JP4936830B2 - 注文管理装置 - Google Patents

注文管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4936830B2
JP4936830B2 JP2006248243A JP2006248243A JP4936830B2 JP 4936830 B2 JP4936830 B2 JP 4936830B2 JP 2006248243 A JP2006248243 A JP 2006248243A JP 2006248243 A JP2006248243 A JP 2006248243A JP 4936830 B2 JP4936830 B2 JP 4936830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indicator
food
order
drink
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006248243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008071057A (ja
Inventor
義雄 清水
Original Assignee
義雄 清水
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 義雄 清水 filed Critical 義雄 清水
Priority to JP2006248243A priority Critical patent/JP4936830B2/ja
Publication of JP2008071057A publication Critical patent/JP2008071057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4936830B2 publication Critical patent/JP4936830B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、飲食物の注文を管理する注文管理装置に関する。
回転寿司店などの飲食店において、店内に設けられた複数のテーブルに飲食物を搬送する際に、循環搬送路により搬送する飲食物搬送装置が一般的に知られている。このような飲食物搬送装置では、調理人が絶えず飲食物を作成して循環搬送路に供給し、客が循環搬送路により搬送されてくる飲食物の中から、好みの飲食物を選び取る。また、客の好みの飲食物が循環搬送路上に無い場合には、客が調理人に飲食物を特別に注文し、調理人が注文された飲食物を作成して循環搬送路に供給する。そして、飲食物を注文した客は、循環搬送路により搬送されてくる飲食物の中から特別に注文した飲食物を選び取るが、この場合、客は、特別に注文した飲食物がいつ搬送されてくるのか分からないので、その飲食物が搬送されてきたことを見逃してしまい、飲食物を循環搬送路から取り損ねるおそれがあった。また、飲食物の注文をした客とは異なる客が、搬送されてくる飲食物が特別に注文された飲食物であることを知らずに、誤ってその飲食物を循環搬送路から取るおそれがあった。
このような問題を解決するものとして、例えば、特許文献1に開示されている飲食物の載置装置が知られている。この飲食物の載置装置100は、図11に示すように、循環搬送路上に搭載可能な載置台101を備え、この載置台101は、テーブル番号を入力するための入力部102と、入力部102により入力されたテーブル番号を表示する表示部103とを備えている。この載置装置100によれば、客が飲食物を特別に注文すると、調理人が注文された飲食物を作成して載置台101に載せ、入力部102から客のテーブル番号を入力することにより、表示部103にそのテーブル番号を表示する。そして、この状態で、載置装置100を循環搬送路に供給する。これにより、飲食物を注文した客は、自分が注文した飲食物が搬送されてきたことを、表示部103により認識することができる。
特開2001−29206号公報
