JP2013154823A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトレバー装置において、冗長性を向上させつつ、シフトレバーの操作位置の検出精度を確保することにある。
【解決手段】補助コイルLa1,La2は、シフトレバーのシフト方向の操作に関わらず金属板30と重なり合う検出位置となるとともに、シフトレバーのセレクト方向の操作に伴い検出位置及び金属板30と重なり合わない非検出位置間でその位置が同時に切り替わる。また、補助コイルLb1,Lb2、補助コイルLc1,Lc2は、シフトレバーのセレクト方向の操作に関わらず検出位置となるとともに、シフトレバーのシフト方向の操作に伴い検出位置及び非検出位置間でその位置が同時に切り替わる。
【選択図】図5

Description

この発明は、シフトレバー装置に関する。
従来、車両の変速比を車速やエンジン回転数等に応じて自動で切り換える自動変速機が搭載されたオートマチック車両が広く普及している。この車両においては、シフトレバー装置のシフトレバーを選択位置に傾動操作することにより自動変速機のレンジを指定することで、自動変速機の状態を切り替える。
近年、シフトレバー装置において、シフトレバーと自動変速機との機械的連結が排除された、いわゆるシフトバイワイヤが一般的になりつつある。シフトバイワイヤにおいては、シフトレバーの位置を検出する位置センサがシフトレバーの操作範囲に応じて配置される。そして、シフトレバー装置の制御部は位置センサの検出結果を通じてシフトレバーの選択位置を認識し、その位置に応じて自動変速機の状態を切り替える。
例えば、特許文献1に記載のシフトレバー装置においては、図8に示すように、基板上に配設される磁気センサS1〜S4,R1,R2と、シフトレバーの操作に応じて基板に対してその面方向に移動するマグネット15と、を備える。
マグネット15は、2つのN極領域15a,15cと、2つのS極領域15b,15dとが形成される態様で着磁されている。シフトレバーの軸方向からみてN極領域15a,15cが磁気センサS1〜S4を覆っているときその磁気センサS1〜S4はオン状態となり、S極領域15b,15dが磁気センサS1〜S4を覆っているときその磁気センサS1〜S4はオフ状態となる。
磁気センサS1〜S4の配置位置を調節することで、シフトレバーのホーム(H)位置、ニュートラル(N)位置、リバース(R)位置、ドライブ(D)位置及びロー(L)位置毎に、異なる組み合わせの磁気センサS1〜S4の状態を実現させることができる。よって、磁気センサS1〜S4の状態に応じてシフトレバーの位置の検出が可能となる。
また、磁気センサR1,R2は、上記磁気センサS1〜S4を通じたシフトレバーの位置検出が不可となった場合に冗長性を持たせるために設けられるものであって、検出した磁束密度の大小に応じた電圧を出力する。すなわち、磁気センサR1,R2は、N極領域15a,15cに存在する場合にはH(ハイ)信号を出力し、N極領域15a,15cとS極領域15b,15dとの中間に存在する場合にはM(ミディアム)信号を出力し、S極領域15b,15dに存在する場合にはL(ロー)信号を出力する。磁気センサR1,R2の配置位置を調節することで、シフトレバーの位置(H位置、N位置、R位置、D位置及びL位置)毎に、異なる組み合わせの磁気センサR1,R2の出力を実現させることができる。これにより、磁気センサS1〜S4を通じたシフトレバーの正しい位置検出が不可となった場合であっても、磁気センサR1,R2を通じたシフトレバーの位置検出が可能となる。
特許第4344343号公報
上記特許文献1に記載のシフトレバー装置においては、磁気センサS1〜S4及び磁気センサR1,R2のそれぞれを通じてシフトレバーの位置が検出される、いわゆる2重系の構成が実現されている。シフトレバー装置のセンサ故障に対する耐性を向上させるためには、さらなるシフトレバー装置の冗長性の向上が望まれる。例えば、3重系の構成の場合、2組の磁気センサS1〜S4を設ける必要がある。この場合、各磁気センサS1〜S4と隣接する位置に同一の磁気センサS1〜S4を配置する。例えば、図9の破線で示すように、磁気センサS1の上側に磁気センサS1aを設置したとする。図9においては、他の磁気センサS2〜S4及び磁気センサR1,R2を省略して図示する。
この構成において、シフトレバーがR位置に操作されると、マグネット15が基板に対して相対的に右側に移動することで、両磁気センサS1,S1aが同時にN極領域15aからS極領域15bとなる。しかし、シフトレバーがN位置からH位置に操作されると磁気センサS1のみがN極領域15aからS極領域15dとなる。よって、両磁気センサS1,S1aのオンオフ状態が異なることになる。各操作位置間(本例ではN位置及びH位置間)の距離を大きくすることでマグネット15の移動距離が長くなるため、各操作位置における両磁気センサS1,S1aのオンオフ状態を同一とすることができる。しかし、この場合であっても、両磁気センサS1,S1aのオンオフ状態の切り替えタイミングが異なることで、特定の操作位置に操作された旨の検出タイミングがずれて、シフトレバーの操作位置の検出精度が低下するおそれがある。
