JP2020052037A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020052037A
JP2020052037A JP2019159482A JP2019159482A JP2020052037A JP 2020052037 A JP2020052037 A JP 2020052037A JP 2019159482 A JP2019159482 A JP 2019159482A JP 2019159482 A JP2019159482 A JP 2019159482A JP 2020052037 A JP2020052037 A JP 2020052037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
magnetic sensor
row
positions
displaced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019159482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7281690B2 (ja
Inventor
涼介 福元
Ryosuke Fukumoto
涼介 福元
正剛 山中
Masatake Yamanaka
正剛 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JP2020052037A publication Critical patent/JP2020052037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7281690B2 publication Critical patent/JP7281690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/004Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring coordinates of points
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/015Arrangements for indicating the position of a controlling member
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/04Controlling members for hand actuation by pivoting movement, e.g. levers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】 ポジションの誤検出を高レベルで抑制できる位置検出装置を提供する。【解決手段】 位置検出装置は、所定のポジションを含む複数ポジションのうち、操作部の現在のポジションを検出するとともに、被検出部と3N個の検出部とを含む検出系を備える。操作部は、所定のポジションから互いに異なるN(≧3)方向にある複数のポジションへ変位可能である。シフトレバーが所定のポジションと他のポジションとの間で変位すると、3つの磁気センサの出力が切り替わる。シフトレバーが所定のポジションと第一ポジションとの間で変位するときに出力が切り替わる磁気センサと、シフトレバーが所定のポジションと第一ポジション以外の第二ポジションとの間で変位するときに出力が切り替わる磁気センサとは、互いに全て異なっている。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両のシフトレバー等の操作部の位置を検出する位置検出装置に関する。
例えば自動車では、ドライバによってシフトレバーが操作されたときの位置変位を電気的に検出し、これに基づいて制御部が変速機を動作させる、シフトバイワイヤ方式のシフト装置がある。このシフト装置として、特許文献1では、複数の方向に変位する操作部の各ポジションを検出するにあたり、誤検出を防止するようフェールセーフ性を確保するポジションセンサが開示されている。
特開2017−45190号公報
ところで、特許文献1に記載のポジションセンサは、あるポジションから別のポジションに操作部が変位する際に、複数の検出素子の出力が切り替わることで、検出素子の故障に対してもフェールセーフ性を確保している。しかしながらこの場合、複数の検出素子は、全てが完全に同一のタイミングで出力を切り替えることはない。つまり、現実的には、各検出素子の出力が切り替わるタイミングにはズレが生じるのが一般的である。
特許文献1に記載のポジションセンサにおいては、タイミングのズレまでは考慮されていない。そのため、操作部があるポジションから別のポジションへ変位する際、その途中で、想定外の信号パターンが検出される可能性がある。そしてこのような事態は、ポジションの誤検出を招来してしまう。
そこで本発明は、操作部がポジション間を変位している途中での出力値に起因するポジションの誤検出を高レベルで抑制できるよう、フェールセーフ性の向上を図ることのできる位置検出装置を提供する。
本発明の一態様に係る位置検出装置は、操作部の現在のポジションを検出する。操作部は、所定のポジションと、互いに異なるN方向にあるN個のポジションのうちの任意の1つとの間で変位可能である。現在のポジションとは、所定のポジションとN個のポジションのうちのいずれか1つである。Nは3以上の整数であり、N個のポジションは、第一ポジションと、第一ポジションとは位置が異なる第二ポジションとを含む。位置検出装置は、被検出部と、被検出部との位置関係に応じて、異なる2値のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能をそれぞれ有する3N個(すなわち、N個に3を乗じた個数)の検出部と、を備える。3N個の検出部は、3つの第1検出部と、第1検出部とは異なる3つの第2検出部とを含む。3つの第1検出部はそれぞれ、操作部が所定のポジションと第一ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている。3つの第2検出部はそれぞれ、操作部が所定のポジションと第二ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている。
これにより、あるポジションから別のポジションに操作部が変位する途中に、複数の検出部の出力が異なるタイミングで切り替わっても、この間に検出部から出力される信号の出力パターンを、操作部が他の任意の位置にあるときの出力パターンと異ならせることができる。つまり、操作部が隣接ポジション間の途中にあるときの出力パターンも含めて、全ての出力パターンのそれぞれを唯一固有のものに設定することができる。従って、より高いフェールセーフ性を確保し、操作部のポジションの誤検出を高レベルで抑制することができる。また、上記構成によれば、任意の2つのポジション間でのハミング距離が3以上となるため、2桁のエラー検出が可能であり、かつ、1桁のエラー訂正も可能である。なお、検出部から出力される信号の出力パターンを検出パターンと呼ぶ。
ここで「ハミング距離」とは、通信分野でよく知られた用語であり、2つの符号語としてa=(a1,a2,・・・an)とb=(b1,b2,・・・bn)とを考えた場合に、符号語a,bで互いに対応するビット(桁)において、値(1と0,ONとOFFなど)が異なっているビット(桁)の数と定義できる。例えば、2つの符号語a=(1,0,0)とb=(0,1,0)とでは、2つの桁で値が異なり、1つの桁で値が一致している。従って、符号語a,bの間のハミング距離は「2」となる。そして、どの2つの符号語間のハミング距離もt+1以上であれば、符号語中のt個までのエラー検出が可能である。また、どの2つの符号語間のハミング距離も2t+1以上であれば、符号語中のt個までのエラーの訂正が可能である。
なお、上記態様において、検出部の総数は最小3N個あればよく、従って、位置検出装置は3N個以上の検出部を有していてもよい。そして、検出部が3N個より多い場合は、あるポジションから別のポジションへ操作部が変位したときに切り替わる検出部は3つ以上であってもよい。
