JP5033086B2 - コンセント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンセント装置、特に屋外で使用される屋外用コンセント装置に関するものである。
従来から種々のコンセント装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示すものは、屋外壁面に固定される屋外コンセント装置であって、屋外壁面に固定される取付プレートと、電源プラグ差込口を取り囲む庇部を有し、取付プレートを包囲する防水部材で水封されて、取付プレートに対してねじ止めされるコンセント本体と、電源プラグ差込口に差し込まれた電源プラグを包囲するための盗電防止カバーと、取付プレートにおけるコンセント本体ねじ止め用のねじ孔を利用して盗電防止カバーをコンセント本体に取り外し可能に止着するカバー止着手段とを備えている。
特開2005−259411号公報
特許文献1に示すものでは、盗電防止カバーを取り付けることによって、電源プラグを包囲することができるので、雨天時等に、飛沫が電源プラグや電源プラグ差込口にかかってしまうことを防止することもできる。
ところで、盗電防止カバーは、コンセント装置の設置場所によっては不要である。例えば、盗電のおそれが少なく、また防水が不要な場所に設置する場合であれば、盗電防止カバーをわざわざ設ける必要がない。このような場合には、わざわざ盗電防止カバーで電源プラグを包囲する必要はなく、電源プラグを包囲すれば、電源プラグの着脱が行い難くなるというデメリットがある。
そのため、盗電防止カバーを使用するか否かは適宜選択できることが好ましいが、盗電防止カバーをコンセント本体から完全に取り外すことができるようにすると、紛失のおそれがある。そこで、盗電防止カバーを、蝶番などを用いて、電源プラグを包囲する位置と包囲しない位置との間で回動可能にコンセント本体に取り付けることが提案されている(特許文献1の図7参照)。
しかしながら、蝶番によって取り付けた場合に、電源プラグを包囲しない位置に盗電防止カバーを位置させると、屋外壁面からの盗電防止カバーの突出量が大きく、邪魔になるという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、防水が必要な用途と不要な用途の両方に用いることができ、防水が不要な場合に防水用のカバーが邪魔になることを防止することができるコンセント装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明では、プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入孔を一面に有し当該一面を下方に向ける形で建物の壁面に取り付けられ、栓刃挿入孔に挿入された栓刃に接触される刃受部および電源に接続される端子部を有する電気接続部が収納されるボディを備えるとともに、ボディの上記一面側にプラグ用の収納空間を備え、ボディには、プラグに接続されるコードを通す挿通孔を有するカバーが、収納空間を閉塞する閉位置と、収納空間を開放するとともにボディを覆う開位置との間で移動自在に取り付けられていて、上記挿通孔は上記プラグを通すことができる大きさに形成され、上記カバーは、上記閉位置では上記挿通孔が形成された部位が上記ボディの上記一面に所定距離を隔てて対向配置され、上記開位置では上記挿通孔が形成された部位が上記ボディの上記一面に上記所定距離より短い距離を隔てて対向配置されるように、上記閉位置と上記開位置との間でスライド移動する形に上記ボディに取り付けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カバーを閉位置に位置させて収納空間を閉塞することによって、飛沫がボディの栓刃挿入孔内の刃受部やプラグの栓刃にかかってしまうことを防止することができる。一方、カバーを開位置に位置させて収納空間を開放した場合には、カバーがボディを覆うから、閉位置に比べてカバーの壁面からの突出量が大きくなってしまうことがない。そのため、防水が不要な場合であっても、カバーが邪魔になってしまうことがなく、使い勝手がよい。また、カバーの操作を容易に行うことができる。
本発明は、防水が必要な用途と不要な用途の両方に用いることができ、防水が不要な場合に防水用のカバーが邪魔になることを防止することができるという効果を奏する。
(実施形態1)
本実施形態のコンセント装置1は、屋外用のコンセントであり、図1〜図3に示すように、建物(例えば住宅)の壁面(外壁面)Wに取り付けられるボディ2を備えている。
ボディ2は、壁面Wに取り付けられる矩形板状の台部3と、台部3における壁面W側とは反対側(図1(a)における右面側)に取り付けられる器体4とを備えている。台部3および器体4はいずれも絶縁性を有する樹脂材料により形成されている。