また、図9の二点鎖線で示すように、磁気センサS1の左側に磁気センサS1bを設けた場合、上記同様に、シフトレバーがR位置に操作されると磁気センサS1のみがN極領域15aからS極領域15bとなるため、上記同様にシフトレバーの操作位置の検出精度の観点から好ましくない。なお、他の磁気センサS2〜S4,R1,R2を2つずつ設けた場合も同様である。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冗長性を向上させつつ、シフトレバーの操作位置の検出精度を確保したシフトレバー装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、シフトレバーのシフト方向及びセレクト方向への操作に応じて移動する被検出部と、前記被検出部に対面するとともに、前記シフト方向における前記被検出部の位置に応じた電圧を出力するシフト用メイン検出部と、前記被検出部に対面可能に位置するとともに、前記セレクト方向における前記被検出部の位置に応じた電圧を出力するセレクト用メイン検出部と、前記被検出部に対面可能に位置するとともに、前記シフトレバーの軸方向からみて、前記シフトレバーの前記シフト方向の操作に伴い前記被検出部が重なる検出位置のとき第1の電圧を出力し、前記被検出部が重ならない非検出位置のとき第2の電圧を出力するシフト用サブ検出部と、前記被検出部に対面可能に位置するとともに、前記シフトレバーのセレクト方向の操作に伴い、前記シフトレバーの軸方向からみて前記検出位置のとき第1の電圧を出力し、前記非検出位置のとき第2の電圧を出力するセレクト用サブ検出部と、前記各メイン検出部又は前記各サブ検出部の電圧に基づき前記シフトレバーの操作位置を認識する制御装置と、を備え、前記シフト用サブ検出部及び前記セレクト用サブ検出部は複数組設けられ、各組の前記セレクト用サブ検出部は、前記シフトレバーの前記シフト方向の操作に関わらず前記検出位置及び前記非検出位置間で切り替わらず、前記シフトレバーの前記セレクト方向の操作に伴い前記検出位置及び前記非検出位置間で同時に切り替わる位置に設けられ、各組の前記シフト用サブ検出部は、前記シフトレバーの前記セレクト方向の操作に関わらず前記検出位置及び前記非検出位置間で切り替わらず、前記シフトレバーのシフト方向の操作に伴い前記検出位置及び前記非検出位置間で同時に切り替わる位置に設けられたことをその要旨としている。
同構成によれば、シフト用サブ検出部及びセレクト用サブ検出部が複数組設けられる。各セレクト用サブ検出部は、シフトレバーのシフト方向の操作に関わらず検出位置及び非検出位置間で切り替わらず、シフトレバーのセレクト方向の操作に伴い検出位置及び非検出位置間で同時に切り替わる。
また、各シフト用サブ検出部は、シフトレバーのセレクト方向の操作に関わらず検出位置及び非検出位置間で切り替わらず、シフトレバーのシフト方向の操作に伴い検出位置及び非検出位置間で同時に切り替わる。
これにより、シフト用サブ検出部及びセレクト用サブ検出部を複数組設けて、シフトレバー装置の冗長性を向上させた場合であっても、各組のシフト用サブ検出部又はセレクト用サブ検出部における検出位置及び非検出位置間、ひいては第1及び第2の電圧間の切り替えタイミングがずれることが抑制される。よって、シフトレバーの操作位置の検出精度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記被検出部は、前記シフトレバーの軸方向からみて前記シフト方向及び前記セレクト方向に延びる辺を有する形で形成され、前記各シフト用サブ検出部は、前記被検出部の辺に沿って前記セレクト方向に隣り合うように配置され、前記各セレクト用サブ検出部は、前記被検出部の辺に沿って前記シフト方向に隣り合うように配置されることをその要旨としている。
同構成によれば、隣り合うシフト用サブ検出部又はセレクト用サブ検出部は被検出部の辺に沿って設けられる。従って、少ないシフトレバーの操作角度にて、隣り合うシフト用サブ検出部等を検出位置及び非検出位置間で切り替えることができる。よって、冗長性を向上させた場合であっても、シフトレバー装置のサイズをコンパクトに保つことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のシフトレバー装置において、前記シフトレバーは、第1の位置から、シフト方向に沿って、当該第1の位置の両側の第2及び第3の位置に操作可能であって、前記シフト用メイン検出部は、前記シフトレバーの軸方向からみて前記被検出部と重なり合う面積が前記第1〜第3の位置間でそれぞれ異なるように配置されるとともに、その重なり合う面積に応じた電圧を出力することをその要旨としている。
