JP5038372B2 - 手押し車 - Google Patents

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Description

本発明は、高齢者用手押し車、歩行補助車、歩行車、歩行機等の各種手押し車に関する。
従来から、高齢者用または障害者用などのリハビリ目的、または歩行者の歩行を補助する目的のために手押し車が利用され、日々、種々の研究開発が行われている。
このような手押し車には、例えば、下記特許文献1に開示されている歩行補助車がある。なお、この特許文献1(図1)には、歩行者の前腕を受ける前腕受けと、前記前腕受けの高さ調整機能を備え全体の骨格となる構造体と、前記構造体の支点軸を中心として前記前腕受けを回動可能にする回転バーと、前記前腕受けが着座用の背もたれとして機能するように、その回転角度を規制する回転バー受具と、前記前腕受け1に前腕を載せた歩行者が掴むための掴みバーと、前記掴みバーの上に固定されあるいは着脱・位置設定可能に取付られる一対の脇ガイドと、前記構造体に設けられた着座のための座部と、歩行補助車全体を移動可能とするキャスターとを備えている歩行補助車が開示されている。
特開2007−176212号公報(図1)
しかしながら、上記特許文献1のものにおいては、前記車輪の回転度を適当に調整できるものの、前記車輪の回転度の段階的な調整が困難なものであった。
そこで、本発明の目的は、容易且つ正確に、前記車輪の回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車を提供することである。
(1) 一局面に従う手押し車は、フレーム部材の下端に設けられた複数の車輪と、前記複数の車輪のうち少なくとも2つの車輪に摩擦を付加して、前記車輪の回転を抑制可能な摩擦部材と、前記摩擦部材を保持する保持部材と、前記保持部材の一部を内部に収納する筒状部材と、前記筒状部材の内部に設けられ、前記保持部材を前記車輪側と反対の方向に付勢する弾性部材と、前記保持部材を前記筒状部材から押し出させ、前記摩擦部材を前記車輪に接触させることが可能なリンク機構と、一端部が前記リンク機構の一部に接続されている接続部材と、前記接続部材を介して前記リンク機構を動作させることが可能な操作部と、を含んでいるものである。ここで、前記操作部は、操作部本体と、前記操作部本体に設けられ、前記接続部材の他端部が架けられており、操作することによって前記接続部材を引っ張ることが可能なレバー部と、前記操作部本体に設けられ、前記レバー部の位置を手動により複数の位置に選択保持可能な選択保持機構と、を有しているものである。

上記(1)の構成によれば、前記操作部が操作され前記接続部材が引っ張られた場合、前記保持部材に保持されている前記摩擦部材が、前記フレーム部材の下端に設けられた複数の車輪の少なくとも2個の車輪に接触し、該車輪の回転に摩擦が付加され、前記車輪の回転を抑制することができる。また、前記選択保持機構によって、前記レバー部の位置を複数の位置において選択保持することができるため、前記接続部材による前記リンク機構の引っ張り度を段階的に調整できる。これらの結果として、前記摩擦部材の前記車輪への接触度を段階的に調整することができるので、容易且つ正確に、前記車輪の回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車を提供できる。
(2) 上記(1)の手押し車においては、前記選択保持機構が、前記レバー部の位置の保持を解除可能な解除操作レバー部を有していることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、前記解除操作レバー部によって、前記レバー部の位置の保持が解除され、前記接続部材によって前記レバー部が引っ張られることになるので、前記接続部材が緩む方向に前記レバー部の位置を変更できる。したがって、前記レバー部又は前記解除操作レバー部を操作することによって、前記車輪への前記摩擦部材の押し付けを段階的に弱くしたり強くしたりすることができるので、容易且つ確実に、前記車輪の回転度を操作者の好み程度に調整することが可能な手押し車を提供できる。
(3) 上記(2)の手押し車においては、前記レバー部が、前記接続部材を巻きこむように回動する回動部材であるとともに、回動方向に沿って一列に設けられた複数の凹部を有しているものであることが好ましい。前記解除操作レバー部は、前記操作部本体に途中部分が軸支された回動部材であるとともに、一端部に前記複数の凹部のそれぞれに係合可能な突起部を有しているものであることが好ましい。前記操作部本体と前記解除操作レバー部の他端部との間に、前記解除操作レバー部の一端側が前記レバー部方向に移動するように力を加える弾性部材が設けられていることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、前記弾性部材により、前記解除操作レバー部の一端側が前記レバー部方向に移動し、前記複数の凹部のいずれか1つに前記突起部が係合するような力が加えられ、確実に前記レバー部の位置が保持される。また、前記解除操作レバーを操作して、前記突起部を前記凹部から抜き取る操作をした場合には、前記レバー部が前記接続部材に引っ張られて前記接続部材を緩ませる方向へ回動させることができ、前記解除操作レバー部の操作を止めた場合には、前記突起部が前記複数の凹部のいずれか1つに係合して前記レバー部の回動を制止することができる。したがって、簡易な構成でありながら、容易且つ確実に、前記車輪の回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車を提供できる。