また、本発明の別の態様に係る位置検出装置は、操作部の現在のポジションを検出する。操作部は、所定のポジションと、互いに異なる3方向にある3つのポジションのうちの任意の1つとの間で変位可能である。現在のポジションとは、所定のポジションと3つのポジションのうちの何れか1つである。3つのポジションは、第一ポジションと、第一ポジションとは位置が異なる第二ポジションとを含む。位置検出装置は、被検出部と、被検出部との位置関係に応じて、異なる2値のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能を有する9個の検出部と、を含む検出系を備える。9個の検出部は、3つの第1検出部と、第1検出部とは異なる3つの第2検出部とを含む。3つの第1検出部はそれぞれ、操作部が所定のポジションと第一ポジションとの間で変位すると出力が切り替わる。3つの第2検出部はそれぞれ、操作部が所定のポジションと第二ポジションとの間で変位すると出力が切り替わる。
これにより、位置検出装置は、4つのポジションを検出し、高いフェールセーフ性を確保してポジションの誤検出を高レベルで抑制することができる。また、任意の2つのポジション間でのハミング距離が3以上となるため、2桁のエラー検出が可能であり、かつ、1桁のエラー訂正も可能である。なお、本発明は4つのポジションのみを検出する位置検出装置に限定するものではなく、上記構成を備える限り、5つ以上のポジションを検出する位置検出装置をも含む。
また、9個の検出部は、3つの第1検出部および3つの第2検出部とは異なる3つの第3検出部をさらに含み、3つのポジションは、第一ポジションおよび第二ポジションとは位置が異なる第三ポジションをさらに含んでもよい。この場合、3つの第3検出部は、操作部が所定のポジションと第三ポジションとの間で変位すると出力が切り替わる。この構成より、位置検出装置は、4つのポジションを検出し、高いフェールセーフ性を確保してポジションの誤検出を高レベルで抑制することができる。
また、上記3つの方向は、第1方向と、第1方向に直交する第2方向と、第2方向の反対を向く第3方向とを含み、第1方向は、所定のポジションから第一ポジションに向い、第2方向は、所定のポジションから前記第二ポジションに向い、第3方向は、所定のポジションから前記第三ポジションに向っていてもよい。これにより、例えば、所定のポジションから側方、前方、及び後方の3方向にあるポジションへ変位可能な操作部について、誤検出を高いレベルで抑制する高いフェールセーフ性を確保した、より具体的な構成の位置検出装置を提供することができる。
また、上記3つの方向は、第1方向と、第1方向に直交する第2方向と、第2方向の反対を向く第3方向とを含み、検出系は、第1方向に直交する方向に沿って3つの第1検出部が直線状に配設された第1検出列と、第2方向に直交する方向に沿って3つの第3検出部が直線状に配設された第2検出列と、第3方向に直交する方向に沿って第2検出列と平行に3つの第2検出部が直線状に配設された第3検出列とを有してもよい。第2検出列及び第3検出列は、互いに第1方向に直交する方向に離間して配設されている。
これにより、上述した作用効果を発揮するのに加え、全体寸法をよりコンパクト化できる位置検出装置を提供することができる。
また、第2検出列は、第1検出列に対して第2方向へ離間して位置し、第3検出列は、第1検出列に対して第3方向へ離間して位置していてもよい。
これにより、H型に配設された6つのポジション間で変位する操作部の現在のポジションを検出する位置検出装置において、全体寸法をコンパクト化でき、かつ、被検出部として例えば磁石を用いる場合の構成をシンプル化することができる。
また、第2検出列は、第1検出列に対して第2方向へ離間して位置し、かつ、第3検出列は、第1方向から見て第1検出列に重複して位置していてもよい。あるいは、第3検出列は、第1検出列に対して第3方向へ離間して位置し、かつ、第2検出列は、第1方向から見て第1検出列に重複して位置していてもよい。
これにより、h型に配設された5つのポジション間で変位する操作部の現在のポジションを検出する位置検出装置において、全体寸法をコンパクト化でき、かつ、被検出部として例えば磁石を用いる場合の構成をシンプル化することができる。
本発明によれば、操作部がポジション間に位置するときの出力値に起因するポジションの誤検出を高レベルで抑制できるよう、フェールセーフ性の向上を図ることのできる位置検出装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る位置検出装置を適用したシフト装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、位置検出装置の電気的構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る位置検出装置の構成を示す模式図であり、図3の(a)は基板上の磁気センサの配置を示し、図3の(b)は支持体上の永久磁石の配置を示している。 図4は、実施の形態において、操作部が各ポジションに位置するときの磁気センサと永久磁石との相対位置を示す模式図である。 図5は、各ポジションでの位置検出装置の検出パターンを示す図表である。 図6は、ポジション間でのハミング距離を示す図表である。 図7は、シフトレバーがポジション間の途中にあるときに出力し得る信号の検出パターンも含めた、位置検出装置の全検出パターンを示す図表である。 図8は、H型のシフト装置が備える位置検出装置に適用可能な検出系の他の構成を示す模式図である。 図9は、H型のシフト装置が備える位置検出装置に適用可能な検出系の更に他の構成を示す模式図である。 図10は、実施の形態2に係る位置検出装置を適用したシフト装置の外観構成を示す斜視図である。 図11は、実施の形態2に係る位置検出装置の構成を示す模式図であり、図11(a)は基板上の磁気センサの配置を示し、図11の(b)は支持体上の永久磁石の配置を示している。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る位置検出装置を適用したシフト装置の外観構成を示す斜視図である。この図1に示すように、位置検出装置1は自動車等の車両のセンターコンソールなどに設けられるシフト装置100に適用することができる。シフト装置100は、ドライバによって操作されるシフトレバー101(操作部)と、シフトレバー101の位置を検出する位置検出装置1を収容する検出ユニット102とを備えている。また、検出ユニット102の上面にはシフトパネル103が設けられ、このシフトパネル103にはシフトレバー101の操作方向を規制するガイド溝104が貫通して形成されている。
本実施の形態に係るシフト装置100はH型であり、ガイド溝104は平面視でH形状を成す溝として形成されている。つまり、ガイド溝104は、前後方向に延びる直線状の左溝と、前後方向に延びる直線状の右溝と、左右方向に延びる直線状の中央溝とで構成されている。中央溝は、左溝および右溝をこれらの前後方向中央部分で結んでいる。シフトレバー101は、このガイド溝104を貫通して設けられ、ガイド溝104に沿って前後方向及び左右方向に計6つのポジション間で変位可能となっている。
左溝には、M+ポジション、Hポジション、及びM−ポジションがこの順で前方から後方へ向かって配設され、右溝には、Rポジション、Nポジション、及びDポジションがこの順で前方から後方へ向かって配設されている。また、HポジションとNポジションとは、ガイド溝104における中央溝の各端部に位置し、互いに隣接している。
従って、シフト装置100は、シフトレバー101をHポジションから互いに異なる3方向にある3つのポジション(M+ポジション、M−ポジション、Nポジション)へ変位可能であり、Nポジションからも互いに異なる3方向にある3つのポジション(Rポジション、Dポジション、Hポジション)へ変位可能である。そして、位置検出装置1は、このようなシフトレバー101がとり得る上記全てのポジションを検出する。
一方、検出ユニット102内には基板10が設けられており、基板10の上面には、近接する磁石の極に応じて、異なる2値のうちの一方を選択的に出力する複数の磁気センサS(検出部,図3の(a)参照)が実装されている。また、シフトレバー101の下部には、基板10に上方から対向するようにして板状の支持体20が設けられ、支持体20の下面には永久磁石M(被検出部,図3の(b)参照)が取り付けられている。従って、永久磁石Mは磁気センサSに対して上方から対向するように位置している。
