JP2008062664A - シフトレバーユニット - Google Patents

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Koji Uchida
孝二 内田
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Tsuda Industries Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0204Selector apparatus for automatic transmissions with means for range selection and manual shifting, e.g. range selector with tiptronic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection

Abstract

【課題】電子式のシフトレバーユニットにおいて、操作ストローク等、シフトレバーの操作仕様を幅広く設定し得る設計自由度を高めたシフトレバーユニットを提供すること。
【解決手段】シフトレバーユニット1の位置検知手段3は、検知センサ31を配置したセンサ基板35と、検知センサ31により検知可能な反応領域351を配置してなり、センサ基板35に対面する状態を維持しながら変位する従動プレート32とを有している。従動プレート32は、シフトレバーから剛性高く延設された連結部に係合する係合部323を設けてなる。係合部323は、予め設定した所定の操作範囲内のシフトレバーの操作に応じた連結部の変位を許容することで従動プレート32が変位せず、所定の操作範囲を超えるシフトレバーの操作に応じた連結部の変位に従動して従動プレート32が変位するように構成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフトポジションに応じて電気的なポジション信号を出力するシフトレバーユニットに関する。
従来より、シフトレバーユニットとしては、例えば、略直交する2方向に沿ってシフトレバーを操作可能に構成したことにより、大文字のH字状や小文字のh字状のシフトパターンを実現したものがある。さらに、シフトレバーユニットとしては、例えば、シフトレバーの操作位置であるシフトポジションに応じて電気的なポジション信号を出力する電子式のものがある。そして、このような電子式のシフトレバーユニットとしては、シフトレバーの操作に応じて変位する従動プレートを含む位置検知手段を備えたものがある。
位置検知手段は、例えば、光や磁気等を検知する検知センサを利用して上記従動プレートの変位位置を検知している。位置検知手段としては、例えば、所定方向に変位可能な状態で上記従動プレートを収容する第1のホルダ部材と、上記所定方向と直交する方向に変位可能な状態で上記第1のホルダ部材を収容する第2のホルダ部材とを組み合わせたものがある(特許文献1参照。)。このような位置検知手段によれば、上記従動プレートと上記第1のホルダ部材との第1の収容構造、及び上記第1のホルダ部材と上記第2のホルダ部材との第2の収容構造よりなる2重の収容構造に基づいて、上記シフトレバーの操作に伴う上記従動プレートの変位精度を向上でき、該従動プレートを介した上記シフトポジションの検知精度を向上し得る。
しかしながら、上記従来の電子式のシフトレバーユニットでは、次のような問題がある。すなわち、シフトレバーの操作位置と従動プレートの変位位置とが1対1に対応付けされているため、操作ストローク等、上記シフトレバーについて設定する操作仕様に応じて上記従動プレートの変位ストローク等が変動するおそれがある。そして、上記従動プレートの変位ストローク等が変動すると、上記検知センサの配置仕様等、上記位置検知手段側の設計変更が不可避となるおそれがある。それ故、上記電子式のシフトレバーユニットでは、シフトレバーの操作仕様に幅広く対応することが難しいおそれがあるという問題がある。
特開2004−138235号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、電子式のシフトレバーユニットにおいて、操作ストローク等、上記シフトレバーの操作仕様を幅広く設定し得る設計自由度を高めたシフトレバーユニットを提供しようとするものである。
本発明は、複数のシフトポジションのいずれかを選択するためのシフトレバーと、該シフトレバーにより選択した上記シフトポジションを検知する位置検知手段とを含み、上記シフトポジションに応じたポジション信号を出力するように構成したシフトレバーユニットであって、
上記位置検知手段は、少なくとも1個以上の検知センサを配置したセンサ基板と、
上記検知センサにより検知可能な反応領域を配置してなり、上記センサ基板に対面する状態を維持しながら変位する従動プレートと、を備え、
該従動プレートは、上記シフトレバーから剛性高く延設された連結部に係合する係合部を設けてなり、
該係合部は、予め設定した所定の操作範囲内の上記シフトレバーの操作に応じた上記連結部の変位を許容することで上記従動プレートが変位せず、かつ、当該所定の操作範囲外の上記シフトレバーの操作に応じた上記連結部の変位に従動して上記従動プレートが変位するように構成してあることを特徴とするシフトレバーユニットにある(請求項1)。
本発明のシフトレバーユニットにおける上記従動プレートは、上記シフトレバーから剛性高く延設された上記連結部に係合する上記係合部を有している。この係合部は、予め設定した上記所定の操作範囲内の上記シフトレバーの操作に応じた上記連結部の変位を許容するように構成してある。したがって、上記従動プレートは、上記係合部と上記連結部との係合構造に基づき、上記所定の操作範囲を除く上記シフトレバーの変位に従動し、上記所定の操作範囲内における上記シフトレバーの変位には従動しない。
上記係合部と上記連結部との係合構造によれば、上記シフトレバーの操作に従動する上記連結部の変位位置と、上記従動プレートの変位位置との間の関係に、非線形な関係を設けることができる。すなわち、上記連結部の変位ストローク中に、上記従動プレートが従動しない非従動領域と、上記従動プレートが従動する従動領域とを設定することができる。上記シフトレバーユニットでは、上記係合部と上記連結部との係合構造を調整することで、上記非従動領域の設定を変更でき、該非従動領域に対応する上記所定の操作範囲の設定を変更可能である。
そのため、上記シフトレバーユニットでは、例えば、操作ストローク等、上記シフトレバーの操作仕様を設定変更した際にも、上記所定の操作範囲の設定変更により対応できる可能性がある。すなわち、該所定の操作範囲の設定変更により上記非従動領域の設定を変更すれば、上記のようにシフトレバーの操作仕様を変更した場合にも、上記位置検知手段に対する影響を抑制し得る。このように上記位置検知手段に対する影響を抑制できれば、上記シフトレバーの操作仕様の変更に応じて必要となるおそれがある上記位置検知手段の設計変更を最小限に抑制し得る。