(4) 上記(1)〜(3)の手押し車においては、前腕を載せる又は手で握ることによって操作者の体を支持することが可能な支持部をさらに含んでおり、前記支持部、前記支持部と前記フレーム部材上部との間、又は前記フレーム部材上部のいずれか1つの位置に前記操作部が設けられていることが好ましい。
上記(4)の構成によれば、操作者の健康状態又は背丈などに合わせて、屈まないでよい位置に前記操作部を適宜設けることが可能であるので、足腰の弱い操作者、足腰などに怪我をしている操作者にとって操作しやすい(例えば、支持部に前腕又は手を載せながら操作できる)とともに、転倒による怪我を回避することもできる。
(5) 上記(1)〜(4)の手押し車においては、前記レバー部に操作者の指又は手のひらをかけて操作することが可能な平面部が設けられていてもよい。
上記(5)の構成によれば、操作者は前記レバー部に容易に力を加えることができるので、前記操作部を操作しやすい手押し車を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る手押し車を示した概略斜視図である。 (a)が図1の手押し車の概略側面図、(b)が図1の手押し車における操作部のカバーを外した状態を示す概略側面図である。 図2(b)に示した手押し車の上視図である。 図2(b)に示した手押し車における操作部及びリンク機構の動作を説明するための一部省略図であって、(a)が後輪の回転を抑制する前の状態を示す図、(b)が後輪の回転を抑制した場合の状態を示す図、(c)が(b)の状態よりもさらに後輪の回転を抑制した場合の状態を示す図である。 図2(b)に示した手押し車における操作部の動作を詳細に説明するための一部拡大斜視図である。 (a)が図4(a)における手押し車のリンク機構及び筒状部材付近の断面図、(b)が図4(c)における手押し車のリンク機構及び筒状部材付近の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る手押し車の側面図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態に係る手押し車について説明する。なお、便宜のため、後述するワイヤについては、図示していないことがある。
図1〜図3に示したように、手押し車100は、操作者の立ち位置に対して左右一対の前支柱(フレーム部材の一部)1a、1bと、左右一対の後支柱(フレーム部材の一部)2a、2bと、略コ字形状の枠体3と、左右一対の連結部材4a、4bと、左右一対の可動部材5a、5bと、前腕受け(支持部)6と、左右一対の操作部7a、7bと、左右一対の前輪8a、8bと、左右一対の後輪9a、9bと、左右一対のローラ(摩擦部材)10a、10bと、左右一対の保持部材11a、11bと、左右一対の筒状部材12a、12bと、左右一対のリンク機構13a、13bと、左右一対のワイヤ(接続部材)14a、14bと、左右一対の固定用部材15a、15bと、を備えているものである。
前支柱1a、1bそれぞれの下端部には、首振り機構20a、20bを介して前輪8a、8bが枢着されている。前輪8a、8bは、首振り機構20a、20bに設けられている軸(図示せず)に回転自在に軸支されている。
後支柱2a、2bそれぞれの下端部には、前後方向に回転自在な後輪9a、9bが枢着されている。ここで、前支柱1aの上部と後支柱2aの上部とは一体化されているものである。すなわち、前支柱1aと後支柱2aとは一本の部材からなるものである。また、前支柱1bの上部と後支柱2bの上部とは一体化されているものである。すなわち、前支柱1bと後支柱2bとは一本の部材からなるものである。
枠体3は、角部のそれぞれが前支柱1a、1bそれぞれの途中に接続固定されているとともに、一端部が後支柱2aの途中に、他端部が後支柱2bの途中に接続固定されている。
連結部材4aは、一本の部材からなる前支柱1a及び後支柱2aの上部に固設されているものである。連結部材4bは、一本の部材からなる前支柱1b及び後支柱2bの上部に固設されているものである。また、連結部材4a、4bのそれぞれは、棒状の可動部材5a、5bのそれぞれを略鉛直方向に摺動自在に支持できる筒状部4a、4bと、可動部材5a、5bのそれぞれを所望する高さ位置で固定できる左右一対の保持具21a、21bが嵌合する孔部(図示せず)と、を有している。ここで、保持具21aは、前記孔部から連結部材4a内の途中まで貫通している棒状部(図示せず)を、連結部材4a側に有しているものである。該棒状部には、連結部材4a内において、保持具21aを連結部材4a内部に引っ張るように付勢力が働くバネ部材(図示せず)が接続されている。また、該棒状部の先端は、可動部材5aに設けられ且つ連結部材4a内部に位置する穴部22a(図2参照)のいずれか1つに嵌合可能となっている。