JP5023046B2 - 注文飲食物搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、客席の飲食客からの注文に応じて飲食物を搬送する搬送路を有する注文飲食物搬送装置に関する。
従来、回転寿司店などにおいて、厨房で準備された寿司(飲食物)を客席前まで搬送する商品搬送機構には、客席に設けられたタッチパネル式ディスプレイ装置(飲食物注文手段)から客(飲食客)が寿司の注文を行い、厨房の担当者はタッチパネル式ディスプレイ装置からの情報が表示される厨房内に設けられたモニタ(厨房側表示部)を見て寿司を準備した後に、該寿司を客席前まで搬送手段(搬送路,飲食物搬送手段)によって搬送している。このような商品搬送機構では、客が、注文したことが厨房に伝わっているのだろうか、とか、一体いつまで待てばいいのだろうか、とか、種々不安になったりする場合があり、客の不安を解消するために、客が注文した寿司が搬送手段によって搬送開始されると、タッチパネル式ディスプレイ装置は順次拡大表示されるアニメーション画像を寿司が客席前に搬送されてくるまで表示することで、寿司の搬送されてくる途中経過を客に知らせるようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−204742号公報(第2頁及び4頁、第1図及び第4図)
しかしながら、特許文献1に記載の注文飲食物搬送装置にあっては、客(飲食客)は寿司(飲食物)が搬送されてくることを知ることができるが、寿司のネタ種は客席に搬送されてくるまで確認できないため、寿司が搬送されてくるまでの間、客はオーダーミスの可能性による不安感を払拭できないという問題点がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、飲食客が注文した飲食物が搬送されてくるまでの間の飲食客の不安感を払拭することができる注文飲食物搬送装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の注文飲食物搬送装置は、
飲食物を調理するための厨房と飲食客が前記飲食物の飲食を行うための客席とに亘って設けられた搬送路と、
前記客席に設けられ、前記飲食物の注文を受注する飲食物注文手段と、
前記飲食物注文手段で受注された前記飲食物を載置して前記客席と前記厨房との間で前記搬送路を移動する飲食物搬送手段と、
前記飲食物搬送手段の移動を制御する制御手段と、
前記飲食物搬送手段に設けられ、前記飲食物を撮影する飲食物撮影手段と、
前記客席に設けられ、前記飲食物撮影手段で撮影された映像を表示可能な客席側表示部と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、客席の飲食客は自ら注文した飲食物を客席側表示部を介して視認することで、飲食物が客席に搬送されてくる間に自らの注文が正確に受注されていたことを知ることができるので、飲食物が搬送されてくるまでの間の不安感を払拭することができる。
本発明の請求項2に記載の注文飲食物搬送装置は、請求項1に記載の注文飲食物搬送装置であって、
前記厨房に設けられ、前記飲食物撮影手段で撮影された映像を表示可能な厨房側表示部をさらに備えることを特徴としている。
この特徴によれば、飲食物搬送手段が客席まで移動したか否かを厨房の店員が監視することができ、受注した飲食客の客席に搬送される途中で他の飲食客に飲食物搬送手段上の飲食物が誤って取り上げられても厨房の店員が即座に対応することができる。
本発明の請求項3に記載の注文飲食物搬送装置は、請求項1または2に記載の注文飲食物搬送装置であって、
前記飲食物搬送手段に設けられ、前記客席を撮影する客席撮影手段と、
前記厨房に設けられ、前記客席撮影手段で撮影された映像を表示可能な厨房側表示部と、
をさらに備えることを特徴としている。
この特徴によれば、飲食物が飲食物搬送手段から飲食客に取り上げられたことを厨房の店員が確認することができるばかりか、店員が客席における飲食客の人数や年齢層や飲食状況等を確認することができる。
本発明の請求項4に記載の注文飲食物搬送装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置であって、
前記制御手段は、前記飲食物注文手段で受注された飲食物の注文情報を記憶する記憶部を有し、前記制御手段は、前記記憶部に記憶された注文情報の内、前記飲食物搬送手段により搬送された飲食物に対応した注文情報を前記客席側表示部に表示させることを特徴としている。
この特徴によれば、飲食客が自ら注文した飲食物と搬送されてきた飲食物とが同一であることを確認し易くなる。
