JP2004353828A - 車両用自動変速機のシフト装置 - Google Patents

車両用自動変速機のシフト装置 Download PDF

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裕道 島口
Minoru Murakami
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Abstract

【目的】車両用自動変速機のシフト装置において、ニュートラルレンジと各レンジとの中間位置付近でシフトレバーが停止することをなくし、ニュートラルレンジとそれ以外のレンジが選択された場合とを明確に区別し、選択されたシフトポジションを正確に認識することを可能とする。
【構成】シフト操作手段には、ニュートラルレンジを中心としたゲートと前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートとを設け、ニュートラルレンジを中心としたゲートの両端に前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートを配置し、ニュートラルレンジを中心としたゲートにおいてシフトレバーを操作しないときにはシフトポジションが自動的にニュートラルレンジに位置する初期設定手段を設けている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用自動変速機のシフト装置に係り、特に選択されたシフトポジションを正確に認識する車両用自動変速機のシフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両においては、エンジンの駆動力を走行条件に応じて所要に変換して取出すための自動変速機や、その駆動力を分配するためのトランスファ等からなる動力伝達装置が設けられている。
【0003】
自動変速機においては、レンジを指示するシフト操作手段のシフトレバーに連動して切り換えられ、各シフトポジション(位置)毎にスイッチの1つがオン(ON)となるシフトポジション(位置)スイッチが知られている。
【0004】
従来、自動変速機にあっては、少なくともリバース用のRレンジ、ニュートラル用のNレンジ、前進自動変速用のDレンジがあり、各レンジ毎にそれぞれ1つずつスイッチが配置され,該当するシフトポジションになったときに対応した1つのスイッチがオン(ON)となるものであり、どれか1つのスイッチが故障、あるいは、スイッチ信号線の断線があると、正確にシフトポジションの判定ができなくなるという不具合があった。
【0005】
この対策として、例えば、シフトレバーがDレンジに位置し、Dレンジのスイッチ信号線が断線した場合に、自動変速機制御装置(制御手段)が、引き続きDレンジとして扱うことにより、車両の走行を可能としている。また、従来の自動変速機では、シフトレバーと自動変速機とがケーブル等で機械的に接続され、スイッチが故障したとしても、シフトレバーに連動して自動変速機内のマニュアルバルブが作動して前進、後退、あるいは、ニュートラル状態が可能になっており、運転者が車両を適正な場所に待避することが可能であった。
【0006】
また、従来、シフト装置には、自動変速モード(オートモード)と手動変速モード(マニュアルモード)とを合わせ備えた自動変速機において、シフト路へのポジション数を増加させることなく、スイッチが故障したときでも、シフトレバーが所定の動きをする場合には、マニュアルバルブを連動させ、所定の低速段にするものがある(例えば、特許文献1参照)。また、自動変速機のシフト装置には、シフトポジション検出機構を複数の検出部で構成し、第1、第2検出部を前進走行レンジ側に配置し、検出部の検出不良のときに、実際の操作レンジ又は実際の変速レンジに対し安全側となるレンジを検出可能とするものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−119825号公報(第2、3頁、図1)
【特許文献2】
特開平7−12216号公報(第3、4頁、図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年、車両用自動変速機のシフト装置にあっては、シフトレバーを単なるスイッチとし、ケーブル等で自動変速機と接続せず、自動変速機制御装置(制御手段)によってシフトポジションが切り換えられる構成の場合には、機械的にシフトレバーと自動変速機とが接続されていないため、誤ったシフトポジション信号が入力されると、運転者の意図しない方向に車両が進んだり、走行不能に陥ったりするという不都合がある。また、手動変速機を自動化した自動変速機においては、マニュアルバルブが存在せず、シフトポジションの判断を誤ると、運転者の意図しない方向に車両が進んだり、走行不能に陥ったりする不具合があった。
【0009】
