JP2005148299A - 画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置 - Google Patents

画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 像担持体に対向して設けられた濃度センサを用い、前記像担持体表面状態を、トナー像を担持しない状態でバックグラウンドとして測定して記憶した後、画像濃度検知用パターンを担持させて画像濃度検知データとして測定し、該測定結果を前記バックグラウンドデータで演算手段により補正して画像濃度を調節するようにした画像濃度調節方法において、濃度検出用トナーパッチを載せた位置座標に対応するバックグラウンドデータ(予め測定して記憶した感光体ドラムや中間転写体などの像担持体自体の反射率)を、簡単、安価な構成で正確に対応させられるようにした画像濃度調節方法及び装置を提供する。
【解決手段】 バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を演算手段で求め、該位置で、画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて画像濃度検知データを補正し画像濃度を調節する。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置に関し、特に、感光体ドラムまたは中間転写体などの像担持体上に画像濃度検知用パターンを担持させ、その画像濃度検知用パターンの画像濃度を測定して現像装置又は露光装置にフィードバックすることで、画像濃度を調節する画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置に関するものである。
画像形成装置においては、記録媒体上に常時所望濃度で画像が形成されるよう、感光体ドラムまたは中間転写体などの像担持体上に画像濃度検知用パターンを担持させ、その画像濃度検知用パターンの画像濃度を測定して現像装置又は露光装置にフィードバックすることで、画像濃度を補正するといったことが行われている。特にカラー画像形成装置においては、その色調再現性が使用するトナーの濃度に大きく左右されるため、従来から例えば特許文献1に示されているように、使用する色、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)それぞれの色の濃度検出用トナーパッチを感光体ドラム上に形成し、それを直接、または転写部材(中間転写体)に転写して赤外線センサなどを用いた濃度センサで測定し、現像バイアスや露光装置の光量へフィードバックすることによって各色の画像濃度を調節し、常に安定した色調再現がおこなえるようにするカラーキャリブレーションが行われている。
しかしながらこのようなカラーキャリブレーションは、感光体ドラムや転写部材(中間転写体)などの像担持体に対する濃度センサの取付位置や転写部材(中間転写体)の振れ、像担持体自体の光沢等の影響を考慮し、必要に応じて補正を行う必要がある。特に転写部材(中間転写体)の厚みの変動や局所的な反射率の変動、伸び縮みによる反射率の変動などがある場合、測定した値が実際のトナー量と異なり、色調再現性に影響を与えて画像の色調が変化してしまうといったことが生じる。
こういったことに対処するためには、像担持体自体の反射率をバックグラウンドとして濃度センサなどで測定し、その測定結果と濃度検出用トナーパッチの濃度センサによる測定結果との差分を取ってバックグラウンド分をキャンセルし、それによって正確な画像濃度を得るようにすればよい。
このような方法を用いると、例え像担持体に反射率の変動や伸び縮みがあっても、それらに影響されずに正確な画像濃度を測定することが可能となり、ひいては正確なカラーキャリブレーションが可能となる。また、画像形成装置毎に像担持体のバックグラウンドが異なっても、それが画像形成装置毎に調整されるため、機械毎のバラツキを押さえて均一な画像品質の画像形成装置を提供することが可能となる。
このための方法としては、例えば濃度検出用トナーパッチ群に間隔を設け、パッチ両側を下地(バックグラウンド)として扱ったり、下地(バックグラウンド)を平均化して扱う方法、濃度検出用トナーパッチの測定結果と濃度検出用トナーパッチを載せた位置の下地(バックグラウンド)の測定結果を一対一に対応させ、演算する方法などがある。
このうち濃度検出用トナーパッチ群に間隔を設け、パッチ両側を下地(バックグラウンド)として扱う方法や下地(バックグラウンド)を平均化して扱う方法は、例えば特許文献2に、濃度センサの特性のバラツキや環境による出力変動に対処するため、感光体ドラムに濃度検出用パッチを形成する前に濃度センサで感光体ドラムを測定し、その出力を所定値となるようにした後、濃度検出用パッチを形成して画像濃度補正用出力を得る方法として示されている。