本発明の請求項5に記載の注文飲食物搬送装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置であって、
前記制御手段は、前記飲食物注文手段で受注された飲食物の注文情報を記憶する記憶部を有するとともに、前記飲食物搬送手段は、前記飲食物が載置されたことを検知する飲食物検知手段を有し、前記制御手段は、前記飲食物検知手段により前記飲食物が前記飲食物搬送手段から取り上げたれたことを検知したときに、前記記憶部に記憶された注文情報の内、取り上げられた飲食物に対応した注文情報を搬送済みとして処理することを特徴としている。
この特徴によれば、搬送済みの飲食物と未搬送の飲食物とを容易に管理することができる。
本発明の請求項6に記載の注文飲食物搬送装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置であって、
前記搬送路は、前記厨房と複数の前記客席とに亘ってトンネル状に形成され、前記飲食物搬送手段が前記搬送路内を移動するようになっており、前記搬送路における前記客席側には、前記搬送路を開閉自在な取出口が設けられ、前記制御手段は、前記飲食物の注文を行った客席に対応する前記取出口を開放することを特徴としている。
この特徴によれば、飲食物を注文した飲食客のみがトンネル状をなす搬送路内の飲食物搬送手段から飲食物を取り出すことができるので、他の飲食客が誤って飲食物を飲食物搬送手段から取り上げてしまうことを防止できる。
本発明の請求項7に記載の注文飲食物搬送装置は、請求項1ないし6のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置であって、
前記飲食物搬送手段には、電力が供給されることで駆動する駆動手段と、該駆動手段に電力を供給する蓄電部と、を有し、前記駆動手段が駆動されることにより前記飲食物搬送手段が前記搬送路を移動可能となっており、
前記搬送路における前記飲食物搬送手段の待機位置にて前記蓄電部に対して非接触で充電を行うことができる非接触充電手段をさらに備えることを特徴としている。
この特徴によれば、待機位置にて待機している状態の飲食物搬送手段に充電を行うことができ、飲食物搬送手段に対して充電を行うために給電コード等を接続する必要がなくなり、飲食物搬送手段の充電作業を容易に行うことができる。
本発明に係る注文飲食物搬送装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例における注文飲食物搬送装置を示す斜視図であり、図2は、注文飲食物搬送装置を示す平面図であり、図3は、注文搬送路を示す側面図であり、図4は、搬送トレイを示す縦断側面図であり、図5は、図3におけるA−A断面図であり、図6(a)は、注文端末に表示されるメニュー画面を示す図であり、図6(b)は、注文端末に表示される注文画面を示す図であり、図7は、寿司皿監視カメラで撮影される動画を示す図であり、図8は、客席確認カメラで撮影される動画を示す図であり、図9は、厨房監視カメラで撮影される動画を示す図であり、図10は、記憶部に記憶される注文管理テーブルを示す図であり、図11は、注文飲食物搬送装置の構成を示すブロック図である。以下、図3および図4の紙面左方側を搬送トレイ及び注文搬送路の正面側(前方側)とし、図5の紙面手前側を搬送トレイ及び注文搬送路の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された注文飲食物搬送装置である。図1及び図2に示すように、この注文飲食物搬送装置1は、主に回転寿司店などにおいて、料理人X(店員)が調理を行うための厨房Cと、飲食客が飲食を行うための店内Sと、に亘って設置されており、料理人Xが調理した飲食物としての寿司が載置された寿司皿2を店内Sの飲食客に搬送する装置である。
図2示すように、注文飲食物搬送装置1には、厨房Cと店内Sとに亘って、寿司を載置した寿司皿2を搬送トレイ10を用いて搬送するための一本の直線状を成す本発明における搬送路としての注文搬送路3が設けられている。また、注文搬送路3の側方に沿って複数箇所(本実施例では3箇所)に設置され、飲食客が着座して飲食する客席4が設けられている。
更に、厨房Cで調理した寿司を載置した寿司皿2を、各客席4に搬送する搬送トレイ10の制御などを行う本発明における制御手段としての制御装置5(図11参照)が設けられている。
店内Sと厨房Cとの間には、店内Sと厨房Cとを隔てる壁Wが設けられており、注文搬送路3に載置された寿司皿2は、壁Wに設けられた開口6を通過して各客席4の側方にほぼ一定速度で搬送されて、各客席4の飲食客に提供されるようになっている。
