JP5027994B2 - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、インクカートリッジ等の記録剤カートリッジを用いて印刷を行う印刷装置及び印刷方法に関する。
インクジェットプリンタは、例えば、単色機と多色機とに分類可能である。単色機とは、例えば、黒色や赤色等の一色のみで印刷するプリンタである。多色機とは、例えば、黒色と赤色、黒色と青色等のように、2色ないし2色以上で色分けして印刷可能なプリンタである(特許文献1)。
このような多色機は、例えば、POS(Point Of Sales)システム等における小型プリンタとして使用可能である。黒色印刷のみで十分なユーザは、単色機を使用してレシート等の印刷物を出力する。一方、例えば、店舗名等を赤色で、明細欄を黒色でそれぞれ印刷する等のように、多色で色分けした印刷を希望するユーザは、多色機を使用すればよい。
特開2003−94672号公報
現在及び将来の使用目的が明確であるユーザは、使用目的に応じて、単色機または多色機のいずれか又は双方を使用すればよい。しかし、例えば、プリンタ導入初期は単色印刷を行うが、将来的には多色印刷を希望するユーザも存在する。このようなユーザは、将来の多色印刷を考慮して多色機を導入するが、実際には一色のみを使用して単色印刷を行うことになる。
多色機は、各色毎にそれぞれインクカートリッジを備えるため、単色機に比べて、一色当たりのインクカートリッジ容量は少なくなる。従って、多色機において、いずれか一つの色のみを用いて単色印刷を行うと、単色機を用いる場合よりもインクカートリッジが短時間で空となり、インクカートリッジの交換頻度が増大する。従って、ユーザは、頻繁にインクカートリッジを交換しなければならず、交換作業が煩雑となる。また、インクカートリッジを交換する間は、印刷を行うことができないため、ユーザの業務が中断することもあり得る。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、本発明の目的の一つは、複数の記録剤カートリッジを備えた印刷装置を単色機として使用した場合でも、記録剤カートリッジの交換頻度を低減することができ、作業効率を向上できるようにした印刷装置及び印刷方法を提供することにある。本発明の目的の一つは、複数の印刷モードに応じて、記録剤カートリッジの使用方法をそれぞれ切替可能な印刷装置及び印刷方法を提供することにある。本発明の目的の一つは、単色印刷データを生成するホスト装置に何ら意識させることなく、比較的簡易な制御構造で複数の記録剤カートリッジを均等に使用することができる印刷装置及び印刷方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う印刷装置は、記録剤をそれぞれ供給する複数の記録剤カートリッジと、入力された印刷データに基づいて各記録剤毎に印字データをそれぞれ生成する印字データ生成手段と、印字データ生成手段により生成された各印字データを各記録剤毎にそれぞれ記憶する印字データ記憶手段と、印字データ記憶手段にそれぞれ記憶された各記録剤毎の印字データに基づいて、各記録剤カートリッジからそれぞれ供給される各記録剤を、該各記録剤用のノズル群からそれぞれ吐出させるプリントヘッドと、印字データ記憶手段からプリントヘッドへ印字データを供給する印字データ供給手段と、を備えて、印字データ供給手段は、各記録剤のうち一方の記録剤を使用する印字データの少なくとも一部を、各記録剤のうち他方の記録剤を使用する印字データとして、プリントヘッドに供給することができる。
発明の理解のために、第1色(例えば、黒色)の記録剤を収容する第1カートリッジと、第2色(例えば、赤色)の記録剤を収容する第2カートリッジとを備える場合を例に挙げて説明する。印字データ生成手段は、例えば、パーソナルコンピュータやレジスタ端末あるいは携帯情報端末(携帯電話を含む)等のホスト装置から印刷データを受領し、この印刷データに基づいて、各色毎の印字データをそれぞれ生成する。
例えば、第1色のみを用いる単色印刷を行う場合、印字データ生成手段は、第1色のみを指定する印刷データをホスト装置から受領する。印字データ生成手段は、この印刷データに基づいて、第1色のみを使用する印字データを生成する。この印字データは、印字データ記憶手段に記憶される。
印字データ供給手段は、印字データ記憶手段に記憶された第1色用印字データを、プリントヘッドへ供給する。プリントヘッドは、第1色用のノズル群及び第2色用のノズル群をそれぞれ備えている。第1色用ノズル群には、第1カートリッジから記録剤が供給され、第2色用ノズル群には、第2カートリッジから記録剤が供給される。
プリントヘッドは、第1色用印字データに基づいて、第1色用ノズル群の各ノズルから第1カートリッジ内の記録剤をそれぞれ所定のタイミングで吐出させる。ここで、印字データ供給手段は、第1色用印字データの少なくとも一部を、第2色用の印字データとして、プリントヘッドに供給することができる。第2色用印字データが供給されると、プリントヘッドは、第2色用のノズル群から第2カートリッジ内の記録剤をそれぞれ所定のタイミングで吐出させる。
第1色用印字データの少なくとも一部を第2色印字データとして取り扱うことにより、第1カートリッジ内の記録剤と第2カートリッジ内の記録剤の両方を利用して、印刷を行うことができる。従って、第1カートリッジのみを使用する場合に比較して、第1カートリッジの交換頻度を少なくすることができる。
本発明の実施態様では、単色印刷モードと複数色印刷モードとのいずれか一方を選択するための選択手段をさらに備え、(1)単色印刷モードが選択される場合は、一方の記録剤と他方の記録剤とはそれぞれ同一色に設定され、かつ、印字データ供給手段は、一方の記録剤を使用する印字データの少なくとも一部を他方の記録剤を使用する印字データとして、プリントヘッドに供給し、(2)複数色印刷モードが選択される場合は、一方の記録剤と他方の記録剤とは互いに異なる色に設定され、かつ、印字データ供給手段は、各記録剤毎の印字データをそのままプリントヘッドにそれぞれ供給するようになっている。
複数の記録剤カートリッジを備えて多色印刷が可能な印刷装置を導入したユーザは、単色印刷モードを選択することにより、一方の記録剤(第1色記録剤)の容量を増大させて単色印刷を行うことができる。そして、ユーザが多色印刷を希望する場合、他方の記録剤を所望の色に変更し、多色印刷モードを選択することにより、所望の多色印刷を行うことができる。