しかし、このような載置装置100では、調理人は、飲食物を作成する度に、作成した飲食物がどのテーブルから注文されたのかを確認した上で、テーブル番号を入力部102に入力しなければならないので、作業が煩雑であった。また、特に多量の注文があった場合には、作成した飲食物と注文元のテーブルとの対応が取りにくいことから、注文された飲食物が誤って他の客の元に提供されるおそれもあった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、飲食物を注文元に容易かつ確実に提供することができる注文管理装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、飲食物を搬送可能な循環搬送路と、該循環搬送路に沿って複数配置されたテーブルとを備え、各テーブルから注文された飲食物を前記循環搬送路により注文元のテーブルに搬送する飲食物提供装置において、注文された飲食物に関する注文情報を管理する注文管理装置であって、前記複数のテーブルに対応してそれぞれ配置され、飲食物の注文元のテーブルを識別するためのテーブル識別情報を含む注文情報を送信する注文端末と、前記注文端末から送信された注文情報を格納する記憶手段と、前記注文情報を表示する注文表示手段と、前記循環搬送路に投入される飲食物を特定するための搬送品情報を取得する搬送品情報取得手段と、搬送される飲食物に対応するテーブル識別情報を表示する表示部を備え、飲食物と共に搬送可能な複数の指示器と、前記指示器にテーブル識別情報を書き込み可能な書込装置と、前記注文表示手段の表示および前記書込装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記各注文端末から注文情報を受信して、該注文情報を前記記憶手段に格納すると共に、前記注文表示手段に表示し、前記搬送品情報取得手段により搬送品情報が取得されると、該搬送品情報に基づいて、前記記憶手段に格納された注文情報を検索し、前記搬送品情報に対応する飲食物を含む注文情報を特定して、該注文情報に含まれるテーブル識別情報を抽出し、抽出された前記テーブル識別情報を前記書込装置により前記指示器に書き込み、前記表示部に表示する注文管理装置により達成される。
また、上記注文管理装置では、前記各テーブルに対応するテーブル識別情報をそれぞれ備え、前記指示器が前記各テーブルから所定の範囲内に搬送された時に前記指示器に書き込まれたテーブル識別情報を読み取り可能な複数の指示器読取装置が前記複数のテーブルに対応してそれぞれ配置されており、前記各指示器読取装置は、搬送される前記指示器からテーブル識別情報を読み取ると、読み取ったテーブル識別情報を、固有のテーブル識別情報と共に前記制御手段に送信し、前記制御手段は、受信したテーブル識別情報同士を照合して前記指示器の位置を判別することが好ましい。
また、上記注文管理装置において、前記複数の指示器は、それぞれ固有の指示器識別情報を格納しており、前記複数の指示器読取装置は、前記指示器から指示器識別情報を読み取り可能に構成されており、前記循環搬送路上の飲食物の通過を検出可能な飲食物検出手段と、前記循環搬送路上の前記指示器から指示器識別情報を読み取り可能な回収用読取装置と、前記制御手段の制御により前記循環搬送路から前記指示器を回収する指示器回収手段とを更に備え、前記制御手段は、テーブル識別情報の照合の結果、前記指示器が注文元の前記テーブルより前記循環搬送路の搬送方向下流側における前記テーブルに接近したと判別した場合には、前記指示器と共に搬送される飲食物の有無を前記飲食物検出手段の検出に基づいて判別し、飲食物が無いと判別した場合には、前記指示器読取装置が読み取った前記指示器の指示器識別情報を前記記憶手段に格納し、前記回収用読取装置により指示器識別情報が読み取られると、読み取られた該指示器識別情報が前記記憶手段に格納されているか否かを判別し、格納されている場合に、前記指示器回収手段を作動させることが好ましい。
本発明の注文管理装置によれば、飲食物を注文元に容易かつ確実に提供することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る注文管理装置1を設置した飲食店の概略平面図であり、図2は、注文管理装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1および図2に示すように、この注文管理装置1は、厨房2と、客室5と、厨房2および客室5に設置された飲食物提供装置9とを備える飲食店に設置することができ、客席用端末20、注文表示装置13、厨房用端末50、指示器30、回収用読取装置70、指示器回収装置80、および、制御装置10を備えている。
飲食物提供装置9は、飲食物を搬送可能な循環搬送路6と、循環搬送路6に沿って複数配置されたテーブル4とを備えている。循環搬送路6は、モーター駆動により一定の回転速度で循環移動する無端環状のコンベアから構成されており、容器40および指示器30を、厨房2から各テーブル4に搬送し、再び厨房2に戻すものである。各テーブル4には、テーブル番号(本実施形態では、(1)、(2)、・・・、(6))が付されており、客室5内において、循環搬送路6の搬送方向上流側から下流側へ順に配置されている。容器40は、複数用意されており、各容器40の底部には、固有の容器番号を示すバーコードやQRコードなどの識別子41が取り付けられている。
