JP2967994B2 - 画像形成装置の画像濃度制御方法 - Google Patents

画像形成装置の画像濃度制御方法

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JP2967994B2 JP1076241A JP7624189A JP2967994B2 JP 2967994 B2 JP2967994 B2 JP 2967994B2 JP 1076241 A JP1076241 A JP 1076241A JP 7624189 A JP7624189 A JP 7624189A JP 2967994 B2 JP2967994 B2 JP 2967994B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、光反射型センサ(以下、Pセンサ)と透
磁率センサ(以下、Fセンサ)との各検出々力に応じ、
画像濃度の制御を行なう方法に関するものである。
従来の技術 2成分のトナーを用いる乾式の複写機においては、P
センサとFセンサとを用いて画像濃度の制御を行なう方
法が提案されており、例えば、特開昭57−136667号にそ
の詳細が開示されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、このようなPセンサとFセンサとの双方を画
像濃度の制御に用いる方法においては、いずれか一方の
センサに異常を生じた場合、または、双方のセンサに異
常を生じた場合、いずれも画像濃度の制御が不可能とな
る欠点を生じている。
すなわち、Fセンサに異常を生ずれば、トナーの補給
状況が制御されず、補給過多によるトナーの飛散、画像
の地肌汚損等が発生し、あるいは、補給不足による画像
濃度の大幅な低下、現像液の劣化等が発生する。
また、Pセンサの異常では、Fセンサの検出出力を比
較するための基準値がどの様に変化するかが不明とな
り、基準値の過剰上昇によってはトナー濃度が過大とな
る反面、基準値の過剰低下ではトナー濃度が過小となる
ため、これに応じて画像濃度が不適当となる。
なお、PセンサおよびFセンサ双方の異常では、前述
の諸問題が同時に発生する。
したがって、この発明は、PセンサおよびFセンサの
いずれか一方に異常を生じた場合、または、Pセンサお
よびFセンサの双方に異常を生じた場合にも、画像濃度
の制御を良好に行なうことのできる複写機の画像濃度制
御方法の提供を目的とするものである。
課題を解決するための手段 この発明は、前記の目的を達成するため、2つの検出
手段の各検出出力応じて制御する画像形成装置の画像濃
度制御方法において、2つの検出手段が光反射型センサ
と透磁率センサとからなり、透磁率センサに異常を生じ
たとき、光反射型センサによる測定の時間間隔を短縮す
るものとし、また、双方のセンサに異常を生じた場合、
トナーを定量補給とする濃度制御を行なうことを特徴と
するものである。
作用 前記の画像濃度方法においては、透磁率センサに異常
を生じたとき、光反射型センサによる測定の時間間隔を
短縮する制御がなされ、また、双方のセンサに異常を生
じた場合にも、トナーの補給制御は定量補給となるた
め、いずれにしても良好な画像濃度を維持することがで
きる。
実施例 以下、実施例を示す図によってこの発明の詳細を説明
する。
第1図は、複写機の構成を示す要部側面図であり、ベ
ルト状の感光体1には、原稿面からの反射光が露光2と
して入射するものとなっており、矢印方向へ回転する感
光体1の周面には、イレーサ3、現像ユニット4、転写
チャージャ5、分離チャージャ6、PCC7およびクリーニ
ングユニット8が各々対向のうえ配され、同ユニット8
は、キャベンジローラ9、ならびにクリーニングスリー
ブ10を備えている。
また、帯電チャージャ11も同様に配されている一方、
これらの上方には、定着ユニット12が設けてあり、クリ
ーニングユニット8によりクリーニングされた感光体1
は、帯電チャージャ11によって帯電したうえ、露光2に
よる潜像が形成され、イレーサ3により不要部分の消去
を受けた後、現像ユニット4により潜像の現像がなされ
ている。そして転写チャージャ5において用紙へ現像さ
れた画像を転写し、分離チャージャ6により用紙を分離
のうえ、PCC7およびクリーニングユニット8を経て以上
の作用を反復するものとなっている。
一方、分離チャージャ6において分離された転写済の
用紙は、定着ユニット12により転写画像の定着を受けて
から排出される。
第2図は、制御系の要部ブロック図であり、第1図の
感光体1と対向して配されたPセンサ21、および、第1
図の現像ユニット4中に配されたFセンサ22が設けてあ
り、Pセンサ21の検出出力は、A/D変換器23によりディ
ジタル信号へ変換されたうえ、Fセンサ22の検出出力は
直接、プロセッサ(以下、CPU)24へ与えられており、
これらの各出力に応じてCPUが制御上の判断および処理
を行ない、第1図の現像ユニット4中に設けてある補給
モータ25を駆動し、これによりトナーの補給状況を加減
し、現像する画像の濃度を制御するものとなっている。
第3図は、CPU24が実行する制御状況のフローチャー
トであり、「スタート」によるコピー動作の開始に伴な
い、Pセンサ21の検出出力を取入れ、「パターン電位測
定」ステップ101でコピー動作の500枚毎に行ない、この
電位が所定範囲か否かを「電位OK?」ステップ102により
判断し、これがN(NO)であれば、「帯電修正」ステッ
プ103により帯電チャージャ11の印加電圧を可変してス
テップ101以降を反復のうえ、ステップ102がY(YES)
となるのにしたがい、Pセンサ21の検出出力に基づき画
像の地肌電圧VSG、および、画像のパターン電圧VSP
「VSG,VSP測定」ステップ201により測定し、「VSG,VSP
正常?」ステップ202によってこれらが正常な範囲か否
かを判断の後、これがYであれば、「VSG/VSP演算」ス
テップ203により両者の比を求め、更に「VSG/VSP適正
?」ステップ204の判断を行ない、これがNのときは、
「VSG/VSP大?」ステップ205のYにしたがい「Fセンサ
の基準値up」ステップ206を行なうのに対し、ステップ2
05のNに応じては「Fセンサの基準値down」ステップ20
