JP4912014B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に係り、特に、指示計器などの指針、目盛りなどの表示要素を表示するための表示装置に関する。
時計、指示計器などは、指針・目盛りを視認性よく、かつ、意匠性も良好に見せる必要がある。従来、指針・目盛りなどを視認性よく、かつ、意匠性よく見せるために、文字板周辺から指針・目盛りを照明して、指針・目盛りを照明する照明構造があった(特許文献1参照)。また、文字板裏面から照明を行い、指針・目盛りをシルエットで見せる照明構造などがあった。さらに、指針に紫外線を照射し、指針に塗布した蛍光体を発光させることにより指針の照明を行う技術も知られている。
また、意匠性を向上するために、照明時に指針自体が発光し、非照明時に指針表面が金属様光沢となるようにした技術が提案されている(特許文献2〜4参照)。
さらに、所定の発光色を得るために側面及び背面からの第1の光により励起されて、第2の光を発光する蛍光体層を有し、第1の光及び第2の光の混合により第1の光とは異なる発光色を得る技術が提案されている(特許文献5〜8参照)。
特開2006−29896号公報 特開2000−18980号公報 特開2002−357463号公報 特開2004−325152号公報 特開平11−118537号公報 特開平11−180184号公報 特開2001−201372号公報 特開2003−222537号公報
しかるに、従来の文字板周辺から指針・目盛りを照明して、指針・目盛りを照明する方法では、単に、指針、目盛りが周囲からの光を反射するだけであるので、視認性が悪い。
また、文字板裏面から照明を行い、指針・目盛りをシルエットで見せる照明構造では、指針・目盛りはシルエットとしてしか視認できないので、意匠性に劣る。
また、指針に塗布した蛍光体に紫外線を照射することにより発光させる方法では、非照明時には指針が蛍光体のそのものの色となるため、非照明時の意匠性が劣る。
さらに、照明時に指針自体が発光し、非照明時に指針表面が金属様光沢となるようにしたものでは、指針表面が金属様光沢であるので、質感に課題があった。
さらに、所定の発光色を得るために側面及び背面からの第1の光により励起されて、第2の光を発光する蛍光体層を有し、第1の光及び第2の光の混合により第1の光とは異なる発光色を得るものでは、前記したように非照明時には指針が蛍光体のそのものの色となるため、非照明時の意匠性が劣るなどの課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、表示要素の視認性、及び、意匠性に優れた表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、透光性を有する基材と、基材の表面の一部に形成され、金属様光沢を有し、所定の割合で光を透過するハーフミラー層と、ハーフミラー層上に形成され、入射光を拡散する拡散層と、拡散層上に形成され、青色の可視光により励起され、発光する蛍光層とから構成された表示要素と、蛍光層を励起する青色の可視光を表示要素に照射する照射手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、透光性を有する基材と、基材の表面の一部に形成され、金属様光沢を有し、所定の割合で光を透過するハーフミラー層と、ハーフミラー層上に形成され、光を拡散する拡散材に、青色の可視光により励起されて発光する蛍光体を含有する拡散層と、前記ハーフミラー層と前記拡散層との間に所望の色の可視光を透過する着色層とから構成された表示要素と、蛍光層を励起する青色の可視光を表示要素に照射する照射手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、ハーフミラー層と拡散層との間に所望の色の可視光を透過する着色層を設けたことを特徴とする。また、基材に前記ハーフミラー層及び拡散層並びに蛍光層を形成した後、あるいは、基材に前記ハーフミラー層、着色層及び拡散層を形成した後に、切削して成形したことを特徴とする。
本発明によれば、表示要素を、透光性を有する基材と、基材の表面の一部に形成され、金属様光沢を有し、所定の割合で光を透過するハーフミラー層と、ハーフミラー層上に形成され、入射光を拡散する拡散層と、拡散層上に形成され、青色の可視光により励起され、発光する蛍光層とから構成することにより、非照明時には金属様光沢を有し、照明時には照明手段により蛍光層を励起する青色の可視光を表示要素に照射することにより、表示要素が自発光したよう視認することが可能となり、これによって、表示要素の視認性、及び、意匠性を向上させることができる。
