JP4726220B2 - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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本発明は、測量機等に用いられるロータリアブソリュートエンコーダに関する。
従来のアブソリュートエンコーダとしては、本出願人の出願に係る下記特許文献1に開示されたようなものが知られており、このブロック図を図5に示す。アブソリュートエンコーダ用ディスク1には、スリット2が円周方向に沿うトラックT上に等間隔に配置されている。これらのスリット2には、2進数の符号化された測角用符号語を表わすため、「1」を表わす太いスリットと、「0」を表わす細いスリットの2種類が用いられている。これらのスリット2に対して、任意の位置から連続して所定数のスリット2を読み込むと、これらのスリット2に対応する数の並びは、他の領域の数の並びと重複することなく、ただ1つに定まるようにスリット2は配置されている。
従来のアブソリュートエンコーダで角度を検出するには、ディスク1の一面側に配置したLED(発光ダイオード)等の図示しない光源からスリット列に向けて光を照射し、ディスク1の他面側に配置したCCD等の検出手段3、5で、スリット列を透過した光を受光する。測角用符号語を読み取るためには、所定数のスリット2を選択して、検出手段3、5で読み取ったスリット幅から所定数のビット列に変換する。このビット列は、算出手段6により、予め記憶手段7に記憶している角度符号語テーブルとコードマッチング(比較)される。そして、このビット列が角度符号語テーブル中で最も一致する位置を求め、この位置を角度に変換して角度を求め、表示手段10に表示させていた。
ところで、このような測角用符号語は、読み誤りを検出するため、巡回数列を円形に配置したとき、180°対向する位置の数が常に反転するセルフコンプリメンタルコード(以下、SCCという。)に従って決められていた。この測角用符号語の一例の一部を図6に示す。
このため、180°対向する位置の測角用符号語を2つの検出手段3、5で同時に読み取って判別手段4で比較すると、両者間に値の一致するビットが存在する場合には、測角用符号語の読み誤りがあったことが簡単に分かる。そこで、算出手段6は、2つの読み取った測角用符号語と予め記憶手段7に記憶している角度符号語テーブルを比較して、測角用符号語の読み誤りがあった場合、訂正できる場合は訂正して角度を求め、訂正できない場合、読み誤りを知らせる警報を出していた。
特開平7−198420号公報
しかしながら、前記公報に記載されたようなアブソリュートエンコーダでは、次のような問題があった。
まず、塵埃等の多い厳しい環境下で使用されるため、エンコーダ用ディスク1のスリット2にごみ等が付着して、測角用符号語の読み誤りが生じることもあるが、この場合に、誤り訂正能力が2つの検出領域で1ビットと小さく、測定できないこともあった。このことは、常に測定値の高信頼性が要求される測量機としては問題であった。
また、読み取った測角用符号語と大きな角度符号語テーブルのコードマッチングを行うため、測角計算に要する時間が長くなるという問題があった。
さらに、SCCに従って、測角用符号語を決定していたので、選定したSCCによってディスク1周に配置される測角用符号語の全ビット数、すなわち、ディスク1周に配置される全スリット数が予め定まってしまい、スリット数選択の自由度が低く、精度等から要請される最適のスリット数を満足させることが困難であるという問題もあった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされ、アブソリュートエンコーダ用ディスクにおいて、常に信頼性の高い測定値が得られ、測角計算に要する時間が短く、しかも、ディスク1周に配置できるスリット数の自由度の高いアブソリュートエンコーダを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明では、測角用符号語を表わすスリットが周方向に沿って配置されたディスクを備え、前記測角用符号語を読み取るため、該ディスクの中心に対して対称に配置された一対の検出手段を備えたアブソリュートエンコーダにおいて、前記測角用符号語は、角度情報を表わす角度情報ビットと角度情報ビットの読み誤りを検出して訂正する検査ビットとを含む角度情報用符号語と、該角度情報用符号語を検出するための目印となるブロック検出用符号語とから構成し、前記ブロック検出用符号語は、複数の部分に分解し、これらの各部分は、前記角度情報用符号語の予め定められたビット間に挿入し、かつ、ディスクの一方の半周範囲では各ビットともすべて「0」とし、ディスクの他方の半周範囲では各ビットともすべて「1」とし、前記角度情報用符号語の角度情報ビットは、ディスクの前記各半周範囲では、並んだ順序に従った番号を表わすようにし、かつ、ディスクの中心に対して対称な位置に配置された角度情報用符号語同士は、互いに同じにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明において、前記角度情報用符号語は、(10、6)短縮ハミング符号とし、前記ブロック検出用符号語は、3ビット、1ビット、1ビットの3つの部分に分解し、これらの各部分を、角度情報用符号語の先頭、第1ビットと第2ビットの間、第4ビットと第5ビットの間に挿入し、前記一対の検出手段から得られた一対のビット列から得られる排他的論理和ビット列の任意のビット位置から15ビット取り出して(15、7)BCH符号を得て、該15ビットのビット列の誤り訂正してから、該ビット列を基準にして角度情報用符号語を検出したことを特徴とする。
