JP2810372B2 - 画像濃度制御方法 - Google Patents

画像濃度制御方法

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JP2810372B2
JP2810372B2 JP63022521A JP2252188A JP2810372B2 JP 2810372 B2 JP2810372 B2 JP 2810372B2 JP 63022521 A JP63022521 A JP 63022521A JP 2252188 A JP2252188 A JP 2252188A JP 2810372 B2 JP2810372 B2 JP 2810372B2
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真 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は電子写真複写装置における画像濃度の制御
方法に関する。
従来技術 第1図は電子写真複写装置における画像濃度制御装置
の概略を示す。感光体ドラム1は駆動部により矢印方向
へ回転駆動され、まず図示しない帯電装置で均一に帯電
された後にスリット露光装置2により露光されて潜像が
形成される。このスリット露光装置2は透明な原稿台3
の下側に設けられた所定の反射率を有する基準パターン
4と原稿台3上の原稿とを光源により照明してその反射
光を光学系5〜8を介して感光体ドラム1上にスリット
露光すると同時に光源及び光学系5,6又は原稿台3が移
動することによって基準パターン4と原稿の光像を順に
感光体ドラム1上に投影して潜像を形成する。基準パタ
ーン4は原稿台3の原稿載置領域外に設けられ、例えば
濃度1.80の黒部パターンで構成される。感光体ドラム1
は露光後には図示しないイレーサにより潜像形成領域外
が除電され、かつ基準パターン4の潜像がメインスイッ
チのオンから10n+1(nは正の整数)回のコピーサイ
クル以外の時に消去される。さらに感光体ドラム1はイ
レーサによる除電後に現像器9によりカラートナー或い
は黒トナーで潜像が顕像化され、基準パターン4の顕像
の濃度(トナー付着量)がフォトセンサ10により検出さ
れ、出力(VsP)されると共に原稿の顕像が転写部で転
写紙に転写され、クリーニング部及び除電部により残留
トナーの清掃及び除電が行なわれて次のコピーサイクル
に備える。現像器9は現像容器11内の単色トナー(黒ト
ナーあるいはカラートナー)とキャリアとよりなる乾式
2成分現像剤をローラ12,13で感光体ドラム1に供給し
て単色の現像を行ない、補給ローラ14によりトナー収容
部15から現像容器11へ同一色のトナーを補給する。この
現像器9はトナーの色が異なるものと交換することが可
能であり、この交換によりモノカラーコピーの色を選択
できる。CPU(マイクロコンピュータ)16はフォトセン
サ10の出力信号によりトナー補給の有無を黒トナーとカ
ラートナーとで異なるトナー濃度制御レベルで判断し、
駆動部17を作動させて補給ローラ14を回転させることに
よりトナー補給を行なう。この場合CPU16は現像器9の
ハーネスと複写装置の本体のハーネス中のピンとの嵌合
の有無により与えられる信号から使用トナーが黒トナー
であるかカラートナーであるかを判断する。またCPU16
はトナーエンドを検知して操作部の表示器18にトナーエ
ンドの表示を行なわせる。
第4図は上記フォトセンサ10の黒トナーに対する特性
を示す。フォトセンサ10は950nmの波長の光に感度を持
っているが、感光体ドラム1(セレン系感光体)はその
光に吸収がない。したがってフォトセンサ10は感光体ド
ラム1に対して出力が高く、この出力(VsG)は例えば
4.0Vに設定される。
そして従来、前記のように10n+1のコピー枚数を得
るごとに感光体ドラム1に基準パターン4による基準パ
ターントナー像を形成し、このトナー像のトナー付着量
をフォトセンサ10により検知した時の出力VsP/VsGとの
比をとり、CPU16は例えば黒トナーの時はVsP/VsGが1/8
(0.125)以上であればトナー濃度が薄いと判断し、ト
ナー補給を行っている。すなわち、トナー付着量を約0.
4mg/cm2に設定し、第4図の特性線から明らかなように
その時のセンサ出力VsP=0.5Vであることから、VsP/V
sG=0.5/4=1/8を基にトナー濃度を判断し、トナー付着
量が設定トナー付着量に維持されるように制御してい
る。
ところでフォトセンサは第5図に示すように、感度に
ばらつきがあり、このため一律にVsP/VsG=1/8によっ
て制御すると、フォトセンサBを組込んだ現像装置にお
いては基準パターントナー付着量がほぼ0.4mg/cm2とな
るが、フォトセンサA,Cを組込んだものにおいては基準
パターントナー付着量がそれぞれ0.5mg/cm2、0.3mg/cm2
となり、トナー付着量にばらつきが生じてしまう。その
結果画像濃度に関して、多数の複写装置間に機差が生じ
ることとなり、品質管理上好ましくない。
目的 この発明は上記のような従来の問題点を解決し、フォ
トセンサの感度ばらつきによる出力レベルを補正し、複
写装置に生じる機差を最小限に抑えることができる画像
濃度制御方法を提供することを目的とする。
構成 第2図に示すように設定トナー付着量(4mg/cm2)の
1.5倍(0.6mg/cm2)以下では、フォトセンサ間における
