JP4534084B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

この発明は、ヘッドの交換時期を警告表示により明示するインクジェットプリンタに関する。
近年、インクジェットプリンタの普及に伴い、ユーザー側にメンテナンス作業の一部が移譲されつつある。この状況下で、インクジェットプリンタでインクの吐出を行うヘッド部分を、オペレータが交換することが日常化しつつある。この際、ヘッド交換に伴う初期設定等は、インクジェットプリンタが自動で行い、ユーザーの負担軽減が計られる(例えば、特許文献1参照)。
また、ヘッドの交換時期は、使用されるインクの種類により異なると共に、インクジェットプリンタの使用状況、すなわち使用頻度、使用状態等に大きく影響されるため、メーカー側で交換時期を特定することが困難であり、ユーザーにその判断が委ねられることが多い。
この場合、ユーザーは記録媒体上に形成されるインクジェットプリンタの印刷画像の状況から、ヘッド交換の必要有り無しを判断しヘッドの交換を行う。この判断は、ユーザーにより、概ね一致するものの、そこに至る期間は、使用状況により大きく異なる。
特開平11―115217号公報、(第1頁、図5(代表図面))
しかしながら、上記背景技術によれば、ユーザーは、ヘッド部分の適正な交換時期を、認知することが出来ない。すなわち、ヘッドの交換時期は、あくまで記録媒体への印刷画像の状況から判断されるので、使用状況を詳細に記録および把握しないユーザーにとって、交換時期を適正に判断することには困難が伴う。
特に、ユーザーあるいは管理者にとって、ヘッドの交換時期が未定であることは、ヘッドの予備の在庫を必要以上に多く抱えることにも繋がり好ましいことではない。
これらのことから、適正なヘッド交換時期を予測できるインクジェットプリンタをいかに実現するかが重要となる。
この発明は、上述した背景技術による課題を解決するためになされたものであり、適正なヘッド交換時期を予測できるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、インクを吐出するヘッドと、前記ヘッドの装着時からの継時的な使用状況のパラメータを計測する計測手段と、前記パラメータの値が閾値を越えるかどうかの比較を行い、前記パラメータの値が前記閾値を越える際に、前記ヘッドの交換を促す警告を発する警告発生手段と、オペレータが前記ヘッドの交換を行う都度に、前記パラメータの値と前記閾値の比較情報に基づいて、前記閾値を新たな新閾値に変更する閾値変更手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、ヘッドによりインクを吐出し、計測手段によりヘッドの装着時からの継時的な使用状況のパラメータを計測し、警告発生手段により、パラメータの値が閾値を越えるかどうかの比較を行い、このパラメータの値が閾値を越える際にヘッドの交換を促す警告を発し、オペレータがヘッドの交換を行う都度に、閾値変更手段により、パラメータの値と閾値の比較情報に基づいて閾値を新たな新閾値に変更する。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記警告発生手段が、前記パラメータが複数からなり前記パラメータに対応する前記複数の閾値が存在する際に、前記複数の前記比較に基づいて、前記警告を発するかどうかを判定する判定手段を備えることを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、警告発生手段は、パラメータが複数からなり各パラメータに対応する複数の閾値が存在する際に、判定手段により、複数の比較に基づいて、警告を発するかどうかを判定する。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記判定手段が、前記判定の対象となるパラメータの複数の選択情報を含む判定テーブルを備えることを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、判定手段は、判定テーブルに判定の対象となるパラメータの複数の選択情報を含む。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記警告発生手段が、前記判定テーブルから前記選択情報を選択する操作手段を備えることを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、警告発生手段は、操作手段により、判定テーブルから選択情報を選択する。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記判定手段が、前記選択情報により選択されるパラメータが複数からなる際に、前記操作手段を用いて前記パラメータ間に前記比較の結果に対する論理演算を指定し、前記論理演算に基づいて前記判定を行うことを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、判定手段は、操作手段によりパラメータ間に比較の結果に対する論理演算を指定し、この論理演算に基づいて判定を行う。