表面に負電荷を帯電するための帯電チ
ャージャ102と、半導体レーザ,回転多面鏡,レン
ズ,ミラー等(図示せず)より構成される光書込みヘッ
ド103と、感光体101上に形成された静電潜像にト
ナーを付着させる現像部104と、感光体101上に形
成されたトナー像を転写紙に転写し、トナーが転写され
た転写紙を感光体101から分離させる転写・分離チャ
ージャ105と、転写処理が終了した感光体101上の
トナーを除去するクリーニング部106と、クリーニン
グ処理終了後に感光体101上の残留電荷を除去する除
電ランプ107と、幅サイズ別のロール状の転写紙10
8a,108b,及び,108cと、各転写紙を所望の
長さに切るカッタ109a,109b,及び,109c
と、感光体101上に形成された画像(トナー像)に合
うように、所定のタイミングで転写紙を転写位置に搬送
するレジストローラ110と、トナーが転写された転写
紙を搬送する搬送ベルト111と、転写紙上のトナーを
定着する定着部112と、定着処理が終了した転写紙を
排紙トレイ114に搬送する排紙ローラ113とから構
成される。
ながら説明する。図1は、本発明の画像形成装置が適用
されたデジタル複写機の概略断面図を示し、アルミニウ
ム素材のOPCを塗布してなるドラム状の感光体101
と、感光体101表面に負電荷を帯電するための帯電チ
ャージャ102と、半導体レーザ,回転多面鏡,レン
ズ,ミラー等(図示せず)より構成される光書込みヘッ
ド103と、感光体101上に形成された静電潜像にト
ナーを付着させる現像部104と、感光体101上に形
成されたトナー像を転写紙に転写し、トナーが転写され
た転写紙を感光体101から分離させる転写・分離チャ
ージャ105と、転写処理が終了した感光体101上の
トナーを除去するクリーニング部106と、クリーニン
グ処理終了後に感光体101上の残留電荷を除去する除
電ランプ107と、幅サイズ別のロール状の転写紙10
8a,108b,及び,108cと、各転写紙を所望の
長さに切るカッタ109a,109b,及び,109c
と、感光体101上に形成された画像(トナー像)に合
うように、所定のタイミングで転写紙を転写位置に搬送
するレジストローラ110と、トナーが転写された転写
紙を搬送する搬送ベルト111と、転写紙上のトナーを
定着する定着部112と、定着処理が終了した転写紙を
排紙トレイ114に搬送する排紙ローラ113とから構
成される。
【0009】また、現像部104は、2成分磁気ブラシ
現像方式であり、補給するトナーを蓄えてあるトナーホ
ッパ115と、トナーホッパ115から現像容器116
内にトナーを排出するための補給ローラ117と、トナ
ーとキャリアを混合するための攪拌部材118と、感光
体101にトナーを搬送する磁気ブラシ現像スリーブ1
19とが配設されている。なお、120(121)は、
後述する基準トナー像の濃度を検出するPセンサ(光学
的反射型フォトセンサ)、122は、転写紙(図示せ
ず)が通過する時間をチェックすることにより、コピー
する転写紙の長さを検知するレジストセンサである。
現像方式であり、補給するトナーを蓄えてあるトナーホ
ッパ115と、トナーホッパ115から現像容器116
内にトナーを排出するための補給ローラ117と、トナ
ーとキャリアを混合するための攪拌部材118と、感光
体101にトナーを搬送する磁気ブラシ現像スリーブ1
19とが配設されている。なお、120(121)は、
後述する基準トナー像の濃度を検出するPセンサ(光学
的反射型フォトセンサ)、122は、転写紙(図示せ
ず)が通過する時間をチェックすることにより、コピー
する転写紙の長さを検知するレジストセンサである。
【0010】上記の構成において、Pセンサ(120及
び121)の配置及び感光体101上における基準トナ
ー像の形成位置について、図2及び図3を参照して説明
する。図2は、静電潜像が形成されている画像形成領域
の直後の画像形成領域間位置に、基準トナー像が形成さ
れた場合を示す。図示の如く基準トナー像は、感光体1
01の中央に形成され、詳細は後述するが、基準トナー
像の濃度を検出するため、120a及び120bからな
るPセンサ120と、121a及び121bからなるP
センサ121とが配設されている。
び121)の配置及び感光体101上における基準トナ
ー像の形成位置について、図2及び図3を参照して説明
する。図2は、静電潜像が形成されている画像形成領域
の直後の画像形成領域間位置に、基準トナー像が形成さ
れた場合を示す。図示の如く基準トナー像は、感光体1
01の中央に形成され、詳細は後述するが、基準トナー