同構成によれば、シフトレバーの位置に応じてシフト用メイン検出部と被検出部とが重なり合う面積が異なる。よって、シフト用メイン検出部からの電圧に基づき、シフトレバーが第1〜第3の位置のうち何れに位置するかを検出可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のシフトレバー装置において、前記シフト用メイン検出部は、前記シフト方向に沿って対向するように一対設けられ、前記一対のシフト用メイン検出部は、前記シフトレバーが前記第1の位置にあるとき同一の面積だけ前記被検出部と重なり合っており、前記第2及び第3の位置では重なり合う面積の増減が逆の関係になっていることをその要旨としている。
同構成によれば、シフトレバーが第1の位置から第2の位置又は第3の位置に操作されると、重なり合う面積が減少することで一方のシフト用メイン検出部の電圧が高くなるとともに、重なり合う面積が増大することで他方のシフト用メイン検出部の電圧が低くなる。このように、シフト用メイン検出部毎に、シフトレバーの一方向への操作に伴う電圧の増減が異なる。これにより、例えば外乱等により、両シフト用メイン検出部の電圧変動が同時に生ずることで、シフトレバーの操作位置が誤って検出されることが抑制される。よって、シフトレバーの操作位置の検出精度を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のシフトレバー装置において、前記被検出部は金属板であって、前記各検出部は基板に形成されたパターンコイルであることをその要旨としている。
同構成によれば、被検出部として金属板が採用され、各検出部としてコイルが採用されている。金属板は着磁等が不要である。また、コイルも磁気センサ等と比べて構成が簡易である。よって、シフトレバー装置をより簡易にかつ安価に構成することができる。
本発明によれば、シフトレバー装置において、冗長性を向上させつつ、シフトレバーの操作位置の検出精度を確保することができる。
本発明の一実施形態におけるシフトレバー装置の上面図。 本発明の一実施形態におけるシフトレバー装置の斜視図。 本発明の一実施形態におけるシフトレバー装置の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態における金属板とコイルとの位置関係を示す上面図。 本発明の一実施形態におけるシフトレバーの各操作位置における金属板とコイルとの位置関係を示す上面図。 本発明の一実施形態における(a)は2つのセレクトコイルの出力電圧を示すグラフ、(b)はセレクトコイル以外のコイルの出力電圧を示すグラフ。 本発明の一実施形態におけるシフトレバーの各操作位置におけるコイルの出力電圧を示す表。 背景技術におけるシフトレバーの各操作位置におけるマグネットと磁気センサとの位置関係を示す上面図。 背景技術における冗長性を向上させた場合のシフトレバーの各操作位置におけるマグネットと磁気センサとの位置関係を示す上面図。
以下、本発明にかかるシフトレバー装置を具体化した一実施形態について図1〜図7を参照しつつ説明する。なお、本例におけるシフトレバー装置は、オートマチック車両に搭載されるとともに、自動変速機との機械的連結が排除されたシフトバイワイヤが採用されている。
図1に示すように、シフトレバー装置10は、シフトレバー18と、ケース12と、シフトパネル14とを備える。ケース12の上面には開口部12aが形成されていて、その開口部12aにはシフトパネル14が嵌め込まれている。シフトパネル14には、図1において左右に反転した略h字状のゲート13が形成されている。このゲート13を通じてシフトレバー18がケース12の内部から突出した状態で設けられている。
ゲート13の形状に基づきシフトレバー18の操作範囲が決まる。ゲート13には、「H(ホーム)位置」、「N(ニュートラル)位置」、「R(リバース)位置」、「D(ドライブ)位置」及び「B(回生ブレーキ)位置」が設定されている。
図2に示すように、シフトレバー18は、ケース12の内部に設けられる支持機構25によりX方向及びY方向に傾動可能に支持されている。支持機構25は、公知の構造であるユニバーサルジョイント構造を有している。この支持機構25には、シフトレバー18をH位置に復帰させるばね等からなる復帰機構(図示略)が備えられている。例えば、シフトレバー18をH位置から各位置に傾動操作した後、操作力が解除されると前記復帰機構のばねの弾性力によりシフトレバー18が自動でH位置に戻る。すなわち、本例のシフトレバー装置10はモーメンタリ型である。