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記閾値変更手段が、前記警告を発する前に前記交換が行われる際に、すべての前記パラメータの値を、前記新閾値とすることを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、閾値変更手段は、すべてのパラメータの値を、新閾値とする。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記閾値変更手段が、前記警告を発した後に前記交換が行われる際に、前記閾値を越えたパラメータの値を、前記新閾値とすることを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、閾値変更手段は、閾値を越えたパラメータの値を、新閾値とする。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記パラメータが、前記ヘッドの装着時からの経過時間を含むことを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、パラメータは、ヘッドの装着時からの経過時間を含む。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記計測手段が、前記経過時間を計測するタイマを備えることを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、計測手段は、タイマにより、ヘッド装着時からの経過時間を計測する。
また、請求項に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記パラメータが、前記ヘッドの装着時からの前記インクの総射出量を含むことを特徴とする。
この請求項に記載の発明では、パラメータは、ヘッドの装着時からのインクの総射出量を含む。
また、請求項1に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記計測手段が、前記吐出を制御する画像情報の積算から、前記総射出量を算定する算定手段を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、計測手段は、算定手段により、吐出を制御する画像情報の積算から、総射出量を算定する。
また、請求項1に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記パラメータが、前記ヘッドの装着時からの前記ヘッドのクリーニング回数を含むことを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、パラメータは、ヘッドの装着時からのヘッドのクリーニング回数を含む。
また、請求項1に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記計測手段が、前記クリーニング回数を計数する前記ヘッドのクリーニング手段を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、計測手段は、ヘッドのクリーニング手段により、クリーニング回数を計数する。
また、請求項1に記載の発明にかかるインクジェットプリンタは、前記インクジェットプリンタが、複数の前記ヘッドを有する際に、前記ヘッドごとの前記計測手段、前記警告発生手段および前記閾値変更手段を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、インクジェットプリンタは、複数のヘッドごとの計測手段、警告発生手段および閾値変更手段を有する。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ヘッドによりインクを吐出し、計測手段によりヘッドの装着時からの継時的な使用状況のパラメータを計測し、警告発生手段により、パラメータの値が閾値を越えるかどうかの比較を行い、このパラメータの値が閾値を越える際にヘッドの交換を促す警告を発し、オペレータがヘッドの交換を行う都度に、閾値変更手段により、パラメータの値と閾値の比較情報に基づいて閾値を新たな新閾値に変更することとしているので、閾値に基づいて発生される警告を、ヘッドの交換を重ねるごとに実際のヘッド交換時期に近似させることができ、ヘッド交換にかかるオペレータの利便を計ると共に、ヘッド交換時期を高い近似で予測し、的確なヘッドの在庫管理ひいて経費の削減を行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、警告発生手段は、パラメータが複数からなり各パラメータに対応する複数の閾値が存在する際に、判定手段により、複数の比較に基づいて、警告を発するかどうかを判定することとしているので、複数のパラメータを考慮に入れ、ユーザーの様々な使用状況を反映した的確な警告を発すことができる。
