JP5033430B2 - 液晶配向制御用突起形成用組成物 - Google Patents
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Description
(CH2)βO、(C5H10COO)β
で示される基のいずれかである。またβは0〜5の範囲内の整数である。)
また、本発明においては、上記フェノールノボラック酸変性樹脂およびフェノール含有アクリル共重合体樹脂のπ電子結合によって、液晶配向制御用突起が液晶表示装置に用いられた際に生じる電子を通りやすくすることができることから、焼きつきが生じにくいものとすることができる。さらに、上記ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物によって液晶配向制御用突起中の架橋点間距離を広いものとし、電子やイオン等が通りやすいものとすることによっても、焼きつきが生じ難いものとすることができる。
本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物は、下記一般式(1)で表されるフェノールノボラック酸変性樹脂と、末端にフェノール基を含有するフェノール基含有(メタ)アクリレートモノマーおよび末端に酸基を有する酸含有(メタ)アクリレートモノマーを少なくとも重合させたフェノール含有アクリル共重合体樹脂と、下記一般式(2)で表されるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物と、有機顔料とを含有することを特徴とするものである。
(CH2)βO、(C5H10COO)β
で示される基のいずれかである。またβは0〜5の範囲内の整数である。)
以下、本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物に用いられる各材料について説明する。
まず、本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物に用いられるフェノールノボラック酸変性樹脂について説明する。本発明に用いられるフェノールノボラック酸変性樹脂は、フェノールノボラック樹脂を酸変性したものであり、下記一般式で示されるものである。
次に、本発明に用いられるフェノール含有アクリル共重合体樹脂について説明する。本発明に用いられるフェノール含有アクリル共重合体樹脂は、末端にフェノール基を有するフェノール基含有(メタ)アクリレートモノマーおよび末端に酸基を有する酸含有(メタ)アクリレートモノマーの共重合体、または上記フェノール基含有(メタ)アクリレートモノマー、酸含有(メタ)アクリレートモノマー、およびこれらと共重合可能な(メタ)アクリレートモノマーの共重合体である。
次に、本発明に用いられるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物について説明する。本発明に用いられるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物は、下記一般式(2)で示されるものであり、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)を変性することにより得られるものである。
(CH2)βO、(C5H10COO)β
で示される基のいずれかである。またβは0〜5の範囲内の整数である。)
(CH2)βO
(βは0〜5の範囲内の整数)とされることが好ましく、特にβが1〜3の範囲内の整数とされることが好ましい。これにより、液晶配向制御用突起が形成された際、液晶配向制御用突起中の樹脂の架橋点間距離を十分なものとすることができるからである。上記ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物として具体的には、東邦化学工業製DPT−25E(商品名)等が挙げられる。
次に、本発明に用いられる有機顔料について説明する。本発明においては、液晶配向制御用突起に遮光性を付与するための遮光性材料として有機顔料が用いられる。有機顔料を用いることにより、液晶の配向を乱すおそれの少ないものとすることができるからである。このような有機顔料としては、形成される液晶配向制御用突起に遮光性を付与することが可能なものであれば特に限定されるものではなく、一般的に着色層等を形成する際に用いられる有機顔料等とすることができ、例えば赤色顔料、緑色顔料、青色顔料、紫色顔料および黄色顔料等が挙げられる。
また、上記青色有機顔料として具体的には、フタロシアニン系顔料、ジオキサジン系顔料およびアンスラキノン系顔料からなる群から選択される顔料であることが好ましい。このような青色有機顔料としては、例えばPB(ピグメントブルー)15:6等を挙げることができる。
さらに、上記紫色有機顔料として具体的には、ジオキサジン系顔料もしくはキナクリドン系顔料であることが好ましい。このような紫色有機顔料としては、例えばPV(ピグメントバイオレット)23等を挙げることができる。
これらの有機顔料を用いることにより、より緑色の透過を防ぐことが可能な液晶配向制御用突起を形成することができるため、上記液晶配向制御用突起を液晶表示装置に用いた際、良好な表示特性を得ることができるからである。また、これらの有機顔料を用いることにより、上述した各有機顔料における透過率を上記範囲内とすることができ、さらに形成される液晶配向制御用突起の透過率を後述する好ましい範囲内とすることができるからである。
本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物は、上記フェノールノボラック酸変性樹脂、フェノール含有アクリル共重合体樹脂、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物、および有機顔料を含有するものであれば特に限定されるものではなく、必要に応じて適宜他の材料を含有していてもよい。通常、上記各材料とともに、光重合開始剤、界面活性剤、密着助剤、溶剤等が用いられることとなる。
以下、光硬化性メラミン樹脂、光重合開始剤、界面活性剤、密着助剤、および溶剤について説明する。
本発明に用いられる光硬化性メラミン樹脂は、下記一般式(3)で示されるものである。
本発明に用いられる光重合開始剤としては、一般的なものを用いることができ、例えばミヒラーズケトン等のラジカル型光重合開始剤や、トリアリールスルフォニウム塩、ジアリールヨウドニウム塩等のカチオン型光重合開始剤などを挙げることができる。これらは単独で用いてもよく、2種類以上を併用することもできる。