各客席4には、飲食客が操作することで注文を行うことができる本発明における飲食物注文手段としての注文端末7が設けられている。これら注文端末7は、それぞれの注文端末7が設けられている客席を示す個別の客席IDを有している。また、注文端末7には、図6(a)に示すように、画像を表示する本発明における客席側表示部としてのディスプレイ7aに飲食客が注文を行うための寿司のネタ種のメニュー画面を表示可能となっている。
ディスプレイ7a上には飲食客が押圧した箇所を感知する透過フィルム状の抵抗膜方式のタッチパネル7bが設けられている。ディスプレイ7aに表示されたメニュー画面に対して飲食客がタッチパネル7bを押圧することにより、図6(b)に示すように、注文するネタ種と注文個数の操作が可能となっている。
一方、図2及び図11に示すように、厨房C側には、料理人Xによって操作される厨房端末8が設けられている。この厨房端末8は、制御装置5に接続されており、各注文端末7で受注した注文と客席IDを表示可能となっている。
この厨房端末8は、受注した注文を表示可能な本発明における厨房側表示部としてのディスプレイ8aと、料理人Xによって操作可能なタッチパネル8bと、により構成されている。料理人Xはタッチパネル8bを操作することで寿司皿2の搬送先である客席4を客席IDに基づいて指定し、寿司皿2を注文搬送路3上の搬送トレイ10を用いて客席4まで搬送可能となっている。
注文搬送路3には、図2及び図3に示すように、注文搬送路3の店内S側の略全長に亘ってトンネル9が取り付けられている。このトンネル9は注文搬送路3を上方から覆うとともに、内側の左右幅寸法は、搬送トレイ10が注文搬送路3の内部を通過可能に形成されており、飲食客が注文搬送路3内の搬送トレイ10から直接寿司皿2を取ることができないようになっている。このトンネル9の厨房C側内側上面には、搬送トレイ10に取り付けられた送受信機23と無線通信によって送受信を行う送受信機11が取り付けられている。
図3に示すように、トンネル9には、搬送トレイ10上の寿司皿2を、各客席4側から取り出すための取出口12がそれぞれ設けられている。これらの取出口12には、上下に昇降する昇降扉13がそれぞれ設けられている。
これらの昇降扉13の前後には、昇降扉13を昇降させるための昇降モータ14と、昇降扉13を上下方向にガイドするための上下方向を向くガイドレール15と、が設けられており、昇降モータ14を正転駆動させることで昇降扉13を正確に上昇可能としている。また、昇降モータ14を逆転駆動させることで昇降扉13は正確に下降可能となっている。
図3に示すように、寿司皿2は、本発明における飲食物搬送手段としての搬送トレイ10上に載置された状態で、注文搬送路3を搬送される。この搬送トレイ10は、注文搬送路3の厨房C側で寿司皿2が載置される待機位置と、客席4の取出口12と、の間で移動可能となっている。この搬送トレイ10は、寿司皿2を前後方向に2つ載置可能な載置部16と、載置部16の後端部から立設された立設部17と、を有している。
図4に示すように、搬送トレイ10の載置部16には、寿司皿2の底部が嵌合可能な平面視で円形状をなす載置凹部16aが前後方向に2つ形成されており、これら載置凹部16aに寿司皿2を載置することによって、同時に2皿の寿司皿2を安定して搬送することができる。また、各載置凹部16aの底面には、寿司皿2が載置されたことを接触圧力等により検知するための本発明における飲食物検知手段としての検知センサ33が埋設されている。
載置部16の前部及び後部には、左右方向を向くシャフト18が前後方向に回動可能に取り付けられている。これらシャフト18の左右端部には、注文搬送路3に接する車輪19が取り付けられている。
更に、図4に示すように、搬送トレイ10は、内部が下方に開口する中空状に形成されており、搬送トレイ10内の後部には図示しない電動モータ及びギア等を内蔵した本発明における駆動手段としてのモータボックス20が取り付けられている。
このモータボックス20には、後方側のシャフト18が左右方向に貫通して取り付けられている。そして、搬送トレイ10は、このモータボックス20内の図示しないモータの正転駆動と逆転駆動とを切り換えることにより、シャフト18に取り付けられている車輪19の回動方向を切り換え可能となっている。
尚、注文搬送路3には、前後方向に2本のガイド溝3aが形成されており、これらガイド溝3a内に搬送トレイ10の車輪19が配置されることで、搬送トレイ10は注文搬送路3をまっすぐに自走可能となっている。
立設部17の上端部には、載置部16に載置されている寿司皿2を撮影するためのCMOSイメージセンサを用いた本発明における飲食物撮影手段としての寿司皿監視カメラ21が取り付けられている。図7に示すように、この寿司皿監視カメラ21は、注文搬送路3内を搬送トレイ10に載置されて移動中の寿司皿2の動画を撮影可能となっている。