図2は、位置検出装置1の電気的構成を示すブロック図である。位置検出装置1は、9個の磁気センサS及び永久磁石Mを含む検出系12と、この検出系12に給電する電源系30と、各磁気センサSの出力(検出値)を受け付ける制御部31とを備えている。なお、9個の磁気センサSは、第1磁気センサS1、第2磁気センサS2、第3磁気センサS3、第4磁気センサS4、第5磁気センサS5、第6磁気センサS6、第7磁気センサS7、第8磁気センサS8、及び第9磁気センサS9を含む。そして、制御部31は、各磁気センサSからの出力に基づいて後述のようにシフトレバー101の現在のポジションを判別し、適宜車両の変速機を駆動させる。
このような位置検出装置1は、永久磁石Mとの位置関係に応じて異なる2値(ON,OFF)のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能を有する磁気センサSを9個含むため、9桁の検出パターンを出力可能となっている。
そして、位置検出装置1が備える検出系12は、シフトレバー101が所定のポジション(例えば、Hポジション)と、隣接する他の任意の一つのポジション(例えば、Nポジション、M+ポジション、またはM−ポジション)との間で変位する場合に、変位の前後で3つの磁気センサSの出力が切り替わる。しかも、シフトレバー101が所定のポジション(Hポジション)と、隣接する他のポジション(例えば、Nポジション、M+ポジション、またはM−ポジション:第一ポジション)との間で変位するときに出力が切り替わる磁気センサSと、シフトレバー101が上述した所定のポジションと隣接する他のポジション(第二ポジション)との間で変位するときに出力が切り替わる磁気センサSとは、互いに全て異なるように構成されている。第二ポジションは、Nポジション、M+ポジション、M−ポジションのうちの第一ポジション以外のポジションである。
[センサ及び磁石の配置]
次に、このような位置検出装置1の検出系12が備える磁気センサS及び永久磁石Mの配置形態について、図3を参照して具体的に例示して説明する。
図3は、位置検出装置1の構成を示す模式図であり、図3の(a)は基板10上の磁気センサSの配置を示し、図3の(b)は支持体20上の永久磁石Mの配置を示している。なお、実質的に図3の(b)は、支持体20の下面に配置されている永久磁石Mを上方から透視した状態を図示している。また、図3の(a)において、一重の丸印の中に数字の1〜9が付されたアイコンは、それぞれ第1磁気センサS1〜第9磁気センサS9を表している。
位置検出装置1のシフトレバー101は、上述したようにHポジションを所定のポジションとすると、この所定のポジションから第1方向(右方向)にあるNポジションと、第2方向(前方向)にあるM+ポジションと、第3方向(後方向)にあるM−ポジションとへ変位可能である。そして、検出系12は、第1検出群と、第2検出群と、第3検出群と、を有している。第1検出群は、シフトレバー101が第1方向へ変位したときに出力が切り替わる3つの磁気センサS(第1磁気センサS1、第2磁気センサS2、第3磁気センサS3)を含む。第2検出群は、第2方向へ変位したときに出力が切り替わる3つの磁気センサS(第7磁気センサS7、第8磁気センサS8、第9磁気センサS9)を含む。第3検出群は、第3方向へ変位したときに出力が切り替わる3つの磁気センサS(第4磁気センサS4、第5磁気センサS5、第6磁気センサS6)を含む。言い換えれば、第1磁気センサS1、第2磁気センサS2、第3磁気センサS3は、所定のポジションであるHポジションと第1ポジションであるNポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成された3つの第1検出部である。第7磁気センサS7、第8磁気センサS8、第9磁気センサS9は、Hポジションと第2ポジションであるM+ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成された3つの第2検出部である。第4磁気センサS4、第5磁気センサS5、第6磁気センサS6は、Hポジションと第3ポジションであるM−ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成された3つの第3検出部である。
図3の例では特に、各検出群に含まれる3つの磁気センサSは直線状に配設されて検出列を構成している。つまり、第1磁気センサS1、第2磁気センサS2、第3磁気センサS3は、第1方向に直交する前後方向に沿って配設されて第1検出列L1を構成している。第4磁気センサS4、第5磁気センサS5、第6磁気センサS6は、第2方向に直交する左右方向に沿って配設されて第2検出列L2を構成している。第7磁気センサS7、第8磁気センサS8、第9磁気センサS9は、第3方向に直交する左右方向に沿って配設されて第3検出列L3を構成している。そして、このうち第2検出列L2と第3検出列L3とは、互いに第1方向に直交する前後方向に離間して配設されている。
更に、第2検出列L2は、第1検出列L1に対して第2方向(前方向)へ離間して位置し、第3検出列L3は第1検出列L1に対して第3方向(後方向)へ離間して位置している。以下、このような検出系12の配置形態について、より具体的に説明する。
また、ここでは説明の便宜上、シフトレバー101の変位方向のうち前後方向を列方向とも称し、かつ、前後方向に直交する左右方向を行方向とも称する。更に、列方向に並ぶラインの数を行数とし、行方向に並ぶラインの数を列数とする。そして、磁気センサSの配置に関して基板10上に、前後方向(列方向)に並ぶ5行と、左右方向(行方向)に並ぶ4列とで構成されるマトリクス40を想定する。そして、このマトリクス40においてp行かつq列にあるマス目(区域)をApqと表記する。従って、マトリクス40はA11〜A54の計20個の区域を含む(図3の(a)中にて破線で仕切られた区域を参照)。
また、永久磁石Mの配置に関しても、支持体20上に、上記と同様、前後方向(列方向)に並ぶ5行と、左右方向(行方向)に並ぶ4列とで構成されるマトリクス41を想定する。そして、このマトリクス41においてx行かつy列にあるマス目(区域)をBxyと表記する。従って、マトリクス41はB11〜B54の計20個の区域を含む(図3の(b)中にて破線で仕切られた区域を参照)。
なお、マトリクス40が有する各区域と、マトリクス41が有する各区域とは、互いに同一形状かつ同一寸法である。また、マトリクス40,41は、シフトレバー101がHポジションに位置するときに、それぞれの全区域が互いに重複した状態となる。
まず、磁気センサSの配置について説明する。
図3の(a)に示すように、9個の磁気センサSは、全て、マトリクス40内の20個の区域A11〜A54の何れかにそれぞれ、配置されている。すなわち、9個の磁気センサSのうちのどの2つ以上も同じ区画には配置されていない。
具体的には、第1磁気センサS1は区域A21に、第2磁気センサS2は区域A31に、第3磁気センサS3は区域A41にあり、これらは前後方向に沿って直線状に配設されて第1検出列L1を構成している。第4磁気センサS4は区域A12に、第5磁気センサS5は区域A13に、第6磁気センサS6は区域A14にあり、これらは左右方向に沿って直線状に配設されて第2検出列L2を構成している。また、第7磁気センサS7は区域A52に、第8磁気センサS8は区域A53に、第9磁気センサS9は区域A54にあり、これらも左右に方向に沿って直線状に配設されて第3検出列L3を構成している。
なお、各磁気センサSはホールIC(Integrated Circuit)などで構成されており、上述したように、永久磁石Mとの位置関係により、異なる2値のいずれか一方を出力する1ビットの検出能を有している。具体的には、全ての磁気センサSはS極を検知するよう構成され、S極に対向する場合はON信号を出力し、S極に対向しない場合あるいはN極に対向する場合はOFF信号を出力する。なお、磁気センサSをN極検知に構成してもよい。
次に、永久磁石Mの配置について説明する。
図3の(b)に示すように、支持体20上にはS極の永久磁石Mが形成されている。具体的には、支持体20のマトリクス41全体、すなわち、5行及び4列で区分けされた20個全ての区域B11〜B54に、S極の永久磁石Mが設けられている(図中のドットを付した部分)。そして、支持体20上において区域B11〜B54を除く部分(これらの区域を取り囲む部分)には、誤検出を抑制する観点からN極の永久磁石が設けられている。なお、この部分は単に非磁性体で構成してもよい。また、図3の(b)では視認性の観点から、永久磁石Mを設けた領域を、マトリクス41より若干小さく図示しているが、両者の寸法を一致させてもよく、永久磁石Mを設ける領域を若干大きくしてもよい。