ケース12の内部におけるシフトレバー18の端部には金属板30(本例では銅板)が設けられている。また、ケース12の内底面には、位置検出部20が設けられている。図5に示すように、位置検出部20は、ケース12の内底面に設置される基板22と、その基板22上に設けられる複数のコイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Lx1,Lx2,Ly1,Ly2とを備える。コイルは基板22上に形成されるパターンコイルであって、図3に示すように、第1のセレクトコイルLy1、第1のシフトコイルLx1、第2のセレクトコイルLy2、第2のシフトコイルLx2、補助コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2からなる。各コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Lx1,Lx2,Ly1,Ly2は、制御装置11に接続されている。
図4に示すように、コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Ly1,Ly2は導線が渦状に巻かれることで、それぞれ同じ大きさの正方形状に形成される。シフトコイルLx1,Lx2は導線が渦状に巻かれることで、それぞれ同じ大きさのコイルLa1等より大きい長方外形を有する中空状に形成されている。
シフトレバー18の操作位置に応じて、各コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Lx1,Lx2,Ly1,Ly2に対面する金属板30の位置が変化する。
金属板30は、その厚さ方向からみて図5の上下方向に長い長方形状、かつ板状でなるとともに、それぞれ左右方向に延びる上辺30a及び下辺30bと、それぞれ上下方向に延びる右辺30c及び左辺30dと、を有する。
ここでは、シフトレバー18がN位置に存在するときの金属板30に対する各コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Lx1,Lx2,Ly1,Ly2の位置について説明する。
補助コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2は金属板30に重なり合うように位置している。具体的には、補助コイルLa1,La2は上辺30aに沿ってその上辺30aの中央付近に位置し、補助コイルLb1,Lb2は左辺30dに沿ってその左辺30dの中央付近に位置し、補助コイルLc1,Lc2は右辺30cに沿ってその右辺30cの中央付近に位置している。補助コイルLa1,La2はその上辺が金属板30の上辺30aに対して内側に離間して位置している。また、補助コイルLb1,Lb2はその左辺が金属板30の左辺30dに接し、補助コイルLc1,Lc2はその右辺が金属板30の右辺30cに接して位置している。
また、補助コイルLb2の下側にはシフトコイルLx1が、補助コイルLc2の下側にはシフトコイルLx2がそれぞれ位置している。各シフトコイルLx1,Lx2は、その長手方向が、図中の左右方向に沿う向きに設けられている。そして、シフトコイルLx1の右側半分及びシフトコイルLx2の左側半分が金属板30と重なり合っている。
また、シフトコイルLx1の下側にはセレクトコイルLy1が、シフトコイルLx2の下側にはセレクトコイルLy2がそれぞれ金属板30と重ならずに位置している。両セレクトコイルLy1,Ly2は、基板22の下端に沿うとともに、図中左右方向において補助コイルLa1,La2と同様の位置となる。
制御装置11は、各コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Lx1,Lx2,Ly1,Ly2に電流を供給するとともに、そのときのコイルの電圧を検出する。このとき、各コイルに対する金属板30の位置に応じて検出される電圧が変化する。
各シフトコイルLx1,Lx2は、シフトレバー18の軸方向からみて、金属板30が重なり合う面積に応じた電圧となる。具体的には、図6(a)のグラフに示すように、重なり合う面積が大きいほど、そのシフトコイルLx1,Lx2の電圧は低くなる。これは、金属板30にコイルからの磁束に基づき渦電流が流れることで、コイルのインダクタンスが変化することに起因する。
本例では、シフトレバー18のD位置、N位置及びR位置間、若しくはB位置及びN位置間の操作により、最小電圧Vmin及び最大電圧Vmax間で直線的すなわち傾きが一定でシフトコイルLx1,Lx2の電圧が変化する。
シフトレバー18がD位置又はB位置にあるとき、シフトコイルLx1と金属板30とが重なり合う面積が最大となるため、そのシフトコイルLx1の電圧が最小電圧Vminとなる。一方、このときシフトコイルLx2と金属板30とが重なり合う面積が最小となるため、そのシフトコイルLx2の電圧が最大電圧Vmaxとなる。
