JP2003164365A - 飲食物提供装置 - Google Patents

飲食物提供装置

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JP2003164365A JP2001368449A JP2001368449A JP2003164365A JP 2003164365 A JP2003164365 A JP 2003164365A JP 2001368449 A JP2001368449 A JP 2001368449A JP 2001368449 A JP2001368449 A JP 2001368449A JP 2003164365 A JP2003164365 A JP 2003164365A
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Masafumi Oka
雅史 岡
Yoshio Shimizu
義雄 清水
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AKINDO SUSHIRO KK
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AKINDO SUSHIRO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲食物の搬送状態を安価且つリアルタイムに
把握することができる飲食物提供装置を提供する。 【解決手段】 飲食物を客室に搬送して提供する飲食物
提供装置であって、厨房46から客室42内に延びてお
り容器20を搬送するコンベヤ1と、コンベヤ1により
搬送される容器20を識別する判別手段2と、コンベヤ
1の搬送方向に沿って所定の間隔で配置され、容器20
の通過を検出する複数の通過検出手段4と、判別手段2
及び通過検出手段4に接続される制御手段6とを備えて
おり、制御手段6は、判別手段2及び通過検出手段4か
ら取得した検出情報に基づいて、搬送中の容器20の識
別情報及び位置情報を更新することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転寿司店などの
飲食店に設置され、トレイ等の容器に収容した飲食物を
厨房から客室内のテーブルまで搬送することができる飲
食物提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食堂における効率の良い飲食物の提供を
目的として、従来、特許第2756921号公報に示さ
れているような飲食物搬送装置が知られている。この装
置は、図7に示すように、店内に設けられた各テーブル
91を循環するコンベヤ92を備えており、厨房93に
いる調理人が、寿司などの飲食物を載せた容器94をコ
ンベヤ92上に載置すると、判別装置95が容器94に
付された識別子を読み取り、所定の周回回数となった容
器94を報知又は退避させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
飲食物搬送装置は、コンベヤ92により搬送される飲食
物の鮮度管理は可能である一方、客がコンベヤ92から
飲食物を取り出したか否かは判別装置95を通過するま
で判別することができないので、コンベヤ92により実
際に搬送されている飲食物の種類や数量などをリアルタ
イムで把握することができないという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、判別装
置95をコンベヤ92に沿って多数設置し、各判別装置
95の判別結果に基づいて、コンベヤ92から飲食物が
取り出されたことを認識可能にする方法も考えられる
が、識別子を読み取り可能な判別装置95の構成は複雑
なものとなるため、これを多数設けることは装置全体の
コストが高くなるという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題を解決すべくな
されたものであって、飲食物の搬送状態を安価且つリア
ルタイムに把握することができる飲食物提供装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、飲
食物を客室に搬送して提供する飲食物提供装置であっ
て、厨房から客室内に延びており容器を搬送するコンベ
ヤと、前記コンベヤにより搬送される前記容器を識別す
る判別手段と、前記コンベヤの搬送方向に沿って所定の
間隔で配置され、前記容器の通過を検出する複数の通過
検出手段と、前記判別手段及び前記通過検出手段に接続
される制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記
判別手段及び前記通過検出手段から取得した検出情報に
基づいて、搬送中の前記容器の識別情報及び位置情報を