図3及び図4に示すように、搬送トレイ10の取出口12側の側部には、取出口12側を向く本発明における客席撮影手段としての客席確認カメラ22が取り付けられている。この客席確認カメラ22は、カメラレンズが客席4を向くように搬送トレイ10の側部に埋設されている。
そして、客席確認カメラ22は寿司皿監視カメラ21と同様にCMOSイメージセンサを用いており、図8に示すように、寿司皿2の搬送先の客席4を撮影するようになっている。尚、客席確認カメラ22は、飲食客に不快感を与えぬよう、寿司皿監視カメラ21よりも小型とすることが望ましい。
図4及び図11に示すように、搬送トレイ10の内部には、寿司皿監視カメラ21と、客席確認カメラ22と、送受信機23と、モータボックス20と、を制御するためのトレイ制御回路24が設けられている。また、トレイ制御回路24には、飲食物監視カメラ21及び客席確認カメラ22と、送受信機23と、モータボックス20と、検知センサ33と、に電力を供給するための本発明における蓄電部としての蓄電池25と、が接続されている。この蓄電池25には、電力を蓄電するための電源用コイル26が接続されている。
注文搬送路3における厨房C側にある搬送トレイ10の待機位置の下方には、電源用コイル26に対して非接触で誘導起電力を発生させるための電力供給用コイル27が設けられている。この電力供給用コイル27は、待機位置に配置された搬送トレイ10の電源用コイル26と対向するように配置されており、図示しない交流電源によって交流電流が供給されている。この電力供給用コイル27を用いて搬送トレイ10の蓄電池25に電力が供給されるようになっている。尚、電源用コイル26と電力供給用コイル27が本発明における非接触充電手段を構成している。
図3及び図5に示すように、トンネル9の取出口12の後方である左右内側面には、搬送トレイ10が移動してきたことを検知する赤外線センサ28が設けられている。注文を行った飲食客が着座している客席4の取出口12の後方に設けられた赤外線センサ28が搬送トレイ10を検知することで、搬送トレイ10が取出口12の側方で停止し、その後に昇降扉13が上昇するようになっている。
寿司皿2が飲食客の着座する客席4まで搬送された後に、この客席4の昇降扉13が上昇するようになっているため、搬送中の寿司が他の飲食客に誤って取られてしまうことがなく、確実に注文した寿司を受け取ることができるようになっている。
更に、図3に示すように、注文搬送路3の待機位置の前方側にも赤外線センサ29が設けられている。この赤外線センサ29で店内S側から厨房C側の待機位置に向けて移動する搬送トレイ10を検知することで、搬送トレイ10を待機位置にて停止させるようになっている。
そして、図2及び図11に示すように、厨房Cには、厨房C内を向く厨房監視カメラ30が取り付けられている。この厨房監視カメラ30は、図9に示すように、厨房C内を撮影するためのCMOSイメージセンサを用いたカメラであり、制御装置5に接続されている。尚、本実施例では寿司皿監視カメラ21と客席確認カメラ22及び厨房監視カメラ30にCMOSイメージセンサを用いたが、各カメラに用いる撮影方式は特に限定しない。
次に、制御装置5の構成について説明すると、図11に示すように、制御装置5は、図10に示す注文管理テーブルが記憶されている記憶部31と、制御装置5内で各制御を行うメイン制御回路32と、から構成されている。メイン制御回路32には、注文端末7のディスプレイ7a及びタッチパネル7bと、厨房端末8のディスプレイ8a及びタッチパネル8bと、厨房監視カメラ30と、注文搬送路3の各赤外線センサ28及び昇降モータ14と送受信機11と、が接続されている。
図10に示すように、記憶部31に記憶されている注文管理テーブルには、注文を受けた順毎に付与される注文IDと、注文を受注した注文端末7の客席IDと、受注したネタ種と、その個数と、該当する客席IDを有する注文端末7が設けられている客席4への搬送状況と、がそれぞれ関連付けられて記憶されている。尚、注文管理テーブルに記憶されている各種情報が本発明における飲食物の注文情報となっている。
次に、本実施例における注文飲食物搬送装置1の動作を説明する。先ず、図6(a)に示すように、客席4に着座している飲食客が、注文端末7のメニュー画面から注文する寿司のネタ種を選択し、図6(b)に示すように、注文画面から注文個数を選択して寿司の注文を行う。このとき、制御装置5のメイン制御回路32は、受注した注文端末7の客席IDと受注したネタ種とその個数と搬送状況とを関連付けて注文管理テーブルに記憶させる(図10参照)。