なお、該棒状部の先端が穴部22aに嵌合している際、保持具21aを連結部材4aから引っ張ることで、穴部22aから該棒状部の先端を外すことができるようになっている。また、保持具21aは後輪9aの回転方向と略同方向に回動できるようになっているとともに、保持具21aにおける棒状部の付け根の周囲を取り囲むように複数の凸部(図示せず)が設けられている。また、連結部材4aにも、保持具21aにおける複数の凸部と同数及び同形状の凸部(図示せず)が設けられている。さらに、保持具21a及び連結部材4aにおける凸部同士が交互にかみ合うように嵌めることができるように構成されている。また、保持具21aを引っ張って所定角度回動させた際には、保持具21aにおける複数の凸部と連結部材4aにおける複数の凸部とを重なりあわせることができるように構成されている。これらの構成により、保持具21aを引っ張るとともに、保持具21aにおける複数の凸部と連結部材4aにおける複数の凸部とが重なりあうように所定角度回動させれば、連結部材4a内部に位置する穴部22aに嵌合していた保持具21aの棒状部を穴部22aから外すとともに、この外した状態を保持することができるようになっている。すなわち、保持具21aを適宜操作することで、可動部材5aを所望する高さ位置で固定したり、該固定状態を解除したりすることができる。保持具21bは、連結部材4aに設けられた孔部と同様、連結部材4bに設けられた孔部から連結部材4b内の途中まで貫通している棒状部(図示せず)を、連結部材4b側に有しているものである。該棒状部には、連結部材4b内において、保持具21bを連結部材4b内部に引っ張るように付勢力が働くバネ部材(図示せず)が接続されている。また、該棒状部の先端は、可動部材5bに設けられ且つ連結部材4b内部に位置する穴部(可動部材5aに設けられた穴部22aと同様のもの)のいずれか1つに嵌合可能となっている。なお、該棒状部の先端が該穴部に嵌合している際、保持具21bを連結部材4bから引っ張ることで、穴部22bから該棒状部の先端を外すことができるようになっている。また、保持具21bは後輪9bの回転方向と略同方向に回動できるようになっているとともに、保持具21bにおける棒状部の付け根の周囲を取り囲むように複数の凸部(図示せず)が設けられている。また、連結部材4bにも、保持具21bにおける複数の凸部と同数及び同形状の凸部(図示せず)が設けられている。さらに、保持具21b及び連結部材4bにおける凸部同士が交互にかみ合うように嵌めることができるように構成されている。また、保持具21bを引っ張って所定角度回動させた際には、保持具21bにおける複数の凸部と連結部材4bにおける複数の凸部とを重なりあわせることができるように構成されている。これらの構成により、保持具21bを引っ張るとともに、保持具21bにおける複数の凸部と連結部材4bにおける複数の凸部とが重なりあうように所定角度回動させれば、連結部材4b内部に位置する穴部22bに嵌合していた保持具21bの棒状部を穴部22bから外すとともに、この外した状態を保持することができるようになっている。すなわち、保持具21bを適宜操作することで、可動部材5bを所望する高さ位置で固定したり、該固定状態を解除したりすることができる。したがって、連結部材4a及び保持具21aと、連結部材4b及び保持具21bとは、可動部材5a、5bの高さ位置をロックすることが可能なロック機構を構成しているものである。
前腕受け6は、歩行の際に前腕を載せることが可能な略水平面を上部側に有したものであり、可動部材5a、5bの上端部に固定されているものである。
操作部7aは、図2〜図5に示したように、操作部本体7aと、レバー部7aと、解除操作レバー部7aと、カバー7a(図2(a)参照)と、ワイヤ引っ掛け部7aと、巻きバネ(弾性部材)7a(図3参照)と、軸7aと、を有しているものである。
操作部本体7aは、後支柱2a上部の外側面に固定されており、各部位を保護するためのカバー7aが取り付けられるようになっている。
レバー部7aは、図5に示したように、操作部本体7aの中央部に固定された軸7aを中心に回動する回動部材7a21と、操作者の指又は手のひらをかけて操作することが可能な平面部7a22と、を有している。回動部材7a21には、中心部にワイヤ引っ掛け部7aが固設されているとともに、円周に沿って3つの凹部7a23、7a24、7a25が一列に設けられている。ワイヤ引っ掛け部7aには、ワイヤ14aの一端を固定することが可能なワイヤ先端固定部7a51(図5参照)が設けられており、回動部材7a21の回動動作に連動して、ワイヤ14aを引っ張ったり、戻したりすることができるように構成されている。
