JP4836543B2 - シフトレバーユニット - Google Patents
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Description
上記各シフトポジションに応じてオンあるいはオフの出力信号を出力するように構成した2以上の複数のセンサと、
上記センサが検出してオンの上記出力信号を出力する反応領域、及び上記各センサが検出してオフの上記出力信号を出力する非反応領域を組み合わせたセンシング領域を上記センサ毎に設けた反応板と、
上記各センサの上記出力信号を組み合わせて上記ポジション信号を出力する信号出力部とを有しており、
上記複数のセンサは、それぞれ、対応するセンシング領域の上記反応領域及び上記非反応領域のうちの何れかをシフトポジション毎に択一的に検出し、
上記反応板においては、少なくとも何れか2つのセンサにそれぞれ対応すると共に隣り合って位置する2つのセンシング領域の間に、互いに他方と重なり合う一部であって、上記反応領域あるいは上記非反応領域が少なくとも2領域以上含まれる重複部分が設けられており、
当該重複部分に属する上記反応領域あるいは上記非反応領域は、いずれの領域も、上記シフトレバーが何れかのシフトポジションにあるときに上記2つのセンサのうちの一方のセンサにより検出され、上記何れかのシフトポジション以外の他のシフトポジションのうちの何れかのシフトポジションに上記シフトレバーが位置するときに他方のセンサにより検出されることを特徴とするシフトレバーユニットにある(請求項1)。
行方向に隣り合う2つのセンシング領域は、他方のセンシング領域側に位置する1列の上記反応領域及び上記非反応領域の配置が共通し、当該1列が上記重複部分となっていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記反応板の隣り合う上記センシング領域において、上記行あるいは上記列に沿って並ぶ上記反応領域あるいは上記非反応領域を共有することで、上記反応板における上記センシング領域の配置間隔を狭くできる。上記行を共有した際には、上記センシング領域の配置間隔を上記列方向に狭くでき、上記列を共有した際には、上記センシング領域の配置間隔を上記行方向に狭くすることができる。そして、このように上記センシング領域の配置間隔を狭くできれば、上記反応板の上記行方向又は上記列方向の寸法を小さくすることができる。
列方向に隣り合う2つのセンシング領域は、他方のセンシング領域側に位置する1行の上記反応領域及び上記非反応領域の配置が共通し、当該1行が上記重複部分となっていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記行方向に隣り合う上記センシング領域について、上記列に沿って並ぶ上記反応領域あるいは上記非反応領域を共有できる。さらに、上記列方向に隣り合う上記センシング領域について、上記行に沿って並ぶ上記反応領域あるいは上記非反応領域を共有できる。それ故、上記反応板における上記行方向及び上記列方向の寸法を小さくすることができる。
この場合には、上記各センサは、上記磁界を検知するか否かによって、オンあるいはオフの出力信号を精度良く出力することができる。それ故、上記シフトレバーユニットでは、上記各シフトポジションを表す上記ポジション信号を信頼性高く出力することができる。さらに、上記各センサは、一方向の磁界のみを検知するものであっても良い。この場合には、当該一方向の磁界を上記各センサに作用するようにした上記反応領域を形成する一方、逆方向の磁界を上記各センサに作用するようにした上記非反応領域を形成することで、該各センサの検知精度を高めることができる。
この場合には、上記各センサは、光を検知するか否かによって、オンあるいはオフの出力信号を精度良く出力することができる。それ故、上記シフトレバーユニットでは、上記各シフトポジションを表す上記ポジション信号を信頼性高く出力することができる。
この場合には、上記各センサは、電気的な導通を検知するか否かによって、オンあるいはオフの出力信号を精度良く出力することができる。それ故、上記シフトレバーユニットでは、上記各シフトポジションを表す上記ポジション信号を信頼性高く出力することができる。
この場合には、上記センサのいずれかのトラブルに起因した上記ポジション信号の誤りを訂正できる可能性がある。それ故、上記センサのトラブル等に対するフェイルセーフ機能を高め、上記シフトレバーユニット全体の動作信頼性を高く確保できる。なお、上記誤り訂正符号としては、例えばハミング符号、BCH符号等がある。例えば、ハミング符号によれば、2ビットまでの誤りを検出することができ、1ビットまでの誤りを訂正することができる。
本例は、動作信頼性を高めたシフトレバーユニット1に関する例である。この内容について、図1〜図11を用いて説明する。
本例のシフトレバーユニット1は、図1、図2及び図4に示すごとく、シフトレバー11の操作位置である各シフトポジションを表すポジション信号を出力するように構成したものである。
このシフトレバーユニット1は、各シフトポジションに応じてオンあるいはオフの出力信号を出力するように構成した2以上の複数のセンサ131と、各センサ131がオンの出力信号を出力する反応領域121a、及び各センサがオフの出力信号を出力する非反応領域121bよりなるセンシング領域121を各センサ131毎に設けた反応板12と、各センサ131の出力信号を組み合わせてポジション信号を出力する信号出力部とを有している。