[位置検出装置の動作]
次に、シフトレバー101が各ポジションに位置するときの磁気センサSと永久磁石Mとの相対位置と、そこでの検出パターンとについて説明する。図4は、各ポジションでの磁気センサSと永久磁石Mとの相対位置を示す模式図であり、図5は、各ポジションでの位置検出装置1の検出パターンを示す図表である。なお、図4では、磁気センサSと、S極の永久磁石Mとだけを示し、基板10、支持体20、及びマトリクス40,41の図示は省略している。
シフトレバー101がHポジションの場合、上述したように上方からみてマトリクス40,41の位置が一致するようにマトリクス41がマトリクス40を覆う。このとき、全ての磁気センサS(第1磁気センサS1〜第9磁気センサS9)は、S極の永久磁石Mの何れかの区域に対向する。従って、この場合の検出パターンは、図5の2行目に示すように、全ての磁気センサSからON信号が出力される内容となる。
なお、図5に示す図表において、縦に並んだM+,H,M−,R,N,Dの表記は、それぞれシフトレバー101が位置する6つのポジションを示している。また、横に並んだ1〜9の表記は、第1磁気センサS1〜第9磁気センサS9を示している。そして、図表中の各マス目には、対応するポジションのときに、対応する磁気センサSが出力する信号の内容(ONまたはOFF)を表記している。ただし、視認性の便宜から、図表中では「ON」のみを表記して「OFF」の表記は省略している。
次に、シフトレバー101がM+ポジションの場合、支持体20は基板10に対してHポジションのときより1区域分だけ前方(第2方向)に位置している。よって、第1磁気センサS1〜第6磁気センサS6の6個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向する一方、第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9の3個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向していない。従って、この場合の検出パターンは、図5の図表の1行目に示すように、第1磁気センサS1〜第6磁気センサS6からはON信号、第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9からはOFF信号が出力される内容となる。
シフトレバー101がM−ポジションの場合、支持体20は基板10に対してHポジションのときより1区域分だけ後方(第3方向)に位置している。よって、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3及び第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9の6個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向する一方、第4磁気センサS4〜第6磁気センサS6の3個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向していない。従って、この場合の検出パターンは、図5の図表の3行目に示すように、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3及び第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9からはON信号、第4磁気センサS4〜第6磁気センサS6からはOFF信号が出力される内容となる。
シフトレバー101がNポジションの場合、支持体20は基板10に対してHポジションのときより1区域分だけ右側(第1方向)に位置している。よって、第4磁気センサS4〜第9磁気センサS9の6個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向する一方、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3の3個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向していない。従って、この場合の検出パターンは、図5の図表の5行目に示すように、第4磁気センサS4〜第9磁気センサS9からはON信号、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3からはOFF信号が出力される内容となる。
シフトレバー101がRポジションの場合、支持体20は基板10に対してNポジションのときより1区域分だけ前方(第2方向)に位置している。よって、第4磁気センサS4〜第6磁気センサS6の3個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向する一方、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3及び第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9の6個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向していない。従って、この場合の検出パターンは、図5の図表の4行目に示すように、第4磁気センサS4〜第6磁気センサS6からはON信号、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3及び第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9からはOFF信号が出力される内容となる。
シフトレバー101がDポジションの場合、支持体20は基板10に対してNポジションのときより1区域分だけ後方(第3方向)に位置している。よって、第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9の3個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向する一方、第1磁気センサS1〜第6磁気センサS6の6個の磁気センサSはS極の永久磁石Mに対向していない。従って、この場合の検出パターンは、図5の図表の6行目に示すように、第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9からはON信号、第1磁気センサS1〜第6磁気センサS6からはOFF信号が出力される内容となる。
[作用及び効果]
位置検出装置1を上記のような構成とすることにより、最小「3」のハミング距離を確保できる。そのため、2桁のエラー検出が可能であると共に、1桁のエラー訂正も可能である。
ハミング距離とは、既に説明したように、比較する2つの符号語(ここでいう、検出パターン)において異なるビット(桁)の数をいう。そして、どの2つの符号語間のハミング距離もt+1以上であれば符号語中のt個までのエラー検出が可能であり、2t+1以上であれば符号語中のt個までのエラーの訂正が可能である。
図6は、シフトレバー101の各ポジション間でのハミング距離を示す図表である。図5に示すように、例えば、シフトレバー101がHポジションにある場合の検出パターンとM+ポジションにある場合の検出パターンでは、第1磁気センサS1〜第6磁気センサS6からの出力は互いに一致し(何れもON)、第7磁気センサS7〜第9磁気センサS9からの出力は互いに異なっている。従って、図6に示すように、HポジションとM+ポジションとの間のハミング距離は「3」となる。
図6に示すように、本実施の形態1に係る位置検出装置1は、最小「3」のハミング距離を確保している。従って、エラー検出についてはt=2となり、2つまでの出力のエラー検出が可能である。また、エラー訂正についてはt=1となり、1つまでの出力のエラー訂正が可能である。このように、位置検出装置1は、磁気センサSの故障に対してフェールセーフを確保している。
また、本実施の形態1に係る位置検出装置1は、シフトレバー101が各ポジション間に位置するときの出力値も固有値とされており、誤検出が生じないようになっている。
図7は、シフトレバー101がポジション間の途中にあるときに出力し得る信号の検出パターンも含めた、位置検出装置1の全検出パターンを示す図表である。ここでは、6つの各ポジションでの検出パターンは矩形の太枠で囲んで示しており、これらの内容は、図5で示した検出パターンと同じである。また、各ポジション間で検出し得る信号の検出パターンは、対応する隣接ポジションでの検出パターンの間に配置して示している。
