JP2002258573A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002258573A JP2002258573A JP2001056578A JP2001056578A JP2002258573A JP 2002258573 A JP2002258573 A JP 2002258573A JP 2001056578 A JP2001056578 A JP 2001056578A JP 2001056578 A JP2001056578 A JP 2001056578A JP 2002258573 A JP2002258573 A JP 2002258573A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 時間当たりの画像出力枚数の低下を最小限に
抑え、画像出力効率の向上を図ることができるようにす
る。 【解決手段】 各感光ドラム2a、2b、2c、2d上
にブラック、マゼンタ、シアン、イエローのパッチを形
成する前に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御
を行うのに必要な各色のパッチの数を制御装置18で算
出し、算出した各色のパッチの数に応じて出力画像の出
力間隔を決定することにより、出力画像の必要最小限の
出力間隔(紙間)を決定して画像出力を行うことができ
るので、最適な画像形成条件を得るとともに、時間当た
りの画像出力枚数の低下を最小限に抑え、画像出力効率
の向上を図ることができる。
抑え、画像出力効率の向上を図ることができるようにす
る。 【解決手段】 各感光ドラム2a、2b、2c、2d上
にブラック、マゼンタ、シアン、イエローのパッチを形
成する前に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御
を行うのに必要な各色のパッチの数を制御装置18で算
出し、算出した各色のパッチの数に応じて出力画像の出
力間隔を決定することにより、出力画像の必要最小限の
出力間隔(紙間)を決定して画像出力を行うことができ
るので、最適な画像形成条件を得るとともに、時間当た
りの画像出力枚数の低下を最小限に抑え、画像出力効率
の向上を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電方式などによって画像形成を行なう複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に画像濃
度補正制御手段を備えた画像形成装置に関する。
電方式などによって画像形成を行なう複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に画像濃
度補正制御手段を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の複数色またはフル
カラーの画像形成装置として、各色毎に応じて感光ドラ
ムを1列に複数配置し、各感光ドラム上に形成された各
色のトナー像を転写材上に順次重ね合わせてカラー画像
を形成する、いわゆるタンデム型の画像形成装置が提案
されている。
カラーの画像形成装置として、各色毎に応じて感光ドラ
ムを1列に複数配置し、各感光ドラム上に形成された各
色のトナー像を転写材上に順次重ね合わせてカラー画像
を形成する、いわゆるタンデム型の画像形成装置が提案
されている。
【0003】図9は、従来のタンデム型で電子写真方式
のフルカラー画像形成装置の一例を示す概略構成図であ
る。
のフルカラー画像形成装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【0004】この画像形成装置は、ブラック色の画像を
形成する画像形成部1Kと、マゼンタ色の画像を形成す
る画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形
成部1Cと、イエロー色の画像を形成する画像形成部1
Yの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えてお
り、これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて一
列に配置されている。
形成する画像形成部1Kと、マゼンタ色の画像を形成す
る画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形
成部1Cと、イエロー色の画像を形成する画像形成部1
Yの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えてお
り、これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて一
列に配置されている。
【0005】各画像形成部1K、1M、1C、1Yに
は、それぞれ像担持体としての感光ドラム2a、2b、
2c、2dが設置されている。各感光ドラム2a、2
b、2c、2dの周囲には、帯電ローラ3a、3b、3
c、3d、現像装置4a、4b、4c、4d、転写ロー
ラ5a、5b、5c、5d、ドラムクリーニング装置6
a、6b、6c、6dがそれぞれ設置されており、帯電
ローラ3a、3b、3c、3dと現像装置4a、4b、
4c、4d間の上方には露光装置7a、7b、7c、7
dがそれぞれ設置されている。各現像装置4a、4b、
4c、4dには、それぞれブラックトナー、マゼンタト
ナー、シアントナー、イエロートナーが収納されてい
る。
は、それぞれ像担持体としての感光ドラム2a、2b、
2c、2dが設置されている。各感光ドラム2a、2
b、2c、2dの周囲には、帯電ローラ3a、3b、3
c、3d、現像装置4a、4b、4c、4d、転写ロー
ラ5a、5b、5c、5d、ドラムクリーニング装置6
a、6b、6c、6dがそれぞれ設置されており、帯電
ローラ3a、3b、3c、3dと現像装置4a、4b、
4c、4d間の上方には露光装置7a、7b、7c、7
dがそれぞれ設置されている。各現像装置4a、4b、
4c、4dには、それぞれブラックトナー、マゼンタト
ナー、シアントナー、イエロートナーが収納されてい
る。
【0006】感光ドラム2a、2b、2c、2dは、本
従来例では負帯電の有機感光体で、アルミニウム等のド
ラム基体(不図示)上に感光体層(不図示)を有してお
り、駆動装置(不図示)によって矢印方向(時計方向)
に所定のプロセススピードで回転駆動される。
従来例では負帯電の有機感光体で、アルミニウム等のド
ラム基体(不図示)上に感光体層(不図示)を有してお
り、駆動装置(不図示)によって矢印方向(時計方向)
に所定のプロセススピードで回転駆動される。
【0007】帯電ローラ3a、3b、3c、3dは、そ
れぞれ感光ドラム2a、2b、2c、2dに所定の圧接
力で接触し、帯電バイアス電源(不図示)から印加され
る帯電バイアスによって各感光ドラム2a、2b、2
c、2d表面を所定の極性、電位に均一に帯電する。
れぞれ感光ドラム2a、2b、2c、2dに所定の圧接
力で接触し、帯電バイアス電源(不図示)から印加され
る帯電バイアスによって各感光ドラム2a、2b、2
c、2d表面を所定の極性、電位に均一に帯電する。
【0008】現像装置4a、4b、4c、4dは、それ
ぞれ感光ドラム2a、2b、2c、2d上に形成される
静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像(可
視像化)する。
ぞれ感光ドラム2a、2b、2c、2d上に形成される
静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像(可
視像化)する。
【0009】転写ローラ5a、5b、5c、5dは弾性
部材で構成されており、各感光ドラム2a、2b、2
c、2dと接触する転写ニップ部(転写部)にて無端状
の転写材搬送ベルト8を介して各感光ドラム2a、2
b、2c、2dに当接している。
部材で構成されており、各感光ドラム2a、2b、2
c、2dと接触する転写ニップ部(転写部)にて無端状
の転写材搬送ベルト8を介して各感光ドラム2a、2
b、2c、2dに当接している。
【0010】露光装置(レーザスキャナ装置)7a、7
b、7c、7dは、ホストコンピュータ(不図示)から