本発明の実施態様では、印字データ供給手段は、単色印刷モードが選択されている場合、印字データ記憶手段に記憶された一方の記録剤を使用する印字データを、均等に、一方の記録剤を使用する印字データまたは他方の記録剤を使用する印字データのいずれかとして、プリントヘッドに供給するようになっている
これにより、一方の記録剤カートリッジの容量と他方の記録剤カートリッジの容量が同じなら、一方の記録剤カートリッジと他方の記録剤カートリッジとの交換時期を略一致させることができる。
本発明の実施態様では、印字データ供給手段は、単色印刷モードが選択されている場合、印字データ記憶手段に記憶された一方の記録剤を使用する印字データを、一方の記録剤を供給する記録剤カートリッジの容量V1と他方の記録剤を供給する記録剤カートリッジの容量V2との比率V1/V2に応じて、一方の記録剤を使用する印字データまたは他方の記録剤を使用する印字データのいずれかとして、前記プリントヘッドに供給するようになっている。
これにより、各記録剤カートリッジの容量が異なる場合でも、各カートリッジの交換時期を一致させることができる。
例えば、V1=V2(V1/V2=1)の場合、印字データ供給手段は、第1色用印字データを、各主走査毎に交替で、第1色用印字データまたは第2色用印字データとして、プリントヘッドに供給する。即ち、1回目の主走査で印刷される印字データを第1色用印字データとしてプリントヘッドに供給し、2回目の主走査で印刷される印字データを第2色用印字データとしてプリントヘッドに供給する。以下同様に、第3回目の主走査では第1色用印字データ、第4回目の主走査では第2色用印字データとして、プリントヘッドに振り分けられる。
また、例えば、V1がV2の2倍に設定されている場合(V1/V2=2)、印字データ供給手段は、2回分の主走査について第1色用印字データとしてプリントヘッドに連続的に供給した後、次の第3回目の主走査については第2色用印字データとしてプリントヘッドに供給すればよい。このように、各記録剤カートリッジの容量が異なる場合、印字データの振り分け比率をカートリッジ容量比に合わせることにより、各カートリッジの交換時期を一致させることができる。
本発明の実施態様では、各記録剤カートリッジの記録剤残量をそれぞれ検出するための残量検出手段をさらに備え、印字データ供給手段は、単色印刷モードが選択されている場合、印字データ記憶手段に記憶された一方の記録剤を使用する印字データを、一方の記録剤の残量と他方の記録剤の残量とがそれぞれ略等しくなるように、一方の記録剤を使用する印字データまたは他方の記録剤を使用する印字データのいずれかとして、プリントヘッドに供給するようになっている。
即ち、各主走査毎に、各カートリッジの記録剤残量をそれぞれ検出し、両残量が略一致するように、印字データを振り分けることができる。
なお、例えば、記録剤残量が所定値以下になった場合(ニアエンド状態)と、記録剤残量が実質的に0になった場合(エンド状態)との2段階で、各記録剤の残量を管理し、ニアエンド状態になった場合に、記録剤残量が0に近づきつつある旨をユーザに警告する手段を備えることもできる。
この場合、ニアエンド状態に至ったことを知ったユーザは、早期に交換用カートリッジを準備し、早めにカートリッジを交換することもできる。ニアエンド状態からエンド状態に移行するまでに時間を要するため、一方及び他方の各記録剤カートリッジにおけるニアエンド警告時期をそれぞれ重なり合わせることができ、ユーザは、両記録剤カートリッジを一緒に交換することができる。
本発明の実施態様では、印字データ供給手段は、単色印刷モードが選択されている場合、印字データ記憶手段に記憶された一方の記録剤を使用する印字データを、一方の記録剤を使用する印字データまたは他方の記録剤を使用する印字データのいずれとしてプリントヘッドに供給するかを、プリントヘッドの一回の主走査毎に判断する。
切替の判定を主走査単位に限定することにより、本発明による制御を簡単に実現することができる。
本発明の他の観点に従う印刷方法は、複数の記録剤カートリッジと、該各記録剤カートリッジからそれぞれ供給される各記録剤を該各記録剤用のノズル群からそれぞれ吐出させるプリントヘッドとを備えた印刷装置を用いて印刷する方法であって、ホスト装置から印刷データを受信する受信ステップと、受信された印刷データに基づいて、各記録剤毎にそれぞれ印字データを生成するデータ生成ステップと、生成された各印字データを各記録剤毎にそれぞれ記憶するデータ記憶ステップと、各記録剤カートリッジの記録剤残量をそれぞれ検出する残量検出ステップと、各記録剤のうち一方の記録剤の残量と他方の記録剤の残量とが略等しくなるように、一方の記録剤を使用する印字データのうち所定量の印字データの少なくとも一部を、他方の記録剤を使用する印字データとして、プリントヘッドに供給するデータ供給ステップと、を含む。
また、受信ステップの前に、単色印刷モードと複数色印刷モードとのいずれか一方を選択するための選択ステップをさらに備えることもできる。そして、(1)単色印刷モードが選択される場合は、一方の記録剤と他方の記録剤とをそれぞれ同一色に設定し、データ供給ステップは、一方の記録剤の残量と他方の記録剤の残量とが略等しくなるように、一方の記録剤を使用する印字データのうち所定量の印字データの少なくとも一部を、他方の記録剤を使用する印字データとして、プリントヘッドに供給し、(2)複数色印刷モードが選択される場合は、一方の記録剤と他方の記録剤とを互いに異なる色に設定し、データ供給ステップは、各記録剤毎の印字データをそのままプリントヘッドにそれぞれ供給可能である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態では、2個のインクカートリッジを備えるプリンタを例に挙げて説明する。但し、本発明は、2色に限定されるものではない。
本実施例によるプリンタ1は、例えば、ロール紙10とスリップ紙11との両方を共通のプリントエンジンで印刷可能ないわゆるマルチステーション型プリンタとして構成されている。プリンタ1の本体2には、前カバー3及び後カバー4がそれぞれ開閉可能に取り付けられている。カバー3,4を開けることにより、インクカートリッジ210,220(図2参照)を交換したり、印刷用紙(ロール紙10)を交換等することができるようになっている。