客席用端末20は、各テーブル4において、循環搬送路6の近傍に設置されており、飲食物を注文する注文装置21と、飲食物が注文元のテーブル4に接近したことを報知する報知装置23と、指示器30に格納される情報を読み取り可能な指示器読取装置24と、容器40の識別子41から容器番号を検出する容器検出装置22とを備えている。
注文装置21は、各テーブル4に対応するテーブル識別番号(本実施形態では、各テーブル4のテーブル番号と同様、(1)、(2)、・・・、(6))を備えており、公知のタッチパネルなどから構成され、テーブル4に着いた客が好みの飲食物を注文できるように構成されている。
報知装置23としては、点滅ランプや画像を表示するディスプレイ装置など、視覚的に情報を報知するものや、音を発するブザーや音声案内装置など、音により情報を報知するものを用いることができる。また、報知装置23は、所定時間が経過すると自動的に停止するものを使用できる。
指示器読取装置24は、各テーブル4に対応するテーブル識別番号(本実施形態では、各テーブル4のテーブル番号と同じ番号)を備えており、一定の交信可能領域A(例えば、指示器読取装置24から半径50cmの領域)内に存在する指示器30の情報を読み取ることができるものである。
容器検出装置22は、一定の交信可能領域A(本実施形態では、指示器読取装置24の交信可能領域と同じ領域)を通過する容器40の識別子41から容器番号を検出可能に構成されている。各指示器読取装置24および容器検出装置22は、交信可能領域が相互に重なり合う場合には、例えば、交信状況を相互に通知することにより相互干渉を防ぐなどして、読み取りエラーを防止することができる構成を備えている。
注文表示装置13は、公知のディスプレイ装置を用いることができ、厨房2内において、調理人Mから視認可能な位置に設置されており、注文情報を表示可能に構成されている。
厨房用端末50は、厨房2内の調理台3に設置されており、循環搬送路6に投入される飲食物を特定するための搬送品情報を取得する搬送品情報取得装置55と、指示器30に注文情報を書き込み可能な書込装置52とを備えている。
搬送品情報取得装置55は、図3に示すように、調理台3に固定された支持体54に取り付けられている。搬送品情報取得装置55は、公知のデジタルカメラを用いることができ、下方を通過する容器40に載せられた飲食物を撮影することにより、飲食物の画像情報を取得することができる。
書込装置52は、図4に示すように、搬送品情報取得装置55に隣接して、調理台3に設置されており、上方を通過する指示器30に注文情報を書き込み可能に構成されている。
指示器30は、複数用意されており、各指示器30は、固有の指示器番号を備えている。また、複数の指示器30は、調理台3の近傍において管理されており、調理人Mにより循環搬送路6に投入され、循環搬送路6により搬送される。指示器30は、飲食物の注文情報を表示する指示器表示部33と、注文情報および指示器番号を格納する指示器記憶部32と、外部の装置と情報の送受信を行う無線通信部34と、指示器制御部31とを備えている。
回収用読取装置70は、厨房2内において循環搬送路6の近傍に設置されており、一定の交信可能領域B(例えば、回収用読取装置70から半径50cmの領域)内に存在する指示器30の指示器番号を読み取ることができるものである。
指示器回収装置80は、厨房2内において循環搬送路6から分岐する指示器回収路8と、循環搬送路6と指示器回収路8との分岐部分に設置された開閉装置81とを備えている。指示器回収路8は、モーター駆動により一定の回転速度で移動するコンベアから構成されている。開閉装置81は、指示器回収路8に対して回転可能に設置された棒状体であり、指示器回収路8を閉じている。また、開閉装置81は、指示器回収装置80の作動時には、回転することにより、指示器回収路8を開状態とし、循環搬送路6を閉状態にすることができる。
制御装置10は、CPU11と、メモリ12とを備えている。CPU11は、報知装置23、書込装置52および指示器回収装置80の作動と、注文表示装置13の表示とを制御する。メモリ12には、飲食物の画像情報と飲食物名とを対応させた飲食物情報ファイルが予め格納されている。
次に、以上のように構成された注文管理装置1を用いて飲食物の注文情報を管理する方法を説明する。
まず、いずれかのテーブル4についた客は、メニューを参照するなどして好みの飲食物を決定し、注文装置21から、飲食物に関する情報(例えば、マグロ)を入力する。入力された情報は、注文装置21のテーブル識別番号共に、注文情報として制御装置10のCPU11に送信される。CPU11は、各テーブル4から受信した注文情報をメモリ12に全体注文情報ファイルとして格納し、注文表示装置13に注文情報を注文順に表示する。メモリ12に格納される全体注文情報ファイルの一例を図5に示す。また、注文表示装置13の表示例を図6に示す。
