JP5021563B2 - 操作位置検出装置及びシフト装置 - Google Patents
操作位置検出装置及びシフト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5021563B2 JP5021563B2 JP2008144953A JP2008144953A JP5021563B2 JP 5021563 B2 JP5021563 B2 JP 5021563B2 JP 2008144953 A JP2008144953 A JP 2008144953A JP 2008144953 A JP2008144953 A JP 2008144953A JP 5021563 B2 JP5021563 B2 JP 5021563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combination
- binarized
- signal
- signals
- binarized signals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 128
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 27
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 19
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 10
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 36
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 28
- 208000011580 syndromic disease Diseases 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Description
ところで、複数の磁気検出手段は、ハミング符号に準拠したものとなるように設けられているため、被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して2つの誤りがある場合の二値化信号の組み合わせと、被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りがある場合の二値化信号の組み合わせとが一致する場合がある。この点、本発明では、演算手段は、複数の磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせが、被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、出力された二値化信号の組み合わせが前記被検出体の位置に対応する二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせであると判断する。このため、出力された二値化信号の組み合わせが、被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して2つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせでもある二値化信号の組み合わせでもある場合、二値化信号の組み合わせを訂正しない。従って、被検出体の各所定位置に対する二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、被検出体の位置に対する二値化信号の組み合わせの誤りが訂正される。
請求項3に記載の発明は、操作部材の操作に伴い複数の所定位置間を移動可能に設けられるとともにその移動方向に交差する方向に着磁された被検出体と、前記着磁方向に対して交差する平面に沿って複数設けられるとともに前記被検出体の位置に応じてそれぞれに付与される磁束の方向に応じた二値化信号を出力する磁気検出手段と、複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせに基づいて前記被検出体の位置を求める演算手段とを備え、前記複数の磁気検出手段は、前記二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の位置情報である位置符号と、前記被検出体の各所定位置に固有の前記二値化信号の組み合わせの1つの二値化信号の誤りを訂正するための誤り訂正符号とを含むハミング符号に準拠したものとなるように設けられ、前記演算手段は、複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断し、該出力された二値化信号の組み合わせが前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、前記出力された二値化信号の組み合わせに基づいて生成した前記被検出体の各所定位置に対応する前記二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、前記二値化信号の組み合わせの誤り信号位置を特定し、この特定された信号位置の二値化信号を訂正し、複数の前記磁気検出手段は、前記被検出体の着磁方向から見て、重なるように配置された2つの磁気検出手段を含むことをその要旨とする。
本発明によれば、複数の磁気検出手段から出力される二値化信号の組み合わせに基づいて被検出体が複数の所定位置のうち何れにあるかが検出されるため、二方向に移動する操作部材の位置を1つの被検出体で検知することができる。また、複数の磁気検出手段は、被検出体の着磁方向に対して交差する平面に沿って設けられるため、入力装置における操作位置検出装置の集中化が図られる。即ち、従来のように、各方向に対応する被検出体を別々に設ける必要がない。よって、当該入力装置の小型化が可能となる。また、複数の磁気検出手段は、それらから出力される二値化信号の組み合わせがハミング符号に準拠したものとなるように設けられていることから、このことを利用して被検出体の各所定位置に対する二値化信号の組み合わせの1つの誤りが訂正される。その際、演算手段は、複数の磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせが、被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断する。