JP4790378B2 - シフトレバーユニット、及び自動車用の変速システム - Google Patents

シフトレバーユニット、及び自動車用の変速システム Download PDF

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本発明は、シフト・バイ・ワイヤシステムを採用した自動車に適用するシフトレバーユニットに関する。
従来より、シフト・バイ・ワイヤシステムに対応するシフトレバーユニットとして、シフトポジション毎に電気的なポジション信号を出力するものがある。このようなシフトレバーユニットとしては、例えば、各シフトポジション毎に複数のセンサを配置することでフェイルセーフ機能を高めたものがある。このシフトレバーユニットでは、いずれかのセンサにトラブルを生じた場合であっても、同じシフトポジションに配置された他のセンサのバックアップにより正常なポジション信号を出力することができる(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来のシフトレバーユニットでは、次のような問題がある。すなわち、上記センサにトラブルを生じても正常な上記ポジション信号を出力し得るため、そのまま使用が継続され、致命的なトラブルが誘発されるおそれがあるという問題がある。
特開2004−353828号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、フェイルセーフ機能を備えたシフトレバーユニットにおいて、致命的なトラブルの発生を未然に回避し得るように構成したシフトレバーユニットを提供しようとするものである。
第1の発明は、原動機と、該原動機の出力軸の回転を変速して伝達する変速機と、上記原動機及び上記変速機を制御するための制御コントローラとを備えた自動車用の部品であって、シフトレバーの操作位置であるシフトポジションを表すポジション信号を上記制御コントローラ側に向けて出力するように構成したシフトレバーユニットにおいて、
上記各シフトポジションを検出するための複数のセンサと、
該各センサの出力に基づいて上記ポジション信号を生成する信号処理部とを有しており、
該信号処理部は、上記各センサのうちのいずれかの検出状態が適正でないときに正常な上記ポジション信号を生成する状態であるフェイルセーフモードを実施するように構成してあり、
上記シフトレバーユニットは、自動車側から走行距離を表す距離信号を取り込んで走行距離を積算する手段、あるいは経過時間を計測するタイマーを有していると共に、
上記フェイルセーフモード下における走行距離が予め設定した所定の距離を超えたとき、あるいは上記フェイルセーフモードに移行した後の経過時間が予め設定した所定の時間を超えたときに、上記制御コントローラ側に向けて上記原動機の出力を100%未満に規制することを指示する出力規制信号の出力を開始し、
上記走行距離あるいは上記経過時間が多くなるに伴って上記原動機の出力を次第に低下させるように上記出力規制信号を出力することを特徴とするシフトレバーユニットにある(請求項1)。
上記第1の発明のシフトレバーユニットは、上記各シフトポジションを検出するための上記複数のセンサと、該複数のセンサの出力に基づいて上記ポジション信号を生成する上記信号処理部とを有している。この信号処理部は、上記各センサのうちのいずれかの検出状態が適正でないときに、正常な上記ポジション信号を生成する上記フェイルセーフモードを実施し得るものである。
上記シフトレバーユニットは、上記フェイルセーフモード下において、上記原動機の出力を100%未満に規制する上記出力規制信号を出力する。そのため、上記シフトレバーユニットを備えた自動車においては、上記フェイルセーフモード下で上記原動機の出力を100%未満に規制することができる。それ故、上記シフトレバーユニットによれば、上記フェイルセーフモードの実施期間内での早期の修理を運転者に促すことができる。
以上のように、上記第1の発明のシフトレバーユニットは、上記フェイルセーフモード下において上記出力規制信号を出力することにより、上記原動機の出力を100%未満に規制し得るものである。それ故、上記フェイルセーフモード下において、運転者に対して積極的に修理を促すことができ、致命的なトラブルを未然に回避することができる。
