JP2007278821A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 暗い所でも、表示パネルに表示された情報を視認できると共に、これ以外の場所の表記部をも視認できる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示用開口部7および光透過性を有する複数の表記部が設けられた文字板3の下面に、第1EL発光素子4を、文字板3の表示用開口部7を除いて配置し、この第1EL発光素子4の下側に、液晶表示パネル5を文字板3の表示用開口部7と対応させて配置し、この液晶表示パネル5の下面に第2EL発光素子6を配置した。従って、第1、第2EL発光素子4、6を点灯すると、第2EL発光素子6が液晶表示パネル3の下面側を照明するので、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7を通して、その上方から視認できると共に、第1EL発光素子4が文字板3の下面側を照明するので、その光が文字板3の光透過性を有する複数の表記部を透過し、これにより文字板3の複数の表記部を視認できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、時計や携帯電話機、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの各種の電子機器に用いられる表示装置に関する。
例えば、腕時計などの電子機器においては、特許文献1に記載されているように、液晶表示パネルの下側に半透過反射層を介して平板状のEL(エレクトロ・ルミネッセンス)発光素子を配置し、これにより表示装置を構成したものがある。
特開平10−302959号
このような電子機器の表示装置では、暗い所でEL発光素子を点灯させると、その光の一部が半透過反射層を透過して液晶表示パネルに照射されるので、暗い所でも液晶表示パネルに表示された情報を視認することができる。また、明るい所では、EL発光素子を消灯しても、外部光が液晶表示パネルを透過し、この透過した外部光の一部が半透過反射層で反射されて液晶表示パネルを照明するので、明るい所でも液晶表示パネルに表示された情報を視認することができる。
しかしながら、このような従来の表示装置では、液晶表示パネルの下側にEL発光素子を配置し、このEL発光素子で液晶表示パネルを照明しているので、暗い所でEL発光素子を点灯させたときに、液晶表示パネルに表示された情報を視認することができても、液晶表示パネル以外の場所、例えば液晶表示パネル上の周囲に配置された文字板や見切り板などの化粧板に表示されたスイッチ釦の機能表記やインジケータ表記などの表記部が見えにくいという問題がある。
すなわち、スイッチ釦の機能表記は、スイッチ釦の機能を表すものであるから、スイッチ操作をする上で必要なものである。また、インジケータ表記は、液晶表示パネルに表示された情報が何を意味するものなのかを表すものであり、液晶表示パネルに表示された情報を見るときに重要な表記である。このため、スイッチ釦の機能表記やインジケータ表記などの表記部が見えないと、スイッチ操作がしにくいばかりか、液晶表示パネルに表示された情報を確認しにくい。
この発明が解決しようとする課題は、暗い所でも、表示パネルに表示された情報を視認することができると共に、これ以外の場所の表記部をも視認することができる表示装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図16に示すように、表示用開口部(7)および光透過性を有する複数の表記部(8)が設けられた化粧板(文字板3)と、この化粧板の下面に前記表示用開口部に対応する部分を除いて配置されて前記化粧板の下面側を照明する第1照明部材(第1EL発光素子4、25、第1照明部材31)と、この第1照明部材の下側に前記化粧板の前記表示用開口部に対応して配置された表示パネル(液晶表示パネル5)と、この表示パネルの下面に配置されて前記表示パネルの下面側を照明する第2照明部材(第2EL発光素子6、第2照明部材32)とを備えたことを特徴とする表示装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図10、図13〜図16に示すように、前記第1、第2照明部材それぞれが、エレクトロ・ルミネッセンス発光素子(第1EL発光素子4、25、第2EL発光素子6)であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項3に記載の発明は、図8に示すように、前記第1照明部材の前記エレクトロ・ルミネッセンス発光素子(第1EL発光素子25)が、前記化粧板(文字板3)における前記複数の表記部(8)に対応する部分のみが発光することを特徴とする請求項2に記載の表示装置である。
