JP4521125B2 - アブソリュートエンコーダ用ディスク - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、測量機等に用いられるアブソリュートエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のアブソリュートエンコーダは、本出願人の出願に係る特開平7−198420号公報に開示されたようなものが知られており、このブロック図を図5に示す。アブソリュートエンコーダ用ディスク1には、スリット2が円周方向に沿うトラックT上に等間隔に配置されている。これらのスリット2には、2進数の符号化された測角用符号語を表わすため、「1」を表わす太いスリットと、「0」を表わす細いスリットの2種類が用いられている。これらのスリット2に対して、任意の位置から連続して所定数のスリット2を読み込むと、これらのスリット2に対応する数の並びは、他の領域の数の並びと重複することなく、ただ1つに定まるようにスリット2は配置されている。
【0003】
従来のアブソリュートエンコーダで角度を検出するには、ディスク1の一面側に配置したLED(発光ダイオード)等の図示しない光源からスリット列に向けて光を照射し、ディスク1の他面側に配置したCCD等の検出手段3、5で、スリット列を透過した光を受光する。測角用符号語を読み取るためには、所定数のスリット2を選択して、検出手段3、5で読み取ったスリット幅から所定数のビット列に変換する。このビット列は、算出手段6により、予め記憶手段7に記憶している角度符号語テーブルとコードマッチング(比較)される。そして、このビット列が角度符号語テーブル中で最も一致する位置を求め、この位置を角度に変換して角度を求め、表示手段10に表示させていた。
【0004】
さて、このような測角用符号語の読み誤りを検出するため、巡回数列を円形に配置したとき、180°対向する位置の数字が常に反転するセルフコンプリメンタルコード(以下、SCCという。)に従って、測角用符号語を決めていた。この測角用符号語の一例の一部を次に示す。
【0005】
(0−180°) (180−360°)
0000011 1111100
0000110 1111001
0001100 1110011
−−−−−−− −−−−−−−
−−−−−−− −−−−−−−
このため、180°対向する位置の測角用符号語を2つの検出手段3、5で同時に読み取って判別手段4で比較すると、両者間に値の一致するビットが存在する場合には、測角用符号語の読み誤りがあったことが簡単に分かる。そこで、算出手段6は、2つの読み取った測角用符号語と予め記憶手段7に記憶している角度符号語テーブルを比較して、測角用符号語の読み誤りがあった場合、訂正できる場合は訂正して角度を求め、訂正できない場合、読み誤りを知らせる警報を出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報に記載されたようなアブソリュートエンコーダでは、次のような問題があった。
【0007】
塵埃等の多い厳しい環境下で使用されるため、エンコーダ用ディスク1の細いスリット2にごみ等が付着して、測角用符号語の読み誤りが生じることもあるが、この場合に、誤り訂正能力が対向する2つの検出領域で1ビットと小さく、測定できないこともあった。このことは、常に測定値の高信頼性が要求される測量機としては問題であった。
【0008】
また、読み取った測角用符号語と大きな角度符号語テーブルとのコードマッチングを行うため、測角計算に要する時間が長くなるという問題もあった。
【0009】
さらに、SCCに従って、測角用符号語を決定していたので、選定したSCCによって、ディスク1周に配置される全ビット数、すなわちディスク1周に配置できる全スリット数が予め定まってしまい、スリット数選択の自由度が低く、精度等から要請される最適のスリット数を満足させることが困難であるという問題もあった。
【0010】
このため、常に測定値の信頼性が高く、測角計算に要する時間が短く、しかも、ディスク1周に配置できるスリット数の自由度の高いアブソリュートエンコーダが求められていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明では、測角用符号語を表わすスリットが周方向に沿って配置されたアブソリュートエンコーダ用ディスクにおいて、前記測角用符号語は、角度情報を表わす角度情報ビットと角度情報ビットの読み誤りを検出して訂正する検査ビットとを含む角度情報用符号語と、該角度情報用符号語を検出するための目印となるブロック検出用符号語とから構成するとともに、前記測角用符号語は、ブロック検出用符号語の先頭から順次1ビットづつ取り出した各ビットを、前記角度情報用符号語の所定ビットおきに順次挿入した。
【0012】
請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明において、各測角用符号語は、角度情報ビットの各ビットが反転したものを前又は後に隣接して配置した。
【0013】