また、濃度検出用トナーパッチの測定結果と濃度検出用トナーパッチを載せた位置の下地(バックグラウンド)の測定結果を一対一に対応させ、演算する方法は、例えば転写部材(中間転写体)自体の反射率を予めバックグラウンドとして濃度センサなどで測定して記憶し、濃度検出用トナーパッチを載せた位置座標に対応するバックグラウンドデータを読み出して演算を行う方法がある。しかしながらこの方法を有効とするためには、濃度検出用トナーパッチの位置座標に対応するバックグラウンドデータを、正確に読み出せることが前提となる。
このための方法としては、カラーキャリブレーション前に像担持体のバックグラウンドデータを予め計測して記憶しておき、周長と回転速度などを元に像担持体が一周するに要する時間を求め、それによって濃度検出用トナーパッチを載せた位置座標に対応するバックグラウンドデータを読み出すようにする方法や、例えば特許文献3に示されているように、感光体ドラムに位相マークを設けると共にその位相マークを読み取る位相センサを設けて位置情報が得られるようにし、濃度検知に先立ち、感光体を濃度センサで測定して測定結果を位置情報と共に記憶装置に記憶させ、濃度検知用パッチの濃度センサによる測定結果を、位置情報に基づいて記憶装置から読み出した感光体ドラムの測定結果で補正し、濃度パラメータを調節する方法などがある。
特開2002−211083号公報 特開平7−36230公報 特開平11−295941号公報
しかしながら前記特許文献2に示された方法では、下地(バックグラウンド)の急激な変動に対する充分な追従性が確保できず、正確なキャリブレーションを行うことができない場合がある。
また、周長と回転速度を元に像担持体が一周するに要する時間を求める方法は、像担持体自体の周長のバラツキや回転速度の変動などがあった場合、正確なバックグラウンドデータを読み出すことができずに正確な濃度を検出できず、更に特許文献3に記載された方法では、位置検知用センサの追加によるコストアップや、センサ取付位置のレイアウトに制限が生じるなどの問題点がある。
上記事情に鑑み本発明は、濃度検出用トナーパッチを載せた位置座標に対応するバックグラウンドデータ(予め測定して記憶した感光体ドラムや中間転写体などの像担持体自体の反射率)を、簡単、安価な構成で正確に対応させられるようにした、画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明における画像形成装置における画像濃度調節方法は、
電子写真方式でトナー像を形成する感光体ドラム、または中間転写体などの像担持体に対向して設けられた濃度センサを用い、前記像担持体表面状態を、トナー像を担持しない状態でバックグラウンドとして測定して記憶した後、画像濃度検知用パターンを担持させて画像濃度検知データとして測定し、演算手段により、前記測定結果を前記バックグラウンドデータで補正して画像濃度を調節するようにした画像形成装置における画像濃度調節方法において、
前記バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を前記演算手段で求め、該位置で、前記画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて前記画像濃度検知データを補正し、画像濃度を調節することを特徴とする。
そして前記バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置は、自己相関関数によって求めるか、あるいは前記バックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求めることによって求める。
そしてこの画像形成装置における画像濃度調節方法を実施するための装置は、
電子写真方式で形成したトナー像を担持する感光体ドラム、または該感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写される中間転写体などの像担持体に対向して設けられた濃度センサと、該濃度センサにより、前記像担持体上にトナー像を担持しない状態で表面状態を計測した結果を記憶するバックグラウンドデータ記憶装置と、前記濃度センサにより、前記像担持体上に画像濃度検知用パターンを担持させた状態における表面状態を計測した結果を記憶する画像濃度検知データ記憶装置と、該画像濃度検知データ記憶装置に記憶された画像濃度検知データを前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータを用いて補正する演算手段とを備え、該演算手段出力によって画像濃度を調節するようにした画像形成装置における画像濃度調節装置において、