この不具合を防止するために、スイッチを二重に設けた場合に、従来のシフトレバーに配置されたデテントピンがデテントプレートの各ポジション毎に設けられた段部開口に係合してシフトポジションを切り換える構成のものでは、デテントピンとデテントプレートとの間の摩擦により、各ポジション間の中間位置、例えば、Nレンジ位置とDレンジ位置との中間位置でシフトレバーが位置したままになることがあり、この場合、シフトポジションを判断することができなくなるという不都合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、自動変速機のレンジを指示するシフト操作手段を設け、このシフト操作手段により選択されたシフトポジションを複数のスイッチのオン・オフ信号の組み合わせに基づいて判定するシフトポジション判定部が備えられ、このシフトポジション判定部により判定されたシフトポジションに前記自動変速機のレンジを切り換える制御手段を設けた車両用自動変速機のシフト装置において、シフト操作手段には、ニュートラルレンジを中心としたゲートと前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートとを設けるとともに前記ニュートラルレンジを中心としたゲートの両端に前記前進自動変速レンジを中心としたゲートと前記後退レンジゲートとを配置し、前記ニュートラルレンジを中心としたゲートにおいてシフトレバーを操作しないときにはシフトポジションが自動的に前記ニュートラルレンジに位置する初期設定手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明は、ニュートラルレンジを中心としたゲートの両端には前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートとを配置し、ニュートラルレンジを中心としたゲートにおいてシフトレバーを操作しないときにはシフトポジションが自動的にニュートラルレンジに位置することから、ニュートラルレンジと他の各レンジとの中間位置付近でシフトレバーが停止することがなくなるため、ニュートラルレンジとそれ以外の他のレンジが選択された場合とを明確に区別することができ、これにより、選択されたシフトポジションを正確に認識することが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜12は、この発明の第1実施例を示すものである。図1において、2は車両に搭載したエンジンに連結された自動変速機(図示せず)のシフト装置のシフト操作手段である。このシフト操作手段2は、ゲート部4内で移動されるシフトレバー6を有し、自動変速機のレンジを指示するものである。この自動変速機は、手動変速機を自動化した構成のもので、発進クラッチや各種アクチュエータ等を備え、自動変速(オートモード:AM)と手動変速(マニュアルモード:MM)とに切り換え可能なものである。
【0013】
シフト操作手段2のゲート部4においては、図1に示す如く、中央部位にニュートラル用のレンジであるNレンジ(N)8Nと、このNレンジ(N)8Nよりも車両後方側で且つ右方に前進自動変速用(ドライブ)のレンジであるDレンジ(D)8Dと、前記Nレンジ(N)8Nよりも車両前方側で且つ左方に後退用(リバース)のレンジであるRレンジ(R)8Rと、Dレンジ(D)8Dの前方側にダウンシフトレンジ8M(−)と、Dレンジ(D)8Dの後方側にアップシフトレンジ8P(+)とが配置されている。また、Nゲートを中心としたゲートにおいて、Nレンジ(N)8Nを中心として、ドライブ側をドライブ側経路10N−D、リバース側をリバース側経路10N−Rと設定している。更に、Dゲートを中心としたゲートにおいて、Dレンジ(D)8Dを中心として、ダウンシフトレンジ8M側をダウンシフト側経路10D−M、アップシフトレンジ8P側をアップシフト側経路10D−Pと設定している。更にまた、後退レンジゲートにおいて、Rレンジ(R)8Rとリバース側経路10N−Rとリバース経路12R−Gとを設定している。また、ドライブ側経路10N−DとDレンジ(D)とを接続する経路をDレンジ経路12−Gと設定している。Dレンジ(D)8Dは、自動変速(オートモード:AM)レンジを構成するものである。また、ダウンシフトレンジ8Mとアップシフトレンジ8Pとは、手動変速(マニュアルモード:MM)レンジを構成するものであり、マニュアルモード時に運転者の操作に基づいてダウンシフト、アップシフトを行わせる。また、Dレンジ(D)8Dを中心としたダウンシフト側経路10D−M及びアップシフト側経路10D−Pとリバース経路12R−Gとは、Nレンジ(N)を中心としたドライブ側経路10N−Dとリバース側経路10N−Rを中心として左右に振り分けて配置されている。
【0014】
Nレンジ(N)8Nを中心とした両端のドライブ側経路10N−Dとリバース側経路10N−Rとにおいて、シフトレバー6を操作しないときにはシフトポジションが自動的にニュートラルレンジであるNレンジ(N)に位置する初期設定手段14が設けられる。この初期設定手段14は、ニュートラルレンジであるNレンジ(N)8Nを中心としたドライブ側経路10N−Dとリバース側経路10N−Rとで、シフトレバー6をNレンジ(N)8Nへ移動させる弾性部材として、ドライブ側Nレンジスプリング16−1とリバース側Nレンジスプリング16−2とにより構成されている。