〔構成〕
本実施例では、本発明の表示装置を時計に適用した例について説明する。
図1は本発明の一実施例の分解斜視図、図2は本発明の一実施例の組立図を示す。
本実施例の時計100は、回路基板111、ムーブメント112、文字板113、指針114、見返部115、目盛り116、発光ダイオード117、導光部118、ケース119、風防120を有する構成とされている。
回路基板111には、各種電子部品が搭載されるとともに、ムーブメント112が固定される。回路基板111及びムーブメント112は、ケース119に収納される。
回路基板111は、時刻を計時し、ムーブメント112を駆動するための駆動信号を生成する。ムーブメント112は、回路基板111から供給される駆動信号により駆動されて、分針軸112a、時針軸112bを回転させる。分針軸112aは1分間に1回転し、時針軸112bは、1時間で1回転する。ムーブメント112の分針軸112a及び時針軸112bは、文字板113が装着される。
文字板113は、略円形状に形成されており、その中心に貫通孔113aが形成されており、その表面は光が反射しにくいような構造とされている。例えば、つや消しの黒色塗装が施されている。
貫通孔113aには、ムーブメント112の分針軸112a及び時針軸112bが貫通する。分針軸112a及び時針軸112bは、ムーブメント112から文字板113の貫通孔113aを貫通して、文字板113の表面側に延出している。
指針114は、表示要素の一つであり、分針114a、時針114bから構成されており、導光部118から出射する光に応じて自発光する構造とされている。
分針114aは、分針軸112aに固定される。時針114bは、時針軸112bに固定される。
見返部115は、略円環状をなし、ケース119の文字板113の表面側に取り付けられる。見返部115には、目盛り116が内周側に突出して取り付けられている。
目盛り116は、表示要素の一つであり、導光部118から出射する光に応じて自発光する構造とされている。
発光ダイオード117は、回路基板111に搭載されており、回路基板111から駆動電圧が印加され、発光する。発光ダイオード117は、例えば、青色発光ダイオードから構成されており、回路基板111から供給される駆動電圧に応じて青色に発光する。発光ダイオード117で発光した光は、導光部118に入射する。
導光部118は、例えば、透明アクリル樹脂、透明ガラス材などから構成されており、文字板113の周囲で、かつ、見返部115の下部に設けられており、文字板113の表面側がプリズム状に成形されている。導光部118は、発光ダイオード117から入射した光を文字板113の表面側に導き、文字板113に略平行に文字板113の内周側、すなわち、指針114方向に出射する。
〔指針114〕
図3は指針114の構成図を示す。図3(A)は斜視図、図3(B)は断面図を示す。
指針114は、指針基材121、及び、ハーフミラー層122、拡散層123、並びに、蛍光層124から構成されている。
指針基材121は、例えば、透明アクリル樹脂から構成されており、切削加工により成形されている。なお、指針基材121は、透明アクリル樹脂に限定されるものではなく、半光透過性着色樹脂などを用いることも可能である。
ハーフミラー層122は、ハーフミラーであり、入射光を所定の割合で透過する。ハーフミラー層122は、例えば、光の透過率が略30〜35%となるようにメッキ、あるいは、印刷で形成されたアルミニウム、クロームなどの金属材料を指針基材121上に薄膜状に形成したものである。
拡散層123は、例えば、白色、あるいは、乳白色の透過性インクなどを塗布したものである。拡散層123により蛍光層124で発光された光、及び、導光部118から出射され、蛍光層124を透過した青色光が入射して、拡散される。拡散層123で拡散された光は、ハーフミラー層122に供給される。
蛍光層124は、導光部118から出射された青色光により励起され、蛍光を発光する蛍光体から構成されている。蛍光層124は、例えば、YAG:Ce(Yttrium Aluminum Garnet)系蛍光体、TAG系蛍光体、CaS:Ceなどの硫化物系蛍光体、窒化物系蛍光体、酸窒化物系蛍光体などの青色光によって励起されて蛍光を発光する蛍光体を拡散層123上に印刷などの手段により層状に形成したものであり、導光部118から出射された青色光により励起されて、例えば、YAG:Ce蛍光体であれば、黄色の蛍光を発光する。
