JP5029241B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、照明機能を備えた腕時計などの電子機器に関する。
従来、腕時計においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケース内に設けられた時刻表示部を光源で照明する場合、光源からの光を透明な腕時計ケース内に採り込み、この採り込んだ光を透明な腕時計ケース内で導いて時刻表示部の上側に位置する箇所の腕時計ケースの内周面から放出させることにより、時刻表示部を周囲から照明するように構成したものがある。
特開2004−69553号
しかしながら、このような従来の腕時計では、腕時計ケースが光源からの光を採り込んで時刻表示部の上側に位置する箇所の腕時計ケースの内周面から放出させるために、腕時計ケースを透明な樹脂で形成する必要があるほか、光源からの光を腕時計ケース内に採り込む箇所および採り込んだ光を腕時計ケースの内側に放出する箇所を除いて、腕時計ケースの全表面に反射層を形成する必要があり、このため腕時計ケースが材質の制約を受けるばかりか、腕時計ケースの構造も複雑で、製作コストが高くなるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、表示部を周囲から照明することができると共に、機器ケースが材質の制約を受けず、構造も簡単で、機器全体の低価格化を図ることができる電子機器を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、表示部を備えた機器ケースと、この機器ケースの上側開口部に取り付けられた保護ガラスと、前記機器ケースの上側外周部に設けられて前記保護ガラスの外周部を覆うガラス受け部材と、このガラス受け部材で覆われた前記保護ガラスの外周部の下側に位置する箇所における前記機器ケース内に設けられて前記保護ガラスの下面に向けて光を照射する光源と、この光源の上方に位置する箇所を除いて前記保護ガラスの下面にその周囲に沿ってサークル状に設けられた光拡散層と、を備えていることを特徴とする電子機器である。
請求項2に記載の発明は、前記光源の上方に位置する箇所の前記保護ガラスと前記ガラス受け部材との間に設けられて前記光源からの光を前記保護ガラス内に向けて反射する反射層を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器である。
請求項3に記載の発明は、前記光拡散層が、前記表示部の表示領域を除いて、前記ガラス受け部材で覆われる視野領域外から前記ガラス受け部材で覆われない視野領域内に亘る前記保護ガラスの下面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器である。
請求項4に記載の発明は、前記光拡散層が、前記ガラス受け部材で覆われる視野領域外のみにおける前記保護ガラスの下面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器である。
請求項5に記載の発明は、前記ガラス受け部材が、前記保護ガラスの外周部の上面を覆って前記機器ケースの上面に設けられた光透過性を有する樹脂ベゼルと、この樹脂ベゼルを覆って前記機器ケースの上側外周部に設けられ、且つ前記樹脂ベゼルの一部に対応する箇所に光透過孔が設けられた金属ベゼルと、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器である。
請求項6に記載の発明は、前記ガラス受け部材で覆われない視野領域内における前記表示部の前記表示領域外に位置する箇所に、加飾層がサークル状に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器である。
請求項7に記載の発明は、前記ガラス受け部材で覆われない視野領域内に位置する所定箇所に、ロゴマークを表す装飾層が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器である。
この発明によれば、光源で発光した光が下側から保護ガラスに入射すると、この入射した光が保護ガラスの周囲に沿ってサークル状に設けられた光拡散層によって拡散反射されることにより、保護ガラス内に入射した光を保護ガラスの周囲に沿って導きながら、光拡散層の内周端とガラス受け部材の内周端とに対応する位置における保護ガラスの上下面から放出することができるので、機器ケース内の表示部をその周囲から良好に照明することができ、これにより機器ケースが材質の制約を受けず、構造も簡単で、機器全体の低価格化を図ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図6を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上側開口部には、図2に示すように、時計ガラス2がパッキン3を介して取り付けられており、この腕時計ケース1の下部には、下側開口部を塞ぐための裏蓋4が防水リング5を介して取り付けられている。また、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール6が収容されている。