以上に述べたように、請求項1に係る発明によれば、測角用符号語は、角度情報用符号語にブロック検出用符号語を加えたブロック符号としたから、ディスク1周に配置されるスリット数を比較的自由に決めることができ、精度等から要請される最適のスリット数を実現できる。また、測角用符号語は、角度情報用符号語の読み誤りを検出して訂正する機能を有した検査ビットを含んでいるため、角度情報用符号語の誤り訂正ができるので、常に信頼性の高い測定値が得られる。しかも、ディスクがわずかに偏心していても、対向する2つの検出手段から得た測定値は、互いの誤差を打ち消し合わせて誤差を減らすことができるので、測定値の信頼性をいっそう高くできる。さらに、角度情報ビットは角度情報を表わしているから、角度情報ビットを読み取ると簡単に角度が求まり、測角計算の時間を短縮することができる。そのうえ、ディスク中心に対して対称な位置の測角用符号語同士では、ブロック検出用符号語の各ビットが反転しており、角度情報用符号語が同じであるから、両測角用符号語の排他的論理和をとることにより、簡単に角度情報用符号語の位置を検出できるので、いっそう測角に要する時間を短縮できる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の効果に加え、ディスク1の中心に対して対称な位置に配置された測角用符号語を含むビット列から得られる排他的論理和ビット列の任意のビット位置から15ビット取り出すと(15、7)BCH符号となっており、この15ビットのビット列の誤り訂正してから、このビット列を基準にして角度情報用符号語を検出したので、常に実用上充分な信頼性のある測定値が得られる。
本発明の一実施例のアブソリュートエンコーダ用ディスクも、従来例のように、周方向に沿って配置されたスリット列によって、測角用符号語が表わされている。図1に示したように、測角用符号語11は、角度情報を表わす6ビットの角度情報ビット12、角度情報ビット12の読み誤りを検出して訂正する4ビットの検査ビット14からなる10ビットの角度情報用符号語18を含む。測角用符号語11は、さらに、角度情報用符号語18を検出するための目印となる5ビットのブロック検出用符号語22を含み、全部で15ビットからなっている。ブロック検出用符号語22は、図1に示したように、3ビットと1ビットと1ビットの3つの部分に分解して、各部分を角度情報用符号語18の先頭、第1ビットと第2ビットの間、第4ビットと第5ビットの間に挿入している。
すなわち、測角用符号語11の15ビットは、左側から数えて、第1、2、3ビットがブロック検出用ビット、第4ビットが角度情報ビット、第5ビットがブロック検出用ビット、第6、7、8ビットが角度情報ビット、第9ビットがブロック検出用ビット、第10、11ビットが角度情報ビット、第12−15ビットが検査ビットとなる。ブロック検出用符号語22としては、5ビットすべてを「1」又は「0」とする。
ここで、角度情報用符号語12は、(15,11)ハミング符号を短縮して、10ビットの符号長で、6ビットの角度情報ビットと4ビットの検査ビットをもつ(10,6)短縮ハミング符号としている。これらの符号は、デジタル通信等において広く使われていて周知であるから、説明を省略する。
さて、本実施例では、15ビットの測角用符号語11を80語、ディスク1の周方向に沿って配置する。よって、スリット数は15*80=1200本になり、スリット2の間隔は0.3°となり、各測角用符号語11の先頭ビットに対応するスリット2の間の間隔は4.5°となる。そして、ディスク1の一方の半周範囲では、ブロック検出用符号語22は、すべてのビットを0(又は1)とするとともに、角度情報ビット12は、角度情報として、測角用符号語11の配置された順序に従って、1、2、3、−−−−−40(2進数で101000)と規則正しい番号を表わすようにする。ディスク1の他方の半周範囲では、ブロック検出用符号語22は、すべてのビットを反転して1(又は0)にするとともに、角度情報ビット12は、再び、1、2、3−−−−−40(2進数で101000)と規則正しい番号を表わすようにする。すなわち、ディスク1の中心に対して対称な位置の測角用符号語11では、角度情報用符号語18は、互いに同じとなる。本実施例では、ディスクの0°−180°の範囲で、ブロック検出用符号語22を示すビットをすべて0とし、180°−360°の範囲でブロック検出用符号語22を示すビットをすべて1とした。このような測角用符号語11の並びの一例を図2に示す。