解除操作レバー部7aは、棒状部材7a31と、棒状部材7a31の上端に固設されたボタン部7a32と、棒状部材7a31の上端部の後支柱2a側に固設され、操作部本体7aに設けられ、巻きバネ7aの内部を貫通する軸(図示せず)に軸支される被軸支部7a33と、棒状部材7a31の下端部からレバー部7a側に突設されている突起部7a34と、を有している。また、突起部7a34は、凹部7a23、7a24、7a25のそれぞれに係合可能なものであって、凹部7a23、7a24、7a25の内部形状に略相似する形状となるように形成されている。このような構成であるので、解除操作レバー部7aは、被軸支部7a33を中心に回動することができる回動部材であって、レバー部7aの位置の保持を解除することができるものである。また、凹部7a23と突起部7a34とは、レバー部7aの操作をすることにより発生したレバー部7aの回転力によって、解除操作レバー部7aの突起部7a34が凹部7a23から自動的に押し出されるように解除されて(図5(a)、(b)参照)、次の凹部7a24に自動的に係合する(図5(b)、(c)参照)ことができる形状(水平面に対して手押し車100外側方向へ下がるように傾斜しているような部位であり且つ突起部7a34に対して外部へ押し出す力を加える部位を一部に有した形状)に形成されている。また、凹部7a24及び凹部7a25は、凹部7a23と同様の形状に形成されている。これにより、さらにレバー部7aの操作をすることによって、図5に示した場合と同様に、解除操作レバー部7aの突起部7a34が凹部7a24から自動的に押し出されるように解除されて、次の凹部7a25に自動的に係合することができるようになっている。
巻きバネ7aは、被軸支部7a33を支点として、解除操作レバー部7aの突起部7a34側がレバー部7a方向に移動するような力が加わるように、操作部本体7aと、解除操作レバー部7aのボタン部7a32との間に設けられているものである。
なお、レバー部7aの凹部7a23、7a24、7a25と、解除操作レバー部7aと、巻きバネ7aとで、レバー部7aの位置を複数の位置に選択保持可能な選択保持機構の主要部を構成している。ここで、操作部7bは、手押し車100の中心線A−A(図3参照)に対して操作部7aと対称的な構成であるという点以外、操作部7aと同様であるので、説明を省略する。
ローラ10a、10bは、軸25aを中心に回転する円柱状部材であり、後輪9a、9bに摩擦を付加した際、後輪9a、9bの回転を抑制できるものである。
保持部材11aは、図6に示したように、筒状部材12aに収納されている筒状部材11aと、軸25aを介してローラ10aを保持する保持部材本体部11aと、を有している。筒状部材11aの上端には、筒状部材11aとともに筒状部材12a内を移動可能な蓋部11aが固設されている。なお、保持部材11bは、保持部材11aと同様の構成であるので、説明を省略する。
筒状部材12a、12bは、固定用部材15a、15bのそれぞれを介して、後支柱2a、2bそれぞれの下端部付近に固定されている。また、筒状部材12aには、底部12aが設けられており、筒状部材12bにも、底部12aと同様の底部(図示せず)が設けられている。
図5に示したように、筒状部材12aの内部であって筒状部材11aの周囲には、巻きバネ(弾性部材)30aが設けられている。この巻きバネ30aの上端部は、蓋部11aに接触し、巻きバネ30aの下端部は、底部12aに接触しており、保持部材11aの筒状部材11aを筒状部材12aの内部に収納する方向(後輪9a側と反対の方向)に付勢するような力が作用するように構成されている。なお、筒状部材12bの内部にも、巻きバネ30aと同様の巻きバネ(図示せず)が設けられている。
リンク機構13aは、図3、図4及び図6に示したように、略U字形状部材13aと、筒状部材12a近傍に設けられた左右一対の長板状部材13a、13aと、ワイヤ14aの他端を固定することが可能なワイヤ先端固定部13aと、を有している。前述の略U字形状部材13aにおける外側面略中央部と内側面略中央部とは、固定用部材15aに設けられた軸23a(図3、図4、図6参照)に軸支されており、略U字形状部材13aが軸23aを中心に回動できるようになっている。また、図4に示したように、長板状部材13aの一端部は、略U字形状部材13aの一方の先端部に軸24aを介して回動可能に連結されており、長板状部材13aの他端部は、保持部材本体部11aに軸25aを介して回動可能に連結されている。なお、図4には示していないが、長板状部材13aの一端部は、略U字形状部材13aの他方の先端部に軸(図示しないが、軸24aと同様のもの)を介して回動可能に連結されており、長板状部材13aの他端部は、保持部材本体部11aに軸(図示しないが、軸25aと同様のもの)を介して回動可能に連結されている。また、軸24aは、リンク機構13aの動作に従って適宜移動することができるものである。また、リンク機構13bは、リンク機構13aと同様の構成であるので、説明を省略する。
次に、図4〜図6を用いて、手押し車100の後輪9aの回転を制御するための各部位の操作及び動作について説明する。