また本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物は、必要に応じて、界面活性剤を含有していてもよい。界面活性剤は、本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物の塗布性を向上させるため、あるいは塗膜の現像性を向上させるため用いられる。
本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物は、必要に応じて、密着助剤を含有していてもよい。密着助剤は、本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物を透明電極層等の上に塗布した場合、塗膜と透明電極層等との密着性を向上させるために用いられる。このような密着助剤としては、例えばシランカップリング剤などが挙げられる。
本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物は、必要に応じて、溶剤を含有していてもよい。溶剤は、液晶配向制御用突起形成用組成物中の各成分を均一に溶解し、例えば透明電極層上等への塗布を容易にするために用いられる。
本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物は、必要に応じて、添加剤を含有していてもよい。添加剤としては、例えば帯電防止剤、保存安定剤、消泡剤、重合禁止剤、可塑剤、レベリング剤、染料などが挙げられる。
次に、本発明の液晶配向制御用突起形成用組成物を用いて形成される液晶配向制御用突起について説明する。
本発明においては、液晶配向制御用突起形成用組成物を用いて液晶配向制御用突起を形成した際、上記液晶配向制御用突起における530nm〜580nmの範囲内の光の透過率が40%以下、中でも1%〜30%の範囲内、特に1%〜20%の範囲内であることが好ましい。上記範囲内の波長の光の透過率を抑えることにより、人間の視覚特性上、明るく感じる緑色の透過を抑えることができるため、良好な表示特性が得られるからである。ここで上記透過率は、オリンパス光学工業(株)製分光測色計OSP−SP200により測定することができる。
次に、本発明のカラーフィルタについて説明する。本発明のカラーフィルタは、上記記載の液晶配向制御用突起形成用組成物を用いて形成された液晶配向制御用突起を有することを特徴とするものである。
本発明のカラーフィルタに用いられる液晶配向制御用突起は、上述した液晶配向制御用突起形成用組成物を用いて形成されるものであり、通常透明電極層上の着色層に対応する領域に形成される。
塗膜の厚みは、塗布方法、液晶配向制御用突起形成用組成物の固形分濃度や粘度等を調整することにより、適宜制御される。
上記液晶配向制御用突起形成用組成物を塗布した後は、溶剤を除去するために塗膜を乾燥させる。例えばホットプレートやオーブン等を用いて塗膜を加熱することによって乾燥させることができる。
露光に使用される放射線としては、例えば低圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドランプなどの紫外線、電子線等が挙げられる。露光量は、使用する光源や塗膜の厚みなどによって適宜調整される。
また、露光後に重合反応を促進させるために、加熱処理を行ってもよい。加熱条件は、液晶配向制御用突起形成用組成物中の各成分の配合割合や、塗膜の厚み等によって適宜選択される。
現像液としては、通常、水や水溶性溶媒にアルカリを溶解させた溶液が用いられる。このアルカリ溶液には、界面活性剤などを適量添加してもよい。
また、現像方法は一般的な方法を採用することができる。現像条件としても一般的な条件であればよい。なお、現像後には、通常現像液の洗浄、乾燥が行われる。
[実施例1]
(カラーフィルタの作製)
基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備した。この基板を定法にしたがって洗浄した後、基板の片側全面にスパッタリング法によりクロム薄膜(厚み1000Å)を形成した。このクロム薄膜上にネガ型感光性レジスト(東京応化工業(株)製 CFPR DN-83)を塗布し、所定のマスクを介して露光、現像、熱処理して線幅20μm、ピッチ100μmのブラックマトリックス(遮光部)パターンを形成した。
次に、下記組成の赤色パターン用のネガ型感光性樹脂組成物、緑色パターン用のネガ型
感光性樹脂組成物、および青色パターン用のネガ型感光性樹脂組成物を調製した。
・赤色有機顔料(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 クロモフタルレッドA2B)
4.8重量部
・黄色有機顔料(BASF社製 パリオトールイエローD1819) 1.2重量部
・顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 3.0重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
・緑色有機顔料(アビシア社製 モナストラルグリーン9Y−C) 4.2重量部
・黄色有機顔料(BASF社製 パリオトールイエローD1819) 1.8重量部
・顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 3.0重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
・青色有機顔料(BASF社製 ヘリオゲンブルーL6700F) 6.0重量部
・顔料誘導体(アビシア社製 ソルスパース5000) 0.6重量部
・顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 2.4重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
なお、上記のポリマーIは、ベンジルメタクリレート:スチレン:アクリル酸:2−ヒドロキシエチルメタクリレート=15.6:37.0:30.5:16.9(モル比)の共重合体100モル%に対して、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを16.9モル%付加したものであり、重量平均分子量は42500である。
その後、緑色パターン用のネガ型感光性樹脂組成物、青色パターン用のネガ型感光性樹脂組成物を用いて、同様の操作により、緑色パターン、青色パターンを形成した。これにより、赤色パターン、緑色パターン、青色パターンが配列された着色層を形成した。