出力VSPのばらつきはセンサの感度ばらつき以外にも、
センサの取付位置の差あるいは光学系の器差によっても
生じる。しかしながら設定トナー付着量の1.5倍以上の
トナー高付着領域では、フォトセンサ間における出力V
SPのばらつきはセンサの感度ばらつきによる影響の度合
が大きいことが予測される。言い換えればトナー高付着
領域においては、センサの感度ばらつきが出力VSPの差
として顕著に現われていると想定される。
この発明は上記のような知見に基づいてなされたもの
であって、トナー担持体上に基準パターンによる通常濃
度の基準パターントナー像を形成し、この基準パターン
トナー像におけるトナー付着量を光学的に検知、出力し
て、画像濃度を制御する方法において、前記トナー担持
体上に、トナー付着量に対し実質的に出力値が飽和する
程度に多量に付着したトナー像を形成して、その時のト
ナー付着量を光学的に検知、出力し、この出力値に基づ
いて通常濃度の基準パターントナー像によって得られる
出力値を補正することを特徴とするものである。
以下この発明の一実施例を主として第3図のフローチ
ャートを参照して説明する。
(1)コピー枚数が10n+1に達したとき、感光体ドラ
ム上に基準パターンの潜像を作成し、これに設定トナー
付着量の1.5倍〜3倍のトナーを付着させ、顕像化す
る。例えばトナー付着量を設定トナー付着量の2倍とす
る場合次のようにすればよい。感光体ドラムの基準パタ
ーン部はコロナチャージにより約800Vに帯電され、通常
濃度の時500Vのバイアス電圧がかけられその時の現像ポ
テンシャルは800−500=300(V)となる。したがって
現像ポテンシャルを2倍の600Vとすればよく、そのため
には800−600=200Vの現像バイアス電圧をかければよ
い。
(2)次に前記高濃度の基準パターントナー像をフォト
センサにより検知し、その時の出力VSP(1)をトナー
付着がない時の出力VSGとともに第1図のCPUに記憶させ
る。
(3)出力VSP(1)に定数a(a≧1)を掛けて補正
値とする。すなわち10n+1枚複写するごとに得られる
通常濃度の基準パターントナー像によるフォトセンサ出
力をVSP(2)とすると、補正の一般式は次式のように
表わされる。
VSP=VSP(2)−aVSP(1) (4)上記補正によって得られたVSPとVSGとの比率VSP
/VSGを算出したら、従来と同様にVSP/VSG0.125によ
ってトナーを補給するか否かを判断する。
第2図は2つのフォトセンサA,Bに関する特性を示
し、各フォトセンサの設定トナー付着量0.4mgにおける
特性値を上記補正式に代入すると VSP(A)=0.7−0.08×a VSP(B)=0.45−O×a となり、ここでa=3とすると、下表のように補正さ
る。
なお定数aの値は実験により実際のセンサばらつきを
考慮し、最も誤差が小さくなるように決定すればよい。
上記実施例では高トナー濃度の基準パターン像を得る
のにバイアス電圧を通常濃度のときよりも減らしたが、
現像バイアス電圧を切ること、逆現像バイアス電圧をか
けること等によっても得ることができる。
この発明は2成分のトナーを使用する場合に限らず、
1成分のトナーを使用する場合にも適用できる。
効果 以上のようにこの発明によれば、トナー担持体上に、
トナー付着量に対し実質的に出力値が飽和する程度に多
量に付着したトナー像を形成して、その時のトナー付着
量を光学的に検知、出力し、この出力値に基づいて前記
通常濃度の基準パターントナー像によって得られる出力
値を補正するので、光学的検知手段の感度のばらつきに
よる出力レベルを補正して画像濃度を制御することとな
り、複写装置に生ずる機差を最小限にすることができ
て、製品の品質が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法が適用される画像濃度制御装置を
示す概略図、第2図はトナー高付着領域を含むフォトセ
ンサの特性線図、第3図はこの発明の一実施例を示すフ
ローチャート、第4図は一般的なフォトセンサの特性線
図、第5図はフォトセンサの感度ばらつきを説明するた
めの特性線図。 1…感光体ドラム、2…基準パターン 9…現像器、10…フォトセンサ 12,13…現像ローラ、14…補給ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 115 G03G 15/00 303 G01J 1/00 G01M 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー担持体上に基準パターンによる通常
    濃度の基準パターントナー像を形成し、この基準パター
    ントナー像におけるトナー付着量を光学的に検知、出力
    して、画像濃度を制御する方法において、前記トナー担
    持体上に、トナー付着量に対し実質的に出力値が飽和す
    る程度に多量に付着したトナー像を形成して、その時の
    トナー付着量を光学的に検知、出力し、この出力値に基
    づいて通常濃度の基準パターントナー像によって得られ
    る出力値を補正することを特徴とする画像濃度制御方
    法。
JP63022521A 1988-02-01 1988-02-01 画像濃度制御方法 Expired - Lifetime JP2810372B2 (ja)

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