本体2の前面側には、操作手段またはユーザインターフェース手段として表現可能な操作パネル5が設けられている。ユーザは、操作パネル5に設けられているボタン類を操作することにより、紙送りやヘッドクリーニング等を指示することができる。また、ユーザは、操作パネル5に設けられたランプ類の表示状態に基づいて、用紙切れやインク切れ等を確認することもできる。また、本体2の前面下部には、電源スイッチ8が設けられている。
本体2の上面側には、ロール紙排出口6が設けられており、このロール紙排出口6を介して、ロール紙10の先端が外部に排出される。印刷済のロール紙10は、例えば、ユーザによって手動操作で、または自動的にカットすることができる。このロール紙10は、例えば、レシート印刷等に使用することができる。本体2の前面中央部には、スリップ紙排出口7が設けられている。例えば、短冊状のスリップ紙11は、スリップ紙排出口7を介して排出される。
なお、図1に示すプリンタ1は、一例であって本発明はこれに限定されない。例えば、カバー3,4や操作パネル5等の取付位置は、図示の例に限定されない。また、ロール紙10とスリップ紙11との両方を印刷可能である必要もない。
図2は、プリンタ1の内部構成を示すブロック図である。プリンタ1は、詳細はそれぞれ後述するが、プリンタコントローラ100と、プリントエンジン200とから構成可能である。
プリンタコントローラ100は、プリンタ1の動作を制御するものである。プリンタコントローラ100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、システムLSI(Large Scale Integration)等の各種部品を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成することができる。
プリンタコントローラ100の機能に着目すると、プリンタコントローラ100は、例えば、制御部110と、通信インターフェース(図中「通信I/F」)120と、受信バッファ130と、画像処理部140と、出力バッファ150と、プリントエンジン駆動部160とを含んで構成することができる。
また、プリンタコントローラ100は、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等のような通信インターフェースに従って、ホスト装置20との間でデータ通信を行うことができる。さらに、プリンタコントローラ100は、操作パネル5との間でも制御信号をやり取りする。
操作パネル5には、例えば、第1色ランプ5A、第2色ランプ5B、ロール紙ランプ5C及びスリップ紙ランプ5Dのような、複数種類のステータス報知手段を設けることができる。操作パネル5は、制御部110からの信号に基づいて、所定のランプを点滅させることにより、インク残量や印刷用紙の有無等をユーザに報知する。
第1色ランプ5Aは、第1インクカートリッジ210のインク残量を報知するためのランプであり、第2色ランプ5Bは、第2インクカートリッジ220のインク残量を報知するためのランプである。各ランプ5A,5Bの点灯状態を変えることにより、複数のステータスを報知することができる。例えば、インク残量が所定値以下のニアエンド状態の場合は、ランプ5A,5Bを明滅させ、インク残量が実質的に0になったエンド状態の場合は、ランプ5A,5Bを連続点灯等させることにより、インク残量に関する複数のステータスを表現できる。
ロール紙ランプ5Cは、ロール紙10の有無を報知するためのランプである。スリップ紙ランプ5Dは、スリップ紙11の有無を報知するためのランプである。これらの各ランプ5A〜5Dは、例えば、LEDランプから構成することもできるし、あるいは、各ランプ5A〜5Dを一つの液晶ディスプレイにまとめてもよい。即ち、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の薄型ディスプレイに、各インク残量や用紙の有無等の各種ステータスを表示させることもできる。
制御部110は、プリンタコントローラ100の全体を制御する。制御部110は、第1色残量検出部111及び第2色残量検出部112を備えている。これらの各残量検出部111,112は、例えば、コンピュータプログラムや論理LSIを用いて実現することができる。なお、インク残量検出の詳細は、さらに後述する。
通信インターフェース120は、ホスト装置20との間の通信を担当する。通信インターフェース120は、例えば、USB等の所定のプロトコルに基づいて、ホスト装置20からの印刷データを受信したり、ホスト装置20へ印刷完了等を報告する。なお、通信インターフェース120とホスト装置20との間は、有線または無線のいずれの通信方式で接続してもよい。また、例えば、通信インターフェース120をLAN(Local Area Network)ポートとして構成し、ネットワークに接続することにより、プリンタ1を複数のホスト装置20で共有することもできる。
受信バッファ130は、ホスト装置20から受信した印刷データを一時的に保存するものである。受信バッファ130が受信した印刷データに含まれるコマンドは、制御部110に渡される。なお、バッファオーバーフロー等を防止するために、ハードディスク装置等の補助記憶装置を設けてもよい。
画像処理部140は、受信バッファ130に格納された印刷データに基づいて、印刷用のイメージデータ(印字データ)を生成する。画像処理部140は、例えば、色変換処理、補間処理、拡大/縮小処理、回転処理、ハーフトーン処理等の所定の画像処理を行うことにより、二値または多値の印字データを生成する。画像処理部140は、各色毎にそれぞれ印字データを生成する。
出力バッファ150は、画像処理部140によって生成された印字データを一時的に記憶するものである。出力バッファ150には、第1色用の印字データを記憶する第1出力バッファ領域151と、第2色用の印字データを記憶する第2出力バッファ領域152とを備えている。これら各バッファ領域151,152は、物理的に異なるメモリからそれぞれ構成してもよいし、一つのメモリ内にそれぞれ設けることもできる。