シフトレバー18がN位置にあるとき、各シフトコイルLx1,Lx2と金属板30とが重なり合う面積が同一となるため、両シフトコイルLx1,Lx2の電圧が同一となる。
シフトレバー18がR位置にあるとき、シフトコイルLx1と金属板30とが重なり合う面積が最小となるため、そのシフトコイルLx1の電圧が最大電圧Vmaxとなる。一方、このときシフトコイルLx2と金属板30とが重なり合う面積が最大となるため、そのシフトコイルLx2の電圧が最小電圧Vminとなる。
図6(b)に示すように、両シフトコイルLx1,Lx2以外のコイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Ly1,Ly2は、シフトレバー18の軸方向からみて、金属板30が重なり合っているときLo電圧を出力し、金属板30が重なり合っていないときHi電圧を出力する。なお、Lo電圧は第1の電圧に相当し、Hi電圧は第2の電圧に相当する。
本実施形態では、1組目のコイルLx1,Ly1、2組目のコイルLx2,Ly2、3組目のコイルLa1〜Lc1及び4組目のコイルLa2〜Lc2として、各組のコイルにてシフトレバー18の位置が検出される。すなわち、本実施形態におけるシフトレバー装置10は4重系で構成される。
以下、各組のコイルにおけるシフトレバー18の位置検出について説明する。
制御装置11は、第1のシフトコイルLx1の電圧に基づきシフト方向(図5の左右方向)におけるシフトレバー18の位置を認識し、第1のセレクトコイルLy1の電圧に基づきセレクト方向(図5の上下方向)におけるシフトレバー18の位置を認識することで、シフトレバー18の位置を検出する。例えば、制御装置11は、コイルLx1の電圧が最小電圧Vminであって、コイルLy1がHi電圧にあるとき、シフトレバー18がD位置である旨検出する。
また、制御装置11は、第2のシフトコイルLx2の電圧に基づきシフト方向におけるシフトレバー18の位置を認識し、第2のセレクトコイルLy2の電圧に基づきセレクト方向におけるシフトレバー18の位置を認識することで、シフトレバー18の位置を検出する。例えば、制御装置11は、コイルLx2の電圧が最大電圧Vmaxであって、コイルLy2がLo電圧にあるとき、シフトレバー18がB位置である旨検出する。
さらに、図7に示すように、シフトレバー18の操作位置に応じて補助コイルLa1〜Lc1及び補助コイルLa2〜Lc2は異なる組み合わせでHi電圧及びLo電圧を出力する。例えば、制御装置11は、補助コイルLa1,Lb1がLo電圧を出力し、コイルLc1がHi電圧を出力したとき、シフトレバー18がD位置である旨検出する。制御装置11は、コイルLx1,Ly1,Lx2,Ly2に基づくシフトレバーの操作位置の判断結果の正しさを、補助コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2に基づき判断する。
ここで、互いに隣り合う補助コイルLa1,La2、コイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2は、同時にHi信号及びLo信号間で切り替わる。すなわち、補助コイルLa1,La2は、シフトレバー18がD位置、N位置及びR位置に操作されても、金属板30に重なり合う位置に存在する。また、補助コイルLa1,La2は、シフトレバー18がN位置からH位置に操作されたとき、同時に金属板30に重なり合う位置から金属板30に重なり合わない位置となる。換言すると、このように、金属板30のセレクト方向の大きさ、並びに補助コイルLa1,La2の設置位置が設定されている。
また、コイルLb1,Lb2は、シフトレバー18がD位置、N位置、H位置及びB位置間で操作されたときには、金属板30に重なり合う位置に存在する。また、コイルLb1,Lb2は、シフトレバー18がN位置からR位置に操作されたとき、同時に金属板30に重なり合う位置から金属板30に重なり合わない位置となる。換言すると、このように、金属板30におけるシフト方向及びセレクト方向の大きさ、並びにコイルLb1,Lb2の設置位置が設定されている。
また、コイルLc1,Lc2は、シフトレバー18がN位置、R位置及びH位置間で操作されたときには、金属板30に重なり合う位置に存在する。また、コイルLc1,Lc2は、シフトレバー18がN位置からD位置に操作されたとき、若しくはH位置からB位置に操作されたとき、同時に金属板30に重なり合う位置から金属板30に重なり合わない位置となる。換言すると、このように、金属板30におけるシフト方向及びセレクト方向の大きさ、並びにコイルLc1,Lc2の設置位置が設定されている。