第2の発明は、原動機と、該原動機の出力軸の回転を変速して伝達する変速機と、上記原動機及び上記変速機を制御するための制御コントローラと、シフトレバーの操作位置であるシフトポジションを表すポジション信号を上記制御コントローラに向けて出力するように構成したシフトレバーユニットとを備えた自動車用の変速システムであって、
上記シフトレバーユニットは、自動車側から走行距離を表す距離信号を取り込んで走行距離を積算する手段、あるいは経過時間を計測するタイマーを有していると共に、該シフトレバーユニットにトラブルを生じたときに正常な上記ポジション信号を出力する状態であるフェイルセーフモードを実施するように構成してあり、
上記原動機は、上記フェイルセーフモード下における走行距離が予め設定した所定の距離を超えたとき、あるいは上記フェイルセーフモードに移行した後の経過時間が予め設定した所定の時間を超えたときに原動機の出力を100%未満に規制し
上記走行距離あるいは上記経過時間が多くなるに伴って上記出力を次第に低下させるように構成してあることを特徴とする自動車用の変速システムにある(請求項)。
上記第2の発明の自動車用の変速システムは、上記原動機及び上記変速機を制御するための上記制御コントローラーと、該制御コントローラーに向けて上記ポジション信号を出力する上記シフトレバーユニットとを有している。該シフトレバーユニットは、何らかのトラブルが生じた場合において上記フェイルセーフモードを実施し得るものである。上記自動車用の変速システムの上記原動機は、上記フェイルセーフモード下において出力を100%未満に規制し得るよう構成してある。そのため、上記自動車用の変速システムによれば、上記原動機の出力の低下をもって、運転者に対して修理を積極的に促すことができる。それ故、上記自動車用の変速システムによれば、上記シフトレバーユニットを含む上記自動車用の変速システムの致命的なトラブルを未然に回避することができる。
以上のように、上記第2の発明の自動車用の変速システムは、上記フェイルセーフモード下において運転者に対して積極的に修理を促すことができるものである。それ故、早期の修理により、致命的なトラブルを未然に回避することができる。
上記第1の発明における上記ポジション信号は、誤り訂正符号をなすことが好ましい(請求項2)。
この場合には、符号処理により上記ポジション信号の誤りを訂正できる。なお、上記誤り訂正符号としては、例えばハミング符号、BCH符号等がある。例えば、ハミング符号によれば、一般に2ビットまでの誤りを検出することができ、1ビットまでの誤りを訂正することができる。
また、上記シフトレバーユニットは、上記フェイルセーフモードであることを表示するインジケータを備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記インジケータによる表示をもってトラブルの発生を運転者等に報知することができる。さらに、例えば、上記フェイルセーフモード下において、フェイルセーフモードの発動中である旨を上記インジケータにより表示すると共に、上記出力規制信号の出力を開始するまでに時間的な猶予を与えることも良い。この場合には、上記インジケータの表示により、上記原動機の出力を規制する前の早い段階の修理を促すことができる。
また、上記第1の発明の一態様のシフトレバーユニットは、上記自動車側から走行距離を表す距離信号を取り込むように構成してあり、かつ、上記フェイルセーフモード下における走行距離が、予め設定した所定の距離を超えたときに上記出力規制信号を出力するように構成してある
この場合には、上記フェイルセーフモード下における走行距離に応じた適切なタイミングで上記出力規制信号を出力することができる。これにより、上記フェイルセーフモード下において上記原動機の出力を適切なタイミングで効果的に規制できる。
また、上記第1の発明の一態様のシフトレバーユニットは、上記距離信号が表す走行距離が大きくなるに伴って上記原動機の出力を次第に低下させるように、上記出力規制信号を出力するように構成してある
この場合には、上記走行距離が増加するに伴って上記原動機の出力を次第に低下させることができる。それ故、走行距離に応じて、運転者等に修理の必要性を次第に強く感じさせることができる。