この場合、腕時計ケース1の上部外周には、図2に示すように、後述するガラス受け部材であるベゼル7が時計ガラス2の上側外周部を覆って設けられている。また、時計ガラス2と時計モジュール6との間における腕時計ケース1の内周部には、図2および図3に示すように、見切り板8がベゼル7の内周端よりも内周側に突出した状態で設けられている。また、時計モジュール6は、図2に示すように、上部ハウジング10と下部ハウジング11とを備えており、この上部ハウジング10と下部ハウジング11との間には、図2および図3に示すように、LSIなどの電子部品12aを搭載した回路基板12が設けられている。
また、この時計モジュール6の上部ハウジング10内には、表示部13が設けられている。この表示部13は、時刻などの情報を電気光学的に表示するものであり、液晶表示素子やEL(エレクトロルミネセンス)表示素子、電子ペーパなどの平面型の表示素子からなり、インターコネクタ13aによって回路基板12上に電気的に接続された状態で支持され、その上部に位置する周縁部、つまり外周端から表示領域の外周までの部分が見切り板8によって覆われている。この表示部13の下面には、表示部13の下面を照明するためのバックライト装置14が設けられている。
ところで、時計ガラス2の上側部外周部を覆う箇所のベゼル7の下側に位置する上部ハウジング10の周縁部における所定箇所、つまり上部ハウジング10の周縁部における12時側と6時側とに対応する箇所には、図2および図3に示すように、光源収納部10aが設けられている。この上部ハウジング10の光源収納部10aには、光源15が設けられている。この光源15は、LED(発光ダイオード)や豆電球などからなり、上部ハウジング10の光源収納部10a内に配置された状態で回路基板12と電気的に接続され、発光したときに、その光を見切り板8に設けられた貫通孔8aを通して時計ガラス2の下面に向けて照射するように構成されている。
この場合、時計ガラス2の下面における周縁部には、図1〜図3に示すように、光源15の上方に位置する箇所を除いて、光拡散層16が時計ガラス2の周囲に沿ってサークル状に設けられている。この光拡散層16は、照射された光を拡散反射する白色系のインク層であり、図3および図4に示すように、時計ガラス2の下面に印刷によってほぼ四角い枠状に設けられている。この場合、光拡散層16は、図1〜図4に示すように、表示部13の表示領域を除いて、ベゼル7で覆われる視野領域外からベゼル7で覆われない視野領域内に亘って設けられている。
すなわち、ベゼル7で覆われる視野領域外とは、図2に示すように、ベゼル7の内周端よりも外周側に位置する領域であり、ベゼル7で覆われない視野領域内とは、ベゼル7の内周端で囲われる領域であり、表示部13の表示領域とは、時刻などの情報を表示するための領域であり、見切り板8の内周端によって囲われる領域に対応する。これにより、光拡散層16は、図1〜図3に示すように、時計ガラス2の外周端からベゼル7の内周端よりも少し内周側に突出した位置に亘って時計ガラス2の下面に設けられている。この光拡散層16における光源15の上方に位置する箇所には、図3および図4に示すように、光を透過させるための開口部16aが設けられている。
また、時計ガラス2とベゼル7との間には、図3および図4に示すように、光源15からの光を時計ガラス2内に向けて反射する反射層17が光源15に対応して設けられている。この反射層17は、アルミニウム箔またはベゼル7の下面(つまり後述する樹脂ベゼル20の下面)にアルミニウムなどの金属を蒸着した蒸着膜であり、図3および図4に示すように、光源15に対応する12時側と6時側とに位置する時計ガラス2の両端側の上面にそれぞれ帯状に設けられている。この場合、反射層17は、光拡散層16と対応する箇所におけるベゼル7で覆われる視野領域外のみに設けられている。
さらに、時計ガラス2の下面におけるベゼル7で覆われない視野領域内には、図1〜図4に示すように、装飾層18が設けられている。この装飾層18は、文字、記号、図形などのロゴマークを表すものであり、図3および図4に示すように、ベゼル7で覆われない視野領域内における光拡散層16の内周端よりも内周側で、且つ表示部13の表示領域外に位置する箇所に設けられている。
ところで、腕時計ケース1の上側外周部に設けられたベゼル7は、図2〜図4に示すように、時計ガラス2の外周部の上面を覆って腕時計ケース1の上面に設けられた光透過性を有する樹脂ベゼル20と、この樹脂ベゼル20を覆って腕時計ケース1の上側外周面に設けられた金属ベゼル21とを備えている。樹脂ベゼル20は、図1〜図4に示すように、12時側と6時側とにおける腕時計ケース1の上部に配置される2つの部材からなり、そのそれぞれの断面形状がほぼ山形状をなし、全体が平面的に見てそれぞれほぼ「コ」字形状に形成されている。