補助コイルLa1,La2はセレクト用サブ検出部に相当し、補助コイルLb1,Lb2、補助コイルLc1,Lc2はシフト用サブ検出部に相当する。また、シフトコイルLx1,Lx2はシフト用メイン検出部に相当し、セレクトコイルLy1,Ly2はセレクト用メイン検出部に相当する。さらに、N位置又はH位置は第1の位置に相当し、D位置、R位置又はB位置は第2の位置に相当する。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)2組のシフトコイルLx1,Lx2及びセレクトコイルLy1,Ly2に加えて、さらに冗長性を向上させるべく、2組の補助コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2が設けられている。そして、補助コイルLa1,La2はシフト方向に隣り合うように設置され、補助コイルLb1,Lb2、補助コイルLc1,Lc2はそれぞれ互いにセレクト方向に隣り合うように設置されている。
補助コイルLa1,La2は、シフトレバー18のシフト方向の操作に関わらず金属板30と重なり合う検出位置となるとともに、シフトレバー18のセレクト方向の操作に伴い検出位置及び金属板30と重なり合わない非検出位置間でその位置が切り替わる。
また、補助コイルLb1,Lb2、補助コイルLc1,Lc2は、シフトレバー18のセレクト方向の操作に関わらず検出位置となるとともに、シフトレバー18のシフト方向の操作に伴い検出位置及び非検出位置間でその位置が同時に切り替わる。
これにより、シフトレバー装置10の冗長性を向上させた場合であっても、隣り合うコイルLa1,La2、コイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2における検出位置及び非検出位置間、ひいてはHi電圧及びLo電圧間の切り替えタイミングがずれることが抑制される。よって、シフトレバー18の操作位置の検出精度を向上させることができる。
(2)隣り合うコイルLa1,La2、コイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2は、それぞれ金属板30の辺30a,30d,30cに沿って設けられる。従って、少ないシフトレバー18の操作角度にて、コイルLa1,La2、コイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2をそれぞれ検出位置及び非検出位置間で切り替えることができる。よって、冗長性を向上させた場合であっても、シフトレバー装置10のサイズをコンパクトに保つことができる。
(3)シフトレバー18がN位置にあるとき、シフトコイルLx1,Lx2がそれぞれ同一の面積だけ金属板30と重なり合っている。シフトコイルLx1,Lx2は金属板30と重なり合う面積に応じた電圧を出力する。
例えば、シフトレバー18がN位置からR位置に操作されると、シフトコイルLx1の電圧が高くなるとともに、シフトコイルLx2の電圧が低くなる。逆に、シフトレバー18がN位置からD位置に操作されると、シフトコイルLx1の電圧が低くなるとともに、シフトコイルLx2の電圧が高くなる。このように、シフトコイルLx1,Lx2毎に、シフトレバー18の同一方向への操作に伴う電圧の増減態様が異なる。
ここで、本実施形態と異なり、例えばシフトコイルLx1,Lx2をセレクト方向に隣接した位置に設けた場合には、両シフトコイルLx1,Lx2の電圧の増減は同様となる。従って、外乱等に伴って両シフトコイルLx1,Lx2には同様の電圧変動が生じ易い。その点、本実施形態においては、シフトコイルLx1,Lx2毎に電圧の増減態様が異なるため両シフトコイルLx1,Lx2に同様の電圧変動が生じづらい。よって、少なくとも何れか一方のシフトコイルLx1,Lx2の電圧がシフトレバー18の操作位置に応じた正確な値とすることができ、シフトレバー18の操作位置の検出精度を向上させることができる。
(4)被検出部として金属板30が採用され、被検出部の位置を検出する検出部としてコイルが採用されている。金属板30は着磁等が不要である。また、コイルも磁気センサ等と比べて構成が簡易である。よって、シフトレバー装置10をより簡易にかつ安価に構成することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、金属板30は長方板状に形成されていたが、正方形又はその他多角形形状であってもよい。すなわち、金属板30の辺はセレクト方向又はシフト方向に対して傾斜していてもよい。この場合であっても、金属板の辺に沿ってコイルを配置することで、少ないシフトレバー18の操作角度にて、隣り合うコイルLa1,La2、コイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2を検出位置及び非検出位置間で切り替えることができる。