請求項4に記載の発明は、図11および図12に示すように、前記第1、第2照明部材(31、32)それぞれが、光源(第1、第2光源34、37)と、この光源からの光を側面から採り込んで面方向に導きながら上面側に放出する導光板(第1、第2導光板35、38)とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項5に記載の発明は、図13〜図16に示すように、前記化粧板(文字板3)と前記第1照明部材(第1EL発光素子4)との間に、前記化粧板の前記複数の表記部(8)に対応する個所に光透過性を有する異なる色の着色部(43〜47)が設けられた加飾シート(第1印刷シート41)が介在されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置である。
請求項6に記載の発明は、図13〜図16に示すように、前記表示パネル(液晶表示パネル5)と前記第2照明部材(第2EL発光素子6)との間に、光透過性を有する着色シート(第2印刷シート42)が前記表示パネルに対応して介在されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置である。
請求項1に記載の発明によれば、表示用開口部および光透過性を有する複数の表記部が設けられた化粧板の下面に、その下面側を照明する第1照明部材を、化粧板の表示用開口部を除いて配置し、この第1照明部材の下側に表示パネルを化粧板の表示用開口部と対応させて配置し、この表示パネルの下面にその下面側を照明する第2照明部材を配置したので、第1、第2照明部材を点灯すると、第2照明部材が表示パネルの下面側を照明するので、表示パネルに表示された情報を化粧板の表示用開口部を通して化粧板の上方から視認することができると共に、第1照明部材が化粧板の下面側を照明するので、その照明光が化粧板の光透過性を有する複数の表記部を透過し、この透過した光によって化粧板の複数の表記部を視認することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1、第2照明部材それぞれが、エレクトロ・ルミネッセンス発光素子であることにより、請求項1に記載の発明と同様の作用効果があるほか、第1、第2照明部材をエレクトロ・ルミネッセンス発光素子によってそれぞれ薄く構成することができるので、第1、第2照明部材を備えていても、装置全体の薄型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1照明部材のエレクトロ・ルミネッセンス発光素子が、化粧板における複数の表記部に対応する部分のみが発光することにより、エレクトロ・ルミネッセンス発光素子の発光面積を最小限に抑えることができ、これにより第1照明部材の消費電力を軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1、第2照明部材それぞれが、光源と、この光源からの光を側面から採り込んで面方向に導きながら上面側に放出する導光板とを備えた構成であることにより、請求項1に記載の発明と同様の作用効果があるほか、第1、第2照明部材をエレクトロ・ルミネッセンス発光素子で構成する場合に比べて、低価格化を図ることができると共に、光源の輝度または光源の個数を選択することにより、化粧板および表示パネルの照度を最適な状態に設定することができ、これにより良好に化粧板および表示パネルを照明することができる。
請求項5に記載の発明によれば、化粧板と第1照明部材との間に、化粧板の複数の表記部に対応する個所に光透過性を有する異なる色の着色部が設けられた加飾シートが介在されていることにより、化粧板の複数の表記部を異なる色で照明することができ、これにより複数の表記部を色分けすることができるので、複数の表記部を見やすくすることができると共に、装飾性をも高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、表示パネルと第2照明部材との間に、光透過性を有する着色シートが表示パネルに対応して介在されていることにより、表示パネルに表示された情報の背景を着色することができ、これにより表示パネルに表示された情報を見やすくすることができると共に、これによっても装飾性を高めることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図7を参照して、この発明の表示装置を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の腕時計に組み込まれる時計モジュールを示した断面図である。