図7に示すように、隣接する2つのポジションでの各検出パターンは、3つの磁気センサSにおいて異なっている。従って、これら3つの磁気センサSが、シフトレバー101の変位中に出力を切り換えるパターンは、6通りが考えられる。なお、図7では、隣接する2つのポジションでシフトレバー101が変位する際に出力が切り替わる3つの磁気センサSについて、その出力値を太文字の斜字体で表記している。
例えば、シフトレバー101がHポジションからNポジションへ変位する場合、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3の3つの磁気センサの出力値がONからOFFへ切り替わる。即ち、第1磁気センサS1〜第3磁気センサS3の出力値のみに着目すると、これらは(ON,ON,ON)から(OFF,OFF,OFF)に切り替わる。そして、この変位の過程でこれら3つの磁気センサSが出力し得る信号パターンは、図7に示すように、(OFF,OFF,ON)、(OFF,ON,OFF)、(OFF,ON,ON)、(ON,OFF,OFF)、(ON,OFF,ON)、(ON,ON,OFF)の計6通りが考えられる。
同様に、HポジションとM+ポジションとの間で変位するとき、HポジションとM−ポジションとの間で変位するとき、NポジションとRポジションとの間で変位するとき、及び、NポジションとDポジションとの間で変位するとき、の何れの場合も、その過程で出力値が切り替わる3つの磁気センサSが出力し得る信号パターンは、図7に示すようにそれぞれ6通り存在する。そして、各検出パターンを他の検出パターンと比較すると分かるように、本実施の形態に係る位置検出装置1は、これら全ての検出パターンが何れも固有のパターンとなっており、任意の一のパターンと他のパターンとが異なっている。
これにより、シフトレバー101が任意のポジション間で変位する場合に、切り替わる3つの磁気センサSがそれぞれどのようなタイミングで切り替わったとしても、都度検出される信号パターンからシフトレバー101の現在位置(どのポジションか、あるいは、どのポジション間にあるか)を特定することができる。従って、この位置検出装置1によれば、シフトレバー101がポジション間に位置するときの出力値に起因するポジションの誤検出を高レベルで抑制できる。
なお、図7では、検出パターンを比較しやすいように、検出パターンを9ビット2進数とみなしたときに、これを10進数に変換した数値を、各検出パターンの右側に添え書きしている。
また、本実施の形態1に係る位置検出装置1は、図4に示すように、6つのポジションのうちの1つであるHポジションにおいて、正常時には全ての磁気センサSからの出力が同一(ON)となるように設定されている(図5参照)。従って、シフトレバー101がHポジションに位置するときの出力に基づき、何れの磁気センサSでエラーが発生していたとしても、それを容易に検出することができる。
このような構成は例えば、モーメンタリー式のシフト装置におけるシフトレバーの位置検出装置に好適に適用される。モーメンタリー式のシフト装置は、ユーザによるシフトレバーの操作のたびに、ユーザが手を離したシフトレバーが自動的に所定の中立位置(例えば、Hポジション(ホームポジション))に復帰するよう構成されている。従って、中立位置にて、全ての磁気センサSからの出力が同一値となるように設定すると、エラー検出をより容易に行える。
(変形例)
上述したH型のシフト装置100に適用できる位置検出装置1の構成は上述したものに限られない。つまり、検出系12において、磁気センサSと永久磁石Mとの配置が異なっていてもよい。図8及び図9は、H型のシフト装置100が備える位置検出装置1に適用可能な検出系の他の構成を示す模式図である。なお、図8及び図9の各構成は、シフトレバー101がHポジションに位置するときの状態を示している。
図8の(a)に示す検出系が有する磁気センサSは、図3の(a)に示した磁気センサSと同様に、5行4列のマトリクス40内に、図3の(a)に示した磁気センサSと同様の位置関係で配置されている。一方、図8の(a)に示す検出系が有するS極の永久磁石Mは、図3の(b)に示したのと同様の5行4列のマトリクス41のうち、区域B32,B33,B34を除く領域に配置されている。なお、区域B32,B33,B34は、非磁性体で構成してもよく、あるいは、誤検出を高レベルで抑制する観点からN極の永久磁石を配置してもよい。
図8の(b)に示す検出系は、基板10上の5行5列のマトリクス40a内に、9個の磁気センサSが配置されている。つまり、第1磁気センサS1は区域A21に、第2磁気センサS2は区域A31に、第3磁気センサS3は区域A41に配置されている。第4磁気センサS4は区域A13に、第5磁気センサS5は区域A14に、第6磁気センサS6は区域A15に配置されている。第7磁気センサS7は区域A23に、第8磁気センサS8は区域A24に、第9磁気センサS9は区域A25に配置されている。
一方、S極の永久磁石Mは、支持体20上の5行5列のマトリクス41a内の所定の区域Bに配置されている。つまり、マトリクス41aにおいて、1行目全て(左右に連続する5つの区域A11〜A15)と、2行目全て(左右に連続する5つの区域A21〜A25)と、区域A31,A41,A51とに、S極の永久磁石Mが配置されている。なお、マトリクス41a上のその他の領域は、非磁性体で構成してもよく、あるいは、誤検出を高レベルで抑制する観点からN極の永久磁石を配置してもよい。
図8の(c)に示す検出系は、基板10上の5行6列のマトリクス40b内に、9個の磁気センサSが配置されている。つまり、第1磁気センサS1は区域A26に、第2磁気センサS2は区域A36に、第3磁気センサS3は区域A46に配置されている。第4磁気センサS4は区域A12に、第5磁気センサS5は区域A13に、第6磁気センサS6は区域A14に配置されている。第7磁気センサS7は区域A22に、第8磁気センサS8は区域A23に、第9磁気センサS9は区域A24に配置されている。
一方、S極の永久磁石Mは、支持体20上の5行6列のマトリクス41bの所定の区域Bに配置されている。つまり、マトリクス41bにおいて、1行目で左右に連続する4つの区域B11〜B14と、2行目で左右に連続する4つの区域B21〜B24と、6列目で前後に連続する4つの区域B16〜B56とに、S極の永久磁石Mが配置されている。マトリクス41b上のその他の領域は、非磁性体で構成してもよく、あるいは、誤検出を高レベルで抑制する観点からN極の永久磁石を配置してもよい。
図9の(a)に示す検出系は、基板10上の8行4列のマトリクス40c内に、9個の磁気センサSが配置されている。つまり、第1磁気センサS1は区域A54に、第2磁気センサS2は区域A64に、第3磁気センサS3は区域A74に配置されている。第4磁気センサS4は区域A12に、第5磁気センサS5は区域A13に、第6磁気センサS6は区域A14に配置されている。第7磁気センサS7は区域A22に、第8磁気センサS8は区域A23に、第9磁気センサS9は区域A24に配置されている。
一方、S極の永久磁石Mは、支持体20上の8行4列のマトリクス41cの所定の区域Bに配置されている。つまり、マトリクス41cにおいて、1行目全て(左右に連続する4つの区域B11〜B14)と、2行目全て(左右に連続する4つの区域B21〜B24)と、4列目で前後に連続する5つの区域B44〜B84とに、S極の永久磁石Mが配置されている。マトリクス41c上のその他の領域は、非磁性体で構成してもよく、あるいは、誤検出を高レベルで抑制する観点からN極の永久磁石を配置してもよい。
図9の(b)に示す検出系は、基板10上の4行5列のマトリクス40d内に、9個の磁気センサSが配置されている。つまり、第1磁気センサS1は区域A21に、第2磁気センサS2は区域A22に、第3磁気センサS3は区域A31に配置されている。第4磁気センサS4は区域A13に、第5磁気センサS5は区域A14に、第6磁気センサS6は区域A15に配置されている。第7磁気センサS7は区域A43に、第8磁気センサS8は区域A44に、第9磁気センサS9は区域A45に配置されている。
一方、S極の永久磁石Mは、支持体20上の4行5列のマトリクス41dの所定の区域Bに配置されている。つまり、マトリクス41dにおいて、4行5列で区切られる計20個の区域B11〜B45の全てに、S極の永久磁石Mが配置されている。なお、この図9の(b)に示す検出系において、シフトレバー101をHポジションとNポジションとの間で変位させる場合は、区域Aの2つ分に相当する距離だけ、基板10に対して支持体20を移動させる構成とすればよい。