像の濃度を検出するため、120a及び120bからな
るPセンサ120と、121a及び121bからなるP
センサ121とが配設されている。
【0011】図3は、長尺コピーを行っている時に形成
される基準トナー像を示す。この場合、画像形成領域が
長いため、画像形成領域内に位置する中央の基準トナー
像は形成せず、画像形成領域外に位置する端部の基準ト
ナー像のみ形成することを示している。
される基準トナー像を示す。この場合、画像形成領域が
長いため、画像形成領域内に位置する中央の基準トナー
像は形成せず、画像形成領域外に位置する端部の基準ト
ナー像のみ形成することを示している。
【0012】ここで、Pセンサ120について、図4に
示す回路図を参照して詳細に説明する。Pセンサ120
は、LED120aとフォトトランジスタ120bとか
ら構成されている。LED120aは、可変抵抗VR,
抵抗R1を通してトランジスタ401のコレクタに接続
され、LED駆動電流は可変調整可能となっており、ト
ランジスタ401のエミッタにはグランドGRDが接続
されている。
示す回路図を参照して詳細に説明する。Pセンサ120
は、LED120aとフォトトランジスタ120bとか
ら構成されている。LED120aは、可変抵抗VR,
抵抗R1を通してトランジスタ401のコレクタに接続
され、LED駆動電流は可変調整可能となっており、ト
ランジスタ401のエミッタにはグランドGRDが接続
されている。
【0013】上記した回路構成において、Pセンサ12
0の動作を説明する。トランジスタ401のベースに、
基準トナー像の濃度を検知するための信号(基準パター
ン要求信号)が印加されると、トランジスタ401がオ
ンして、LED120aが駆動(発光)する。LED1
20aが発した光は、中央の基準トナー像に反射して、
フォトトランジスタ120bに入射し、フォトトランジ
スタ120bのエミッタ出力がPセンサ120の出力と
なる。このフォトトランジスタ120bのエミッタ出力
は、グランドGRDとの間に抵抗(図示せず)を接続し
てエミッタフォロワとすることにより、図5に示した如
き、基準トナー像のトナー量に反比例したような電圧が
出力される。なお、Pセンサ121も同様の構成となっ
ている。
0の動作を説明する。トランジスタ401のベースに、
基準トナー像の濃度を検知するための信号(基準パター
ン要求信号)が印加されると、トランジスタ401がオ
ンして、LED120aが駆動(発光)する。LED1
20aが発した光は、中央の基準トナー像に反射して、
フォトトランジスタ120bに入射し、フォトトランジ
スタ120bのエミッタ出力がPセンサ120の出力と
なる。このフォトトランジスタ120bのエミッタ出力
は、グランドGRDとの間に抵抗(図示せず)を接続し
てエミッタフォロワとすることにより、図5に示した如
き、基準トナー像のトナー量に反比例したような電圧が
出力される。なお、Pセンサ121も同様の構成となっ
ている。
【0014】図6は、トナー補給制御部の構成を示すブ
ロック図であり、予め設定されたプログラムに従って制
御を実行するCPU601と、基準トナー像のトナー濃
度を検出するPセンサ120及び121(120は感光
体101の中央に、121は端部に配置されている)
と、コピーする転写紙の長さを検知するレジストセンサ
122と、Pセンサ120及び121とレジストセンサ
122からの信号をA/D変換するA/Dコンバータ6
02と、A/Dコンバータ602とCPU601を接続
するI/O(入出力インターフェース)603とから構
成され、更に、I/O603には、詳細は後述するが、
補給ローラ117を駆動させるための電磁クラッチ駆動
回路604が接続されている。
ロック図であり、予め設定されたプログラムに従って制
御を実行するCPU601と、基準トナー像のトナー濃
度を検出するPセンサ120及び121(120は感光
体101の中央に、121は端部に配置されている)
と、コピーする転写紙の長さを検知するレジストセンサ
122と、Pセンサ120及び121とレジストセンサ
122からの信号をA/D変換するA/Dコンバータ6
02と、A/Dコンバータ602とCPU601を接続
するI/O(入出力インターフェース)603とから構
成され、更に、I/O603には、詳細は後述するが、
補給ローラ117を駆動させるための電磁クラッチ駆動
回路604が接続されている。
【0015】次に、本発明の画像形成装置のトナー補給
制御について、図7に示すフローチャートを参照して説
明する。スタートキー(図示せず)を押下することによ
