JP2983332B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JP2983332B2
JP2983332B2 JP3150346A JP15034691A JP2983332B2 JP 2983332 B2 JP2983332 B2 JP 2983332B2 JP 3150346 A JP3150346 A JP 3150346A JP 15034691 A JP15034691 A JP 15034691A JP 2983332 B2 JP2983332 B2 JP 2983332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ等の電子写真装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61ー25161号公報に開示さ
れているプリンタは、オペレータの手動操作によって画
像の線幅と濃度が設定されるものである。特開昭63ー
67073号公報に開示されているレーザ変調方式で
は、レーザ光の照射量に対応して記録される注目画素の
太り又は細りを検出手段によて検出し、この検出結果に
基づいてレーザ光の発光強度を制御し画像の線幅が最適
なもとなるように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、温度、湿度等の環境変化や作像条件に起因する
感光体や現像装置等の特性の変化に伴う画像の線幅の変
化を修正することはできず、線幅を一定に保つことがで
きない問題がある。本発明は上記従来の問題点に着目し
てなされたものであり、環境や作像条件が変化しても画
像の線幅を一定に保つことができる電子写真装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段と、前記帯電
された感光体を露光し静電潜像を形成する露光手段と、
前記感光体上の静電潜像に供給するトナーを担持する現
像剤担持体と、現像剤担持体上のトナー層を均一な薄層
とする薄層化規制部材と、前記現像剤担持体と前記薄層
化規制部材との間にバイアス電圧を印加するバイアス電
圧印加手段とを有する電子写真装置において、前記感光
体上に形成された比較用パターン像の線幅を検出する線
幅検出手段と、前記線幅検出手段によって検出された比
較用パターン像の線幅と予め設定されている基準線幅と
を比較する線幅比較手段と、前記比較用パターン像と前
記基準線幅とが等しくなるようにバイアス電圧印加手段
によって印加される電圧を制御する制御手段と、比較用
パターン像を形成するための潜像を現像する際、現像剤
担持体と薄層化規制部材との電位差を0とするように制
御する手段とを具備したことを特徴とする。
【0005】請求項2記載の発明は、感光体と、前記感
光体を帯電する帯電手段と、前記帯電された感光体を露
光し静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体上の静
電潜像に供給するトナーを担持する現像剤担持体と、現
像剤担持体上のトナー層を均一な薄層とする薄層化規制
部材と、前記現像剤担持体と前記薄層化規制部材との間
にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段とを有
する電子写真装置において、前記感光体上に形成された
比較用パターン像の線幅を検出する線幅検出手段と、前
記線幅検出手段によって検出された比較用パターン像の
線幅と予め設定されている基準線幅とを比較する線幅比
較手段と、前記比較用パターン像と前記基準線幅とが等
しくなるようにバイアス電圧印加手段によって印加され
る電圧を制御する制御手段と、電子写真装置内の温度ま
たは/および湿度を検知する検知手段と、現像剤担持体
と薄層化規制部材との間の電位差を変えるため、前記検
知手段の検知結果に基づいて現像剤担持体への印加電圧
を変化させるか、薄層化規制部材への印加電圧を変化さ
せるかを判断する判断手段とを具備することを特徴とす
る。
【0006】請求項3記載の発明は、感光体と、前記感
光体を帯電する帯電手段と、前記帯電された感光体を露
光し静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体上の静
電潜像に供給するトナーを担持する現像剤担持体と、現
像剤担持体上のトナー層を均一な薄層とする薄層化規制
部材と、前記現像剤担持体と前記薄層化規制部材との間
にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段とを有
する電子写真装置において、前記感光体上に形成された
比較用パターン像の線幅を検出する線幅検出手段と、前