この場合、樹脂ベゼル20は、図2〜図4に示すように、その下面が反射層17よりも広く形成され、時計ガラス2の外周部の上面を覆って配置され、光源15からの光が反射層17を除く箇所、つまり反射層17の外周側から入射するように構成されている。この場合、樹脂ベゼル20における左右両側(図4では前後方向の両側)の上部に円柱状の突起部20aがそれぞれ斜め上方に向けて突出して設けられている。また、金属ベゼル21は、図3および図4に示すように、2つの樹脂ベゼル20を一度に覆うと共に、腕時計ケース1の上部側の外周側面をも覆うほぼ枠形状に形成されている。この金属ベゼル21には、樹脂ベゼル20の突起部20aが嵌入して樹脂ベゼル20内の光が透過する光透過孔21aが設けられている。
次に、図5に示すブロック図を参照して、この腕時計の回路構成について説明する。
この回路構成は、回路全般を制御するCPU(中央演算処理装置)25、予め定められたプログラムが格納されたROM(リードオンリーメモリ)26、処理データを格納するRAM(ランダムアクセスメモリ)27、CPU25を動作させるためのパルスを生成する発信回路28、この発信回路28で生成したパルスを適正な周波数(CPU25を動作させるための適正な周波数)に変換する分周回路29、情報を表示するための表示部13、この表示部13を駆動するための表示駆動回路30、光源15を発光させるための光源駆動回路31、腕時計ケース1の傾きを検出する傾斜スイッチ32を備えている。
次に、図6に示す動作フローを参照して、この腕時計における光源発光動作処理について説明する。
この光源発光動作処理は、腕時計の各種のモードのうち、光源15を発光させるモードを選択した状態で、腕時計ケース1の傾きに応じて傾斜スイッチ32から出力されるスイッチ信号に基づいて光源15をフラッシュ発光させる処理である。この光源発光動作処理がスタートすると、腕時計ケース1が傾いて傾斜スイッチ32がオンしたか否かを判断し(ステップS1)、傾斜スイッチ32がオンしていなければ、腕時計ケース1が傾いて傾斜スイッチ32がオンするまで待機する。
このステップS1で、腕時計ケース1が傾いて傾斜スイッチ32がオンすると、傾斜スイッチ32がオンした回数のカウントを開始し(ステップS2)、傾斜スイッチ32が10回オンしたか否かを判断し(ステップS3)、傾斜スイッチ32が10回オンしていなければ、ステップS1に戻り、傾斜スイッチ32が10回オンするまで、上記動作を繰り返す。また、ステップS3で傾斜スイッチ32が10回オンしたときには、光源15をフラッシュ発光させて(ステップS4)、光源発光モードが切り替わった否かを判断し(ステップS5)、光源発光モードが切り替わるまで、ステップS1〜S4までの動作を繰り返し、光源発光モードが切り替わると、このフローを終了する。
このような腕時計では、腕時計ケース1内の光源15が発光し、その光が見切り板8の貫通孔8aおよび光拡散層16の開口部16aを通して時計ガラス2の外周部側の下面に向けて照射されると、この照射された光が時計ガラス2内に入射し、この入射した光が時計ガラス2の上面に到達すると、この上面に到達した光が時計ガラス2の上面に設けられた反射層17によって時計ガラス2内に向けて反射され、この反射された光が時計ガラス2の下面に到達すると、この下面に到達した光が時計ガラス2の下面にサークル状に設けられた光拡散層16によって拡散反射される。
これにより、時計ガラス2内に採り込まれた光が、サークル状に設けられた光拡散層16によって拡散反射されることにより、時計ガラス2の周囲に沿って導かれながら、光拡散層16の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分における時計ガラス2の上下面からサークル状に放出され、この放出された光によって時計モジュール6の表示部15をその周囲から照明することができる。
このように、この腕時計によれば、光源15からの光によって時計モジュール6の表示部15をその周囲から良好に照明することができるほか、光源15の上方に位置する箇所を除く時計ガラス2の下面にその周囲に沿って光拡散層16をサークル状に設けると共に、光源15の上方に位置する箇所における時計ガラス2の外周部の上面を覆って腕時計ケース1の上側外周部にベゼル7を設け、このベゼル7と時計ガラス2との間に反射層17を設けた構成であるから、腕時計ケース1が材質の制約を受けず、構造も簡単で、時計全体の低価格化を図ることができる。
この場合、ベゼル7と時計ガラス2との間に設けられた反射層17によって、時計ガラス2の上面に到達した光を確実に且つ効率良く時計ガラス2内に向けて反射させることができるので、時計ガラス2の上面側に光が漏れるのを抑制することができ、これにより光拡散層16の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分における時計ガラス2の上下面から放出される光量を増大させることができると共に、時計ガラス2の上下面から放出される光の輝度を高めることができるので、表示部15をその周囲から明るく照明することができる。