更新することを特徴とする飲食物提供装置により達成さ
れる。
【0007】この飲食物提供装置において、前記制御手
段は、前記検出情報が記憶される検出状態エリア、及
び、前記検出情報に基づいて得られた前記識別情報及び
位置情報が記憶される搬送状態エリアが形成されたメモ
リ部を有していることが好ましく、前記制御手段は、新
たな前記検出情報の取得により前記検出状態エリアを更
新した後、該検出状態エリアのデータを前記搬送状態エ
リアのデータと比較することにより搬送中の前記容器の
移動又は消滅を判断し、この判断結果に基づいて前記搬
送状態エリアを更新することが好ましい。
【0008】また、前記制御手段は、搬送中の前記容器
が消滅したと判断した回数を、前記容器を特定するため
の情報と共に記憶することが好ましく、これによって、
客などに取り上げられた容器の管理が可能になる。更
に、前記容器の表面に広告を付すことにより、広告効果
に見合う広告料の管理も可能になる。
【0009】また、懸賞に当選したことを告知する告知
手段を更に備えることも可能であり、前記制御手段は、
搬送中の前記容器が消滅したと判断した場合に抽選を行
い、当選の場合に前記告知手段に出力することができ
る。
【0010】また、上記各飲食物提供装置においては、
前記識別情報及び位置情報に基づいて表示する表示手段
を更に備えることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実態形態について
添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る飲食物提供装置を示す概略平面図である。図
1に示すように、この飲食物提供装置は、コンベヤ1、
判別装置2、通過検出装置4、制御装置6、及び表示装
置8を主な構成要素として備えており、例えば、回転寿
司店などの飲食店に設置される。
【0012】コンベヤ1は、客室42における各テーブ
ル44及び厨房46を経て循環するように構成されてお
り、厨房46において飲食物22を載せた容器20が供
給されると、この容器20を各テーブル44に向けて搬
送する。コンベヤ1の種類としては、ベルトコンベヤが
一般的であるが、特に限定されるものではない。
【0013】判別装置2は、容器20に付されたバーコ
ードやQRコードなどの識別子を検出するスキャナを備
えており、コンベヤ1の搬送方向に沿った厨房46の出
口近傍に配置されている。この判別装置2は、コンベヤ
1により搬送される容器20を判別可能であればその構
成は特に限定されるものではなく、例えば、固有の周波
数信号を発信するICチップが付された容器20との無
線通信により、受信周波数に基づいて容器20を判別可
能な構成にしても良い。
【0014】通過検出装置4は、投光部及び受光部を有
する光センサにより構成されており、客室42において
コンベヤ1に沿って対向配置された一対の支持板4a,
4bに所定の間隔で複数設けられている。この通過検出
装置4は、投光部からの光がコンベヤ1上を搬送される
容器20によって遮られて受光部に届かなくなること
で、容器20の通過を検出する。各通過検出装置4は、
客室42をコンベヤ1により搬送される容器20が常に
いずれか1つの通過検出装置4により検出されるよう
に、設置間隔を設定することが好ましい。通過検出装置
4の構成についても特に限定されず、容器20の通過を
検出可能な他の公知のセンサを使用しても良い。
【0015】制御装置6は、検出状態エリアA及び搬送
状態エリアBが形成されたメモリ部を有しており、判別
装置2及び通過検出装置4に接続されている。検出状態
エリアAは、判別装置2及び通過検出装置4による検出
情報が記憶されるエリアであり、搬送状態エリアBは、
この検出情報に基づいて得られた容器20の識別情報及
び位置情報が記憶されるエリアである。また、表示装置
8は、制御装置6から出力されたデータを表示する。制
御装置6及び表示装置8は、厨房46に設置することが
好ましい。
【0016】次に、上述した飲食物提供装置の作動につ
いて、図2に示すフローチャートに基づき説明する。
尚、初期状態においては、コンベヤ1により搬送されて
いる容器20が存在しないものとする。
【0017】判別装置2及び各通過検出装置4の検出情
報は制御装置6に出力され、制御装置6は、これらの検
出情報を取得する(ステップS1)。制御装置6は、こ
れを受けて、メモリ部に形成されている検出状態エリア
Aのデータを更新する(ステップS2)。
【0018】図3(a)に示すように、判別装置2の検
出情報は領域a(0)に記憶され、各通過検出装置4の
検出情報は領域a(1)、a(2)、・・・、a(n)
に記憶される。ここで、nの値は、設置された通過検出
装置4の数に一致しており、a(1)は、判別装置2の
最も近くに配置された1番目の通過検出装置4に対応
し、a(2)以降は、コンベヤ1の搬送方向に沿って2