請求項に記載の発明によれば、判定手段は、判定テーブルに判定の対象となるパラメータの複数の選択情報を含むこととしているので、選択情報に複数のパラメータのすべての組み合わせを設定することで、異なるパラメータを用いた比較結果から警告を発することができる。
請求項に記載の発明によれば、警告発生手段は、操作手段により、判定テーブルから選択情報を選択することとしているので、オペレータは使用状況に応じて最適な異なるパラメータの組み合わせを選別し、ヘッド交換時期と警告が発生される時期を高い近似で一致させることができる。
請求項に記載の発明によれば、判定手段は、操作手段により、パラメータ間に、比較の結果に対する論理演算を指定し、この論理演算に基づいて判定を行うこととしているので、選別されたパラメータを用いた警告の発生を、より柔軟に行うことができる。
請求項に記載の発明によれば、閾値変更手段は、すべてのパラメータの値を、新閾値にすることとしているので、使用状況に変化が無ければ、次回のヘッド交換時に、概ね同時刻に警告を発することができる。
請求項に記載の発明によれば、閾値変更手段は、閾値を越えたパラメータの値を、新閾値にすることとしているので、使用状況に変化が無ければ、次回のヘッド交換時に、概ね同時刻に警告を発することができる。
請求項に記載の発明によれば、パラメータは、ヘッドの装着時からの経過時間を含むこととしているので、この経過時間に基づいて警告を発することができる。
請求項に記載の発明によれば、計測手段は、タイマにより、ヘッド装着時からの経過時間を計測することとしているので、自動的に経過時間を計測する。
請求項に記載の発明によれば、パラメータは、ヘッドの装着時からのインクの総射出量を含むこととしているので、このインクの総射出量に基づいて警告を発することができる。
請求項1に記載の発明によれば、計測手段は、算定手段により、吐出を制御する画像情報の積算から、総射出量を算定することとしているので、インクの使用量を実測することなく正確な総射出量を求めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、パラメータは、ヘッドの装着時からのヘッドのクリーニング回数を含むこととしているので、このクリーニング回数に基づいて警告を発することができる。
請求項1に記載の発明によれば、計測手段は、ヘッドのクリーニング手段により、クリーニング回数を計数することとしているので、簡易にクリーニング回数を求めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、インクジェットプリンタは、複数のヘッドごとの計測手段、警告発生手段および閾値変更手段を有することとしているので、複数のヘッドごとに使用状況が異なる場合にも、個別のヘッド交換時期に近似して警告を発することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるインクジェットプリンタを実施するための最良の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
まず、本実施の形態にかかるインクジェットプリンタ10の機械的な構成を図2に示す。図2は、キャリッジ部2を中心とするインクジェットプリンタ10の機械的な構成を示す図である。インクジェットプリンタ10は、キャリッジ部2、支持棒3、駆動ベルト4、主走査モータ41、ローラ6a、6bおよび記録媒体1を含む。記録媒体1は、画像情報の記録を行う記録紙等からなり、搬送方向である副走査方向に移動される。支持棒3は、副走査方向と直交する主走査方向を向く金属棒で、キャリッジ部2が、主走査方向に移動可能な様に配設される。また、キャリッジ部2は、駆動ベルト4に固定され、ローラ6a,6bに巻かれた駆動ベルト4は、主走査モータ41の駆動により移動される。これにより、キャリッジ部2は、支持棒3上を、主走査方向に移動し、記録媒体1上に印画を行う。
キャリッジ部2には、ブラックK、シアンC,マゼンタM,イエローY,のインクを含む各カートリッジ1K、1C、1M、1Y、が着脱可能に装着されている。このキャリッジ部2の下端部には、図示しない1K、1C,1M,1Y,ごとのヘッドが存在し、各ヘッドの複数のインク吐出口であるノズルから、キャリッジ部2の下端部に存在する記録媒体1に、インクの吐出が行われる。
図3(a)および(b)は、キャリッジ部2に装着された、カートリッジ1K、1C、1M、1Yおよびカートリッジ1Yに接続されるヘッド21dの下端部の拡大図を示す。図3(a)は、キャリッジ部2に装着されたカートリッジ1Yの下端部に存在するヘッド21dを示す。ここで、ヘッド21dは、図3(b)に示す様な、副走査方向に一列に並ぶ複数のノズルを有する。このノズルからは、図3(a)に示すカートリッジ1Y内のインクが同時に吐出され、記録媒体1上に副走査方向に並ぶ一列のインク液滴が記録される。なお、カートリッジ1K、1C、1M、および,図示されない,これらカートリッジに対応するヘッド21a〜cも全く同様の構造を有し、キャリッジ部2の主走査方向に並置される。