プリントエンジン駆動部160は、プリントエンジン200の各部を制御するもので、制御部110からの指示に基づいて、所定の制御信号を出力する。
状態設定器170は、例えば、印刷モード等の選択を行うためのものである。本実施例では、印刷モードとして、単色印刷モードと多色印刷モードとの2種類の印刷モードを用意している。状態設定器170は、例えば、ディップスイッチとして構成することができ、ユーザは、ディップスイッチのオンオフ状態を設定することにより、所望の印刷モードを選択できる。
制御部110には、複数種類のセンサをそれぞれ接続可能である。複数種類のセンサとしては、例えば、ロール紙検出センサ180,スリップ紙検出センサ181及びインクカートリッジ検出センサ182を挙げることができる。
ロール紙検出センサ180は、ロール紙10の有無を検出する。スリップ紙検出センサ181は、スリップ紙11の有無を検出する。インクカートリッジ検出センサ182は、インクカートリッジ210,220の有無をそれぞれ検出する。なお、これら以外に、例えば、用紙の搬送状態を検出するセンサ等を設けることもできる。また、インク残量を直接的に検出する場合は、例えば、レベルセンサや重量センサ等のインク残量センサを設けることもできる。
プリントエンジン200は、例えば、印刷用紙を搬送する機構と、プリントヘッド230を駆動する機構、及びインクを供給する機構とに大別することができる。ロール紙10またはスリップ紙11は、給紙ローラ250によってプリントヘッド230の印字位置まで給紙され、その後、プリントヘッド230が主走査を行う毎に、所定量ずつ紙送りされる(副走査)。
プリントヘッド230は、プラテン260上に支持されたロール紙10またはスリップ紙11に向けて、複数のノズルからそれぞれ所定量のインク滴を吐出させる。吐出されたインク滴は、印刷面に着弾してドットを形成する。プリントヘッド230は、キャリッジ240によって支持されている。プリントヘッド230は、キャリッジ240の往復運動に伴って、各ノズルからインク滴をそれぞれ吐出させながら、印刷面を往復する。
印刷を終えたロール紙10またはスリップ紙11は、排紙ローラ270によって所定の排紙口6,7まで搬送され、外部に排出される。ロール紙10の場合、カッタ280によって、ロール紙10は所定の位置で切断される。切断後、ロール紙10の先端は所定量だけ、プリンタ内部に巻き戻される。
これらのキャリッジ240,給紙ローラ250,排紙ローラ260等は、それぞれ図示せぬモータにより駆動することができる。プリントエンジン駆動部160は、これら各モードに制御信号を与えることにより、キャリッジ240,給紙ローラ250,排紙ローラ260をそれぞれ個別に駆動させる。
図3は、プリントヘッド230と各インクカートリッジ210,220との関係を示す模式図である。プリントヘッド230は、各インクカートリッジ210,220に対応して、第1色用のノズル群231(以下、第1ノズル群231)と第2色用のノズル群232(以下、第2ノズル群232)との複数のノズル群を備えている。
第1ノズル群231には、第1インク供給路211を介して、第1インクカートリッジ210内のインクが供給される。同様に、第2ノズル群232には、第2インク供給路221を介して、第2インクカートリッジ220内のインクが供給される。
第1ノズル群231は、副走査方向に並ぶ複数のノズルを備えている。同様に、第2ノズル群232は、副走査方向に並ぶ複数のノズルを備えている。ここで、各ノズル群231,232のノズル数は同一であり、ノズルピッチも互いに等しい。ノズルは、例えば、64個等のように多数設けることができる。もしも、32個のノズルで1行の文字を印字可能であれば、64個のノズルによって一回の主走査で2行分を印字できる。
後述のように、単色印刷モードの場合、各インクカートリッジ210,220は、それぞれ同一色のインクカートリッジとなる。例えば、各インクカートリッジ210,220として、それぞれ黒色インクを収容する黒インクカートリッジがセットされる。従って、単色印刷モードの場合、同一色のインクが、それぞれ互いに独立した別々のインク供給系統(210→211、220→221)を介して、別々のノズル群231,232にそれぞれ供給されることになる。
図4は、印字データの流れに着目した模式図である。この例では、ホスト装置20からの印刷データD1は、第1色のみを指定している。例えば、黒色のみで印字するような場合である。
画像処理部140は、印刷データD1に基づいて所定の画像処理を行い、印字データを生成する。印刷データD1は、第1色のみを指定するため、印字データも第1色用の印字データとして生成される。この第1色用印字データは、第1出力バッファ領域151に全て格納される。第2出力バッファ領域152には、印字データが格納されない。印刷データD1では、第2色が使用されておらず、第2色用印字データが生成されていないためである。
プリントヘッド230は、第1ヘッドバッファ310及び第2ヘッドバッファ320を備えている。第1ヘッドバッファ310は、第1色用印字データを格納するためのものであり、第1出力バッファ領域151と接続されている。同様に、第2ヘッドバッファ320は、第2色用印字データを格納するためのものであり、第2出力バッファ領域152及び第1出力バッファ領域152の両方にそれぞれ接続されている。
第1出力バッファ領域151に格納された第1色用印字データは、所定のタイミングで、第1ヘッドバッファ310に転送される。第1ヘッドバッファ310に印字データが格納されると、この印字データに従って、各ノズルにそれぞれ対応する駆動素子231Aが駆動し、各ノズルからインク滴がそれぞれ吐出される。駆動素子231Aとしては、例えば、圧電振動子や発熱体等を挙げることができる。例えば、データ”1”が入力される駆動素子231Aは、ノズルからインク滴を吐出し、データ”0”が入力される駆動素子231Aは、ノズルからインク滴を吐出させない。なお、多値の印字データを用いる場合も同様に、階調に応じた量のインク滴がノズルから吐出される。
第2ヘッドバッファ320に印字データが格納された場合も、第1ヘッドバッファ310で述べたと同様に、印字データに応じて各駆動素子232Aがそれぞれ駆動し、ノズルから所定量のインク滴が吐出される。単色印刷モードでは、第1出力バッファ領域151から第2ヘッドバッファ320に印字データが転送される。多色印刷モードでは、第2出力バッファ領域152から第2ヘッドバッファ320に印字データが転送される。