請求項3に係る発明では、請求項1又は2に係る発明において、前記角度情報用符号語は、7ビットの角度情報ビットと8ビットの検査ビットからなる(15、7)BCH符号に、1ビットのパリティチェックビットを付加したものとした。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例のアブソリュートエンコーダ用ディスクも、従来例のように、周方向に沿って配置されたスリット列によって、測角用符号語が表わされている。図1に示したように、測角用符号語11は、角度情報を表わす7ビットの角度情報ビット12、角度情報ビット12の読み誤りを検出して訂正する8ビットの検査ビット14、及び、さらに角度情報ビット12と検査ビット14の読み誤りを検出する1ビットのパリティチェックビット16からなる角度情報用符号語18を含む。測角用符号語11は、さらに、この角度情報用符号語18を検出するための目印にするため、8ビットのブロック検出用符号語22の先頭から順次1ビットづつ取り出した各ビットを角度情報用符号語18の2ビットおきに順次挿入し、全部で24ビットからなっている。
【0015】
すなわち、測角用符号語11の24ビットは、左側から数えて、第1、2ビットが角度情報ビット、第3ビットがブロック検出用ビット、第4、5ビットが角度情報ビット、第6ビットがブロック検出用ビット、第7、8ビットが角度情報ビット、第9ビットがブロック検出用ビット、第10ビットが角度情報ビット、第11ビットが検査ビット、第12ビットがブロック検出用ビット、第13、14ビットが検査ビット、第15ビットがブロック検出用ビット、第16、17ビットが検査ビット、第21ビットがブロック検出用ビット、第22ビットが検査ビット、第23ビットがパリティチェックビット、第24ビットがブロック検出用ビットとなる。
【0016】
なお、パリティチェックビットとは、符号語を構成する各ビットの値の総和が常に偶数(又は奇数)になるように、余分に加えられる1ビットのことであり、符号語を読み取ったとき、符号語を構成する各ビットの値の総和が偶数(又は奇数)にならないときには、符号語の読み誤りがあったことが分かるようにしたものである。また、7ビットの角度情報ビット12に8ビットの検査ビット14を付加した符号長15ビットの符号語として、巡回符号の一種で復号が容易でかつ誤り訂正能力の高い(15、7)BCH符号を用いる。このような符号としては、BCH符号以外にも、誤り訂正機能を持つブロック符号、たとえば、BCH符号以外の巡回符号、BCH符号の特別な例であるハミング符号等も用いることもできるので、必要な情報ビット数や誤り訂正可能なビット数等の要求に応じて、適切な符号を選択する。これらの符号は、デジタル通信等において広く使われていて周知であるから、説明を省略する。
【0017】
ブロック検出用符号語22としては、検出しやすいビット並びを有する「11101000」を用いる。この「11101000」は、(7,4)ハミング符号にパリティチェックビットが付加されたものにもなっているから、1ビットの誤り訂正が可能である。ところで、ブロック検出用符号語22は、「11101000」に限るものでなく、(7、4)ハミング符号にパリティチェックビットを付加した8ビットの符号語のうち、0または1の一方のみに偏らないもの、例えば「11101000」を反転した「00010111」等、適切な8ビットの符号語であってもよい。ただし、「11111111」「00000000」「10101010」のように先頭が判別できない符号語は使用できない。また、「00000001」「10000000」のように、1ビット読み誤っただけで、符号語として使用できなくなるようなものも使用すべきではない。
【0018】
さて、本実施例では、24ビットの測角用符号語を90語、ディスク周方向に沿って配置したため、スリット数は、24*90=2160本になり、スリット間隔は、10’となる。各測角用符号語11の先頭ビットに対応するスリット2の間の間隔は、4°となる。そして、角度情報ビット12は、角度情報として、測角用符号語11の配置された順序に従って、1、2、3−−−−−(2進数の0000001が1に対応する。)と規則正しい番号が付与されるとともに、各測角用符号語11の後(又は前)には、該角度情報ビット12の各ビットを反転させた測角用符号語11を配置している。このような測角用符号語11の並びの一部を図2に示す。
【0019】
このようなスリット列により表わされた測角用符号語11から、角度情報を取り出すための構成は、図5に示した従来例のブロック図と比べて、検出手段3、5は1つでよく、判別手段4が必要ない点で相違する以外は略同じである。しかし、記憶手段7には、大きな角度符号語テーブルの代わりにブロック検出用符号語22を記憶させるだけでよく、算出手段6における符号語の読み誤りの検出方法、訂正方法及び測角計算方法は、以下に説明するように大きく異なっている。
【0020】
以下に、図4のフロー図に従って、測角用符号語11から、角度情報を取り出す方法を説明する。
【0021】
まず、ステップ1(S1)として、従来と同様に、所定数のスリット2を選択して、これを所定数のビット列に変換する。このさい、各測角用符号語11は、24ビットで構成されているから、少なくとも1つの測角用符号語11を取り出すためには、48ビット分のスリット列を読み取って、図3に示したような48ビットのビット列24を得る。