メイン制御回路32は、記憶部31に記憶された注文管理テーブルに基づいて作成された注文画面(図示略)を厨房端末8のディスプレイ8aに表示させる。料理人Xは、ディスプレイ8aに表示された注文画面に基づいて寿司の調理を行う。
料理人Xは調理した寿司を載置した寿司皿2を、注文搬送路3の待機位置に配置されている搬送トレイ10の載置凹部16aに載置する。このとき、メイン制御回路32は、検知センサ33によって載置凹部16aに寿司皿2が載置されたことを検知し、寿司皿2が飲食客に取り上げられるまで寿司皿2の検知を続ける。そして、料理人Xは、厨房端末8のタッチパネル8bを操作することで、注文を行った注文端末7の客席IDが示す客席4に向けて搬送トレイ10の搬送操作を行う。
メイン制御回路32は、厨房端末8から搬送トレイ10の搬送操作を検知すると、注文を行った注文端末7と同一の客席IDを有する赤外線センサ28に搬送トレイ10の検知を開始させるとともに、送受信機11を介して搬送トレイ10に搬送指示を送信する。
搬送トレイ10のトレイ制御回路24は、送受信機23でメイン制御回路32からの搬送指示を受信すると、モータボックス20に蓄電池25からの給電を開始し、モータボックス20内の図示しないモータを正転駆動させることで、搬送トレイ10を注文を行った注文端末7の客席IDが示す客席4に向けて移動を開始させる。
同時に、トレイ制御回路24は、寿司皿監視カメラ21に搬送トレイ10に載置された寿司皿2の寿司の撮影を開始させる。そして、トレイ制御回路24は、送受信機23を介して送受信機11に寿司皿監視カメラ21で撮影された動画を送信する。メイン制御回路32は、送受信機11で寿司皿監視カメラ21で撮影された動画を受信すると、図7に示すように、この動画を厨房端末8のディスプレイ8aと、寿司皿2の搬送先の客席の客席IDを有する注文端末7のディスプレイ7aと、の両方の画面に表示させる。
また、注文端末7のディスプレイ7aには、搬送トレイ10の移動時においては前述したように寿司皿監視カメラ21で撮影された動画が表示されるが、追加注文を行う場合には、ディスプレイ7aの右下端に表示されているメニュー表示をタッチパネル7bから押圧することで、図6(a)に示すメニュー画面に切り換えることができる。
更に、図9に示すように、厨房監視カメラ30は常時厨房Cを撮影しており、メイン制御回路32に撮影した動画を常時送信している。この厨房監視カメラ30の動画は、飲食客がディスプレイ7aの右下端に表示されている切換表示をタッチパネル7bから押圧することで(図6(a)参照)、メイン制御回路32がディスプレイ7aに表示させるようになっており、注文端末7から注文を行っていない場合でも、飲食客が厨房Cの様子を見ることができ、飲食客に安心感を与えることができるようになっている。
注文を行った注文端末7の客席IDが示す客席4への移動を行っている搬送トレイ10が、注文を行った注文端末7と同一の客席IDを有する赤外線センサ28によって検知されると、メイン制御回路32は、送受信機11を介して搬送トレイ10に停止指示を送信する。
トレイ制御回路24は、送受信機23でメイン制御回路32からの停止指示を受信すると、モータボックス20への蓄電池25からの給電を停止し、搬送トレイ10を取出口12の側方で停止させる。
メイン制御回路32は、搬送トレイ10が側方に配置された取出口12を閉塞している昇降扉13の昇降モータ14を正転駆動させ、取出口12を開放させる。同時にメイン制御回路32は、図3に示すように、記憶部31に記憶されている注文管理テーブルを参照して、注文端末7のディスプレイ7aに注文情報として、客席4に搬送された寿司のネタ種と、その個数を表示させる。
更に、図8に示すように、メイン制御回路32は、客席確認カメラ22に客席の撮影を開始させる。客席確認カメラ22で撮影された動画は、トレイ制御回路24が送受信機23を介して送受信機11に送信させる。
メイン制御回路32は、送受信機11で客席確認カメラ22で撮影された動画を受信すると、厨房端末8のディスプレイ8aに客席確認カメラ22で撮影された動画を表示させることができる。そのため厨房Cにいる料理人Xが客席4における飲食客の人数や年齢層や飲食状況等を確認することができる。
また、このときメイン制御回路32は、搬送トレイ10から寿司皿2が飲食客によって取り上げられることで検知センサ33による寿司皿2の検知が途切れることを条件として、寿司皿2の客席4への搬送が完了したと判断する。そして、メイン制御回路32は、図10に示す注文管理テーブルを参照し、注文管理テーブルに該当する客席4の客席IDに関連付けられて記憶されている搬送状況を搬送済みとして記憶させる。