記線幅検出手段によって検出された比較用パターン像の
線幅と予め設定されている基準線幅とを比較する線幅比
較手段と、前記比較用パターン像と前記基準線幅とが等
しくなるようにバイアス電圧印加手段によって印加され
る電圧を制御する制御手段と、電子写真装置内の水蒸気
分圧を検知する検知手段と、現像剤担持体と薄層化規制
部材との間の電位差を変えるため、前記検知手段の検知
結果に基づいて現像剤担持体への印加電圧を変化させる
か、薄層化規制部材への印加電圧を変化させるかを判断
する判断手段とを具備することを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、感光体と、前記感
光体を帯電する帯電手段と、前記帯電された感光体を露
光し静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体上の静
電潜像に供給するトナーを担持する現像剤担持体と、現
像剤担持体上のトナー層を均一な薄層とする薄層化規制
部材と、前記現像剤担持体と前記薄層化規制部材との間
にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段とを有
する電子写真装置において、前記感光体上に形成された
比較用パターン像の線幅を検出する線幅検出手段と、前
記線幅検出手段によって検出された比較用パターン像の
線幅と予め設定されている基準線幅とを比較する線幅比
較手段と、前記比較用パターン像と前記基準線幅とが等
しくなるようにバイアス電圧印加手段によって印加され
る電圧を制御する制御手段と、現像剤担持体の表面電位
を検知する表面電位検知手段と、前記表面電位検知手段
の検知結果に基づいて現像剤担持体への印加電圧を変化
させるか、薄層化規制部材への印加電圧を変化させるか
を判断する判断手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】発明では、感光体が帯電手段によって帯電さ
れ、次いで露光手段によって感光体が露光され感光体上
に静電潜像が形成される。薄層化規制部材によって薄層
化されたトナーが現像剤担持体から感光体上の静電潜像
に供給され現像が行なわれ、感光体上にトナー像が形成
される。現像動作においてバイアス電圧印加手段は現像
剤担持体と薄層化規制部材との間にバイアス電圧を印加
している。上記の画像形成動作によって感光体上に形成
された比較用パターン像の線幅が線幅検出手段によって
検出されて、この比較用パターン像の線幅は予め設定さ
れている基準線幅と線幅比較手段によって比較される。
そして制御手段は比較用パターン像と基準線幅とが等し
くなるようにバイアス電圧印加手段によって印加される
電圧を制御する。
【0010】請求項1記載の発明では、とくに、比較用
パターン像を形成するための潜像を現像する際、現像剤
担持体と薄層化規制部材との電位差が0となるように制
御される。
【0011】請求項2記載の発明では、とくに、電子写
真装置内の温度または/および湿度を検知し、この検知
結果に基づいて、現像剤担持体と薄層化規制部材との間
の電位差を変えるため、現像剤担持体への印加電圧を変
化させるか、薄層化規制部材への印加電圧を変化させる
かが判断される。
【0012】請求項3記載の発明では、とくに、電子写
真装置内の水蒸気分圧を検知し、この検知結果に基づい
て、現像剤担持体と薄層化規制部材との間の電位差を変
えるため、現像剤担持体への印加電圧を変化させるか、
薄層化規制部材への印加電圧を変化させるかが判断され
る。
【0013】請求項4記載の発明では、とくに、表面電
位検知手段によって現像剤担持体の表面電位が検知さ
れ、この検知結果に基づいて現像剤担持体への印加電圧
を変化させるか、薄層化規制部材への印加電圧を変化さ
せるかが判断される。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。請求項1に対応する第1実施例について説明する。
図1はレーザプリンタの主要部の構成を示すものであ
る。同図において符号1は感光体ドラムを示し、この感
光体ドラム1は反時計方向へ回転する。感光体ドラム1
の周囲には、帯電装置2、現像装置3、反射型フォトセ
ンサ4、転写装置5、分離装置6、除電装置7およびク
リーニング装置8が配置されている。
【0015】現像装置3の詳細な構造について説明す
る。ケーシング10には現像剤担持体として現像ローラ
11が収容され、現像ローラ11の周面の一部はケーシ
ング10の開口部から露出し、この露出部分は感光体ド
ラム1に対向している。現像ローラ11は時計方向へ回
転する。現像ローラ11はゴム硬度30度から50度
(JISA)のNBRまたはウレタン系の樹脂によって
構成されている。補給ローラ12は現像ローラ11に接