また、上記第1の発明の一態様のシフトレバーユニットは、経過時間を計測するためのタイマーを備えており、かつ、上記フェイルセーフモードに移行後の経過時間が、予め設定した所定の時間を超えたときに上記出力規制信号を出力するように構成してある
この場合には、上記フェイルセーフモード下における経過時間に応じた適切なタイミングで上記出力規制信号を出力することができる。これにより、上記フェイルセーフモード下において上記原動機の出力を適切なタイミングで効果的に規制できる。
また、上記第1の発明の一態様のシフトレバーユニットは、上記自動車側から走行距離を表す距離信号を取り込むように構成してあり、かつ、
上記シフトレバーユニットは、上記フェイルセーフモード下における走行距離が予め設定した所定の距離を超えたこと、及び上記フェイルセーフモードに移行後の経過時間が予め設定した所定の時間を超えたことの少なくともいずれか一方が満たされたとき、上記出力規制信号を出力するように構成してある
この場合には、上記フェイルセーフモードに移行後の上記走行距離及び上記経過時間の組み合わせに基づく適切なタイミングで、上記原動機の出力を一層、効果的に規制することができる。
また、上記タイマーは、上記自動車のイグニッション信号がオンの状態下で経過時間を積算するように構成してあることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記フェイルセーフモード下において実際に使用された時間を上記経過時間として精度良く積算することができる。それ故、実使用時間に応じた一層適切なタイミングで上記出力規制信号を出力することができる。
また、上記第1の発明の一態様のシフトレバーユニットは、上記タイマーが計測した経過時間が長くなるに伴って上記原動機の出力を次第に低下させるように、上記出力規制信号を出力するように構成してある
この場合には、上記経過時間が長くなるに伴って上記原動機の出力を次第に規制できる。それ故、経過時間に応じて、修理の必要性を運転者等に対して次第に強く感じさせることができる。
また、上記シフトレバーユニットは、上記出力規制信号の出力を停止させるためのキャンセルスイッチを備えていることが好ましい(請求項)。
この場合には、例えば、緊急時等、上記原動機の出力が規制されると困る場合に上記キャンセルスイッチをオンにすることで、上記出力規制信号の出力を停止でき、上記原動機の出力を100%の状態にすることができる。
上記第2の発明におけるシフトレバーユニットは、上記第1の発明のシフトレバーユニットであり、上記原動機は、上記シフトレバーユニット出力規制信号に基づいて上記出力を規制するように構成してあることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記シフトレバーユニットが出力する上記出力規制信号を利用して、上記原動機の出力を適切に規制することができる。
(実施例1)
本例は、フェイルセーフ機能を備えたシフトレバーユニット1に関する例である。この内容について、図1〜図8を用いて説明する。
本例のシフトレバーユニット1は、図1〜図5に示すごとく、原動機41と、該原動機41の出力軸の回転を変速して伝達する変速機42と、原動機41及び変速機42を制御するための制御コントローラ4とを備えた自動車用の部品である。シフトレバーユニット1は、シフトレバー21の操作位置であるシフトポジションを表すポジション信号を上記制御コントローラ4側に向けて出力するように構成してある。
このシフトレバーユニット1は、各シフトポジションを検出するための複数のセンサ131〜137と、該各センサ131〜137の出力に基づいてポジション信号を生成する信号処理部3とを有している。
ここで、信号処理部3は、各センサ131〜137のうちのいずれかの検出状態が適正でないときに正常なポジション信号を生成する状態であるフェイルセーフモードを実施するように構成してある。そして、シフトレバーユニット1は、フェイルセーフモード下において、制御コントローラ4側に向けて原動機41の出力を100%未満に規制することを指示する出力規制信号を出力するように構成してある。
以下、この内容について詳しく説明する。
まず、本例のシフトレバーユニット1を適用する自動車用の変速システム10について説明する。自動車用の変速システム10は、図4に示すごとく、上記原動機41と、上記変速機42と、上記制御コントローラ4と、自動車の速度に応じた所定の時間間隔でパルスを発生させる車速パルスジェネレータ6とを含むシステムである。