器体4は、断面が中心角が90度の扇形の箱状に形成されている。器体4は、扇形の一方の半径に対応する一面4aを台部3の長手方向の一端側(図1(a)における下端側)に向け、かつ扇形の他方の半径に対応する他面4bを台部3側に向けた状態で、台部3の前面3aの長手方向の他端側(図1(a)における上端側)に取り付けられている。図示例では、器体4は台部3の前面3aの上半分を覆う大きさである。
器体4の一面4aには、図3(b)に示すように、複数(図示例では3つ)の栓刃挿入孔40a〜40cが形成されている。複数の栓刃挿入孔40a〜40cそれぞれには、プラグ120(図4,5参照)の複数の栓刃120a〜120cそれぞれが挿入される。ここで、プラグ120は商用電源に対応するものであって、栓刃120a,120bは電圧極用の栓刃であり、栓刃120cは接地極用の栓刃である。一方、器体4の他面4bには、電源(本実施形態の場合は、商用電源)用の配線を挿入するための配線挿入孔(図示せず)が形成されている。これに対応して、台部3には、配線挿入孔を外部に臨ませるための開孔(図示せず)が形成されている。
このような器体4には、プラグ120を電源(商用電源)に電気的に接続するための電気接続部(図示せず)が収納されている。当該電気接続部は、栓刃挿入孔40a〜40cに挿入された栓刃120a〜120cに接触される刃受部(図示せず)と、電源に接続される端子部(図示せず)とを有している。上記刃受部は、プラグ120の3つの栓刃120a〜120cそれぞれに対応する3つの刃受(図示せず)、すなわち電圧極用の一対の刃受および接地極用の刃受により構成されている。電圧極用の一対の刃受は一対の栓刃挿入孔40a,40bそれぞれに対応し、接地極用の刃受は栓刃挿入孔40cに対応する形で器体4に収納されている。各刃受の構成は、使用を想定するプラグ120の規格に応じて適宜設定される。上記端子部は、例えば電源用の配線が接続される電源用の一対の速結端子と、接地線が接続される接地用の速結端子とにより構成されている。このような電気接続部は従来周知のものを採用することができるから詳細な説明は省略する。
ボディ2は、器体4の一面4aを下方に向ける形で建物の壁面Wに取り付けられる。したがって、以下の説明では、説明の簡略化のために、台部3の厚み方向(図1(a)における左右方向)の一面側を前側(図1(a)における右側)、台部3の厚み方向の他面側を後側(図1(a)における左側)、台部3の長手方向(図1(a)における上下方向)の一端側を上側(図1(a)における上側)、台部3の長手方向の他端側を下側(図1(a)における下側)として説明する。
ところで、コンセント装置1では、図1,2に示すように、プラグ120を接続できるようにするために、器体4の一面4a側に、プラグ120用の収納空間Sが確保されている。コンセント装置1は、当該収納空間Sを閉塞するカバー5を備えている。
カバー5は、例えば絶縁性を有する樹脂材料により形成されている。カバー5は、台部3の短手方向(図2(a)における左右方向)において互いに対向する一対の側板部50と、当該一対の側板部50同士を連結する連結部51とを一体に備えている。ここで、台部3の短手方向に直交する面内(図1(a)における紙面内)における側板部50の外周形状は、中心角が90度の扇形である。連結部51は、扇形の側板部50の弧の部分で一対の側板部50同士を連結している。このようなカバー5は、器体4を収容することができるように(図1(b)参照)、側板部50の外周形状や、一対の側板部50間の距離、連結部51の厚みなどが設定されている。
また、側板部50の内面側(他方の側板部50との対向面側)には、カバー5をボディ2に取り付けるための円柱状の軸部50aが突設されている。軸部50aは、扇形の側板部50の中心部分に形成されている。また、各側板部50の軸部50aの中心軸は一致している。一方、器体4には、軸部50aを枢支するための軸受部41が形成されている。軸受部41は、台部3の短手方向における器体4の両側面それぞれに形成されている。したがって、器体4の2つの軸受部41それぞれに軸部50aを嵌め込むことによって、カバー5は、回転可能な形で器体4に取り付けられる。ここで、カバー5の回転軸の方向は、台部2の短手方向に沿った方向であるから、カバー5の回転軸は壁面Wに平行している。
カバー5が回転可能な範囲は、器体4の栓刃挿入孔40a〜40cそれぞれに栓刃120a〜120cが挿入されたプラグ120を囲う(収納空間Sを閉塞する)閉位置(図1(a)および図2(a)参照)と、ボディ2の器体4を囲う(収納空間Sを閉塞しない)開位置(図1(b)および図2(b)参照)との間である。閉位置では、扇形の側板部50の一方の半径に対応するカバー5の端面5aが台部3の前面3aの下端部に当接し、開位置では、扇形の側板部50の半径に対応するカバー5の端面5bが台部3の前面3aの上端部に当接している。