第1の操作及び動作として、後輪9aの回転を抑制する前の状態(図4(a)、図5(a)、図6(a)参照)から、後輪9aの回転を抑制した場合の状態(図4(b)、図6(b)参照)にする操作及び動作について説明する。まず、操作部7aにおける平面部7a22に、操作者の指又は手のひらをかけて、操作部本体7aの中央部に固定された軸7aを中心にレバー部7aにおける回動部材7a21が回動するように操作する。このとき、解除操作レバー部7aの突起部7a34は凹部7a23から自動的に押し出されるが(図5(a)、(b)参照)、巻きバネ7aの付勢力によって次の凹部7a24に自動的に係合する(図5(b)、(c)参照)。これと同時に、ワイヤ14aは、ワイヤ引っ掛け部7aにおける軸7a側の部位周りに掛けられつつ、ワイヤ引っ掛け部7aのワイヤ先端固定部7a51によって引っ張られる(図4(a)、(b)参照)。このように、ワイヤ14aがワイヤ引っ掛け部7aのワイヤ先端固定部7a51によって引っ張られると、リンク機構13aが動作する。すなわち、ワイヤ14aがワイヤ先端固定部13aを引っ張り、略U字形状部材13aのワイヤ先端固定部13a側を持ち上げることによって、軸23aを中心に略U字形状部材13aを回動させ、略U字形状部材13aに回動可能に連結されている長板状部材13aを押し下げるように移動させる(図4(a)、(b)参照)。このとき、押し下げられた長板状部材13aに軸25aを介して回動可能に連結されている保持部材本体部11aも連動して押し下げられ、ローラ10aが後輪9aに押し付けられる。これにより、後輪9aの回転は抑制される。
次に、第2の操作及び動作として、後輪9aの回転を抑制した場合の状態(図4(b)、図5(c)参照)から、さらに後輪9aの回転を抑制した場合の状態(図4(c)、図6(b)参照)にする操作及び動作について説明する。まず、操作部7aにおける平面部7a22に、操作者の指又は手のひらをかけて、操作部本体7aの中央部に固定された軸7aを中心にレバー部7aにおける回動部材7a21が回動するように操作する。このとき、上述の第1の操作及び動作での説明と同様に、解除操作レバー部7aの突起部7a34は凹部7a24から自動的に押し出されるが、巻きバネ7aの付勢力によって次の凹部7a25に自動的に係合する。これと同時に、ワイヤ14aは、ワイヤ引っ掛け部7aにおける軸7a側の部位周りにさらに掛けられつつ、ワイヤ引っ掛け部7aのワイヤ先端固定部7a51によって、より引っ張られる(図4(b)、(c)参照)。このように、ワイヤ14aがワイヤ引っ掛け部7aのワイヤ先端固定部7a51によって、より引っ張られると、リンク機構13aがさらに動作する。すなわち、ワイヤ14aがワイヤ先端固定部13aをさらに引っ張り、略U字形状部材13aのワイヤ先端固定部13a側をより持ち上げることによって、軸23aを中心に略U字形状部材13aをさらに回動させ、略U字形状部材13aに回動可能に連結されている長板状部材13aをより押し下げるように移動させる(図4(b)、(c)参照)。このとき、押し下げられた長板状部材13aに軸25aを介して回動可能に連結されている保持部材本体部11aも連動してさらに押し下げられ、ローラ10aが後輪9aにより押し付けられる(図4(c)、図6(b)参照)。これにより、後輪9aの回転は、第1の操作及び動作の後の場合に比べて、さらに抑制される。
次に、第3の操作及び動作として、上述の第2の操作及び動作によって後輪9aの回転を抑制した状態(図4(b)、図6(b)参照)から、後輪9aの回転を抑制する前の状態(図4(a)、図5(a)、図6(a)参照)にする操作及び動作について説明する。まず、解除操作レバー部7aのボタン部7a32を押して、凹部7a24から解除操作レバー部7aの突起部7a34を抜き取ることによって、レバー部7aの位置の保持を解除する操作を行う(図5(b)参照)。このように凹部7a24から突起部7a34が抜き取られると、レバー部7aがワイヤ14aに引っ張られ、図4(a)及び図5(a)に示した位置まで自動的に回動する。このとき、ボタン部7a32の操作を中断すれば、解除操作レバー部7aの突起部7a34は、巻きバネ7aの付勢力によって自動的に凹部7a23に係合する。
次に、第4の操作及び動作について説明する。基本的な操作及び動作は、上述の第3の操作及び動作での説明と同様である。すなわち、解除操作レバー部7aの突起部7a34が凹部7a25に係合している際において、解除操作レバー部7aのボタン部7a32を押して、凹部7a25から解除操作レバー部7aの突起部7a34を抜き取ることによって、レバー部7aの位置の保持を解除することができる。上述の第3の操作及び動作での説明と異なる点は、突起部7a34を、凹部7a23に係合させるのか、凹部7a24に係合させるのかを、適宜選択して、レバー部7aの位置を図4(a)又は図4(b)に示したいずれかの位置で保持するように操作することが可能な点である。
なお、上述したような後輪9aの回転を制御するための一連の操作及び動作は、操作部7b、ローラ10b、保持部材11b、リンク機構13b、ワイヤ14bなどの操作部7bの操作で動作する各部位を用いて、後輪9bの回転を制御する場合においても同様であるので、これらの操作及び動作についての説明は省略する。