この自動車用変速システム10においては、制御コントローラ4が、シフトレバーユニット1から取り込んだポジション信号に基づいて変速機42を制御している。さらに、この制御コントローラ4は、シフトレバーユニット1から取り込んだ上記出力規制信号に基づいて原動機41の出力を100%未満に規制するように構成してある。なお、同図では、原動機41の制御コントローラと変速機42の制御コントローラを一体的に図示してあるが、各制御コントローラを別体により構成することもできる。
本例のシフトレバーユニット1は、図1〜図3に示すごとく、先端にグリップハンドル212を有すると共に他方の端部に回転軸211を設けたシフトレバー21と、ニュートラルやリバース(後退)やパーキングなどのシフトポジションの位置を表示したポジションプレート221を含むアッパーハウジング22と、このアッパーハウジング22を保持する保持ブロック23とを有する。アッパーハウジング22は、フェイルセーフモードである旨を表示するためのLEDよりなるインジケーター5を有している。保持ブロック23は、シフトレバー21の回転軸211を軸支するガイド穴230を設けてなる。
本例のシフトレバーユニット1は、図1及び図2に示すごとく、ガイド穴230に内挿した回転軸211を中心としてシフトレバー21を回動支持している。このシフトレバーユニット1によれば、シフトポジションとしてパーキングレンジ(Pレンジ)21p、リバースレンジ(Rレンジ)21r、ニュートラルレンジ(Nレンジ)21n、ドライブレンジ(Dレンジ)21d、セカンドレンジ(2ndレンジ)21s、ローレンジ(1stレンジ)21lを選択することができる。
アッパーハウジング22は、図1〜図3に示すごとく、保持ブロック23と所定の間隙を設けて対面する下面に面発光基板12を保持している。一方、保持ブロック23は、面発光基板12に対面する上面にセンサ基板13を保持している。シフトレバーユニット1は、アッパーハウジング22と保持ブロック23との隙間に、面発光基板12とセンサ基板13とが対面する間隙220を形成しており、この間隙220に略平板状の導光板11を収容している。
面発光基板12は、図1、図2及び図5に示すごとく、面発光デバイスであるELパネルを保持するものである。センサ基板13は、シフトレバー21の操作方向(すなわち、導光板11の進退方向。)に略直交する一直線上に7個の光センサ131〜137を配置したものである。なお、面発光基板12としては、本例のELよりなる面発光デバイスに代えて、複数のLEDを配置した発光基板、冷陰極管あるいはLEDと導光板の組み合わせによる面発光光源等を採用することができる。また、光センサ131〜137としては、本例のフォトトランジスタに代えて、フォトダイオード、CdSセル等を採用することができる。
導光板11は、図1、図2及び図5に示すごとく、貫通孔よりなる透光領域110(以下、貫通孔110という。)と、光を透過させない遮光領域111とを略直線状に配設した領域列115を各シフトポジション毎に6列有している。面発光基板12とセンサ基板13との間隙220では、面発光基板12からセンサ基板13に向かう光の伝達経路は上記貫通孔110を介して選択的に連通される。一方、導光板11における遮光領域111により、面発光基板12からセンサ基板13に向かう光の伝達経路が選択的に遮断される。
導光板11は、図1、図2及び図5に示すごとく、保持ブロック23の内周面に設けた進退溝231に収容される両側部118と、シフトレバー21の胴部との係合部117とを有している。すなわち、本例の導光板11は、シフトレバー21の操作に応じて従動し、上記進退溝231に沿って進退するように構成してある。この導光板11は、各シフトポジション毎に、センサ131〜137に対面する上記領域列115を切り替えるように構成してある。
信号処理部3は、図4に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM32、RAM33と、入出力インターフェースとしてのI/O部34と、時間を積算するタイマー35とを有している。CPU31は、各センサ131〜137の出力信号を組み合わせてポジション信号を生成、出力するように構成してある。