ここで、カバー5の連結部51には、閉位置において栓刃挿通孔40a〜40cと対向する部位に、プラグ120に接続されるコード102を通す挿通孔52が形成されている。挿通孔52は、カバー5を開位置から閉位置に回転させる過程で、コード102が挿通孔52内に入るように、開位置から閉位置に向かう方向において外部と連通している(図3(a),(b)参照)。また、本実施形態では、挿通孔52の大きさは、コード102を通すことはできるものの、プラグ120を通すことはできない大きさである。
したがって、カバー5が開位置にあるときは、カバー5が器体4を覆っており、収納空間Sが開放されているためにコンセント装置1にプラグ120を自由に着脱することができる。一方、カバー5が閉位置にあるときは、カバー5が収納空間Sを閉塞しており、また挿通孔52の大きさがプラグ120を通すことができない大きさであるから、コンセント装置1にプラグ120を着脱することができない。
このように本実施形態のコンセント装置1は、プラグ120の栓刃120a〜120cが挿入される栓刃挿入孔40a〜40cを一面4aに有し当該一面4aを下方に向ける形で建物の壁面Wに取り付けられ、栓刃挿入孔40a〜40cに挿入された栓刃120a〜120cに接触される刃受部および電源に接続される端子部を有する電気接続部が収納されるボディ2を備えている。ボディ2の器体4には、プラグ120に接続されるコード102を通す挿通孔52を有するカバー5が、ボディ2の一面4a側に形成されるプラグ120用の収納空間Sを閉塞する閉位置と、収納空間Sを開放するとともにボディ2の器体4を覆う開位置との間で移動自在に取り付けられている。
そのため、カバー5を閉位置に位置させて収納空間Sを閉塞することによって、プラグ120を囲うことができ、飛沫がボディ2の栓刃挿入孔40a〜40c内の刃受部やプラグ120の栓刃120a〜120cにかかってしまうことを防止することができる。一方、カバー5を開位置に位置させて収納空間Sを開放した場合には、カバー5がボディ2の器体4を覆うから、閉位置に比べてカバー5の壁面Wからの突出量が大きくなってしまうことがない。そのため、防水が不要な場合であっても、カバー5が邪魔になってしまうことがなく、使い勝手がよい。
特に、カバー5は、ボディ2の器体4に回転自在に取り付けられ、カバー5の回転軸は、壁面Wに平行し、当該回転軸に直交する面内におけるカバー5の外周形状は、カバー5の回転中心を中心とする扇状である。そのため、閉位置と開位置とのいずれにおいても、壁面Wからのカバー5の突出量は等しくなる。また、カバー5を回転させるだけで閉位置と開位置とを切り換えることができるから、カバー5の操作を容易に行うことができる。
ところで、図4,5では、コンセント装置1に接続する機器として、電気自動車充電用コードセット(以下、「コードセット」と略称する)100を示している。
コードセット100は、交流電源に対応するアウトレットと電気自動車のインレットとを接続するために使用される電源コードセットである。ここで、電気自動車とは、電池(二次電池)と電動機(モータ)が搭載された自動車をいい、これには、内燃機関(ガソリンエンジン)と電動機とが搭載された所謂ハイブリッドカーや、プラグインハイブリッドカーも含むものとする。
電気自動車のインレットは、電気自動車に搭載される電池の規格等に応じて好適な形状や、構造が採用される。本実施形態では、電気自動車に交流電力を直流電力に変換して上記電池を充電する充電装置(図示せず)が搭載されていることを前提とし、インレットは交流に対応するものとする。すなわち、電気自動車のインレットは、交流電源(例えば、周波数が50Hzあるいは60HzのAC200Vの商用電源)に接続可能な形に構成されており、交流電源の一対の電圧極に接続される一対の端子(図示せず)と、接地極用の端子(図示せず)とを有している。
コードセット100は、図5に示すように、電源の接続に使用するコード102と、負荷の接続に使用するコード103と、これらの間に挿入される遮断装置104とを有している。
コード102は、3本の絶縁被覆電線102a〜102cを1本の絶縁チューブ(図示せず)内に配置してなる3芯のものであり、絶縁被覆電線102a,102bが電圧極の接続に、絶縁被覆電線102cが接地極の接続に使用される。このコード102の一端にはプラグ120が設けられている。プラグ120は、上述したように電圧極用の一対の栓刃120a,120bと、接地極用の栓刃120cとを備えている。3つの栓刃120a,120b,120cそれぞれは、コード2の3本の絶縁被覆電線102a,102b,102cそれぞれの一端に接続されている。
コード103は、コード102と同様に、3本の絶縁被覆電線103a〜103cを1本の絶縁チューブ(図示せず)内に配置してなる3芯のものであり、絶縁被覆電線103a,103bが電圧極の接続に、絶縁被覆電線103cが接地極の接続に使用される。このコード103の一端にはコネクタ130が設けられている。コネクタ130は、電気自動車のインレットに接続するためのものであり、インレットの一対の電圧極用の端子それぞれに接続される一対の端子130a,130bと、接地極用の端子に接続される端子130cとを備えている。そして、コネクタ130の3つの端子130a,130b,130cそれぞれは、コード103の3本の絶縁被覆電線103a,103b,103cそれぞれの一端に接続されている。