前記画像形成装置は、前記演算手段が自己相関関数を用いて求める、前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたデータ列と画像濃度検知データ記憶装置に記憶されたデータ列との相関が最も大きくなる位置を記憶する相関関係最大位置記憶装置を備え、前記演算手段は、該相関関係最大位置記憶装置に記憶された位置における前記画像濃度検知データに対応する前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータにより、前記画像濃度検知データを補正して画像濃度を調節することを特徴とする。
また、電子写真方式で形成したトナー像を担持する感光体ドラム、または該感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写される中間転写体などの像担持体に対向して設けられた濃度センサと、該濃度センサにより、前記像担持体上にトナー像を担持しない状態で表面状態を計測した結果を記憶するバックグラウンドデータ記憶装置と、前記濃度センサにより、前記像担持体上に画像濃度検知用パターンを担持させた状態における表面状態を計測した結果を記憶する画像濃度検知データ記憶装置と、該画像濃度検知データ記憶装置に記憶された画像濃度検知データを前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータを用いて補正する演算手段とを備え、該演算手段出力によって画像濃度を調節するようにした画像形成装置における画像濃度調節装置において、
前記画像形成装置は、前記バックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列の相関が最大となる位置を、前記演算手段が求めた両データの差の2乗和が極小となる位置から求めて記憶する相関関係最大位置記憶装置を備え、前記演算手段は、該相関関係最大位置記憶装置に記憶された位置における前記画像濃度検知データに対応する前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータにより、前記画像濃度検知データを補正して画像濃度を調節することを特徴とする。
このように、バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を求め、該位置で、前記画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて前記画像濃度検知データを補正して画像濃度を調節することにより、新たなセンサの追加によるコストアップやセンサを取り付けるための位置の確保といったことが必要なくなり、画像濃度検知用パターン測定結果をバックグラウンドデータで補正できるから、測定プログラムの修正という機能部品を追加しない方法で正確な画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置を提供することが可能となる。
そして前記バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置は、自己相関関数の値が最も大きくなる位置、あるいはバックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求めることで、容易に求めることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置を適用した一例としてのタンデム型カラー画像形成装置の概略構成図、図2は本発明になる画像形成装置における画像濃度調節装置の概略ブロック図、図3は本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法に用いる像担持体のバックグラウンドデータと画像濃度検知用データの一例を示した図、図4、図5は本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法の第1実施例(図4)と第2実施例(図5)のフロー図である。
図中1はドラム状に形成した感光体(像担持体)、2は中間転写体としての中間転写ベルト、3は帯電装置、4は図示していない露光装置による露光、5は現像装置、6はクリーニング装置、7は除電器、8は1次転写ローラ、21、22は中間転写ベルトの駆動ローラと被動ローラ、23はバックアップローラ、24は中間転写ベルトのクリーニングブラシ、25は2次転写ローラ、26は定着装置、27は記録媒体(用紙)、28は赤外線などを用いた発光素子と受光素子などで構成される濃度センサ、29はこの濃度センサ28の駆動回路、30は画像形成装置の制御装置、31は演算手段、32はトナー像が担持されていない中間転写ベルト2を濃度センサ28で計測したデータをバックグラウンドデータとして記憶するバックグラウンドデータ記憶装置、33は中間転写ベルト2に担持された画像濃度検知用パターンを濃度センサ28で計測したデータを画像濃度検知データとして記憶する画像濃度検知データ記憶装置、34はバックグラウンドデータ記憶装置32と画像濃度検知データ記憶装置33に記憶されたデータの相関が最も大きくなる位置、すなわち両データのズレ量を記憶する相関関係最大位置記憶装置、35は現像装置5の現像バイアスや図示していない露光装置の露光量などを変化させて画像濃度を調節するための画像濃度調節手段、36は感光体ドラム1上に形成されて中間転写ベルト2に転写された画像濃度検知用パターンである。