ここで、本例のポジション信号について説明する。本例のポジション信号は、図6に示すごとく、上記各光センサ131〜137が出力する信号の組み合わせたものである。同図の各行は、Pレンジ、Rレンジ等のシフトポジションを表し、各列は、各光センサ131〜137を表している。そして、同図では、各シフトポジションにおける各光センサ131〜137の1(オン信号)あるいは0(オフ信号)の出力信号を示してある。同図から知られるように、本例の信号処理部3が出力するポジション信号は、ハミング符号をなす7ビットのデジタル信号をなしている。
ハミング符号よりなるポジション信号に基づけば、一般に1カ所の光センサのトラブルによる誤りを訂正して正しいポジション信号を復元でき、2カ所の光センサのトラブルを検知することができる。なお、ハミング符号に代えて、BCH符号等の誤り訂正符号を採用するのも良い。
本例の信号処理部3は、上記光センサ131〜137の1つにトラブルが生じた場合において、誤りを訂正し、正常なポジション信号を出力する上記フェイルセーフモードを実施するように構成してある。さらに、本例の信号処理部3は、このフェイルセーフモード下においてインジケータ5を点灯すると共に、一定の条件が満たされたとき、上記原動機41の出力を100%未満に規制するための出力規制信号を出力するように構成してある。本例では、この出力規制信号を制御コントローラ4に入力することにより、原動機41の出力を100%未満に規制した。
次に、以上のように構成したシフトレバーユニット1の動作、特にフェイルセーフモード下における動作について、図7に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、ステップS101のごとく、イグニッション信号がオンであるか否かを判定する。イグニッション信号がオンである場合、ステップS102のごとく、各センサ131〜137にトラブルを生じているか否かを判定する。
各センサ131〜137のいずれか1つにトラブルを生じている場合、ステップS103のごとく、フェイルセーフモードを発動すると共に、運転者にトラブルの発生を報知すべくインジケータ5の表示をオンにする。そして、ステップS104のごとく、フェイルセーフモードに移行後の経過時間(但し、イグニッション信号がオンの状態に限る。)を積算する。
ステップS105では、経過時間tが所定のしきい値tsを超えているか否かを判断する。経過時間tがしきい値tsを超えている場合は、ステップS106のごとく、出力規制信号を出力する。本例では、図8に示すごとく、上記しきい値tsを超えたときから原動機41の出力の割合が低下し、予め定めた経過時間teに到達したときに出力の割合が50%となるように、上記出力規制信号を出力した。なお、同図では、縦軸に原動機41の出力の割合を規定し、横軸に経過時間tを規定している。
以上のように、本例のシフトレバーユニット1は、フェイルセーフモード下において、原動機41の出力を規制するための出力規制信号を出力するよう構成したものである。このシフトレバーユニット1によれば、フェイルセーフモード下において、原動機41の出力の低下をもってトラブルの発生を運転者に知らしめることができる。それ故、修理に対する運転者のモチベーションを効果的に高めることができ、上記各光センサ131〜137のトラブルに起因した致命的なトラブルを未然に回避することができる。
なお、本例では、上記原動機41の出力を徐々に規制するよう上記出力規制信号を出力したが、所定の条件を満たしたときに原動機41の出力の割合を50%一定で規制することも良い。
また、本例では、ハミング符号よりなるポジション信号を利用したフェイルセーフモードを実施した。これに代えて、各シフトポジション毎に複数のセンサを配設し、同一のシフトポジションに配置された他のセンサのバックアップによるフェイルセーフモードを実施することも良い。
なお、本例の光センサに代えて、磁気センサを採用することも良い。例えば、光センサ131〜137(図5)を磁気センサに置き換えたセンサ基板と、透光領域110を磁気センサによる検知領域に置換すると共に遮光領域111を磁気センサによる非検知領域に置換した反応板とを組み合わせることができる。なお、磁気センサとしては、例えば、ホール効果IC、磁気抵抗素子、ホール素子、リードスイッチ等の磁気センサを採用することができる。