一般に、上記連結部の変位ストロークは、上記シフトレバーの機械的な構成に基づいて決定されることが多い。一方、上記センサ基板に対する上記従動プレートの相対的な変位ストロークは、上記検知センサの検知分解能などの検知仕様に基づいて決定されることが多い。上記所定の操作範囲を利用すれば、上記連結部の変位ストロークの仕様と、上記従動プレートの変位ストロークに対する要求仕様との違いをある程度、吸収でき、両者を高次元に両立し得る可能性がある。
上記シフトレバーユニットによれば、上記所定の操作範囲を設定したことにより、上記位置検知手段側の設計仕様とは独立して、操作ストローク等、上記シフトレバーの操作仕様を変更し得る。したがって、上記シフトレバーユニットは、上記シフトレバーの操作仕様の設定変更が容易な設計自由度の高いものとなり得る。
以上のように、本発明のシフトレバーユニットは、上記シフトレバーの操作仕様を幅広く設定し得るよう、設計自由度を高く確保したものである。
本発明において、上記連結部が上記シフトレバーから剛性高く延設されていることの意味は、上記シフトレバーの操作に上記連結部が従動すること、すなわち、上記シフトレバーの操作位置に応じて上記連結部の変位位置が一意に決定され得ることにある。上記連結部としては、上記シフトレバーの一部であっても良く、上記シフトレバーに対して剛性高く接続されたリンク部材の一部であっても良い。
また、上記各シフトポジションとしては、2次元的に配置したものであっても良い。
また、上記検知センサにより上記反応領域を検知する方法としては、例えば、渦電流式非接触変位計(ギャップセンサ)である上記検知センサを用いて導電材料よりなる上記反応領域を検知する方法や、磁気センサである上記検知センサを用いて着磁した上記反応領域を検知する方法等がある。
また、上記係合部は、上記連結部を収容する長孔状の収容溝を設けてなり、
上記連結部は、上記所定の操作範囲内の上記シフトレバーの操作に応じて上記収容溝の溝方向に沿って進退するように構成してあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記収容溝内を上記連結部が進退する構造により、上記シフトレバーに上記従動プレートが従動しない上記所定の操作範囲を設定することができる。そして、当該所定の操作範囲を越えて上記シフトレバーを操作した際には、上記収容溝における上記溝方向の内壁面と上記連結部との当接により、上記シフトレバーに従動して上記従動プレートを確実性高く変位させることができる。このとき、上記シフトレバーユニットにおける上記従動プレートの上記溝方向の変位ストロークは、上記連結部の上記溝方向の変位ストロークから、上記収容溝の溝方向の寸法を差し引いた量となる。
また、上記収容溝の溝方向の一方に向けて上記従動プレートを付勢するプレート付勢手段を備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記シフトレバーが上記所定の操作範囲内にあるとき、上記従動プレートを上記溝方向の一方に押し付けることができる。それ故、上記シフトレバーが上記所定の操作範囲内にあるときの上記従動プレートの位置を一意に決定し得るようになる。
また、上記シフトポジションとしては、上記シフトレバーの基準位置であるホームポジションを設定してあり、
当該ホームポジションに復帰するように上記シフトレバーを付勢するポジション復帰手段を備えており、
上記プレート付勢手段は、上記ホームポジションに対応する位置に向けて上記従動プレートを付勢するように構成してあることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記シフトレバーの操作過程において、上記基準位置である上記ホームポジションに対応して上記従動プレートが位置する滞在時間を長く設定できる。例えば、上記ホームポジションを始点とし、他のシフトポジションを経由して目的のシフトポジションを選択するような場合、当該他のシフトポジションに対応する位置に上記従動プレートが位置する滞在時間を相対的に短縮できる。当該滞在時間を短縮できれば、上記目的のシフトポジションを確実性高く検知し得る。
上記他のシフトポジションの誤検知を確実性高く回避できるよう、例えば、当該シフトポジションの滞在時間に対してしきい値を設ける場合がある。しかるに、しきい値として設定した時間の長さに応じて、上記シフトポジションの検知に要する時間が長くなるおそれがある。上記のように、上記他のシフトポジションに位置する滞在時間を短縮できれば、上記しきい値としての時間を短く設定し得る。そして、この場合には、上記シフトポジションの検知に要する時間を短縮することが可能になり、上記シフトレバーユニットによるシフト操作感を向上し得る。
また、略直交する2方向に変位可能な状態で上記従動プレートを支持するプレートホルダと、
該プレートホルダに対する上記従動プレートの変位方向を規制するための規制部材とを備えており、
上記プレートホルダは、上記従動プレートが変位する上記略直交する2方向のうちの一方に沿って形成した溝状のホルダ溝を、上記従動プレートに対面する支持面に設けてなり、
上記従動プレートは、上記略直交する2方向のうちの他方に沿って形成した溝状のプレート溝を、上記支持面に対面するガイド面に設けてなり、
上記規制部材は、上記ホルダ溝に収容された状態で当該ホルダ溝の溝方向に進退し得る軸状のガイドレールを含むホルダ係合部と、上記プレート溝に収容された状態で当該プレート溝の溝方向に進退し得る軸状のガイドレールを含むプレート係合部とを組み合わせてなることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記ホルダ溝と上記ホルダ係合部との係合構造、及び上記プレート溝と上記プレート係合部との係合構造に基づいて、上記従動プレートが変位し得る方向を精度良く規制することができる。上記のような係合構造によれば、上記ホルダあるいは上記従動プレート等の寸法公差のばらつきや、環境変化による寸法変化や、歪み等による経時的な寸法変化等の影響を受ける度合いを抑制できる。
上記係合構造によれば、長期間の使用期間に渡って、上記従動プレートの変位精度を良好に維持できる。それ故、上記シフトレバーユニットによれば、長期間の使用期間に渡って上記シフトポジションを精度高く検知でき、上記シフトレバーの操作感を良好に維持することができる。
特に、上記規制部材では、上記ホルダ係合部の上記ガイドレールが上記ホルダ溝に収容されているため、上記ホルダ溝に沿って上記従動プレートが変位する精度を高めることができる。同様に、上記プレート係合部の上記ガイドレールが上記プレート溝に収容されているため、上記プレート溝に沿って上記従動プレートが変位する精度を高めることができる。
また、上記ホルダ溝及び上記プレート溝は2本ずつ設けてあり、上記ホルダ係合部及び上記プレート係合部は、上記ガイドレールを2本ずつ有していることが好ましい。