触して配置され、この補給ローラ12は時計方向へ回転
してケーシング10内のトナーを現像ローラ12上に供
給する。
【0016】薄層化規制部材としてのドクターローラ1
3は現像ローラ11に図示しない片側800gfの圧縮
コイルばねによって圧接させられており、時計方向へ回
転して現像ローラ11上のトナーを均一な薄層とする。
スクレーパ15の端縁部はドクターローラ13に接触し
ており、ドクターローラ13上のトナーを掻き落す。ド
クターローラ13はステンレスによって構成されてい
る。クリーニングローラ14は現像ローラ11に接触し
ており、反時計方向へ回転して現像動作後の現像ローラ
13上の残留トナーを掻き落す。クリーニングローラ1
4はステンレスや導電処理を施した発泡ポリウレタンに
よって構成されている。
【0017】符号20はバイアス電圧印加手段としての
電圧印加装置を示し、この電圧印加装置20は現像ロー
ラ11とドクターローラ13とに接続されている。制御
手段としてのコントロール装置21は電圧印加装置20
に接続され、電圧印加装置20を制御する。
【0018】反射型フォトセンサ4はAD変換装置22
および演算装置23を介してコントロール装置21に接
続されている。反射型フォトセンサ4、AD変換装置2
2および演算装置23によって線幅検出手段が構成され
ている。またこのレーザプリンタには、レーザダイオー
ドと画像情報に基づいてこのレーザダイオードの点滅を
制御する制御系からなる露光装置が備えられている。
【0019】次にこのレーザプリンタの基本的画像形成
動作について説明する。感光体ドラム1が反時計方向へ
回転し、この感光体ドラム1が帯電装置2によって一様
に帯電される。そして図示しない露光装置によってレー
ザ光が照射され、感光体ドラム1上に静電潜像が形成さ
れる。次いでこの静電潜像に現像装置3の現像ローラ1
1からトナーが供給され現像が行なわれ、感光体ドラム
1上にトナー像が形成される。
【0020】一方、図示しない給紙装置によって感光体
ドラム1上に転写紙が搬送され、この転写紙に感光体ド
ラム1上のトナー像が、転写装置5の作用によって転写
される。トナー像が転写された転写紙は分離装置6の作
用によって感光体ドラム1上から分離され、図示しない
定着装置によってトナー像が定着された後、機外に排出
される。さらに感光体ドラム1は反時計方向へ回転し、
除電装置7によって除電され、クリーニング装置8によ
って残留トナーが除去され、次の画像形成動作へ移行す
る。
【0021】上記画像形成動作において、電圧印加装置
20によって現像ローラ11に−400Vの電圧が、ド
クターローラ13には−600Vの電圧が印加される。
なおクリーニングローラ14には図示しない電圧印加装
置によって−200Vの電圧が印加されている。
【0022】次に電圧印加装置20の電圧を調整するた
めの動作について説明する。帯電装置2によって反時計
方向へ回転する感光体ドラム1が一様に帯電され、図示
しない露光装置によって、感光体ドラム1の通常、画像
形成に用いられない領域に比較用静電潜像が形成され
る。この比較用静電潜像は1ドットの幅のラインを1ド
ット分の間隔をおいて複数配置されるパターンによって
構成されている。比較用静電潜像は、この他2ドットの
幅のラインを2ドット分の間隔をおいて複数配置される
パターン等、規則性のあるパターンであればよい。
【0023】次いで現像装置3によって比較用静電潜像
が現像され、感光体ドラム1上に比較用パターン像が形
成される。この比較用パターン像の現像を行なうとき
は、現像ローラ11と薄層ローラ13との電位差を0と
する。これは現像ローラ11と薄層ローラ13との電位
差が大きいと、本来のあるべき極性とは逆に帯電したト
ナーが感光体ドラム1上に付着し地汚れが発生して、比
較用パターン像の正確な線幅が検出できなくなるおそれ
があるからである。
【0024】感光体ドラム1上にの比較用パターン像
は、反射型フォトセンサ4によって検知され、比較用パ
ターン像のトナー像部分の電圧レベル信号Vpが検出さ
れ、さらにトナー像以外の部分の電圧レベル信号Vgが
検出される。電圧レベル信号Vp、VgはAD変換機2
2によってAD変換されて演算装置23に入力され、電
圧レベル信号Vpと電圧レベル信号Vgとの比、すなわ
ちVp/Vgの演算が行なわれ、演算値Aが算出され
る。なお図2にVp/Vgと線幅との関係を示す。
【0025】このように電圧レベル信号Vpと電圧レベ
ル信号Vgとの比を用いるのは、感光体ドラム1の部位
によって感度等が微妙に変化することによる電圧レベル
信号Vp、Vgの変化と反射型フォトセンサ4の検出条
件が経時的に変化することによる電圧レベル信号Vp、
Vgの変化とを相殺して無視できるようにするためであ
る。さらに演算装置23では、演算値Aと予め設定され