図9の(c)に示す検出系は、基板10上に3行6列のマトリクス40e内に、9個の磁気センサSが配置されている。つまり、第1磁気センサS1は区域A21に、第2磁気センサS2は区域A22に、第3磁気センサS3は区域A23に配置されている。第4磁気センサS4は区域A14に、第5磁気センサS5は区域A15に、第6磁気センサS6は区域A16に配置されている。第7磁気センサS7は区域A34に、第8磁気センサS8は区域A35に、第9磁気センサS9は区域A36に配置されている。
一方、S極の永久磁石Mは、支持体20上の3行6列のマトリクス41eの所定の区域Bに配置されている。つまり、マトリクス41eにおいて、3行6列で区切られる計18個の区域B11〜B36の全てに、S極の永久磁石Mが配置されている。なお、この図9の(c)に示す検出系において、シフトレバー101をHポジションとNポジションとの間で変位させる場合は、区域Aの3つ分に相当する距離だけ、基板10に対して支持体20を移動させる構成とすればよい。
位置検出装置1は、上述した図8の(a)〜(c)及び図9の(a)〜(c)に示した何れの構成の検出系を採用した場合であっても、図3で説明した検出系12と同様の作用効果を奏する。すなわち、何れの構成の検出系であっても、最小「3」のハミング距離が確保されている。従って、2つまでの出力のエラー検出と、1つまでの出力のエラー訂正が可能である。
また、シフトレバー101が任意のポジション間で変位する場合に、切り替わる3つの磁気センサSがそれぞれどのようなタイミングで切り替わったとしても、都度検出される信号パターンからシフトレバー101の現在位置(どのポジションか、あるいは、どのポジション間にあるか)を特定することができる。従って、何れの検出系を採用した場合も、位置検出装置1は、シフトレバー101がポジション間に位置するときの出力値に起因するポジションの誤検出を高レベルで抑制できる。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2に係る位置検出装置1Aを適用したシフト装置の外観構成を示す斜視図である。以下では、実施の形態2に係るシフト装置100Aについて、実施の形態1に係るシフト装置100とは異なる部分を中心に説明する。すなわち、シフト装置100と同様の構成をなす要素については、実施の形態1と同じ符号を付し、説明を省略する場合がある。
本実施の形態に係るシフト装置100Aはh型であり、ガイド溝104Aは平面視でh形状を成す溝(正確には、文字hを左右反転させた形状を成す溝)として形成されている。シフトレバー101は、このガイド溝104Aを貫通して設けられ、ガイド溝104Aに沿って前後方向及び左右方向に計5つのポジション間で変位可能となっている。
左溝には、Hポジション及びBポジションがこの順で前方から後方へ向かって配設され、右溝には、Rポジション、Nポジション、及びDポジションがこの順で前方から後方へ向かって配設されている。また、HポジションとNポジションとは、ガイド溝104Aにおいて左右方向に延びる中央溝の各端部に位置し、互いに隣接している。
従って、シフト装置100Aは、シフトレバー101をNポジションから互いに異なる3方向にある3つのポジション(Hポジション、Rポジション、Dポジション)へ変位可能である。また、Hポジションからは、互いに異なる2方向にある2つのポジション(Nポジション、Bポジション)へ変位可能である。そして、位置検出装置1Aは、このようなシフトレバー101がとり得る上記全ての現在のポジションを検出する。
一方、検出ユニット102内には基板10が設けられており、基板10の上面には、近接する磁石の極に応じて、異なる2値のうちの一方を選択的に出力する9個の磁気センサS(検出部)が実装されている。また、シフトレバー101の下部には、基板10に上方から対向するようにして板状の支持体20が設けられ、支持体20の下面には永久磁石M(被検出部)が取り付けられている。従って、永久磁石Mは磁気センサSに対して上方から対向するように位置している。なお、位置検出装置1Aの電気的構成としては、実施の形態1において示した図2のブロック図と同様の構成を採用し得るから、ここではその説明は省略する。
このような位置検出装置1Aは、永久磁石Mとの位置関係に応じて異なる2値(ON,OFF)のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能を有する磁気センサSを9個含むため、9桁の検出パターンを出力可能となっている。
そして、位置検出装置1Aが備える検出系は、シフトレバー101が所定のポジション(Nポジション)と、隣接する他の任意の一つのポジション(Hポジション、Rポジション、またはDポジション)との間で変位する場合に、変位の前後で3つの磁気センサSの出力が切り替わる。しかも、シフトレバー101が所定のポジション(Nポジション)と、隣接する他の任意の一つのポジション(Hポジション、Rポジション、またはDポジション:第一ポジション)と間で変位するときに出力が切り替わる磁気センサSと、シフトレバー101が上述した所定のポジションと隣接する他のポジション(第二ポジション)との間で変位するときに出力が切り替わる磁気センサSとは、互いに全て異なるように構成されている。第二ポジションは、Hポジション、Rポジション、Dポジションのうちの第一ポジション以外のポジションである。
次に、位置検出装置1Aの検出系が備える磁気センサS及び永久磁石Mの配置形態について、図11を参照して具体的に例示して説明する。
図11は位置検出装置1Aの構成を示す模式図であり、図11の(a)は基板10上の磁気センサSの配置を示し、図11の(b)は支持体20上の永久磁石Mの配置を示している。なお、磁気センサSの配置に関し、基板10上に4行4列のマトリクス40eを想定し、永久磁石Mの配置に関し、支持体20上に4行4列のマトリクス41eを想定する。マトリクス40eが有する区域Aとマトリクス41eが有する区域Bとは、互いに同一形状かつ同一寸法である。また、マトリクス40e,41eは、シフトレバー101がHポジションに位置するときに、上方からみてそれぞれの全区域が互いに重複した状態となる。
位置検出装置1Aのシフトレバー101は、上述したようにNポジションを所定のポジションとすると、この所定のポジションから第1方向(左方向)にあるHポジションと、第2方向(前方向)にあるRポジションと、第3方向(後方向)にあるDポジションとへ変位可能である。そして、検出系は、実施の形態1と同様に、第1検出群と、第2検出群と、第3検出群と、を有している。
また実施の形態1と同様に、図11の例では、各検出群に含まれる3つの磁気センサSは直線状に配設されて検出列を構成している。つまり、第1磁気センサS1、第2磁気センサS2、第3磁気センサS3は、第1検出列L1を構成し、第4磁気センサS4、第5磁気センサS5、第6磁気センサS6は、第2検出列L2を構成し、第7磁気センサS7、第8磁気センサS8、第9磁気センサS9は、第3検出列L3を構成している。そして、このうち第2検出列L2と第3検出列L3とは、互いに第1方向に直交する前後方向に離間して配設されている。
更に、第2検出列L2は、第1検出列L1に対して第2方向(前方向)へ離間して位置し、かつ、第3検出列L3は、第1方向から見て第1検出列L1に重複して位置している。以下、このような検出系の配置形態について、より具体的に説明する。
図11の(a)に示すように、9個の磁気センサSは、全て、マトリクス40e内の16個の区域A11〜A44の何れかにそれぞれ、配置されている。すなわち、9個の磁気センサSのうちのどの2つ以上も同じ区画には配置されていない。
具体的には、第1磁気センサS1は区域A21に、第2磁気センサS2は区域A31に、第3磁気センサS3は区域A41にあり、これらは前後方向に沿って直線状に配設されて第1検出列L1を構成している。第4磁気センサS4は区域A12に、第5磁気センサS5は区域A13に、第6磁気センサS6は区域A14にあり、これらは左右方向に沿って直線状に配設されて第2検出列L2を構成している。また、第7磁気センサS7は区域A42に、第8磁気センサS8は区域A43に、第9磁気センサS9は区域A44にあり、これらも左右方向に沿って直線状に配設されて第3検出列L3を構成している。