なお以下の説明では本発明を、図1に示したようなタンデム型カラー画像形成装置における中間転写ベルトに画像濃度検知用パターンを担持させた場合を例に説明してゆくが、本発明はモノクロの画像形成装置やタンデム型でないカラー画像形成装置においても適用できることは自明であり、また、像担持体も中間転写ベルトだけに限られるものではなく、感光体ドラムや中間転写ドラムや搬送転写ベルトなどの像担持体であっても良いことは自明である。
最初に図3に示した本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法に用いる像担持体のバックグラウンドデータと画像濃度検知用データの一例を用い、本発明の画像形成装置における画像濃度制御方法について簡単に説明する。
本発明においては、前記特許文献3と同様に、まず画像濃度の検知に先立って像担持体たる中間転写ベルト2の反射率を濃度センサ28で測定してバックグラウンドデータとし、次に画像濃度検知用パターン36を中間転写ベルト2に担持させて濃度センサ28で測定して画像濃度検知データとして、この画像濃度検知データをバックグラウンドデータで補正して画像濃度調節手段により画像濃度を調節する点は同じである。しかし、前記特許文献3の装置が像担持体に位相マークを設けると共に、その位相マークを読み取る位相センサを設けて位置情報を得、前記バックグラウンドデータと画像濃度検知用パターンの位置を合わせるようにしていたのに対し、本発明においては、バックグラウンドデータと画像濃度検知用パターンの両データ列の相関が最も大きくなる位置を求め、その位置で画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて前記画像濃度検知データを補正し、画像濃度を調節するようにしたものである。
そして、このバックグラウンドデータと画像濃度検知用パターンの両データ列の相関が最も大きくなる位置を求める方法として、本発明における第1実施例では自己相関関数を用い、第2実施例では、バックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求める方法を用いる。
そのためまず第1実施例の自己相関関数について説明すると、今、N個の離散データの列Anに対する自己相関関数R(l)は、次の(1)式で与えられる。
Figure 2005148299
そして、この(1)式においてlの値を大きくすると自己相関関数R(l)の特性を判断するこ
とができ、また、l=0、すなわちデータ列のズレ(位相)を無くして一致させるとこの自己相
関関数R(l)は極大値を取る。
そのため本発明における第1実施例においては、自己相関関数のこの性質を利用し、N個の離散データの列Anとデータの傾向は同じで、データ列Anと少し、例えば位相がズレているとかある区間だけ値が異なる、などのN個のデータ列Bnをこの(1)式に当てはめ、下記(2)式を得る。
Figure 2005148299
この(2)式は、データ列An、Bnの間にどれだけ相関があるかという度合いを示すもので、この(2)式が極大値となるlを求めることができれば、データ列An、Bnの最も相関の強くなるズレ量を求めることができる。すなわち、データ列Anを像担持体(中間転写ベルト2)のバックグラウンドとしての濃度データとし、データ列Bnを画像濃度検知用パターン36を担持させたときのデータとすると、この(2)式が極大となるlを求めることで、2つのデータ列An、Bnの位置座標が一致する位置を求めることができる。
そのため例えば、図3に於ける(A)をΔT毎に測定した中間転写ベルト2のバックグラウンドデータとし、この中間転写ベルト2のバックグラウンドデータを測定したときの1周にかかる時間をTm、2周目以後に於ける中間転写ベルト2の1周期におけるバラツキ時間を±ΔTmとし、ΔTmとΔTは、ΔTm>>ΔTの関係にあるとした場合、画像濃度測定用パターンを中間転写ベルト2に担持させたときの周期がTmより短い場合、画像濃度検知データは図3(B)のように(A)に対してデータが左側にズレ、長い場合は図3(C)のように(A)に対して右側にズレたデータ列として得ることができる。
そのため、この図3(A)のデータを前記式(2)のデータ列An、図3(B)をデータ列Bnとすると、いまl=0であるから、l=1,2,3,…,2ΔTm/ΔTのそれぞれの場合でR(l)を計算した場合、l=ΔTm/ΔTの付近で自己相関関数R(l)は極大値となる。また、図3(C)をデータ列Bnとした場合、l=1,2,3,…,2ΔTm/ΔTとlの値を増やしてゆくと自己相関関数R(l)は減少してゆくから、逆にl=−1,−2,−3,…,−2ΔTm/ΔTとデータを左方向にズレるようにしてやることで、l=−ΔTm/ΔTの付近で自己相関関数R(l)は極大値となる。