また、時計ガラス2の下面には、表示部13の表示領域を除いて、光拡散層16がベゼル7で覆われる視野領域外からベゼル7で覆われない視野領域内に亘ってサークル状に設けられていることにより、光源15で発光して反射層17で反射された光を時計ガラス2の周囲に沿って効率良く導くことができると共に、時計ガラス2の周囲に沿って導かれた光を光拡散層16によってサークル状に放出することができる。このとき、時計ガラス2の周囲に沿って導かれた光がベゼル7で覆われない視野領域内に位置する部分の光拡散層16によって表示部13の外周側を、より一層、明るく発光させることができ、これによりデザイン的にも装飾的にも好ましいものを得ることができる。
また、この腕時計では、ベゼル7が、時計ガラス2の外周部の上面を覆って腕時計ケース1の上面に設けられた光透過性を有する透明な樹脂ベゼル20と、この樹脂ベゼル20を覆って腕時計ケース1の上側外周部に設けられ、且つ樹脂ベゼル20の一部に対応する箇所に光透過孔21aが設けられた金属ベゼル21とを備えているので、光源15からの光が時計ガラス2の周囲に沿って導かれる際、時計ガラス2の上面に到達した一部の光を反射層17の外周側から透明な樹脂ベゼル20内に入射させることができる。これにより、樹脂ベゼル20内に入射した光を樹脂ベゼル20の突起部20aを通して金属ベゼル21の光透過孔21aから腕時計ケース1の外部に放出させることができるので、金属ベゼル21の光透過孔21aを発光させることができ、これにより光による装飾効果が得られるので、装飾性を高めることができる。
また、この腕時計では、傾斜スイッチ32を備えており、この傾斜スイッチ32で腕時計ケース1の傾きを検出し、その検出回数をカウントして所定回数(例えば10回)になったときに、光源15をフラッシュ発光させることにより、表示部13の外周側をサークル状に明るくフラッシュ発光させることができると共に、ベゼル7における金属ベゼル21の光透過孔21aをも同時にフラッシュ発光させることができる。このため、腕時計を腕に取り付けてダンスを踊る際、そのダンスの動きに応じて腕時計ケース1が傾くことにより、ダンスの動作に応じて光源15をフラッシュ発光させることができる。
さらに、この腕時計では、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する時計ガラス2の上面に文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18が設けられているので、時計ガラス2の周囲に沿って導かれた光によって表示部13の外周側がサークル状に発光する際、その光によって文字、記号、図形などのロゴマークである装飾層18を明るく照明することができると共に、この装飾層18を浮き上がるように表現することができる。
なお、上記実施形態1では、時計ガラス2とベゼル7との間に反射層17を設けた場合について述べたが、必ずしも時計ガラス2とベゼル7との間に反射層17を設ける必要はない。この場合には、腕時計ケース1内の光源15が発光し、その光が見切り板8の貫通孔8aおよび光拡散層16の開口部16aを通して時計ガラス2の外周部側の下面に向けて照射されると、この照射された光が時計ガラス2内に入射して時計ガラス2の上面に到達すると、時計ガラス2の上面またはベゼル7の下面で全反射されるので、必ずしも反射層17を設けなくても、実施形態1と同様、時計ガラス2内に採り込まれた光を、サークル状に設けられた光拡散層16によって、時計ガラス2の周囲に沿って導かれながら、光拡散層16の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分における時計ガラス2の上下面からサークル状に放出することができる。
(実施形態2)
次に、図7〜図9を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図6に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、時計ガラス2の下面におけるベゼル7で覆われる視野領域外のみに光拡散層35をサークル状に設けると共に、時計ガラス2の下面におけるベゼル7で覆われない視野領域内で且つ表示部13の表示領域外に加飾層36をサークル状に設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、光拡散層35は、図7および図8に示すように、ベゼル7で覆われる視野領域外において、時計ガラス2の外周端からベゼル7の内周端に対応する箇所に亘って時計ガラス2の下面に設けられ、これによりベゼル7で覆われて腕時計ケース1の外部から見えないように構成されている。この場合にも、光拡散層35には、光源15に対応する箇所に光を透過させるための開口部35aが設けられている。また、加飾層36は、光透過性を有するカラーインクからなり、時計ガラス2の下面におけるベゼル7で覆われない視野領域内で且つ表示部13の表示領域外に印刷によって設けられている。