そして、演算手段は、該出力された二値化信号の組み合わせが被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、出力された二値化信号の組み合わせに基づいて生成した誤り信号位置情報に基づいて、被検出体の位置に対する二値化信号の組み合わせの誤りを訂正する。従って、被検出体の各所定位置に対する二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、被検出体の位置に対する二値化信号の組み合わせの誤りが訂正される。このため、例えば磁気検出手段の故障やノイズ等によって1つの磁気検出手段から出力された二値化信号が変化(反転)してしまった場合であれば、被検出体の位置を正確に検出することができる。即ち、1つの磁気検出手段から出力される二値化信号の誤りに対する冗長性を確保することができる。よって、操作部材の位置が誤判断されてしまうことを防止することができる。従って、この操作位置検出装置を用いることにより、1つのセンサエレメントの故障に対する冗長性及び入力操作位置の検出信頼性を確保しつつ、小型化が可能となる。
また、被検出体の移動方向に沿った方向における操作位置検出装置の小型化を図ることができる。
図1に示すように、シフト装置1は、ステアリングホイールWが設置されるステアリングコラム2に設置されている。このシフト装置1は、ステアリングコラム2の左側面の開口部2aから突出する操作部材としてのシフトレバー3と、ステアリングコラム2の内部において開口部2aに対応するように配設されるシフト装置本体4とを備えている。シフトレバー3の基端部はシフト装置本体4に支持され、その先端部には運転者が把持する操作ノブ3aが形成されている。操作ノブ3aには、パーキングスイッチ3bが設けられている。
図5に示すように、シフトレバー3の基端部には、当該シフトレバー3の軸方向に沿って伸びる略直方体状のブロック11が当該シフトレバー3と一体的に設けられている。ブロック11は、左右方向に開口した略四角筒状のブラケット12を介してケース7に支持されている。
図5及び図6に示すように、前記ディテントピン16の先端部には、マグネットホルダ21が連結されている。マグネットホルダ21は、略四角形板状に形成されており、ケース7の底部7dにおいて前記ディテント17よりも右側に固定されたスライダー22により、ディテントピン16の軸方向に交差する平面方向に沿って移動可能に支持されている。
上述したように、マグネット23は、移動平面Qに直交する方向に着磁されているため、磁気抵抗素子31〜37の検知面を含む平面Q1には、該マグネット23の中心軸を中心とする放射状の磁束が形成される。第1〜第7磁気抵抗素子31〜37は、マグネット23の中心Mの位置に応じた値の二値化信号S1〜S7を出力する。
ハミング符号は、送信したい情報ビット(データビット)に冗長ビット(チェックビット)を付加したものであり、ある整数mに対し、
符号長:n=2m−1
情報数:k=n−m
で構成される。ここで、情報数kは、情報ビットのビット数であり、符号長nは、1つの符号を構成するビット数である。
先ず、コントローラ39は、第1〜第7磁気抵抗素子31〜37からの二値化信号S1〜S7を受信すると、ステップ101において、各磁気抵抗素子31〜37から出力された二値化信号の組み合わせと予めメモリ39aに格納された検査行列H(検査行列の転置行列HT)とをXOR(exclusive OR)演算し、シンドロームを求める(図20参照)。ステップ101においてシンドロームがゼロベクトル(0,0,0)であった場合、コントローラ39は、二値化信号S1〜S7の組み合わせに誤りはないと判断し、ステップ102に移行する。ステップ102において、コントローラ39は、各磁気抵抗素子31〜37から出力された二値化信号S1〜S7の組み合わせに基づいてマグネット23の位置を判断する。そして、コントローラ39は、その判断結果(検出結果)に基づいて、図示しない車両の自動変速機の接続状態を切り替える。
まず、シフトレバー3が中立位置Tに保持されている状態において、磁気抵抗素子31〜37が正常に動作している場合を想定する。この場合、図20に示すように、第1〜第7磁気抵抗素子31〜37から出力される二値化信号S1〜S7は、「0」「0」「1」「1」「0」「1」「0」となり、その二値化信号S1〜S7の組み合わせに基づいて生成されるシンドロームは、ゼロベクトル(0,0,0)となる。この場合、コントローラ39は、二値化信号S1〜S7の組み合わせに基づいてマグネット23の位置を判断し、図示しない車両の自動変速機の接続状態を切り替える。
(1)複数の磁気抵抗素子31〜37の検知面に作用する磁界の方向に応じて出力される二値化信号の組み合わせに基づいて、マグネット23が複数の所定位置のうち何れにあるかが検出される。複数の磁気抵抗素子31〜37は、マグネット23の着磁方向に対して交差する平面(移動平面Q)に沿って設けられるため、シフト装置1における操作位置検出装置20の集中化が図られる。即ち、従来のように、各方向に対応する被検出体(例えばマグネット9を別々に設ける必要がない。よって、当該シフト装置1の小型化が可能となる。また、複数の磁気抵抗素子31〜37は、それらから出力される二値化信号の組み合わせが、ハミング符号に準拠したものとなるように配置されており、このことからマグネット23の位置に対する二値化信号の組み合わせの誤りが訂正される。その際、コントローラ39は、第1〜第7磁気抵抗素子31〜37から出力された二値化信号S1〜S7の組み合わせが、マグネット23の各位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断する。そして、コントローラ39は、該出力された二値化信号S1〜S7の組み合わせがマグネット23の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、出力された二値化信号S1〜S7の組み合わせに基づいて生成した誤り信号位置情報(重み付け値)に基づいて、マグネット23の位置に対する二値化信号S1〜S7の組み合わせの誤りを訂正する。従って、マグネット23の各位置に対する二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、マグネット23の位置に対する二値化信号S1〜S7の組み合わせの誤りが訂正される。このため、例えば磁気抵抗素子31〜37の故障やノイズ等によって1つの磁気抵抗素子31〜37から出力された二値化信号が変化(反転)してしまった場合であれば、該二値化信号の変化が訂正され、コントローラ39は、マグネット23の位置を正確に検出することができる。即ち、1つの磁気抵抗素子31〜37から出力される二値化信号S1〜S7の誤りに対する冗長性を確保することができる。従って、この操作位置検出装置20を用いることにより、1つのセンサエレメントの故障に対する冗長性及びシフト装置1の検出信頼性を確保しつつ、小型化を図ることが可能となる。