この時計モジュール1は、図1に示すように、ハウジング2を備えている。このハウジング2には、上から順に、文字板3、第1EL発光素子4、液晶表示パネル5、第2EL発光素子6が積層された状態で設けられている。
文字板3は、図2に示すように、全体が円板状に形成されている。この文字板3の中央部には、四角形状の表示用開口部7が上下に貫通して設けられており、その周囲には光透過性を有する複数の表記部8が設けられている。この複数の表記部8は、スイッチ釦(図示せず)の機能を表す機能表記や、液晶表示パネル5に表示された情報が何を意味するかを表すインジケータ表記などであり、文字や記号、図形などが打ち抜き加工によりくり抜かれ、これにより光が透過するように形成されている。
この場合、機能表記は、例えばMODE、ADJUST、REVERSE、FORWARDなどのアルファベットであり、文字板3の周囲に複数のスイッチ釦(図示せず)と対応して設けられている。インジケータ表記は、0〜9の数字、およびALM、SIG、SNZなどのアルファベット記号であり、文字板3における表示開口部7の上下辺に沿ってそれぞれ設けられ、液晶表示パネル5の上辺に沿って表示されたインジケータ8aが0〜9の数字に対応して表示されると共に、液晶表示パネル5の下辺に沿って表示されたインジケータ8aがALM、SIG、SNZのいずれかに対応して表示される。
また、第1EL発光素子4は、図3に示すように、全体が文字板3とほぼ同じ大きさの円板状に形成されており、その中央部には、文字板3の表示用開口部7と同じ大きさの四角形状の開口部9が上下に貫通して設けられている。この第1EL発光素子4は、図1に示すように、文字板3の下面に配置され、この状態でハウジング2上に設けられている。
この場合、第1EL発光素子4は、図示しないが、上面に金属製の電極層が設けられたベースシートと、下面にITOなどの透明な電極層が設けられた透明な絶縁シートと、ベースシートの電極層と絶縁シートの電極層との間に設けられたEL発光層とを備え、上下の電極層に電圧が印加されると、EL発光層が発光し、その光が上面側の透明な絶縁シートから放出され、これにより面発光するように構成されている。
液晶表示パネル5は、図4に示すように、全体が文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9とほぼ同じ大きさの四角形の平板状に形成され、図1に示すように、第1EL発光素子4の下側にその開口部9および文字板3の表示用開口部7と対応して配置され、この状態でハウジング2内に設けられている。
この液晶表示パネル5は、図示しないが、上下一対の透明基板の対向面にそれぞれITOなどの透明な電極層を対向させて設け、これらの電極層間に液晶を封入し、上下の透明基板の各外面にそれぞれ偏光板を配置し、この状態で上下の電極層に選択的に電圧を印加することにより、情報およびインジケータ8aを電気光学的に表示するように構成されている。この場合、下側の透明基板における偏光板の下面には、半透過反射シートが設けられている。
第2EL発光素子6は、図5に示すように、全体が液晶表示パネル5とほぼ同じ大きさの四角形の平板状に形成され、図1に示すように、液晶表示パネル5の下面に配置され、この状態でハウジング2内に設けられている。この第2EL発光素子6も、第1EL発光素子4と同様、上面に金属製の電極層が設けられたベースシートと、下面にITOなどの透明な電極層が設けられた透明な絶縁シートと、ベースシートの電極層と絶縁シートの電極層との間に設けられたEL発光層とを備え、上下の電極層に電圧が印加されると、EL発光層が発光し、その光が上面側の透明な絶縁シートから放出され、これにより面発光するように構成されている。
次に、この腕時計の回路構成について、図6のブロック図を参照して説明する。
この腕時計の回路は、その回路全般を制御するCPU(中央演算処理装置)10と、予めプログラムが格納されたROM11と、処理情報が読み出し可能に書き込まれるRAM12と、発信回路13からの発信信号を分周する分周回路14と、液晶表示パネル5である表示部15を駆動する表示駆動回路16と、第1、第2EL発光素子4、6を駆動するEL駆動回路17と、スピーカ18を駆動するブザー回路19と、回路全体に電源を供給する電池20とを備えている。
この場合、CPU10は、ROM11に格納されたプログラムに従って回路全般を制御する。すなわち、このCPU10は、通常は、発信回路13からの発信信号が分周回路14で分周され、その分周された時刻情報に基づいて表示駆動回路16を制御して表示部15に時刻などの情報を表示させると共に表示された情報をRAM12に書き込む。また、RAM12に予め書き込まれたアラーム時刻になると、ブザー回路19を制御してスピーカ18からアラーム音を放音する。さらに、スイッチ操作によって点灯信号が入力されると、EL駆動回路17を制御して第1、第2EL発光素子4、6を発光させる。