また、キャリッジ部2のヘッド21a〜dおよびカートリッジ1K〜Yは、個別に交換可能となっており、ヘッド21a〜dが劣化した場合あるいはカートリッジ1K〜Y内のインクが枯渇した場合等に交換される。なお、図3および4ではキャリッジ部2にヘッド21a〜dおよびインクを含むカートリッジ1K〜Yが存在するとしているが、カートリッジ1K〜Yをキャリッジ部2の外に固定配置とし、チューブ等によりヘッド21a〜dにインクを供給する様にすることもできる。
ここで、ヘッド21a〜dは、使用回数、使用するインク種あるいは使用期間等から決まる寿命を有する。ヘッド21a〜dは、この寿命に達するとインクの吐出が悪くなり、記録媒体1上に印刷される画像情報が劣化をきたす。オペレータは、この印刷される画像情報の劣化に基づいてヘッド21a〜dの交換を行う。なお、この寿命は、ユーザ側でのインクジェットプリンタ10の使用状況に大きく依存するので、メーカ側で具体的な数値を推定することには困難が伴う。
図4は、インクジェットプリンタ10の電気的な構成を示すブロック図である。インクジェットプリンタ10は、インターフェースコントローラ61、画像メモリ64、転送手段71、キャリッジ部2、制御部80、主走査モータ41、副走査モータ42、操作パネル30、クリーニング手段66、算定手段40およびタイマ25を含む。なお、インクジェットプリンタ10は、ホストコンピュータ50に接続され、記録する画像情報を取得する。
インターフェースコントローラ61は、通信回線を介して接続されるホストコンピュータ50から、画像情報を取り込む入力手段をなす。
画像メモリ64は、インターフェースコントローラ61を介して取得される画像情報を、一時的に記憶する。この画像情報は、ホストコンピュータ50の原画像情報の一部分をなし、後述するキャリッジ部2による印画の際の、必要最低限の画像情報を含む。なお、この画像情報は、ブラック、シアン,マゼンタ,イエローの各色ごとに画像情報が形成される。
キャリッジ部2は、画像メモリ64の画像情報を、記録媒体1に印画する。ここで、キャリッジ部2は、ヘッド21a〜d,装着センサ24a〜d、ヘッド駆動制御回路23a〜d,駆動回路22およびエンコーダセンサ26を含む。ヘッド21a〜dは、各々、ブラックインク(K)吐出用のヘッド21a、シアンインク(C)吐出用のヘッド21b、マゼンタインク(M)吐出用のヘッド21cおよびイエローインク(Y)吐出用のヘッド21dからなり、図3(a)に示す様に、主走査方向に並置される。また、各ヘッドは、図3(b)に示す様に、副走査方向に一列に並ぶ、例えば512個の、インクを吐出するノズルを有する。
ヘッド21a〜dは、カートリッジ1K、1C、1M、1Yのインクを、記録媒体1上にインクの液滴として吐出する。ヘッド21a〜dとして、例えば、シェアモード型のピエゾヘッドが用いられる。
駆動回路22は、ヘッド21a〜dを駆動し、インク液滴を吐出させる駆動波形を生成する。この駆動波形は、転送手段71で発生される画像情報のラッチ信号に同期するもので、ラッチ信号ごとに生成される。
また、キャリッジ部2には、ヘッド21a〜dの装着を検出する装着センサ24a〜dが装着される。装着センサ24a〜dは、電気的なオンオフのセンサで、ヘッド21a〜dの装着時にはタイマ25に装着信号、例えばオン信号を送信する。
ヘッド駆動制御回路23a〜dは、画像メモリ64からの画像情報に基づいて、ヘッドa〜dごとにインクの液滴の吐出タイミングが制御される。ヘッド駆動制御回路23a〜dには、ピエゾヘッドを駆動するドライバーがチャネルごとに存在し、駆動回路22からの駆動波形に基づいて、ピエゾヘッドを駆動する。
また、エンコーダセンサ26は、キャリッジ部2上に存在し、例えば、支持棒3の主走査方向に、所定の間隔を持って刻印された黒色のマークを読み取る。これにより、キャリッジ部2の主走査方向の位置を正確に把握し、インクの吐出タイミングを的確なものとする。
転送手段71は、画像メモリ64からヘッド駆動制御回路23a〜dに、各ヘッドの複数ノズルからの一回の吐出で記録される部分画像情報を転送する。転送手段71は、タイミング発生回路およびメモリ制御回路を含む。タイミング発生回路は、図示しないホームポジションセンサおよびエンコーダセンサ26の出力から、正確なキャリッジ部2の位置を求め、メモリ制御回路は、この位置情報から、ヘッドごとに必要とされる部分画像情報のアドレスを求める。そして、メモリ制御回路は、この部分画像情報のアドレスを用いて、画像メモリ64からの読み出し、ヘッド駆動制御回路23a〜dへの転送を行う。