飲食客は、搬送トレイ10から寿司皿2を取り上げた後に、注文端末7のタッチパネル7bを操作して、搬送トレイ10を待機位置まで戻すようにする。尚、飲食客が注文端末7により搬送トレイ10を戻す操作をしなかった場合には、料理人Xが厨房端末8のディスプレイ8aにより客席確認カメラ22の動画を見て、搬送トレイ10から寿司皿2が飲食客に取り上げられたことを確認した後に、厨房端末8のタッチパネル8bを操作して、搬送トレイ10を待機位置まで引き戻す操作をしてもよい。
メイン制御回路32は、厨房端末8から搬送トレイ10の引き戻し操作を検知すると、昇降モータ14を逆転駆動させることで昇降扉13を下降させ、取出口12を閉塞させる。そして、注文を行った注文端末7と同一の客席IDを有する赤外線センサ28による搬送トレイ10の検知を停止させ、注文搬送路3の搬送トレイ10の待機位置近傍に設置された赤外線センサ28による搬送トレイの検知を開始させ、送受信機11を介して搬送トレイ10に引き戻し指示を送信する。
トレイ制御回路24は、送受信機23でメイン制御回路からの引き戻し指示を受信すると、寿司皿監視カメラ21及び客席確認カメラ22の撮影を停止させる。そして、モータボックス20に蓄電池25から搬送指示を受信したときとは逆向きの給電を開始し、モータボックス20内の図示しないモータを逆転駆動させることで、搬送トレイ10を注文搬送路3の厨房C側である待機位置に向けての移動を開始させる。
そして、注文搬送路3の厨房C側で赤外線センサ29によって搬送トレイ10が検知されると、メイン制御回路32は、赤外線センサ29による搬送トレイ10の検知を停止させ、送受信機11を介して搬送トレイ10に停止指示を送信する。
トレイ制御回路24は、送受信機23でメイン制御回路32からの停止指示を受信すると、モータボックス20への蓄電池25からの給電を停止し、搬送トレイ10を待機位置に停止させる。待機位置に停止した搬送トレイ10には、電源用コイル26が注文搬送路3に設けられた電力供給用コイル27から誘導起電力が発生することで、蓄電池25への充電が開始され、次に料理人Xが厨房端末8を操作するまで待機位置で待機する。
尚、会計時には、注文管理テーブルの客席ID毎の搬送状況が搬送済みとなっている注文を計数することによって、計数違いが生じることなく飲食金額を算出することができる。そして、会計が終了したら、POS端末を通じて図10に示す注文管理テーブルから、会計を終了した客席IDに関連付けられている注文情報が自動的に削除される。
以上、本実施例における注文飲食物搬送装置1では、寿司(飲食物)を調理するための厨房Cと飲食客が寿司の飲食を行うための客席4とに亘って設けられた搬注文搬送路3と、客席4に設けられ、寿司の注文を受注する注文端末7(飲食物注文手段)と、注文端末7で受注された寿司を載置して客席4と厨房Cとの間で注文搬送路3を移動する搬送トレイ10(飲食物搬送手段)と、搬送トレイ10の移動を制御する制御装置5(制御手段)と、搬送トレイ10に設けられ、寿司を撮影する寿司皿監視カメラ21(飲食物撮影手段)と、客席4に設けられ、寿司皿監視カメラ21で撮影された映像を表示可能な注文端末7(客席側表示部)と、を備えることで、客席4の飲食客は自ら注文した寿司を注文端末7を介して視認することで、寿司が客席4に搬送されてくる間に自らの注文が正確に受注されていたことを知ることができるので、寿司が搬送されてくるまでの間の不安感を払拭することができる。
また、厨房Cに設けられ、寿司皿監視カメラ21で撮影された映像を表示可能な厨房端末8(厨房側表示部)をさらに備えることで、搬送トレイ10が客席4まで移動したか否かを厨房Cの料理人X(店員)が監視することができ、受注した飲食客の客席4に搬送される途中で他の飲食客に搬送トレイ10上の飲食物が誤って取り上げられても厨房Cの調理人Xが即座に対応することができる。
また、搬送トレイ10に設けられ、客席4を撮影する客席確認カメラ22(客席撮影手段)と、厨房Cに設けられ、客席確認カメラ22で撮影された映像を表示可能な厨房端末8(厨房側表示部)と、をさらに備えることで、寿司が搬送トレイ10から飲食客に取り上げられたことを厨房Cの料理人Xが確認することができるばかりか、料理人Xが客席4における飲食客の人数や年齢層や飲食状況等を確認することができる。尚、本実施例では、寿司皿監視カメラ21で撮影された映像と客席確認カメラ22で撮影された映像とが同一の厨房端末8に表示されるようになっているが、寿司皿監視カメラ21で撮影された映像と客席確認カメラ22で撮影された映像とを、厨房C内に設置したそれぞれ別々の端末に表示させるようにしてもよい。