それぞれ入力される画像情報の時系列電気デジタル画素
信号に対応して変調されたレーザ光がレーザ出力部(不
図示)から出力され、各感光ドラム2a、2b、2c、
2d表面を画像露光することにより、各帯電ローラ3
a、3b、3c、3dで帯電された各感光ドラム2a、
2b、2c、2d表面に画像情報に応じた各色の静電潜
像を形成する。
b、7c、7dは、ホストコンピュータ(不図示)から
それぞれ入力される画像情報の時系列電気デジタル画素
信号に対応して変調されたレーザ光がレーザ出力部(不
図示)から出力され、各感光ドラム2a、2b、2c、
2d表面を画像露光することにより、各帯電ローラ3
a、3b、3c、3dで帯電された各感光ドラム2a、
2b、2c、2d表面に画像情報に応じた各色の静電潜
像を形成する。
【0011】転写材搬送ベルト8は、駆動ローラ9と従
動ローラ10間に張架されており、駆動ローラ9の回転
駆動によって矢印方向(反時計方向)に回転(移動)さ
れる。転写材搬送ベルト8の画像形成部1Kの上流側に
は、用紙などの転写材12を転写材搬送ベルト8上に静
電吸着させる吸着ローラ(不図示)が設置されている。
動ローラ10間に張架されており、駆動ローラ9の回転
駆動によって矢印方向(反時計方向)に回転(移動)さ
れる。転写材搬送ベルト8の画像形成部1Kの上流側に
は、用紙などの転写材12を転写材搬送ベルト8上に静
電吸着させる吸着ローラ(不図示)が設置されている。
【0012】転写材搬送ベルト8近傍には、転写材搬送
ベルト8表面に形成した濃度検知用トナー像などを除去
し回収するベルトクリーニング装置11が設置されてい
る。また、転写材搬送ベルト8の転写材搬送方向に対し
て画像形成部1Yの下流側には、濃度検知センサ17
と、定着ローラ15aと加圧ローラ15bを有する定着
装置15が設置されている。
ベルト8表面に形成した濃度検知用トナー像などを除去
し回収するベルトクリーニング装置11が設置されてい
る。また、転写材搬送ベルト8の転写材搬送方向に対し
て画像形成部1Yの下流側には、濃度検知センサ17
と、定着ローラ15aと加圧ローラ15bを有する定着
装置15が設置されている。
【0013】次に、上記した画像形成装置による画像形
成動作について説明する。
成動作について説明する。
【0014】画像形成動作開始信号が発せられると、所
定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部1
K、1M、1C、1Yの各感光ドラム2a、2b、2
c、2dは、それぞれ帯電ローラ3a、3b、3c、3
dによって一様に本従来例では負極性に帯電される。そ
して、露光装置7a、7b、7c、7dは、ホストコン
ピュータ(不図示)から入力されるカラー色分解された
画像信号をレーザ出力部(不図示)にて光信号にそれぞ
れ変換し、変換された光信号であるレーザ光を帯電され
た各感光ドラム2a、2b、2c、2d上にそれぞれ走
査露光して静電潜像を形成する。
定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部1
K、1M、1C、1Yの各感光ドラム2a、2b、2
c、2dは、それぞれ帯電ローラ3a、3b、3c、3
dによって一様に本従来例では負極性に帯電される。そ
して、露光装置7a、7b、7c、7dは、ホストコン
ピュータ(不図示)から入力されるカラー色分解された
画像信号をレーザ出力部(不図示)にて光信号にそれぞ
れ変換し、変換された光信号であるレーザ光を帯電され
た各感光ドラム2a、2b、2c、2d上にそれぞれ走
査露光して静電潜像を形成する。
【0015】そして、先ず感光ドラム2a上に形成され
た静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより
ブラックのトナーを付着させて、トナー像として可視像
化する。
た静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより
ブラックのトナーを付着させて、トナー像として可視像
化する。
【0016】そして、このタイミングに合わせてカセッ
ト13内の転写材12が給紙ローラ14により給紙さ
れ、駆動ローラ9の駆動によって移動される転写材搬送
ベルト8表面に吸着バイアスが印加された吸着ローラ
(不図示)によって、静電吸着されて画像形成部1Kの
転写ニップ部に搬送され、転写電源(不図示)から転写
バイアス(トナーと逆極性)が印加された転写ローラ5
aにより、ブラックのトナー像が転写材12上に転写さ
れる。
ト13内の転写材12が給紙ローラ14により給紙さ
れ、駆動ローラ9の駆動によって移動される転写材搬送
ベルト8表面に吸着バイアスが印加された吸着ローラ
(不図示)によって、静電吸着されて画像形成部1Kの
転写ニップ部に搬送され、転写電源(不図示)から転写
バイアス(トナーと逆極性)が印加された転写ローラ5
aにより、ブラックのトナー像が転写材12上に転写さ
れる。
【0017】ブラックのトナー像が転写された転写材1
2は転写材搬送ベルト8表面に吸着されて画像形成部1
M側に移動される。そして、画像形成部1Mの転写ニッ
プ部においても、前記同様にして感光ドラム2bに形成
されたマゼンタのトナー像が、転写材P上のブラックの
トナー像上に重ね合わせて、転写バイアス(トナーと逆
極性)が印加された転写ローラ5bにより転写される。
2は転写材搬送ベルト8表面に吸着されて画像形成部1
M側に移動される。そして、画像形成部1Mの転写ニッ
プ部においても、前記同様にして感光ドラム2bに形成
されたマゼンタのトナー像が、転写材P上のブラックの
トナー像上に重ね合わせて、転写バイアス(トナーと逆
極性)が印加された転写ローラ5bにより転写される。
【0018】以下、同様にして転写材12上に重畳転写
されたブラック、マゼンタのトナー像上に、画像形成部
1C、1Yの感光ドラム2c、2dで形成されたシア
ン、イエローのトナー像を、各転写ニップ部にて転写バ
イアス(トナーと逆極性)が印加された転写ローラ5
c、5dにより順次重ね合わせて、フルカラーのトナー
像を転写材12上に形成する。
されたブラック、マゼンタのトナー像上に、画像形成部
1C、1Yの感光ドラム2c、2dで形成されたシア
ン、イエローのトナー像を、各転写ニップ部にて転写バ
イアス(トナーと逆極性)が印加された転写ローラ5
c、5dにより順次重ね合わせて、フルカラーのトナー
像を転写材12上に形成する。
【0019】そして、フルカラーのトナー像が形成され
た転写材12は転写材搬送ベルト8表面から分離されて
定着装置15に搬送され、定着装置15の定着ローラ1
5aと加圧ローラ15b間の定着ニップ部でフルカラー
のトナー像を加熱、加圧して転写材P表面に熱定着した
後に排紙トレイ16に排出して、一連の画像形成動作を
終了する。
た転写材12は転写材搬送ベルト8表面から分離されて
定着装置15に搬送され、定着装置15の定着ローラ1
5aと加圧ローラ15b間の定着ニップ部でフルカラー
のトナー像を加熱、加圧して転写材P表面に熱定着した
後に排紙トレイ16に排出して、一連の画像形成動作を
終了する。
【0020】なお、上記した各転写時において、感光ド
ラム2a、2b、2c、2d上に残留している転写残ト
ナーは、ドラムクリーニング装置6a、6b、6c、6
dによってそれぞれ除去されて回収される。また、転写
後に転写材搬送ベルト8表面に残った濃度検知用トナー
像などは、ベルトクリーニング装置11によって除去さ
れて回収される。
ラム2a、2b、2c、2d上に残留している転写残ト
ナーは、ドラムクリーニング装置6a、6b、6c、6
dによってそれぞれ除去されて回収される。また、転写
後に転写材搬送ベルト8表面に残った濃度検知用トナー
像などは、ベルトクリーニング装置11によって除去さ
れて回収される。
【0021】ところで、上記した画像形成装置では、設
置場所の温度、湿度環境や、感光ドラム2a、2b、2
c、2d、現像装置4a、4b、4c、4dの耐久や経
時変化などによって、画像の濃度が変化する。そこで、
従来では濃度安定化のために、現像バイアス、帯電バイ
アス、露光量などの濃度変化させるパラメータ(画像形
成プロセス条件)を制御して、画像濃度を適正にするよ
うにしている(以下、この濃度制御の濃度検知を「濃度
検知」という)。
置場所の温度、湿度環境や、感光ドラム2a、2b、2
c、2d、現像装置4a、4b、4c、4dの耐久や経
時変化などによって、画像の濃度が変化する。そこで、
従来では濃度安定化のために、現像バイアス、帯電バイ
アス、露光量などの濃度変化させるパラメータ(画像形
成プロセス条件)を制御して、画像濃度を適正にするよ
うにしている(以下、この濃度制御の濃度検知を「濃度
検知」という)。
【0022】濃度検知は、画像形成装置の電源投入毎、
特定時間の経過毎、特定の画像枚数の出力毎に行われる
のが一般的である。具体的な濃度制御方法としては、現
像バイアス、帯電バイアス、露光量などを調整して濃度
を変えた濃度検知用トナー像(以下、パッチという)を
上記した転写搬送ベルト8上又は感光ドラム2a、2
b、2c、2d上に形成し、それを光学センサからなる
濃度検知センサ17を用いて前記パッチの濃度を検知
し、所望の濃度となるような現像バイアス、帯電バイア
ス、露光量などを算出して、環境、耐久変動によらずに
濃度の安定化を図っている。
特定時間の経過毎、特定の画像枚数の出力毎に行われる
のが一般的である。具体的な濃度制御方法としては、現
像バイアス、帯電バイアス、露光量などを調整して濃度
を変えた濃度検知用トナー像(以下、パッチという)を
上記した転写搬送ベルト8上又は感光ドラム2a、2
b、2c、2d上に形成し、それを光学センサからなる
濃度検知センサ17を用いて前記パッチの濃度を検知
し、所望の濃度となるような現像バイアス、帯電バイア
ス、露光量などを算出して、環境、耐久変動によらずに
濃度の安定化を図っている。
【0023】即ち、濃度検知センサ17で、画像濃度補
正制御のために転写材搬送ベルト8上に形成された各色
のパッチを検知し、その検知情報を制御部(不図示)に
フィードバックして画像濃度制御補正を行い、上記した
画像形成動作を行なう。
正制御のために転写材搬送ベルト8上に形成された各色
のパッチを検知し、その検知情報を制御部(不図示)に
フィードバックして画像濃度制御補正を行い、上記した
画像形成動作を行なう。
【0024】このような画像濃度補正制御によって出力
画像の最適化・安定化を図っているが、近年連続出力に
対する色調再現性(例えば100枚連続出力時の、1枚
目の画像と100枚目の画像の同一性)を重視すること
から、従来電源投入時や、数百枚・数千枚ごとに行われ
ていた画像濃度補正制御を一枚毎に行うことが要求され
ている。
画像の最適化・安定化を図っているが、近年連続出力に
対する色調再現性(例えば100枚連続出力時の、1枚
目の画像と100枚目の画像の同一性)を重視すること
から、従来電源投入時や、数百枚・数千枚ごとに行われ
ていた画像濃度補正制御を一枚毎に行うことが要求され
ている。
【0025】しかしながら、従来の厳密な画像濃度補正
制御を画像出力1枚毎に行っていては、大変多くのパッ
チを形成しなければならず、多量のトナーを画像補正の
ために消費することになり、画像出力1枚当たりのコス
トが高くなることが明白である。そのため電源投入時
や、数百枚、数千枚毎など、予め指定されたタイミング
で行う通常の画像濃度補正制御と、その画像濃度補正制
御を画像形成装置の状態に応じて様々に簡略化し、画像
出力一枚毎あるいは数枚毎に簡略化の水準を選択し、ト
ナー消費を抑えて画像濃度補正制御を行うものが提案さ
れている。
制御を画像出力1枚毎に行っていては、大変多くのパッ
チを形成しなければならず、多量のトナーを画像補正の
ために消費することになり、画像出力1枚当たりのコス
トが高くなることが明白である。そのため電源投入時
や、数百枚、数千枚毎など、予め指定されたタイミング
で行う通常の画像濃度補正制御と、その画像濃度補正制
御を画像形成装置の状態に応じて様々に簡略化し、画像
出力一枚毎あるいは数枚毎に簡略化の水準を選択し、ト
ナー消費を抑えて画像濃度補正制御を行うものが提案さ
れている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た簡略化された画像濃度補正制御を行う場合、どのよう
な簡略化制御を選択するかによって形成するパッチの数
が変化することにより、予めパッチの最大数に合わせ
て、出力画像の間隔(以下、紙間という)を最大限に広
げた状態に設定する必要があった。
た簡略化された画像濃度補正制御を行う場合、どのよう
な簡略化制御を選択するかによって形成するパッチの数
が変化することにより、予めパッチの最大数に合わせ
て、出力画像の間隔(以下、紙間という)を最大限に広
げた状態に設定する必要があった。
【0027】この簡略化された画像濃度補正制御よって
トナー消費量は減少したが、紙間を広げなければならな
いために、時間当たりの出力枚数の低下が避けられず、
画像出力の時間的効率の低下を引き起こす不具合があっ
た。
トナー消費量は減少したが、紙間を広げなければならな
いために、時間当たりの出力枚数の低下が避けられず、
画像出力の時間的効率の低下を引き起こす不具合があっ
た。
【0028】そこで本発明は、時間当たりの画像出力枚
数の低下を最小限に抑え、画像出力の時間的効率の向上
を図ることができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
数の低下を最小限に抑え、画像出力の時間的効率の向上
を図ることができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、異なる色のトナー像が形成さ
れる複数の像担持体と、前記複数の像担持体に形成され
た異なる色の複数の濃度検知用トナー像が転写されると
ともに、転写材を表面に載置して前記複数の像担持体の
各転写部に搬送する転写材搬送体とを備え、前記複数の
像担持体上に形成された各色のトナー像を前記各転写部
にて前記転写材に重畳転写してカラー画像を出力する画
像形成装置において、前記転写材搬送体上に形成された
異なる色の複数の前記濃度検知用トナー像の濃度を検知
する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検知された濃
度情報に基づいて前記複数の像担持体にそれぞれ形成さ
れる異なる色のトナー像の画像濃度を補正制御する第1
の制御手段と、前記複数の像担持体上に各色の前記濃度
検知用トナー像を形成する前に、環境状況に応じて適切
な画像濃度補正制御を行うのに必要な各色の前記濃度検
知用トナー像の数をそれぞれ算出し、算出した各色の前
記濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力間隔
を決定する第2の制御手段と、を有することを特徴とし
ている。
に請求項1記載の発明は、異なる色のトナー像が形成さ
れる複数の像担持体と、前記複数の像担持体に形成され
た異なる色の複数の濃度検知用トナー像が転写されると
ともに、転写材を表面に載置して前記複数の像担持体の
各転写部に搬送する転写材搬送体とを備え、前記複数の
像担持体上に形成された各色のトナー像を前記各転写部
にて前記転写材に重畳転写してカラー画像を出力する画
像形成装置において、前記転写材搬送体上に形成された
異なる色の複数の前記濃度検知用トナー像の濃度を検知
する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検知された濃
度情報に基づいて前記複数の像担持体にそれぞれ形成さ
れる異なる色のトナー像の画像濃度を補正制御する第1
の制御手段と、前記複数の像担持体上に各色の前記濃度
検知用トナー像を形成する前に、環境状況に応じて適切
な画像濃度補正制御を行うのに必要な各色の前記濃度検
知用トナー像の数をそれぞれ算出し、算出した各色の前
記濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力間隔
を決定する第2の制御手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0030】また、請求項2記載の発明は、異なる色の
濃度検知用トナー像及び異なる色のトナー像がそれぞれ
形成される複数の像担持体と、転写材を表面に載置して
前記複数の像担持体の各転写部に搬送する転写材搬送体
とを備え、前記複数の像担持体上に形成された各色のト
ナー像を前記各転写部にて前記転写材に重畳転写してカ