上記構成の本実施形態によれば、操作部7aが操作されワイヤ14aが引っ張られた場合、保持部材11aに保持されているローラ10aが後輪9aに接触し、後輪9aの回転に摩擦が付加され、後輪9aの回転を抑制することができる。また、レバー部7aの凹部7a23、7a24、7a25と、解除操作レバー部7aと、巻きバネ7aとが主要部を構成している選択保持機構によって、レバー部7aの位置を複数の位置に選択保持することができるため、ワイヤ14aによるリンク機構13aの引っ張り度を段階的に調整できる。これらの結果として、ローラ10aの後輪9aへの接触度を段階的に調整することができるので、容易且つ正確に、後輪9aの回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車100を提供できる。同様に、操作部7bが操作されワイヤ14bが引っ張られた場合、保持部材11bに保持されているローラ10bが後輪9bに接触し、後輪9bの回転に摩擦が付加され、後輪9bの回転を抑制することができる。また、レバー部7bの凹部(図示していないが、凹部7a23、7a24、7a25と同様の部位)と、解除操作レバー部7bと、巻きバネ7bとが主要部を構成している選択保持機構によって、レバー部7bの位置を複数の位置に選択保持することができるため、ワイヤ14bによるリンク機構13bの引っ張り度を段階的に調整できる。これらの結果として、ローラ10bの後輪9bへの接触度を段階的に調整することができるので、容易且つ正確に、後輪9bの回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車100を提供できる。
また、解除操作レバー部7aによって、レバー部7aの位置の保持が解除され、ワイヤ14aによってレバー部7aが引っ張られることになるので、ワイヤ14aが緩む方向にレバー部7aの位置を変更できる。したがって、レバー部7a又は解除操作レバー部7aを操作することによって、後輪9aへのローラ10aの押し付けを段階的に弱くしたり強くしたりすることができるので、容易且つ確実に、後輪9aの回転度を操作者の好み程度に調整することが可能な手押し車100を提供できる。同様に、解除操作レバー部7bによって、レバー部7bの位置の保持が解除され、ワイヤ14bによってレバー部7bが引っ張られることになるので、ワイヤ14bが緩む方向にレバー部7bの位置を変更できる。したがって、レバー部7b又は解除操作レバー部7bを操作することによって、後輪9bへのローラ10bの押し付けを段階的に弱くしたり強くしたりすることができるので、容易且つ確実に、後輪9bの回転度を操作者の好み程度に調整することが可能な手押し車100を提供できる。
さらに、巻きバネ7aにより、解除操作レバー部7aの一端側(突起部7a34側)がレバー部7a方向に移動し、凹部7a23、7a24、7a25のいずれか1つに突起部7a34が係合するような力が加えられ、確実にレバー部7aの位置が保持される。また、解除操作レバー部7aを操作して、突起部7a34を凹部7a23、7a24、7a25のいずれか1つから抜き取る操作をした場合には、レバー部7aがワイヤ14aに引っ張られてワイヤ14aを緩ませる方向へ回動させることができ、解除操作レバー部7aの操作を止めた場合には、突起部7a34が凹部7a23、7a24、7a25のいずれか1つに係合してレバー部7aの回動を制止することができる。したがって、簡易な構成でありながら、容易且つ確実に、後輪9aの回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車100を提供できる。また、筒状部材12bの内部に設けられた巻きバネ30aと同様の巻きバネ(図示せず)により、解除操作レバー部7bの一端側(突起部7a34と同様の突起部側)がレバー部7b方向に移動し、複数の凹部(凹部7a23、7a24、7a25と同様のもの)のいずれか1つに突起部(突起部7a34と同様の突起部)が係合するような力が加えられ、確実にレバー部7bの位置が保持される。また、解除操作レバー部7bを操作して、突起部7b34を複数の凹部(凹部7a23、7a24、7a25と同様のもの)のいずれか1つから抜き取る操作をした場合には、レバー部7bがワイヤ14bに引っ張られてワイヤ14bを緩ませる方向へ回動させることができ、解除操作レバー部7bの操作を止めた場合には、突起部(突起部7a34と同様の突起部)が複数の凹部(凹部7a23、7a24、7a25と同様のもの)のいずれか1つに係合してレバー部7bの回動を制止することができる。したがって、簡易な構成でありながら、容易且つ確実に、後輪9bの回転度を段階的に変化させることが可能な手押し車100を提供できる。
加えて、歩行の際の前腕を受ける前腕受け6が、後支柱2a、2b上部に設けられており、操作者の健康状態又は背丈などに合わせて、屈まないでよい位置に操作部7a、7bを設けているので、足腰の弱い操作者、足腰などに怪我をしている操作者にとって操作しやすい(例えば、前腕受けに前腕を載せながら操作できる)とともに、転倒による怪我を回避することもできる。
さらに、レバー部7aに、操作者の指又は手のひらをかけて操作することが可能な平面部7a22が設けられているため、操作者はレバー部7aに容易に力を加えることができるので、操作部7aを操作しやすい手押し車100を提供できる。なお、レバー部7bにおいても同様であるので、操作部7bも操作しやすい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る手押し車の説明をする。
図7に、本発明の第2実施形態に係る手押し車200の側面図を示す。なお、符号107a、113aにおける一部の部位を除いて、上記第1実施形態と本実施形態とにおいて、下二桁の数字が同じ符号の部位は、同様の構成を有するものなので、説明を省略することがある。