このようなスリット列により表わされた測角用符号語11から、角度情報を取り出すための構成は、図5に示した従来例のブロック図と同じである。しかし、記憶手段7には角度符号語テーブルの記憶が不要であり、そして、この判別手段4及び算出手段6により測角用符号語11から角度情報を取り出して角度を求める方法は、以下に説明するように大きく異なっている。なお、判別手段4と算出手段6は、1つのマイクロコンピュータで実現される。
以下、図4のフロー図に従って、測角用符号語11から、角度情報を取り出して角度を求める方法について説明する。
まず、ステップ1(S1)として、ディスク1の中心に対して対称な位置に配置された2つの検出手段によって、従来と同様に、夫々、所定数のスリット2を選択して、所定数のビット列24、25に変換する。本実施例の場合には、任意のスリットから連続する27本のスリット列をビット列に変換すると、少なくとも1つの角度情報用符号語18が含まれることになり、かつ、この27ビットのビット列から連続する15ビットを読み取れば、必ず角度情報用符号語18の先頭ビットを検出できるので、少なくとも1つの角度情報用符号語18を取り出すため、27ビット分のスリット列を読み取って、図3に示したような27ビットのビット列24、25を得る。
次に、ステップ2(S2)として、判別手段4で、対向する位置のビット列24、25の排他的論理和ビット列26、すなわち、対向位置のビットの値が等しいときは「0」とし、これが等しくないときには「1」としたビット列を発生させる。
次に、ステップ3(S3)として、引き続き、判別手段4で、この排他的論理和ビット列26の誤り判定を行う。この排他的論理和ビット列26の任意のビット位置から15ビット分取り出すと、(15、7)BCH符号の1つとなっている。BCH符号は巡回符号であるため、どこから15ビット取り出しても、(15、7)BCH符号となる。(15、7)BCH符号は、2ビットの誤り訂正機能を有するから、従来周知の方法で排他的論理和ビット列26の誤りを検出した場合にはステップ4(S4)に進み、誤りを検出しない場合には、ステップ5(S5)に進む。
ステップ4(S4)として、引き続き、判別手段4で、ビット列26の誤りを、BCH符号を用いた従来周知の方法で正しいビット列に訂正する。正しいビット列26が得られたら、ステップ5(S5)へ進む。
ステップ5として、算出手段6により角度情報用符号語18を検出する。ここで、測角用符号語11に読み誤りがなければ、ブロック検出用符号語22の各ビットは、ディスク1の中心に対して対称なもの同士は、すべて反転しており、また、角度情報用符号語18の各ビットは、ディスク1の中心に対して対称なもの同士は、すべて同じ値になっているから、ステップ2(S2)で発生した排他的論理和ビット列26では、ブロック検出用符号語22に対応する各ビットは皆「1」となり、角度情報用符号語18に対応する各ビットは皆「0」となっている。そこで、排他的論理和ビット列26で「0」なる値を有する各ビットに対応するビット列24(又は25)の各ビットから、角度情報用符号語18すなわち角度情報ビット12と検査ビット14を検出する。
ステップ6(S6)として、引き続き、算出手段6により取り出した角度情報用符号語18の誤り判定を行う。角度情報用符号語18は、(10,6)短縮ハミング符号であるから、1ビットの誤り訂正ができる。誤りを検出したときは、ステップ7(S7)へ進む。誤りがなければ、ステップ8(S8)へ進む。
ステップ7(S7)では、引き続き、算出手段6により(10,6)短縮ハミング符号を用いた従来周知の方法で、角度情報用符号語18の誤りを訂正する。
ステップ6(S6)又はステップ7(S7)で誤りのない角度情報ビット12が得られると、ステップ8(S8)に進み、引き続き、算出手段6により角度情報ビット12の表わす角度情報から測角計算して角度を求める。測角用符号語11の先頭ビットを表わすスリット2の間の角度は4.5°であるから、測角用符号語11の先頭ビットを表わすスリット2の角度αは、ブロック検出用符号語22の全ビットが「0」で、角度情報ビット12の表す数が「1」である測角用符号語11の先頭ビット位置を0°とすると、
αが、0°−180°のとき、
α=(角度情報ビットの表わす数−1)*4.5°
αが、180°−360°のとき、
α=(角度情報ビットの表わす数−1)*4.5°+180°
と簡単に求まる。また、スリット2は0.3°間隔で配置されているから、その他の各スリット2の角度も簡単に求めることができる。
本実施例によれば、次のような効果がある。
まず、測角用符号語11をSCCに従って決めず、10ビットの角度情報用符号語18に、5ビットのブロック検出用符号語22を加えて全体で15ビットのブロック符号としたから、ディスク1周に配置される測角用符号語11全体のビット数、すなわちスリット数を30の整数倍という条件で自由に選択でき、スリット数選択の自由度が高くなる。このため、精度等から要請される最適なスリット数を実現することが容易になる。
