JP5348556B2 - カバー付きコンセント - Google Patents

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本発明は、感電等を防止するようにしたカバー付きコンセントに関する。
この種、感電等を防止するようにしたコンセントは、プラグを囲繞する感電防止用リブを設けたもの(例えば、特許文献1)、さらに、扉付きコンセント(例えば、特許文献2)が提案されている。
特開2006−310041号公報 特開2007−173125号公報
一方、近年では、電気自動車用の充電スタンドが設置されるようになってきている。また、一般家庭においても電動式の自転車が普及し、商用電源から電動式の自転車に充電できるようになっている。これら充電スタンドや一般家庭での充電にはプラグが接続可能なコンセントが屋外に設けられることから、塵埃や雨水等からコンセントを保護する必要があり、コンセントにカバーを設けたカバー付コンセントが使用され、また、屋外のため盗電等の対策からキー付のカバー付コンセントも使用されている。また、この種のコンセントは降雨時などに使用者が濡れた手でプラグやコンセントを扱う事態も生じることから、その安全性、特に感電防止を如何に行うかが重要な課題となっている。
このため、特許文献1や2に示される感電防止手段を、この種のコンセントに適用することが考えられるが、いずれの構成においても水の浸入を確実に防ぐことは困難で、万一侵入した場合には、コンセントの刃受け金具には電源が印加された状態となっており確実に感電を防止することはできない。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので、確実に感電を防止することが可能なカバー付コンセントを提供しようとするものである。
請求項1に記載のカバー付コンセントの発明は、電気絶縁材で形成された本体と;本体に対して開閉可能に設けられ、導電体を突出して形成したカバー部材と;本体内に収容されプラグの栓刃が接続される刃受け金具と;本体に設けられ電線が接続される電線接続部と;本体内に収容され、カバー部材の開閉による導電体の抜き差しにより刃受け金具と電線接続部の接続が開閉される導電体受け金具と;を具備していることを特徴とする。本発明によれば、カバー部材が開放されると導電体が抜かれた状態となり、刃受け金具と電線接続部の接続が開放され、プラグの刃受け金具には電源が印加されないため、確実に感電を防止することが可能となる。
本発明において、コンセントは、屋外に設置されるカバー付コンセントに適用されるこ
とが好ましいが、屋内に設置されるカバー付コンセントでもよく、また、露出形でも埋込形でも、さらに、1口用でも2口用、3口用でもよく、その口数に限定されない。さらに、アース付のコンセント等であってもよく、特定のコンセントには限定されない。
また、本発明における電線接続部は、本体内に収容される、いわゆる、ねじ無し端子で構成されることが好適であるが、本体側面等に設けられるねじ付端子であってもよい。
また、導電体受け金具は、例えば、カバー付コンセントにおいて、カバー部材の開閉に
よる導電体の抜き差しにより刃受け金具と電線接続部の接続が開閉されることが好ましい。
本発明において、本体に対して開閉可能に設けられるカバー部材は、軸を中心にカバー部材を回動させることにより、本体に対して開閉がなされることが好ましいが、カバー部材を本体に対してスライドさせることによって開閉がなされるようにしてもよく、さらには、カバー部材を本体に対して着脱することによって開閉がなされるようにしてもよく、特定の開閉手段には限定されない。
また、カバー部材は、露出部分全体を略覆うようにカバーすることが、安全性および外観意匠的にも好ましいが、少なくとも充電部となる刃受け金具部分および導電体受け金具部分を覆っていればよい。
請求項に記載の発明は、請求項1記載のカバー付コンセントにおいて、前記導電体受け金具は、一方が刃受け金具と一体に形成され、他方が電線接続部と一体に形成されていることを特徴とする。本発明によれば、簡易な構成により確実に感電を防止することが可能となる。