・上記実施の形態では、第2磁気センサモジュール25の第4〜第7磁気抵抗素子34〜37は、第1磁気センサモジュール24の第1〜第3磁気抵抗素子31〜33の検出信号の正負をそれぞれ反転した値の検出信号を出力するように構成したが、二値化信号の組み合わせが少なくともハミング符号に準拠するように設けることが可能であれば、第1〜第7磁気抵抗素子31〜37の磁束の方向に対する検出特性や、配置は適宜変更可能である。
・上記実施の形態では、各磁気抵抗素子31〜33,34〜37の間の間隔が一定となるように配置したが、このような態様に限定されず、シフトパターンに応じて適宜変更してもよい。
・上記実施の形態では、マグネット23の磁気センサモジュール24側をS極、それとは反対側をN極としたが、逆方向に着磁してもよい。
・上記実施の形態では、上述した式(9)に基づいて算出される重み付け値(図17参照)をメモリ39aに記憶したが、このような態様に限定されない。例えば、マグネット23の位置に対応する二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する単一誤りの二値化信号の組み合わせそのもの(図18参照)をメモリ39aに記憶してもよい。この場合、入力された二値化信号S1〜S7の組み合わせを、このメモリ39aに記憶されている二値化信号の組み合わせと比較し、該比較した結果に基づいて、入力された二値化信号S1〜S7の組み合わせが、マグネット23の各位置に対応する二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断する。
・上記実施の形態では、シフト装置1のシフトレバー3にパーキングスイッチ3bを設けたが、例えばインストルメントパネル等にパーキングスイッチを設けるようにしてもよい。
(イ)操作位置検出装置において、前記演算手段は、前記出力された二値化信号の組み合わせに基づいて生成した前記誤り信号位置情報に基づいて、前記被検出体の各所定位置に対する前記二値化信号の組み合わせの2つの二値化信号の誤りを検知すること。本発明によれば、二値化信号の組み合わせの2つの誤りを検知することができるため、このことから2つの磁気検出手段が故障してしまったことを検知することができる。
Claims (5)
- 操作部材の操作に伴い複数の所定位置間を移動可能に設けられるとともにその移動方向に交差する方向に着磁された被検出体と、
前記着磁方向に対して交差する平面に沿って複数設けられるとともに前記被検出体の位置に応じてそれぞれに付与される磁束の方向に応じた二値化信号を出力する磁気検出手段と、
複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせに基づいて前記被検出体の位置を求める演算手段とを備え、
前記複数の磁気検出手段は、前記二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の位置情報である位置符号と、前記被検出体の各所定位置に固有の前記二値化信号の組み合わせの1つの二値化信号の誤りを訂正するための誤り訂正符号とを含むハミング符号に準拠したものとなるように設けられ、
前記演算手段は、複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断し、該出力された二値化信号の組み合わせが前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、前記出力された二値化信号の組み合わせに基づいて生成した前記被検出体の各所定位置に対応する前記二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、前記二値化信号の組み合わせの誤り信号位置を特定し、この特定された信号位置の二値化信号を訂正し、
さらに、前記二値化信号を対応する磁気検出手段に応じて重み付けしたものを加算することにより、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせのみに関連付けられた第1の重み付け値と、同じく前記二値化信号を対応する磁気検出手段に応じて重み付けしたものを加算することにより、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるとともに、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して2つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせでもある二値化信号の組み合わせに関連付けられた第2の重み付け値とを記憶する記憶手段を備え、
前記演算手段は、複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号を対応する磁気検出手段に応じて重み付けしたものを加算して重み付け値を算出し、該算出した重み付け値が、前記第1の重み付け値である場合に、前記出力された二値化信号の組み合わせが前記被検出体の位置に対応する二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせであると判断することを特徴とする操作位置検出装置。 - 操作部材の操作に伴い複数の所定位置間を移動可能に設けられるとともにその移動方向に交差する方向に着磁された被検出体と、
前記着磁方向に対して交差する平面に沿って複数設けられるとともに前記被検出体の位置に応じてそれぞれに付与される磁束の方向に応じた二値化信号を出力する磁気検出手段と、
複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせに基づいて前記被検出体の位置を求める演算手段とを備え、
前記複数の磁気検出手段は、前記二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の位置情報である位置符号と、前記被検出体の各所定位置に固有の前記二値化信号の組み合わせの1つの二値化信号の誤りを訂正するための誤り訂正符号とを含むハミング符号に準拠したものとなるように設けられ、