ている基準線幅に対応する基準値Bとの差である演算値
Cが演算される。演算値Cは電位差補正情報としてコン
トロール装置21に出力され、この電位差補正情報に基
づいてコントロール装置21は電圧印加装置20を制御
する。
【0026】すなわち演算値Aが基準値Bより小さい場
合は、ドクターローラ13に対する印加電圧を高くして
現像ローラ11との電位差を大きくし、また演算値Aが
基準値Bより大きい場合は、ドクターローラ13に対す
る印加電圧を低くして現像ローラ11との電位差を小さ
くする。この印加電圧の制御により感光体ドラム1上に
形成される静電潜像へのトナー補給量を補正し、トナー
像の線幅を基準値と等しくなるように調整する。なお図
4に現像ローラ11とドクターローラ13との電位差と
線幅との関係を示す。
【0027】そして比較用パターン像の線幅を基準値と
等しくなるように調整した後、画像形成を行なう。した
がって感光体ドラム1上に予め設定された線幅にて画像
が形成されることになる。
【0028】次に請求項、請求項に対応する第2実
施例について説明する。図4に第2実施例にかかるレー
ザプリンタの主要部を示す。第2実施例にかかるレーザ
プリンタは第1実施例にかかるレーザプリンタと同じ構
成にかかる部分を有しているので、同じ構成にかかる部
分については第1実施例にかかるレーザプリンタと同じ
符号を付してその説明は省略する。
【0029】温度センサ40と湿度センサ41は演算装
置42を介してコントロール装置21に接続されてい
る。このレーザプリンタでは、温度センサ40によりレ
ーザプリンタ内の温度が測定され、湿度センサ41によ
ってレーザプリンタ内の湿度が測定される。さらにこの
測定値に基づいて演算装置42によって水蒸気分圧値D
が算出され、この水蒸気分圧値Dが予め設定されている
基準水蒸気分圧値Eと比較され、現像ローラ11への印
加電圧を変化させて現像ローラ11とドクターローラ1
3との電位差を変えるか、ドクターローラ13への印加
電圧を変化させて現像ローラ11とドクターローラ13
との電位差を変えるかを決定して、コントロール装置2
1による制御を行なう。
【0030】すなわち前述の演算値Aが基準値Bより小
さく、しかも水蒸気分圧値Dが基準水蒸気分圧値E(1
80mmHg)より高い場合は、現像ローラ11への印
加電圧を低くし、現像ローラ11とドクターローラ13
との電位差を小さくする。また演算値Aが基準値Bより
大きく、しかも水蒸気分圧値Dが基準水蒸気分圧値Eよ
り低い場合は、ドクターローラ13への印加電圧を低く
し、現像ローラ11とドクターローラ13との電位差を
小さくする。この印加電圧の制御により感光体ドラム1
上に形成される静電潜像へのトナー補給量を補正し、ト
ナー像の線幅を基準値と等しくなるように調整する。
【0031】このような制御を行なうのは、水蒸気分圧
値Dが基準水蒸気分圧値Eより高い場合は、現像ローラ
11への印加電圧を変える方が効率よく線幅を変えるこ
とができ、水蒸気分圧値Dが基準水蒸気分圧値Eより低
い場合は、ドクターローラ13への印加電圧を変える方
が効率よく線幅を変えることができるからである。そし
て比較用パターン像の線幅を基準値と等しくなるように
調整した後、画像形成を行なう。したがって感光体ドラ
ム1上に予め設定された線幅にて画像が形成されること
になる。
【0032】上記したように温度および湿度を検出して
水蒸気分圧を算出し、制御を行っているが、これ以外に
も温度と湿度を組み合わせて制御を行なうことも可能で
あり、また温度と湿度のいずれ一方のみを検出して制御
を行なうようにしてもよい。
【0033】次に請求項に対応する第3実施例につい
て説明する。図5に第3実施例にかかるレーザプリンタ
の主要部を示す。第3実施例にかかるレーザプリンタは
第1実施例にかかるレーザプリンタと同じ構成にかかる
部分を有しているので、同じ構成にかかる部分について
は第1実施例にかかるレーザプリンタと同じ符号を付し
てその説明は省略する。
【0034】符号50は電位センサを示し、この電位セ
ンサ50はAD変換装置51を介して演算装置52に接
続されている。このレーザプリンタでは、表面電位検知
手段としての電位センサ50により現像ローラ11の表
面電位Gが測定される。この表面電位Gが予め設定され
ている基準電位H(−640V)と比較され、現像ロー
ラ11への印加電圧を変化させて現像ローラ11とドク
ターローラ13との電位差を変えるか、ドクターローラ
13への印加電圧を変化させて現像ローラ11とドクタ
ーローラ13との電位差を変えるかを決定して、コント
ロール装置21による制御を行なう。
【0035】すなわち前述の演算値Aが基準値Bより小
さく、しかも表面電位Gが基準電位Hより高い場合は、