このようにすることにより、図3に示した例では、画像濃度検知用パターン36を担持させたときのデータ列Bnが図3(B)の場合はl=ΔTm/ΔTのとき、図3(C)の場合はl=−ΔTm/ΔTの付近でそれぞれ自己相関関数R(l)は極大値となるから、画像濃度検知用パターン36を担持させたときのデータ列Bnを、ΔTm/ΔT、または−ΔTm/ΔTだけずらし図3(A)のバックグラウンドデータの対応する値によって補正してやることにより、正確な画像濃度出力を得ることができる。
次に、第2実施例の、バックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求める方法について説明すると、今、N個の離散データの列Anとデータ列Bnにおける各データにおける差の2乗和を下記式(3)で定義する。
Figure 2005148299
この(3)式は、データ列An、Bnの間にどれだけ相関があるかという度合いを表すもので、相関が強ければこの(3)式に於けるΣの中の式の値は小さくなるのでR(l)の値が小さくなり、極小となるlの値を求められれば、それがデータ列An、Bnの最も相関の大きいデータ列のズレ量となる。
そのため、前記した第1実施例と同様、N個の離散データの列Anとデータの傾向は同じで、データ列Anと少し、例えば位相がズレているとかある区間だけ値が異なる、などのN個のデータ列Bnをこの(3)式に当てはめ、例えばデータ列Anを像担持体(中間転写ベルト2)のバックグラウンドとしての濃度データとし、データ列Bnを画像濃度検知用パターン36を担持させたときのデータとすると、この(3)式が極小となるlを求めることで、2つのデータ列An、Bnの位置座標が一致する位置を求めることができる。
そのため例えば、図3に於ける(A)をΔT毎に測定した中間転写ベルト2のバックグラウンドデータとし、この中間転写ベルト2のバックグラウンドデータを測定したときの1周にかかる時間をTm、2週目以後に於ける中間転写ベルト2の1周期におけるバラツキ時間を±ΔTm、ΔTmとΔTはΔTm>>ΔTの関係にあるとした場合、画像濃度測定用パターンを中間転写ベルト2に担持させたときの周期がTmより短い場合、画像濃度検知データは図3(B)のように(A)に対してデータが左側にズレ、長い場合は図3(C)のように(A)に対して右側にずれたデータ列として得ることができる。
そのため、この図3(A)のデータを前記式(3)のデータ列An、図3(B)をデータ列Bnとし、いまl=0であるから、l=1,2,3,…,2ΔTm/ΔTのそれぞれの場合でR(l)を計算すると、l=ΔTm/ΔTの付近で(3)式のR(l)は極小値となる。また、図3(C)をデータ列Bnとした場合、l=1,2,3,…,2ΔTm/ΔTとlの値を増やしてゆくと(3)式のR(l)は減少してゆくから、逆にl=−1,−2,−3,…,−2ΔTm/ΔTとデータを左方向にズレるようにしてやることで、l=−ΔTm/ΔTの付近で(3)式のR(l)は極小値となる。
このようにすることにより、図3に示した例では、画像濃度検知用パターン36を担持させたときのデータ列Bnが図3(B)の場合はl=ΔTm/ΔTのとき、図3(C)の場合はl=−ΔTm/ΔTの付近でそれぞれ(3)式のR(l)は極小値となるから、画像濃度検知用パターン36を担持させたときのデータ列Bnを、ΔTm/ΔT、または−ΔTm/ΔTだけずらしてバックグラウンドデータ図3(A)の対応する値によって補正してやることにより、正確な画像濃度出力を得ることができる。
以上が本発明の画像形成装置における画像濃度制御方法の概略であるが、次に、図1に従って、この濃度制御方法を実施する画像形成装置の動作について説明する。この図1に示したタンデム型カラー画像形成装置においては、中間転写ベルト2が一対の駆動及び被動ローラ21、22とバックアップローラ23に張架されており、この中間転写ベルト2上には、該中間転写ベルト2に接触するようにして、例えばブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色毎に像担持体である感光体1がサイドバイサイドに配列されている。そしてそれぞれの感光体1の周囲には、スコロトロン等の帯電装置3、露光4を行うための図示していない露光装置、現像装置5、クリーニング装置6、及び除電器7が配置され、さらに、中間転写ベルト2を間に挟んで、感光体1と対向するように1次転写ローラ8が配置されている。