主走査モータ41は、図2に示す、主走査方向にキャリッジ部2を移動するモータである。また、副走査モータ42は、記録媒体1を副走査方向に搬送する、モータである。
制御部80は、CPU60およびメモリ65を含み、主走査モータ41および副走査モータ42の制御と共に転送手段71を制御し、記録媒体1上へのインクの吐出を制御する。また、後述するヘッド交換時期の推定およびこの推定に基づいた警告の発生を行う。
操作パネル30は、操作手段をなし、LCDおよびキーボード等で構成され、印刷条件の入力あるいは表示等が行われる。
クリーニング手段66は、ヘッド21a〜dのクリーニングを行う。このクリーニングでは、例えば、ホームポジションにあるヘッド21a〜dのノズルに、吸引を行うかあるいはゴム、板の様なもので拭く等の行為により、ノズルからのインクの吐出を乱す付着物を除去する。また、クリーニング手段66は、図示しない装着センサ24a〜dからの装着信号により、装着時からのクリーニング回数をヘッド21a〜dごとに記録し、所定時間ごとに制御部80に送信する。
タイマ25は、ヘッド21a〜dごとの装着時からの経過時間を計測するカウンタで、装着センサ24a〜dからの装着信号によりカウントを開始し、装着センサ24a〜dからの未装着信号によりカウントを終了する。なお、カウント値は、所定時間ごとに制御部80に送信される。
算定手段40は、画像メモリ64に格納される画像情報を用いて、ヘッド21a〜dごとの装着時からのC,M,Y、K各色の画素値が積算される。画素値の積算された値は、インクの総射出量に比例するので、実験的に決定される比例計数を用いて総射出量が求められる。なお、算定手段40および装着センサ24a〜dは、図示しない通信回線により接続される。
なお、上述したクリーニング手段66、タイマ25および算定手段40は、計測手段をなし、装着時からのクリーニング回数、経過時間およびインクの総射出量を計測し、制御部80に送信する。
図1は、制御部80の機能的な構成を示す機能ブロック図である。制御部80は、パラメータ情報81、閾値情報82、警告発生手段83および閾値変更手段87を含む。そして、警告発生手段83は、さらに、比較手段85、判定テーブル84および判定手段86を含む。
パラメータ情報81は、クリーニング手段66、算定手段40およびタイマ25から受信されるヘッド21a〜dごとの装着時からのクリーニング回数、インクの総射出量および経過時間である。これらのデータは、所定時間ごとに読み込まれ更新される。
閾値情報82は、後述する警告を発する際の基準とされるパラメータ情報81の閾値である。ここで、閾値情報82は、ヘッドの装着時からの、クリーニング回数の閾値を現す回数閾値、インクの総射出量の閾値を現す総射出量閾値および経過時間の閾値を現す経過時間閾値を含む。そして、閾値情報82は、初期値として設定された値から、後述する閾値変更手段87により、ヘッドの交換ごとに新たな新閾値に更新される。
警告発生手段83は、パラメータ情報81および閾値情報82に基づいて、ヘッド21a〜dのいずれかが交換されるべき時期に有るときに警告を発する。この警告は、操作パネル30上に表示され、オペレータにヘッドの交換を促す。
比較手段85は、パラメータ情報81および閾値情報82の各パラメータごとに値を比較し、パラメータ情報81の値が閾値情報82の値を越えるかどうかの情報を、各パラメータごとの2値情報、例えば1⇔0情報として出力する。
判定テーブル84は、比較手段85の出力である比較情報に基づいて警告を発するかどうかを判定する際に、どのパラメータを用いて判定を行うかを示す複数の選択情報が含まれている。ここで、判定テーブル84は、図1に示すようにパラメータ情報81がクリーニング回数、インクの総射出量および経過時間の3つからなる際に、23の組み合わせからなる選択情報が存在し、これら組み合わせのいずれか1つが、オペレータにより操作パネル30から選択される。
判定手段86は、比較手段85の出力である比較情報およびオペレータにより選択された判定テーブル84の選択情報から、警告を出力するかどうかを判定する。ここで、判定手段86は、選択情報により複数のパラメータが選択される際に、オペレータによる操作パネル30からの指定により、パラメータの警告出力の判定に際しての相互の論理関係、すなわち論理積あるいは論理和が設定される。例えば、選択情報によりクリーニング回数および経過時間が選択される際には、クリーニング回数および経過時間が共に閾値を越える際に警告を発するAND演算か、あるいはクリーニング回数あるいは経過時間のいずれか1つが閾値を越える際に警告を発するOR演算かの指定がなされる。また、選択情報の複数のパラメータに対して、AND演算およびOR演算の組み合わせを指定することも出来る。
閾値変更手段87は、装着センサ24a〜dからの脱着情報等に基づいて、閾値情報82の更新を行う。この更新に当たっては、判定テーブル84で選択された選択情報に含まれるパラメータの値が更新される。そして、この更新では、ヘッド交換に伴う装着センサ24a〜dからのヘッドの未装着情報に続いて、警告が出力されているかどうか、さらには指定される論理演算より異なる更新方法が選択される。