現像ローラ11への印加電圧を低くし、現像ローラ11
とドクターローラ13との電位差を大きくする。また演
算値Aが基準値Bより小さく、しかも表面電位Gが基準
電位Hより低い場合は、ドクターローラ13への印加電
圧を高くし、現像ローラ11とドクターローラ13との
電位差を大きくする。
【0036】また演算値Aが基準値Bより大きく、しか
も表面電位Gが基準電位Hより高い場合は、ドクターロ
ーラ13への印加電圧を低くし、現像ローラ11とドク
ターローラ13との電位差を小さくする。また演算値A
が基準値Bより大きく、しかも表面電位Gが基準電位H
より低い場合は、現像ローラ11への印加電圧を高く
し、現像ローラ11とドクターローラ13との電位差を
小さくする。この印加電圧の制御により感光体ドラム1
上に形成される静電潜像へのトナー補給量を補正し、ト
ナー像の線幅を基準値と等しくなるように調整する。
【0037】このような制御を行なうのは、感光体ドラ
ム1の表面電位を適正な値に保ったまま、現像ローラ1
1とドクターローラ13との電位差を変えるためであ
る。そして比較用パターン像の線幅を基準値と等しくな
るように調整した後、画像形成を行なう。したがって感
光体ドラム1上に予め設定された線幅にて画像が形成さ
れることになる。
【0038】上記実施例では線幅検出手段として反射型
フォトセンサを用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、線幅検出手段として線幅を直接的に検知で
きるCCDを用いることを可能である。また線幅、温度
等を検出し制御を行なっているが、画像出力枚数などを
因子として制御を行なうことも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像の線
幅を一定に保つことができるようになる。とくに、請求
1記載の発明によれば、現像剤担持体と薄層化規制部
材との電位差を0としているので、本来の極性とは逆極
性に帯電したトナーが感光体に付着することを防止で
き、常に正確な線幅を検出することができるようにな
る。
【0040】請求項2記載の発明によれば、装置内の温
度、湿度の変化を考慮して制御を行なうので、現像剤担
持体と薄層化規制部材との間の電位差の制御を、より適
切に行なうことが可能となる。請求項3記載の発明によ
れば、装置内の水蒸気分圧の変化を考慮して制御を行な
うので、現像剤担持体と薄層化規制部材との間の電位差
の制御を、より適切に行なうことが可能となる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、現像剤担持
体の表面電位を検知し、現像剤担持体の印加電圧を変化
させて電位差を変えるか、薄層化規制部材の印加電圧を
変化させて電位差を変えるかを判断することにより、実
行電圧の変化を少なくし、電位差を適切に制御すること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるレーザプリンタの
主要部の構成を示す図である。
【図2】電圧レベル信号Vpと電圧レベル信号Vgとの
比と線幅との関係を示すグラフである。
【図3】現像ローラとドクターローラとの電位差と線幅
との関係を示すグラフである。
【図4】本発明の第2実施例にかかるレーザプリンタの
主要部の構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例にかかるレーザプリンタの
主要部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 現像装置 4 反射型フォトセンサ 11 現像ローラ 13 ドクターローラ 20 電圧印加装置 21 コントロール装置 22 AD変換装置 23 演算装置 40 温度センサ 41 湿度センサ 42 演算装置 50 電位センサ 51 AD変換装置 52 演算装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段
    と、前記帯電された感光体を露光し静電潜像を形成する
    露光手段と、前記感光体上の静電潜像に供給するトナー
    を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体上のトナー層
    を均一な薄層とする薄層化規制部材と、前記現像剤担持
    体と前記薄層化規制部材との間にバイアス電圧を印加す
    るバイアス電圧印加手段とを有する電子写真装置におい
    て、前記感光体上に形成された比較用パターン像の線幅
    を検出する線幅検出手段と、前記線幅検出手段によって
    検出された比較用パターン像の線幅と予め設定されてい
    る基準線幅とを比較する線幅比較手段と、前記比較用パ