本実施形態に係る手押し車200は、主に、(1)操作部7aの代わりに操作部107aを用いている点、(2)ワイヤ14aの代わりに棒状のシャフト150を用いている点、(3)リンク機構13aの代わりにリンク機構113aを用いている点、で第1実施形態の手押し車100と異なっている。以下、これらの異なっている点を中心に詳述する。
操作部107aは、操作部7aのワイヤ引っ掛け部7aの代わりに、シャフト150を回動可能に軸支するための軸151を有しているものである。軸151は、レバー部107aの回動中心である軸107aに対して偏心位置において、レバー部107aに固設されている。
シャフト150の一端部には、ナット152、153を螺合することが可能な雄ネジが切られており、他端部には軸151を嵌めることが可能な孔部(図示せず)が形成されている。
リンク機構113aは、ほぼ第1実施形態のリンク機構13aと同様であるが、以下の点で異なっている。すなわち、第1実施形態におけるワイヤ先端固定部13aを用いずに、シャフト150の他端部が貫通する孔(図示せず)を有し、ナット152、153とともに、シャフト150の他端部の動きに遊びを持たせた状態で取り付け可能なシャフト取付部113aを用いている点で異なっている。なお、その他の点は、リンク機構113aとリンク機構13aとは、同様の構成を有するものである。
次に、操作及び動作について説明する。なお、レバー部107a、解除操作レバー部107aの操作方法は、上記実施形態のレバー部7a、解除操作レバー部7aの操作方法と同様であるので、説明を省略することがある。
まず、後輪109aの回転を抑制させるための操作及び動作について説明する。操作部107aにおける平面部(上記実施形態の平面部7a22と同様のもの)に、操作者の指又は手のひらをかけて、操作部本体107aの中央部に固定された軸107aを中心にレバー部107aにおける回動部材(上記実施形態の回動部材7a21と同様のもの)が回動するように操作する。このとき、上記実施形態と同様に、解除操作レバー部107aの突起部(上記実施形態の突起部7a34と同様のもの)は凹部(上記実施形態の凹部7a23と同様のもの)から自動的に押し出されるが、巻きバネ(上記実施形態の巻きバネ7aと同様のもの)の付勢力によって次の凹部(上記実施形態の凹部7a24と同様のもの)に自動的に係合する。これと同時に、シャフト150は、レバー部107aの動作に従って回動する軸151に引っ張られる。このように、シャフト150が軸151によって引っ張られると、リンク機構113aが動作する。すなわち、シャフト150がシャフト取付部113aを引っ張り、略U字形状部材13aのシャフト取付部113a側を持ち上げることによって、軸123aを中心に略U字形状部材113aを回動させ、略U字形状部材113aに回動可能に連結されている長板状部材113aを押し下げるように移動させる。このとき、図示しないが、押し下げられた長板状部材113aに軸125aを介して回動可能に連結されている保持部材本体部(上記実施形態の保持部材本体部111a同様のもの)も連動して押し下げられ、ローラ110aが後輪109aに押し付けられる。これにより、後輪109aの回転は抑制される。なお、上記実施形態と同様、さらに操作部107aにおけるレバー部107aを操作することで、より後輪109aの回転は抑制される。
次に、後輪109aの回転の抑制を解除させるための操作及び動作について説明する。解除操作レバー部107aの突起部(上記実施形態の突起部7a34と同様のもの)が凹部(上記実施形態の凹部7a25と同様のもの)のいずれかに係合している際において、解除操作レバー部107aのボタン部107a32を押して、該凹部(上記実施形態の凹部7a25と同様のもの)から解除操作レバー部107aの突起部(上記実施形態の突起部7a34と同様のもの)を抜き取ることによって、レバー部107aの位置の保持を解除することができる。
上記構成の本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
<変形例>
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態における前腕受けの代わりに、手で握ることが可能な支持部(例えば、ハンドルなど)を用いてもよい。
また、上記各実施形態においては、後輪の回転を抑制させる構成としたが、前輪の回転を抑制させるように構成してもよいし、前輪、後輪の両方ともに抑制できるように、さらに操作部及びリンク機構などを取り付けた手押し車としてもよい。
また、上記各実施形態においては、後輪の回転を抑制させる部材の一つとして、ローラを示したが、該ローラの代わりに、板状部材、棒状部材など、後輪の回転を抑制させることができる部材(摩擦部材)であれば、どのようなものを用いてもよい。
また、上記各実施形態においては、操作部を後支柱の上部(フレーム部材の上部)に取り付けたが、操作者の操作しやすい位置であれば、前腕受け(支持部)に取り付けてもよいし、該前腕受けと後支柱の上部との間に位置する可動部材に取り付けてもよい。また、上記各実施形態における操作部は、操作者が屈まないで操作できる位置であれば、どこに設けてもよい。