番目以降の各通過検出装置4に対応している。初期状態
においては、判別装置2及び通過検出装置4のいずれも
容器20を検出しないため、検出状態エリアAの各領域
a(0)〜a(n)には、容器が存在しないことを示す
「1」が記憶される。
【0019】次に、制御装置6は、検出状態エリアAに
格納されたデータに基づいて、搬送状態エリアBのデー
タを更新する(ステップS3)。
【0020】図3(b)に示すように、領域b(0)〜
b(n)には、それぞれ検出状態エリアAの領域a
(0)〜a(n)に対応するデータが格納される。初期
状態においては、各領域b(0)〜b(n)にはいずれ
も「1」が記憶される。
【0021】ステップS1における検出情報の取得は、
制御装置6において所定時間毎に行われ、営業時間中
は、その度に検出状態エリアA及び搬送状態エリアBの
データが更新される(ステップS4,S5)。この所定
時間は、コンベヤ1の搬送速度に基づいて定められ、隣
接する通過検出装置4間を容器20が移動する時間に対
応している。
【0022】飲食物22が搭載された容器20が厨房4
2においてコンベヤ1上に供給され、この容器20が判
別装置2を通過すると、判別装置2は、容器20の判別
結果に基づいて、容器20を特定するデータ(本実施形
態においてはアルファベットで表す)を出力する。制御
装置6は、ステップS1においてこの情報を取得する
と、図3(c)に示すように、領域a(0)のデータを
アルファベットに更新する(ステップS2)。更に、制
御装置6は、領域a(0)のデータがアルファベットで
あれば、領域b(0)のデータを領域a(0)のデータ
と同一のものに更新する(ステップS3)。図3(c)
においては、領域a(0)が「a」であることから、図
3(d)に示すように、領域b(0)のデータが「a」
に更新される。
【0023】制御装置6における次の検出情報取得時に
おいては、判別装置2を通過した容器20は1番目の通
過検出装置4まで移動しており、ステップS2において
更新された検出状態エリアAのデータは、図3(e)に
示す状態になる。図3(e)において、領域a(1)の
データ「0」は、通過検出装置4により容器20が検出
されている状態を示している。
【0024】制御装置6は、ステップS3において、検
出状態エリアAのデータと搬送状態エリアBのデータと
を比較し、搬送状態エリアBにおける領域b(1)〜b
(n)の中にアルファベットのデータが格納された領域
b(m)が存在すれば、検出状態エリアAにおける領域
a(m+1)のデータが「0」か否かを調べる。領域a
(m+1)が「0」であれば、当該アルファベットに対
応する容器20が移動したものと判断し、領域b(m)
のデータを「1」に更新すると共に、領域b(m+1)
のデータを当該アルファベットに更新する。アルファベ
ットデータが格納された領域b(m)が複数存在する場
合には、mの値が大きいものから順に、それぞれの領域
毎に上記データの更新を行う。図3(d)においては領
域b(0)のデータが「a」であるため領域a(1)の
データを検索し、このデータが「0」であることから、
図3(f)に示すように、領域b(0)のデータが
「1」に、領域b(1)のデータが「a」に、それぞれ
更新される。こうして、搬送状態エリアBには、容器2
0を特定するための識別情報、及び、容器20の現在位
置を示す位置情報が格納される。
【0025】ところで、回転寿司店などにおいては、コ
ンベヤ1により搬送される容器20が、客室42におけ
る任意の位置において客に随時取り上げられる。搬送状
態エリアBのデータが図4(a)に示す状態である場合
に、検出状態エリアAのデータがステップS2において
図4(b)に示すように更新されると、制御装置6は、
上述したように、ステップS3において検出状態エリア
Aと搬送状態エリアBとのデータを比較し、アルファベ
ットのデータが格納された領域b(m)が存在すれば、
検出状態エリアAにおける領域a(m+1)のデータが
「0」か否かを調べる。領域a(m+1)のデータが
「0」であれば、上述したように容器20が移動したと
判断して、この判断結果に基づき搬送状態エリアBのデ
ータを更新する。図4に示すケースでは、データ「a」
及び「c」がこれに該当する。
【0026】これに対し、領域a(m+1)が「1」で
あれば、客によって容器20が取り上げられる等してコ
ンベヤ1から容器20が消滅したと判断し、領域b
(m)のデータを「1」に更新する。これにより、搬送
状態エリアBにおける当該アルファベットのデータが消
滅する。図4(a)に示すケースでは、データ「b」が
これに該当する。
【0027】こうして得られる搬送状態エリアBのデー
タは、以下に示すような利用が可能である。例えば、搬
送状態エリアBに格納されているアルファベットデータ
の数を、各アルファベットに対応する飲食物の種類毎に