第2ノズル群232の各駆動素子232Aは、印字データの由来を問わずに、いずれの出力バッファ領域151,152から第2ヘッドバッファ320に格納された印字データであっても、この印字データに基づいて駆動する。単色印刷モードの場合は、予めユーザによって各インクカートリッジ210,220は、同一色のインクカートリッジにセットされる。従って、第2ノズル群232を用いて印刷した場合でも、ホスト装置20からの指定色で印刷が行われる。
このように、第1出力バッファ領域151から各ヘッドバッファ310,320へ転送する印字データを、1パス分ずつ、プリントヘッド230の各主走査毎に、交替で振り分けることにより、第1色用印字データを2つのノズル群231,232を用いてそれぞれ印刷することができる。
例えば、図4に示す例では、第1行目の印字データ「ABCDEFGHIJKL・・・」は、第1ヘッドバッファ310に格納され、第1ノズル群231によって印刷される。次の第2行目の印字データ「123456789・・・」は、第2ヘッドバッファ320に格納され、第2ノズル群232によって印刷される。さらに次の第3行目の印字データ「MNOPQRSTUVW・・・」は、再び第1ヘッドバッファ310に格納され、第1ノズル群231により印刷される。
このように、第1出力バッファ領域151に格納された印字データを、1パス分ずつ、プリントヘッド230の各主走査毎に、第1ヘッドバッファ310と第2ヘッドバッファ320とに、交互に振り分けて供給する。一回の主走査で複数行を同時に印刷可能な場合は、1パス分のデータとして複数行の印字データがヘッドバッファ310,320に転送される。
第1色用印字データを各ヘッドバッファ310,320に交互に振り分けることにより、印刷用紙Pには、各インクカートリッジ210,220のインクをそれぞれ用いて印字を行うことができる。従って、インクカートリッジ210,220のインク消費量を略等しくすることができ、各インクカートリッジ210,220の交換時期を一致させることができる。つまり、第1インクカートリッジ210のみを用いて第1色用印字データを印刷する場合に比べて、カートリッジ交換頻度を半減させることができる。
なお、各インクカートリッジ210,220の容量が異なる場合、容量比に応じて、印字データを振り分ければよい。
図5は、印字処理の全体概要を示すフローチャートである。印字を行う際に、プリンタ1は、印刷モードを検出する(S1)。上述の通り、状態設定器170やホスト装置20からのモード指定コマンドにより、ユーザは、単色印刷モードまたは多色印刷モードのいずれか一方を選択することができる。
単色印刷モードが選択されている場合(S2:YES)、単色印刷モードで印刷データが処理される(S3)。この単色印刷モードでの印字データの転送処理については、さらに後述する。
そして、一回の主走査を終えると、プリンタ1は、印刷用紙を所定量だけ搬送し(S4)、印刷を完了したか否かを判定する(S5)。印刷が完了するまで、S3,S4の処理が繰り返される。
多色印刷モードが選択されている場合(S2:NO)、プリンタ1は、各色の出力バッファ領域151,152からそれぞれ1パス分(1回の主走査分)の印字データを読出し(S6)、対応するヘッドバッファ310,320にそれぞれ転送させる(S7)。即ち、第1出力バッファ領域151から読み出された印字データは、第1ヘッドバッファ310に転送されて格納される。第2出力バッファ領域152から読み出された印字データは、第2ヘッドバッファ320に転送されて格納される。
各ノズル群231,232は、各ヘッドバッファ310,320に格納された印字データに基づいて、各ノズルから所定量のインク滴を吐出させる(S8)。これにより、1行または複数行の印刷が行われる。
そして、単色印刷モードで述べたと同様に、印刷用紙を所定量だけ紙送りし(S9)、印刷が完了したか否かを判定する(S10)。印刷が完了するまで、S6〜S9のステップが繰り返される。
図6は、インク残量管理処理の概略を示すフローチャートである。本処理では、以下に述べるように、印刷で消費したインク量を算出することにより、間接的にインク残量を検出するようになっている。
図6の処理は、各インクカートリッジ210,220のそれぞれについて独立して実行される。説明の便宜のため、第1インクカートリッジ210の場合を例に挙げて説明するが、第2インクカートリッジ220についても同一の処理によってインク残量が管理されている。
プリンタ1は、インクカートリッジ210が交換されたか否かを監視しており(S11)、インクカートリッジ210が交換された場合(S11:YES)、第1色ランプ5Aを消灯させる(S12)。後述のように、インクカートリッジ210のインク残量がニアエンド状態に達した場合は、第1色ランプ5Aが点滅、またはエンド状態に達した場合は、第1色ランプ5Aが点灯して、インク残量不足をユーザに警告するようになっている。そこで、インクカートリッジ210が交換された場合は、この警告表示を停止させる。
プリンタ1は、インク残量Rとして、初期充填量Riをセットする(S13)。初期充填量Riは、新品のインクカートリッジ210に充填されているインク量である。この初期充填量Riは、予めプリンタコントローラ100内に記憶させておくことができる。あるいは、インクカートリッジ210にメモリ素子を設け、このメモリ素子に初期充填量Riを記憶させておき、このメモリ素子から初期充填量Riを読み出す構成でもよい。
一方、インクカートリッジ210が交換されていない場合(S11:NO)、プリンタ1は、前回更新されたインク残量、即ち、最新のインク残量Rをプリンタ1内のメモリ(不図示)から読出して取得する(S14)。
そして、プリンタ1は、例えば、印刷状況を監視し、印字されたドット数及びドットを形成するのに必要な単位インク量等に基づいて、印刷で消費されたインク量ΔRを算出する(S15)。なお、メンテナンス等のために、印字領域外でインク滴を吐出させる場合は、この捨てられたインク量も消費量ΔRに含められる。