ラー画像を出力する画像形成装置において、前記複数の
像担持体上に形成された異なる色の複数の前記濃度検知
用トナー像の濃度をそれぞれ検知する複数の濃度検知手
段と、前記濃度検知手段で検知された濃度情報に基づい
て前記複数の像担持体にそれぞれ形成される異なる色の
トナー像の画像濃度を補正制御する第1の制御手段と、
前記複数の像担持体上に各色の前記濃度検知用トナー像
を形成する前に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正
制御を行うのに必要な各色の前記濃度検知用トナー像の
数をそれぞれ算出し、算出した各色の前記濃度検知用ト
ナー像の数に応じて出力画像の出力間隔を決定する第2
の制御手段と、を有することを特徴としている。
濃度検知用トナー像及び異なる色のトナー像がそれぞれ
形成される複数の像担持体と、転写材を表面に載置して
前記複数の像担持体の各転写部に搬送する転写材搬送体
とを備え、前記複数の像担持体上に形成された各色のト
ナー像を前記各転写部にて前記転写材に重畳転写してカ
ラー画像を出力する画像形成装置において、前記複数の
像担持体上に形成された異なる色の複数の前記濃度検知
用トナー像の濃度をそれぞれ検知する複数の濃度検知手
段と、前記濃度検知手段で検知された濃度情報に基づい
て前記複数の像担持体にそれぞれ形成される異なる色の
トナー像の画像濃度を補正制御する第1の制御手段と、
前記複数の像担持体上に各色の前記濃度検知用トナー像
を形成する前に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正
制御を行うのに必要な各色の前記濃度検知用トナー像の
数をそれぞれ算出し、算出した各色の前記濃度検知用ト
ナー像の数に応じて出力画像の出力間隔を決定する第2
の制御手段と、を有することを特徴としている。
【0031】また、請求項3記載の発明は、濃度検知用
トナー像及びトナー像が形成される像担持体を備え、前
記像担持体上に形成されたトナー像を転写部にて転写材
に転写して画像を出力する画像形成装置において、前記
像担持体上に形成された前記濃度検知用トナー像の濃度
を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検知さ
れた濃度情報に基づいて前記像担持体に形成されるトナ
ー像の画像濃度を補正制御する第1の制御手段と、前記
像担持体上に前記濃度検知用トナー像を形成する前に、
環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御を行うのに必
要な前記濃度検知用トナー像の数を算出し、算出した前
記濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力間隔
を決定することを特徴としている。
トナー像及びトナー像が形成される像担持体を備え、前
記像担持体上に形成されたトナー像を転写部にて転写材
に転写して画像を出力する画像形成装置において、前記
像担持体上に形成された前記濃度検知用トナー像の濃度
を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検知さ
れた濃度情報に基づいて前記像担持体に形成されるトナ
ー像の画像濃度を補正制御する第1の制御手段と、前記
像担持体上に前記濃度検知用トナー像を形成する前に、
環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御を行うのに必
要な前記濃度検知用トナー像の数を算出し、算出した前
記濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力間隔
を決定することを特徴としている。
【0032】また、前記環境状況は、電源投入時、電源
投入時からの経過時間、累積画像出力枚数、トナーの消
費量、画像形成装置周囲の温度・湿度のうちの少なくと
も1つ以上の環境状況を含んでいることを特徴としてい
る。
投入時からの経過時間、累積画像出力枚数、トナーの消
費量、画像形成装置周囲の温度・湿度のうちの少なくと
も1つ以上の環境状況を含んでいることを特徴としてい
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0034】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、タンデ
ム型で電子写真方式のレーザプリンタ等のフルカラー画
像形成装置)を示す概略構成図である。なお、上記した
図9の従来の画像形成装置と同一機能を有する部材には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、タンデ
ム型で電子写真方式のレーザプリンタ等のフルカラー画
像形成装置)を示す概略構成図である。なお、上記した
図9の従来の画像形成装置と同一機能を有する部材には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0035】本実施の形態においても、上記した従来の
画像形成装置と同様に、像担持体としてブラック、マゼ
ンタ、シアン、イエローの各色トナーに対応した画像形
成部1K、1M、1C、1Yの各感光ドラム2a、2
b、2c、2dを有しており、転写材搬送ベルト8は、
感光ドラム2a、2b、2c、2dにそれぞれの転写ニ
ップ部で接触している。
画像形成装置と同様に、像担持体としてブラック、マゼ
ンタ、シアン、イエローの各色トナーに対応した画像形
成部1K、1M、1C、1Yの各感光ドラム2a、2
b、2c、2dを有しており、転写材搬送ベルト8は、
感光ドラム2a、2b、2c、2dにそれぞれの転写ニ
ップ部で接触している。
【0036】本実施の形態においても、上述した従来の
画像形成装置と同様にして画像形成動作が行われ、本実
施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
画像形成装置と同様にして画像形成動作が行われ、本実
施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
【0037】濃度検知センサ17は、図2に示すよう
に、LED等の発光素子21、フォトダイオード等の受
光素子22、及び発光素子21と受光素子22を収納し
たホルダー20とで構成されており、発光素子21から
発せられる赤外光を転写材搬送ベルト8上のパッチ23
に照射しその反射光を受光素子22で受光して、反射光
量を測定することでパッチ濃度を検知するものである。
に、LED等の発光素子21、フォトダイオード等の受
光素子22、及び発光素子21と受光素子22を収納し
たホルダー20とで構成されており、発光素子21から
発せられる赤外光を転写材搬送ベルト8上のパッチ23
に照射しその反射光を受光素子22で受光して、反射光
量を測定することでパッチ濃度を検知するものである。
【0038】パッチ23からの反射光成分には、正反射
光と乱反射光が含まれているが、正反射光成分はパッチ
23の下地となる転写材搬送ベルト8の表面状態や距離
の変動に大きく依存するため、この成分を検知すると検
知精度が著しく低下する。このため、この濃度検知セン
サ17では、受光素子22にパッチ23からの正反射光
が入射しないように転写材搬送ベルト8表面の法線を基
準にして、パッチ23への照射角度を45度、パッチ2
3からの反射光の受光角度を0度として乱反射のみを測
定している。
光と乱反射光が含まれているが、正反射光成分はパッチ
23の下地となる転写材搬送ベルト8の表面状態や距離
の変動に大きく依存するため、この成分を検知すると検
知精度が著しく低下する。このため、この濃度検知セン
サ17では、受光素子22にパッチ23からの正反射光
が入射しないように転写材搬送ベルト8表面の法線を基
準にして、パッチ23への照射角度を45度、パッチ2
3からの反射光の受光角度を0度として乱反射のみを測
定している。
【0039】制御装置(制御部)18は、濃度検知セン
サ17の受光素子22から入力される電気信号(濃度情
報)に基づいて、画像形成条件(露光装置7a〜7dの
露光強度、帯電ローラ3a〜3dに印加する帯電バイア
ス、現像装置4a〜4dの現像剤担持体(現像スリー
ブ)に印加する現像バイアス等)を変更して感光ドラム