次に、ブラックマトリックスおよび着色層を覆うように酸化インジウムスズ(ITO)からなる透明電極層(厚み1500Å)をスパッタリング法により形成した。
<フェノールノボラック酸変性樹脂Iの合成>
フラスコにクレゾールノボラック樹脂(旭有機材社製EP-4080G)15重量部、シクロヘキサノン85重量部を添加し、攪拌した。均一溶解確認後、60℃まで加温し、触媒としてトリメチル錫ラウレートを0.2重量部加え、更に無水フタル酸を1重量部加え3時間反応させた。その後樹脂濃度が20質量%となるようシクロヘキサノンで調整してフェノールノボラック酸変性樹脂Iを得た。重量平均分子量は4500であった。
・上記フェノールノボラック酸変性樹脂I 16.5重量部
・フェノール含有アクリル共重合体樹脂(4−ヒドロキシフェニルアクリレート/メタクリル酸メチル/アクリル酸)MW:15000 2.1重量部
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートEO変性物(東邦化学工業製DPT-25E)
8重量部
・光硬化性メラミン樹脂(三和ケミカル社製 ニカラックMX-302) 2.5重量部
・青色有機顔料(BASF社製 ヘリオゲンブルーL6700F) 3重量部
・青色有機顔料用顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161)1.5重量部
・赤色有機顔料(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 クロモフタルレッドA2B)
1.6重量部
・赤色有機顔料用顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161)0.8重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 62.0重量部
その後、上記ガラス基板上にセルギャップ保持スペーサパターン用の感光性樹脂組成物(JSR(株)製オプトマーNN780)をスピンコート法により塗布し、フォトマスクを介して、露光、現像して、スペーサパターンを形成した。このパターンは、ドット形状(下底30μmφ、高さ3.5μm)とした。
上記のように形成したカラーフィルタ表面の透明電極膜上にポリイミドからなる配向膜を形成した。その後、TFTを形成したガラス基板上に垂直配向用液晶を必要量滴下した後、上述して形成したカラーフィルタを重ね合わせ、UV硬化性樹脂をシール材として用い常温で0.3kgf/cm2の圧力をかけながら400mJ/cm2の照射量で露光することにより接合してセルを作製し、セルの上部と下部に偏光軸が90度となるように偏光板を貼り付けて液晶セルとした。
液晶配向制御用突起形成用組成物として下記組成物を使用した以外は実施例1と同様に、カラーフィルタおよび液晶セルを作製した。
<液晶配向制御用突起形成用組成物>
・フェノールノボラック酸変性樹脂I 18重量部
・フェノール含有アクリル共重合体樹脂(4−ヒドロキシフェニルアクリレート/メタクリル酸メチル/アクリル酸)MW:15000 2.1重量部
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートEO変性物(東邦化学工業製DPT-25E)
9重量部
・青色有機顔料(BASF社製 ヘリオゲンブルーL6700F) 3重量部
・青色有機顔料用顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161)1.5重量部
・赤色有機顔料(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 クロモフタルレッドA2B)
1.6重量部
・赤色有機顔料用顔料分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161)0.8重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 62.0重量部
液晶配向制御用突起形成用組成物として下記組成物を使用した以外は実施例1と同様に、カラーフィルタおよび液晶セルを作製した。
<液晶配向制御用突起形成用組成物>
・アクリル共重合体樹脂(ベンジルメタクリレート/メタクリル酸メチル/アクリル酸)MW:15000 10重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 84.0重量部
上述したように作製したカラーフィルタ基板上の液晶配向制御用突起の寸法を光学顕微鏡にて測定した。測定結果を表1に示す。また各液晶セルに60Hz、AC5Vで所定の絵素パターンを2時間通電表示した後、黒表示した際の焼き付きを目視で評価した結果を表1に示す。なお、焼きつきの評価は、絵素パターンが消滅するまでの時間が直ぐであれば◎、10分以内であれば○、それ以外は×とした。
2 … 着色層
3 … 透明電極層
4 … 液晶配向制御用突起
Claims (5)
- 下記一般式(1)で表されるフェノールノボラック酸変性樹脂と、末端にフェノール基を有するフェノール基含有(メタ)アクリレートモノマーおよび末端に酸基を有する酸含有(メタ)アクリレートモノマーを少なくとも重合させたフェノール含有アクリル共重合体樹脂と、下記一般式(2)で表されるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート変性物と、有機顔料とを含有することを特徴とする液晶配向制御用突起形成用組成物。
(式(2)中、R5、R6、R7、R8、R9、およびR10は、(CH2)βO、(C5H10COO)βで示される基のいずれかである。またβは0〜5の範囲内の整数である。) - 前記有機顔料が、赤色有機顔料、青色有機顔料および紫色有機顔料からなる群から選択される1種類以上の有機顔料であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液晶配向制御用突起形成用組成物。
- 液晶配向制御用突起を形成した際、前記液晶配向制御用突起における波長530nm〜580nmの範囲内の光の透過率が40%以下であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の液晶配向制御用突起形成用組成物。
- 請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の液晶配向制御用突起形成用組成物を用いて形成された液晶配向制御用突起を有することを特徴とするカラーフィルタ。
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