り、コピー処理が開始されると、直前にサンプリングし
たPセンサ120(感光体101の中央に位置)の検出
値に基づいて、トナー補給を行う。トナー補給は、基準
トナー像の検知電圧をVsp、感光体101にトナーが付
着していない場合の検知電圧をVsgとすると、Vsp/V
sg≦1/8となる条件を満たすならばトナー補給を実行
する。なお、トナー補給は、電磁クラッチ駆動回路60
4(図6参照)を駆動させて、補給ローラ117を回転
させることにより行われる。また、直前にサンプリング
した検出値とは、1回の複写処理が終了すると、基準ト
ナー像を画像形成領域外に形成(図2参照)し、この基
準トナー像の濃度をサンプリングしておき、次回の複写
処理を行う場合、この値に基づいてトナー補給を行うか
否かを判断する(S701)。
制御について、図7に示すフローチャートを参照して説
明する。スタートキー(図示せず)を押下することによ
り、コピー処理が開始されると、直前にサンプリングし
たPセンサ120(感光体101の中央に位置)の検出
値に基づいて、トナー補給を行う。トナー補給は、基準
トナー像の検知電圧をVsp、感光体101にトナーが付
着していない場合の検知電圧をVsgとすると、Vsp/V
sg≦1/8となる条件を満たすならばトナー補給を実行
する。なお、トナー補給は、電磁クラッチ駆動回路60
4(図6参照)を駆動させて、補給ローラ117を回転
させることにより行われる。また、直前にサンプリング
した検出値とは、1回の複写処理が終了すると、基準ト
ナー像を画像形成領域外に形成(図2参照)し、この基
準トナー像の濃度をサンプリングしておき、次回の複写
処理を行う場合、この値に基づいてトナー補給を行うか
否かを判断する(S701)。
【0016】その後、レジストセンサ122を転写紙が
1m以上通過したか否かを判断し(S702)、この転
写紙が1m以上通過したか否かの判断は、原稿画像の露
光終了まで実行される(S703)。上記ステップS7
02において転写紙が1m以上通過したと判断すると、
次に現像部104を画像(トナー像)が1m以上通過し
たか否かを判断する(S704)。ここで、現像部10
4を通過した画像の長さは、感光体101の回転速度と
原稿画像の露光開始からの時間により判断する。画像が
1m以上通過していないと判断すると、ステップS70
3の処理に移行し、逆に、画像が1m以上通過したと判
断すると、端部Pセンサ121によるトナー補給を行
う。端部Pセンサ121によるトナー補給は、長尺コピ
ー(本実施例では、1m以上)を行う場合、図3に示し
た如く、感光体101の端部に形成される(本実施例で
は、画像の長さの1m毎に形成する)基準トナー像の濃
度を端部Pセンサ121が検出して、前述したように、
Vsp/Vsg≦1/8となる条件を満たすならばトナー補
給を実行する(S705)。
1m以上通過したか否かを判断し(S702)、この転
写紙が1m以上通過したか否かの判断は、原稿画像の露
光終了まで実行される(S703)。上記ステップS7
02において転写紙が1m以上通過したと判断すると、
次に現像部104を画像(トナー像)が1m以上通過し
たか否かを判断する(S704)。ここで、現像部10
4を通過した画像の長さは、感光体101の回転速度と
原稿画像の露光開始からの時間により判断する。画像が
1m以上通過していないと判断すると、ステップS70
3の処理に移行し、逆に、画像が1m以上通過したと判
断すると、端部Pセンサ121によるトナー補給を行
う。端部Pセンサ121によるトナー補給は、長尺コピ
ー(本実施例では、1m以上)を行う場合、図3に示し
た如く、感光体101の端部に形成される(本実施例で
は、画像の長さの1m毎に形成する)基準トナー像の濃
度を端部Pセンサ121が検出して、前述したように、
Vsp/Vsg≦1/8となる条件を満たすならばトナー補
給を実行する(S705)。
【0017】上記ステップS705の処理は、原稿画像
の露光終了と判断するまで実行し(S706)、露光終
了と判断すると、端部Pセンサ121から中央Pセンサ
120によるトナー補給制御に戻す(S707)。レジ
ストセンサ122を転写紙が1m以上通過せずに原稿画
像の露光処理が終了、或いは、ステップS707の処理
が終了すると、所定のタイミングで基準トナー像を形成
し、中央Pセンサ120によるサンプリングを実行して
(S708)、一連の処理を終了する。
の露光終了と判断するまで実行し(S706)、露光終
了と判断すると、端部Pセンサ121から中央Pセンサ
120によるトナー補給制御に戻す(S707)。レジ