2a〜2d上に形成されるトナー像の濃度が適正になる
ように濃度補正制御を行なう。なお、図1では、制御装
置18から現像装置4a〜4dのみに制御信号が出力さ
れているが、露光装置7a〜7dや帯電ローラ3a〜3
dにも制御信号を出力するようにしてもよい。
サ17の受光素子22から入力される電気信号(濃度情
報)に基づいて、画像形成条件(露光装置7a〜7dの
露光強度、帯電ローラ3a〜3dに印加する帯電バイア
ス、現像装置4a〜4dの現像剤担持体(現像スリー
ブ)に印加する現像バイアス等)を変更して感光ドラム
2a〜2d上に形成されるトナー像の濃度が適正になる
ように濃度補正制御を行なう。なお、図1では、制御装
置18から現像装置4a〜4dのみに制御信号が出力さ
れているが、露光装置7a〜7dや帯電ローラ3a〜3
dにも制御信号を出力するようにしてもよい。
【0040】更に、制御装置18は、画像形成装置周囲
の温度、湿度を測定する温湿度センサ19からの温度、
湿度情報、及び電源投入、電源投入時からの経過時間、
累積印字枚数、各色のトナー使用状況などの各環境状況
を入力して、これらの環境状況に応じて適切な画像濃度
補正制御を行うのに必要な各色のパッチの数をそれぞれ
算出し、算出した各色のパッチの数に応じて出力画像の
出力間隔(紙間)を決定する(詳細は後述する)。この
ように制御装置18は、算出した各色のパッチの数に応
じて出力画像の出力間隔を決定する制御と、濃度検知情
報に基づいて濃度補正制御を行なう。
の温度、湿度を測定する温湿度センサ19からの温度、
湿度情報、及び電源投入、電源投入時からの経過時間、
累積印字枚数、各色のトナー使用状況などの各環境状況
を入力して、これらの環境状況に応じて適切な画像濃度
補正制御を行うのに必要な各色のパッチの数をそれぞれ
算出し、算出した各色のパッチの数に応じて出力画像の
出力間隔(紙間)を決定する(詳細は後述する)。この
ように制御装置18は、算出した各色のパッチの数に応
じて出力画像の出力間隔を決定する制御と、濃度検知情
報に基づいて濃度補正制御を行なう。
【0041】次に、本実施の形態における制御装置18
による制御を、図3に示すフローチャートを参照して説
明する。
による制御を、図3に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0042】先ず、制御装置18に画像形成出力信号が
入力されると、制御装置18は各センサ(不図示)から
入力される情報に基づいて現状下の環境状況の判断を行
う(ステップS1)。この環境状況判断には、電源投
入、電源投入時からの経過時間、累積印字枚数、各色の
トナー使用状況、装置の置かれた周囲の温湿度環境等が
含まれる。この際、周囲の温湿度環境は温湿度センサ1
9で検知され、この検知信号が制御装置18に入力され
る。
入力されると、制御装置18は各センサ(不図示)から
入力される情報に基づいて現状下の環境状況の判断を行
う(ステップS1)。この環境状況判断には、電源投
入、電源投入時からの経過時間、累積印字枚数、各色の
トナー使用状況、装置の置かれた周囲の温湿度環境等が
含まれる。この際、周囲の温湿度環境は温湿度センサ1
9で検知され、この検知信号が制御装置18に入力され
る。
【0043】そして、制御装置18は、図4に示すよう
に、予め設定されて記憶されている前記環境状況におけ
る画像濃度補正制御の複数の水準(画像濃度補正制御の
実行率)のうちから現状下の環境状況に応じた最適な画
像濃度補正制御の水準(水準0〜水準5)を選択する
(ステップS2)。本実施の形態では、図4に示すよう
に、水準0の場合は画像濃度補正制御の実行率が100
%でパッチの数を10個として以下水準1〜5まで設定
し、水準5の場合は画像濃度補正制御の実行率が0%で
パッチの数を0とした。
に、予め設定されて記憶されている前記環境状況におけ
る画像濃度補正制御の複数の水準(画像濃度補正制御の
実行率)のうちから現状下の環境状況に応じた最適な画
像濃度補正制御の水準(水準0〜水準5)を選択する
(ステップS2)。本実施の形態では、図4に示すよう
に、水準0の場合は画像濃度補正制御の実行率が100
%でパッチの数を10個として以下水準1〜5まで設定
し、水準5の場合は画像濃度補正制御の実行率が0%で
パッチの数を0とした。
【0044】そして、制御装置18は、ステップS2で
選択した画像濃度補正制御の水準(画像濃度補正制御の
実行率)に基づいて、補正に必要な全てのパッチの数を
各色毎にそれぞれ算出して、必要最小限の紙間を決定し
(ステップS3)、パッチ作成を開始する(ステップS
4)。
選択した画像濃度補正制御の水準(画像濃度補正制御の
実行率)に基づいて、補正に必要な全てのパッチの数を
各色毎にそれぞれ算出して、必要最小限の紙間を決定し
(ステップS3)、パッチ作成を開始する(ステップS
4)。
【0045】そして、図2に示したように、転写材搬送
ベルト8上に形成されたパッチ23に対して濃度検知セ
ンサ17の発光素子21からスポット光を照射してその
反射光を受光素子22で受光し、この受光した受光量に
対応する電気信号が制御装置(CPU)18に入力され
る。制御装置18は、濃度検知センサ17の受光素子2
2から入力される電気信号に基づいて、例えば現像装置
4a〜4dの現像剤担持体(現像スリーブ)に印加する
現像バイアスの値を変更して、感光ドラム2a〜2d上
に形成されるトナー像の濃度が適正になるように濃度補
正制御を行なう(ステップS5)。
ベルト8上に形成されたパッチ23に対して濃度検知セ
ンサ17の発光素子21からスポット光を照射してその
反射光を受光素子22で受光し、この受光した受光量に
対応する電気信号が制御装置(CPU)18に入力され
る。制御装置18は、濃度検知センサ17の受光素子2
2から入力される電気信号に基づいて、例えば現像装置
4a〜4dの現像剤担持体(現像スリーブ)に印加する
現像バイアスの値を変更して、感光ドラム2a〜2d上
に形成されるトナー像の濃度が適正になるように濃度補
正制御を行なう(ステップS5)。
【0046】そして、制御装置18は、ステップS3で
算出した紙間の算出値に基づいて、給紙ローラ14の駆
動部(不図示)に駆動信号を出力して所定のタイミング
で転写材Pの給紙を開始し、上述したカラー画像形成動
作(作像動作)を開始する(ステップS6)。
算出した紙間の算出値に基づいて、給紙ローラ14の駆
動部(不図示)に駆動信号を出力して所定のタイミング
で転写材Pの給紙を開始し、上述したカラー画像形成動
作(作像動作)を開始する(ステップS6)。
【0047】そして、カラー画像形成動作(作像動作)
の終了後(ステップS7)、このときの画像出力指令が
連続出力の場合はステップS1の環境状況判断に戻り、
直前になされた状況判断を踏まえて、必要な画像濃度補
正制御の水準を決定し、連続出力でない場合にはカラー
画像形成動作(作像動作)を終了する(ステップS
8)。
の終了後(ステップS7)、このときの画像出力指令が
連続出力の場合はステップS1の環境状況判断に戻り、
直前になされた状況判断を踏まえて、必要な画像濃度補
正制御の水準を決定し、連続出力でない場合にはカラー
画像形成動作(作像動作)を終了する(ステップS
8)。
【0048】一般的に連続出力時には、変動の可能性の
少ない項目については判断材料から省略されるため、画
像濃度補正制御の簡略化の度合いは大きくなり、よって
パッチの数も徐々に減少する。このため、紙間が狭くな
り、画像出力の時間的効率が向上する。
少ない項目については判断材料から省略されるため、画
像濃度補正制御の簡略化の度合いは大きくなり、よって
パッチの数も徐々に減少する。このため、紙間が狭くな
り、画像出力の時間的効率が向上する。
【0049】次に、上記した制御によって得られる必要
最小限の紙間の具体的な例について説明する。
最小限の紙間の具体的な例について説明する。
【0050】図5に示すように、各色の画像形成プロセ
スに必要なパッチの形成数として、ブラックがk個、マ
ゼンタがm個、シアンがc個、イエローがy個と判断さ
れた場合、1つのパッチに必要な距離をp、画像形成部
1Yの転写ローラ(転写ニップ部)5dから濃度検知セ
ンサ17までの距離をa、各画像形成部1Y、1C、1
M、1Kの各転写ローラ5d〜5a間の距離をb、c、
d、各画像形成部1Y、1C、1M、1Kの各転写ロー