遮断装置104は、漏電遮断器としての機能を有しており、一対の端子部140,141を備えている。一方の端子部140は、3つの端子140a,140b,140cを有しており、3つの端子140a,140b,140cそれぞれにはコード102の3本の絶縁被覆電線102a,102b,102cそれぞれの他端が接続される。端子部140は、交流電源に接続するための電源接続端子部として使用される。他方の端子部141は、3つの端子141a,141b,141cを有しており、3つの端子141a,141b,141cそれぞれにはコード103の3本の絶縁被覆電線103a,103b,103cそれぞれの他端が接続される。端子部141は、負荷である電気自動車に接続するための負荷接続端子部として使用される。
一対の端子部140,141間は、電気接続部142により電気的に接続されている。電気接続部142は、端子140aと端子141aとを接続する電路142aと、端子140bと端子141bとを接続する電路142bと、端子140cと端子141cとを接続する電路142cとを有している。電気接続部142において、電力供給に使用される給電用の電路142a,142bそれぞれには、接点部143a,143bが挿入されている。接点部143a,143bは、固定接点と、当該固定接点に接離する可動接点とで構成される機械接点よりなり、これら接点部143a,143bによって、電気自動車への給電をオン/オフする開閉部143が構成されている。すなわち、開閉部143が閉じていれば(両接点部143a,143bが閉じていれば)、給電用の間の電路142a,142bを通じて電気自動車に給電可能になり、開閉部143が開いていれば(両接点部143a,143bが開いていれば)、給電用の電路142a,142bが遮断されて電気自動車には給電されない。
遮断装置104には、開閉部143の開閉を行う開閉機構部144と、開閉機構部144を制御する制御部145とを備えている。
開閉機構部144は、例えば、開閉部143の各接点部143a,143bの固定接点が固着された固定端子板や、可動接点が固着された可動接触子、ばね材、係止部材などの種々の部材が機械的に結合されてなり、制御部145より与えられる制御信号に応じて開閉部143の開閉を行う。この種の開閉機構部144は従来周知のものを採用することができるから詳細な説明は省略する。
制御部145は、例えば、マイクロコンピュータ(マイクロコントローラ、略称としてマイコン、広義にはCPUとも称される)であり、メモリに記憶されたプログラムをCPUで実行することにより後述する種々の処理を実行する。この制御部145は、給電用の電路142a,142bに不平衡電流が生じているか否かを検出する零相変流器146の検出出力に基づいて、漏電が生じているか否かを判定する処理を実行する。制御部145は、当該処理の結果、漏電が生じていると判定すれば、開閉部143が開状態となるように開閉機構部144を制御する。これによって一対の端子部140,141間が遮断されて、交流電源から電気自動車に電力が供給されないようにする。一方、制御部145は、漏電が生じていないと判定すれば、開閉部143が閉状態となるように開閉機構部144を制御し、交流電源から電気自動車に電力が供給されるようにする。
また、制御部145は、後述する収納部106に収納されたコード103の温度(コード103そのものの温度ではなくて雰囲気温度でもよい)を検出する温度センサ147の検出結果に基づいて開閉機構部144を制御する処理を実行する。当該処理において、制御部145は、温度センサ147で検出された温度が所定温度以上であれば、開閉部143が開状態となるように開閉機構部144を制御する。これによって一対の端子部140,141間が遮断されて、交流電源から電気自動車に電力が供給されないようにする。一方、制御部145は、所定温度未満であれば、開閉部143が閉状態となるように開閉機構部144を制御し、交流電源から電気自動車に電力が供給されるようにする。ここで、上記の所定温度は、コード103を構成する絶縁被覆電線の絶縁被覆の材料や絶縁チューブの材料である絶縁材料(ビニルなど)の融点を基準に定められ、これら絶縁被覆や絶縁チューブが溶け出す前に、電路142a,142bを遮断することができる温度に設定される。
このように遮断装置104は、漏電が生じた際に一対の端子部140,141間を遮断して給電を停止する機能と、コード103の絶縁被覆や絶縁チューブが溶けるおそれがある場合に一対の端子部140,141間を遮断して給電を停止する機能とを有している。