この場合には、2本の上記ガイドレールよりなる上記ホルダ係合部と、2本の上記ホルダ溝との組み合わせにより、上記ホルダ溝に沿って上記従動プレートが変位する精度を一層、高めることができる。また、2本の上記ガイドレールよりなる上記プレート係合部と、2本の上記プレート溝との組み合わせにより、上記プレート溝に沿って上記従動プレートが変位する精度を一層、高めることができる。
また、上記センサ基板は、2個以上の上記検知センサを配置してなり、
上記従動プレートにおける上記センサ基板に対面する表面には、上記検知センサが検知しない非反応領域と上記反応領域とを組み合わせたセンシング領域を、上記各検知センサ毎に配置したセンシングパターンを設けてあることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記センシングパターンに対して上記センサ基板を対面させることで、上記各検知センサの検知信号を組み合わせた上記ポジション信号を得ることができる。例えば、ハミング符号系列をなすように上記ポジション信号を構成すれば、上記検知センサのいずれかにトラブルを生じた場合等に誤り訂正を実現できる可能性がある。
また、上記検知センサは、磁気を検知する磁気センサであることが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記検知センサを利用して上記従動プレートの位置を非接触で検知でき、機械的な磨耗等による特性の劣化を未然に抑制することができる。したがって、上記検知センサとして上記磁気センサを採用すれば、その優れた初期性能を長期間に渡って維持できる。なお、上記検知センサとしては、上記磁気センサ以外にも、光センサや、接触センサ等、様々なセンサを採用することができる。
(実施例1)
本例は、シフトレバー12を介して選択されたシフトポジションに応じて電気的なポジション信号を出力するシフトレバーユニット1に関する例である。この内容について、図1〜図14を用いて説明する。
本例のシフトレバーユニット1は、図1〜図3に示すごとく、複数のシフトポジションのいずれかを選択するためのシフトレバー12と、該シフトレバー12により選択したシフトポジションを検知する位置検知手段3とを有するものである。このシフトレバーユニット1は、シフトポジションに応じたポジション信号を出力するように構成してある。
このシフトレバーユニット1の位置検知手段3は、少なくとも1個以上の検知センサ31を配置したセンサ基板35と、検知センサ31により検知可能な反応領域351(図10参照。)を配置してなり、センサ基板35に対面する状態を維持しながら変位する従動プレート32とを有している。
この従動プレート32は、シフトレバー12から剛性高く延設された連結部450に係合する係合部323を設けてなる。
この係合部323は、予め設定した所定の操作範囲内のシフトレバー12の操作に応じた連結部450の変位を許容することで従動プレート32が変位せず、かつ、当該所定の操作範囲外のシフトレバー12の操作に応じた連結部450の変位に従動して従動プレート32が変位するように構成してある。
以下、この内容について、詳しく説明する。
本例のシフトレバーユニット1は、図2及び図4に示すごとく、リバースポジション(Rポジション11R)、ニュートラルポジション(Nポジション11N)、ドライブポジション(Dポジション11D)、シフトアップポジション(+ポジション11A)、ホームポジション(Hポジション11H)、及びシフトダウンポジション(−ポジション11S)の各シフトポジションを略H字状のシフトパターンに沿って配置したものである。図4に示すごとく、大文字の”H”の文字をなす線分のうちの垂直方向の左右の線分が、それぞれ、セレクトラインS1、S2を形成している。また、水平方向の線分が切替ラインHLを形成している。
このシフトレバーユニット1では、図2及び図4に示すごとく、+ポジション11A、Hポジション11H、−ポジション11Sの各シフトポジション、及びRポジション11R、Nポジション11N、Dポジション11Dの各シフトポジションを、それぞれ、セレクトラインS1、S2に沿って配置してある。
シフトレバーユニット1は、図2及び図4に示すごとく、シフトレバー12をHポジション11Hに復帰させるポジション復帰手段46を有している。このポジション復帰手段46は、各セレクトラインS1、S2上の略中央の位置に向けてシフトレバー12を付勢する図示しない付勢手段と、切替ラインHLに沿ってHポジション11Hに向けてシフトレバー12を付勢するリターナ460(図6参照。)とを有している。それ故、本例のシフトレバーユニット1では、レバー操作力を開放した際、シフトレバー12が、基準位置であるHポジション11Hに復帰し得る。
このシフトレバーユニット1では、例えば、シフトレバー12がDポジション11Dに操作されるとDポジションに対応するポジション信号が出力され、その後、シフトレバー12が、Nポジション11Nを経由してHポジション11Hに復帰する。
シフトレバーユニット1では、図2、図5〜図7に示すごとく、ユニットハウジング2の上面をなすガイドプレート22からシフトレバー12が突き出している。シフトレバー12の突出方向の先端には、図示しないシフトノブを取り付けてある。ガイドプレート22には、シフトパターンに対応する略H字状のゲート220を設けてある。ガイドプレート22の表面には、各シフトポジションに対応してR、N、D、+、H、−のレタリング文字223をプリントしてある。
ユニットハウジング2は、図2、図5〜図7に示すごとく、上記のごとく水平面に沿う断面が略矩形状を呈する筒状のものである。ユニットハウジング2の略矩形状の断面は、幅方向の寸法が略一定であり、長手方向の寸法が鉛直方向上方に向けて次第に短くなっている。すなわち、ユニットハウジング2は、全体として略台形状を呈しており、一面の外側面23が斜面状に形成され、他の外側面24、25が垂直面により形成されている。斜面状をなす外側面23には、位置検知手段3(本例では、位置検知ブロック3。以下、位置検知ブロック3という。)を配設するための凹状のセンサ取付部230を設けてある。なお、本例のシフトレバーユニット1は、斜面状の外側面23が運転者に面する姿勢で、車両に搭載される。なお、シフトレバーユニット1としては、車載時に外側面23が進行方向を向くものであっても良い。
シフトレバーユニット1は、図1〜図3及び図5〜図7に示すごとく、シフトレバー12の2次元的な操作を実現する回動機構4と、シフトポジションを検知する位置検知ブロック3とを有している。回動機構4は、ユニットハウジング2の内部に収容されている。位置検知ブロック3は、ユニットハウジング2の斜面状の外側面23に設けた上記センサ取付部230に配置してある。ユニットハウジング2における下面、すなわち、ガイドプレート22とは反対側の端面は、開口部26を形成している。この開口部26は、図示しない底板をねじ止めするように構成してある。なお、ねじ止め構造の底板に代えて、スナップフィットなどによる固定構造の底板を採用することもできる。