本発明において、一体化するための手段は、金属基板を成形加工して一体に形成することが好ましいが、一部において、別体に形成した部品を溶接等で一体化したものであってもよい。
請求項記載の発明によれば、カバー部材の開閉による導電体の抜き差しにより刃受け
金具と電線接続部の接続が開閉される導電体受け金具により、カバー部材が開放されると
導電体が抜かれた状態となり、刃受け金具と電線接続部の接続が開放され、プラグの刃受
け金具には電源が印加されていないため、確実に感電を防止することが可能なカバー付コ
ンセントを提供することができる。
請求項記載の発明によれば、導電体受け金具は、一方が刃受け金具と一体に形成され
、他方が電線接続部と一体に形成されているので、簡易な構成により確実に感電を防止す
ることが可能なカバー付コンセントを提供することができる。
本発明の第1実施形態であるカバー付コンセントを壁面に設置した状態を示す縦断面図。 同じくカバー部を開いた状態を示す縦断面図。 同じくコンセントを示し、(a)は蓋体の正面図、(b)はケース体の正面図。 同じくコンセントを示し、(a)は端子板の斜視図、(b)は図3(b)のb−b線に沿う断面図。 同じくカバー付コンセントの設置状態を分解して示す斜視図。 同じく変形例におけるカバー付コンセントを壁面に設置した状態を示す縦断面図。
以下、本発明のコンセントおよびカバー付コンセントの実施形態について説明する。
本実施例は、一般家庭に用いられる100V15A用の1口コンセント10を構成するもので、本体11、プラグの栓刃が接続される一対の刃受け金具12、電線が接続される一対の電線接続部13、導電体の抜き差しにより刃受け金具12と電線接続部13の接続が開閉される一対の導電体受け金具14で構成する。
本体11は、図3に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂で一体に形成されたケース体11aと、ケース体の開口部を閉塞するための蓋体11bで構成する。ケース体11aは、内部に、後述する一対の刃受け金具12、一対の電線接続部13および一対の導電体受け金具14を収容するための刃受け金具収容部11a1、電線接続収容部11a2および導電体受け金具収容部11a3を一体に形成する。
蓋体11bは、本体と同様に電気絶縁性を有する合成樹脂で一体に形成され、ケース体
11aに収容される刃受け金具12に対向してプラグの栓刃を挿入するための一対の挿入
孔11b1を形成し、さらに、導電体受け金具14に対向して栓刃からなる導電体21bを挿入するための一対の挿入孔11b2を形成する。一対の挿入孔11b2は、一対の挿入孔11b1の配設方向と略直交する方向に配設される。これら本体11および蓋体11bは、ネジ若しくは着脱が可能な係合爪片等の手段で、ケース体11aの開口部を蓋体11bで閉塞するようにして固定される。
プラグの栓刃が接続される刃受け金具12は、図4(a)に示すように、導電性を有する金属、例えば、スズ(Sn)入りの銅板で構成され、プレス加工等により、「ハ」の字状をなす刃受け部12aと、刃受け部の底部から延長して一体に導電体受け金具14の一方の刃受け部14aを一体に形成する。上記に構成された刃受け金具12は、同様構成のものが一対用意される。
電線Wが接続される電線接続部13は、本実施例では、いわゆる、ねじ無し端子として構成されるもので、刃受け金具12と同様にスズ(Sn)入りの銅板をプレス加工等することにより、「コ」の字状をなす電線支持部13aと、電線支持部の側面から一体に導電体受け金具14の他方の刃受け部14bを一体に形成する。上記に構成された電線接続部13は、同様構成のものが一対用意される。図4(b)中13bは、電線Wを電線支持部13aに対し押圧して係止するための板バネである。
上記に構成された刃受け金具12および電線接続部13は、図3(b)に示すように、それぞれ一対が用意され、ケース体11aのそれぞれの収容部内に挿入され支持される。これにより、刃受け金具12に一体に形成された一方の刃受け部14aと、電線接続部13に一体に形成された他方の刃受け部14bが所定の隙間sを有して対向して配置され、「ハ」の字状をなす一対の導電体受け金具14が構成される。一対の導電体受け金具14は、一対の刃受け金具12の配設方向と略直交する方向に配設される。この状態で、蓋体11bをケース体11aの開口部に被せて閉塞することによりコンセント10が構成される。