分類して、例えば図5に示すように表示装置8に表示す
ることで、厨房46においてどの飲食物が不足している
かを容易に把握することができ、迅速且つ的確な飲食物
の供給が可能になる。
【0028】また、搬送状態エリアBの更新時における
アルファベットデータの消滅に基づいて、客に取り出さ
れた容器20を取り出された時間帯などと共に記憶して
おき、飲食物の種類などに分類して集計することによ
り、材料の発注管理や営業戦略などに役立てることがで
きる。
【0029】また、搬送状態エリアBの更新時における
アルファベットデータの消滅に基づいて、コンベヤ1上
の消滅位置に対応する通過検出装置4の番号から容器2
0を取り上げた客を特定し、当該客の飲食情報をリアル
タイムに更新することにより、それぞれの客の飲食金額
を正確に把握することができる。これにより、請求金額
を把握するために店員が飲食後の皿の数をカウントする
等の面倒な作業が不要になる。尚、伝票や領収書の作成
は、この飲食情報に基づいてプリンタなどにより印刷し
て行うことができる。
【0030】また、容器20の表面に予め広告を付して
おき、制御装置6が、搬送状態エリアBの更新によるア
ルファベットデータの消滅回数に基づいて、容器20が
客に取り出された回数を各容器20に対応させて記憶す
ることにより、広告依頼者に対して広告効果に応じた適
切な課金を行うことができる。
【0031】また、懸賞に当選したことを告知するため
のスピーカなどの告知装置を客室42に設け、搬送状態
エリアBの更新によりアルファベットデータが消滅する
と制御装置6が抽選を行うように構成することで、当選
の場合に通過検出装置4の番号から容器20を取り上げ
た客を特定し、当該客に前記告知装置を介して当選を知
らせ賞品をプレゼントする等して、来店や飲食を促すこ
とができる。告知装置は、スピーカの他に、客席やテー
ブル毎に設置した印刷装置などにすることもでき、当選
告知を割引券などの印刷により行っても良い。
【0032】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明の具体的な態様が上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、本実施形態においては、コン
ベヤ1により搬送される容器20が各通過検出装置4の
いずれか1つにより検出されるように構成しているが、
2つ以上の通過検出装置4により容器20が同時に検出
されるように構成した場合であっても、本実施形態と同
様の手法により、搬送中の容器20を認識可能な搬送状
態エリアBのデータを作成することができる。
【0033】一例として、容器20が皿である場合に、
1つの皿の高台が常に2つの通過検出装置4により検出
され、コンベヤ1上で隣接する皿の縁同士の接触により
高台間に形成される最低限の隙間が少なくとも1つの通
過検出装置4により検出されるように、各通過検出装置
4の間隔を設定する。この場合、搬送状態エリアBの更
新は、例えば以下のようにして行うことができる。
【0034】まず、搬送状態エリアBのデータが図6
(a)に示す状態の場合に、検出状態エリアAのデータ
がステップS2において図6(b)に示すように更新さ
れると、制御装置6は、ステップS3において検出状態
エリアAと搬送状態エリアBとのデータを比較し、アル
ファベットのデータが格納された領域b(m)が存在す
れば、mの値が大きいものから順に、検出状態エリアA
における領域a(m)のデータが「0」か否かを調べ
る。領域a(m)のデータが「0」であれば、容器20
が移動したと判断して、領域a(m)とこれに隣接する
データが「0」の領域a(l)とにそれぞれ対応した領
域b(m)及び領域b(l)のデータを、当該アルファ
ベットに更新する。更に、搬送状態エリアBにおいてア
ルファベットデータに更新された領域の両側における領
域のデータを「1」に更新する。図6(c)において
は、データ「d」がこれに該当する。
【0035】これに対し、アルファベットのデータが格
納された領域b(m)に対して、領域a(m)のデータ
が「1」であれば、容器20が取り上げられたと判断し
て、領域b(m)と、これに隣接する当該アルファベッ
トデータの領域b(l)のデータを、「1」に更新す
る。図6(c)においては、データ「e」がこれに該当
する。
【0036】搬送中の容器20が複数存在すれば、各容
器20に対して上述した処理が行われ、こうして、図6
(c)に示すように搬送状態エリアBのデータが更新さ
れる。この方法によれば、容器20が常に複数の通過検
出装置4により検出されるため、容器20の位置をより
正確に把握することができる。また、搬送中の容器間に
新たな容器を挿入するために、搬送中の特定の容器20
のみを停止或いは搬送方向と逆方向に一瞬移動させたよ
うな場合であっても、この容器の識別を確実に行うこと
ができる。