次に、厨房2にいる調理人Mは、注文表示装置13に表示された注文情報を確認して飲食物を作り、図3に示すように、飲食物を載せた容器40を、搬送品情報取得装置55を通して循環搬送路6に投入する。この時、搬送品情報取得装置55は、容器40に載せられた飲食物を撮影し、飲食物の画像情報を取得する。取得された画像情報は、CPU11に送信される。
CPU11は、搬送品情報取得装置55から受信した画像情報と、メモリ12に予め格納されている飲食物情報ファイルの画像情報とを照合することにより、画像情報に対応する飲食物名を特定する。そして、CPU11は、特定した飲食物名を検索キーとして全体注文情報ファイルを検索し、目的の飲食物が発見されれば、その飲食物が含まれる注文情報を抽出する。抽出された注文情報は、書込用注文情報ファイルとしてメモリ12に格納される。複数の注文情報が抽出された場合は、注文時刻が古い注文情報をメモリ12に格納する。例えば、CPU11が受信した画像情報がマグロの画像情報である場合には、マグロを検索キーとして全体注文情報ファイルを検索し、最も早く注文されたマグロを含む注文情報を書込用注文情報ファイルとして格納する。メモリ12に格納される書込用注文情報ファイルの一例を図5に示す。書込用注文情報ファイルとしてメモリ12に格納する注文情報は、テーブル識別番号を含んでいれば特に限定されず、全体注文情報ファイルの注文情報から必要な情報を抽出し、メモリ12に格納する構成であってもよい。例えば、テーブル識別番号および飲食物名を抽出した注文情報を、書込用注文情報ファイルとしてメモリ12に格納することができる。
続いて、図4に示すように、調理人Mは、任意の指示器30を循環搬送路6に投入する。この際、指示器30は、厨房用端末50の書込装置52を通過し、飲食物が載せられた容器40の直前に供給される。指示器30が書込装置52を通過すると、CPU11は、書込用注文情報ファイルにおける注文情報を、書込装置52から指示器30に書き込む。そして、指示器30は、受信した注文情報を、指示器記憶部32に格納すると共に、指示器表示部33に表示する。指示器30の正面図を図7に示す。CPU11は、注文情報を指示器30に書き込んだ後、その注文情報を、全体注文情報ファイルおよび書込用注文情報ファイルから消去する。指示器30は、容器40と共に循環搬送路6により厨房2から各テーブル4へ搬送される。
その後、指示器30および容器40が共に搬送され、図8(a)に示すように、指示器30がいずれかのテーブル4に接近し、客席用端末20の指示器読取装置24の交信可能領域A内に入ると、指示器記憶部32に格納されている注文情報が無線通信部34を介して指示器読取装置24へ送信される。指示器読取装置24は、注文情報を読み取り、固有のテーブル識別番号と共にCPU11に送信する。そして、CPU11は、指示器読取装置24のテーブル識別番号と注文情報におけるテーブル識別番号とを照合する。照合の結果、テーブル識別番号が一致する場合には、指示器30が接近したテーブル4の報知装置23を作動させる。こうして、飲食物が注文元のテーブル4に接近したことを注文者に対して報知する。
注文者が飲食物を循環搬送路6から取った場合には、指示器30が次のテーブル4に搬送されてゆく。また、飲食物が注文元に搬送された時に、注文者がテーブル4におらず、容器40が循環搬送路6から取られなかった場合などには、指示器30および容器40が共に次のテーブル4に搬送されてゆく。そして、図8(b)に示すように、指示器30が次のテーブル4に接近し、指示器読取装置24の交信可能領域A内に入ると、指示器記憶部32に格納されている注文情報および指示器番号が無線通信部34を介して指示器読取装置24へ送信される。指示器読取装置24は、注文情報および指示器番号を読み取り、自らのテーブル識別情報と共にCPU11に送信する。そして、CPU11は、指示器読取装置24のテーブル識別番号と、注文情報におけるテーブル識別番号とを照合する。CPU11は、照合の結果、指示器30が注文元のテーブル4より循環搬送路6の搬送方向下流側におけるテーブル4に接近したと判別した場合には、指示器30と共に搬送される容器40の有無を容器検出装置24の検出に基づいて判別する。例えば、4番テーブルが注文元である場合において、4番テーブルに搬送される容器40と共に搬送される指示器30が、5番テーブルに接近した場合、CPU11は、指示器30が注文元のテーブル4より循環搬送路6の搬送方向下流側におけるテーブル4に接近したと判別し、指示器30と共に搬送される容器40の有無を容器検出装置24の検出に基づいて判別する。
指示器30が接近したテーブル4の容器検出装置22は、交信可能領域Aを通過する容器40の識別子41から容器番号を検出する。CPU11は、テーブル識別情報を照合した後、所定時間(例えば、5秒)内に、容器検出装置22が容器番号を検出しない場合には、指示器30と共に搬送される容器40が無いと判別する。CPU11は、指示器30と共に搬送される容器40が無いと判別した場合は、指示器読取装置24が読み取った指示器番号をメモリ12に指示器情報ファイルとして格納する。