【0015】
また、Dレンジ(D)8Dの車両前後方向において、ダウンシフトレンジ8Mとアップシフトレンジ8Pとには、シフトレバー6をDレンジ(D)8Dへ付勢する弾性部材として、ダウンシフト側Dレンジスプリング18−1とアップシフト側Dレンジスプリング18−2とが設けられている。
【0016】
図2に示す如く、リバース側経路10N−Rには、前方側から順次に第1中間位置(Z1)20−1と第2中間位置(Z2)20−2とが設定されている。また、ドライブ側経路10N−Dには、Nレンジ(N)8N側から順次に第3中間位置(Z3)20−3と第4中間位置(Z4)20−4とが設定されている。更に、ダウンシフト側経路10D−Mには、Dレンジ(D)8側に第5中間位置(Z5)20−5が設定されている。
【0017】
図1に示す如く、シフト操作手段2には、シフトレバー6の位置を検出するシフトポジション(位置)スイッチ22が設けられる。このシフトポジションスイッチ22においては、図1、5に示す如く、Nレンジ(N)8Nと第2、第3中間位置(Z2、Z3)20−2、20−3とのシフトレバー6の位置を検出するように第1スイッチ(SW1)24−1が設けられ、Rレンジ(R)8Rと第1、第2中間位置(Z1、Z2)20−1、20−2とのシフトレバー6の位置を検出するように第2スイッチ(SW2)24−2が設けられ、Dレンジ(D)8Dと第3〜5中間位置(Z3〜Z5)20−3〜20−5とアップシフトレンジ8Pとのシフトレバー6の位置を検出するように第3スイッチ(SW3)24−3が設けられ、アップシフトレンジ8Mのシフトレバー6の位置を検出するように第4スイッチ(SW4)24−4が設けられ、Rレンジ(R)8Rのシフトレバー6の位置を検出するように第5スイッチ(SW5)24−5が設けられ、Dレンジ(D)8Dと第5中間位置(Z5)20−5とアップシフトレンジ8Pとダウンシフトレンジ8Mとのシフトレバー6の位置を検出するように第6スイッチ(SW6)24−6が設けられ、第5中間位置(Z5)20−5とダウンシフトレンジ8Mとのシフトレバー6の位置を検出するように第7スイッチ(SW7)24−7が設けられている。
【0018】
このシフトポジションスイッチ22においては、図5に示す如く、○印がオンで、空欄がオフであり、Rレンジ(R)8Rで、第2、第5スイッチ(SW2、SW5)24−2、24−5がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、第1中間位置(Z1)20−1で、第2スイッチ(SW2)24−2がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、第2中間位置(Z2)20−2で、第1、第2スイッチ(SW1、SW2)24−1、24−2がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、Nレンジ(N)8Nで、第1スイッチ(SW1)24−1がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、第3中間位置(Z3)20−3で、第1、第3スイッチ(SW1、SW3)24−1、24−3がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、第4中間位置(Z4)20−4で、第3スイッチ(SW3)24−3がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、Dレンジ(D)8Dで、第3、第6スイッチ(SW3、SW6)24−3、24−6がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、アップシフトレンジ8Pで、第3、第4、第6スイッチ(SW3、SW4、SW6)24−3、24−4、24−6がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、第5中間位置(Z5)20−5で、第3、第6、第7スイッチ(SW3、SW6、SW7)24−3、24−6、24−7がオンであるが、他のスイッチではオフとなり、ダウンシフトレンジ8Mで、第6、第7スイッチ(SW6、SW7)24−6、24−7がオンであるが、他のスイッチではオフとなる構成である。
【0019】
このシフトポジションスイッチ22は、図3に示す如く、制御手段(自動変速機制御装置)26の入力側に連絡している。また、この制御手段26には、入力側で、オート/マニュアルモード切換スイッチ28と、車速センサ30と、スロットルセンサ32と、ブレーキスイッチ34と、エンジン回転センサ36と、トランスミッション入力回転センサ38とが連絡し、出力側で、自動変速機のシフトアクチュエータ40と、自動変速機のセレクトアクチュエータ42と、スタータ44と、自動変速機の発進クラッチアクチュエータ46と、故障時警告手段48とが連絡している。
【0020】