回動機構4は、図2及び図5〜図7に示すごとく、ユニットハウジング2を幅方向に貫通するシフトシャフト軸41により軸支されてなる。シフトシャフト軸41は、ユニットハウジング2の相互に対面する2面の外側面25に設けたシャフト孔251を貫通している。回動機構4は、シフトシャフト軸41により軸支されたホルダブロック44、シフトレバー12を固定した揺動ブロック43、及び揺動可能な状態で揺動ブロック43を保持するガイドカバー42を有している。
ホルダブロック44は、図2及び図5〜図7に示すごとく、強化プラスチック材料よりなる部材である。ホルダブロック44は、軸芯に沿う貫通孔440を設けた円柱部441と、スリット状の間隙443を有する収容部442とを組み合わせたものである。円柱部441の貫通孔440は、シフトシャフト軸41を貫通配置するように穿孔してある。ホルダブロック44では、円柱部441の外周側、径方向外方に向けて上記収容部442が延設されている。
収容部442においては、図2及び図5〜図7に示すごとく、一対の摺動壁444が対面して上記スリット状の間隙443が形成されている。この間隙443は、シフトシャフト軸41に沿うように形成してある。摺動壁444において円柱部441から径方向に離れて位置する外縁部445は、略円弧形状を呈するように形成してある。本例のシフトレバーユニット1では、略H字状のシフトパターンのうち、切替ラインHLに沿うシフト操作、すなわちHポジション11HとNポジション11Nとの間のシフト操作時のシフトレバー12の回動中心を仮想的に設定してある。上記外縁部445がなす略円弧形状は、この仮想的な回動中心である仮想中心IMを中心としたものである。一対の摺動壁444のうち、組み付け状態において位置検知ブロック3側に位置する摺動壁444には、切り欠き部446を形成してある。この切り欠き部446は、揺動ブロック43との干渉を回避するためのものである。
収容部442は、図2及び図5〜図7に示すごとく、上記間隙443のスリット方向の両端に位置する側壁447を有している。各側壁447の上端面に当たる摺動支持面448は、上記摺動壁444の略円弧状の外縁部445よりも内周側に控えて位置するように形成してある。各摺動支持面448は、上記のごとく略円弧状を呈する外縁部445と同様、上記仮想中心IMを中心とした略円弧状断面を呈するように形成してある。
揺動ブロック43は、図2及び図5〜図7に示すごとく、ホルダブロック44に収容された状態で、上記間隙443のスリット方向に揺動する部材である。本例の揺動ブロック43は、強化プラスチック材料を基にして、シフトレバー12をインサート成形してなる。
シフトレバー12は、鉄材よりなる棒状部材である。シフトレバー12における車室内側の先端は、ドライバーが操作するシフトノブ(図示略)を取り付けるように構成してある。シフトレバー12の他端には、揺動ブロック43を一体的に固定してある。
なお、上記のごとくシフトレバー12をインサート成形するに当たっては、シフトレバー12のインサート部分の外周に、例えば、ローレット等のセレーションを形成しておくのが良い。セレーションは、シフトレバー12の回り止め及び抜け止めとして機能し得る。なお、揺動ブロック43に対するシフトレバー12の固定方法としては、本例のインサート成形による方法のほか、ねじ込み等の固定方法を採用することもできる。
揺動ブロック43は、図2及び図5〜図7に示すごとく、収容部442に収容されるように形成したブロック本体部431と、ブロック本体部431の幅方向両側に延設された摺動アーム部432と、ブロック本体部431の厚さ方向に突出するように形成したリンク部材としてのリンクアーム45とからなる。
ブロック本体部431は、図2及び図5〜図7に示すごとく、上記スリット状の間隙443に対して厚さ方向の寸法をわずかに小さく形成してある。ブロック本体部431の外表面のうち、厚さ方向を向く両側面が、摺動壁444の内周面と摺動する摺動面をなしている。上記収容部442の開口側に位置するブロック本体部431の外周面430は、ホルダブロック44の略円弧状の外縁部445と面一をなす湾曲面を形成している。すなわち、ブロック本体部431の外周面430は、上記仮想中心IMを中心とした略円弧状断面を呈するように形成してある。
ブロック本体部431は、図2及び図5〜図7に示すごとく、上記外周面430からシフトレバー12を突出させている。さらに、この外周面430には、リターナ460を収容するための有底のリターナ孔435を穿孔してある。リターナ孔435は、底側に配置されるコイルばね461と、該コイルばね461により突出方向に付勢されるリタ−ナ460とを収容するように形成してある。本例のシフトレバーユニット1では、セレクトラインS2上にシフトレバー12が位置したとき、リターナ460がさらに底側に押し込まれる(図7に示す状態。)。切替ラインHL上では、リターナ460を突出させようとする付勢力に基づいて、シフトレバー12がHポジション11Hに復帰し得る。
摺動アーム部432は、図2及び図5〜図7に示すごとく、上記ブロック本体部431の外周面430に沿うように延設された湾曲板状の部分である。摺動アーム部432の厚さ方向の両面は、上記仮想中心IMを中心とした略円弧状断面を呈するように形成してある。上記ブロック本体部431の外周面430に連なる表面は、該外周面430と同様の略円弧状断面を呈している。ホルダブロック44の摺動支持面448に対面する表面433は、該摺動支持面448と同様であって、凹凸が逆の略円弧状断面を呈するように構成してある。そして、側壁447と摺動アーム部432とは、凹状の湾曲面である表面433と凸状の湾曲面である摺動支持面448との当接構造を介して、相互に摺動する。
リンクアーム45は、図2及び図5〜図7に示すごとく、ブロック本体部431から厚さ方向に突出し、その先端に連結部450を設けたものである。リンクアーム45は、ホルダブロック44の摺動壁444に設けた切り欠き部446を介して突出するように形成してある。連結部450は、従動プレート32の係合部323に係合するものである。本例の連結部450は、略球状をなすように形成した球状ピボット(以下、球状ピボット450という。)である。なお、リンクアーム45は、シフトレバー12に従動する球状ピボット450がセンサ基板35の表面に沿って変位し得るよう、適宜折り曲げた形状を呈している。
ガイドカバー42は、図2及び図5〜図7に示すごとく、収容部442の間隙443を覆うように形成したものである。ガイドカバー42は、この間隙443を覆う湾曲板状部421と、摺動壁444の外側面に固定可能なように形成した固定部422とを含む。湾曲板状部421の内周面は、収容部442に収容した揺動ブロック43の湾曲凸状の外周面430と同様、上記仮想中心IMを中心とした略円弧状断面を呈するように形成してある。湾曲板状部421の内周面及び揺動ブロック43の外周面430は、相互に当接して摺動する面を形成している。さらに、湾曲板状部421は、シフトレバー12とリターナ460とを貫通させるための貫通孔423を穿孔してなる。