なお、指示器30および容器40が、循環搬送路6の循環方向の最も下流側に位置するテーブル4(本実施形態では、6番テーブル)を通過した後は、6番テーブルより下流側に配置された補助端末20aにより、指示器30および容器40の情報を取得することができる。この補助端末20aは、循環搬送路6の近傍に配置され、指示器読取装置24aおよび容器検出装置22aを備えている。指示器読取装置24aは、テーブル識別番号(本実施形態では、最終のテーブル番号(6)の次の番号(7))を有している。
その後、指示器30は循環搬送路6により厨房2に搬送される。また、指示器30と共に搬送される容器40がある場合は、指示器30および容器40が共に厨房2に搬送される。そして、図9に示すように、指示器30が回収用読取装置70の交信可能領域B内に入ると、指示器記憶部32に格納されている指示器番号が無線通信部34を介して回収用読取装置70へ送信される。回収用読取装置70は、指示器番号を読み取り、CPU11に送信する。
CPU11は、受信した指示器番号を検索キーとして、メモリ12に格納された指示器情報ファイルを検索し、同一の指示器番号が格納されているか否かを判別する。検索の結果、同一の指示器番号が発見された場合、すなわち、指示器30と共に搬送される容器40が無い場合には、指示器回収装置80を作動させる。指示器回収装置80が作動すると、図9に実線で示すように、開閉装置81が回転し、循環搬送路6が閉状態となり、指示器回収路8が開状態となる。これにより、指示器30が指示器回収路8により回収される。指示器30を回収した後は、図示しないリセットボタンを押すなどして指示器記憶部32に格納されている注文情報を消去する。
一方、CPU11が回収用読取装置70から受信した指示器番号が、メモリ12に格納されていない場合は、指示器30と共に搬送される容器40が存在するので、図9に点線で示すように、循環搬送路6を開状態とし、指示器回収路8を閉状態としておく。これにより、指示器30および容器40が共に循環搬送路6によって、再び注文元のテーブル4に搬送される。そして、指示器30および容器40が注文元のテーブルに搬送されると、CPU11が報知装置23を作動させる。
その後、容器40が注文者により循環搬送路6から取られ、指示器30が注文元より搬送方向下流側のテーブルに再び搬送された場合には、指示器30と共に搬送される容器40が循環搬送路6上に存在していないので、容器検出装置22は容器40の容器番号を検出しない。この場合、CPU11は、指示器30と共に搬送される容器40が無いと判別し、指示器30の指示器番号をメモリ12に指示器情報ファイルとして格納する。
このように、本実施形態に係る注文管理装置1によれば、CPU11が、各注文装置21から注文情報を受信して、この注文情報をメモリ12に格納すると共に、注文表示装置13に表示し、搬送品情報取得装置55により搬送品情報が取得されると、この搬送品情報に基づいて、メモリ12に格納された注文情報を検索し、前記搬送品情報に対応する飲食物を含む注文情報を特定して、この注文情報に含まれるテーブル識別番号を抽出し、抽出されたテーブル識別番号を書込装置52により指示器30に書き込み、指示器表示部33に表示するので、作成された飲食物と注文元のテーブル識別番号とを正確に対応させることができ、正確なテーブル識別番号を指示器表示部33に表示することができる。したがって、飲食物を注文元に確実に提供することができる。また、飲食物を作成する度に、その飲食物と、注文元のテーブル番号との対応を確認しなくても指示器表示部33に正確なテーブル識別番号を表示することができるので、飲食物を注文元に容易に提供することができる。
また、各指示器読取装置24が、搬送される指示器30からテーブル識別番号を読み取ると、読み取ったテーブル識別番号を、固有のテーブル識別番号と共にCPU11に送信し、CPU11が、受信したテーブル識別番号同士を照合して指示器30の位置を判別するので、照合結果に基づいて報知装置23を作動させることができ、飲食物が注文元のテーブルに接近したことを客に報知することができる。