つぎに、制御部80の動作を、図5のフローチャートを用いて説明する。図5は、制御部80の全体的な動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、閾値情報82に初期閾値を設定する(ステップS501)。なお、この初期閾値は、工場出荷時等により事前に設定されるものでも良く、図1の例では、ヘッド交換に至る、クリーニング回数の回数閾値、インクの総射出量の総射出量閾値および装着時からのヘッドの経過時間閾値の経験的に知られる概略の値が設定される。
その後、オペレータは、ヘッド21a〜dをインクジェットプリンタ10に装着する(ステップS502)。なお、この装着は、当初、工場出荷時に装着されるとすることもできる。そして、工場出荷時に装着される時は、インクジェットプリンタ10がユーザーに納入され、オペレータが電源を投入すると同時に計測を開始し、この計測がクリーニング手段66、算定手段40およびタイマ25の装着時からのクリーニング回数、インクの総射出量およびヘッドの経過時間とされる。
その後、制御部80は、オペレータからの指示により、印刷を行う(ステップS503)。また、この印刷の際に、適宜ヘッドのクリーニングも行う。そして、所定時間経過の都度に警告発生処理を行う(ステップS504)。
図6は、制御部80の警告発生処理の動作を示すフローチャートである。まず、制御部80は、パラメータ情報81であるクリーニング回数、インクの総射出量および経過時間を、クリーニング手段66、算定手段40およびタイマ25から読み込み、データの更新を行う(ステップS601〜603)。
その後、制御部80は、比較手段85により、パラメータ情報81と閾値情報82の比較を行う(ステップS604)。ここでは、クリーニング回数、インクの総射出量および経過時間が、各々回数閾値、総射出量閾値および経過時間閾値と比較される。そして、制御部80は、各パラメータ値が閾値を越えるかどうかを判定する(ステップS605)。ここで、制御部80は、閾値を越えるパラメータが1つでも存在する場合には(ステップS605肯定)、判定手段86により、選択情報との比較から、パラメータが判定の対象となるパラメータかどうか選別される(ステップS606)。
その後、制御部80の判定手段86は、さらに選別されたパラメータが論理演算の結果、警告を出力するかどうかを判定する(ステップS607)。この判定で、警告を出力するとなった場合には(ステップS607肯定)、判定手段86は、操作パネル30に警告を出力する(ステップS608)。また、制御部80は、閾値を越えるパラメータが1つも存在しない場合(ステップS605否定)および論理演算の結果、警告を出力しないとなった場合(ステップS607否定)、ステップS606のパラメータの選別およびステップS608の警告の出力を行わず、本警告発生処理を終了する。
図5に戻り、オペレータは、記録媒体1に印刷された画像情報を参照し、印刷された画像情報の劣化の有無からヘッドを交換するかどうかを判断する(ステップS505)。ここで、オペレータは、印刷された画像情報に劣化がない場合には(ステップS505否定)、ステップS503に移行し、印刷および警告発生処理を印刷された画像情報に劣化が生じる迄繰り返す。
そして、オペレータは、印刷された画像情報に劣化が生じた場合には、ヘッドの交換をすることとし(ステップS505肯定)、ヘッドをキャリッジ部2から取り外す(ステップS506)。ここで、ヘッドがキャリッジ部2から取り外されると、制御部80の閾値変更手段87は、装着センサ24a〜dからのヘッド未装着信号を検出し、閾値変更処理を行う(ステップ507)。
図7に閾値変更手段87の動作を示すフローチャートを示す。まず、閾値変更手段87は、ヘッド交換の警告が出力されているかどうかを判定する(ステップS701)。ここで、警告が出力されていない場合には(ステップS701否定)、閾値を越えるパラメータが存在せず閾値が高すぎるので、パラメータ情報81に存在する警告発生処理のステップS606で選別されたパラメータの値を、閾値情報82に新たな新閾値として読み込む(ステップS704)。図8(A)は、選別されたパラメータがヘッド装着からの経過時間、クリーニング回数および総射出量の場合のこのヘッド交換時の状態を模式的に示している。図8(A)で、横軸は装着時からのパラメータ情報81のカウント値、縦軸は選択されたパラメータを示している。パラメータ情報81の経過時間、クリーニング回数および総射出量は、各々の閾値よりも低い値を有し、警告を発する状態にない。そこで、パラメータ情報81のカウント値を新たな新閾値とすることにより、次回のヘッド交換時には近似した時刻に警告を発することができる。