図2及び図4〜図7に示すごとく、揺動ブロック43をホルダブロック44に収容し、ガイドカバー42を組み付けた回動機構4は、シフトシャフト軸41を中心として一体的に回動する。シフトシャフト軸41を中心とした回動によれば、シフトレバー12がセレクトラインS1、S2に沿って回動し得る。ホルダブロック44の間隙443に沿う揺動ブロック43の揺動によれば、シフトレバー12が切替ラインHLに沿って回動し得る。
本例のシフトレバーユニット1では、図2及び図5〜図7に示すごとく、ホルダブロック44の側壁447と揺動ブロック43の摺動アーム部432との摺動構造、及び揺動ブロック43の外周面430とガイドカバー42の湾曲板状部421との摺動構造等に基づいて、揺動ブロック43の揺動軌跡を規制してある。上記のごとく、側壁447の摺動支持面448、摺動アーム部432の表面433、揺動ブロック43の外周面430、及び湾曲板状部421の内周面は、全て、上記仮想中心IMを中心とした略円弧状断面を呈するように形成してある。それ故、上記摺動構造に基づけば、上記仮想中心IMを中心とした略円弧状の軌跡に沿って揺動ブロック43を揺動させることができる。
次に、位置検知ブロック3は、図1〜図3及び図5に示すごとく、シフトレバー12の操作による従動プレート32の変位位置を検知するように構成したものである。位置検知ブロック3は、ユニットハウジング2の斜面状をなす外側面23に設けたセンサ取付部230に配置するように形成してある。位置検知ブロック3は、検知センサ31(本例では、磁気センサ。以下、磁気センサ31という。)を実装したセンサ基板35と、シフトレバー12の操作に応じて変位する従動プレート32と、センサ基板35と対面する状態を維持しながら従動プレート32を変位可能な状態で支持するプレートホルダ33と、該プレートホルダ33に対する従動プレート32の変位方向を規制する規制部材34と、センサ基板35を支持する基板ホルダ36とを有している。
センサ基板35は、図1、図5及び図9に示すごとく、7個の磁気センサ31を2列に振り分けて実装すると共に、各磁気センサ31の検知信号を組み合わせてポジション信号を生成する信号出力回路(図示略)を形成した略平板状の電子基板である。センサ基板35は、車両側から電気的に延設された車両側コネクタ(図示略)を接続するためのコネクタソケット356を固定してなる。さらに、センサ基板35は、基板ホルダ36の底面から突出するブリッジ361(後述する。)を貫通させるためのスリット359を穿孔してなる。
センサ基板35に実装した各磁気センサ31は、図1、図5及び図9に示すごとく、所定方向に作用する磁界を検知するセンサである。各磁気センサ31は、所定方向の磁界を検出したときにオン信号(1)を出力し、非検出のときにオフ信号(0)を出力する。センサ基板35は、磁気センサ31を実装した実装面350が従動プレート32に対面するように組み付けられる。なお、本例では、上記磁気センサ31としてホール効果ICを用いた。これに代えて、磁気センサ31として、磁気抵抗素子、ホール素子等を採用することもできる。
図示しない信号出力回路は、上記7個の磁気センサ31の検知信号を組み合わせてポジション信号(図14参照。)を生成する回路である。この信号出力回路が生成するポジション信号は、コネクタソケット356を介して車両側に出力される。
従動プレート32は、図1、図2、図5及び図9に示すごとく、樹脂材料にフェライト粉末等を混入して練り込んだプラスチックマグネット材料よりなる。従動プレート32は、このプラスチックマグネット材料を射出成型してなる略平板矩形状の部材である。従動プレート32は、上記リンクアーム45の球状ピボット450を収容する中空四角柱状の係合部323を、プレートホルダ33側の表面であるガイド面321の略中央に設けてなる。特に、本例の係合部323は、球状ピボット450の進退を可能とした長孔状の収容溝323Mを有している。
従動プレート32は、図1、図5及び図8に示すごとく、係合部323の長手方向に略直交する方向に延設された凹溝状のプレート溝320を2本、有している。2本のプレート溝320は、互いに略平行をなし、その間隙の中間に係合部323が位置するように形成してある。各プレート溝320は、略矩形状を呈する略一定断面を呈するものである。
従動プレート32は、図1及び図9〜図13に示すごとく、センサ基板35の実装面350に対面する表面にセンシングパターン355を形成してなる。センシングパターン355は、磁気センサ31で検知可能な反応領域351と、磁気センサ31が検知しない非反応領域352とを組み合わせたものである。反応領域351はS極に着磁した領域であり、非反応領域351はN極に着磁した領域である。なお、センシングパタ−ン355の詳しい構成については、後述する。
プレートホルダ33は、図1、図3、図5及び図8に示すごとく、プラスチック材料よりなる略矩形平板状の部材である。プレートホルダ33は、規制部材34を介在して従動プレート32を収容するように形成した凹状のプレート収容部331を有している。このプレート収容部331の底面をなす支持面332の略中央には、従動プレート32の係合部323を貫通配置するための貫通窓335を穿孔してある。貫通窓335は、球状ピボット450に従動する係合部323の変位を許容できるよう、係合部323よりもひと周り大きく形成してある。さらに、プレートホルダ33は、貫通窓335に隣接する位置に、従動プレート32を付勢するためのプレート付勢手段37を有している。
ここで、図8中の符号450Hは、Hポジション11Hに対応する球状ピボット450の位置を示している。また、符号450Nは、Nポジション11Nに対応する球状ピボット450の位置を示している。 同図中の符号450Hから符号450Nまでの変位ストロークをL1、係合部323の収容溝323Mの長手方向の寸法をL2とする。球状ピボット450の変位ストロークL1のうち、L2で示す範囲(符号450Hから符号450Mの範囲。)は従動プレート32が従動しない非従動領域となり、残りの範囲(符号450Mから符号450Nの範囲。)は従動プレート32が従動し得る従動領域となる。したがって、従動プレート32の変位ストロークは(L1−L2)となる。このように、本例の位置検知ブロック3では、係合部323の収容溝323Mの長手方向の寸法L2を調整することで、球状ピボット450の変位ストロークによらず、従動プレート32の変位ストロークを自在に調整可能である。
プレート付勢手段37は、図8に示すごとく、係合部323の側面に当接し、その当接方向に進退するように構成した付勢プレート371と、該付勢プレート371を付勢する付勢スプリング372と、貫通窓335に連通するよう、支持面332に設けた凹溝状の窪み部375とを含んでいる。プレート付勢手段37は、圧縮状態で窪み部375に配置した付勢スプリング372の付勢力により、貫通窓335に貫通配置された係合部323を付勢する。プレート付勢手段37は、窪み部375の長手方向に沿って係合部323を付勢する。