上記反応板12においては、隣り合うセンシング領域121の間で、反応領域121a及び非反応領域121bのうちのいずれかを共有している。
以下に、この内容について詳しく説明する。
各磁気センサ131は、当該所定の方向の磁界を検出したときのオン信号あるいは、非検出のときのオフ信号を上記信号出力部に向けて出力する。なお、本例では、上記磁気センサ131としてホール効果ICを用いた。これに代えて、磁気抵抗素子、ホール素子、リードスイッチ等の磁気センサを採用することもできる。
また、図14に示すごとく、センサ131として1個の電極端子を設けたセンサ基板13と、反応領域121aとして金属面を露出すると共に非反応領域121bとして絶縁層を設けた導電性金属よりなる反応板12とを組み合わせることもできる。この場合には、同図(A)に示すごとく、センサ131が反応領域121aに接触することにより電気的な導通を生じ、当該センサ131がオン信号を出力する。一方、同図(B)に示すごとく、センサ131が非反応領域121bに接触したときには電気的な導通が生じず、当該センサ131はオフ信号を出力する。
11 シフトレバー
12 反応板
121 センシング領域
121a 反応領域
121b 非反応領域
13 センサ基板
131 センサ(磁気センサ)
Claims (7)
- シフトレバーの操作位置であるシフトポジションを表すポジション信号を出力するように構成したシフトレバーユニットであって、
上記各シフトポジションに応じてオンあるいはオフの出力信号を出力するように構成した2以上の複数のセンサと、
上記センサが検出してオンの上記出力信号を出力する反応領域、及び上記各センサが検出してオフの上記出力信号を出力する非反応領域を組み合わせたセンシング領域を上記センサ毎に設けた反応板と、
上記各センサの上記出力信号を組み合わせて上記ポジション信号を出力する信号出力部とを有しており、
上記複数のセンサは、それぞれ、対応するセンシング領域の上記反応領域及び上記非反応領域のうちの何れかをシフトポジション毎に択一的に検出し、
上記反応板においては、少なくとも何れか2つのセンサにそれぞれ対応すると共に隣り合って位置する2つのセンシング領域の間に、互いに他方と重なり合う一部であって、上記反応領域あるいは上記非反応領域が少なくとも2領域以上含まれる重複部分が設けられており、
当該重複部分に属する上記反応領域あるいは上記非反応領域は、いずれの領域も、上記シフトレバーが何れかのシフトポジションにあるときに上記2つのセンサのうちの一方のセンサにより検出され、上記何れかのシフトポジション以外の他のシフトポジションのうちの何れかのシフトポジションに上記シフトレバーが位置するときに他方のセンサにより検出されることを特徴とするシフトレバーユニット。 - 請求項1において、上記反応板の上記各センシング領域は、上記反応領域及び上記非反応領域を2以上の行と2以上の列とよりなる2次元アレイ状に組み合わせたものであり、
行方向に隣り合う2つのセンシング領域は、他方のセンシング領域側に位置する1列の上記反応領域及び上記非反応領域の配置が共通し、当該1列が上記重複部分となっていることを特徴とするシフトレバーユニット。 - 請求項1又は2において、上記反応板の上記各センシング領域は、上記反応領域及び上記非反応領域を2以上の行と2以上の列とよりなる2次元アレイ状に組み合わせたものであり、
列方向に隣り合う2つのセンシング領域は、他方のセンシング領域側に位置する1行の上記反応領域及び上記非反応領域の配置が共通し、当該1行が上記重複部分となっていることを特徴とするシフトレバーユニット。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、上記各センサは、磁界を検知するものであり、上記反応板の上記反応領域は上記各センサが磁界を検知するように形成した領域であり、上記非反応領域は上記各センサが磁界を検知しないように形成した領域であることを特徴とするシフトレバーユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、上記各センサは、光を検知するものであり、上記反応板における上記反応領域は上記各センサが光を検知するように形成した領域であり、上記非反応領域は上記各センサが光を検知しないように形成した領域であることを特徴とするシフトレバーユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、上記各センサは、電気的な導通を検知するものであり、上記反応板における上記反応領域は上記各センサが電気的な導通を検知するように形成した領域であり、上記非反応領域は上記各センサが電気的な導通を検知しないように形成した領域であることを特徴とするシフトレバーユニット。
- 請求項1〜6のいずれか1項において、上記信号出力部が出力する上記ポジション信号は、上記センサの数に相当する複数ビットよりなり、かつ、誤り訂正符号をなすデジタル信号であることを特徴とするシフトレバーユニット。
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