ラ5d〜5aから各現像装置4a〜4dの現像剤担持体
(現像スリーブ)までのそれぞれ距離をsとし、上流側
の画像形成部1Kからパッチを形成し始めるとすれば、
各画像形成部1K、1M、1C、1Yにそれぞれ必要な
最小限の紙間は、ブラックがkp+a+b+c+d+
s、マゼンタが(k+m)p+a+b+c+s、シアン
が(k+m+c)p+a+b+s、イエローが(k+m
+c+y)p+a+sとなり、これらの中で最大の値
が、選択される最小の紙間となる。
スに必要なパッチの形成数として、ブラックがk個、マ
ゼンタがm個、シアンがc個、イエローがy個と判断さ
れた場合、1つのパッチに必要な距離をp、画像形成部
1Yの転写ローラ(転写ニップ部)5dから濃度検知セ
ンサ17までの距離をa、各画像形成部1Y、1C、1
M、1Kの各転写ローラ5d〜5a間の距離をb、c、
d、各画像形成部1Y、1C、1M、1Kの各転写ロー
ラ5d〜5aから各現像装置4a〜4dの現像剤担持体
(現像スリーブ)までのそれぞれ距離をsとし、上流側
の画像形成部1Kからパッチを形成し始めるとすれば、
各画像形成部1K、1M、1C、1Yにそれぞれ必要な
最小限の紙間は、ブラックがkp+a+b+c+d+
s、マゼンタが(k+m)p+a+b+c+s、シアン
が(k+m+c)p+a+b+s、イエローが(k+m
+c+y)p+a+sとなり、これらの中で最大の値
が、選択される最小の紙間となる。
【0051】このように本実施の形態では、現状下の環
境状況に応じて最適な画像濃度補正制御の水準(画像濃
度補正制御の実行率)を選択し、選択した画像濃度補正
制御の水準に基づいて、最適な画像形成条件を得るとと
もに、補正に必要な全てのパッチの数を各色毎にそれぞ
れ算出して必要最小限の紙間を決定して画像出力を行う
ことにより、時間当たりの画像出力枚数の低下を最小限
に抑え、画像出力効率の向上を図ることができる。
境状況に応じて最適な画像濃度補正制御の水準(画像濃
度補正制御の実行率)を選択し、選択した画像濃度補正
制御の水準に基づいて、最適な画像形成条件を得るとと
もに、補正に必要な全てのパッチの数を各色毎にそれぞ
れ算出して必要最小限の紙間を決定して画像出力を行う
ことにより、時間当たりの画像出力枚数の低下を最小限
に抑え、画像出力効率の向上を図ることができる。
【0052】なお、実施の形態1では、算出した各色の
パッチの数に応じて出力画像の出力間隔を決定する制御
と濃度補正制御を1つの制御装置18で行う構成であっ
たが、各制御を別々の制御装置(第1の制御装置、第2
の制御装置)で行うようにしてもよい。
パッチの数に応じて出力画像の出力間隔を決定する制御
と濃度補正制御を1つの制御装置18で行う構成であっ
たが、各制御を別々の制御装置(第1の制御装置、第2
の制御装置)で行うようにしてもよい。
【0053】〈実施の形態2〉本実施の形態において
も、図1乃至図5を参照して説明する。本実施の形態で
は、紙間をさらに短くし、画像出力効率を向上させるも
のである。
も、図1乃至図5を参照して説明する。本実施の形態で
は、紙間をさらに短くし、画像出力効率を向上させるも
のである。
【0054】即ち、実施の形態1では、最終パッチが濃
度検知センサ17を通過するまでは次の画像形成動作
(作像動作)が開始されず、例えばブラックならばパッ
チに必要な紙間kpに加えてa+b+c+d+sの距離
が余分に必要だったが、本実施の形態では、画像濃度補
正制御をフィードバックする出力の対象を、濃度検知直
後の出力でなく検知の数枚後(例えば2枚後)の出力に
設定することで、紙間はパッチ形成に必要な最小限に設
定できる。よって、このときの紙間は(k+m+c+
y)pとなる。
度検知センサ17を通過するまでは次の画像形成動作
(作像動作)が開始されず、例えばブラックならばパッ
チに必要な紙間kpに加えてa+b+c+d+sの距離
が余分に必要だったが、本実施の形態では、画像濃度補
正制御をフィードバックする出力の対象を、濃度検知直
後の出力でなく検知の数枚後(例えば2枚後)の出力に
設定することで、紙間はパッチ形成に必要な最小限に設
定できる。よって、このときの紙間は(k+m+c+
y)pとなる。
【0055】このように本実施の形態では、実施の形態
1の場合に比べて紙間をさらに短くして、画像出力効率
の向上を図ることができる。
1の場合に比べて紙間をさらに短くして、画像出力効率
の向上を図ることができる。
【0056】〈実施の形態3〉図6は、本発明の実施の
形態3に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上記した図9の従来の画像形成装置及び図1に示し
た画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を
付し、重複する説明は省略する。
形態3に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上記した図9の従来の画像形成装置及び図1に示し
た画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0057】本実施の形態では、各画像形成部1K、1
M、1C、1Yの感光ドラム2a〜2dの回転方向に対
して、各現像装置4a〜4dの下流側に感光ドラム2a
〜2dと対向するようにして濃度検知センサ17a〜1
7dをそれぞれ配置し、各濃度検知センサ17a〜17
dで、画像濃度補正制御のために感光ドラム2a〜2d
上に形成された各色のパッチ23(図7参照)を検知
し、その検知情報から制御装置18にフィードバックを
かけて画像濃度制御を行う構成である。
M、1C、1Yの感光ドラム2a〜2dの回転方向に対
して、各現像装置4a〜4dの下流側に感光ドラム2a
〜2dと対向するようにして濃度検知センサ17a〜1
7dをそれぞれ配置し、各濃度検知センサ17a〜17
dで、画像濃度補正制御のために感光ドラム2a〜2d
上に形成された各色のパッチ23(図7参照)を検知
し、その検知情報から制御装置18にフィードバックを
かけて画像濃度制御を行う構成である。
【0058】本実施の形態においても、制御装置18に
よる制御は図3に示したフローチャートと同様である。
このように本実施の形態では、濃度検知センサ17a〜
17dは、濃度検知の対象が感光ドラム2a〜2d上の
各色のパッチに変更された以外は、実施の形態1と同様
である。
よる制御は図3に示したフローチャートと同様である。
このように本実施の形態では、濃度検知センサ17a〜
17dは、濃度検知の対象が感光ドラム2a〜2d上の
各色のパッチに変更された以外は、実施の形態1と同様
である。
【0059】次に、本実施の形態の制御によって得られ
る必要最小限の紙間の具体的な例について説明する。
る必要最小限の紙間の具体的な例について説明する。
【0060】図8に示すように、各画像形成部1K、1
M、1C、1Y(図8では画像形成部1K)の感光ドラ
ム2a〜2dにそれぞれ必要なパッチ23の形成数がブ
ラックがk個、マゼンタがm個、シアンがc個、イエロ
ーがy個と判断された場合、1つのパッチ23に必要な
距離をp、各濃度検知センサ17a〜17dから各現像
装置4a〜4dまでの距離をw、各現像装置4a〜4d
から各転写ローラ5a〜5dまでの距離をsとし、各画
像形成部1K、1M、1C、1Yでの画像形成(作像)
終了毎にパッチをそれぞれ書き始めるとすれば、各画像
形成部1K、1M、1C、1Yでの画像形成(作像)に
必要な最小限の紙間は、ブラックがkp+w+s、マゼ
ンタがmp+w+s、シアンがcp+w+s、イエロー
がyp+w+sとなり、これらの中で最大の値が、選択
される最小の紙間となる。
M、1C、1Y(図8では画像形成部1K)の感光ドラ
ム2a〜2dにそれぞれ必要なパッチ23の形成数がブ
ラックがk個、マゼンタがm個、シアンがc個、イエロ
ーがy個と判断された場合、1つのパッチ23に必要な
距離をp、各濃度検知センサ17a〜17dから各現像
装置4a〜4dまでの距離をw、各現像装置4a〜4d
から各転写ローラ5a〜5dまでの距離をsとし、各画
像形成部1K、1M、1C、1Yでの画像形成(作像)
終了毎にパッチをそれぞれ書き始めるとすれば、各画像
形成部1K、1M、1C、1Yでの画像形成(作像)に
必要な最小限の紙間は、ブラックがkp+w+s、マゼ