ストセンサ122を転写紙が1m以上通過せずに原稿画
像の露光処理が終了、或いは、ステップS707の処理
が終了すると、所定のタイミングで基準トナー像を形成
し、中央Pセンサ120によるサンプリングを実行して
(S708)、一連の処理を終了する。
【0018】本実施例では、長尺の転写紙の長さを自動
的に検知して、この転写紙の長さに応じて端部Pセンサ
121によるトナー補給制御を行っているが、例えば、
長尺紙にコピーを行う複写モード(長尺モード)を入力
キー等で選択できる複写機に適用する場合、この長尺モ
ードが選択されたときに端部Pセンサ121によるトナ
ー制御を一律に行うようにしてもよい。また、端部Pセ
ンサ121は、感光体101上の帯電ムラ等により中央
Pセンサ120に比べてトナー濃度の検出の精度が低い
ため、規格の紙サイズ等にコピーを行う場合、中央Pセ
ンサ120によるトナー補給制御を行い、長尺コピーの
ときの端部Pセンサ121によるトナー補給制御は、補
助的なものとして位置付けるのが望ましい。
的に検知して、この転写紙の長さに応じて端部Pセンサ
121によるトナー補給制御を行っているが、例えば、
長尺紙にコピーを行う複写モード(長尺モード)を入力
キー等で選択できる複写機に適用する場合、この長尺モ
ードが選択されたときに端部Pセンサ121によるトナ
ー制御を一律に行うようにしてもよい。また、端部Pセ
ンサ121は、感光体101上の帯電ムラ等により中央
Pセンサ120に比べてトナー濃度の検出の精度が低い
ため、規格の紙サイズ等にコピーを行う場合、中央Pセ
ンサ120によるトナー補給制御を行い、長尺コピーの
ときの端部Pセンサ121によるトナー補給制御は、補
助的なものとして位置付けるのが望ましい。
【0019】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明によれ
ば、感光体上に形成された静電潜像を現像する現像手段
と、現像手段にトナーを供給するトナー供給手段と、感
光体の移動方向を横切る方向に異なる複数の位置に基準
トナー像を形成し得る基準トナー像形成手段と、各基準
トナー像の形成位置に対応して配置される、該基準トナ
ー像の濃度を検出する複数の濃度検出手段と、濃度検出
手段の検出結果に基づいて、前記トナー供給手段の制御
を行う制御手段とを有している。そして、このような構
成のうちの基準トナー像形成手段は、感光体の移動方向
の画像領域長さに応じて基準トナー像の形成位置を切り
替える一方、制御手段は、感光体の移動方向の画像領域
長さに応じて濃度検出位置を切り替えると共に、切り替
えられた濃度検出位置に対応する前記濃度検出手段によ
る検出結果を選択するため、トナー補給の制御を簡素化
し、装置の低コスト化を図ることができる。
ば、感光体上に形成された静電潜像を現像する現像手段
と、現像手段にトナーを供給するトナー供給手段と、感
光体の移動方向を横切る方向に異なる複数の位置に基準
トナー像を形成し得る基準トナー像形成手段と、各基準
トナー像の形成位置に対応して配置される、該基準トナ
ー像の濃度を検出する複数の濃度検出手段と、濃度検出
手段の検出結果に基づいて、前記トナー供給手段の制御
を行う制御手段とを有している。そして、このような構
成のうちの基準トナー像形成手段は、感光体の移動方向
の画像領域長さに応じて基準トナー像の形成位置を切り
替える一方、制御手段は、感光体の移動方向の画像領域
長さに応じて濃度検出位置を切り替えると共に、切り替
えられた濃度検出位置に対応する前記濃度検出手段によ
る検出結果を選択するため、トナー補給の制御を簡素化
し、装置の低コスト化を図ることができる。
【図1】本発明の画像形成装置が適用されたデジタル複
写機の概略断面図である。
写機の概略断面図である。
【図2】本発明のPセンサの配置及び基準トナー像の形
成位置(画像形成領域間)についての説明図である。
成位置(画像形成領域間)についての説明図である。
【図3】本発明のPセンサの配置及び基準トナー像の形
成位置(画像形成領域外)についての説明図である。
成位置(画像形成領域外)についての説明図である。
【図4】Pセンサ及びPセンサを駆動する回路図であ
る。
る。
【図5】Pセンサ出力とトナー付着量の関係を示す特性
図である。
図である。
【図6】本発明のトナー補給制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】本発明のトナー補給制御の処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