【0022】
次に、ステップ2(S2)として、ブロック検出用符号語22を検出する。このためには、ブロック検出用符号語22を構成する各ビットは、測角用符号語11の2ビットおきに配置されているから、図3に示したように、48ビットのビット列24を3ビットからなる部分26に区切ると、この部分26には必ず左、真ん中、右のいずれかのビットにブロック検出用符号語22の1ビットが含まれる。そこで、最初の3ビットからなる部分26と、これから24ビット後方の3ビットからなる部分28と比較して、最も一致するビットの位置が左、真ん中、右のいずれであるか求める。次の3ビットからなる部分26’も、同様に24ビット後方の3ビットからなる部分28’と比較し、最も一致するビットの位置が左、真ん中、右のいずれであるかを求める。このような比較をステップ1で読み取ったビット列24に対して可能な限り行い、比較した各部分で最も一致する位置が左、真ん中、右のいずれであるかを求め、この位置のビットを左から8つの各部分26、26’−−−から順次取り出すと、ブロック検出用符号語22が得られる。ただし、11101000とは並んでいないこともあるが、この数字の並ぶ順序は記憶しているので、ブロック検出用符号語22の先頭位置が検出ができるのである。図3に示した例では、各部分とも末尾のビットが最もよく一致しているから、各部分26、26’、−−−の末尾のビットを取り出すと、ブロック検出用符号語22が得られる。
【0023】
もし、ブロック検出用符号語22に1ビットの誤りがあったとしても、本実施例の場合は、ブロック検出用符号語22以外に前記一致が得られるのは、常に6ビット以下となっているので、ブロック検出用符号語22の残り7ビットが前記一致をしていれば、この7ビットの位置からブロック検出用符号語22を検出することができる。また、このブロック検出用符号語22自身が(7,4)ハミング符号にパリティチェックビットが付加されたものになっているから、1ビットの誤り訂正をすることにより、ブロック検出用符号語22を確認することができる。
【0024】
次に、ステップ3(S3)として、測角用符号語11において、ブロック検出用符号22の各ビットの配置された位置は、図1に示したように定まっているから、これを基準にして、角度情報用符号語18、すなわち、角度情報ビット12、検査ビット14及びパリティチェックビット16を取り出す。
【0025】
次にステップ4(S4)として、取り出された角度情報ビット12、検査ビット14及びパリティチェックビット16から、従来周知の方法によって、誤りビットの有無を判断する。誤りビットがなければ、ステップ6(S6)へ進む。誤りビットを検出したときは、ステップ5(S5)へ進む。
【0026】
ステップ5(S5)では、角度情報ビット12と検査ビット14から角度情報ビット12の誤りビット位置を決定できる場合には、誤りビットを訂正する。本実施例の場合には、2ビットの誤り検出と訂正が可能な(15、7)BCH符号に、パリティチェックビット16を付加しているので、3ビットの誤り検出と2ビットの誤り訂正が可能である。これらの誤り検出と訂正の方法は、当業者に周知であるから説明を省略する。パリティチェックにより、訂正できない誤りを検出した場合には、エラーを表示する。
【0027】
ステップ4(S4)又はステップ5(S5)で誤りのない角度情報ビット12が得られると、ステップ6(S6)に進み、角度情報ビット12から測角計算して角度を求める。測角用符号語11の先頭ビットを表わすスリット2の間の角度は4°で、角度情報ビット12を反転した測角用符号語11を1つおきに配置しているから、測角用符号語11の先頭ビットを表わすスリット2の角度αは、
角度情報ビット12が、0101101以下のとき、
α=(角度情報ビットが表わす数−1)*8°
角度情報ビット12が、1010010以上のとき、
α=(角度情報ビットを反転したものが表わす数−1)*8°+4°
と簡単に求まる。ただし、角度情報ビット0000001を含む測角用符号語11の先頭ビット位置を0°とした。また、スリット2は10’間隔で配置されているから、各スリット2の角度も簡単に求めることができる。
【0028】
本実施例によれば、次のような効果がある。
【0029】
すなわち、測角用符号語11を、SCCに従って決めず、16ビットの角度情報用符号語18に、8ビットのブロック検出用符号語22を加えて全体で24ビットのブロック符号としたから、ディスク1周に配置される測角用符号語11全体のビット数は24の整数倍、すなわちスリット数も24の整数倍という条件で自由に選択でき、スリット数の選択の自由度が高くなる。このため、精度等から要請される最適なスリット2の数と間隔を実現することが容易になる。
【0030】
そして、角度情報用符号語18は、7ビットの角度情報ビットと8ビットの検査ビットからなる(15、7)BCH符号に、1ビットのパリティチェックビットを付加したものであるから、3ビットの誤り検出と2ビットの誤り訂正ができるため、常に実用上充分な信頼性の測定値が得られる。
【0031】