また、閾値変更手段87は、警告が出力されている場合には(ステップS701肯定)、閾値を越えるパラメータが存在するので、閾値を越えるパラメータの値と対応する閾値の差分を求め(ステップS702)、この差分を閾値に加算し閾値情報82に新たな新閾値として読み込む(ステップS703)。図8(B)は、選別されたパラメータがヘッド装着からの経過時間およびクリーニング回数で、経過時間およびクリーニング回数が論理和であるOR論理で指定される場合のヘッド交換時の状態を模式的に例示している。ここで、経過時間およびクリーニング回数が論理和で指定されているので、経過時間あるいはクリーニング回数のいずれか1つが閾値を越える際に警告が発せられる。図8(B)の例では、経過時間が閾値を越える場合が例示されている。そして、図8(B)の例では、経過時間の閾値を越えた差分が閾値に加算され新たな新閾値とされる。
また、図8(C)は、選別されたパラメータがヘッド装着からの経過時間およびクリーニング回数で、経過時間およびクリーニング回数が論理積であるAND論理で指定される場合のヘッド交換時の状態を模式的に例示している。ここで、経過時間およびクリーニング回数が論理積で指定されているので、経過時間およびクリーニング回数が共に閾値を越える際に警告が発せられる。図8(C)の例では、経過時間およびクリーニング回数が共に閾値を越え、経過時間およびクリーニング回数の閾値を越えた差分が閾値に加算され新たな新閾値とされる。
なお、操作パネル30からオペレータにより選択および指定される、判定テーブル84の選択情報すなわち選択されるパラメータおよびこのパラメータ間の論理演算の関係は、オペレータが使用状況を勘案の上決定する。すなわち、これら選択および指定は、ヘッドの交換時期および警告発生時期が概ね一致するように最適なものが選択および指定される。
オペレータが勘案する使用状況としては、例えば印刷量が多いか少ないかが考えられる。印刷量の多いユーザーの場合には、当然インクの総射出量およびクリーニング回数が多くなり、ヘッド交換を決定付ける支配要因と考えられる。この場合には、インクの総射出量あるいはクリーニング回数を選別されたパラメータとする選択情報を、判定テーブル84から選択し、それらの論理積あるいは論理和を指定することにより、早急にヘッドの交換時期を警告発生時期と一致させることができる。
他方、印刷量の少ないユーザーの場合には、ヘッド装着時からの経過時間がヘッド交換を決定付ける支配要因と考えられる。この場合には、経過時間を含む選択情報を、判定テーブル84から選択し、それらの論理積あるいは論理和を指定することにより、早急にヘッドの交換時期を警告発生時期と一致させることができる。
また、オペレータが勘案する使用状況として、インクジェットプリンタ10の導入初期であるかそうでないかが考えられる。インクジェットプリンタ10の導入初期には、オペレータにとって、使用状況の把握が困難である場合が多く、選択された選択情報のパラメータ間の論理積を指定することにより、より多くのパラメータを考慮し、早急にヘッドの交換時期を警告発生時期と一致させることができる。
他方、インクジェットプリンタ10の導入初期でない場合には、選択された選択情報のパラメータの閾値は概ねヘッド交換時期と一致しているので、パラメータ間の論理和を指定することにより、より確実で安全な時期にヘッド交換の警告を発生させることができる。
図5に戻り、制御部80は、閾値変更手段87により閾値変更処理が行われた後に、予備ヘッドが存在するかどうかを確認し(ステップS508)、予備ヘッドが存在する場合には(ステップS508肯定)、ステップS502に移行しヘッドの装着を行い、印刷および警告発生処理を繰り返す。また、制御部80は、予備ヘッドが存在しない場合には(ステップS508肯定)、本処理を一旦終了し、ヘッドの到着を待つ。
上述してきたように、本実施の形態では、ヘッドの装着時からの経過時間、インクの総射出量およびクリーニング回数といったヘッド寿命に直接かかわるパラメータを計測し、これらパラメータを閾値と比較し、閾値を越える際にヘッド交換の警告を発し、さらに実際にヘッドを交換する際に、閾値を交換時のパラメータ値に変更することとしているので、閾値に基づいて発生される警告を、交換を重ねるごとにヘッド交換時期に近似させることができ、ヘッド交換にかかるオペレータの利便を計ると共に、ヘッド交換時期を経過時間の閾値から予測し、的確なヘッドの在庫管理ひいて経費の削減を行うことができる。
また、本実施の形態では、簡便のためパラメータ情報81、閾値情報82、警告発生手段83および閾値変更手段87は、各々1つであるとして説明したが、ヘッド21a〜dごとのパラメータ情報81、閾値情報82、警告発生手段83および閾値変更手段87を備えることにより、より的確なヘッド交換時期の警告を発することができる。なお、この際、ヘッド21a〜dごとのクリーニング手段66、算定手段40およびタイマ25を備えることが好ましい。