また、CPU11が、テーブル識別番号の照合の結果、指示器30が注文元のテーブル4より循環搬送路6の搬送方向下流側におけるテーブル4に接近したと判別した場合には、指示器30と共に搬送される飲食物の有無を容器検出装置22の検出に基づいて判別し、飲食物が無いと判別した場合には、指示器読取装置24が読み取った指示器30の指示器番号をメモリ12に格納し、回収用読取装置70により指示器番号が読み取られると、読み取られた該指示器番号がメモリ12に格納されているか否かを判別し、格納されている場合に、指示器回収装置80を作動させるので、指示器30と共に搬送される飲食物が循環搬送路6上に存在する場合には、飲食物を再び注文元に搬送することができる。したがって、飲食物を注文者に確実に提供することができる。また、指示器30と共に搬送される容器40が循環搬送路6上に存在しない場合には、指示器30を回収することができる。したがって、不要になった指示器30が循環搬送路6から無くなり、調理人Mが効率的に作業をすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態では、注文装置21および指示器読取装置24が備えるテーブル識別番号により、テーブルを識別するテーブル識別情報としていたが、このテーブル識別情報は、テーブルを識別できるものであれば特に限定されず、例えば、アルファベットなどであってもよい。また、本実施形態では、テーブル識別番号は循環搬送路6の搬送方向上流側から順に付されていたが、この順序は特に限定されるものではなく、例えば、搬送方向下流側から順に付されていてもよい。また、本実施形態では、指示器30が備える指示器番号により、指示器30を識別する指示器識別情報としていたが、この指示器識別情報も、指示器30を識別できるものであれば特に限定されない。
また、本実施形態では、指示器30が注文元テーブル4の次のテーブル4に接近した時に、容器検出装置22が容器40の有無を検出する構成であったが、指示器30が注文元テーブル4より循環搬送路6の搬送方向下流側に搬送された時に、指示器30と共に搬送される容器40の有無を検出できる構成であれば特に限定されず、例えば、指示器30が注文元テーブル4より2つ下流側のテーブル4に搬送された時に、容器40の有無を検出する構成であってもよい。
また、本実施形態では、搬送品情報取得装置55は、循環搬送路6に投入される飲食物の画像情報を取得する構成であったが、飲食物を特定できるものであればその構成は特に限定されず、入力ボタンを備える入力装置により構成されていてもよい。この場合、搬送品情報取得装置55は、飲食物の種類に対応する複数の入力ボタンを備えており、調理人Mが、飲食物を作成して容器40に載せた後、作成した飲食物に対応する入力ボタンを押すことにより、飲食物を特定できるように構成されている。
また、本実施形態では、容器40の容器番号を読み取り可能な容器検出装置22により飲食物検出手段が構成されていたが、この飲食物検出手段は、指示器30と共に搬送される飲食物の有無を検出できるものであればその構成は特に限定されず、例えば、公知の光センサなどを用いることができる。この場合、CPU11は、センサによる飲食物の検出に基づいて、指示器30と共に搬送される飲食物の有無を判別する。
また、指示器30と共に搬送される容器40の数は特に限定されず、複数の容器40が指示器30と共に搬送されてもよい。この場合、調理人Mは、1つ目の飲食物についての注文情報が書込用注文情報ファイルとしてメモリ12に保存された後、2つ目の飲食物を作り、その飲食物を載せた容器40を、搬送品情報取得装置55を通して循環搬送路6に投入する。搬送品情報取得装置55は、飲食物を特定するための画像情報を取得して、CPU11に送信する。CPU11は、受信した画像情報から飲食物を特定し、特定した飲食物を検索キーとして、全体注文情報ファイルを検索し、目的の飲食物を発見する。そして、図10に示すように、CPU11は、発見した飲食物が含まれる注文情報のうち、テーブル番号が1つ目の飲食物のテーブル番号と同一である注文情報であって、先頭にあるものを書込用注文情報ファイルとして保存する。例えば、1つ目の飲食物が4番テーブルから注文されたマグロであり、2つ目の飲食物がハマチである場合、4番テーブルから注文されたハマチについての注文情報であって先頭にあるものを書込用注文情報ファイルとして保存する。3つ目以降の飲食物の注文情報についても同様に、書込用注文情報ファイルとして保存される。その後、CPU11は、調理人Mが指示器30を循環搬送路6に投入する時に、書込用注文情報ファイルにおける注文情報を書込装置52により指示器30に書き込む。
本発明の一実施形態に係る注文管理装置を設置した飲食店の概略平面図である。 注文管理装置の概略構成を示すブロック図である。 搬送品情報取得装置の側面断面図である。 注文管理装置の要部拡大図である。 全体注文情報ファイルおよび書込用注文情報ファイルの一例を示す図である。 注文表示装置の表示例を示す図である。 指示器の正面図である。 注文管理装置の要部拡大図である。 注文管理装置の要部拡大図である。 全体注文情報ファイルおよび書込用注文情報ファイルの他の例を示す図である。 従来の飲食物の載置装置の斜視図である。
符号の説明
1 注文管理装置
2 厨房
3 調理台