そして各感光体1の周囲に配置されている現像装置5には、それぞれ、ブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、或いはイエロートナーが充填されており、公知の電子写真法により、それぞれの色のトナー像が形成されるようになっている。即ち、各感光体1は、帯電装置3によって所定極性に一様に帯電され、さらに所定の画像情報に基づく光で露光4を行うと、光照射部の電位が低下することによって静電潜像が形成される。この形成された静電潜像部(電位低下部分)には、所定の現像バイアス下で現像装置5によって供給される各色のトナーが付着し、トナー像が形成される。
こうして各感光体1に形成された各色のトナー像は、それぞれ、1次転写バイアス電位(トナーの帯電極性とは逆極性)を印加された1次転写ローラ8により、図1において矢印方向に駆動されている中間転写ベルト2上に順次転写され、色重ねされてフルカラートナー像が形成される。そのトナー像は、さらに2次転写ローラ25とバックアップローラ23の間に搬送されてくる記録媒体(用紙)27に、2次転写ローラ25に印加されたトナー像と逆極性の2次転写バイアスで転写され、その記録媒体は(用紙)は、さらに定着装置26に送られてトナー像が定着される。
そして、感光体1から中間転写ベルト2に1次転写されずに残ったトナーはクリーニング装置6によって除去されると共に、除電器7によって感光体1に残った電荷が除電される。また、2次転写後に中間転写ベルト2上に残ったトナーは、クリーニングブラシ24によってクリーニングされて次の画像形成に備えられる。
以上が本発明の画像濃度濃度調節方法を実施する画像形成装置の概略であるが、次に、図2、図4を用いて本発明の第1実施例を、図2、図5を用いて本発明の第2実施例を詳細に説明する。
いま、画像形成装置の電源が投入されるなどして図2に於ける制御装置30が画像濃度を調節する場合、まず図4に於けるステップS41で、像担持体としての中間転写ベルト2の表面状態、すなわちバックグラウンドの検知が行われる。これは、制御装置30がセンサ駆動回路29に指示して中間転写ベルト2などの像担持体に対向して設けられている濃度センサ28を駆動し、例えば前記ΔTとして10ms程度の時間毎に中間転写ベルト2の状態を読み取って、ステップS42で図2に於けるバックグラウンドデータ記憶装置32に記憶させる。
そして像担持体としての中間転写ベルト2における略1周分のバックグラウンドデータがバックグラウンドデータ記憶装置32に記憶されると、次のステップS43で制御装置30は、画像濃度検知用パターンを感光体ドラム1(図1参照)上に形成させ、それを中間転写ベルト2に36として転写させる。そしてステップS44で制御装置30は、センサ駆動回路29に指示し、今度はこの画像濃度検知用パターン36を検知させ、ステップS45で、この画像濃度検知データを画像濃度検知データ記憶装置33に記憶する。
そして次のステップS46で制御装置30は、バックグラウンドデータ記憶装置32に記憶した中間転写ベルト2のバックグラウンドデータと画像濃度検知データ記憶装置33に記憶した画像濃度検知データを読み出し、演算手段31によって前記(2)式に当てはめ、この(2)式が極大となるlを求めさせてそれを相関関係最大位置記憶装置34に記憶する。
すなわちこの相関関係最大位置記憶装置34に記憶したlの値は、前記したようにバックグラウンドデータ記憶装置32に記憶した中間転写ベルト2のバックグラウンドデータと画像濃度検知データ記憶装置33に記憶した画像濃度検知データの位置関係が一致するズレ量を表しており、そのため制御装置30は、次のステップS47で、画像濃度検知データ記憶装置33に記憶されている特定位置の画像濃度検知データを読み出すと共に、その画像濃度検知データの位置に対応する位置のバックグラウンドデータ記憶装置32に記憶されているバックグラウンドデータを読み出し、演算手段31に送って画像濃度検知データを補正する。
そしてその補正結果をステップS48で画像濃度調節手段35に送り、例えば現像バイアスを調節したり、露光装置に送って露光量を調節して画像濃度を調節して終了する。
以上が本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法の第1実施例であるが、次にバックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求める方法を用いた本発明の第2実施例を、図2と図5を用いて説明する。
この図5に示したフロー図は、前記した図4のフロー図に於ける電源投入後のステップS41のバックグラウンドの検知から、ステップS45の画像濃度検知データを画像濃度検知データ記憶装置33に記憶するまでは同一なので説明を省略する。
そしてステップS50で制御装置30は、バックグラウンドデータ記憶装置32に記憶した中間転写ベルト2のバックグラウンドデータと画像濃度検知データ記憶装置33に記憶した画像濃度検知データを読み出し、演算手段31によって前記(3)式に当てはめ、この(3)式が極小となるlを求めさせてそれを相関関係最大位置記憶装置34に記憶させる。すなわちこの相関関係最大位置記憶装置34に記憶したlの値は、前記したようにバックグラウンドデータ記憶装置32に記憶した中間転写ベルト2のバックグラウンドデータと、画像濃度検知データ記憶装置33に記憶した画像濃度検知データの位置関係が一致するズレ量を表している。