また、遮断装置104は、制御部145を駆動するための電力を供給するための電源部148を備えている。電源部148は、レギュレータなどにより構成されている。この電源部148の各入力端子(図示せず)は電路142a,142bにおける端子140a,140bと接点部143a,143bとの間に接続されており、接点部143a,143bが開いた状態でも、交流電源より電力供給を受けることができるようになっている。
上述した遮断装置104は、図4(a),(b)に示すような筐体105に収納されている。なお、以下では、説明の簡略化のために、図4(a)における上下方向を筐体105の高さ方向、図4(a)における左右方向を筐体105の幅方向、図4(a)における紙面の法線方向を筐体105の厚み方向として説明する。
筐体105は、高さ方向と幅方向の寸法がほほ同じで、厚み方向の寸法が高さ方向の寸法より小さい直方体の箱状に形成されている。この筐体105の幅方向の一側面(図4(a)における左側面)には、コード102を通すための第1の開孔部(図示せず)が設けられている。すなわち、コード102の他端は筐体105内で遮断装置104の端子部140に接続され、コード102の一端は上記開孔部を通して筐体105の外部に引き出される。なお、コンセント装置1と漏電遮断器たる遮断装置104との間に挿入されるコード102の長さは、UL(Underwriters Laboratories Inc)規格によって、10cm〜30cmと定められているため、コード102の長さはこの範囲で定められる。
筐体105の厚み方向の一面側(図4(b)における左面)には、コード103を出し入れ自在に収納可能な収納部106が設けられている。
収納部106は、コード103が巻き付けられるドラム160を有している。ドラム160は、断面が真円の筒状に形成され、中心軸方向を筐体105の厚み方向に沿わせた状態で、中心軸を回転軸として筐体105の厚み方向の一面側に回転自在に取り付けられている。ドラム160における筐体105側とは反対側(図4(b)における左側)には正円の円盤部161が設けられており、円盤部161の中心軸とドラム160の中心軸とは一致している。この円盤部161におけるドラム160側とは反対側(図4(b)における左側)の縁部には、ドラム160を手動で回転させるための摘み部161aが突設されている。また、この円盤部161は、内周形状が円形状(円盤部161の外周形状よりやや大きい円形状)、外周形状が矩形状に形成された枠体であるフレーム部162の内側に回転自在に支持されている。フレーム部162の外形サイズは筐体105の厚み方向の一面と同サイズに形成されている。フレーム部162は、棒状(図示例では丸棒状)の連結部163により筐体105に取り付けられている。連結部163は全部で4本あり、フレーム部162の四隅に位置している。
筐体105の厚み方向の一面には、コード103を通すための第2の開孔部(図示せず)が設けられており、コード103の一端は当該第2の開孔部より収納部106側に引き出される。なお、コード103の他端は筐体105内において遮断装置104の他方の端子部141に接続され、これによって、コード103が遮断装置104を介してコード102に連結される。筐体105より引き出されたコード103は、ドラム160の外周面(回転軸に直交する面内における外周面)に巻き付けられる。そのため、ドラム160の回転に応じて、収納部106より外部に引き出すことができるコード103の長さを調整することができる。
筐体105の高さ方向の一面(図4(a)における下面)には、筐体105を地面に安定して置くための台部となるスタンド107が設けられている。スタンド107は、例えば金属製のものであって、筐体105の厚み方向を長手方向とし、筐体105の幅方向に所定間隔を隔てて並べられた一対の足部107a,107aと、一対の足部107aの一端部(筐体105側の端部)それぞれを筐体105の高さ方向の一面に連結する一対の脚部107bと、一対の足部107aの他端部(収納部106側の端部)同士を連結する連結部107cとを一体に備えている。このようなスタンド107は、コードセット100の重心位置などを考慮して好適なものが採用される。
一方、筐体105の高さ方向の他面(図4(a)における上面)には、持ち運び用の把手108が設けられている。把手108は、例えば金属製のものであって、筐体105の厚み方向を長手方向とし、筐体105の幅方向に所定間隔を隔てて並べられた一対の側部108a,108aと、一対の側部108aの一端部(筐体105側の端部)それぞれを筐体105の高さ方向の他面に連結する一対の連結部108bと、一対の側部108aの他端部(収納部106側の端部)同士を連結する把持部108cとを一体に備えている。このような把手108は、持ち運び易さを考慮して、コードセット100の重心位置などを考慮して持ち運び時に筐体105の高さ方向が鉛直方向に沿った方向となるように設計される。