前記演算手段は、複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断し、該出力された二値化信号の組み合わせが前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、前記出力された二値化信号の組み合わせに基づいて生成した前記被検出体の各所定位置に対応する前記二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、前記二値化信号の組み合わせの誤り信号位置を特定し、この特定された信号位置の二値化信号を訂正し、
さらに、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせと、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるとともに、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して2つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせでもある二値化信号の組み合わせとを記憶する記憶手段を備え、
前記演算手段は、前記出力された二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、該出力された二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであると判断することを特徴とする操作位置検出装置。 - 操作部材の操作に伴い複数の所定位置間を移動可能に設けられるとともにその移動方向に交差する方向に着磁された被検出体と、
前記着磁方向に対して交差する平面に沿って複数設けられるとともに前記被検出体の位置に応じてそれぞれに付与される磁束の方向に応じた二値化信号を出力する磁気検出手段と、
複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせに基づいて前記被検出体の位置を求める演算手段とを備え、
前記複数の磁気検出手段は、前記二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の位置情報である位置符号と、前記被検出体の各所定位置に固有の前記二値化信号の組み合わせの1つの二値化信号の誤りを訂正するための誤り訂正符号とを含むハミング符号に準拠したものとなるように設けられ、
前記演算手段は、複数の前記磁気検出手段から出力された二値化信号の組み合わせが、前記被検出体の各所定位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの二値化信号の誤りを有する二値化信号の組み合わせであるか否かを判断し、該出力された二値化信号の組み合わせが前記被検出体の位置に対応する正常な二値化信号の組み合わせに対して1つの誤りを有する二値化信号の組み合わせである場合に、前記出力された二値化信号の組み合わせに基づいて生成した前記被検出体の各所定位置に対応する前記二値化信号の組み合わせの1つの誤り信号に一対一で対応する誤り信号位置情報に基づいて、前記二値化信号の組み合わせの誤り信号位置を特定し、この特定された信号位置の二値化信号を訂正し、
複数の前記磁気検出手段は、前記被検出体の着磁方向から見て、重なるように配置された2つの磁気検出手段を含むことを特徴とする操作位置検出装置。 - 前記被検出体は、第1の方向と、該第1の方向に直交する第2の方向とに移動可能に設けられ、
前記磁気検出手段は、前記第1の方向及び前記第2の方向に沿って、それぞれ複数設けられることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の操作位置検出装置。 - シフトゲートに沿って設定された複数の操作位置に操作される操作部材と、該操作部材の操作位置を検出する操作位置検出装置とを備え、該操作位置検出装置の検出結果に基づいて車両の変速機の接続状態を切り替えるシフト装置であって、
請求項1〜4の何れか1項に記載の前記操作位置検出装置を備えることを特徴とするシフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008144953A JP5021563B2 (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 操作位置検出装置及びシフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008144953A JP5021563B2 (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 操作位置検出装置及びシフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009293954A JP2009293954A (ja) | 2009-12-17 |
JP5021563B2 true JP5021563B2 (ja) | 2012-09-12 |
Family
ID=41542266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008144953A Expired - Fee Related JP5021563B2 (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 操作位置検出装置及びシフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5021563B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5373654B2 (ja) * | 2010-02-04 | 2013-12-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | 操作位置検出装置 |
JP2011163783A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Tokai Rika Co Ltd | 操作位置検出装置 |
JP2011221793A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Tokai Rika Co Ltd | 位置検出装置及びシフトレバー装置 |