図4は指針114の製造方法を説明するための図を示す。
まず、図4(A)に示すように例えば、透明アクリル樹脂からなる板状の基材211上にメッキあるいは、シルクスクリーン印刷などの手法を用いてアルミニウム、クロムなどからなる金属薄膜212を基材211に一様に形成する。このとき、金属薄膜212は、例えば、光の透過率が約30〜35%となる膜厚に形成される。このとき、金属薄膜212は、基材211の全面ではなく、指針114、あるいは、目盛り116の形状に形成される。この金属薄膜212がハーフミラー層122として作用する。
次に、図4(B)に示すように拡散層213が形成される。拡散層213は、金属薄膜212上にシルクスクリーン印刷などの方法により白色、乳白色の透過性インクを塗布することにより形成される。拡散層213は、金属薄膜212と同様に、基材211の全面ではなく、金属薄膜212の上に、指針114、あるいは、目盛り116の形状に形成される。この拡散層213が拡散層123として作用する。
次に、図4(C)に示すように蛍光膜214が形成される。蛍光膜214は、例えば、YAG:Ce系蛍光体、TAG系蛍光体、CaS:Ceなどの硫化物系蛍光体、窒化物系蛍光体、酸窒化物系蛍光体などの青色光によって励起されて蛍光を発光する蛍光体から構成されており、拡散層213上にシルクスクリーン印刷などの方法により形成される。このとき、蛍光膜213は、基材211の全面ではなく、金属薄膜212、拡散層213と同様に指針114、あるいは、目盛り116の形状に形成される。この蛍光膜214が蛍光層124として作用する。また、蛍光膜214は、使用する蛍光体を適宜選択することにより、所望の発光色を選択できる。
次に、図4(D)に示すように切削加工により梨地部分を切削することにより、表示要素221が形成される。切削加工により表示要素221を削り出すことにより、表示要素221にクリスタルガラスのような高級感を出すことができる。
また、切削加工は、データ入力により容易に切り出す形状をコントロールできるので、例えば、型による成形に比べて安価に種々の表示要素を作成できる。また、形状の変更も容易に行える。
〔動作〕
図5、図6は本発明の一実施例の動作説明図を示す。図5は照明時、図6は非照明時の動作を説明するための図を示す。
まず、図5により照明時の動作を説明する。
照明時には、発光ダイオード117が駆動されて、発光する。発光ダイオード117は、青色光を発光する。発光ダイオード117で発光した青色光は、導光部118を通って文字板113の表面の側方から指針114方向に出射される。導光部118から出射された光は、指針114に照射される。
指針114に照射された青色光のうち指針114の裏面の照射された光は、蛍光層124に入射する。蛍光層124は、入射した光により励起されて蛍光体に応じた光、例えば、YAG:Ce蛍光体であれば、黄色の蛍光を発光する。
蛍光層124で発光された光の一部及び蛍光層124で発光に寄与しなかった青色光は、拡散層123、及び、ハーフミラー層122を透過して指針基材121に入射する。このため、拡散層123は、青色光及び黄色系の光を拡散する。これによって、青色光及び黄色系の光とが混合されて、白色光として出射される。拡散層123で混合された白色光は、ハーフミラー層122を透過して、指針基材121に供給される。
指針基材121に入射した光は、指針基材121を通って直接的に外方に出射するとともに、表面、あるいは、ハーフミラー層122で内部に屈折した後に外方に出射する。以上により、指針114が自発光して、視認できる。
なお、文字板113の表面は、例えば、つや消しの黒色塗装などが施されているため、導光部118から文字板113に入射した光、及び、外光は文字板113の表面で吸収、あるいは、乱反射して指針114の視認性に影響しない。
次に、図6により非照明時の動作を説明する。
非照明時には、発光ダイオード117が消灯される。発光ダイオード117が消灯した状態では、外部からの光が表面方向から指針114に入射する。指針114に入射した光は、指針基材121を通って、ハーフミラー層122に入射する。ハーフミラー層122は、入射光のうち略70%を反射する。
ハーフミラー層122で反射した光は、指針基材121を通って表面方向に出射する。なお、ハーフミラー層122に入射した光のうち30%の光がハーフミラー層122を透過して蛍光層124に入射する。蛍光層124は、入射した光のうちの青色成分により励起して白色に発光する。蛍光層124で発光した光の一部がハーフミラー層122に供給され、そのうちの30%の光がハーフミラー層122と透過して、指針基材121から出射される。これによって、指針114は外光に応じた色で視認される。