このように、第1、第2EL発光素子4、6がスイッチ操作によって点灯すると、図7に示すように、暗い所でも、文字板3に設けられた複数の表記部8を見ることができると共に、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通して、文字板3の上方から見ることができる。
すなわち、第1、第2EL発光素子4、6のうち、第1EL発光素子4が点灯して面発光すると、その光が文字板3の下面に照射され、この照射された光の一部が文字板3に設けられた複数の表記部8をそれぞれ透過するので、文字板3の複数の表記部8を視認することができる。
また、第2EL発光素子6が点灯して面発光すると、その光の一部が液晶表示パネル5の半透過反射シートを透過して液晶表示パネル5に入射し、この入射した光が液晶表示パネル5を透過して文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9から文字板3の上方に放出されるので、図7に示すように、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通して、文字板3の上方から視認することができる。
また、明るい所では、外部光が文字板3の上面に照射されるので、図7に示すように、文字板3に設けられた複数の表記部8を見ることができると共に、液晶表示パネル5に表示された情報を文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通して見ることができる。
すなわち、文字板3の上面に外部光が照射されると、文字板3の複数の表記部8を見ることができると共に、その外部光が文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通り、液晶表示パネル5を透過して液晶表示パネル5の半透過反射シートに照射され、この照射された外部光の一部が半透過反射シートで反射されるので、この反射光によって液晶表示パネル5に表示された情報を視認することができる。
このように、この腕時計の表示装置によれば、暗い所で第1、第2EL発光素子4、6を点灯させることにより、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通して、文字板3の上方から見ることができると共に、文字板3に設けられた複数の表記部8をも見ることができるので、暗い所でも、複数の表記部8によってスイッチ釦を良好に操作することができる共に、液晶表示パネル5に表示された情報が何を意味するのかをも確認することができ、このため使い勝手の良いものを得ることができる。
なお、上記実施形態1では、第1EL発光素子4がその開口部9を除いた全表面で面発光する場合について述べたが、これに限らず、例えば図8に示す第1変形例のように、第1EL発光素子25を文字板3の複数の表記部8に対応する部分のみが面発光するように構成しても良い。
この場合には、図8に示すように、第1EL発光素子25のベースシートの上面に設けられた金属製の電極層25aと、絶縁シートの下面に設けられたITOなどの透明な電極層25bとのうち、少なくとも一方の電極層25aまたは25bを文字板3の複数の表記部8に対応する部分のみに設けた構成にすれば良い。このように構成すれば、第1EL発光素子25の発光面積を最小限に抑えることができるので、消費電力を実施形態1の第1EL発光素子4よりも軽減することができる。
また、上記実施形態1では、第1、第2EL発光素子4、6を同時に駆動する場合について述べたが、これに限らず、例えば図9に示す第2変形例のように、第1、第2EL発光素子4、6を個別に駆動するように構成しても良い。この場合の回路構成は、第1EL発光素子4を駆動する第1EL駆動回路26と、第2EL発光素子6を駆動する第2EL駆動回路27とを備え、スイッチ操作に応じてCPU10が第1、第2EL駆動回路26、27を個別に制御するように構成すれば良い。
このような回路構成にすれば、スイッチ操作に基づいてCPU10が第1、第2EL駆動回路26、27の両者を個別に制御して、第1、第2EL発光素子4、6を同時に点灯させると、実施形態1と同様、暗い所でも表示部15である液晶表示パネル5に表示された情報を見ることができると共に、文字板3の複数の表記部8をも見ることができる(図10(a)参照)。
また、暗い所で文字板3の複数の表記部8を照明する必要がない場合には、スイッチ操作によってCPU10が第1、第2EL駆動回路26、27のうち、第2EL駆動回路27のみを制御して、第2EL発光素子6のみを点灯させることができる。このときには、図10(b)に示すように、文字板3の複数の表記部8は見えないが、表示部15である液晶表示パネル5に表示された情報のみを見ることができ、これにより消費電力を軽減することができる。