    ターン像と前記基準線幅とが等しくなるようにバイアス
    電圧印加手段によって印加される電圧を制御する制御手
    段と、比較用パターン像を形成するための潜像を現像す
    る際、現像剤担持体と薄層化規制部材との電位差を0と
    するように制御する手段とを具備したことを特徴とする
    電子写真装置。
  2. 【請求項2】感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段
    と、前記帯電された感光体を露光し静電潜像を形成する
    露光手段と、前記感光体上の静電潜像に供給するトナー
    を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体上のトナー層
    を均一な薄層とする薄層化規制部材と、前記現像剤担持
    体と前記薄層化規制部材との間にバイアス電圧を印加す
    るバイアス電圧印加手段とを有する電子写真装置におい
    て、前記感光体上に形成された比較用パターン像の線幅
    を検出する線幅検出手段と、前記線幅検出手段によって
    検出された比較用パターン像の線幅と予め設定されてい
    る基準線幅とを比較する線幅比較手段と、前記比較用パ
    ターン像と前記基準線幅とが等しくなるようにバイアス
    電圧印加手段によって印加される電圧を制御する制御手
    段と、電子写真装置内の温度または/および湿度を検知
    する検知手段と、現像剤担持体と薄層化規制部材との間
    の電位差を変えるため、前記検知手段の検知結果に基づ
    いて現像剤担持体への印加電圧を変化させるか、薄層化
    規制部材への印加電圧を変化させるかを判断する判断手
    段とを具備することを特徴とする電子写真装置。
  3. 【請求項3】感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段
    と、前記帯電された感光体を露光し静電潜像を形成する
    露光手段と、前記感光体上の静電潜像に供給するトナー
    を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体上のトナー層
    を均一な薄層とする薄層化規制部材と、前記現像剤担持
    体と前記薄層化規制部材との間にバイアス電圧を印加す
    るバイアス電圧印加手段とを有する電子写真装置におい
    て、前記感光体上に形成された比較用パターン像の線幅
    を検出する線幅検出手段と、前記線幅検出手段によって
    検出された比較用パターン像の線幅と予め設定されてい
    る基準線幅とを比較する線幅比較手段と、前記比較用パ
    ターン像と前記基準線幅とが等しくなるようにバイアス
    電圧印加手段によって印加される電圧を制御する制御手
    段と、電子写真装置内の水蒸気分圧を検知する検知手段
    と、現像剤担持体と薄層化規制部材との間の電位差を変
    えるため、前記検知手段の検知結果に基づいて現像剤担
    持体への印加電圧を変化させるか、薄層化規制部材への
    印加電圧を変化させるかを判断する判断手段とを具備す
    ることを特徴とする電子写真装置。
  4. 【請求項4】感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段
    と、前記帯電された感光体を露光し静電潜像を形成する
    露光手段と、前記感光体上の静電潜像に供給するトナー
    を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体上のトナー層
    を均一な薄層とする薄層化規制部材と、前記現像剤担持
    体と前記薄層化規制部材との間にバイアス電圧を印加す
    るバイアス電圧印加手段とを有する電子写真装置におい
    て、前記感光体上に形成された比較用パターン像の線幅
    を検出する線幅検出手段と、前記線幅検出手段によって
    検出された比較用パターン像の線幅と予め設定されてい
    る基準線幅とを比較する線幅比較手段と、前記比較用パ
    ターン像と前記基準線幅とが等しくなるようにバイアス
    電圧印加手段によって印加される電圧を制御する制御手
    段と、現像剤担持体の表面電位を検知する表面電位検知
    手段と、前記表面電位検知手段の検知結果に基づいて現
    像剤担持体への印加電圧を変化させるか、薄層化規制部
    材への印加電圧を変化させるかを判断する判断手段とを
    具備することを特徴とする電子写真装置。
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