また、筐体105の幅方向の他面(図4(a)における右面)における高さ方向の一面側(図4(a)における下面側)には、保持部109が設けられている。保持部109は、コネクタ130を保持するためのものであり、筐体105の高さ方向の他面側(図4(b)における上面側)が開口された箱状に形成されている。したがって、コネクタ130の先部を上記開口より保持部109内に差し入れることで、コネクタ130が保持部109に保持されることになる。なお、保持部109の形状は上記の例に限定されず、コネクタ130の先端が地面に着かないように保持できるものであればよい。
このコードセット100を使用するにあたっては、把手108を持ってコードセット100を所望の位置まで持ち運び、スタンド107により所望の位置に置く。その後に、コード102のプラグ120をコンセント装置1に接続し、コネクタ130を電気自動車のインレットに接続すればよい。ここで、コネクタ130を電気自動車のインレットに接続するにあたっては、コネクタ130を保持具109より外し、収納部106よりコード103を必要な分だけ引き出せばよい。コード103を引き出し過ぎた場合には、摘み部161aを持って、コード103を巻き取る方向にドラム160を回転させてコード103の余長分を収納部106に引き入れればよい。
このようにコードセット100によれば、コード103を必要な分だけ収納部106から引き出して使用することができる(コード103の余長部分を収納することができる)ので、コード103の余長部分が地面に置かれることがないから、コード103の余長部分に人が引っ掛かって転倒してしまうことを防止できて、安全に使用することができ、しかも見た目がすっきりして、見栄えも良い。また、把手108を持って持ち運ぶことができ、しかもスタンド107により地面に安定して置くことができるから、使い勝手が良い。特にコード103を収納部106に収納することができるから、持ち運びが容易である。
また、コネクタ130を筐体105に保持させることができる。そのため、コネクタ130の垂れ下がりに起因するコード103の断線や、コネクタ130を地面に放置した際に水が浸入するといった不具合が発生することを防止することができる。さらに、温度センサ147で検出された温度が所定温度以上になると一対の端子部140,141間が遮断されてコード103に電流が流れなくなる。よって、コード103の温度が上がりすぎて、コード103の絶縁被覆が溶けて導線が露出してしまうことを防止することができる。
なお、このようなコードセット100の他例としては図6に示すものが挙げられる。図6に示すコードセット100は、上述の遮断装置104(図6では不図示)が収納された直方体状の筐体105と、プラグ120が一端に設けられ他端が遮断装置104の一方の端子部140に接続されるコード102と、電気自動車のインレットに接続されるコネクタ130(図6では不図示)が一端に設けられ他端が遮断装置104の他方の端子部141に接続されるコード103とを備えている。図6に示すコードセット100は、図4、図5に示すものと異なり、収納部106、スタンド107、把手108、および保持具109を備えていない。また、収納部106を有していないので、遮断装置104には温度センサ147および当該温度センサ147に関連する機能が備えられていない。
ところで、本実施形態におけるカバー5には、図7に示すように、プラグストッパ部53を設けてもよい。プラグストッパ部53は、カバー5が閉位置にある状態においてプラグ120の下方においてプラグ120と対向するように、連結部51の内面側における挿通孔52の近傍に設けられている。このようなプラグストッパ部53を設ければ、カバー5が閉位置にあるときにプラグ120を引き抜こうとすると、プラグ120がプラグストッパ部53にあたることになる。そのため、プラグ120がコンセント装置1から抜けてしまうことを防止することができる。
また、カバー5には、図8に示すように、挿通孔52を閉塞する防水戸54を設けてもよい。防水戸54は、弾性を有する材料(例えばゴム等のエラストマ)により形成されており、挿通孔52の短手方向(図8における上下方向)両側それぞれに設けられている。防水戸54は、カバー5を開位置から閉位置に移動させる過程において、コード102によって防水戸54間の隙間が大きくなるように変形させられる。その結果、コード102は、防水戸54間の隙間を通って収納空間S内から外方へ引き出される。一方、カバー5を閉位置から開位置に移動させれば、コード102が防水戸54間の隙間から退出するので、防水戸54は自身が有する弾性によって図8に示す元の形に戻る。このような防水戸54を設けることによって、飛沫が挿通孔52を通って収納空間S内に入ることを抑制することができるから、さらなる防水性の向上を図ることができる。