(実施例2)
本例は、実施例1のシフトレバーユニットを基にして、走行距離dに応じて出力規制信号を出力するように変更した例である。この内容について、図4、図9及び図10を用いて説明する。
まず、本例では、車速パルスジェネレータ6が発生する車速パルスを取り込み、走行距離dを積算し得るよう、信号処理部3を構成した。
次に、本例のシフトレバーユニット1の制御、特に出力規制信号を出力する処理の流れについて図9に示すフロー図に基づいて説明する。
本例のフローは、実施例1のステップS104及びS105(図7参照。)を基にして、走行距離dを積算するステップS204に変更すると共に、ステップS205のしきい値処理を走行距離dに対応させたものである。本例のステップS205では、走行距離dが所定のしきい値dsを超えているか否かを判断する。走行距離dがしきい値dsを超えている場合は、ステップS206のごとく、出力規制信号を出力する。
本例では、図10に示すごとく、上記しきい値dsを超えたときから原動機41の出力の割合を徐々に低下させ、予め定めた走行距離deに到達したときに出力の割合が50%となるように、上記出力規制信号を出力した。なお、同図では、縦軸に原動機41の出力の割合を規定し、横軸に走行距離dを規定している。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、実施例1のシフトレバーユニットを基にして、経過時間t及び走行距離dに基づいて出力規制信号を出力するよう構成した例である。この内容について、図4及び図11を用いて説明する。
まず、本例では、タイマー35を用いて経過時間tを積算すると共に、車速パルスジェネレータ6が発生する車速パルスに基づいて、走行距離dを積算し得るよう、信号処理部3を構成した。
次に、本例のシフトレバーユニット1の制御、特に出力規制信号を出力する処理の流れについて図11に示すフロー図に基づいて説明する。
本例のフローは、実施例1のステップS104(図7参照。)に代えて、経過時間tを積算すると共に走行距離dを積算するステップS304を実施すると共に、ステップS305のしきい値処理を、経過時間t及び走行距離dに対応させたものである。
本例のステップS305においては、経過時間tがしきい値tsを超えているか否か、及び走行距離dがしきい値dsを超えているか否かを判断する。経過時間tがしきい値tsを超えたとき、あるいは、走行距離dがしきい値dsを超えたときに、ステップS306のごとく、出力規制信号を出力する。本例では、原動機41の出力の割合が50%となるように、上記出力規制信号を出力した。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
(実施例4)
本例は、実施例1のシフトレバーユニットに基づいて、シフトポジションをHパターンに配置したHゲート式のシフトレバーユニット1に変更すると共に、光センサに代えて磁気センサ131〜137を採用した例である。この内容について、図12〜図15を用いて説明する。
本例のシフトレバーユニット1は、図12に示すごとく、パーキングレンジ(Pレンジ)21p、ニュートラルレンジ(Nレンジ)21n、及びリバースレンジ(Rレンジ)21rを略一直線状に配置し、ドライブレンジ(Dレンジ)21d、シフトアップレンジ(+レンジ)21t、及びシフトダウンレンジ(−レンジ)21hを略一直線状に配置したものである。
本例のシフトレバーユニット1は、図13に示すごとく、シフトレバー21の操作に伴って変位する反応板12と、該反応板12に対面するように固定したセンサ基板13とを有している。
センサ基板13は、図13に示すごとく、略平板状部材の表面に7つの磁気センサ131〜137を配設したものである。本例の磁気センサ131〜137は、磁界を検出したときのオン信号あるいは、非検出のときのオフ信号を出力するものである。なお、本例では、上記磁気センサ131〜137としてホール効果ICを用いた。これに代えて、磁気抵抗素子、ホール素子、リードスイッチ等の磁気センサを採用することもできる。