また、制御手段26は、シフト操作手段2により選択されたシフトポジションを複数の第1〜7スイッチ24−1〜24−7のオン・オフ信号の組み合わせに基づいて判定するシフトポジション判定部26Aと、このシフトポジション判定部26Aにより判定されたシフトポジションに自動変速機の変速比を切り換える変速比切換指示部26Bと、タイマ26Cとを備えている。
【0021】
シフトポジション判定部26Aは、複数の第1〜7スイッチ24−1〜24−7中の2つ以下のスイッチが故障した場合でも、運転者の意図したレンジが認識されるような位置に配置されたスイッチによりシフトポジションを判定する。
【0022】
また、シフトポジション判定部26Aは、複数の第1〜7スイッチ24−1〜24−7中の3つ以上のスイッチが故障した場合に、シフトされたレンジがニュートラルレンジである判定する。
【0023】
即ち、この実施例のシフト操作手段2においては、図1に示す如く、Rレンジ(R)8R、Nレンジ(N)8N、Dレンジ(D)8D、アップシフト用のアップシフトレンジ8P、ダウンシフト用のダウンシフトレンジ8Mを設けた場合の構成の例を示し、シフトレバー6の動きをNレンジ(N)8Nを基準とすると、シフトレバー6を車両前方へ操作してから左側に操作することによりRレンジ(R)8Rとなり、逆に、シフトレバー6を車両後方へ操作してから右側に操作することによりDレンジ(D)8Dとなり、さらに、Dレンジ(D)8Dにおいて、車両前方に操作するとダウンシフト、車両後方に操作するとアップシフトが可能になっている。この例では、Rレンジ(R)8Rを左側、Dレンジ(D)8Dを右側、アップシフトのアップシフトレンジ8Pを後方、ダウンシフトのダウンシフトレンジ8Mを前方に配置したが、運転者の座席位置、操作のし易さ等により変えても良い。また、Nレンジ(N)8Nのドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rを前後方向に直線で構成したが、これら各経路10N−D、10N−Rについても、この限りではない。
【0024】
また、Nレンジ(N)8Nのドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいては、車両前後方向にドライブ側Nレンジスプリング16−1とリバース側Nレンジスプリング16−2を設け、運転者がシフトレバー6を操作しない場合は必ずNレンジ(N)8Nの位置に戻るように構成する。また、このNレンジ(N)8Nのドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいて、シフトレバー6を前方に操作した前端と、左側に操作したRレンジ(R)8Rとの間、又は、シフトレバー6を後方に操作した後端と、右側に操作したDレンジ(D)8Dとの間には、デテント機構を設けても良い。更に、Nレンジ(N)8Nのドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいては、運転者がシフトレバー6を操作しない限り、Nレンジ(N)8N位置となるので、デテント機構によりリバース側経路10N−Rの前端とRレンジ(R)8R位置の中間、あるいは、ドライブ側経路10N−Dの後端とDレンジ(D)8D位置の中間で、シフトレバー6が停止したままとなっても、それぞれRレンジ(R)8R、Dレンジ(D)8Dと判断して差し支えない。更に、各スイッチ24を、スイッチが2つまで故障した場合でも、運転者の意図したシフトポジションになるように配置する。スイッチが3つ以上同時に故障する可能性は非常に低いため、スイッチが、オンのまま、あるいは、オフのままになる故障が発生した場合でも、実質上、シフトポジションを誤判断することがない。
【0025】
そして、各スイッチ24の配置について説明すると、図5に示す如く、○印は各スイッチがオン(ON)となる場合で、空欄は各スイッチがオフ(OFF)となる場合である。第1〜5中間位置(Z1〜Z5)20−1〜20−5は、各シフトポジション間の各中間位置を示す(図2参照)。Rレンジ(R)8RとNレンジ(N)8Nとの中間、Dレンジ(D)8DとNレンジ(N)8Nとの中間に、それぞれ2つずつの中間位置が存在するが、これは、Nレンジ(N)8Nのドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいて、シフトレバー6を最も前方又は後方に操作した位置と、その位置からNレンジ(N)8Nの位置まで少し戻した位置とを区別するためである。ここでは、第2、第3中間位置(Z2、Z3)20−2、20−3では、Nレンジ(N)と判断し、第1中間位置(Z1)20−1においては、この第1中間位置(Z1)20−1の位置にある時間が所定時間内であればNレンジ(N)、所定時間継続すれば、Rレンジ(R)と判断する。第4中間位置(Z4)20−4の位置においては、この第4中間位置(Z4)20−4の位置にある時間が所定時間内であればNレンジ(N)、所定時間継続すればDレンジ(D)と判断する。以下、第1中間位置(Z1)20−1の位置をN(ニュートラル)/R(リバース)レンジ、第4中間位置(Z4)20−4の位置をN(ニュートラル)/D(ドライブ)レンジとする。なお、Dレンジ(D)において、オート/マニュアルモード切換スイッチ28を操作した状態が存在するが、スイッチのフェイルセイフ上は、Dレンジ(D)と同等であるので、ここでは、その説明を省略する。