(実施形態2)
次に、図11および図12を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計の時計モジュール30は、図11に示すように、文字板3の下面側を照明する第1照明部材31と、液晶表示パネル5の下面側を照明する第2照明部材32と、図12に示すように、第1、第2照明部材31、32を駆動する光源駆動回路33とを備えた構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、第1照明部材31は、図11に示すように、第1光源34と、この第1光源34からの光を側面から採り込んで面方向に導きながら上面側に放出する第1導光板35とを備えている。第1光源34は、発光ダイオード(LED)やランプであり、第1導光板35の側面に対向して1個または複数個が配置されている。第1導光板35は、文字板3とほぼ同じ大きさの円板状に形成され、その中央部に文字板3の表示用開口部7と同じ大きさの開口部36が設けられ、側面から第1光源34の光を採り込み、この採り込んだ光を面方向に導きながら上面側に放出することにより、面発光して文字板3の下面側を照明するように構成されている。
また、第2照明部材32は、図11に示すように、第1照明部材31と同様、第2光源37と、この第2光源37からの光を側面から採り込んで面方向に導きながら上面側に放出する第2導光板38とを備えている。第2光源37は、第1照明部材31の第1光源34と同様、発光ダイオード(LED)やランプであり、第2導光板38の側面に対向して1個または複数個が配置されている。第2導光板38は、液晶表示パネル5と同じ大きさの四角形状に形成され、その側面から第2光源37の光を採り込み、この採り込んだ光を面方向に導きながら上面側に放出することにより、面発光して液晶表表示パネル5の下面側を照明するように構成されている。
このような腕時計では、スイッチ操作によって点灯信号が入力されると、CPU10が光源駆動回路33を制御して第1、第2照明部材31、32の第1、第2光源34、37を点灯させるので、実施形態1と同様、暗い所でも、文字板3に設けられた表記部8を見ることができると共に、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1照明部材31の開口部36を通して、文字板3の上方から見ることができる。
すなわち、第1、第2照明部材31、32のうち、第1照明部材31の第1光源34が点灯すると、その光が第1導光板35内にその側面から入射し、この入射した光が第1導光板35で面方向に導かれながら上面側に放出されて面発光するので、その面発光により文字板3の下面側が照明され、この照明光の一部が文字板3に設けられた複数の表記部8を透過することにより、実施形態1と同様、文字板3の複数の表記部8を視認することができる。
また、第2照明部材32の第2光源37が点灯すると、その光が第2導光板38内にその側面から入射し、この入射した光が第2導光板38で面方向に導かれながら上面側に放出されて面発光するので、その光の一部が液晶表示パネル5の半透過反射シートを透過して液晶表示パネル5に入射し、この入射した光が液晶表示パネル5を透過して文字板3の表示用開口部7および第1照明部材31の開口部36から文字板3の上方に放出されるので、実施形態1と同様、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1照明部材31の開口部36を通して、文字板3の上方から視認することができる。
このように、この腕時計の表示装置においても、暗い所で液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1照明部材31の開口部36を通して、文字板3の上方から見ることができると共に、文字板3に設けられた複数の表記部8を見ることができるので、暗い所でも、複数の表記部8によってスイッチ釦を良好に操作することができる共に、液晶表示パネル5に表示された情報が何を意味するのかをも確認することができ、このため使い勝手の良いものを得ることができる。
この場合、第1、第2照明部材31、32は、第1、第2光源34、37と第1、第2導光板35、38とで構成されているので、実施形態1の第1、第2EL発光素子4、6に比べて低価格化を図ることができると共に、第1、第2光源34、37の輝度または第1、第2光源34、37の個数を選択することにより、文字板3および液晶表示パネル5に対する照度を最適な状態に設定することができ、これにより良好に文字板3および液晶表示パネル5を照明することができる。