また、角度情報ビット12は角度情報を表わしているから、読み取った測角用符号語11から角度情報ビット12を取り出すと、測角用符号語11を角度符号語テーブルと照合することなく、単純な計算で簡単に角度が求まり、測角計算の時間を短縮できる。
【0032】
さらに、ブロック検出用符号語22の各ビットは、角度情報用符号語18の2ビットおきに配置されるという条件があるため、ブロック検出用符号語22に1ビットの読み誤りがあっても、前述のように、ブロック検出用符号語22の検出が可能になる。そして、各測角用符号語11は、後又は前に、角度情報ビット12の各ビットが反転した測角用符号語11を隣接させて配置しているから、隣接する測角用符号語11間では、ブロック検出用符号語22以外には一致するビットがないか、あってもわずかなので、ブロック検出用符号語22を容易に検出できるという利点がある。しかも、「11101000」なるブロック検出用符号語22は、検出し易いビット並びになっている。さらに、ブロック検出用符号語22自身が、(7、4)ハミング符号にパリティチェックビットが付加されたものになっていて、1ビットの誤り訂正ができるので、ブロック検出用符号語22の確認ができ、確実に角度情報用符号語18の検出ができる。
【0033】
ところで、本発明は、前記実施例に限るものではなく、種々の実施例が考えられる。たとえば、検出手段3、5は、図5に示した従来例と同じように2つ設けてもよい。この場合、両検出手段から得た角度に180°の差があるかどうかを調べることにより、測角用符号語11の読み誤りを検出することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上に述べたように、請求項1に係る発明によれば、測角用符号語は、角度情報用符号語にブロック検出用符号語を加えたブロック符号としたから、ディスク1周に配置されるスリット数を比較的自由に決めることができ、精度等から要請される最適のスリット数を実現できる。また、測角用符号語は、角度情報ビットの読み誤りを検出して訂正する機能を有した検査ビットを含んでいるため、角度情報ビットの読み誤り訂正ができるので、常に信頼性の高い測定値が得られる。さらに、角度情報ビットは角度情報を表わしているから、測角用符号語から角度情報ビットを取り出すと簡単に角度が求まり、測角計算の時間を短縮できる。さらに、ブロック検出用符号語の各ビットは、測角用符号語において所定ビットおきに配置されているという条件があるため、ブロック検出用符号語に読み誤りを生じた場合にも、ブロック検出用符号語を検出し易いという利点がある。
【0035】
請求項2に係る発明によれば、各測角用符号語は、前又は後に角度情報ビットが反転した測角用符号語を配置しているから、隣接する測角用符号語間でブロック検出用符号語以外には一致するビットがないか、あってもわずかなので、ブロック検出用符号語の検出がいっそう容易になる。
【0036】
請求項3に係る発明によれば、角度情報用符号語は、7ビットの角度情報ビットと8ビットの検査ビットからなる(15、7)BCH符号に、1ビットのパリティチェックビットを付加したものであるから、3ビットの誤り検出と2ビットの誤り訂正ができるため、常に実用上充分な信頼性の測定値が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の測角用符号語の構成方法を示す図である。
【図2】同実施例における測角用符号語の並びの一部を示す図である。
【図3】同実施例において、ブロック検出用符号語の検出方法を示す図である。
【図4】同実施例における測角処理のフロー図である。
【図5】従来のアブソリュートエンコーダを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスク
2 スリット
11 測角用符号語
12 角度情報ビット
14 検査ビット
16 パリティチェックビット
18 角度情報用符号語
22 ブロック検出用符号語
Claims (3)
- 測角用符号語を表わすスリットが周方向に沿って配置されたアブソリュートエンコーダ用ディスクにおいて、
前記測角用符号語は、角度情報を表わす角度情報ビットと角度情報ビットの読み誤りを検出して訂正する検査ビットとを含む角度情報用符号語と、該角度情報用符号語を検出するための目印となるブロック検出用符号語とからなり、
前記測角用符号語は、ブロック検出用符号語の先頭から順次1ビットづつ取り出した各ビットを、前記角度情報用符号語の所定ビットおきに順次挿入したことを特徴とするアブソリュートエンコーダ用ディスク。 - 各測角用符号語は、角度情報ビットの各ビットが反転したものを前又は後に隣接して配置したことを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ用ディスク(図2参照)。
- 前記角度情報用符号語は、7ビットの角度情報ビットと8ビットの検査ビットからなる(15、7)BCH符号に、1ビットのパリティチェックビット(16)を付加したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のアブソリュートエンコーダ用ディスク。
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