【0026】
次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0027】
図4のフローチャートに示す各シフトポジションの判断において、プログラムがスタートすると(ステップ102)、第1〜第7スイッチ(SW1〜SW7)24−1〜24−7及びオート/マニュアルモード切換スイッチ28の状態を読み込み(ステップ104)、そして、フラグ2が1か否かを判定、つまり、フラグ2=1か否かを判定する(ステップ106)。このフラグ2は、第1〜第7スイッチ(SW1〜SW7)24−1〜24−7中の2つのスイッチが故障していると判断した場合に、1となるフラグである。
【0028】
このステップ106がNOで、フラグ2=0の場合には、フラグ1が1か否か判定する(ステップ108)。このフラグ1は、第1〜第7スイッチ(SW1〜SW7)24−1〜24−7中の1つのスイッチが故障していると判断した場合に、1となるフラグである。
【0029】
このステップ108がNOで、フラグ1=0の場合には、スイッチが正常か否かを判定し(ステップ110)、スイッチが正常で、このステップ110がYESの場合には、通常のシフトポジションの判定を行い(ステップ112)、プログラムをエンドとする(ステップ114)。
【0030】
前記ステップ108がYESで、フラグ1=1の場合、及び、前記ステップ110がNOで、スイッチが正常でない場合には、スイッチの故障が1つか否かを判定する(ステップ116)。
【0031】
このステップ116がYESで、スイッチの故障が1つの場合には、フラグ1=1とし(ステップ118)、1つのスイッチが故障した場合のシフトポジションの判定を行い(ステップ120)、プログラムをエンドとする(ステップ114)。
【0032】
前記ステップ116がNOで、スイッチの故障が2つ以上の場合には、フラグ2=1とし(ステップ122)、次いで、スイッチの故障が3つ以上か否かの判定をする(ステップ124)。
【0033】
このステップ124がNOで、スイッチの故障が2つの場合には、2つのスイッチが故障した場合のシフトポジションの判定を行い(ステップ126)、プログラムをエンドとする(ステップ114)。
【0034】
このステップ122がYESで、スイッチの故障が3つ以上の場合には、シフトポジションをNレンジ(N)として判断し(ステップ128)、プログラムをエンドとする(ステップ114)。
【0035】
この各シフトポジションの判定を具体的に説明すると、図6〜12に示す如く、R、Z1、Z2、N、Z3、Z4、D、+、Z5、−の各位置において、どのスイッチか故障すると、Rレンジ(図6)、Nレンジ(図7)、Dレンジ(図8)、+レンジ(図9)、−レンジ(図10)、N/Rレンジ(図11)、N/Dレンジ(図12)と判断するのかを示す。これら各図中において、オン(ON)は、スイッチ24がオンのままになる故障、オフ(OFF)は、スイッチ24がオフのままになる故障を表す。また、図8の斜線の部分は、オン(ON)でもオフ(OFF)でも判断に関係ない部分を表す。故障発生数は、スイッチ24がいくつ故障すると、各位置においてレンジを誤判断するかを表す。
【0036】
図6に示す如く、Rレンジ(R)と判断する場合、Z1、Z2の各位置において、2つスイッチが故障した場合に、Rレンジ(R)と判断してしまうが、Nレンジ(N)のドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいては、運転者が操作しない限りNレンジ(N)8Nの位置にシフトレバー6が位置しており、Z1、Z2の各位置に操作したということは、運転者がRレンジ(R)に操作しようとしたと判断できるため、Rレンジ(R)として判断して問題がない。
【0037】
図7に示す如く、Nレンジ(N)と判断する場合、Z1、Z2、Z3、Z4の各位置において、2つスイッチが故障した場合に、Nレンジ(N)と判断してしまうが、Rレンジ(R)8Rの位置、Dレンジ(D)8Dの位置では、それぞれ後進、前進可能であり、運転者の意図した通りに車両を走行可能であるため、問題がない。
【0038】
図8に示す如く、Dレンジ(D)と判断する場合、+、−、Z3、Z4、Z5の各位置において、2つスイッチが故障した場合に、Dレンジ(D)と判断してしまうが、Nレンジ(N)のドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいては、運転者が操作しない限りNレンジ(N)8N位置にシフトレバー6が位置しており、Z3、Z4の各位置に操作したということは、運転者がDレンジ(D)に操作しようとしたと判断できるため、Dレンジ(D)として判断して問題ない。Z5の位置においては、もともとDレンジ(D)で、オート/マニュアルモード切換スイッチ28を操作してマニュアルモードとしたマニュアル走行レンジとして判断するため、問題ない。アップシフトレンジ8Pの位置、ダウンシフトレンジ8Mの位置において、マニュアル走行レンジとして判断されるが、マニュアルシフトは、付加的なものであるため、オート/マニュアルモード切換スイッチ28を操作すれば、自動変速による走行が可能であり、フェイルセイフ上は問題ない。
【0039】
図9に示す如く、+レンジ(+)と判断する場合、Z4、D、Z5、−の各位置において、2つスイッチ24が故障した場合に、+レンジ(+)と判断してしまうが、Z4の位置においては、正常時、N/Dレンジと判断しており、Nレンジ(N)→+レンジ(+)ヘの直接の移行は、通常あり得ないこと、Z4の位置において、Dレンジ(D)と判断するのは、Dレンジ(D)の位置でのスイッチの故障時か、運転者がZ4の位置にシフトレバー6を固定している場合で、しかも、誤判断によりアップシフトしたとしても、走行上安全方向であり、+レンジ(+)として判断しても構わないことから、問題ない。Dレンジ(D)8Dの位置では、誤判断によりアップシフトしても、走行上安全方向であり、+レンジ(+)として判断しても構わないことから、問題ない。Z5、−の各位置においては、運転者がダウンシフトしようと操作した瞬間に故障した場合のみ、+レンジ(+)と判断してアップシフトしてしまうが、そのような確率は、非常に低いと考えられること、アップシフトをマニュアル走行レンジから+レンジ(+)のスイッチ構成に変化したときのみと限定すれば、故障が発生した状態でZ5、−の位置に操作しても、アップシフトしないようにすることができ、問題ない。
【0040】
図10に示す如く、−レンジ(−)と判断する場合、D、Z5の各位置で、2つスイッチが故障した場合に、−レンジ(−)として判断してしまうが、ダウンシフトをDレンジ(D)位置→Z5位置→−レンジ(−)位置の各スイッチ構成を経由してスイッチが変化したときのみに限定しすれば、ダウンシフトしないようにすることができるため、マニュアル走行レンジとして判断可能で、問題ない。
【0041】
図11に示す如く、N/Rレンジと判断する場合、R、Z2、N、Z4の各位置において、2つスイッチが故障した場合に、N/Rレンジとして判断してしまうが、Z2の位置においては、Nレンジ(N)のドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいては、運転者が操作しない限りNレンジ(N)8Nの位置にシフトレバー6が位置しており、Z2の位置にシフトレバー6を操作したということは、運転者がRレンジ(R)方向へ操作したと判断できること、Z2の位置は狭く、運転者がNレンジ(N)のドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rのドライブ側、リバース側Nレンジスプリング16−1、16−2のバネ力に抗してその位置にシフトレバー6を保持したままにすることは考えにくいので、一定時間だけNレンジ(N)、一定時間後にはRレンジ(R)となるN/Rレンジとして判断して、問題ない。Rレンジ(R)8Rの位置においては、一定時間だけNレンジ(N)として判断されてしまうが、運転者に故障が発生したことを知らせれば、シフトレバー6を操作した一定時間後は、車両を後進させることは可能であるため、問題ない。Nレンジ(N)8Nの位置においては、一定時間内はNレンジ(N)として判断するため問題なく、一定時間後はRレンジ(R)として判断されてしまうが、Nレンジ(N)8Nの位置に操作した瞬間に2つのスイッチが同時に故障する確率は非常に低く、故障した状態でNレンジ(N)の位置に操作した場合は、シフトレバー6を操作したときのスイッチの変化を監視すれば故障が発生していることを判断できるため、問題ない。Z4の位置においては、通常、N/Dレンジとして判断しており、N/Dレンジ→N/Rレンジの直接の移行は通常あり得ないとして無視可能であり、問題ない。
【0042】
図12に示す如く、N/Dレンジと判断する場合、N、Z3、D、+、Z5の各位置において、2つスイッチが故障した場合に、N/Dレンジとして判断してしまうが、N、Z3、Dの位置については、前記N/Rレンジと判断する場合と同様の理由で、問題ない。+、Z5の各位置については、シフトレバー6を+レンジ(+)の位置に操作した瞬間に2つのスイッチが同時に故障した場合に、マニュアル走行レンジからNレンジ(N)として判断してしまうことになるが、そのような確率は非常に低く、故障発生時に操作した場合は、Dレンジ(D)位置での判断がそのまま継続されるので、問題ない。なお、スイッチが3つ以上故障した場合は、Nレンジ(N)として判断する。また、前記各レンジの判断において、1つのスイッチが故障した場合と2つのスイッチが同時に故障した場合について述べてきたが、1つのスイッチが故障した状態からもう1つのスイッチが故障した場合は、すでに1つのスイッチの故障判定が完了しているため、より安全方向にシフトレンジを判断可能である。
【0043】
この結果、Nレンジ(N)を中心としたドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−R、このドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rの両端にRレンジ(R)、Dレンジ(D)のリバース経路12R−G、Dレンジ経路12R−Gをそれぞれ配置し、ドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−RにRレンジ方向、Dレンジ方向ともにドライブ側、リバース側Nレンジスプリング16−1、16−2を設けて、Nレンジ(N)8Nを中心としたドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rにおいて、シフトレバー6を操作しない場合に、Nレンジ(N)8Nに位置するように構成し、それぞれのスイッチ24を、スイッチが2つまで故障した場合でも運転者の意図したシフトポジションになるように配置したことから、Nレンジ(N)8Nと各レンジとの中間位置付近で、シフトレバー6が停止することがなくなるため、Nレンジ(N)8Nとそれ以外のレンジが選択された場合とを明確に区別することができ、これにより、選択されたシフトポジションを正確に認識することが可能となり、つまり、スイッチ24の故障時に、運転者が意図したシフトポジションを判断可能となる。
【0044】
また、初期設定手段14は、Nレンジ(N)を中心としたドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rで、シフトレバー6をNレンジ(N)へ移動させる弾性部材であるドライブ側、リバース側Nレンジスプリング16−1、16−2により構成されたことから、簡単な構造により、Nレンジ(N)8Nとそれ以外のレンジとの間にシフトが停止することを防ぐことができる。
【0045】
更に、シフトポジション判定部26Aは、複数の第1〜7スイッチ24−1〜24−7中の2つ以下のスイッチが故障した場合でも、運転者の意図したレンジが認識されるような位置に配置されたスイッチ24によりシフトポジションを判定することから、的確な位置にスイッチが配置されているので、スイッチが二つ故障した場合でも運転者が意図したシフトポジションを認識することが可能である。
【0046】
更にまた、シフトポジション判定部26Aは、複数の第1〜7スイッチ24−1〜24−7中の3つ以上のスイッチが故障した場合に、シフトされたレンジは、Nレンジ(N)である判定していることから、多数のスイッチが故障している場合には、Nレンジ(N)に設定されるので、安全性の高いシステムを構築することが可能である。
【0047】
また、Dレンジ(D)8Dを中心としたゲートには、マニュアルモード時において、運転者の操作に基づいてアップシフト、あるいは、ダウンシフト可能なマニュアルモードレンジが備えられていることから、Dレンジ(D)8Dの上下方向にマニュアルモードレンジをレイアウトしたので、操作性を向上させることができる。
【0048】
更に、Dレンジ(D)8Dを中心としたダウンシフト側経路10D−M、アップシフト側経路10D−Pとリバース経路12R−Gとは、Nレンジ(N)8Nを中心としたドライブ側経路10N−D、リバース側経路10N−Rを中心として左右に振り分けて配置されていることから、シフトパターンをNレンジ(N)8Nを中心としたゲート10N−D、10N−Rを中心とした前進走行レンジ(Dレンジ)と後進走行レンジ(Rレンジ)とを左右に振り分けてレイアウトすることができ、誤操作された場合でも、安全性を確保することが可能である。
【0049】
図13は、この発明の第2実施例を示すものである。
【0050】
この第2実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明する。
【0051】
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、シフト操作手段2のゲート部4内には、シフトレバー6が途中で停止しない形状のレバーガイド52を設けた。このレバーガイド52は、ドライブ側経路10N−Dの湾曲に形成したドライブ側ガイド部52−Dと、リバース側経路10N−Rの湾曲に形成したリバース側ガイド部52−Rと、Nレンジ(N)8Nの窪んだ凹所52−Nとからなる。
【0052】
この第2実施例の構成によれば、シフトレバー6は、Dレンジ(D)8D又はRレンジ(R)8Rに移動するときに、湾曲形状のドライブ側ガイド部52−D又は湾曲形状のリバース側ガイド部52−Rにガイドされることから、各レンジの途中で停止するおそれがない。
【0053】
【発明の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、シフト操作手段には、ニュートラルレンジを中心としたゲートと前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートとを設けるとともにニュートラルレンジを中心としたゲートの両端に前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートとを配置し、ニュートラルレンジを中心としたゲートにおいてシフトレバーを操作しないときにはシフトポジションが自動的にニュートラルレンジに位置する初期設定手段を設けたことにより、ニュートラルレンジと各レンジとの中間位置付近でシフトレバーが停止することがなくなるため、ニュートラルレンジとそれ以外の他のレンジが選択された場合とを明確に区別することができ、これにより、選択されたシフトポジションを正確に認識することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例においてシフト装置のシステム構成図である。
【図2】第1実施例において各シフトポジション間の中間位置を説明する図である。
【図3】第1実施例においてシフト装置の制御ブロック図である。
【図4】第1実施例においてシフトポジションの判定するフローチャートである。
【図5】第1実施例においてシフトポジションスイッチの構成を示す図である。
【図6】第1実施例においてRレンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図7】第1実施例においてNレンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図8】第1実施例においてDレンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図9】第1実施例において+レンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図10】第1実施例において−レンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図11】第1実施例においてN/Rレンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図12】第1実施例においてN/Dレンジの判断とスイッチ故障とを説明する図である。
【図13】第2実施例においてシフト操作手段のゲート部の概略平面図である。
【符号の説明】
2 シフト操作手段
6 シフトレバー
8N Nレンジ
8D Dレンジ
8R Rレンジ
10N−D ドライブ側経路
10N−R リバース側経路
10D−M ダウンシフト側経路
10D−P アップシフト側経路
14 初期設定手段
16 Nレンジ側のスプリング
18 Dレンジ側のスプリング
22 シフトポジションスイッチ
24 スイッチ
26 制御手段

Claims (6)

  1. 自動変速機のレンジを指示するシフト操作手段を設け、このシフト操作手段により選択されたシフトポジションを複数のスイッチのオン・オフ信号の組み合わせに基づいて判定するシフトポジション判定部が備えられ、このシフトポジション判定部により判定されたシフトポジションに前記自動変速機のレンジを切り換える制御手段を設けた車両用自動変速機のシフト装置において、シフト操作手段には、ニュートラルレンジを中心としたゲートと前進自動変速レンジを中心としたゲートと後退レンジゲートとを設けるとともに前記ニュートラルレンジを中心としたゲートの両端に前記前進自動変速レンジを中心としたゲートと前記後退レンジゲートとを配置し、前記ニュートラルレンジを中心としたゲートにおいてシフトレバーを操作しないときにはシフトポジションが自動的に前記ニュートラルレンジに位置する初期設定手段を設けたことを特徴とする車両用自動変速機のシフト装置。
  2. 前記初期設定手段は、前記ニュートラルレンジを中心としたゲートで、前記シフトレバーを前記ニュートラルレンジへ移動させる弾性部材により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機のシフト装置。
  3. 前記シフトポジション判定部は、前記複数のスイッチ中の2つ以下のスイッチが故障した場合でも、運転者の意図したレンジが認識されるような位置に配置されたスイッチによりシフトポジションを判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機のシフト装置。
  4. 前記シフトポジション判定部は、前記複数のスイッチ中の3つ以上のスイッチが故障した場合に、シフトされたレンジがニュートラルレンジであると判定することを特徴とする請求項3に記載の車両用自動変速機のシフト装置。
  5. 前記前進自動変速レンジを中心としたゲートには、マニュアルモード時において運転者の操作に基づいてアップシフトあるいはダウンシフト可能なマニュアルモードレンジが備えられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機のシフト装置。
  6. 前記前進自動変速レンジを中心としたゲートと前記後退レンジゲートとは、前記ニュートラルレンジを中心としたゲートを中心として左右に振り分けて配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機のシフト装置。
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