4 テーブル
5 客室
6 循環搬送路
8 指示器回収路
9 飲食物提供装置
10 制御装置
20 客席用端末
30 指示器
40 容器
50 厨房用端末
70 回収用読取装置
80 指示器回収装置

Claims (3)

  1. 飲食物を搬送可能な循環搬送路と、該循環搬送路に沿って複数配置されたテーブルとを備え、各テーブルから注文された飲食物を前記循環搬送路により注文元のテーブルに搬送する飲食物提供装置において、注文された飲食物に関する注文情報を管理する注文管理装置であって、
    前記複数のテーブルに対応してそれぞれ配置され、飲食物の注文元のテーブルを識別するためのテーブル識別情報を含む注文情報を送信する注文端末と、
    前記注文端末から送信された注文情報を格納する記憶手段と、前記注文情報を表示する注文表示手段と、
    前記循環搬送路に投入される飲食物を特定するための搬送品情報を取得する搬送品情報取得手段と、
    搬送される飲食物に対応するテーブル識別情報を表示する表示部を備え、飲食物と共に搬送可能な複数の指示器と、
    前記指示器にテーブル識別情報を書き込み可能な書込装置と、
    前記注文表示手段の表示および前記書込装置の作動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記各注文端末から注文情報を受信して、該注文情報を前記記憶手段に格納すると共に、前記注文表示手段に表示し、
    前記搬送品情報取得手段により搬送品情報が取得されると、該搬送品情報に基づいて、前記記憶手段に格納された注文情報を検索し、前記搬送品情報に対応する飲食物を含む注文情報を特定して、該注文情報に含まれるテーブル識別情報を抽出し、
    抽出された前記テーブル識別情報を前記書込装置により前記指示器に書き込み、前記表示部に表示する注文管理装置。
  2. 前記各テーブルに対応するテーブル識別情報をそれぞれ備え、前記指示器が前記各テーブルから所定の範囲内に搬送された時に前記指示器に書き込まれたテーブル識別情報を読み取り可能な複数の指示器読取装置が前記複数のテーブルに対応してそれぞれ配置されており、
    前記各指示器読取装置は、搬送される前記指示器からテーブル識別情報を読み取ると、読み取ったテーブル識別情報を、固有のテーブル識別情報と共に前記制御手段に送信し、
    前記制御手段は、受信したテーブル識別情報同士を照合して前記指示器の位置を判別する請求項1に記載の注文管理装置。
  3. 前記複数の指示器は、それぞれ固有の指示器識別情報を格納しており、
    前記複数の指示器読取装置は、前記指示器から指示器識別情報を読み取り可能に構成されており、
    前記循環搬送路上の飲食物の通過を検出可能な飲食物検出手段と、
    前記循環搬送路上の前記指示器から指示器識別情報を読み取り可能な回収用読取装置と、
    前記制御手段の制御により前記循環搬送路から前記指示器を回収する指示器回収手段とを更に備え、
    前記制御手段は、
    テーブル識別情報の照合の結果、前記指示器が注文元の前記テーブルより前記循環搬送路の搬送方向下流側における前記テーブルに接近したと判別した場合には、前記指示器と共に搬送される飲食物の有無を前記飲食物検出手段の検出に基づいて判別し、
    飲食物が無いと判別した場合には、前記指示器読取装置が読み取った前記指示器の指示器識別情報を前記記憶手段に格納し、
    前記回収用読取装置により指示器識別情報が読み取られると、読み取られた該指示器識別情報が前記記憶手段に格納されているか否かを判別し、格納されている場合に、前記指示器回収手段を作動させる請求項2に記載の注文管理装置。
JP2006248243A 2006-09-13 2006-09-13 注文管理装置 Expired - Fee Related JP4936830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248243A JP4936830B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 注文管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248243A JP4936830B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 注文管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008071057A JP2008071057A (ja) 2008-03-27