この場合、加飾層36は、光が透過または反射する際、特定波長の光、例えば赤波長、青波長、緑波長などの可視光線領域内のいずれかの波長を選択するものであり、光拡散層35の内周端およびベゼル7の内周端に位置する時計ガラス2の上下面から放出された光が照射されることにより、この照射された光の波長を選択して、照射された光を有色光として加飾するように構成されている。また、文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18は、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する加飾層36の下面に印刷によって設けられている。
このような腕時計においても、実施形態1と同様、腕時計ケース1内の光源15が発光し、その光が見切り板8の貫通孔8aおよび光拡散層35の開口部35aを通して時計ガラス2の外周部側の下面に向けて照射されると、この照射された光が時計ガラス2内に入射し、この入射した光が時計ガラス2の上面に到達すると、この上面に到達した光が時計ガラス2の上面に設けられた反射層17によって時計ガラス2内に向けて反射され、この反射された光が時計ガラス2の下面に到達すると、この下面に到達した光が時計ガラス2の下面にサークル状に設けられた光拡散層35によって拡散反射される。
これにより、時計ガラス2内に採り込まれた光は、サークル状に設けられた光拡散層35によって拡散反射されることにより、時計ガラス2の周囲に沿って導かれながら、光拡散層35の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分における時計ガラス2の上下面から放出され、この放出された光が加飾層36に照射され、この照射された光の波長が加飾層36によって選択されて赤、青、緑などの有色光として発光し、この有色光によって時計モジュール6の表示部15をその周囲から照明することができる。
この場合、光拡散層35は、ベゼル7で覆われる視野領域外に位置する箇所の時計ガラス2の下面に設けられていることにより、光拡散層35の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分における時計ガラス2の上下面から光をサークル状に放出することができると共に、時計ガラス2の下面に光拡散層35を設けても、この光拡散層35がベゼル7で覆われて腕時計ケース1の外部から見えないので、外観的にもデザイン的にも好ましいものを得ることができる。
また、ベゼル7で覆われない視野領域内における表示部13の表示領域外に位置する時計ガラス2の下面に加装層36がサークル状に設けられていることにより、この加飾層36に光が照射されると、この照射された光の波長、例えば赤波長、青波長、緑波長などの可視光線領域内のいずれかの波長を加飾層36によって選択し、これにより照射された光を加飾層36によって赤、青、緑などのいずれかの色の有色光として加飾することができるので、この加飾された有色光によって時計モジュール6の表示部15をその周囲から照明することができる。
このため、加飾層36によって加飾された有色光によって、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する加飾層36の下面に設けられた文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18に色彩をもたせて照明することができると共に、この加飾層36によって加飾された有色光によって装飾層18に色彩をもたさせて浮き上がるように表現することができるので、より一層、光による装飾効果を高めることができる。
なお、上記実施形態2では、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する加飾層36の下面に装飾層18を設けた場合について述べたが、これに限らず、例えばベゼル7で覆われない視野領域内に位置する加飾層26に対応する箇所の時計ガラス2の下面に装飾層18を設けても良い。このように構成すれば、加飾層36の上面に装飾層18が設けられているので、加飾層36で加飾された有色発光によって、装飾層18を実施形態2の場合よりも更に鮮明に表現することができる。
(実施形態3)
次に、図10〜図12を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態3について説明する。この場合には、図7〜図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計は、加飾層36の内周端よりも内周側に位置する箇所の時計ガラス2の下面に文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18を設けた構成であり、これ以外は実施形態2とほぼ同じ構成になっている。この場合には、装飾層18は、表示部13の表示領域内に位置し、且つ表示部13で表示される情報の邪魔にならない位置に対応する時計ガラス2の下面に設けられている。