また、制御装置5は、注文端末7で受注された飲食物の注文情報を記憶する記憶部31を有し、制御装置5は、記憶部31に記憶された注文情報の内、搬送トレイ10により搬送された寿司に対応した注文情報を注文端末7に表示させることで、飲食客が自ら注文した寿司と搬送されてきた寿司とが同一であることを確認し易くなる。
また、制御装置5は、注文端末7で受注された寿司の注文情報を記憶する記憶部31を有するとともに、搬送トレイ10は、寿司皿2が載置されたことを検知する検知センサ33(飲食物検知手段)を有し、制御装置5は、検知センサ33により寿司が搬送トレイ10から取り上げたれたことを検知したときに、記憶部31に記憶された注文情報の内、取り上げられた寿司皿2に対応した注文情報を搬送済みとして処理することで、搬送済みの寿司と未搬送の寿司とを容易に管理することができる。
また、注文搬送路3は、厨房Cと複数の客席4とに亘ってトンネル状に形成され、搬送トレイ10が注文搬送路3内を移動するようになっており、注文搬送路3における客席4側には、注文搬送路3を開閉自在な取出口12が設けられ、制御装置5は、寿司の注文を行った客席4に対応する取出口12を開放することで、寿司を注文した飲食客のみがトンネル状をなす注文搬送路3内の搬送トレイ10から寿司皿2を取り出すことができるので、他の飲食客が誤って寿司皿2を搬送トレイ10から取り上げてしまうことを防止できる。
また、搬送トレイ10には、電力が供給されることで駆動するモータボックス20(駆動手段)と、モータボックス20に電力を供給する蓄電池25(蓄電部)と、を有し、モータボックス20が駆動されることにより搬送トレイ10が注文搬送路3を移動可能となっており、注文搬送路3における搬送トレイ10の待機位置にて蓄電地25に対して非接触で充電を行うことができる電源用コイル26及び電力供給用コイル27(非接触充電手段)をさらに備えることで、待機位置にて待機している状態の搬送トレイ10に充電を行うことができ、搬送トレイ10に対して充電を行うために給電コード等を接続する必要がなくなり、搬送トレイ10の充電作業を容易に行うことができる。尚、水を扱う厨房C等の水周りで使用しても安全に搬送トレイ10の充電作業を行うことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、本発明の注文飲食物搬送装置を回転寿司店にて飲食客が注文する寿司を搬送する装置として説明したが、ファミリーレストランや居酒屋等で寿司以外の料理や、ビール等の飲料を搬送する装置であってもよい。
また、前記実施例では、搬送トレイ10の載置部16に寿司皿2の底部が嵌合可能な円状の載置凹部16aを2つ形成し、同時に2皿の寿司皿2を搬送できるようにしたが、搬送トレイ10によって同時に搬送する寿司皿2の皿数は、取出口12から飲食客が取り出すのに不自由しなければ1皿のみや3皿以上であってもよい。
また、前記実施例では、寿司皿監視カメラ21と客席確認カメラ22と個別に搬送トレイ10に取り付けたが、寿司皿監視カメラを水平方向に回動可能なカメラとして構成することで、取出口12において、寿司皿監視カメラを客席4に向けて回動させ、該寿司皿監視カメラが客席確認カメラの機能を兼ねるようにしてもよい。
また、前記実施例では、注文飲食物搬送装置1の注文搬送路3を一本として説明したが、複数の客席4に対してより迅速に注文された寿司を載置した寿司皿2を搬送するために、上下方向若しくは左右方向にそれぞれ独立した注文搬送路を複数本設けてもよい。
また、前記実施例では、搬送トレイ10に図示しないモータ及びギア等を内蔵したモータボックス20を取り付け、このモータボックス20のモータを駆動させることによって、注文搬送路3にて搬送トレイ10を自走可能としたが、注文搬送路に駆動チェーンを配置し、この駆動チェーンを用いて搬送トレイ10を移動可能にしてもよい。
また、前記実施例では、メイン制御回路32は、寿司皿2の客席4への搬送が完了したと判断すると、図10に示す注文管理テーブルを参照し、注文管理テーブルに客席4の客席IDに関連付けられて記憶されている搬送状況を搬送済みとして記憶させたが、メイン制御回路32は、寿司皿2の客席4への搬送が完了したと判断したら、注文管理テーブルから搬送が完了した寿司の注文情報を削除してもよい。
また、前記実施例では、寿司皿監視カメラ21と、客席確認カメラ2と、厨房監視カメラ30と、で撮影される映像を動画として、注文端末7のディスプレイ7aまたは厨房端末8のディスプレイ8aに表示させたが、各カメラは定期的に静止画を撮影し、該撮影した静止画を注文端末7のディスプレイ7aまたは厨房端末8のディスプレイ8aに表示されるようにしてもよい。