【0037】また、搬送状態エリアBにおいて消滅させ
るアルファベットデータは、いきなり消滅させるのでは
なく、一時保管メモリに移動させて一定の時間だけ保管
することが好ましい。例えば、客が容器20を取りかけ
て躊躇した場合には、搬送状態エリアBのアルファベッ
トデータが消滅した後、検出状態エリアAに「0」のデ
ータが突然発生することがあるが、一時保管メモリにア
ルファベットデータが格納されていれば、このデータを
用いて搬送状態エリアBを更新することで対処すること
ができる。
【0038】また、本実施形態においては、判別装置2
を、コンベヤ1の搬送方向に沿った厨房46の出口近傍
にのみ設けているが、更に、コンベヤ1の搬送方向に沿
った厨房46の入口近傍に他の判別装置を設けても良
い。これにより、客室42から厨房46に搬送される容
器20を当該他の判別装置により確実に識別することが
でき、必要に応じて搬送状態エリアBのデータ修正を行
うことができるので、より信頼性の高い装置にすること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の飲食物提供装置によれば、飲食物の搬送状態を安価且
つリアルタイムに把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る飲食物提供装置を
示す概略平面図である。
【図2】 上記飲食物提供装置の作動を示すフローチャ
ートである。
【図3】 上記飲食物提供装置のデータメモリを示す模
式図である。
【図4】 上記飲食物提供装置のデータメモリを示す模
式図である。
【図5】 表示装置の画面例を示す図である。
【図6】 上記飲食物提供装置の変形例についてのデー
タメモリを示す模式図である。
【図7】 従来の飲食店の概略平面図である。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2 判別装置 4 通過検出装置 6 制御装置 8 表示装置 20 容器 42 客室 46 厨房 A 検出状態エリア B 搬送状態エリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物を客室に搬送して提供する飲食物
    提供装置であって、 厨房から客室内に延びており容器を搬送するコンベヤ
    と、 前記コンベヤにより搬送される前記容器を識別する判別
    手段と、 前記コンベヤの搬送方向に沿って所定の間隔で配置さ
    れ、前記容器の通過を検出する複数の通過検出手段と、 前記判別手段及び前記通過検出手段に接続される制御手
    段とを備えており、 前記制御手段は、前記判別手段及び前記通過検出手段か
    ら取得した検出情報に基づいて、搬送中の前記容器の識
    別情報及び位置情報を更新することを特徴とする飲食物
    提供装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出情報が記憶さ
    れる検出状態エリア、及び、前記検出情報に基づいて得
    られた前記識別情報及び位置情報が記憶される搬送状態
    エリアが形成されたメモリ部を有しており、新たな前記
    検出情報の取得により前記検出状態エリアを更新した
    後、該検出状態エリアのデータを前記搬送状態エリアの
    データと比較することにより搬送中の前記容器の移動又
    は消滅を判断し、この判断結果に基づいて前記搬送状態
    エリアを更新することを特徴とする請求項1に記載の飲
    食物提供装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、搬送中の前記容器が消
    滅したと判断した回数を、前記容器を特定するための情
    報と共に記憶することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の飲食物提供装置。
  4. 【請求項4】 前記容器は、表面に広告が付されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の飲食物提供装置。
  5. 【請求項5】 懸賞に当選したことを告知する告知手段
    を更に備え、 前記制御手段は、搬送中の前記容器が消滅したと判断し
    た場合に抽選を行い、当選の場合に前記告知手段に出力
    することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載
    の飲食物提供装置。
  6. 【請求項6】 前記識別情報及び位置情報に基づいて表
    示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載の飲食物提供装置。
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