このとき、蛍光層124に入射する光はハーフミラー層122により低減されており、かつ、入射した光のうち蛍光体を励起する青色成分は一部であり、さらに、励起された光の一部がハーフミラー層122により低減され、指針基材121に入射するので、蛍光層124はほとんど発光せず、また、その発光量も極小さいので、その影響はほとんどない。
〔効果〕
本実施例によれば、照明時に指針114あるいは目盛り116自体が光源を持ち、白色に発光しているように見える。また、非照明時には、外光を反射するので、金属様光沢として視認される。このように、照明時と非照明時とで異なって見える。
また、照明時には周囲から青色光が入射することにより、指針114の背面側が薄く青色に光ったように視認でき、更に意匠性を向上させることが可能となる。
また、本実施例によれば、指針114に光を照射すればよく、指針114内部に光を導いたり、あるいは、電力を供給したりする必要がないので、指針軸を導光構造、あるいは、給電構造とする必要がない。これによって、例えば、指針軸を大径化する必要がなく、意匠の自由度を向上させることができる。したがって、指針の形状を自由に成形でき、指針全体の意匠性を向上させることができる。
また、照明時と、非照明とで見栄えや色を変えることができ、よって、意匠性を向上させることができる。
〔その他〕
なお、本実施例では、本発明の照明装置を時計に適用した例について説明したが、適用される装置は、時計に限定されるものではなく、他に、速度計、回転計などの指示計器をはじめとして指針、目盛りなどの表示要素を有する装置一般に適用できることは言うまでもない。
さらに、表示要素は、指針、目盛りなどの限られるものではなく、ロゴマークなどの表示要旨を同様な構成として、発光させることも可能である。
さらに、本実施例では、指針114の側面側から光を照射したが、指針114の上面側、及び、指針114の背面側から光を照射するようにしてもよい。
発光する光は、白色光に限定されるものではなく、赤、青、オレンジ、黄色、緑など必要な色を選択できることはいうまでもない。
また、本実施例では、指針114を切削により成形したが、切削に限定されるものではなく、樹脂モールドなどによって、成型するようにしてもよい。
〔第1変形例〕
図7は指針114の第1変形例の構成図を示す。図7(A)は指針114の第1変形例の断面図、図7(B)は拡散層321の断面図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例の指針311は、図7(A)に示すように指針基材121、及び、ハーフミラー層122、拡散層321から構成されている。
拡散層321は、図7(B)に示すように例えば、白色、あるいは、乳白色の透過性インク331に少量の蛍光体材料332を混合してシルクスクリーン印刷などによって、ハーフミラー層122上に形成されたものである。蛍光体材料332は、青色光により励起されて、例えば、黄色系の蛍光を発光する蛍光体から構成されており、例えば、YAG:Ce系蛍光体、TAG系蛍光体、CaS:Ceなどの硫化物系蛍光体、窒化物系蛍光体、酸窒化物系蛍光体などの蛍光体から構成されている。
導光部118から出射された青色光が拡散層321に入射すると、青色光の大部分は透過性インク331により拡散される。
また、青色光のうち蛍光体材料332に入射した光は、蛍光体材料332の励起光として作用する。蛍光体材料332は、入射した青色光により励起されて黄色系の光を発光する。拡散層321は、透過性インク331により拡散された青色光及び蛍光体材料332で発光した黄色系の光は、拡散、混合されてハーフミラー層122に供給される。
蛍光体材料332を含有した拡散層321により、青色光と黄色系の光とを混合した光を出射することができる。このとき、透過性インク331への蛍光体材料332の混合比を調整することにより色調の異なる光を出射することが可能となる。
〔第2変形例〕
図8は指針114の第2変形例の断面図を示す。同図中、図7と同一構成部分には同一符号を付し
本変形例の指針411は、ハーフミラー層122と拡散層321との間に着色層421を設けた構成とされている。
着色層421は、透過性インクをハーフミラー層122上にシルクスクリーン印刷により形成される。着色層421の透過色は、青色光と蛍光層124で発光される光の色により表現可能な色の中から選択されている。