ンタがmp+w+s、シアンがcp+w+s、イエロー
がyp+w+sとなり、これらの中で最大の値が、選択
される最小の紙間となる。
【0061】このように本実施の形態においても実施の
形態1と同様に、現状下の環境状況に応じて最適な画像
濃度補正制御の水準(画像濃度補正制御の実行率)を選
択し、選択した画像濃度補正制御の水準に基づいて、最
適な画像形成条件を得るとともに、補正に必要な全ての
パッチの数を各色毎にそれぞれ算出して必要最小限の紙
間を決定して画像出力を行うことにより、時間当たりの
画像出力枚数の低下を最小限に抑え、画像出力効率の向
上を図ることができる。
形態1と同様に、現状下の環境状況に応じて最適な画像
濃度補正制御の水準(画像濃度補正制御の実行率)を選
択し、選択した画像濃度補正制御の水準に基づいて、最
適な画像形成条件を得るとともに、補正に必要な全ての
パッチの数を各色毎にそれぞれ算出して必要最小限の紙
間を決定して画像出力を行うことにより、時間当たりの
画像出力枚数の低下を最小限に抑え、画像出力効率の向
上を図ることができる。
【0062】〈実施の形態4〉本実施の形態において
も、図6乃至図8を参照して説明する。本実施の形態で
は、紙間をさらに短くし、画像出力効率を向上させるも
のである。
も、図6乃至図8を参照して説明する。本実施の形態で
は、紙間をさらに短くし、画像出力効率を向上させるも
のである。
【0063】即ち、実施の形態3では、最終パッチが各
濃度検知センサ17a〜17dを通過するまでは次の画
像形成動作(作像動作)が開始されず、例えばブラック
ならばパッチに必要な紙間kpに加えてw+sの距離が
余分に必要だったが、本実施の形態では、画像濃度補正
制御をフィードバックする出力の対象を、濃度検知直後
の出力でなく検知の数枚後(例えば2枚後)の出力に設
定することで、続間はパッチ形成に必要な最小限に設定
できる。よって、このときの紙間はw+sが省略される
ことにより、kp、mp、cp、ypのうちの最大の値
が選択される最小の紙間となる。
濃度検知センサ17a〜17dを通過するまでは次の画
像形成動作(作像動作)が開始されず、例えばブラック
ならばパッチに必要な紙間kpに加えてw+sの距離が
余分に必要だったが、本実施の形態では、画像濃度補正
制御をフィードバックする出力の対象を、濃度検知直後
の出力でなく検知の数枚後(例えば2枚後)の出力に設
定することで、続間はパッチ形成に必要な最小限に設定
できる。よって、このときの紙間はw+sが省略される
ことにより、kp、mp、cp、ypのうちの最大の値
が選択される最小の紙間となる。
【0064】このように本実施の形態では、実施の形態
3の場合に比べて紙間をさらに短くして、画像出力効率
の向上を図ることができる。
3の場合に比べて紙間をさらに短くして、画像出力効率
の向上を図ることができる。
【0065】なお、上述した各実施の形態では、画像形
成部1K、1M、1C、1Yの順に配置してブラック、
マゼンタ、シアン、イエローの順で画像形成(作像)を
行ったが、これに限らず各画像形成部を任意の順に配置
して画像形成(作像)を行う画像形成装置においても、
同様に本発明を適用することができる。
成部1K、1M、1C、1Yの順に配置してブラック、
マゼンタ、シアン、イエローの順で画像形成(作像)を
行ったが、これに限らず各画像形成部を任意の順に配置
して画像形成(作像)を行う画像形成装置においても、
同様に本発明を適用することができる。
【0066】また、フルカラー画像形成装置に限らず、
画像形成部(感光ドラム、現像装置)が1つだけのモノ
カラー画像形成装置や、画像形成部が2つ又は4つ以上
カラー画像形成装置においても、同様に本発明を適用す
ることができる。
画像形成部(感光ドラム、現像装置)が1つだけのモノ
カラー画像形成装置や、画像形成部が2つ又は4つ以上
カラー画像形成装置においても、同様に本発明を適用す
ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、濃
度検知手段で検知された濃度情報に基づいて複数の像担
持体にそれぞれ形成される異なる色のトナー像の画像濃
度を補正制御する第1の制御手段と、複数の像担持体上
に各色の濃度検知用トナー像を形成する前に、環境状況
に応じて適切な画像濃度補正制御を行うのに必要な各色
の濃度検知用トナー像の数をそれぞれ算出し、算出した
各色の濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力
間隔を決定する第2の制御手段と、を有しているので、
環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御を行うのに必
要な濃度検知用トナー像の数を算出し、算出した濃度検
知用トナー像の数に応じて出力画像の出力間隔の決定を
行うことにより、最適な画像形成条件を得るとともに、
出力画像の必要最小限の出力間隔(紙間)を決定して画
像出力を行うことができるので、時間当たりの画像出力
枚数の低下を最小限に抑え、画像出力効率の向上を図る
ことができる。
度検知手段で検知された濃度情報に基づいて複数の像担
持体にそれぞれ形成される異なる色のトナー像の画像濃
度を補正制御する第1の制御手段と、複数の像担持体上
に各色の濃度検知用トナー像を形成する前に、環境状況
に応じて適切な画像濃度補正制御を行うのに必要な各色
の濃度検知用トナー像の数をそれぞれ算出し、算出した
各色の濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力
間隔を決定する第2の制御手段と、を有しているので、
環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御を行うのに必
要な濃度検知用トナー像の数を算出し、算出した濃度検
知用トナー像の数に応じて出力画像の出力間隔の決定を
行うことにより、最適な画像形成条件を得るとともに、
出力画像の必要最小限の出力間隔(紙間)を決定して画
像出力を行うことができるので、時間当たりの画像出力
枚数の低下を最小限に抑え、画像出力効率の向上を図る
ことができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
す概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の濃
度検知センサを示す概略断面図。
度検知センサを示す概略断面図。
【図3】本発明の実施の形態1における制御を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図4】本発明の実施の形態1における画像濃度補正制
御の各水準とパッチ数の一例を示す図。
御の各水準とパッチ数の一例を示す図。
【図5】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
す概略構成図。
【図6】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
す概略構成図。
【図7】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の濃
度検知センサを示す概略断面図。
度検知センサを示す概略断面図。
【図8】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の画
像形成部を示す概略構成図。
像形成部を示す概略構成図。
【図9】従来例における画像形成装置を示す概略構成
図。
図。
1K、1M、1C、1Y 画像形成部 2a、2b、2c、2d 感光ドラム(像担持
体) 3a、3b、3c、3d 帯電ローラ 4a、4b、4c、4d 現像装置 5a、5b、5c、5d 転写ローラ 6a、6b、6c、6d ドラムクリーニング装
置 7a、7b、7c、7d 露光装置 8 転写材搬送ベルト(転写材搬送体) 15 定着装置 17、17a、17b、17c、17d 濃度検知
センサ(濃度検知手段) 18 制御装置(第1の制御手段、第2の制御手
段) 19 温湿度センサ 21 発光素子 22 受光素子 23 パッチ(濃度検知用トナー像)
体) 3a、3b、3c、3d 帯電ローラ 4a、4b、4c、4d 現像装置 5a、5b、5c、5d 転写ローラ 6a、6b、6c、6d ドラムクリーニング装