(実施形態3)
次に、図13〜図16を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計の時計モジュール40は、図13に示すように、文字板3と第1EL発光素子4との間に第1印刷シート41を設け、液晶表示パネル5と第2EL発光素子6との間に第2印刷シート42を設けた構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
第1印刷シート41は、図14に示すように、文字板3とほぼ同じ大きさの円形状の透明なシートであり、文字板3の複数の表記部8に対応する個所に、光透過性を有する異なる色の着色部43〜47がそれぞれ設けられている。すなわち、この着色部43〜47は、特定波長の光を透過する印刷層である。この場合、着色部43〜47のうち、着色部43は、図14に示すように、複数の表記部8のうち、スイッチ釦の機能を表す機能表記に対応する個所にそれぞれ設けられ、その色が例えば青色に着色され、これにより青色の光を透過する。
また、着色部44は、図14に示すように、インジケータ表記のうち、0〜9の数字に対応する個所に設けられ、その色が例えば黄色に着色され、これにより黄色の光を透過する。着色部45は、インジケータ表記のうち、「ALM」の文字に対応する個所に設けられ、その色が例えば緑色に着色され、これにより緑色の光を透過する。着色部46は、インジケータ表記のうち、「SIG」の文字に対応する個所に設けられ、その色が例えば黄色に着色され、これにより黄色の光を透過する。着色部47は、インジケータ表記のうち、「SNZ」の文字に対応する個所に設けられ、その色が例えば赤色に着色され、これにより赤色の光を透過する。
一方、第2印刷シート42は、図15に示すように、液晶表示パネル5と同じ大きさの四角形状の透明なシートであり、所定波長の光を透過するように着色されている。この場合、第2印刷シート42は、例えばピンク色に着色され、このピンク色の光を透過することにより、第2EL発光素子6を点灯したときに、液晶表示パネル5に表示された情報の背景をピンク色に着色するように構成されている。
このような腕時計によれば、暗い所で第1、第2EL発光素子4、6が点灯すると、実施形態1と同様、文字板3に設けられた複数の表記部8を見ることができると共に、液晶表示パネル5に表示された情報を、文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通して、文字板3の上方から見ることができるほか、特に図16(a)に示すように、文字板3と第1EL発光素子4との間に配置された第1印刷シート41に文字板3の複数の表記部8に対応して異なる色の着色部43〜47が設けられているので、文字板3の複数の表記部8を異なる色で照明することができる。
例えば、第1印刷シート41の着色部43によって文字板3の機能表記を青色に着色することができ、着色部44によって文字板3におけるインジケータ表記のうち、0〜9の数字に対応する表記を黄色に着色することができ、着色部45によってインジケータ表記のうち、「ALM」の文字に対応する表記を緑色に着色することができ、着色部46によってインジケータ表記のうち、「SIG」の文字に対応する表記を黄色に着色することができ、着色部47によってインジケータ表記のうち、「SNZ」の文字に対応する表記を赤色に着色することができる。これにより、複数の表記部8を色分けすることができるので、複数の表記部8を見やすくすることができると共に、色彩性および装飾性をも高めることができる。
また、液晶表示パネル5と第2EL発光素子6との間に配置された第2印刷シート42が所定の色、例えばピンク色で着色されて所定波長の光のみを透過するように構成されているので、液晶表示パネル5に表示された情報の背景を所定の色、例えばピンク色で着色することができ、これにより液晶表示パネル5に表示された情報を見やすくすることができると共に、これによっても色彩性および装飾性を高めることができる。
この場合、明るい所では、実施形態1と同様、外部光によって文字板3に設けられた複数の表記部8を見ることができると共に、液晶表示パネル5に表示された情報を文字板3の表示用開口部7および第1EL発光素子4の開口部9を通して見ることはできるが、第1、第2EL発光素子4、6が点灯していないため、液晶表示パネル5の背景色は、図16(b)に示すように、第2印刷シート42による所定の色、例えばピンク色に着色されず、白色になる。ただし、このときにも、文字板3の複数の表記部8は、第1印刷シート41の各着色部43〜47によってそれぞれ異なる色に着色されるので、複数の表記部8を色分けすることができ、これにより複数の表記部8を見やすくすることができると共に、色彩性および装飾性をも高めることができる。