実施例における注文飲食物搬送装置を示す斜視図である。 注文飲食物搬送装置を示す平面図である。 注文搬送路を示す側面図である。 搬送トレイを示す縦断側面図である。 図3におけるA−A断面図である。 (a)は、注文端末に表示されるメニュー画面を示す図であり、(b)は、注文端末に表示される注文画面を示す図である。 寿司皿監視カメラで撮影される動画を示す図である。 客席確認カメラで撮影される動画を示す図である。 厨房監視カメラで撮影される動画を示す図である。 記憶部に記憶される注文管理テーブルを示す図である。 注文飲食物搬送装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 注文飲食物搬送装置
2 寿司皿(飲食物)
3 注文搬送路(搬送路)
4 客席
5 制御装置(制御手段)
7 注文端末(飲食物注文手段,客席側表示部)
7a ディスプレイ(客席側表示部)
8 厨房端末(厨房側表示部)
8a ディスプレイ(厨房側表示部)
9 トンネル
10 搬送トレイ(飲食物搬送手段)
12 取出口
20 モータボックス(駆動手段)
21 寿司皿監視カメラ(飲食物撮影手段)
22 客席確認カメラ(客席撮影手段)
24 トレイ制御回路
25 蓄電池(蓄電部)
26 電源用コイル(非接触充電手段)
27 電力供給用コイル(非接触充電手段)
31 記憶部
32 メイン制御回路
33 検知センサ(飲食物検知手段)
C 厨房
S 店内
W 壁
X 料理人

Claims (7)

  1. 飲食物を調理するための厨房と飲食客が前記飲食物の飲食を行うための客席とに亘って設けられた搬送路と、
    前記客席に設けられ、前記飲食物の注文を受注する飲食物注文手段と、
    前記飲食物注文手段で受注された前記飲食物を載置して前記客席と前記厨房との間で前記搬送路を移動する飲食物搬送手段と、
    前記飲食物搬送手段の移動を制御する制御手段と、
    前記飲食物搬送手段に設けられ、前記飲食物を撮影する飲食物撮影手段と、
    前記客席に設けられ、前記飲食物撮影手段で撮影された映像を表示可能な客席側表示部と、
    を備えることを特徴とする注文飲食物搬送装置。
  2. 前記厨房に設けられ、前記飲食物撮影手段で撮影された映像を表示可能な厨房側表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の注文飲食物搬送装置。
  3. 前記飲食物搬送手段に設けられ、前記客席を撮影する客席撮影手段と、
    前記厨房に設けられ、前記客席撮影手段で撮影された映像を表示可能な厨房側表示部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の注文飲食物搬送装置。
  4. 前記制御手段は、前記飲食物注文手段で受注された飲食物の注文情報を記憶する記憶部を有し、前記制御手段は、前記記憶部に記憶された注文情報の内、前記飲食物搬送手段により搬送された飲食物に対応した注文情報を前記客席側表示部に表示させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置。
  5. 前記制御手段は、前記飲食物注文手段で受注された飲食物の注文情報を記憶する記憶部を有するとともに、前記飲食物搬送手段は、前記飲食物が載置されたことを検知する飲食物検知手段を有し、前記制御手段は、前記飲食物検知手段により前記飲食物が前記飲食物搬送手段から取り上げたれたことを検知したときに、前記記憶部に記憶された注文情報の内、取り上げられた飲食物に対応した注文情報を搬送済みとして処理することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置。
  6. 前記搬送路は、前記厨房と複数の前記客席とに亘ってトンネル状に形成され、前記飲食物搬送手段が前記搬送路内を移動するようになっており、前記搬送路における前記客席側には、前記搬送路を開閉自在な取出口が設けられ、前記制御手段は、前記飲食物の注文を行った客席に対応する前記取出口を開放することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置。
  7. 前記飲食物搬送手段には、電力が供給されることで駆動する駆動手段と、該駆動手段に電力を供給する蓄電部と、を有し、前記駆動手段が駆動されることにより前記飲食物搬送手段が前記搬送路を移動可能となっており、
    前記搬送路における前記飲食物搬送手段の待機位置にて前記蓄電部に対して非接触で充電を行うことができる非接触充電手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の注文飲食物搬送装置。
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