置 7a、7b、7c、7d 露光装置 8 転写材搬送ベルト(転写材搬送体) 15 定着装置 17、17a、17b、17c、17d 濃度検知
センサ(濃度検知手段) 18 制御装置(第1の制御手段、第2の制御手
段) 19 温湿度センサ 21 発光素子 22 受光素子 23 パッチ(濃度検知用トナー像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA10 DA11 DA14 DA45 DD02 DE02 DE07 DE09 EA01 EA02 EA05 EB06 EC03 EC06 EC07 EE07 EF01 EF10 JC20 ZA07 2H030 AA03 AB02 AD17 BB13 BB23 BB34 BB36
Claims (4)
- 【請求項1】 異なる色のトナー像が形成される複数の
像担持体と、前記複数の像担持体に形成された異なる色
の複数の濃度検知用トナー像が転写されるとともに、転
写材を表面に載置して前記複数の像担持体の各転写部に
搬送する転写材搬送体とを備え、前記複数の像担持体上
に形成された各色のトナー像を前記各転写部にて前記転
写材に重畳転写してカラー画像を出力する画像形成装置
において、 前記転写材搬送体上に形成された異なる色の複数の前記
濃度検知用トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、 前記濃度検知手段で検知された濃度情報に基づいて前記
複数の像担持体にそれぞれ形成される異なる色のトナー
像の画像濃度を補正制御する第1の制御手段と、 前記複数の像担持体上に各色の前記濃度検知用トナー像
を形成する前に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正
制御を行うのに必要な各色の前記濃度検知用トナー像の
数をそれぞれ算出し、算出した各色の前記濃度検知用ト
ナー像の数に応じて出力画像の出力間隔を決定する第2
の制御手段と、を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 異なる色の濃度検知用トナー像及び異な
る色のトナー像がそれぞれ形成される複数の像担持体
と、転写材を表面に載置して前記複数の像担持体の各転
写部に搬送する転写材搬送体とを備え、前記複数の像担
持体上に形成された各色のトナー像を前記各転写部にて
前記転写材に重畳転写してカラー画像を出力する画像形
成装置において、 前記複数の像担持体上に形成された異なる色の複数の前
記濃度検知用トナー像の濃度をそれぞれ検知する複数の
濃度検知手段と、 前記濃度検知手段で検知された濃度情報に基づいて前記
複数の像担持体にそれぞれ形成される異なる色のトナー
像の画像濃度を補正制御する第1の制御手段と、 前記複数の像担持体上に各色の前記濃度検知用トナー像
を形成する前に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正
制御を行うのに必要な各色の前記濃度検知用トナー像の
数をそれぞれ算出し、算出した各色の前記濃度検知用ト
ナー像の数に応じて出力画像の出力間隔を決定する第2
の制御手段と、を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 濃度検知用トナー像及びトナー像が形成
される像担持体を備え、前記像担持体上に形成されたト
ナー像を転写部にて転写材に転写して画像を出力する画
像形成装置において、 前記像担持体上に形成された前記濃度検知用トナー像の
濃度を検知する濃度検知手段と、 前記濃度検知手段で検知された濃度情報に基づいて前記
像担持体に形成されるトナー像の画像濃度を補正制御す
る第1の制御手段と、 前記像担持体上に前記濃度検知用トナー像を形成する前
に、環境状況に応じて適切な画像濃度補正制御を行うの
に必要な前記濃度検知用トナー像の数を算出し、算出し
た前記濃度検知用トナー像の数に応じて出力画像の出力
間隔を決定する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記環境状況は、電源投入時、電源投入
時からの経過時間、累積画像出力枚数、トナーの消費
量、画像形成装置周囲の温度・湿度のうちの少なくとも
1つ以上の環境状況を含んでいる、 ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001056578A JP2002258573A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001056578A JP2002258573A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258573A true JP2002258573A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18916585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001056578A Pending JP2002258573A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002258573A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146065A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
EP1967912A2 (en) | 2007-03-09 | 2008-09-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming system, image forming apparatus and density correction method |
JP2009198610A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、そのプロセス制御方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2010145538A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Ricoh Co Ltd | 画像濃度制御装置、これに使用する画像濃度制御方法及び画像形成装置 |
JP2012042509A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像濃度補正システム、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 |
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JP2015169897A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
US11036163B2 (en) * | 2018-02-02 | 2021-06-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that discharges developer |
-
2001
- 2001-03-01 JP JP2001056578A patent/JP2002258573A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4617144B2 (ja) * | 2004-11-24 | 2011-01-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
EP1967912A2 (en) | 2007-03-09 | 2008-09-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming system, image forming apparatus and density correction method |
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