プリンタ1は、インク残量Rからインク消費量ΔRを減算し、この値をインク残量R(=R−ΔR)として記憶する(S16)。プリンタ1は、この算出された最新のインク残量Rと予め設定されたニアエンド値とを比較し、インク残量Rがニアエンド値以下であるか否かを判定する(S17)。
インク残量Rがニアエンド値を超えている場合(S17:NO)、インクカートリッジ210は未だニアエンド状態に達していないため、処理を終了し、所定のタイミングで再びS11以下のステップを繰り返す。所定のタイミングとしては、例えば、各主走査の開始前または終了後を挙げることができる。
これに対し、インク残量Rがニアエンド値以下の場合(S17:YES)、インクカートリッジ210がニアエンド状態となっている場合である。ニアエンド状態とは、インク残量が残り少ない状態を意味する。プリンタ1は、インクカートリッジ210のニアエンド状態を検出すると、第1色ランプ5Aを点滅させて、ニアエンド状態に移行した旨をユーザに警告する(S18)。
さらに、プリンタ1は、インク残量Rが実質的に0であるか否か(R≒0)を判定し(S19)、インクカートリッジ210がエンド状態に達したか否かを監視する。エンド状態に達していない場合(S19:NO)、プリンタ1は、ニアエンド警告を発したまま本処理を終了し、所定のタイミングで再びS11以下のステップを繰り返す。
例えば、インクカートリッジ210を交換せずに印刷を続行したような場合、インクカートリッジ210のインク残量Rは減少して0に到達する。これにより、インクカートリッジ210は、ニアエンド状態からエンド状態に移行する(S19:YES)。プリンタ1は、エンド状態への移行を検出すると、第1色ランプ5Aを介して、インクカートリッジ210がエンド状態になった旨をユーザに警告する(S20)。例えば、ニアエンド状態の警告とは異なる点滅パターンや点灯色を用いることにより、ユーザに警告を発することができる。
印字量によっても相違するが、ニアエンド状態からエンド状態へ移行するまでには、多少の時間を要する。従って、例えば、ユーザは、ニアエンド状態の警告を確認した後、新品のインクカートリッジ210を用意し、インクカートリッジの交換作業に備えることができる。
図7は、図5中にS3で示した単色印刷モードでの印字データ転送処理を示すフローチャートである。なお、本処理では、説明の便宜のために、副走査(紙送り)とは無関係に印字データを転送するかのように示しているが、実際には、1回の主走査を終えるたびに紙送りが行われる。即ち、主走査と副走査とは、その印刷が完了するまでの間、交互に繰り返して行われる。そして、単色印刷モードの場合は、主走査を行う度に、以下に述べるように、第1色用印字データが第1ヘッドバッファ310と第2ヘッドバッファ320とに交互に振り分けられるようになっている。
プリンタ1は、転送先フラグを”第1色”にセットする(S31)。転送先フラグとは、印字データを転送すべきヘッドバッファを識別するための情報である。転送先フラグが”第1色”にセットされている場合、転送先として第1ヘッドバッファ310が指定されていることを示す。これに対し、転送先フラグが”第2色”にセットされている場合、転送先として第2ヘッドバッファ320が指定されていることを示す。第1,第2ヘッドバッファ310,320のいずれか一方を指定できれば足りるため、転送先フラグには1ビットの情報を割り当てればよい。
次に、プリンタ1は、第1出力バッファ領域151に印字データが格納されているか否かを判定する(S32)。画像処理部140によって生成された第1色用印字データが第1出力バッファ領域151に格納されると(S32:YES)、プリンタ1は、1パス分の印字データを第1出力バッファ領域151から読み出す(S33)。
プリンタ1は、転送先フラグを参照し(S34)、いずれのヘッドバッファ310,320に転送すべきかを判定する(S35)。転送先に”第1色”がセットされている場合(S35:YES)、プリンタ1は、第1出力バッファ領域151から読出した1パス分の第1色用印字データを、第1ヘッドバッファ310に転送させる(S36)。
第1ヘッドバッファ310に印字データが格納されると、この印字データに基づいて、第1ノズル群231の各駆動素子231Aが駆動し、第1ノズル群231の各ノズルからインク滴が吐出される(S37)。このようにして1回の主走査が完了すると、プリンタ1は転送先フラグを”第2色”に切り替える(S38)。
そして、再びS32に戻って、第1出力バッファ領域151に第1色用印字データが記憶されているか否かを判定し、1パス分の印字データを読み出し(S33)、転送先フラグを参照する(S34)。ここでは、S38によって、転送先フラグは”第2色”にセットされているため、S35では「NO」と判定され、S39に移行する。
そこで、プリンタ1は、第1出力バッファ領域151から読出した1パス分の印字データを、第2ヘッドバッファ320に転送して格納させる(S39)。これにより、第2ノズル群232の各駆動素子232Aは印字データに基づいてそれぞれ駆動し、第2ノズル群232の各ノズルからインク滴が吐出される(S40)。
第2ノズル群232によって1回の主走査が完了すると、転送先フラグは再び”第1色”に切り替えられる(S41)。以下、印刷が完了するまで、第1色用印字データは、1パス分ずつ交互に、第1ヘッドバッファ310と第2ヘッドバッファ320とに振り分けられる。
図8は、単色印刷モードによって印刷される印刷用紙Pの模式図である。1回の主走査で2行印字されるものとする。最初の主走査では、第1インクカートリッジ210からのインクを用いて印刷される。次の主走査では、第2インクカートリッジ220からのインクを用いて印刷される。
単色印刷モードの開始前に、第2インクカートリッジ220のインク色と第1インクカートリッジ210のインク色とはユーザによって同一に設定されている。従って、いずれのインクカートリッジ210,220を用いても、同一の印刷色となる。この印刷色は、ホスト装置20によって指定された色である。第1色とは第1インクカートリッジ210に収容されているインクの色であり、第2色とは第2インクカートリッジ220に収容されているインクの色である。
本実施例は上述のように構成されるので、以下の効果を奏する。本実施例では、第1色を指定して生成された第1色用印字データの少なくとも一部を、第2色用印字データとしてプリントヘッド230に供給する構成とした。従って、第2インクカートリッジ220のインクを用いて印刷を行うことができる。