貫通窓335を貫通する係合部323は、図4及び図8に示すごとく、その長手方向がプレート付勢手段37の付勢方向に沿っている。Hポジション11Hを含むセレクトラインS1にシフトレバー12が位置したとき、プレート付勢手段37の付勢力に応じて係合部323が窪み部375から離れて位置し得る。Nポジション11Nを含むセレクトラインS2にシフトレバー12が位置したとき、プレート付勢手段37の付勢力に対抗して係合部323が窪み部375側に位置し得る。
プレート収容部331の底面である支持面332には、図1、図8及び図9に示すごとく、貫通窓335を挟んで略平行をなして位置する2本のホルダ溝330を設けてある。このホルダ溝330は、プレート付勢手段37による付勢方向に沿って延設してある。各ホルダ溝330は、略矩形状を呈する略一定断面を呈している。なお、位置検知ブロック3では、従動プレート32のプレート溝320と、プレートホルダ33のホルダ溝330とが略直交している。
規制部材34は、図1、図8及び図9に示すごとく、プラスチック材料よりなる。規制部材34は、従動プレート32のプレート溝320に係合するプレート係合部342と、プレートホルダ33のホルダ溝330に係合するホルダ係合部341とを組み合わせた井桁状の部材である。プレート係合部342は、プレート溝320に収容できる程度に、プレート溝320の断面形状に略一致した断面形状の棒状の2本のガイドレール342Rよりなる。各ガイドレール342Rは、プレート溝320に収容された状態で、該プレート溝320の延設方向に沿って進退可能なように構成してある。ホルダ係合部341は、ホルダ溝330に収容できる程度に、ホルダ溝330の断面形状に略一致した断面形状の棒状の2本のガイドレール341Rよりなる。各ガイドレール341Rは、ホルダ溝330に収容された状態で、該ホルダ溝330の延設方向に進退可能なように構成してある。
位置検知ブロック3では、図1、図8及び図9に示すごとく、プレート溝320に沿うガイドレール342Rの進退により、ブリッジ361の延設方向に沿う従動プレート32の変位が許容される。また、ホルダ溝330に沿うガイドレール341Rの進退により、係合部323の長手方向に沿う従動プレート32の変位が許容される。
基板ホルダ36は、図1及び図5に示すごとく、センサ基板35を収容して保持するものである。基板ホルダ36は、その底面から突出するように設けた断面凸状のブリッジ361を有している。ブリッジ361は、センサ基板35に穿孔したスリット359を貫通するように形成してある。スリット359を貫通したブリッジ361は、磁気センサ31の上面に当たるセンサ面をわずかに超えて突出している。従動プレート32に向けて突出し、該従動プレート32と当接するブリッジ361によれば、従動プレート32とセンサ基板35との間の隙間を略一定に保持し得る。
次に、従動プレート32に設けたセンシングパターン355について説明する。センシングパターン355は、図9〜図13に示すごとく、各磁気センサ31に対応する7領域のセンシング領域350を組み合わせたものである。なお、図11は、センサ番号2の磁気センサ31に対応するセンシング領域350のみを抜き出して示したものである。また、図10〜図13の各図は、図9における矢印方向、すなわち運転者側から見たセンサ基板35とセンシングパターン355との重なり状態を示す図である。
各センシング領域350は、反応領域351と非反応領域352とを3行2列の2次元アレイ状に配置したものである。反応領域351はS極に着磁した領域であり、非反応領域352はN極に着磁した領域である。各磁気センサ31は、反応領域351に対面したときにオン信号(1)を出力し、上記非反応領域352に対面したときにオフ信号(0)を出力する。
ここで、センサ番号2の磁気センサ31を例として、センシング領域350の構成について図11を用いて説明する。同図のセンシング領域350は、4領域の反応領域351と2領域の非反応領域352とを各シフトポジションに対応して配置したものである。なお、図11における磁気センサ31の位置は、シフトレバー12がHポジション11H(図2及び図4参照。)に位置したときの位置である。
センシング領域350は、図11に示すごとく、固定された磁気センサ31(同図では、丸囲み数字「2」により位置を示してある。)に対して全体的に変位する。例えば、図2、及び図4に示すごとく、Hポジション11HからNポジション11Nにセレクトラインを切り替えるようにシフトレバー12が図4中の右方向に回動すると、それに伴って、ガイドロッド45先端の球状ピボット450が右方向に回動する。そうすると、球状ピボット450に係合する従動プレート32が図2中の右方向に変位し、センシング領域350全体が同図中の右方向に変位する。これにより、磁気センサ31に対面する領域は、行番号2、列番号2の反応領域351から行番号2、列番号1の非反応領域352に切り替わる。
また、例えば、Hポジション11Hから−ポジション11Sに切り替えるようにシフトレバー12が手前側に操作されると、それに伴って、従動プレート32が鉛直方向下側に変位する。これにより、センシング領域350全体が図11中の下方向に変位し、磁気センサ31に対面する領域が行番号1、列番号2の反応領域351に切り替わる。
このように、各センシング領域350では、図4及び図11に示すごとく、行番号2、列番号1の非反応領域352がNポジション11Nに対応し、行番号1、列番号1の反応領域351がDポジション11Dに対応し、行番号3、列番号1の反応領域351がRポジション11Rに対応し、行番号2、列番号2の反応領域351がHポジション11Hに対応し、行番号1、列番号2の反応領域351が−ポジション11Sに対応し、行番号3、列番号2の非反応領域352が+ポジション11Aに対応している。
本例のシフトレバーユニット1は、図14に示すごとく、各磁気センサ31から取り込んだ出力信号を組み合わせて、上記ポジション信号を出力する。同図では、各行にシフトポジションを表すと共に、各列に磁気センサ31のセンサ番号を示してある。そして、同図では、シフトポジション毎の各磁気センサ31の1(オン信号)、0(オフ信号)の検知信号を示している。本例のポジション信号は、各シフトポジションについて、各磁気センサ31の検知信号を組み合わせたものである。
なお、本例では、図10〜図14に示すごとく、ハミング理論に基づくポジション信号が得られるように各センシング領域350を構成してある。すなわち、本例では、任意の2つのポジション信号の組み合わせについて、7ビット中、少なくとも4ビットのビット値が相違するように各センシング領域350を設定してある。それ故、本例のポジション信号に基づけば、1つの磁気センサ31にトラブルを生じた場合であってもポジション信号を訂正し、正しいポジション信号を出力できる。さらに、2つの磁気センサ31にトラブルを生じても、そのトラブルの発生を検知することができる。なお、上記ポジション信号を訂正する機能や、2つの磁気センサ31にトラブルを生じたことを検知する機能としては、シフトレバーユニット1の一部の機能として構成しても良く、ポジション信号を受信するECU等の機能として構成することもできる。