また、コンセント装置1は、図9(a),(b)に示すように、カバー5を閉位置に固定する錠装置6を備えていてもよい。このような錠装置6は、例えば、デッドボルト(図示せず)用の出没孔(図示せず)が設けられた錠面を有する筐体60を備えている。筐体60は、閉位置にあるカバー5と錠面が対向する形で台部3に取り付けられている。この筐体60には、デッドボルトが出没孔より出没自在に設けられている。また、筐体60には、鍵を用いてデッドボルトの出没操作を行うためのシリンダ錠61が設けられている。
一方、カバー5には錠装置6の筐体60との干渉を防止するための切欠55が形成されている。また、閉位置において筐体60の錠面と対向するカバー5の面には、錠装置6のデッドボルトが抜き差しされる凹部(図示せず)が形成されている。したがって、カバー5を閉位置に位置させた状態で、錠装置6のシリンダ錠61を操作してデッドボルトを筐体60の出没孔より突出させれば、突出したデッドボルトがカバー5の凹部に入り込み、これによってカバー5が閉位置に固定される。一方、シリンダ錠61を操作してデッドボルトを出没孔に没入させれば、カバー5の固定が解除される。
本実施形態では、挿通孔52の大きさはプラグ120を通すことができない大きさであるので、プラグ120の栓刃120a〜120cを栓刃挿入孔40a〜40cに挿した状態(プラグ120をコンセント装置1に接続した状態)で錠装置6によりカバー5を防水置に固定すれば、プラグ120を収納空間Sから外側に引き出すことができなくなる。そのため、プラグ120によりコンセント装置1に接続された電気機器などの盗難を防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態のコンセント装置1は、図10,図11に示すように、器体4およびカバー5の構成が実施形態1と異なっている。なお、その他の構成(台部3や器体4に収納された電気接続部)については実施形態1と同様であるから説明を省略する。
本実施形態における器体4は、図10(a),(b)に示すように、直方体の箱状に形成されている。器体4の一面4aには、実施形態1と同様に栓刃挿通孔40a〜40cが形成されており、ボディ2は、この一面4aを下方に向ける形で壁面Wに取り付けられる。なお、本実施形態においても説明の簡略化のために、台部3の厚み方向(図11(a)における左右方向)の一面側を前側(図11(a)における右側)、台部3の厚み方向の他面側を後側(図11(a)における左側)、台部3の長手方向(図11(a)における上下方向)の一端側を上側(図11(a)における上側)、台部3の長手方向の他端側を下側(図11(a)における下側)として説明する。
台部3の短手方向における器体4の両側面(図10(a)における左右方向の両側面)それぞれには、カバー5を取り付けるためのスライド溝42が形成されている。このスライド溝42は、図11(a)〜(d)に示すように、一対の横溝部42a,42bと、横溝部42a間を連通させる縦溝部42cとで構成されている。一対の横溝部42a,42bは前後方向に沿って形成されており、上下方向において所定間隔を隔てて離間している。縦溝部42cは上下方向に沿って形成されている。また、本実施形態においても器体4は台部3の前面3aの上半分を覆う形に形成されている。
本実施形態におけるカバー5は、直方体の箱状に形成されている。このカバー5は、後面および上面が開口されている。また、カバー5は、内部に器体4を収納することができる大きさに形成されている。カバー5の下面には、挿通孔52が形成されている。本実施形態における挿通孔52は、コード102だけではなくプラグ120も通すことができる大きさに形成されている。カバー5の左右両内側面それぞれには、直方体状のスライド突起56が形成されている。カバー5は、2つのスライド突起56それぞれを器体4の2つのスライド溝42それぞれに嵌め込むことで器体4に取り付けられる。
したがって、カバー5は、図11(a)〜(d)に示すように、スライド突起56がスライド溝42の一方の横溝部42aの後端部にある位置(下位置)と、スライド突起56がスライド溝42の他方の横溝部42cの後端部にある位置(上位置)との間で、スライド溝42に沿ってスライド移動する。
ここで、下位置では、カバー5は、挿通孔52が形成された部位(下面部)がボディ2の器体4の一面4aに所定距離(器体4の一面4aとの間でプラグ120を収納することができる距離)を隔てて対向配置されている。一方、上位置では、カバー5は、挿通孔52が形成された部位(下面部)が器体4の一面4aに上記所定距離より短い距離を隔てて(図示例では下面部が一面4aに当接する形で)対向配置されている。
したがって、本実施形態のコンセント装置1では、下位置が閉位置となり、上位置が開位置となる。そして、カバー5を閉位置から開位置に移動させるにあたっては、カバー5を一方の横溝部42aに沿って前方に移動させた後に、縦溝部42cに沿って上方に移動させ、最後に他方の横溝部42bに沿って後方に移動させればよい。逆に、カバー5を開位置から閉位置に移動させるにあたっては、カバー5を他方の横溝部42bに沿って前方に移動させた後に、縦溝部42cに沿って下方に移動させ、最後に一方の横溝部42aに沿って後方に移動させればよい。