図11の(b)に示すように、支持体20上にはS極の永久磁石Mが形成されている。具体的には、支持体20のマトリクス41e全体、すなわち、4行及び4列で区分けされた16個全ての区域B11〜B44に、S極の永久磁石Mが設けられている(図中のドットを付した部分)。そして、支持体20上において区域B11〜B44を除く部分(これらの区域を取り囲む部分)には、誤検出を高レベルで抑制する観点からN極の永久磁石が設けられている。なお、この部分は単に非磁性体で構成してもよい。また、図11の(b)では視認性の観点から、永久磁石Mを設けた領域を、マトリクス41eより若干小さく図示しているが、両者の寸法を一致させてもよく、永久磁石Mを設ける領域を若干大きくしてもよい。
このような位置検出装置1Aは、実施の形態1に係る位置検出装置1と同様の作用効果を奏する。すなわち、位置検出装置1Aの検出系は、最小「3」のハミング距離が確保されている。従って、2つまでの出力のエラー検出と、1つまでの出力のエラー訂正が可能である。
また、シフトレバー101が任意のポジション間で変位する場合、変位の完了時に、3つの磁気センサSだけの出力が切り替わる。そして、ポジション間を変位する過程で、これら3つの磁気センサSがそれぞれどのようなタイミングで切り替わったとしても、都度検出される信号パターンからシフトレバー101の現在位置(どのポジションか、あるいは、どのポジション間にあるか)を特定することができる。従って、この検出系を採用した位置検出装置1Aは、シフトレバー101がポジション間に位置するときの出力値に起因するポジションの誤検出を高レベルで抑制できる。
以上の説明では、H型及びh型のシフト装置を対象に、本発明の一態様に係る位置検出装置を適用した場合について言及したが、適用可能なシフト装置はこれらに限られない。例えば、所定のポジションから互いに異なる3方向にある3つのポジションへ変位可能な操作部を備えるシフト装置として、例えばT型のシフト装置へも適用可能である。なお、T型のシフト装置としては、実施の形態2のシフト装置100AにおいてBポジションを省いた構成を例示することができる。
また、所定のポジションから操作部を変位できる方向は3方向に限られない。例えば、4以上の方向へ変位可能なシフト装置に、本発明の一態様に係る位置検出装置を適用してもよい。この場合も、操作部がポジション間に位置するときの出力値に起因するポジションの誤検出を高レベルで抑制できる。
この場合の位置検出装置は、操作部の現在のポジションを検出する。操作部は、所定のポジションと、互いに異なるN方向にあるN個のポジションのうちの任意の1つとの間で変位可能である。現在のポジションとは、所定のポジションとN個のポジションのうちの何れか1つである。Nは3以上の整数であり、N個のポジションは、第一ポジションと、第一ポジションとは位置が異なる第二ポジションとを含む。位置検出装置は、被検出部と、被検出部との位置関係に応じて、異なる2値のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能をそれぞれ有する3N個(すなわち、N個に3を乗じた個数)の検出部と、を含む検出系を備える。3N個の検出部は、3つの第1検出部と、第1検出部とは異なる3つの第2検出部とを含む。3つの第1検出部はそれぞれ、操作部が所定のポジションと第一ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている。3つの第2検出部はそれぞれ、操作部が所定のポジションと第二ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている。このような構成を有する位置検出装置は、上述したのと同様の作用効果を奏することができる。
本発明は、例えば、自動車等の車両においてドライバにより操作されるシフト装置用の位置検出装置に適用することができる。
1 位置検出装置
12 検出系
101 シフトレバー(操作部)
M 永久磁石(被検出部)
S 磁気センサ(検出部)

Claims (7)

  1. 所定のポジションから互いに異なるN方向にあるN個のポジションへ変位可能な操作部について、前記所定のポジションと前記N個のポジションのうち、前記操作部の現在のポジションを検出する位置検出装置であって、Nは3以上の整数であり、前記N個のポジションは、第一ポジションと、第一ポジションとは位置が異なる第二ポジションとを含み、
    被検出部と、
    前記被検出部との位置関係に応じて、異なる2値のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能をそれぞれ有する3N個の検出部と、を備え、
    前記3N個の検出部は、3つの第1検出部と、第1検出部とは異なる3つの第2検出部とを含み、
    前記3つの第1検出部は、前記操作部が前記所定のポジションと前記第一ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成され、
    前記3つの第2検出部は、前記操作部が前記所定のポジションと前記第二ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている、
    位置検出装置。
  2. 所定のポジションから互いに異なる3方向にある3つのポジションへ変位可能な操作部について、前記所定のポジションと前記3つのポジションのうち、前記操作部の現在のポジションを検出する位置検出装置であって、前記3つのポジションは、第一ポジションと、第一ポジションとは位置が異なる第二ポジションとを含み、
    被検出部と、
    前記被検出部との位置関係に応じて、異なる2値のうち何れか一方を出力する1ビットの検出能を有する9個の検出部と、を含む検出系を備え、
    前記9個の検出部は、3つの第1検出部と、前記3つの第1検出部とは異なる3つの第2検出部とを含み、
    前記3つの第1検出部は、前記操作部が前記所定のポジションと前記第一ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成され、
    前記3つの第2検出部は、前記操作部が前記所定のポジションと前記第二ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている、
    位置検出装置。
  3. 前記9個の検出部は、前記3つの第1検出部および前記3つの第2検出部とは異なる3つの第3検出部をさらに含み、
    前記3つのポジションは、前記第一ポジションおよび前記第二ポジションとは位置が異なる第三ポジションをさらに含み、
    前記3つの第3検出部は、前記操作部が前記所定のポジションと前記第三ポジションとの間で変位すると出力が切り替わるように構成されている、
    請求項2に記載の位置検出装置。
  4. 前記3方向は、第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向と、前記第2方向の反対を向く第3方向とを含み、
    前記第1方向は、前記所定のポジションから前記第一ポジションに向い、
    前記第2方向は、前記所定のポジションから前記第二ポジションに向い、
    前記第3方向は、前記所定のポジションから前記第三ポジションに向っている、
    請求項3に記載の位置検出装置。
  5. 前記3方向は、第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向と、前記第2方向の反対を向く第3方向とを含み、
    前記検出系は、前記第1方向に直交する方向に沿って前記3つの第1検出部が直線状に配設された第1検出列と、前記第2方向に直交する方向に沿って前記3つの第3検出部が直線状に配設された第2検出列と、前記第3方向に直交する方向に沿って前記第2検出列と平行に前記3つの第2検出部が直線状に配設された第3検出列とを有し、
    前記第2検出列及び前記第3検出列は、互いに前記第1方向に直交する方向に離間して配設されている、
    請求項3に記載の位置検出装置。
  6. 前記第2検出列は、前記第1検出列に対して前記第2方向へ離間して位置し、
    前記第3検出列は、前記第1検出列に対して前記第3方向へ離間して位置している、
    請求項5に記載の位置検出装置。
  7. 前記第2検出列は、前記第1検出列に対して前記第2方向へ離間して位置し、かつ、前記第3検出列は、前記第1方向から見て前記第1検出列に重複して位置している、
    または、
    前記第3検出列は、前記第1検出列に対して前記第3方向へ離間して位置し、かつ、前記第2検出列は、前記第1方向から見て前記第1検出列に重複して位置している、
    請求項5に記載の位置検出装置。
JP2019159482A 2018-09-20 2019-09-02 位置検出装置 Active JP7281690B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018176169 2018-09-20
JP2018176169 2018-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020052037A true JP2020052037A (ja) 2020-04-02
JP7281690B2 JP7281690B2 (ja) 2023-05-26

Family

ID=69725609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019159482A Active JP7281690B2 (ja) 2018-09-20 2019-09-02 位置検出装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11353313B2 (ja)
JP (1) JP7281690B2 (ja)
CN (1) CN211641839U (ja)
DE (1) DE102019124072A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3519288B1 (de) * 2017-07-28 2020-03-25 Bing Power Systems GmbH Schaltsignalgeber für ein schaltgetriebe eines fahrzeugs und schaltvorrichtung für ein schaltgetriebe
JP7476455B2 (ja) * 2018-11-09 2024-05-01 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221793A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Tokai Rika Co Ltd 位置検出装置及びシフトレバー装置
JP2013154823A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
JP2017045190A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社東海理化電機製作所 ポジションセンサ
JP2017167067A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 富士機工株式会社 車両用シフト装置
WO2018110484A1 (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 位置検出装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8602697A (nl) * 1986-10-27 1988-05-16 Huka Bv Developments Joystick.
CN100366956C (zh) * 2003-12-10 2008-02-06 株式会社电装 具有变速杆位置感应器的自动变速控制系统
JP4344343B2 (ja) * 2005-06-15 2009-10-14 本田技研工業株式会社 自動変速機のシフト装置
JP2007223384A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Tsuda Industries Co Ltd シフトレバーユニット
JP5166068B2 (ja) * 2008-02-26 2013-03-21 株式会社東海理化電機製作所 位置検出装置及びシフトレバー装置
JP5237748B2 (ja) * 2008-10-14 2013-07-17 アルプス電気株式会社 位置検知用磁石及び位置検知装置
JP5371708B2 (ja) * 2009-11-18 2013-12-18 富士機工株式会社 レバー位置検出装置
JP2014002120A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Tokai Rika Co Ltd 無接点センサ及びシフトレバー装置
JP6006027B2 (ja) 2012-07-18 2016-10-12 株式会社東海理化電機製作所 ポジションセンサ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221793A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Tokai Rika Co Ltd 位置検出装置及びシフトレバー装置
JP2013154823A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
JP2017045190A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社東海理化電機製作所 ポジションセンサ
JP2017167067A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 富士機工株式会社 車両用シフト装置
WO2018110484A1 (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200096307A1 (en) 2020-03-26
US11353313B2 (en) 2022-06-07
DE102019124072A1 (de) 2020-03-26
CN211641839U (zh) 2020-10-09
JP7281690B2 (ja) 2023-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6006027B2 (ja) ポジションセンサ
JP2020052037A (ja) 位置検出装置
US11624632B2 (en) Position detection device
CN101672659A (zh) 位置传感器布置
JP4633536B2 (ja) 表示装置
JP2017045190A (ja) ポジションセンサ
US6529140B1 (en) Magnetic bi-dimensional position sensor
JP2000148352A (ja) 選択スイッチにより得られる位置の確実な位置検知のための方法、選択スイッチおよび選択装置
JP4836543B2 (ja) シフトレバーユニット
JP5226619B2 (ja) 位置検出装置及びシフト装置
JP5048574B2 (ja) 操作位置検出装置及びシフト装置
JP2008009534A (ja) 位置検出システム
TWI582554B (zh) 具有輸入單元的陣列裝置
JP6684658B2 (ja) シフト位置検出装置
US7552897B2 (en) Method and system for rotary code-based control
JP2017062722A (ja) ポジションセンサ
WO2022201634A1 (ja) 位置検出装置
JP2010048600A (ja) 磁気センサ及び磁気センサ装置
SU696462A1 (ru) Корректирующее устройство
JP2017217997A (ja) シフト位置検出装置
JPH109895A (ja) エンコーダ装置
JP2007051901A (ja) 磁気センサ装置
JPS59125775A (ja) 表示装置
SU1188767A1 (ru) Устройство дл управлени перемещением метки по экрану индикатора
JPS61257581A (ja) 磁極配列読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230424

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7281690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03