また、角度情報ビット12は角度情報を表わしているから、角度情報ビット12を読み取ると、角度符号語テーブルを参照することなく、単純な計算で簡単に角度が求まり、測角計算の時間を短縮することができる。そのうえ、前述のように、一対の検出手段3、5から得たビット列24、25の排他的論理和をとるだけで、排他的論理和が0となるビット位置から、簡単に角度情報用符号語18が読み取れるので、測角に要する時間をいっそう短縮できる。
さらに、角度情報用符号語18は、(10、6)短縮ハミング符号とし、ブロック検出用符号語22は、3ビット、1ビット、1ビットの3つの部分に分解し、これらの各部分を角度情報用符号語18の先頭、第1ビットと第2ビットの間、第4ビットと第5ビットの間に挿入したから、前述のように、ビット列24、25から得られる排他的論理和ビット列26の任意のビット位置から15ビット取り出すと、(15、7)BCH符号となっている。この15ビットのビット列は2ビットの誤り訂正ができるため、このビット列を基準にして検出した角度情報用符号語18からは、常に実用上充分な信頼性の測定値が得られる。
しかも、ディスクがわずかに偏心していても、2つの検出手段から得た測定値は、互いの誤差を打ち消し合って誤差を減らすことができるので、測定値の信頼性をいっそう高くできる。
ところで、本発明は、前記実施例に限るものではなく、種々の実施例が考えられる。たとえば、角度情報用符号語18としては、10ビットの符号長以外のものも採用でき、かつ、ハミング符号以外にも、誤り訂正機能を持つブロック符号、たとえば、ハミング符号以外の巡回符号等も用いることができる。この場合、必要な情報ビット数や誤り訂正可能なビット数等の要求に応じて、適切な符号を選択する。ブロック検出用符号語22のビット数も、5ビット以外を採用し、また、前記実施例と異なるように分解し、角度情報用符号語18の異なる位置に配置してもよい。ただし、検出したブロック検出用符号語22の位置から、角度情報検出用符号語18が取り出せ、かつ、角度情報用符号語18の先頭位置が分かり、かつ、ディスク1の中心に対して対称な位置の測角用符号語11を含むビット列24、25の排他的論理和ビット列26を得て、この排他的論理和ビット列26から、所定ビット数を取ったとき、誤り訂正可能な巡回符号が得られるようにしなければならない。
本発明の一実施例の測角用符号語の構成方法を示す図である。 同実施例における測角用符号語の並びの一例を示す図である。 同実施例において、ブロック検出用符号語の検出方法を示す図である。 同実施例における測角処理のフロー図である。 従来のアブソリュートエンコーダを示すブロック図である。 従来のアブソリュートエンコーダに付された測角用符号語の一例の一部である。
符号の説明
1 ディスク
2 スリット
3、5 検出手段
11 測角用符号語
12 角度情報ビット
14 検査ビット
18 角度情報用符号語
22 ブロック検出用符号語

Claims (2)

  1. 測角用符号語を表わすスリットが周方向に沿って配置されたディスクを備え、前記測角用符号語を読み取るため、該ディスクの中心に対して対称に配置された一対の検出手段を備えたアブソリュートエンコーダにおいて、
    前記測角用符号語は、角度情報を表わす角度情報ビットと角度情報ビットの読み誤りを検出して訂正する検査ビットとを含む角度情報用符号語と、該角度情報用符号語を検出するための目印となるブロック検出用符号語とからなり、
    前記ブロック検出用符号語は、複数の部分に分解され、この各部分が前記角度情報用符号語の予め定められたビット間に挿入され、かつ、ディスクの一方の半周範囲では各ビットともすべて「0」であり、ディスクの他方の半周範囲では各ビットともすべて「1」であり、
    前記角度情報用符号語の角度情報ビットは、ディスクの前記各半周範囲ごとに並んだ順序に従った番号を表わし、かつ、ディスクの中心に対して対称な位置に配置された角度情報用符号語同士は、互いに同じであることを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  2. 前記角度情報用符号語は、(10、6)短縮ハミング符号であり、
    前記ブロック検出用符号語は、3ビット、1ビット、1ビットの3つの部分に分解され、これらの各部分が、角度情報用符号語の先頭、第1ビットと第2ビットの間、第4ビットと第5ビットの間に挿入され、
    前記一対の検出手段から得られた一対のビット列から得られる排他的論理和ビット列の任意のビット位置から15ビット取り出して(15、7)BCH符号を得て、該15ビットのビット列の誤り訂正してから、該ビット列を基準にして角度情報用符号語を検出したことを特徴とする請求項1に記載のアブソリュートエンコーダ。
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