実施の形態にかかる制御部の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 インクジェットプリンタの機械的な全体構成を示す図である。 実施の形態にかかるヘッド部分の構成を示す図である。 インクジェットプリンタの電気的な構成を示す図である。 実施の形態にかかる制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる警告発生処理の動作を示す図である。 実施の形態にかかる閾値変更処理の動作を示す図である。 実施の形態にかかるヘッド交換時のパラメータ値と閾値の関係を例示する図である。
符号の説明
1K〜Y カートリッジ
1 記録媒体
2 キャリッジ部
3 支持棒
4 駆動ベルト
6a〜b ローラ
10 インクジェットプリンタ
21a〜d ヘッド
22 駆動回路
23a〜d ヘッド駆動制御回路
24a〜d 装着センサ
25 タイマ
26 エンコーダセンサ
30 操作パネル
40 算定手段
41 主走査モータ
42 副走査モータ
50 ホストコンピュータ
61 インターフェースコントローラ
64 画像メモリ
65 メモリ
66 クリーニング手段
71 転送手段
80 制御部
81 パラメータ情報
82 閾値情報
83 警告発生手段
84 判定テーブル
85 比較手段
86 判定手段
87 閾値変更手段

Claims (13)

  1. インクを吐出するヘッドと、
    前記ヘッドの装着時からの継時的な使用状況のパラメータを計測する計測手段と、
    前記パラメータの値が閾値を越えるかどうかの比較を行い、前記パラメータの値が前記閾値を越える際に、前記ヘッドの交換を促す警告を発する警告発生手段と、
    オペレータが前記ヘッドの交換を行う都度に、前記パラメータの値と前記閾値の比較情報に基づいて、前記閾値を新たな新閾値に変更する閾値変更手段と、
    を備え
    前記警告発生手段は、前記パラメータが複数からなり、前記パラメータに対応する前記複数の閾値が存在する際に、前記複数の前記比較に基づいて、前記警告を発するかどうかを判定する判定手段を備える、
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記判定手段は、前記判定の対象となるパラメータの複数の選択情報を含む判定テーブルを備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記警告発生手段は、前記判定テーブルから前記選択情報を選択する操作手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記判定手段は、前記選択情報により選択されるパラメータが複数からなる際に、前記操作手段を用いて前記パラメータ間に前記比較の結果に対する論理演算を指定し、前記論理演算に基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記閾値変更手段は、前記警告を発する前に前記交換が行われる際に、すべての前記パラメータの値を、前記新閾値とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記閾値変更手段は、前記警告を発した後に前記交換が行われる際に、前記閾値を越えたパラメータの値を、前記新閾値とすることを特徴とする請求項1ないしいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記パラメータは、前記ヘッドの装着時からの経過時間を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記計測手段は、前記経過時間を計測するタイマを備えることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記パラメータは、前記ヘッドの装着時からの前記インクの総射出量を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記計測手段は、前記吐出を制御する画像情報の積算から、前記総射出量を算定する算定手段を備えることを特徴とする請求項に記載のインクジェットプリンタ。
  11. 前記パラメータは、前記ヘッドの装着時からの前記ヘッドのクリーニング回数を含むことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
  12. 前記計測手段は、前記クリーニング回数を計数する前記ヘッドのクリーニング手段を備えることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリンタ。
  13. 前記インクジェットプリンタは、複数の前記ヘッドを有する際に、前記ヘッドごとの前記計測手段、前記警告発生手段および前記閾値変更手段を備えることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
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