次に、以上のように構成した本例のシフトレバーユニット1の動作、特に位置検知ブロック3による検知動作について説明する。ここでは、Dポジション11Dを選択する操作を例にして、本例のシフトレバーユニット1の動作を説明する。
基準位置であるHポジション11Hに位置するシフトレバー12(図6に示す状態。)を切替ラインHL(図4参照。)に沿って右側に操作すると、ホルダブロック44の間隙443に沿って揺動ブロック43が揺動し、図7に示す状態となる。その後、Nポジション11NからDポジション11Dに向けて、セレクトラインS2に沿ってシフトレバー12を操作すると、シフトシャフト軸41を中心としてホルダブロック44及び揺動ブロック43が一体的に回動する。
Hポジション11HからNポジション11Nに向けてのシフトレバー12の操作時には、符号450H(図8参照。)に位置した球状ピボット450が、係合部323の収容溝323Mの長手方向を移動し、該収容溝323Mの端部である符号450Mを経て、符号450Nに到達する。
符号450Hから符号450Mへの球状ピボット450の変位は、係合部323の収容溝323Mにより許容され、従動プレート32の変位を伴わない。それ故、符号450Hから符号450Mへの球状ピボット450の変位領域は、従動プレート32が従動しない非従動領域となる。さらに、本例の位置検知ブロック3は、従動プレート32を付勢するプレート付勢手段37を有している。それ故、球状ピボット450が符号450Hから符号450Mの範囲にあるとき、プレート付勢手段37の付勢力により、従動プレート32がHポジション11Hに対応する位置を保持し得る。
さらに、符号450Mを越えて符号450Nに向かって球状ピボット450が変位する際には、収容溝323Mの長手方向の内周壁と球状ピボット450との当接により、プレート付勢手段37の付勢力に対抗して従動プレート32が変位し得る。そして、球状ピボット450が符号450Nに位置したとき、従動プレート32は、Nポジション11Nに対応する位置に変位する。
Nポジション11NからDポジション11Dに向けてのシフトレバー12の操作時には、球状ピボット450が収容溝323Mの長手方向に直交する方向に変位する。従動プレート32は、球状ピボット450の変位に従動し、Dポジション11Dに対応する位置に変位する。従動プレート32がDポジション11Dに位置すると、該Dポジションに応じたポジション信号が出力される。
その後、シフトレバー12に作用する操作力を開放すると、上記ポジション復帰手段46の作用により、シフトレバー12が、セレクトラインS2に沿ってNポジション11Nに変位する。シフトレバー12がセレクトラインS2に沿って変位する際には、球状ピボット450が収容溝323Mの長手方向に直交する方向に変位する。それ故、Dポジション11DからNポジション11Nに至る過程では、シフトレバー12の変位に従動して従動プレート32が変位する。シフトレバー12がNポジション11Nに位置すると、球状ピボット450が図8における符号450Nに位置する。
さらに、Nポジション11NからHポジション11Hに向けてシフトレバー12が復帰する際では、球状ピボット450が符号450Nから符号450Mを経て、符号450Hに向けて変位する。上記のごとく従動プレート32は、プレート付勢手段37により、収容溝323Mの長手方向に沿って付勢されている。球状ピボット450が符号450Nから符号450Mに変位する過程では、プレート付勢手段37の付勢力により、収容溝323Mの長手方向の内周壁と球状ピボット450との当接関係が維持され得る。それ故、この過程では、球状ピボット450の変位に応じて従動プレート32が従動し得る。
球状ピボット450が符号450Nから符号450H側に変位すると、即座に従動プレート32が変位し、Nポジション11Nに対応する位置を離れ、Hポジション11Hに向けて変位し始める。そして、球状ピボット450が符号450Mに達すると、従動プレート32がHポジション11Hに対応する位置に到達する。
Hポジション11Hに対応する位置では、従動プレート32が貫通窓335の縁部に当接する。そのため、球状ピボット450が符号450Mを越えて符号450Hに向けて変位する際には、球状ピボット450が収容溝323Mの内部を前進する。それ故、符号450Mから符号450Hに至る範囲では、シフトレバー12の復帰動作に従動プレート32が従動せず、Hポジション11Hに位置する状態が維持される。
本例のシフトレバーユニット1では、例えば、シフトレバーがHポジション11Hに位置する状態においては、図10に示すごとくセンサ番号2、3、6、7の各磁気センサ31が反応領域351に対面し、センサ番号1、4、5の各磁気センサ31が非反応領域352に対面する。これにより、図14に示すごとくHポジション11Hのポジション信号として「0110011」が出力される。
Dポジション11Dの選択過程において、シフトレバー12がNポジション11Nに位置すると、図12に示すごとく、従動プレート32全体が水平方向に変位する。このとき、センサ番号1、3、4、6の各磁気センサ31が反応領域351に対面し、センサ番号2、5、7の各磁気センサ31が非反応領域352に対面する。ここで、本例のシフトレバーユニット1では、Dポジション11Dの選択過程においてNポジション11Nのポジション信号を出力しないよう、従動プレート32の滞在時間に対してしきい値を設定してある。これにより、上記の状態において、Nポジション11Nのポジション信号が出力されないようにしてある。
その後、シフトレバー12がDポジション11Dに位置すると、図13に示すごとく、従動プレート32全体が、さらに、鉛直方向下側に変位する。このとき、センサ番号1、2、5、6の各磁気センサ31が反応領域351に対面し、センサ番号3、4、7の各磁気センサ31が非反応領域352に対面する。そして、ポジション信号としては、図14に示すごとく、Dポジション11Dのポジション信号である「1100110」が出力される。
本例では、上記のごとく、経由地点であるNポジション11Nの検知を回避するため、従動プレート32が該Nポジション11Nに位置する滞在時間に対して所定のしきい値を設定してある。しかるに、当該所定のしきい値が大きくなると、Nポジション11Nを選択する際、検知に要する時間が長くなりレスポンスが悪化するおそれがある。
そこで、本例のシフトレバーユニット1では、上記のごとく、従動プレート32がNポジション11Nに対応して位置する滞在時間を抑制してある。このシフトレバーユニット1では、Dポジション11Dに向けてシフト操作する過程、あるいはDポジション11DからHポジション11Hに向けて復帰する過程において、Hポジション11Hに位置する時間割合を高く確保でき、経由地点であるNポジション11Nに位置する時間割合を低く抑制し得る。それ故、シフトレバーユニット1では、従動プレート32の滞在時間に対する上記所定のしきい値を低く設定し得る。そして、この所定のしきい値を低く設定したシフトレバーユニット1によれば、シフトポジションの検知に要する時間を短縮でき、シフト操作感を向上し得る。