本実施例では、各インクカートリッジ210,220のインク残量が略等しくなるように、第1出力バッファ領域151に記憶された印字データを、第1色用印字データまたは第2色用印字データのいずれかとして交互に振り分ける構成とした。従って、各インクカートリッジ210,220を略平等に使用でき、エンド状態になる時期を略一致させることができる。従って、第1インクカートリッジ210のみを用いて印刷する場合に比較して、インクカートリッジの交換頻度を低減させることができる。また、両方のインクカートリッジ210,220を同時に交換できるため、交換作業の効率も向上する。
本実施例では、ホスト装置20から受信した印刷データを、プリンタ1の内部で各インクカートリッジ210,220用の印字データとして振り分ける構成とした。従って、ホスト装置20は、何ら意識することなく、第1色のみを指定する印刷データを生成すれば足り、どのインクカートリッジを用いるか等を指定する必要はない。このため、ホスト装置20に特別な機能を設ける必要はなく、ホスト装置20は、プリンタ1を単色機として扱うことができる。
本実施例では、同一色にセットされた複数のインクカートリッジ210,220を切替ながら使用する単色印刷モードと、互いに異なる色にセットされたインクカートリッジ210,220を使用する多色印刷モードとの複数のモードを備える構成とした。従って、プリンタ1を単色機として使用したい場合は、単色印刷モードを選択すればよく、プリンタ1を多色機として使用する場合は、多色印刷モードを選択するだけでよい。このため、簡単な操作でプリンタ1の使い勝手を向上させることができる。
本実施例では、第1出力バッファ領域151から各ヘッドバッファ310,320に、1パス分の印字データを交互に振り分けて供給する構成とした。従って、比較的簡易な構成で、各インクカートリッジ210,220を略平等に使用することができ、カートリッジ交換時期を一致させて使い勝手を高めることができる。
本実施例では、ニアエンド状態とエンド状態との2段階でインク残量を管理し、ユーザに警告する構成とした。従って、単色印刷モードにおいて、各インクカートリッジ210,220がエンド状態に到達する時期が若干ずれる場合であっても、インクカートリッジ交換時期を一致させることができる。
例えば、第1インクカートリッジ210のインク残量の方が第2インクカートリッジ220のインク残量よりも若干早く低下する場合を考える。第1インクカートリッジ210が先にニアエンド状態に達した後、第2インクカートリッジ220がニアエンド状態に到達する。第1インクカートリッジ210がニアエンド状態になってからエンド状態に移行するまでの期間内に、第2インクカートリッジ220がニアエンド状態に到達する。各インクカートリッジ210,220は略平等に使用されているためである。ユーザは、第1色ランプ5Aがニアエンドを警告した後で、第2色ランプ5Bもニアエンドを警告した場合、例えば、各インクカートリッジ210,220のいずれか一方が先にエンド状態になった時点で、両インクカートリッジ210,220を同時に交換することができる。このように、ニアエンド状態からエンド状態に移行するまでの猶予期間が、各インクカートリッジ210,220間のインク残量差を吸収するので、カートリッジ交換時期を一致させることができる。
図9に基づいて第2実施例を説明する。本実施例の特徴は、各インクカートリッジ210,220のインク残量をリアルタイムで監視しながら、印字データを振り分けるようにした点にある。
図9は、単色印刷モードによる印字データ転送処理のフローチャートを示す。プリンタ1は、第1出力バッファ領域151に印字データが格納されているか否かを判定する(S51)。第1出力バッファ領域151に第1色用印字データが記憶されている場合(S51:YES)、プリンタ1は、1パス分の印字データを第1出力バッファ領域151から読み出し(S52)、各インクカートリッジ210,220のインク残量R1,R2をそれぞれ取得する(S53)。
プリンタ1は、第1インクカートリッジ210のインク残量R1と第2インクカートリッジ220のインク残量R2とを比較し、いずれのインクカートリッジを用いるべきかを判定する(S54)。ここでは、例えば、R1がR2以上であるか否かを判定する。
R1≧R2の場合(S54:YES)、第1インクカートリッジ210を使用するべく、プリンタ1は、1パス分の印字データを第1ヘッドバッファ310に転送して記憶させる(S55)。第1ノズル群231は、第1ヘッドバッファ310に記憶された印字データに基づいて、印刷を行う(S56)。
逆に、R1<R2の場合(S54:NO)、プリンタ1は、第2インクカートリッジ220を使用するべく、印字データを第2ヘッドバッファ320に転送する(S57)。これにより、第2ノズル群232を用いて印刷が行われる(S58)。
このように構成される本実施例では、各インクカートリッジ210,220のインク残量R1,R2を監視しながら、印字データを振り分けて供給する。従って、印刷内容に応じてインクカートリッジ210,220を切り替えることができ、より一層両インクカートリッジ210,220を平等に使用できる。
例えば、第1行及び第2行の印字文字列が長く、第3行及び第4行の印字文字列が短く、第5行及び第6行の印字文字列が長く、第7行及び第8行の印字文字列が短い場合等のように、各主走査でそれぞれ形成されるドット数が周期的に大きく変化する場合でも、各インク残量R1,R2が略等しくなるように、各インクカートリッジ210,220を切り替えて使用することができる。
なお、上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなく、他の様々な態様で本発明を実施できる。
例えば、2個のインクカートリッジを例に挙げて説明したが、3個以上のインクカートリッジを用いる場合にも本発明は適用可能である。また、各インクカートリッジの容量は同一である必要もない。さらに、本発明は、ロール紙とスリップ紙の両方を印刷可能なプリンタに限定されるものではない。