以下のステップS47から49は、前記図4のフロー図に於けるステップS47から49と同じであり、制御装置30は、次のステップS47で、画像濃度検知データ記憶装置33に記憶されている特定位置の画像濃度検知データを読み出すと共に、その画像濃度検知データの位置に対応する位置のバックグラウンドデータ記憶装置32に記憶されているバックグラウンドデータを読み出し、演算手段31に送って画像濃度検知データを補正する。
そしてその補正結果をステップS48で画像濃度調節手段35に送り、例えば現像バイアスを調節したり、露光装置に送って露光量を調節して画像濃度を調節して終了する。
このように、バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を求め、該位置で、前記画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて前記画像濃度検知データを補正して画像濃度を調節することにより、新たなセンサの追加によるコストアップやセンサを取り付けるための位置の確保といったことが必要なくなり、さらに画像濃度検知用パターン36測定結果をバックグラウンドデータで補正できるから、測定プログラムの修正という機能部品を追加しない方法で正確な画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置を提供することが可能となる。
そしてバックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置は、自己相関関数の値が最も大きくなる位置、あるいはバックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求めることで、容易に求めることができる。
なお、上記の説明では中間転写ベルト2の一周の測定に関して説明したが、中間転写ベルトの回転方向の限定された範囲のバックグラウンドデータのみを測定し、中間転写ベルト2の周長と線速から予想される中間転写ベルト2の1周後の位置の近辺に画像濃度検知用パターンを形成するようにしても良い。このようにすることによって、画像濃度補正に必要な時間とトナー量を削減できる。また、バックグラウンドが影響するのは画像濃度が低い画像濃度検知用パターンであるため、本発明の制御はバックグラウンド濃度が影響する画像濃度が低い画像濃度検知用パターンのみに対して行い、バックグラウンド濃度が影響しない画像濃度が高い画像濃度検知用パターンに関しては、従来の制御を用いた制御を行うようにしてもよい。
本発明によれば、担持体表面状態をトナー像を担持しない状態でバックグラウンドとして測定し、その後、画像濃度検知用パターンを担持させて画像濃度検知データとして測定して前記バックグラウンドデータで補正し、画像濃度を調節するようにした画像形成装置において、バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を演算手段で求め、該位置で、前記画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて前記画像濃度検知データを補正することで、簡単、安価な構成でバックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列の位置関係を正確に対応させることができる、画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置を提供することができる。
本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法及び装置を適用した一例としてのタンデム型カラー画像形成装置の概略構成図である。 本発明になる画像形成装置における画像濃度調節装置の概略ブロック図である。 本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法に用いる像担持体のバックグラウンドデータと画像濃度検知用データの一例を示した図である。 本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法の第1実施例のフロー図である。 本発明になる画像形成装置における画像濃度調節方法の第2実施例のフロー図である。
符号の説明
2 中間転写ベルト
28 画像濃度センサ
29 センサ駆動回路
30 制御装置
31 演算手段
32 バックグラウンドデータ記憶装置
33 画像濃度検知データ記憶装置
34 相関関係最大位置記憶装置
35 画像濃度調節手段
36 画像濃度検知用パターン

Claims (5)