拡散層321で拡散された光は、着色層421に供給される。着色層421は、拡散層321から供給された光のうち所定の色成分の光を透過してハーフミラー層122を介して指針基材121に供給する。
本変形例によれば、着色層421を設けることにより所定の色の光で指針411を発光させることができる。
〔第2変形例〕
図9は指針114の第2変形例の断面図を示す。
本変形例の指針511は、指針基材121、ハーフミラー層122、拡散層123、着色層521、蛍光層124から構成されている。着色層421は、透過性インクを拡散層123上にシルクスクリーン印刷により形成される。着色層421の透過色は、青色光と蛍光層124で発光される光の色により表現可能な色の中から選択されている。
導光部118からの青色光は、指針511の蛍光層124に入射される。蛍光層124に入射した青色光は、一部が蛍光層124を構成する蛍光体の励起光として作用する。蛍光層124を構成する蛍光体は、青色光を励起光として黄色系の光を発光する。蛍光層124は、蛍光体の発光による黄色系の色と励起光として作用しなない青色光とが混合されて白色に発光したように視認される。
蛍光層124で発光した光は、着色層521に供給される。着色層521は、蛍光層124から供給された光から所定の色成分の光を透過して、拡散層123に供給する。着色層521により所望の色で指針511を発光させることが可能となる。
さらに、本実施例によれば、青色光一色の照明光で同時に複数の指針等を、複数の異なった色で表現することが可能となる。
なお、本発明は上記実施例、記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変形例が考えられる。
本発明の一実施例の斜視図である。 本発明の一実施例の組立図である。 表示要素の構成図である。 表示要素の製造方法を説明するための図である。 本発明の一実施例の動作説明図である。 本発明の一実施例の動作説明図である。 指針114の第1変形例の構成図である。 指針114の第2変形例の断面図である。 指針114の第3変形例の断面図である。
符号の説明
100 時計
111 回路基板、112 ムーブメント、112a 分針軸、112b 時針軸
113 文字板、 114、311、411、511 指針、114a 分針
114b 時針
115 見返部、116 目盛り、117 発光ダイオード
118 導光部、119 ケース、120 風防
121 指針基材、122 ハーフミラー層、123、321 拡散層
124 蛍光層
331 透過性インク、332 蛍光体材料
421、521 着色層

Claims (5)

  1. 透光性を有する基材と、
    前記基材の表面の一部に形成され、金属様光沢を有し、所定の割合で光を透過するハーフミラー層と、
    前記ハーフミラー層上に形成され、入射光を拡散する拡散層と、
    前記拡散層上に形成され、青色の可視光により励起され、発光する蛍光層と
    から構成された表示要素と、
    前記蛍光層を励起する青色の可視光を前記表示要素に照射する照射手段とを有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記ハーフミラー層と前記拡散層との間に所望の色の可視光を透過する着色層を設けたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示要素は、前記基材に前記ハーフミラー層及び前記拡散層並びに前記蛍光層を形成した後に、切削されて成形されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 透光性を有する基材と、
    前記基材の表面の一部に形成され、金属様光沢を有し、所定の割合で光を透過するハーフミラー層と、
    前記ハーフミラー層上に形成され、光を拡散する拡散材に、青色の可視光により励起されて発光する蛍光体を含有する拡散層と
    前記ハーフミラー層と前記拡散層との間に所望の色の可視光を透過する着色層と
    から構成された表示要素と、
    前記蛍光層を励起する青色の可視光を前記表示要素に照射する照射手段とを有することを特徴とする表示装置。
  5. 前記表示要素は、前記基材に前記ハーフミラー層、前記着色層及び前記拡散層を形成した後に、切削されて成形されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
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