101 感光体 104 現像部 115 トナーホッパ 116 現像容
器 117 補給ローラ 120 中央Pセンサ 121 端部P
センサ 120a LED 121a LED 120b フォトトランジスタ 121b フォト
トランジスタ 122 レジストセンサ 601 CPU 602 A/D
コンバータ 603 I/O(入出力インターフェース) 604 電磁クラッチ駆動回路
器 117 補給ローラ 120 中央Pセンサ 121 端部P
センサ 120a LED 121a LED 120b フォトトランジスタ 121b フォト
トランジスタ 122 レジストセンサ 601 CPU 602 A/D
コンバータ 603 I/O(入出力インターフェース) 604 電磁クラッチ駆動回路
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上に形成された静電潜像を現像す
る現像手段と、 前記現像手段にトナーを供給するトナー供給手段と、 前記感光体の移動方向を横切る方向に異なる複数の位置
に基準トナー像を形成し得る基準トナー像形成手段と、 前記各基準トナー像の形成位置に対応して配置される、
該基準トナー像の濃度を検出する複数の濃度検出手段
と、 前記濃度検出手段の検出結果に基づいて、前記トナー供
給手段の制御を行う制御手段とを有してなり、 前記基準トナー像形成手段は、前記感光体の移動方向の
画像領域長さに応じて基準トナー像の形成位置を切り替
える一方、前記制御手段は、切り替えられた基準トナー
像形成位置に対応する前記濃度検出手段による検出結果
を選択することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記基準トナー像形成手段は、前記感光
体上における画像形成領域間にある位置と、前記感光体
の移動方向を横切る方向において前記画像形成領域より
も外側にある位置とのいずれか一方に、前記基準トナー
像を少なくとも1つ形成することを特徴とする請求項1
に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、長尺の複写処理を実行
するとき、前記感光体の移動方向を横切る方向において
前記画像形成領域よりも外側にある位置に形成された前
記基準トナー像に基づく前記濃度検出手段からの検出結
果を選択することを特徴とする前記請求項1または2に
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024192A JP3043820B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024192A JP3043820B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04240679A JPH04240679A (ja) | 1992-08-27 |
JP3043820B2 true JP3043820B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=12131468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3024192A Expired - Fee Related JP3043820B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043820B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4967374B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2012-07-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2007232878A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 画像形成装置およびその画像形成方法 |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP3024192A patent/JP3043820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04240679A (ja) | 1992-08-27 |
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