本発明の実施例に係るプリンタの外観を示す外観図である。 プリンタの機能構成を示すブロック図である。 インクカートリッジとプリントヘッドの関係を示す模式図である。 印字データとプリントヘッドとの関係を示す説明図である。 印字処理の全体概要を示すフローチャートである。 インク残量管理の概略を示すフローチャートである。 単色印刷モードによる印字データ転送処理を示すフローチャートである。 単色印刷モードによる印刷結果の模式図である。 第2実施例に係る単色モードによる印字データ転送処理のフローチャートである。
符号の説明
1…プリンタ、2…本体、3…前カバー、4…後カバー、5…操作パネル、5A…第1色ランプ、5B…第2色ランプ、5C…ロール紙ランプ、5D…スリップ紙ランプ、6…ロール紙排出口、7…スリップ紙排出口、8…電源スイッチ、10…ロール紙、11…スリップ紙、20…ホスト装置、100…プリンタコントローラ、110…制御部、111…第1色残量検出部、112…第2色残量検出部、120…通信インターフェース、130…受信バッファ、140…画像処理部、150…出力バッファ、151…第1出力バッファ領域、152…第2出力バッファ領域、160…プリントエンジン駆動部、170…状態設定器、180…ロール紙検出センサ、181…スリップ紙検出センサ、182…インクカートリッジ検出センサ、200…プリントエンジン、210…第1インクカートリッジ、220…第2インクカートリッジ、211…第1インク供給路、221…第2インク供給路、230…プリントヘッド、231…第1ノズル群、231A…駆動素子、232…第2ノズル群、232A…駆動素子、240…キャリッジ、250…給紙ローラ、260…プラテン、260…排紙ローラ、270…排紙ローラ、280…カッタ、310…第1ヘッドバッファ、320…第2ヘッドバッファ、D1…印刷データ、P…印刷用紙、R,R1,R2…インク残量、Ri…初期充填量

Claims (3)

  1. 記録剤をそれぞれ供給する複数の記録剤カートリッジと、
    入力された印刷データに基づいて前記各記録剤毎に印字データをそれぞれ生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段により生成された各印字データを前記各記録剤毎にそれぞれ記憶する印字データ記憶手段と、
    前記印字データ記憶手段にそれぞれ記憶された前記各記録剤毎の印字データが各主走査毎に取り出されて記憶されるヘッドバッファを有し、前記ヘッドバッファに記憶された前記各主走査毎に取り出された印字データに基づいて、前記各記録剤カートリッジからそれぞれ供給される前記各記録剤を、該各記録剤用のノズル群からそれぞれ吐出させるプリントヘッドと、
    前記印字データ記憶手段から前記プリントヘッドへ前記各主走査毎に取り出された印字データを供給する印字データ供給手段と、
    単色印刷モードと複数色印刷モードとのいずれか一方を選択するための選択手段をさらに備え、
    (1)前記単色印刷モードが選択される場合は、前記一方の記録剤と前記他方の記録剤とはそれぞれ同一色に設定され、かつ、前記印字データ供給手段は、前記一方の記録剤の残量と前記他方の記録剤の残量とが略等しくなるように、前記プリントヘッドの一回の主走査毎に判断して、前記一方の記録剤を使用する印字データの少なくとも一部を前記他方の記録剤を使用する印字データとして、印刷を行う色の印字データが記憶された印字データ記憶手段から前記印字データ供給手段により主走査毎に取り出された印字データを一方のプリントヘッドのヘッドバッファもしくは他方のプリントヘッドのヘッドバッファに振り分けて供給し、
    (2)前記複数色印刷モードが選択される場合は、前記一方の記録剤と前記他方の記録剤とは互いに異なる色に設定され、かつ、前記印字データ供給手段は、前記各記録剤毎の印字データをそのまま前記プリントヘッドにそれぞれ供給するようになっている、
    印刷装置。
  2. 前記各記録剤カートリッジの記録剤残量をそれぞれ検出するための残量検出手段をさらに備え、前記印字データ供給手段は、前記単色印刷モードが選択されている場合、前記印字データ記憶手段に記憶された前記一方の記録剤を使用する印字データを、前記一方の記録剤の残量と前記他方の記録剤の残量とがそれぞれ略等しくなるように、前記一方の記録剤を使用する印字データまたは前記他方の記録剤を使用する印字データのいずれかとして、前記プリントヘッドに供給するようになっている請求項1に記載の印刷装置。
  3. 複数の記録剤カートリッジと、該各記録剤カートリッジからそれぞれ供給される各記録剤を該各記録剤用のノズル群からそれぞれ吐出させるプリントヘッドとを備えた印刷装置を用いて印刷する方法であって、
    単色印刷モードと複数色印刷モードとのいずれか一方を選択するための選択ステップと、
    ホスト装置から印刷データを受信する受信ステップと、
    前記受信された印刷データに基づいて、前記各記録剤毎にそれぞれ印字データを生成するデータ生成ステップと、
    前記生成された各印字データを前記各記録剤毎にそれぞれ記憶するデータ記憶ステップと、
    前記各記録剤カートリッジの記録剤残量をそれぞれ検出する残量検出ステップと、
    前記データ記憶ステップで記憶された印字データを各主走査毎に取り出してそれぞれのプリンタヘッドに配設されたヘッドバッファに供給するデータ供給ステップと、を含み、
    (1)前記単色印刷モードが選択される場合は、前記一方の記録剤と前記他方の記録剤とをそれぞれ同一色に設定し、
    前記データ供給ステップは、前記一方の記録剤の残量と前記他方の記録剤の残量とが略等しくなるように、前記プリントヘッドの一回の主走査毎に判断して、前記一方の記録剤を使用する印字データのうち所定量の印字データの少なくとも一部を、前記他方の記録剤を使用する印字データとして、印刷を行う色の印字データが記憶された印字データ記憶手段から前記印字データ供給手段により主走査毎に取り出された印字データを一方のプリントヘッドのヘッドバッファもしくは他方のプリントヘッドのヘッドバッファに振り分けて供給し、
    (2)前記複数色印刷モードが選択される場合は、前記一方の記録剤と前記他方の記録剤とを互いに異なる色に設定し、前記データ供給ステップは、前記各記録剤毎の印字データをそのまま前記プリントヘッドにそれぞれ供給する
    印刷方法。
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