また、本例のシフトレバーユニット1では、シフトレバー12の操作範囲の中に、従動プレート32が従動しない上記所定の操作範囲を設定してある。このシフトレバーユニット1では、例えば、操作ストローク等、シフトレバー12の操作仕様を設定変更した際にも、上記所定の操作範囲の設定変更により対応できる可能性がある。すなわち、該所定の操作範囲の設定変更により、従動プレート32が従動しない非従動領域の設定を変更すれば、位置検知ブロック3に対する仕様変更の影響を抑制し得る。このように、本例のシフトレバーユニット1は、シフトレバー12の操作仕様の設定変更が容易な設計自由度の高いものである。
以上のように、本例のシフトレバーユニット1によれば、シフトストローク等のシフトレバー12の操作仕様を幅広く変更し得る設計自由度の高いものである。また、このシフトレバーユニット1によれば、シフトポジションを選択する際に必要な検知時間を短縮してレスポンスの向上を図りつつ、シフト操作過程において経由する他のシフトポジションの誤検知を確実性高く回避し得る。
なお、本例のシフトレバーユニット1は、基準位置であるHポジション11Hに復帰するように構成したものである。これに代えて、選択したシフトポジションにシフトレバーが保持されるタイプのシフトレバーユニットであっても良い。
実施例1における、位置検知手段の組み付け構造を示す分解斜視図。 実施例1における、シフトレバーユニットの構造を示す分解組立図。 実施例1における、位置検知ブロックと連結部との係合構造を示す斜視図。 実施例1における、シフトパターンを示す説明図。 実施例1における、シフトレバーユニットの断面構造を示す断面図(セレクトラインに沿う断面。)。 実施例1における、シフトレバーユニットの断面構造を示す断面図(切替ラインに沿う断面。セレクトラインS1が選択された状態。)。 実施例1における、シフトレバーユニットの断面構造を示す断面図(切替ラインに沿う断面。セレクトラインS2が選択された状態。)。 実施例1における、プレート付勢手段を示す説明図。 実施例1における、従動プレートとセンサ基板とが対面する様子を示す説明図。 実施例1における、磁気センサとセンシングパターンとの関係を示す説明図(ホームポジションが選択された状態。)。 実施例1における、センサ番号2の磁気センサとセンシング領域との関係を抜き出して示す説明図。 実施例1における、磁気センサとセンシングパターンとの関係を示す説明図(ニュートラルポジションが選択された状態。)。 実施例1における、磁気センサとセンシングパターンとの関係を示す説明図(ドライブポジションが選択された状態。)。 実施例1における、シフトレバーユニットが出力するポジション信号を示す説明図。
符号の説明
1 シフトレバーユニット
12 シフトレバ−
2 ユニットハウジング
3 位置検知手段(位置検知ブロック)
31 検知センサ(磁気センサ)
32 従動プレート
323 係合部
323M 収容溝
320 プレート溝
33 プレートホルダ
330 ホルダ溝
34 規制部材
341 ホルダ係合部
342 プレート係合部
4 回動機構
41 シフトシャフト軸
43 揺動ブロック
44 ホルダブロック
45 リンクアーム
450 連結部(球状ピボット)
350 センシング領域
351 反応領域
352 非反応領域
355 センシングパターン

Claims (7)

  1. 複数のシフトポジションのいずれかを選択するためのシフトレバーと、該シフトレバーにより選択した上記シフトポジションを検知する位置検知手段とを含み、上記シフトポジションに応じたポジション信号を出力するように構成したシフトレバーユニットであって、
    上記位置検知手段は、少なくとも1個以上の検知センサを配置したセンサ基板と、
    上記検知センサにより検知可能な反応領域を配置してなり、上記センサ基板に対面する状態を維持しながら変位する従動プレートと、を備え、
    該従動プレートは、上記シフトレバーから剛性高く延設された連結部に係合する係合部を設けてなり、
    該係合部は、予め設定した所定の操作範囲内の上記シフトレバーの操作に応じた上記連結部の変位を許容することで上記従動プレートが変位せず、かつ、当該所定の操作範囲外の上記シフトレバーの操作に応じた上記連結部の変位に従動して上記従動プレートが変位するように構成してあることを特徴とするシフトレバーユニット。
  2. 請求項1において、上記係合部は、上記連結部を収容する長孔状の収容溝を設けてなり、
    上記連結部は、上記所定の操作範囲内の上記シフトレバーの操作に応じて上記収容溝の溝方向に沿って進退するように構成してあることを特徴とするシフトレバーユニット。
  3. 請求項2において、上記収容溝の溝方向の一方に向けて上記従動プレートを付勢するプレート付勢手段を備えたことを特徴とするシフトレバーユニット。
  4. 請求項3において、上記シフトポジションとしては、上記シフトレバーの基準位置であるホームポジションを設定してあり、
    当該ホームポジションに復帰するように上記シフトレバーを付勢するポジション復帰手段を備えており、
    上記プレート付勢手段は、上記ホームポジションに対応する位置に向けて上記従動プレートを付勢するように構成してあることを特徴とするシフトレバーユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、略直交する2方向に変位可能な状態で上記従動プレートを支持するプレートホルダと、
    該プレートホルダに対する上記従動プレートの変位方向を規制するための規制部材とを備えており、
    上記プレートホルダは、上記従動プレートが変位する上記略直交する2方向のうちの一方に沿って形成した溝状のホルダ溝を、上記従動プレートに対面する支持面に設けてなり、
    上記従動プレートは、上記略直交する2方向のうちの他方に沿って形成した溝状のプレート溝を、上記支持面に対面するガイド面に設けてなり、
    上記規制部材は、上記ホルダ溝に収容された状態で当該ホルダ溝の溝方向に進退し得る軸状のガイドレールを含むホルダ係合部と、上記プレート溝に収容された状態で当該プレート溝の溝方向に進退し得る軸状のガイドレールを含むプレート係合部とを組み合わせてなることを特徴とするシフトレバーユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、上記センサ基板は、2個以上の上記検知センサを配置してなり、
    上記従動プレートにおける上記センサ基板に対面する表面には、上記検知センサが検知しない非反応領域と上記反応領域とを組み合わせたセンシング領域を、上記各検知センサ毎に配置したセンシングパターンを設けてあることを特徴とするシフトレバーユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、上記検知センサは、磁気を検知する磁気センサであることを特徴とするシフトレバーユニット。
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