なお、ケース体11aの裏面には、電線Wを電線接続部13のねじ無し端子に挿入するための一対の電線挿入孔11a4およびねじ無し端子と電線の接続を解除し、電線を引き外すためのリリースボタン(図示せず)が設けられている。また、上述した一対の刃受け金具12、一対の電線接続部13、一対の導電体受け金具14、一対の挿入孔11b1、一対の挿入孔11b2、一対の電線挿入孔11a4等は、一対に限らずアース付など3つで構成されてもよい。
上記構成のコンセントによれば、一対の導電体受け金具14の隙間sに導電体を差し込むことによって、一方の刃受け部14aと他方の刃受け部14bが導電体によって電気的に閉止され、電線接続部13と刃受け金具12が電気的に接続される。また、導電体を差し込まない状態では、一方の刃受け部14aと他方の刃受け部14bが隙間sによって開放され、電線接続部13と刃受け金具12が電気的に接続されない。これによって、導電体を差し込まない通常の状態では、プラグの刃受け金具12には電源が印加されないため感電する虞がない。また、一対の挿入孔11b2は、一対の挿入孔11b1の配設方向と略直交する方向に配設されているので、刃受け金具12に挿入されるプラグが、一対の挿入孔11b2に誤って差し込まれることがなく、一対の導電体受け金具14に接続されることがなく安全である。
本実施例では、上記構成のコンセント10にカバー部材を組み合わせ、カバー部材の開閉によって刃受け金具12と電線接続部13の接続が開閉されるようにしたカバー付コンセント20を構成した。
すなわち、カバー付コンセント20は、図1に示すように、上記に構成されたコンセント10と、コンセント10の本体11に対して開閉可能に設けられるカバー部材21で構成する。カバー部材21は、プレート部21aとカバー部21bからなり、プレート部21aは、合成樹脂により長方形の薄い皿状をなした形状に一体に形成され、その略中央部にコンセント10におけるプラグの栓刃を挿入するための一対の挿入孔11b1を臨ませる窓孔21a1を形成する(図5)。
さらに、この窓孔21a1の下方に連続してコンセント10における導電体21bの栓刃を挿入するための一対の挿入孔11b2を臨ませる窓孔21a2を形成する。図5中21a3は、後述するサポート32にカバー部材21を固定するために、プレート部21aの上下部分にそれぞれ設けられたねじである。
カバー部21bは、合成樹脂で内部にドーム状の空間部が形成されるような形状に一体に形成され、その内面側に銅板製の栓刃からなる一対の導電体21b1を樹脂成形時に一体に埋め込んで支持する。この一対の導電体21b1は、カバー部21bの樹脂により、互いに離間されて埋め込まれ電気的に絶縁された状態で支持される。なお、カバー部21bのドーム状の空間部は、コンセント10に差し込んだプラグを、その空間部内に余裕を持って収容できる大きさに形成する。図5中21b2は、カバー部21bの側面に形成したプラグ用のコードCを挿通させるためのコード孔であり、プラグPをコンセント10に接続しカバー部21bを閉じた状態でコードCを外部に導出させるために使用される。
上記に構成されたカバー部21bの一辺がプレート部21aの一辺に軸支され、その軸
を中心にしてカバー部21bがプレート部21aに対して回動できるように合成樹脂で一
体に形成され、カバー部21bを回動して閉じることにより(図1)、カバー部21bの
内面側に支持された一対の栓刃からなる導電体21b1が、コンセント10の下方のそれ
ぞれの挿入孔11b2に合致して差し込まれ、導電体受け金具14の隙間sに差し込まれ
る。なお、図示しないが、カバー部21bをプレート部21aに対して閉じた際にロック
するためのキーロック部が設けられている。
次に、上記に構成されたコンセント10およびカバー部材21により、商用電源を用いて電動式の自転車に充電するカバー付コンセント20を設置するための施工手順につき説明する。