・上記実施形態においては、シフトレバー18がN位置にあるとき、隣り合うコイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2は各辺30d,30cに接する位置に設けられていたが、コイルLb1,Lb2、コイルLc1,Lc2は、コイルLa1,La2と同様に各辺30d,30cから離れた位置にあってもよい。逆に、コイルLa1,La2の上辺が上辺30aと接していてもよい。
また、補助コイルLa1は、シフトコイルLx1とセレクトコイルLy1との間に位置し、補助コイルLa2は、シフトコイルLx2とセレクトコイルLy2との間に位置していてもよい。この場合、N位置において補助コイルLa1,La2はHi電圧を出力し、R位置において補助コイルLa1,La2はLo電圧を出力する。
・上記実施形態においては、シフトレバー18がN位置にあるとき、補助コイルLb1,Lb2,Lc1,Lc2は金属板30と重なり合っていたが、それらが重なり合わなくてもよい。例えば、金属板30の左辺30dと、補助コイルLb1,Lb2の右辺とが接し、金属板30の右辺30cと、補助コイルLc1,Lc2の左辺とが接するように、補助コイルLb1,Lb2,Lc1,Lc2の設置位置又は金属板30のシフト方向のサイズを変更してもよい。本構成では、例えばシフトレバー18がR位置に操作されると、補助コイルLc1,Lc2が金属板30と重なり合う位置となることでLo電圧を出力する。
・上記実施形態において、シフトコイルLx1及びセレクトコイルLy1と、シフトコイルLx2及びセレクトコイルLy2とのうち何れか一組を省略してもよい。
・上記実施形態においては、隣り合うコイルLa1,La2等は2つずつであったが、3つ以上であってもよい。本構成によれば、シフトレバー装置10の冗長性を向上させることができる。
・上記実施形態においては、略h字状のゲート13が形成されていたが、T字状又はH字状などの異なる形状にゲート13が形成されてもよい。この場合には、シフトレバー18の操作範囲が変わるものの、金属板30及びコイルを上記実施形態と同様に配置することで上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
・上記実施形態においては、金属板30は1枚で形成されていたが、金属板30は複数枚から構成されてもよい。
・上記実施形態においては、被検出部として金属板30が採用され、被検出部の位置を検出する検出部としてコイルが採用されていた。しかし、これに限らず、被検出部としてマグネットを採用し、検出部としてホールIC等の磁気センサを採用してもよい。この場合、上記背景技術において図8及び図9を参照して説明したN極領域15a,15c及びS極領域15b,15dのうち何れか1つの領域を上記実施形態の金属板30とみなして磁気センサを配置する。これにより、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、上記実施形態においては、金属板30として銅板が採用されていたが、銅板に代えてアルミ等のその他導電体を採用してもよい。
・上記実施形態においては、自動変速機におけるシフトレバー装置であったが、手動変速機におけるシフトレバー装置であってもよい。
・上記実施形態においては、シフトレバー装置10としてモーメンタリ型が採用されていたが、各位置に操作されたシフトレバー18がその位置に保持されるステーショナリー型を採用してもよい。
・上記実施形態における金属板30の形状は一例であって、その他形状、例えば厚み方向からみて略L字の板状に形成されてもよい。
・上記実施形態においては、シフトレバー18の下端側に金属板30を固定し、ケース12の内底面に設けられる基板22に検出部である各コイルを配置したが、金属板30及び各コイルの位置関係は本構成に限らない。例えば、シフトレバー18の側方に突起をつけ、そこに金属板30を固定し、ケース12の内側面に基板22を配置してもよい。
・上記実施形態においては、シフトコイルLx1,Lx2を除く各コイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Ly1,Ly2は正方形状であったが、この形状に限らず、例えば導線が円形に巻かれてなる円状であってもよい。また、シフトコイルLx1,Lx2についても図4の左右方向に延びる2つの辺を有していれば長方形状に限らず、例えば、楕円形状であってもよい。
・上記実施形態においては、シフト用メイン検出部であるシフトコイルLx1,Lx2はシフトレバー18の位置に応じた電圧をアナログで検出するものであって、その他のセレクト用メイン検出部、セレクト用サブ検出部及びシフト用サブ検出部であるコイルLa1〜Lc1,La2〜Lc2,Ly1,Ly2はシフトレバー18の位置に応じた電圧をデジタル(Hi電圧又はLo電圧)で検出するものであった。しかし、シフト用メイン検出部であるシフトコイルLx1,Lx2を、シフト用サブ検出部等と同様にシフトレバー18の位置をデジタルで検出するコイルで構成してもよい。また、反対にシフト用サブ検出部である補助コイルLb1,Lb2,Lc1,Lc2を、シフト用メイン検出部と同様にアナログでシフトレバー18の位置を検出するコイルで構成してもよい。さらに、セレクト用サブ検出部である補助コイルLa1,La2又はセレクト用メイン検出部であるセレクトコイルLy1,Ly2を、シフト用メイン検出部と同様にアナログでシフトレバー18の位置を検出するコイルで構成してもよい。