反応板12は、図13に示すごとく、センサ基板13の各センサ131〜137に対応して7領域のセンシング領域121を略平板状部材の表面に設けたものである。なお、図14では、磁気センサ132に対応するセンシング領域121のみを抜き出して示してある。各センシング領域121は、反応領域121aと非反応領域121bとを3行2列の2次元アレイ状に配置したものである。反応領域121aは、磁気センサ側がS極になるように着磁した領域であり、非反応領域121bは、磁気センサ側がN極になるように着磁した領域である。このセンサ基板13の各磁気センサ131〜137は、反応板12の反応領域121aに対面している場合にオン(1)信号を出力し、非反応領域121bに対面している場合にオフ(0)信号を出力する。
ここで、磁気センサ132を例として、対応するセンシング領域121の構成について図14を用いて説明する。同図のセンシング領域121は、4領域の反応領域121aと2領域の非反応領域121bをシフトポジションに対応して配置したものである。なお、図14における磁気センサ132の位置は、シフトレバー21がNレンジ21n(図12参照。)に位置したときのものである。
センシング領域121は、図13及び図14に示すごとく、固定して配置された磁気センサ132に対して全体的に変位するものである。例えば、図12及び図14に示すごとく、Nレンジ21nからDレンジ21dに切り替えるようにシフトレバー21を図12中の右方向に操作すると、それに伴って、磁気センサ132に対してセンシング領域121全体が図14中の右方向に変位する。これにより、磁気センサ132に対面する領域は、図14に示すごとく、行番号2、列番号2の非反応領域121bから行番号2、列番号1の反応領域121aに切り替わる。
また、例えば、Nレンジ21nからRレンジ21rに切り替えるようにシフトレバーを図12中の下方向に操作すると、それに伴って、磁気センサ132に対してセンシング領域121全体が図14中の下方向に変位する。これにより、磁気センサ132に対面する領域は、図14に示すごとく、行番号2、列番号2の非反応領域121bから行番号1、列番号2の反応領域121aに切り替わる。
このように、図14のセンシング領域121では、行番号2、列番号2の非反応領域121bがNレンジ21n(図12参照。)に対応し、行番号1、列番号2の反応領域121aがRレンジ21rに対応し、行番号3、列番号2の反応領域121aがPレンジ21pに対応し、行番号2、列番号1の反応領域121aがDレンジ21dに対応し、行番号1、列番号1の反応領域121aが−レンジ21hに対応し、行番号3、列番号1の非反応領域121bが+レンジ21tに対応している。
本例のシフトレバーユニット1によれば、図15に示すごとく、ハミング符号よりなるポジション信号を各シフトポジションに応じて出力することができる。同図においては、各行にシフトポジションを表すと共に、各列に磁気センサ131〜137を示してある。例えば、Nレンジ21nの場合には、各磁気センサ131〜137の出力の組み合わせに応じて「1011010」なるポジション信号が生成される。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
さらになお、反応板12がシフトレバー21に従動するという本例の構成に代えて、反応板12を固定する一方、センサ基板13がシフトレバー21の操作に伴って変位するように構成しても良い。
実施例1における、シフトレバーの操作方向に直交する断面のシフトレバーユニットの構造を示す断面図。 実施例1における、シフトレバーの操作方向に沿う断面のシフトレバーユニットの構造を示す断面図。 実施例1における、シフトレバーユニットを示す上面図。 実施例1における、自動車用の変速システムのシステム構成を示すブロック図。 実施例1における、センサ基板、導光板、及び面発光基板を示す説明図。 実施例1における、シフトポジション毎のポジション信号を示す説明図。 実施例1における、出力規制信号を出力する処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、経過時間に応じた原動機の出力の変化を示す説明図。 実施例2における、出力規制信号を出力する処理の流れを示すフロー図。 実施例2における、走行距離に応じた原動機の出力の変化を示す説明図。 実施例3における、出力規制信号を出力する処理の流れを示すフロー図。 実施例4における、Hゲート式シフトレバーユニットのシフトパターンを示す説明図。 実施例4における、センサ基板及び反応板を示す説明図。 実施例4における、特定の磁気センサに対応するセンシング領域を示す説明図。 実施例4における、シフトポジション毎のポジション信号を示す説明図。