JP4936830B2 true JP4936830B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39292599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006248243A Expired - Fee Related JP4936830B2 (ja) 2006-09-13 2006-09-13 注文管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4936830B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5023046B2 (ja) * 2008-12-01 2012-09-12 株式会社石野製作所 注文飲食物搬送装置
JP5509354B1 (ja) * 2013-02-01 2014-06-04 パナソニック株式会社 商品状況分析装置、商品状況分析システムおよび商品状況分析方法
JP6590392B1 (ja) * 2019-03-06 2019-10-16 有限会社丸長商事 オーダー装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3401590B2 (ja) * 1998-11-02 2003-04-28 義雄 清水 飲食物識別装置
JP3396184B2 (ja) * 1999-07-21 2003-04-14 株式会社くらコーポレーション 飲食物の載置台
JP4194245B2 (ja) * 2001-02-01 2008-12-10 株式会社くらコーポレーション 飲食店用飲食物搬送装置
JP4632619B2 (ja) * 2002-06-20 2011-02-16 株式会社あきんどスシロー 注文管理装置
JP2007167475A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Twins Computer Co Ltd 飲食物提供システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008071057A (ja) 2008-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9156628B2 (en) Sort systems and methods
US8374926B2 (en) Inventory control system
US8577759B2 (en) Inventory control system process
JP5514016B2 (ja) 飲食店用サービスシステム
US9378397B2 (en) Portal data reader indicator light control
CN206628034U (zh) 改进的行李托运系统、行李托运柜台
JP4052586B2 (ja) 注文飲食物を搬送する注文搬送装置
JP4587396B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP4936830B2 (ja) 注文管理装置
EP3255596A1 (en) Method and apparatus for collection of items from a store
KR20050052453A (ko) 체크아웃 시스템
US20210163232A1 (en) Dynamic display system for baggage carousel
KR20150142702A (ko) 오프라인 쇼핑 시스템, 오프라인 쇼핑 시스템에 이용되는 물품이송장치, 및 오프라인 쇼핑 방법
JP2000255749A (ja) 飲食物搬送装置
JP2007099415A (ja) 所在管理システム、所在管理方法、所在管理プログラム
JP5218473B2 (ja) ピッキング設備および投入表示器
TW201144191A (en) Picking equipment
JP5574856B2 (ja) 飲食店用サービスシステム
JP2003271713A (ja) 商品販売管理装置
JP3415776B2 (ja) 飲食物搬送装置
WO2011109655A1 (en) Inventory control system process
JP4632619B2 (ja) 注文管理装置
WO2019190388A1 (en) A checkout counter, and a classification system
JP2021070550A (ja) ピッキングアシストシステムおよびピッキングアシスト方法
JP2005078148A (ja) 注文管理システム及び厨房用印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees