JP6684658B2 - シフト位置検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフト位置検出装置に関する。
近年、シフトレバーの操作位置に基づいて車両のシフト位置を電気的に検出するシフトバイワイヤ方式のシフト位置検出装置が知られている。
この種のシフト位置検出装置として、オン又はオフの出力信号を出力する複数のセンサと、センサをオンさせる反応領域とセンサをオフさせる非反応領域とが設けられたセンサ動作用部材とを備え、各センサはセンサ動作用部材との位置関係により出力信号が変化し、各出力信号の組み合わせで構成したポジション信号からシフトレバーのシフトポジションを検出するシフト位置検出装置が開示されている。
上記シフト位置検出装置では、遷移状態において複数のセンサが予め決められた順番で変化するように、センサ動作用部材の反応領域及び非反応領域が設定されている。これにより、センサが予め決められた順番で変化しない場合は、センサに異常があると判定し、速やかに異常処理を行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−309303号公報
しかしながら、複数のセンサをそれぞれ予め決められた順番で変化させるためには、反応領域及び非反応領域の複雑な設定が必要となり、例えばこれらの領域を異なる磁極で構成する場合はコストが増加してしまう。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、この種のシフト位置検出装置において、操作中のセンサの異常を検出可能にしつつ、低コストのシフト位置検出装置を提供する。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、シフトポジションを選択操作可能なシフトレバーと、前記シフトレバーの操作に連動して移動するプレートと、オン又はオフの出力信号を出力する複数のセンサと、前記複数のセンサの各出力信号を組み合わせて構成されるポジション信号から前記シフトレバーのシフトポジションを検出する判定部と、を備え、前記プレートは、複数の列と複数の行とに分割された領域を備え、該領域が前記複数のセンサのうち所定のセンサがオンの出力信号を出力する第1の領域と、前記所定のセンサがオフの出力信号を出力する第2の領域とで構成されるシフト位置検出装置であって、前記シフトレバーの操作に伴う前記プレートの移動に応じて前記複数のセンサの出力信号が順番に変化するように、前記複数のセンサが、前記領域の列方向又は行方向に対して、各々段階的にずらして配置されることを特徴とするシフト位置検出装置を提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、隣接する前記シフトポジションの間で前記ポジション信号が取り得る少なくとも2つの操作間ポジション信号が、前記複数のセンサの配置により取り得る値を限定され、前記ポジション信号が、前記シフトレバーの操作中に前記操作間ポジション信号のいずれにも一致しないとき、前記複数のセンサのいずれかに異常があると判定するシフト位置検出装置を提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、隣接する前記シフトポジションの間で前記ポジション信号が取り得る少なくとも2つの操作間ポジション信号が、前記複数のセンサの配置により取り得る値を限定され、前記ポジション信号が、前記操作間ポジション信号のいずれかに一致するとき、前記シフトレバーが操作中であると判定するシフト位置検出装置を提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、操作中のセンサの異常を検出可能にしつつ、低コストのシフト位置検出装置を提供することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係るシフト位置検出装置の側面図である。 本発明の実施形態に係るシフト位置検出装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る7ポジションタイプのシフトパターンを示す図である。 本発明の実施形態に係る各磁気センサのポジション信号とシフトポジション判定の関係を示した図である。 本発明の実施形態に係る各磁気センサに対するプレートの領域設定を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る領域を重複させたプレートと磁気センサとの関係を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る配置位置をずらした各磁気センサに対するプレートの領域設定を示す図である。 本発明の実施形態に係る各シフトポジションにおけるプレートと磁気センサとの位置関係を示す図である。 本発明の実施形態に係るマニュアルポジションからシフトアップポジションにシフトレバーを移動させた場合の各磁気センサの出力信号の遷移を示す図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー操作中のポジション信号による正常判定、異常判定を示したチャート図である。
<実施形態>
図1から図10を用いて、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係るシフト位置検出装置10は、シフトレバー11の操作位置である各シフトポジションを表すポジション信号を出力し、これを検出してシフトの位置を検出するように構成したものである。
本実施形態に係るシフト位置検出装置10は、図1、図2に示すように、先端にグリップハンドルを有し、他方の端部にピボットを設けた軸状のシフトレバー11と、シフトレバー11の各シフトポジションに応じてオンあるいはオフの出力信号を出力するように構成した2以上の複数の磁気センサ14と、複数の磁気センサ14を搭載する回路基板15と、各磁気センサ14がオンの出力信号を出力する反応領域、及び各磁気センサがオフの出力信号を出力する非反応領域からなるセンシング領域を各磁気センサ14毎に設けたプレート12と、プレート12を保持する保持部13と、各磁気センサ14の出力信号を組み合わせてポジション信号を出力する図示しない信号出力部とから構成されている。つまり、本実施形態に係るシフト位置検出装置10は、プレート12を保持する保持部13がシフトレバー11の動きに連動して移動する。なお、シフトレバーの操作方向と同じ方向にプレートが移動する構造に限らず、シフトレバーの操作方向とプレートの移動方向が異なった方向であってもよい。
本実施形態に係るシフト位置検出装置10は、図3に示すように、7つのシフトポジションが「H」パターンに配置された、いわゆるHゲート式のものである。このシフト位置検出装置10では、ホームポジション(Hポジション)が中央に配置され、ホームポジション(Hポジション)を挟んでニュートラルポジション(Nポジション)及びマニュアルポジション(Mポジション)が略一直線状に配置され、ニュートラルポジション(Nポジション)を挟んでドライブポジション(Dポジション)およびリバースポジション(Rポジション)が略一直線状に配置され、マニュアルポジション(Mポジション)を挟んでシフトアップポジション(+ポジション)およびシフトダウンポジション(−ポジション)が略一直線状に配置されている。
なお、本実施形態に係るシフトレバー11は、通常、ホームポジション(Hポジション)に位置し、ニュートラルポジション(Nポジション)、リバースポジション(Rポジション)、ドライブポジション(Dポジション)に操作された後にはホームポジション(Hポジション)に自動的に復帰する。ホームポジション(Hポジション)からマニュアルポジション(Mポジション)に操作されると、節度機構などで復帰規制され、マニュアルポジション(Mポジション)に保持される。マニュアルポジション(Mポジション)からシフトアップポジション(+ポジション)あるいはシフトダウンポジション(−ポジション)に操作された後は、マニュアルポジション(Mポジション)に自動的に復帰する。マニュアルポジション(Mポジション)から手動でホームポジション(Hポジション)に操作されると、ホームポジション(Hポジション)に保持される。
本実施形態に係るシフト位置検出装置10は、各磁気センサの出力信号の組み合わせで構成されるポジション信号からシフトポジションを判定する。この一例を図4に示す。
本実施形態に係るシフト位置検出装置10について、図5、図6を用いて、シフトレバー11の動きに対応した各磁気センサの信号の遷移について説明する。
複数の磁気センサ14を搭載する回路基板15は、略平板状部材の表面に6つの磁気センサ14を配設している。各磁気センサ14は、所定の方向に作用する磁界のみを検知する。各磁気センサ14は、所定の方向の磁界を検出したときのオン信号あるいは、非検出のときのオフ信号を信号出力部に向けて出力する。まず、図5および図6に示す磁気センサ14がN極を検出する磁気センサのみで構成された場合について説明する。この磁気センサ14は、ホール効果ICでもよいし、磁気抵抗素子、ホール素子、リードスイッチ等の磁気センサを採用することもできる。
プレート12は、回路基板15の各磁気センサ14に対応して6つのセンシング領域を略平板状部材の表面に設けている。図5では、センサ番号1〜6の磁気センサ14に対応するセンシング領域のみを抜き出して示してある。各センシング領域は、N極領域(第1の領域)、S極領域(第2の領域)、未使用領域を3行3列の2次元アレイ状に配置したものである。N極領域(第1の領域)は、センサ側がN極となるように着磁した領域であり、S極領域(第2の領域)は、センサ側がS極となるように着磁した領域であり、未使用領域は、未着磁領域、N極に着磁した領域またはS極に着磁した領域のいずれでもよい領域である。これに対して、磁気センサ14は、N極検出センサであるため、N極領域(第1の領域)に対面したときにオン信号を出力し、S極領域(第2の領域)に対面したときにオフ信号を出力する。なお、未使用領域は、磁気センサ14に対面しない領域である。
図5は、各磁気センサ14が、図4に示したシフトポジション毎のオン信号あるいはオフの信号を出力するよう、磁気センサ14毎にセンシング領域を形成したものである。ここで、センサ番号6の磁気センサ14を例として、対応するセンシング領域の構成について説明すると、センシング領域は、4つのS極領域(第2の領域)と3つのN極領域(第1の領域)と2つの未使用領域をシフトポジションに対応して配置している。なお、図5における磁気センサ14の位置は、シフトレバー11がホームポジション(Hポジション)に位置したときのものである。
センシング領域は、固定的に配置された磁気センサ14(図5において、番号「6」が記載された中央の四角枠で囲んで示される部分が磁気センサ14の配置位置である)に対して全体的に変位するものである。図3に示すように、ホームポジション(Hポジション)からニュートラルポジション(Nポジション)に切り替えるようにシフトレバー11を図3中の右方向に操作すると、それに伴って、磁気センサ14に対してセンシング領域全体が図5中の右方向に変位する。これにより、磁気センサ14に対面する領域は、行番号2、列番号2のS極領域(第2の領域)から行番号2、列番号1のN極領域(第1の領域)に切り替わる。また、例えば、ニュートラルポジション(Nポジション)からドライブポジション(Dポジション)に切り替えるようにシフトレバーを手前側、つまり、図3中の下方向に操作すると、それに伴って、例としたセンサ番号6の磁気センサ14では、その磁気センサ14に対してセンシング領域全体が図5中の下方向に変位する。これにより、磁気センサ14に対面する領域は、行番号2、列番号1のN極領域(第1の領域)から行番号1、列番号1のN極領域(第1の領域)に切り替わる。
このように、図5のセンシング領域では、図3に示すように、行番号2、列番号1のN極領域(第1の領域)がニュートラルポジション(Nポジション)に対応し、行番号1、列番号1のN極領域(第1の領域)がドライブポジション(Dポジション)に対応し、行番号3、列番号1のS極領域(第2の領域)がリバースポジション(Rポジション)に対応し、行番号2、列番号3のS極領域(第2の領域)がマニュアルポジション(Mポジション)に対応し、行番号3、列番号3のN極領域(第1の領域)がシフトダウンポジション(−ポジション)に対応し、行番号1、列番号3のS極領域(第2の領域)がシフトアップポジション(+ポジション)に対応し、行番号2、列番号2のS極領域(第2の領域)がホームポジション(Hポジション)に対応している。他の磁気センサも同様である。
上記の例では、磁気センサ14を一方の磁極のみに反応するセンサ(上記例では、N極検出センサ)のみで構成していたため、領域の設定が限定されていた。したがって、図6に示すように重複可能な領域を重複させてプレート面積を小型化しようとしても、重複できない領域が存在していた。本実施形態では、図5のように、2つの磁極を検出するセンサ(N極検出センサとS極検出センサ)で構成することにより、設定可能な領域パターンが多くなり、設定の自由度が増し、重複可能な領域を増やすことができる。そのため、図6に示すように、プレート12の大きさを6行、4列の24マスとすることができる。
なお、本実施形態では、N極検出センサとS極検出センサとをそれぞれ3個用いた組み合わせを例示したが、使用するセンサの数、検出したポジション信号等に応じて、各センサに対する領域も変わるため、重複可能領域が増えるようにセンサの組み合わせを変えてもよい。
本実施形態では、さらに、図7に示すように、列方向および行方向に2次元配列状に分割されたプレート12の領域に対して、各磁気センサ14の出力信号が順番に変化するように、各磁気センサ14の位置を段階的にずらして配置している。なお、図7は、シフトレバー11がホームポジション(Hポジション)にある場合の各磁気センサ14の位置関係を示し、図8は、各シフトポジションにおける各磁気センサ14の位置関係を示している。上記のように、各磁気センサ14の位置を段階的にずらして配置しているため、シフトレバー11の操作に伴うプレート12の移動に応じて、ポジション信号である各磁気センサ14の出力信号の発生順序が変化する。
これにより、シフトレバー11が、あるシフトポジションから隣接するシフトポジションに操作される間のポジション信号(操作間ポジション信号)の取り得る値が限定される。そのため、操作間ポジション信号が、限定された値以外となった場合は、センサに異常があると判定することができる。上記のように、磁気センサ14の配置をずらして基板に実装するだけで、コストアップを伴うことなく、操作中のセンサの異常判定を行うことができる。
図8に示すように、シフトレバー11をホームポジション(Hポジション)からニュートラルポジション(Nポジション)に移動すると、プレート12は、右方向に変位する。このとき、磁気センサ「3」は、N極領域(第1の領域)からN極領域(第1の領域)に変位し、磁気センサ「5」は、S極領域(第2の領域)からS極領域(第2の領域)に変位するため、出力信号の変化はない。一方、磁気センサ「1」、「2」、「4」、「6」は、磁気センサ「1」が左方向への配置ずれ量が最も大きく、続いて、磁気センサ「2」、「4」、「6」の順番で左方向への配置ずれ量が大きいため、プレート12の右方向への変位に伴って、「1」→「2」→「4」→「6」の順番で出力信号が変化する。
同様に、シフトレバー11がニュートラルポジション(Nポジション)からリバースポジション(Rポジション)に移動すると、プレート12は、上方向に変位するため、磁気センサ「1」、「3」、「4」の出力信号に変化はなく、磁気センサ「2」、「5」、「6」は、「6」→「5」→「2」の順番で出力信号が変化する。
シフトレバー11がニュートラルポジション(Nポジション)からドライブポジション(Dポジション)に移動すると、プレート12は、下方向に変位するため、磁気センサ「2」、「3」、「6」の出力信号に変化はなく、磁気センサ「1」、「4」、「5」は、「4」→「5」→「1」の順番で出力信号が変化する。
シフトレバー11がホームポジション(Hポジション)からマニュアルポジション(Mポジション)に移動すると、プレート12は、左方向に変位するため、磁気センサ「4」、「6」の出力信号に変化はなく、磁気センサ「1」、「2」、「3」、「5」は、「5」→「3」→「2」→「1」の順番で出力信号が変化する。
シフトレバー11がマニュアルポジション(Mポジション)からシフトダウンポジション(−ポジション)に移動すると、プレート12は、上方向に変位するため、磁気センサ「1」、「3」、「4」の出力信号に変化はなく、磁気センサ「2」、「5」、「6」は、「6」→「5」→「2」の順番で出力信号が変化する。
シフトレバー11がマニュアルポジション(Mポジション)からシフトアップポジション(+ポジション)に移動すると、プレート12は、下方向に変位するため、磁気センサ「2」、「3」、「6」の出力信号に変化はなく、磁気センサ「1」、「4」、「5」は、「4」→「5」→「1」の順番で出力信号が変化する。
次に、図9および図10を用いて、マニュアルポジション(Mポジション)からシフトアップポジション(+ポジション)への移動を例に、各磁気センサ14の出力信号の遷移について説明する。