図5に示すように、一般家庭の建物における外壁Xには、設置孔30が形成され、設置孔の内方には合成樹脂からなる配線ボックス31が設置され電線Wが引き出されている。
まず、配線ボックス31に引き出された電線Wをコンセント10の電線挿入孔11a4から電線接続部13のねじ無し端子に差し込んで接続し、このコンセント10をサポート32の取付孔に対し、上下の中間部分に位置させて係止手段により保持させる。
次に、コンセント10と一体化されたサポート32の上下の端部を設置孔30の上下に位置する外壁Xに当接しながらサポート32の長孔32aと配線ボックス31のねじ孔31aを合致させ長ねじ33をねじ込んでサポート32を外壁Xに支持する。
次に、カバー部材21をサポート32に取り付ける。すなわちプレート部21aの上方の窓孔21a1を、コンセント10の挿入孔11b1が設けられた部分に合致させ、下方の窓孔21a2を挿入孔11b2が設けられた部分に合致させる。この状態でプレート部21aに上下に設けられたねじ21a3を、サポート32のねじ孔32bに合致させねじ込んで固定する。これにより、コンセント10およびカバー部材21が外壁Xに設置されカバー付コンセント20が設置される。必要に応じて防水用のパッキングをプレート部21aと外壁Xとの間に介在させて設置する。
また、コンセント10を交換する場合には、上記手順と逆の手順で取り外せばよい。すなわち、まず、プレート部21aのねじ21a3をサポート32から外し、露出した長ねじ33を外してサポート32を配線ボックス31から取り外す。外されたサポート32からコンセント10を取り外し、新しいコンセントと交換して上述した施工手順に従って再度設置すればよい。
次に、上記に設置されたカバー付コンセントを使用して、電動式の自転車に充電する手順につき説明する。
まず、通常はカバー部材21が閉じられ塵埃や雨水等からコンセントを保護している。同時にカバー部21bがプレート部21aにキーロックされ盗電を防いでいる。この状態で、キーロックを解除し、カバー部21bを下方から上方に開放し、充電用のプラグPをコンセント10の挿入孔11b1に差し込む。
この際、図2に示すように、カバー部21bを開放することによって、導電体21b1が一対の導電体受け金具14から引き抜かれ、一方の刃受け部14aと他方の刃受け部14bが隙間sによって開放され、電線接続部13と刃受け金具12が電気的に接続されない。これによって、プラグの刃受け金具12には電源が印加されないため、雨天時等にプラグを差し込むためにコンセントの差込口近辺を濡れた手で触っても感電する虞はない。
次に、図1に示すように、プラグPを差し込んだ状態で、プラグを覆うようにしてカバー部21bを閉じる。この際、プラグのコードCはカバー部材21bのコード孔21b2から外部に導出させてカバー部21bを閉じる。
カバー部21bを閉じることによって、カバー部21bの内面側に支持された一対の栓
刃からなる導電体21b1が、コンセント10の下方のそれぞれの挿入孔11b2に合致
して差し込まれ、導電体受け金具14の隙間sに差し込まれる。これによって、一対の導
電体受け金具14の一方の刃受け部14aと他方の刃受け部14bが導電体21b1によ
って電気的に接続される。これによって、電線接続部13と刃受け金具12が接続され、
プラグの刃受け金具12に商用電源が印加されてプラグPを介し電動式の自転車に充電さ
れる。この際、プラグPはカバー部21bによって覆われているので、雨水がかかったり
、不用意に子供などが触ることができず安全に充電が行われる。
次に、充電が終了したら、カバー部21bを開放してプラグPをコンセント10から外し、カバー部21bを閉じてキーロックを行う。これによって、コンセント10は雨水や塵埃から保護され、盗電も防ぐことができる。この際、キーロックを忘れ、子供などが不用意にカバー部21bを開放したとしても、図2のように、導電体21b1が一対の導電体受け金具14から引き抜かれ、プラグの刃受け金具12には電源が印加されないため感電する虞はない。