また、上記各実施形態における各巻きバネの代わりに、板バネ、ゴムなど、任意の物体にある外力が作用する時、変形が小さければそれに比例した変形が生じ、外力を除くと元の形状に戻るような弾性部材を用いてもよい。
また、上記第1実施形態と上記第2実施形態とを、適宜組み合わせた手押し車としてもよい。
また、上記各実施形態において、解除操作レバー部を操作した際、レバー部が急に動作しないように、レバー部と操作部本体部内側との間に負荷をかけることが可能な負荷部材(ゴム部材など)を取り付けて、ゆっくり回動するように調整してもよい。
また、上記第1実施形態においては、操作部を各後輪に対して一つずつ配設したものとしたが、後輪の両方の回転の抑制及び抑制の解除を一度に行えるように、各後輪側からのワイヤ2本を一つの操作部に接続してまとめたものとしてもよい。
また、上記各実施形態においては、リンク機構の動作を3段階で行えるようにした手押し車を示したが、これに限られず、4段階以上でリンク機構を動作できるようにしてもよい。なお、4段階以上でリンク機構を動作できるようにするには、例えば、レバー部における凹部を増設したり、レバー部の回動可能角度を広げたりするなどして、選択保持機構の構成を変化させることで対応できる。
1a、1b 前支柱
2a、2b 後支柱
3 枠体
4a、4b 連結部材
4a、4b 筒状部
5a、5b 可動部材
6 前腕受け
7a、7b、107a 操作部
7a、107a 操作部本体
7a、7b、107a レバー部
7a、7b、107a 解除操作レバー部
7a カバー
7a ワイヤ引っ掛け部
7a、7b、30 巻きバネ
7a、23a、24a、25a、107a、123a、124a、125a、151 軸
7a21 回動部材
7a22 平面部
7a23、7a24、7a25 凹部
7a31 棒状部材
7a32、107a32 ボタン部
7a33 被軸支部
7a34、7b34 突起部
7a51 ワイヤ先端固定部
8a、8b 前輪
9a、9b、109a 後輪
10a、10b、110a ローラ
11a、11b 保持部材
11a、12a、12b 筒状部材
11a、111a 保持部材本体部
11a 蓋部
12a 底部
13a、13b、113a リンク機構
13a、113a 略U字形状部材
13a、13a、113a 長板状部材
13a ワイヤ先端固定部
14a、14b ワイヤ
15a、15b 固定用部材
20a、20b 首振り機構
21a、21b 保持具
22a 穴部
100、200 手押し車
113a シャフト取付部
150 シャフト
152、153 ナット

Claims (5)

  1. フレーム部材の下端に設けられた複数の車輪と、
    前記複数の車輪のうち少なくとも2つの車輪に摩擦を付加して、前記車輪の回転を抑制可能な摩擦部材と、
    前記摩擦部材を保持する保持部材と、
    前記保持部材の一部を内部に収納する筒状部材と、
    前記筒状部材の内部に設けられ、前記保持部材を前記車輪側と反対の方向に付勢する弾性部材と、
    前記保持部材を前記筒状部材から押し出させ、前記摩擦部材を前記車輪に接触させることが可能なリンク機構と、
    一端部が前記リンク機構の一部に接続されている接続部材と、
    前記接続部材を介して前記リンク機構を動作させることが可能な操作部と、を含み、
    前記操作部は、
    操作部本体と、
    前記操作部本体に設けられ、前記接続部材の他端部が架けられており、操作することによって前記接続部材を引っ張ることが可能なレバー部と、
    前記操作部本体に設けられ、前記レバー部の位置を手動により複数の位置に選択保持可能な選択保持機構と、を有していることを特徴とする手押し車。
  2. 前記選択保持機構が、前記レバー部の位置の保持を解除可能な解除操作レバー部を有していることを特徴とする請求項1に記載の手押し車。
  3. 前記レバー部が、前記接続部材を巻きこむように回動する回動部材であるとともに、回動方向に沿って一列に設けられた複数の凹部を有しているものであり、
    前記解除操作レバー部が、前記操作部本体に途中部分が軸支された回動部材であるとともに、一端部に前記複数の凹部のそれぞれに係合可能な突起部を有しているものであり、
    前記操作部本体と前記解除操作レバー部の他端部との間に、前記解除操作レバー部の一端側が前記レバー部方向に移動するように力を加える弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の手押し車。
  4. 前腕を載せる又は手で握ることによって操作者の体を支持することが可能な支持部をさらに含んでおり、
    前記支持部、前記支持部と前記フレーム部材上部との間、又は前記フレーム部材上部のいずれか1つの位置に前記操作部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の手押し車。
  5. 前記レバー部に操作者の指又は手のひらをかけて操作することが可能な平面部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の手押し車。
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