Lx1,Lx2…シフトコイル(シフト用メイン検出部)、Ly1,Ly2…セレクトコイル(セレクト用メイン検出部)、La1,La2…補助コイル(セレクト用サブ検出部)、Lb1,Lb2,Lc1,Lc2…補助コイル(シフト用サブ検出部)、10…シフトレバー装置、11…制御装置、12…ケース、12a…開口部、13…ゲート、14…シフトパネル、18…シフトレバー、20…位置検出部、22…基板、22…支持機構、30…金属板(被検出部)、30a〜30d…辺。

Claims (5)

  1. シフトレバーのシフト方向及びセレクト方向への操作に応じて移動する被検出部と、
    前記被検出部に対面するとともに、前記シフト方向における前記被検出部の位置に応じた電圧を出力するシフト用メイン検出部と、
    前記被検出部に対面可能に位置するとともに、前記セレクト方向における前記被検出部の位置に応じた電圧を出力するセレクト用メイン検出部と、
    前記被検出部に対面可能に位置するとともに、前記シフトレバーの軸方向からみて、前記シフトレバーの前記シフト方向の操作に伴い前記被検出部が重なる検出位置のとき第1の電圧を出力し、前記被検出部が重ならない非検出位置のとき第2の電圧を出力するシフト用サブ検出部と、
    前記被検出部に対面可能に位置するとともに、前記シフトレバーのセレクト方向の操作に伴い、前記シフトレバーの軸方向からみて前記検出位置のとき第1の電圧を出力し、前記非検出位置のとき第2の電圧を出力するセレクト用サブ検出部と、
    前記各メイン検出部又は前記各サブ検出部の電圧に基づき前記シフトレバーの操作位置を認識する制御装置と、を備え、
    前記シフト用サブ検出部及び前記セレクト用サブ検出部は複数組設けられ、
    各組の前記セレクト用サブ検出部は、前記シフトレバーの前記シフト方向の操作に関わらず前記検出位置及び前記非検出位置間で切り替わらず、前記シフトレバーの前記セレクト方向の操作に伴い前記検出位置及び前記非検出位置間で同時に切り替わる位置に設けられ、
    各組の前記シフト用サブ検出部は、前記シフトレバーの前記セレクト方向の操作に関わらず前記検出位置及び前記非検出位置間で切り替わらず、前記シフトレバーのシフト方向の操作に伴い前記検出位置及び前記非検出位置間で同時に切り替わる位置に設けられたシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
    前記被検出部は、前記シフトレバーの軸方向からみて前記シフト方向及び前記セレクト方向に延びる辺を有する形で形成され、
    前記各シフト用サブ検出部は、前記被検出部の辺に沿って前記セレクト方向に隣り合うように配置され、
    前記各セレクト用サブ検出部は、前記被検出部の辺に沿って前記シフト方向に隣り合うように配置されるシフトレバー装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシフトレバー装置において、
    前記シフトレバーは、第1の位置から、シフト方向に沿って、当該第1の位置の両側の第2及び第3の位置に操作可能であって、
    前記シフト用メイン検出部は、前記シフトレバーの軸方向からみて前記被検出部と重なり合う面積が前記第1〜第3の位置間でそれぞれ異なるように配置されるとともに、その重なり合う面積に応じた電圧を出力するシフトレバー装置。
  4. 請求項3に記載のシフトレバー装置において、
    前記シフト用メイン検出部は、前記シフト方向に沿って対向するように一対設けられ、
    前記一対のシフト用メイン検出部は、前記シフトレバーが前記第1の位置にあるとき同一の面積だけ前記被検出部と重なり合っており、前記第2及び第3の位置では重なり合う面積の増減が逆の関係になっているシフトレバー装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のシフトレバー装置において、
    前記被検出部は金属板であって、前記各検出部は基板に形成されたパターンコイルであるシフトレバー装置。
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WO2022201634A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 位置検出装置

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