このような腕時計においても、実施形態2と同様、時計ガラス2内に採り込まれた光が、光拡散層35によって時計ガラス2の周囲に沿って導かれながら、光拡散層35の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分において時計ガラス2の上下面からサークル状に放出され、この放出された光が加飾層36によって有色光として加飾され、この加飾された有色光により時計モジュール6の表示部15をその周囲から照明することができると共に、表示部13の表示領域内に対応する箇所に設けられた文字、記号、図形などのマークを表す装飾層18を加飾層36で加飾された有色光によって照明して浮き上がるように表現することができ、これによっても光による装飾効果を高めることができる。
(実施形態4)
次に、図13〜図15を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態4について説明する。この場合にも、図7〜図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計は、時計ガラス2と時計モジュール6との間に配置された見切り板8の上面に加飾層36を設けた構成であり、これ以外は実施形態2とほぼ同じ構成になっている。
この場合、見切り板8は、腕時計ケース1の内周面からベゼル7で覆われない視野領域内の内周側に突出した状態で、腕時計ケース1内の時計モジュール6上に配置されて表示部13の表示領域の外周部を囲うように構成されている。この見切り板8における光源15の上方に位置する箇所には、実施形態1と同様、貫通孔8aが設けられている。
また、加飾層36は、実施形態2と同様、光透過性を有するカラーインクからなり、見切り板8の上面に貫通孔8aを除いて印刷によって設けられ、時計ガラス2を通して腕時計ケース1の外部から見るように構成されている。また、文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18は、見切り板8の上方に位置する時計ガラス2の下面に設けられている。さらに、光拡散層35は、実施形態2と同様、ベゼル7で覆われる視野領域外のみに対応する時計ガラス2の下面にサークル状に設けられている。
このような腕時計においても、実施形態2と同様、時計ガラス2内に採り込まれた光が光拡散層35によって時計ガラス2の周囲に沿って導かれながら、光拡散層35の内周端およびベゼル7の内周端に位置する部分における時計ガラス2の上下面から放出され、この放出された光が見切り板8の上面に設けられた加飾層36に照射されることにより、この照射された光が加飾層36よって有色光として加飾され、この加飾された有色光によって時計モジュール6の表示部13をその周囲から照明することができると共に、見切り板8に対応する箇所の時計ガラス2の下面に設けられた文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18を有色光で照明して浮き上がるように表現することができ、これによっても光による装飾効果を高めることができる。
なお、上記実施形態4では、ベゼル7で覆われる視野領域外のみに対応する時計ガラス2の下面に光拡散層35をサークル状に設けた場合について述べたが、これに限らず、実施形態1と同様、ベゼル7で覆われる視野領域外からベゼル7で覆われない視野領域内における表示部13の表示領域外に亘る箇所、つまり外時計ガラス2の外周端からベゼル7の内周端よりも少し内周側に突出した位置に亘って時計ガラス2の下面に、光拡散層16を設けた構成でも良い。このように構成しても、実施形態4と同様の作用効果があるほか、実施形態1と同様、光拡散層16によってベゼル7で覆われない視野領域内でサークル状に発光させることができるので、より一層、加飾層36を明るく照明することができる。
また、上記実施形態4では、見切り板8に対応する時計ガラス2の下面に装飾層18を設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば図16〜図18に示す変形例のように、表示領域内に位置する表示部13の上面に装飾層18を設けても良い。この場合、装飾層18は、表示部13に表示される時刻などの情報の邪魔にならない位置に設けられていれば良い。また、加飾層36は、必ずしも見切り板8の上面に設けられている必要はなく、図17に示すように、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する時計ガラス2の下面に設けられていても良い。このような構成でも、実施形態4と同様の作用効果がある。
また、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する時計ガラス2の下面、または表示部13の上面に、文字、記号、図形などのロゴマークを表す装飾層18を設けた場合について述べたが、必ずしも時計ガラス2の下面、または表示部13の上面に装飾層18を設ける必要はなく、ベゼル7で覆われない視野領域内に位置する時計ガラス2の上面に装飾層18を設けても良い。このように構成しても、実施形態1と同様、文字、記号、図形などのロゴマークである装飾層18を浮き上がるように表現することができる。