  1. 電子写真方式でトナー像を形成する感光体ドラム、または中間転写体などの像担持体に対向して設けられた濃度センサを用い、前記像担持体表面状態を、トナー像を担持しない状態でバックグラウンドとして測定して記憶した後、画像濃度検知用パターンを担持させて画像濃度検知データとして測定し、演算手段により、前記測定結果を前記バックグラウンドデータで補正して画像濃度を調節するようにした画像形成装置における画像濃度調節方法において、
    前記バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を前記演算手段で求め、該位置で、前記画像濃度検知データに対応するバックグラウンドデータを用いて前記画像濃度検知データを補正し、画像濃度を調節することを特徴とする画像形成装置における画像濃度調節方法。
  2. 前記バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を、自己相関関数によって求めることを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置における画像濃度調節方法。
  3. 前記バックグラウンドデータ列と画像濃度検知データ列との相関が最も大きくなる位置を、前記バックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列における各データとの差の2乗和が極小となる位置を求めることによって求めることを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置における画像濃度調節方法。
  4. 電子写真方式で形成したトナー像を担持する感光体ドラム、または該感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写される中間転写体などの像担持体に対向して設けられた濃度センサと、該濃度センサにより、前記像担持体上にトナー像を担持しない状態で表面状態を計測した結果を記憶するバックグラウンドデータ記憶装置と、前記濃度センサにより、前記像担持体上に画像濃度検知用パターンを担持させた状態における表面状態を計測した結果を記憶する画像濃度検知データ記憶装置と、該画像濃度検知データ記憶装置に記憶された画像濃度検知データを前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータを用いて補正する演算手段とを備え、該演算手段出力によって画像濃度を調節するようにした画像形成装置における画像濃度調節装置において、
    前記画像形成装置は、前記演算手段が自己相関関数を用いて求める、前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたデータ列と画像濃度検知データ記憶装置に記憶されたデータ列との相関が最も大きくなる位置を記憶する相関関係最大位置記憶装置を備え、前記演算手段は、該相関関係最大位置記憶装置に記憶された位置における前記画像濃度検知データに対応する前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータにより、前記画像濃度検知データを補正して画像濃度を調節することを特徴とする画像形成装置における画像濃度調節装置。
  5. 電子写真方式で形成したトナー像を担持する感光体ドラム、または該感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写される中間転写体などの像担持体に対向して設けられた濃度センサと、該濃度センサにより、前記像担持体上にトナー像を担持しない状態で表面状態を計測した結果を記憶するバックグラウンドデータ記憶装置と、前記濃度センサにより、前記像担持体上に画像濃度検知用パターンを担持させた状態における表面状態を計測した結果を記憶する画像濃度検知データ記憶装置と、該画像濃度検知データ記憶装置に記憶された画像濃度検知データを前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータを用いて補正する演算手段とを備え、該演算手段出力によって画像濃度を調節するようにした画像形成装置における画像濃度調節装置において、
    前記画像形成装置は、前記バックグラウンドデータ列における各データと画像濃度検知データ列の相関が最大となる位置を、前記演算手段が求めた両データの差の2乗和が極小となる位置から求めて記憶する相関関係最大位置記憶装置を備え、前記演算手段は、該相関関係最大位置記憶装置に記憶された位置における前記画像濃度検知データに対応する前記バックグラウンドデータ記憶装置に記憶されたバックグラウンドデータにより、前記画像濃度検知データを補正して画像濃度を調節することを特徴とする画像形成装置における画像濃度調節装置。
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