以上、本実施例によれば、カバー部21bの開閉による導電体21b1の抜き差しにより刃受け金具12と電線接続部13の接続が開閉される一対の導電体受け金具14を設けたので、カバー部21bが開放されることによって、プラグの刃受け金具12には電源が印加されないため、プラグPをコンセントに差し込む際などに、感電する虞のない安全なコンセントおよびカバー付コンセントを提供することができる。
また、プラグPを差し込んだ状態で、カバー部21bを閉じることにより、初めて、導電体12b1により刃受け金具12に商用電源が印加されるので、感電する虞れがないことは勿論、プラグPはカバー部21bによって覆われ、雨水がかかったり、不用意に子供などが触ることができず安全に充電を行うことができる。
また、使用しないときは、コンセントはカバー部21bによって覆われているので、感電する虞れがないことは勿論、雨水や塵埃から保護され、盗電も防ぐことができる。また、子供などが不用意にカバー部21bを開放したとしても、導電体21b1が一対の導電体受け金具14から引き抜かれ、プラグの刃受け金具12には電源が印加されないため感電する虞はない。
また、導電体受け金具14は、一方の受け部14aが刃受け金具12と一体に形成され、他方の刃受け部14bがねじ無し端子からなる電線接続部13と一体に形成されているので、簡易な構成により確実に感電を防止することが可能になると共に、組立作業を簡素化できコストダウンが可能になると共に、導電体受け金具14自体を小型に構成することができ、安全でコンパクトなコンセントおよびカバー付コンセントを提供することができる。
以上、本実施例において、コンセント10の導電体受け金具14をカバー部材21の開閉による導電体21b1の抜き差しにより刃受け金具12と電線接続部13の接続が開閉されるように構成したが、図6に示すように、抜き差し専用の導電体40によって接続が開閉されように構成してもよい。図中41は化粧プレートである。
すなわち、抜き差し専用の導電体40は、合成樹脂からなる板状の蓋に、一対の栓刃からなる導電体40aを一体に埋め込んで支持したコンセント用の安全蓋として構成する。これにより、プラグをコンセントに差し込んだときのみ、この安全蓋の一対の導電体40aをコンセント10の導電体受け金具14に対向する挿入孔11b2に差し込むようにする。
これにより、コンセント10から所定の負荷に通電させることができると共に、コンセントを使用しないときには、導電体40aが抜かれた状態となり、刃受け金具12と電線接続部13の接続が開放されて刃受け金具12には電源が印加されていない。このため、子供などが不用意にコンセントに触れても感電する虞がない。また、使用するときにプラグPをコンセントに差し込む際などにも、感電する虞のない安全なコンセンを提供することができる。
なお、変形例を示す図6には、図1〜図5と同一部分に同一符号を付し、詳細な説明は省略した。以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
10 コンセント
11 本体
12 刃受け金具
13 電線接続部
14 導電体受け金具
20 カバー付コンセント
21 カバー部材
21b1 導電体
P プラグ
W 電線

Claims (2)

  1. 電気絶縁材で形成された本体と;
    本体に対して開閉可能に設けられ、導電体を突出して形成したカバー部材と;
    本体内に収容されプラグの栓刃が接続される刃受け金具と;
    本体に設けられ電線が接続される電線接続部と;
    本体内に収容され、カバー部材の開閉による導電体の抜き差しにより刃受け金具と電線接
    続部の接続が開閉される導電体受け金具と;
    を具備していることを特徴とするカバー付コンセント。
  2. 前記導電体受け金具は、一方が刃受け金具と一体に形成され、他方が電線接続部と一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のカバー付コンセント。
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