また、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、時計ガラス2を受けるためのベゼル7をサークル状に形成した場合について述べたが、このサークル状とは、枠状、環状などの形状を含むものである。
また、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、ガラス受け部材として、時計ガラス2を受けるためのベゼル7を用いた場合について述べたが、必ずしも時計ガラス2を受けるのみでなく、表示部用のガラスを受けるガラス受け用の部材を用いた場合でも良い。
さらに、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、トラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができるほか、時計に限らず、携帯電話機、携帯端末機(PDA:パーソナル・デジタル・アシスタント)などの各種の電子機器にも広く適用することができる。
この発明を適用した腕時計の実施形態1における拡大正面図である。 図1のA−A矢視における断面図である。 図2の要部を示した拡大断面図である。 図1の腕時計における要部を示した分解斜視図である。 図1の腕時計の回路構成を示したブロック図である。 図5の腕時計において光源をフラッシュ発光させる光源発光動作処理の動作フローを示した図である この発明を適用した腕時計の実施形態2における拡大正面図である。 図7のB−B矢視における拡大断面図である。 図7の腕時計における要部を示した分解斜視図である。 この発明を適用した腕時計の実施形態3における拡大正面図である。 図10のC−C矢視における拡大断面図である。 図10の腕時計における要部を示した分解斜視図である。 この発明を適用した腕時計の実施形態4における拡大正面図である。 図13のD−D矢視における拡大断面図である。 図13の腕時計における要部を示した分解斜視図である。 実施形態4の変形例における腕時計を示した拡大正面図である。 図16のE−E矢視における拡大断面図である。 図16の腕時計における要部を示した分解斜視図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
2 時計ガラス
6 時計モジュール
7 ベゼル
8 見切り板
13 表示部
15 光源
16、35 光拡散層
16a、35a 開口部
17 反射層
18 装飾層
20 樹脂ベゼル
20a 突起部
21 金属ベゼル
21a 光透過孔
36 加飾層

Claims (7)

  1. 表示部を備えた機器ケースと、
    この機器ケースの上側開口部に取り付けられた保護ガラスと、
    前記機器ケースの上側外周部に設けられて前記保護ガラスの外周部を覆うガラス受け部材と、
    このガラス受け部材で覆われた前記保護ガラスの外周部の下側に位置する箇所における前記機器ケース内に設けられて前記保護ガラスの下面に向けて光を照射する光源と、
    この光源の上方に位置する箇所を除いて前記保護ガラスの下面にその周囲に沿ってサークル状に設けられた光拡散層と、
    を備えていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記光源の上方に位置する箇所の前記保護ガラスと前記ガラス受け部材との間に設けられて前記光源からの光を前記保護ガラス内に向けて反射する反射層を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記光拡散層は、前記表示部の表示領域を除いて、前記ガラス受け部材で覆われる視野領域外から前記ガラス受け部材で覆われない視野領域内に亘る前記保護ガラスの下面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記光拡散層は、前記ガラス受け部材で覆われる視野領域外のみにおける前記保護ガラスの下面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記ガラス受け部材は、前記保護ガラスの外周部の上面を覆って前記機器ケースの上面に設けられた光透過性を有する樹脂ベゼルと、この樹脂ベゼルを覆って前記機器ケースの上側外周部に設けられ、且つ前記樹脂ベゼルの一部に対応する箇所に光透過孔が設けられた金属ベゼルと、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記ガラス受け部材で覆われない視野領域内における前記表示部の前記表示領域外に位置する箇所には、加飾層がサークル状に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記ガラス受け部材で覆われない視野領域内に位置する所定箇所には、ロゴマークを表す装飾層が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器。
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