以上述べた本実施形態のコンセント装置1によれば、実施形態1と同様に、カバー5を閉位置に位置させてプラグ120を囲うことによって、飛沫がボディ2の栓刃挿入孔40a〜40c内の刃受部やプラグ120の栓刃120a〜120cにかかってしまうことを防止することができる。また、カバー5を開位置に位置させても、カバー5がプラグ120の代わりにボディ2の器体4を囲うようになるだけなので、閉位置に比べてカバー5の壁面Wからの突出量が大きくなってしまうことがないため、防水が不要な場合であっても、カバー5が邪魔になってしまうことがなく、使い勝手がよい。
特に、本実施形態のコンセント装置1においては、カバー5は、閉位置では挿通孔52が形成された部位が器体4の一面4aに所定距離を隔てて対向配置され、開位置では挿通孔52が形成された部位が器体4の一面4aに上記所定距離より短い距離を隔てて対向配置されるように、閉位置と開位置との間でスライド移動する形にボディ2に取り付けられている。そのため、閉位置と開位置とのいずれにおいても、カバー5の前面の位置が変わらないから、壁面Wからのカバー5の突出量は同じである。また、カバー5をスライド移動させるだけで閉位置と開位置とを切り換えることができるから、カバー5の操作を容易に行うことができる。
ところで、以上述べた実施形態1,2は、本発明の一実施形態に過ぎないものであって、本発明の技術的範囲を実施形態1,2に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、実施形態1ではカバー5が回転移動可能な形で、実施形態2ではカバー5がスライド移動可能な形でボディ2の器体4に取り付けられている。しかしながら、カバー5は、開位置における壁面Wからの突出量が閉位置における壁面Wからの突出量以下となるようにボディ2に移動自在に取り付けられていれば、本発明の効果を奏することができる。また、ボディ2は、必ずしも台部3を有している必要はなく、器体4の形状、特に栓刃挿入孔40a〜40cの形状も各実施形態のものに限定されず、接地極用の栓刃挿入孔40cを有さない構成のものであってもよい。
実施形態1のコンセント装置を示し、(a)はカバーが閉位置にあるときの側面図、(b)はカバーが開位置にあるときの側面図である。 同上のコンセント装置を示し、(a)はカバーが閉位置にあるときの正面図、(b)はカバーが開位置にあるときの正面図である。 同上のコンセント装置を示し、(a)はカバーが閉位置にあるときの下面図、(b)はカバーが開位置にあるときの下面図である。 電気自動車充電用コードセットを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 電気自動車充電用コードセットの説明図である。 電気自動車充電用コードセットの他例の外観図である。 実施形態1の他例のコンセント装置の側面図である。 実施形態1の他例のコンセント装置の下面図である。 実施形態1の他例のコンセント装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 実施形態2のコンセント装置を示し、(a)はカバーが閉位置にあるときの正面図、(b)はカバーが開位置にあるときの正面図である。 同上のコンセント装置の説明図である。
符号の説明
1 コンセント装置
2 ボディ
4 器体
4a 一面
5 カバー
6 錠装置
40a〜40c 栓刃挿入孔
52 挿通孔
102 コード
120 プラグ
120a〜120c 栓刃
S 収納空間
W 壁面

Claims (1)

  1. プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入孔を一面に有し当該一面を下方に向ける形で建物の壁面に取り付けられ、栓刃挿入孔に挿入された栓刃に接触される刃受部および電源に接続される端子部を有する電気接続部が収納されるボディを備えるとともに、ボディの上記一面側にプラグ用の収納空間を備え、
    ボディには、プラグに接続されるコードを通す挿通孔を有するカバーが、収納空間を閉塞する閉位置と、収納空間を開放するとともにボディを覆う開位置との間で移動自在に取り付けられていて、
    上記挿通孔は上記プラグを通すことができる大きさに形成され、
    上記カバーは、上記閉位置では上記挿通孔が形成された部位が上記ボディの上記一面に所定距離を隔てて対向配置され、上記開位置では上記挿通孔が形成された部位が上記ボディの上記一面に上記所定距離より短い距離を隔てて対向配置されるように、上記閉位置と上記開位置との間でスライド移動する形に上記ボディに取り付けられていることを特徴とするコンセント装置
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