7を行ない、これによってFセンサ22の検出出力を比較
するための基準値を整定し、「コピー継続」ステップ30
1へ移行する。なお、ステップ204がYのときは、直ちに
ステップ301へ移行する。
ステップ301につぎ、「Fセンサ制御正常?」ステッ
プ302を判断し、これがYであれば「コピー継続」ステ
ップ303を行なったうえ、「コピー終了?」ステップ304
がNの間はステップ303以降を反復し、ステップ304がY
となるのにしたがい、「コピー待機」ステップ305へ移
行する。
以上に対し、Fセンサ22に異常を生じ、ステップ302
がNとなれば「Pセンサによる単独制御」ステップ401
の制御状況切替えを行ない、ステップ101の電位測定を
行なう時間間隔を「測定間隔100枚毎へ短縮」ステップ4
02により変更すると共に、「トナー補給率3%へ低下」
ステップ403を行ない、コピー枚数が「100枚?」ステッ
プ404のNである間は、「コピー継続」ステップ405、お
よび、コピー枚数の「カウントup」ステップ406を介
し、ステップ404以降を反復のうえ、ステップ404がYと
なれば、ステップ102,103と同じく「電位OK?」ステップ
407の判断、およびこれのNに応ずる「帯電修正」ステ
ップ408を行ない、ステップ407がYとなるのにしたが
い、ステップ201〜205と同じく「VSG,VSP測定」ステッ
プ501〜「VSG/VSP大?」ステップ601の処理および判断
を行なう。
ただし、ステップ502のYを前提としてステップ503を
行ない、ステップ504がYのときはステップ403へ移行す
るのに対し、ステップ504がNであれば、すでにFセン
サ22が異常を生じているため、ステップ601のYに応じ
てトナーの「補給率1%down」ステップ602を行なう一
方、ステップ601のNに応じては、トナーの「補給率1
%up」ステップ603を行ない、ステップ404以降を反復す
る。
また、ステップ502のNでは、Pセンサ21も異常を生
じたため、この場合は両センサ21,22の異常発生であ
り、「3%定量補給」ステップ701へ移行し、トナーの
補給状況を市場原稿の黒部率、約3%へ設定して制御す
る。
一方、先行してPセンサ21に異常を生じ、ステップ20
2がNとなった場合は、「Fセンサによる単独制御」ス
テップ801の制御状況切替えを行ない、トナーの補給率
を例えば30%とし、かつ、Fセンサの基準値としてPセ
ンサ21が異常となる直前の基準値、またはスタート時に
設定した初期の基準値を用いるものとしたうえ、「コピ
ー継続」ステップ802を行ない、更に「Fセンサ制御正
常?」ステップ803を判断し、これがYであればステッ
プ303〜305と同じく「コピー継続」ステップ804〜「コ
ピー待機」ステップ806の処理および判断へ移行するの
に対し、Fセンサ22も異常を生じてステップ803がNと
なれば、ステップ701と同じくトナーの補給状況を「3
%定量補給」ステップ901により定める。
なお、ステップ701,901の処理に代えてコピー動作を
停止させてもよく、Pセンサ21およびFセンサ22の異常
発生状況を別途に表示し、修理作業を容易とすれば好適
である。また、Pセンサ21およびFセンサ22のいずれか
一方、または、双方の異常が生じても、これらのチェッ
クは継続しておき、一時的な異常が回復すれば、直ちに
正常な制御へ復することができるものとなっている。
したがって、Pセンサ21およびFセンサ22のいずれか
一方、または、双方に異常を生じても、トナーの補給状
況が最適として制御され、これにより画像濃度も良好に
制御される。
発明の効果 この発明は以上の通りであって、2つの検出手段が光
反射型センサと透磁率センサとからなり、透磁率センサ
に異常を生じたとき、光反射型センサによる測定の時間
間隔を短縮する制御を行ない、両センサの双方に異常に
生じた場合には、トナーを定量補給とするものとしたこ
とにより、両センサのうちの透磁率センサ、または、双
方の異常にかかわらず画像濃度の制御が良好に行なわ
れ、両センサを用いる乾式の複写機において顕著な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は複写機の要部側
面図、第2図は制御系の要部ブロック図、第3図は制御
状況のフローチャートである。 1……感光体、2……露光 4……現像ユニット、21……Pセンサ(光反射型セン
サ) 22……Fセンサ(透磁率センサ) 24……CPU(プロセッサ) 25……補給モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14 G03G 21/20 G03G 13/08 G03G 15/08 - 15/08 507

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの検出手段の各検出出力に応じて制御
    する画像形成装置の画像濃度制御方法において、2つの
    検出手段が光反射型センサと透磁率センサとからなり、
    透磁率センサに異常を生じたとき、光反射型センサによ
    る測定の時間間隔を短縮することを特徴とする画像形成
    装置の画像濃度制御方法。
  2. 【請求項2】前記両検出手段の双方に異常を生じた場
    合、トナーを定量補給する制御を行なうことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置の画像濃度制御方法。
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JPS60219508A (ja) * 1984-04-16 1985-11-02 Toshiba Corp 多重化検出装置
JPS60225022A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 Toshiba Corp 二重化センサ系の異常診断回路
JPS63103910A (ja) * 1986-10-21 1988-05-09 Toshiba Corp 測定装置

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