なお、上記実施形態3では、第1、第2照明部材として第1、第2EL発光素子4、6を用いた場合について述べたが、これに限らず、例えば実施形態2のように、第1、第2光源34、37と第1、第2導光板35、38とからなる第1、第2照明部材31、32を用いても良い。このような構成でも、実施形態3と同様の作用効果がある。
また、上記実施形態1〜3およびその各変形例では、化粧板として、文字板3を用いた場合について述べたが、これに限らず、例えば見切り板を用いても良い。
さらに、上記実施形態1〜3およびその各変形例では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、トラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができるほか、これに限らず、携帯電話機、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの電子機器にも広く適用することができる。
この発明を適用した腕時計の時計モジュールを示した要部の断面図である。(実施形態1) 図1の文字板を示した正面図である。 図1の第1EL発光素子の正面図である。 図1の液晶表示パネルの正面図である。 図1の第2EL発光素子の正面図である。 図1の腕時計の回路構成を示したブロック図である。 図1の時計モジュールにおける表示装置の点灯時の表示状態を示した正面図である。 この発明の実施形態1の第1変形例における第1EL発光素子の正面図である。 この発明の実施形態1の第2変形例における回路構成を示したブロック図である。 図9の第2変形例における表示装置の表示状態を示し、(a)は第1、第2EL発光素子の両方を点灯したときの表示状態を示した正面図、(b)は第2EL発光素子のみを点灯したときの表示状態を示した正面図である。 この発明を適用した腕時計の時計モジュールを示した要部の断面図である。(実施形態2) 図11の腕時計の回路構成を示したブロック図である。 この発明を適用した腕時計の時計モジュールを示した要部の断面図である。(実施形態3) 図13の第1印刷シートを示した正面図である。 図13の第2印刷シートを示した正面図である。 図13の表示装置における表示状態を示し、(a)は第1、第2EL発光素子の両方を点灯したときの表示状態を示した正面図、(b)は第1、第2EL発光素子を消灯したときの表示状態を示した正面図である。
符号の説明
1、30、40 時計モジュール
3 文字板
4、25 第1EL発光素子
5 液晶表示パネル
6 第2EL発光素子
7 表示用開口部
8 複数の表記部
9、36 開口部
31 第1照明部材
32 第2照明部材
34、37 第1、第2光源
35、38 第1、第2導光板
41 第1印刷シート
42 第2印刷シート
43〜47 着色部

Claims (6)

  1. 表示用開口部および光透過性を有する複数の表記部が設けられた化粧板と、
    この化粧板の下面に前記表示用開口部を除いて配置されて前記化粧板の下面側を照明する第1照明部材と、
    この第1照明部材の下側に前記化粧板の前記表示用開口部に対応して配置された表示パネルと、
    この表示パネルの下面に配置されて前記表示パネルの下面側を照明する第2照明部材と
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1、第2照明部材それぞれは、エレクトロ・ルミネッセンス発光素子であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1照明部材の前記エレクトロ・ルミネッセンス発光素子は、前記化粧板における前記複数の表記部に対応する部分のみが発光することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1、第2照明部材それぞれは、光源と、この光源からの光を側面から採り込んで面方向に導きながら上面側に放出する導光板とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記化粧板と前記第1照明部材との間には、前記化粧板の前記複数の表記部に対応する個所に光透過性を有する異なる色の着色部が設けられた加飾シートが介在されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記表示パネルと前記第2照明部材との間には、光透過性を有する着色シートが前記表示パネルに対応して介在されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
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