符号の説明
1 シフトレバーユニット
10 自動車用の変速システム
11 導光板
110 透光領域
111 遮光領域
12 面発光基板
13 センサ基板
131 光センサ
21 シフトレバー
22 アッパーハウジング
23 保持ブロック
3 信号処理部
4 制御コントローラ
41 原動機
42 変速機

Claims (7)

  1. 原動機と、該原動機の出力軸の回転を変速して伝達する変速機と、上記原動機及び上記変速機を制御するための制御コントローラとを備えた自動車用の部品であって、シフトレバーの操作位置であるシフトポジションを表すポジション信号を上記制御コントローラ側に向けて出力するように構成したシフトレバーユニットにおいて、
    上記各シフトポジションを検出するための複数のセンサと、
    該各センサの出力に基づいて上記ポジション信号を生成する信号処理部とを有しており、
    該信号処理部は、上記各センサのうちのいずれかの検出状態が適正でないときに正常な上記ポジション信号を生成する状態であるフェイルセーフモードを実施するように構成してあり、
    上記シフトレバーユニットは、自動車側から走行距離を表す距離信号を取り込んで走行距離を積算する手段、あるいは経過時間を計測するタイマーを有していると共に、
    上記フェイルセーフモード下における走行距離が予め設定した所定の距離を超えたとき、あるいは上記フェイルセーフモードに移行した後の経過時間が予め設定した所定の時間を超えたときに、上記制御コントローラ側に向けて上記原動機の出力を100%未満に規制することを指示する出力規制信号の出力を開始し、
    上記走行距離あるいは上記経過時間が多くなるに伴って上記原動機の出力を次第に低下させるように上記出力規制信号を出力することを特徴とするシフトレバーユニット。
  2. 請求項1において、上記ポジション信号は、誤り訂正符号をなすことを特徴とするシフトレバーユニット。
  3. 請求項1又は2において、上記フェイルセーフモードであることを表示するインジケータを備えていることを特徴とするシフトレバーユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記タイマーは、上記自動車のイグニッション信号がオンの状態下で経過時間を積算するように構成してあることを特徴とするシフトレバーユニット。
  5. 請求項1〜のいずれか1項において、上記出力規制信号の出力を停止させるためのキャンセルスイッチを備えていることを特徴とするシフトレバーユニット。
  6. 原動機と、該原動機の出力軸の回転を変速して伝達する変速機と、上記原動機及び上記変速機を制御するための制御コントローラと、シフトレバーの操作位置であるシフトポジションを表すポジション信号を上記制御コントローラに向けて出力するように構成したシフトレバーユニットとを備えた自動車用の変速システムであって、
    上記シフトレバーユニットは、自動車側から走行距離を表す距離信号を取り込んで走行距離を積算する手段、あるいは経過時間を計測するタイマーを有していると共に、該シフトレバーユニットにトラブルを生じたときに正常な上記ポジション信号を出力する状態であるフェイルセーフモードを実施するように構成してあり、
    上記原動機は、上記フェイルセーフモード下における走行距離が予め設定した所定の距離を超えたとき、あるいは上記フェイルセーフモードに移行した後の経過時間が予め設定した所定の時間を超えたときに原動機の出力を100%未満に規制し
    上記走行距離あるいは上記経過時間が多くなるに伴って上記出力を次第に低下させるように構成してあることを特徴とする自動車用の変速システム。
  7. 請求項において、上記シフトレバーユニットは、請求項1〜のいずれか1項に記載されたものであり、上記原動機は、上記シフトレバーユニット出力規制信号に基づいて上記出力を規制するように構成してあることを特徴とする自動車用の変速システム。
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