シフトレバー11が、マニュアルポジション(Mポジション)からシフトアップポジション(+ポジション)へ操作されるときに、磁気センサ「1」、「4」、「5」の出力信号が「4」→「5」→「1」の順番で変化するように、磁気センサ「1」、「4」、「5」の位置を段階的にずらして配置した場合、各磁気センサ14が正常であるならば、ポジション信号は、図10のB又はEのいずれかの値になる。
つまり、各磁気センサ14が正常であるならば、ポジション信号は、図10のA、C、D、Fの値にはならないため、仮に、ポジション信号が、図10のA、C、D、Fの値になった場合には、いずれかの磁気センサ14に異常が生じていると判定できる。
また、磁気センサ14の配置をずらさない場合には、磁気センサ14の特性のバラツキ等により、ポジション信号は、図10の6パターンのいずれかになる可能性がある。しかし、配置をずらすことにより2パターンに限定できるため、4パターンはセンサの異常判定に使うことができる。
さらに、ポジション信号が図10のB→Eの順で変化したことを厳密には判定しないのは、シフトレバー11の操作中チャタリングでBとEの状態が交互に切り替わらないことや、シフトレバー11の素早い操作でBを飛ばしてEの値を最初に検出することが考えられ、その状態でも操作中であることを正確に判定することを可能にするためである。
以上、説明したように、本実施形態によれば、磁気センサ14の出力信号が順番に変化するように、磁気センサ14の位置を段階的にずらして配置したため、操作中に磁気センサ14の異常を検出することができる。また、磁気センサ14をずらして実装するだけなので、コストの増加を抑制することができる。
また、ポジション信号が、段階的にずらして配置された磁気センサ14によって限定された操作間ポジション信号のいずれにも一致しないときに、複数の磁気センサ14のいずれかに異常があると判定することにより、安全性を向上させることができる。
さらに、ポジション信号が、段階的にずらして配置された磁気センサ14によって限定された操作間ポジション信号のいずれかに一致するときに、シフトレバー11が操作中であると判定することにより、シフトレバー11の操作中にチャタリング(ガタツキのある操作)が起きても、シフトレバー11が操作中であると正しく判定することができる。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10;シフト位置検出装置
11;シフトレバー
12;プレート
13;保持部
14;磁気センサ
15;回路基板

Claims (3)

  1. シフトポジションを選択操作可能なシフトレバーと、
    前記シフトレバーの操作に連動して移動するプレートと、
    オン又はオフの出力信号を出力する複数のセンサと、
    前記複数のセンサの各出力信号を組み合わせて構成されるポジション信号から前記シフトレバーのシフトポジションを検出する判定部と、を備え、
    前記プレートは、複数の列と複数の行とに分割された領域を備え、該領域が前記複数のセンサのうち所定のセンサがオンの出力信号を出力する第1の領域と、前記所定のセンサがオフの出力信号を出力する第2の領域とで構成されるシフト位置検出装置であって、
    前記シフトレバーの操作に伴う前記プレートの移動に応じて前記複数のセンサの出力信号が順番に変化するように、前記複数のセンサが、前記領域の列方向又は行方向に対して、各々段階的にずらして配置されることを特徴とするシフト位置検出装置。
  2. 隣接する前記シフトポジションの間で前記ポジション信号が取り得る少なくとも2つの操作間ポジション信号が、前記複数のセンサの配置により取り得る値を限定され、前記ポジション信号が、前記シフトレバーの操作中に前記操作間ポジション信号のいずれにも一致しないとき、前記複数のセンサのいずれかに異常があると判定することを特徴とする請求項1に記載のシフト位置検出装置。
  3. 隣接する前記シフトポジションの間で前記ポジション信号が取り得る少なくとも2つの操作間ポジション信号が、前記複数のセンサの配置により取り得る値を限定され、前記ポジション信号が、前記操作間ポジション信号のいずれかに一致するとき、前記シフトレバーが操作中であると判定することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のシフト位置検出装置。
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