CN114857252B (zh) * | 2022-05-06 | 2023-09-19 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种集成整车灯光控制功能的怀挡电子换挡器和控制方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562319Y2 (ja) * | 1984-04-16 | 1998-02-10 | 日本電気株式会社 | 位置検出器 |
JPS625733A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 復号方法および復号回路 |
JPH01165099A (ja) * | 1987-04-14 | 1989-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
JPH04190102A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-08 | Yokogawa Electric Corp | 回転数検出器 |
JP3175054B2 (ja) * | 1991-03-06 | 2001-06-11 | 株式会社ニコン | 誤り訂正・検出機能付ロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダ |
JP4521125B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2010-08-11 | 株式会社 ソキア・トプコン | アブソリュートエンコーダ用ディスク |
JP2003154869A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-05-27 | Tokai Rika Co Ltd | シフト装置 |
JP2004361119A (ja) * | 2003-06-02 | 2004-12-24 | Nippon Soken Inc | 回転角度検出装置 |
JP4836543B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-12-14 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット |
JP4790378B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2011-10-12 | 津田工業株式会社 | シフトレバーユニット、及び自動車用の変速システム |
JP2007188591A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Fujitsu Ltd | データ読出し用増幅回路及びそれを備えた半導体記憶装置並びに読出しデータのデータ判定方法 |
JP4899556B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2012-03-21 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体集積回路 |
JP2007278720A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Tokai Rika Co Ltd | 位置検出装置及びシフト装置 |
JP4964581B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-07-04 | 津田工業株式会社 | シフトレバー装置用シフトポジション検出装置 |
-
2008
- 2008-06-02 JP JP2008144953A patent/JP5021563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009293954A (ja) | 2009-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4629591B2 (ja) | シフト装置 | |
JP5048574B2 (ja) | 操作位置検出装置及びシフト装置 | |
JP5021563B2 (ja) | 操作位置検出装置及びシフト装置 | |
JP6659416B2 (ja) | 車両用シフト装置 | |
JP2011080839A (ja) | 位置検出装置及びシフト装置 | |
JP2007278720A (ja) | 位置検出装置及びシフト装置 | |
JP2009115645A (ja) | 移動体位置検出装置 | |
JP2009541716A (ja) | 舵角を求める方法および装置 | |
JP6420687B2 (ja) | 位置検出装置 | |
CN109959331B (zh) | 多冗余位置传感器装置 | |
JP2000148352A (ja) | 選択スイッチにより得られる位置の確実な位置検知のための方法、選択スイッチおよび選択装置 | |
JP2008101932A (ja) | 磁気式位置検出装置 | |
JP2011013187A (ja) | 位置検出装置及びシフト装置 | |
JP6806542B2 (ja) | シフトレバー装置 | |
JP2010107376A (ja) | 位置検出装置 | |
US11022463B2 (en) | Position sensor and shift lever device | |
US10436605B2 (en) | Apparatus and method for distinguishing data of a plurality of multidimensional magnetic field sensors | |
JP6595107B2 (ja) | 車両用入力装置 | |
JP4921398B2 (ja) | 操作位置検出装置及びシフト装置 | |
US20200096307A1 (en) | Position detection device | |
JP4733590B2 (ja) | コラムシフト装置 | |
JP2009016262A (ja) | 多方向操作装置 | |
JP4836543B2 (ja) | シフトレバーユニット | |
JP2019064312A (ja) | シフトレバー位置検出装置 | |
CN107806513B (zh) | 一种位置传感器及换档装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5021563 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |