JP2005172119A - レンジ位置検出スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動変速機のレンジ位置検出スイッチの信頼性を向上させる。
【解決手段】 レンジ位置検出スイッチ12の4個のスイッチ体S1〜S4を、3個のスイッチ体S1〜S3からなる第1グループと、1個のスイッチ体S4からなる第2グループに区分し、第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3から出力される2値信号の組み合わせによって、P、R、N、Dの4つのレンジ位置と、それらの中間状態位置(P−R、R−N、N−D)を表現する3ビットコードを構成する。第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3は、4つのレンジ位置と3つの中間状態位置において、隣り合う2つの位置間で1つのスイッチ体の信号値のみが切り換えられるように構成する。第2グループのスイッチ体S4は、エンジン始動を許可するPとNを検出するものであり、PとNのみでそれ以外の位置とは異なる信号を出力するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動変速機のシフトレバーの操作によって選択されるレンジ位置を検出するためのレンジ位置検出スイッチに関する発明である。
自動変速機のレンジ位置検出装置においては、例えば特許文献1(特開2003−294134号公報)に記載されているように、運転者が操作するシフトレバーの動きに応動してオン・オフする4個の接点S1〜S4を持つインヒビタスイッチを搭載し、4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンを、パーキングレンジ(P)、リバースレンジ(R)、ニュートラルレンジ(N)、ドライブレンジ(D)の各レンジ位置毎に変化させるように構成することで、4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンに基づいてレンジ位置を検出するようにしたものがある。
このようなインヒビタスイッチは、個々の接点S1〜S4の故障やワイヤハーネスの断線等の異常が発生した場合に、本来のレンジ位置とは異なる誤信号を出力する可能性がある。
そこで、上記特許文献1(特開2003−294134号公報)では、インヒビタスイッチが故障して本来のレンジ位置とは異なる誤信号を出力する場合に、NレンジとPレンジの誤判定を防止することを目的として、Nレンジにおいて、いずれか1つの接点が本来のレンジ位置とは異なる誤信号を出力しても、そのNレンジにおける4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンがPレンジにおける4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンと一致しないように4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンを設定するようにしている。更に、4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンがいずれのレンジ位置のパターンにも一致しないときに、故障と判定するようにしている。
特開2003−294134号公報号公報(第1頁〜第4頁等)
しかし、上記特許文献1の技術では、インヒビタスイッチの4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンがいずれのレンジ位置のパターンにも一致しないときに故障と判定するようにしているが、4個の接点S1〜S4のオン・オフの組み合わせパターンが実際とは異なるレンジ位置のパターンに一致するときには、故障を検出できないだけでなく、別のレンジ位置と誤判定してしまうという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、故障に対する信頼性を向上させたレンジ位置検出スイッチを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、自動変速機のシフトレバーの操作位置に応じて複数の2値信号発生手段の状態を各2値信号発生手段毎に設定されたパターンで切り換えて複数の2値信号を出力するレンジ位置検出スイッチにおいて、前記複数の2値信号発生手段を2つのグループに分けて各グループの2値信号によって各グループ毎に前記シフトレバーの操作位置に関する情報を表現するようにしたものである。このようにすれば、レンジ位置検出スイッチの2つのグループの2値信号の組み合わせに基づいてシフトレバーの操作位置の判定及び/又は故障診断を行うことができるため、シフトレバーの操作位置を従来よりも精度良く判定できると共に、従来よりも多くの故障を検出することができる。
この場合、請求項2のように、レンジ位置検出スイッチの少なくとも一方のグループの2値信号の組み合わせは、シフトレバーの操作位置として少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジの各レンジ位置とその中間状態位置を識別できるように設定すると良い。これにより、運転者の使用頻度が高い全ての位置を検出することができる。
また、請求項3のように、レンジ位置検出スイッチの少なくとも一方のグループの2値信号発生手段は、前記各レンジ位置とその中間状態位置において、隣り合う2つの位置間で1つの2値信号発生手段のみが切り換えられるように構成すると良い。このようにすれば、いずれか1つの2値信号発生手段が故障(断線・短絡)した場合に、レンジ位置の誤判定を確実に防止することができる。
また、請求項4のように、レンジ位置検出スイッチの少なくとも一方のグループの2値信号発生手段は、前記各レンジ位置とその中間状態位置のいずれの位置においても、少なくとも1つの2値信号発生手段からアクティブな信号(能動信号)が出力されるように構成すると良い。要するに、各レンジ位置とその中間状態位置のいずれかの位置で全ての2値信号発生手段が非アクティブ状態(非能動状態)になる構成にすると、断線時と正常時とを識別できなくなるが、いずれの位置においても、少なくとも1つの2値信号発生手段がアクティブ状態(能動状態)となるように構成すれば、断線時と正常時とを識別することができる。
また、請求項5のように、レンジ位置検出スイッチの少なくとも一方のグループの2値信号発生手段は、ドライブレンジで全ての信号がアクティブな信号に切り換えられるように構成すると良い。このようにすれば、故障発生時に、ニュートラルレンジとドライブレンジとの間の中間状態位置において、リバースレンジと誤判定してバックアップランプが誤点灯することを回避できる。
本発明の好ましい実施態様としては、請求項6のように、レンジ位置検出スイッチの一方のグループ(以下「第1グループ」という)の2値信号の組み合わせは、前記シフトレバーの操作位置として少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジの各レンジ位置とその中間状態位置を識別できるように設定され、他方のグループ(以下「第2グループ」という)の2値信号発生手段は、前記パーキングレンジ及び前記ニュートラルレンジのみでそれ以外の位置とは異なる信号が出力されるように構成され、前記制御部は、前記第1グループの2値信号の組み合わせに基づいて前記シフトレバーの操作位置を判定し、その判定結果と前記第2グループの2値信号とに基づいて前記レンジ位置検出スイッチの故障診断を行うようにすると良い。このようにすれば、運転者の使用頻度が高い全ての位置を精度良く検出しながら、従来よりも多くの故障を検出することができる。
より具体的には、請求項7のように、レンジ位置検出スイッチの第1グループを3個の2値信号発生手段で構成し、前記中間状態位置において2個の2値信号発生手段からアクティブな信号が出力されるように構成すると良い。この構成は、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジの4つのレンジ位置とその中間状態位置を識別するのに最適な構成となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した実施例を説明する。まず、図1に基づいてシステム全体の構成を説明する。
本実施例の自動変速機は、シフトレバー11の操作によってパーキングレンジ(P)、リバースレンジ(R)、ニュートラルレンジ(N)、ドライブレンジ(D)の4つのレンジ位置に切り換えられる。この自動変速機のシフトレバー11の近傍にレンジ位置検出スイッチ12が設けられ、このレンジ位置検出スイッチ12の摺動レバー13がリンク10を介してシフトレバー11に連結されている。これにより、シフトレバー11の操作に連動して摺動レバー13が摺動するようになっている。
本実施例のレンジ位置検出スイッチ12は、4個のスイッチ体S1〜S4(2値信号発生手段)から構成され、これら4個のスイッチ体S1〜S4は、摺動レバー13に設けられた4個の摺動子15と、絶縁体14上に後述するパターンで配置された導体16とから構成され、シフトレバー11の操作によって摺動レバー13と一体的に摺動子15が絶縁体14上を摺動して、所定の位置で摺動子15が導体16と接触するようになっている。4個のスイッチ体S1〜S4の摺動子15は、それぞれ信号線Ls1〜Ls4によって制御部17の4つの入力ポートに接続され、また、各導体16は、GND配線Lgnd によって制御部17のGND端子に接続されている。
制御部17は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース回路等から構成され、摺動子15が導体16と接触した時の信号値が論理1(以下単に「1」と表記する)となり、摺動子15が導体16と接触していない時の信号値が論理0(以下単に「0」と表記する)となるように入力インターフェース回路で信号処理される。制御部17は、レンジ位置検出スイッチ12の出力信号を読み込んで、後述する方法で、シフトレバー11の操作位置を判定すると共に、レンジ位置検出スイッチ12の故障診断を行う。
次に、レンジ位置検出スイッチ12の構成を図1乃至図4を用いて詳細に説明する。本実施例の自動変速機は、シフトレバー11の操作によってPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの4つのレンジ位置に順番に切り換える構成であるため、レンジ位置検出スイッチ12で検出すべき位置は、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの4つのレンジ位置と、P−Rレンジ(PレンジとRレンジとの間の中間状態位置)、R−Nレンジ(RレンジとNレンジとの間の中間状態位置)、N−Dレンジ(NレンジとDレンジとの間の中間状態位置)の3つの中間状態位置があり、従って、レンジ位置検出スイッチ12は、7つの位置を検出する必要がある。
そこで、本実施例では、これら7つの位置を3ビットコードで表現するものとし、そのために、レンジ位置検出スイッチ12の4個のスイッチ体S1〜S4を、3個のスイッチ体S1〜S3からなる第1グループと、1個のスイッチ体S4からなる第2グループに区分し、第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3から出力される2値信号(「0」,「1」)の組み合わせによって、上記7つの位置を表現する3ビットコードを構成するようにしている。
3ビットコードでは、23 =8パターンを表現できるが、第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3の出力信号の組み合わせで検出すべき位置は7個であることから、3ビットコードの8パターンのうちの1パターンは使用しない。本実施例では、断線検出を可能にするために、3個のスイッチ体S1〜S3の信号値が全て非アクティブな信号値「0」になるパターンを使用しないものとし、それ以外の7パターンを使用するものとする。これにより、各レンジ位置とその中間状態位置のいずれの位置においても、少なくとも1つのスイッチ体からアクティブな信号「1」が出力されるように構成する。これにより、断線検出が可能となる。
更に、ただ一つのスイッチ体の故障(断線・短絡)が発生した場合に、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの4つのレンジ位置のパターンが他のレンジ位置のパターンと一致してレンジ位置を誤判定しないようにするために、前記7つの位置のパターンをグレイコードで構成する。具体的には、3個のスイッチ体S1〜S3は、4つのレンジ位置と3つの中間状態位置において、隣り合う2つの位置間で1つのスイッチ体の信号値のみが切り換えられるように構成する。
この場合、1ビットのみが「1」となるパターンが3個、2ビットが「1」となるパターンが3個、3ビット全てが「1」となるパターンが1個であり、これらを前記7つの位置に割り付けることになる。グレイコードの制約により、3つの中間状態位置には、全て2ビットが「1」となるパターンが割り付けられる。従って、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの4つのレンジ位置には、1ビットのみが「1」となる3つのパターンと、3ビット全てが「1」となる1つのパターンが割り付けられる。この場合、3ビット全てが「1」となるパターンをPレンジ又はNレンジに割り付けると、スイッチ体S1〜S3の短絡時に中間状態位置でしか故障が検出できなくなり、故障検出可能なパターン数が減少する。
また、3ビット全てが「1」となるパターンをRレンジに割り付けると、N−DレンジをRレンジと誤判定して、バックアップランプが誤点灯することが避けられない。
これらの観点から、3ビット全てが「1」となるパターンは、Rレンジに割り付けられるのが最適である。
一方、第2グループのスイッチ体S4は、エンジン始動を許可するレンジ位置であるPレンジとNレンジを検出するものであり、PレンジとNレンジのみでそれ以外の位置とは異なる信号が出力されるように構成されている。本実施例では、図3(a)に示すように、第2グループのスイッチ体S4は、PレンジとNレンジのみで信号値が「1」となり、それ以外の位置で信号値が「0」となるように設定されているが、これとは反対の論理にしても良いことは言うまでもない。
以上のような方法で、レンジ位置検出スイッチ12で検出すべき7つの位置について、図3(a)に示すように、4個のスイッチ体S1〜S4の信号値が割り付けられている。図2に示すように、各スイッチ体S1〜S4の導体16は、「1」に割り付けられた位置で摺動子15と接触するように構成されている。
図3(a)に示すように、第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3の出力信号の組み合わせで表現される3ビットコードは、正常時には、Pレンジが「100」、P−Rレンジが「110」、Rレンジが「010」、R−Nレンジが「011」、Nレンジが「001」、N−Dレンジが「101」、Dレンジが「111」となる。
次に、図3及び図4を用いてレンジ位置検出スイッチ12が故障した時のコードパターンを検討する。故障は、4個のスイッチ体S1〜S4のうちのいずれか1個が断線・短絡した場合について検討する。図3及び図4において、最下段の「判別」の欄は、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値による判別結果を示し、「X」は第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が全て「0」となるパターンを表し、添字(S)はエンジン始動許可、すなわちスイッチ体S4の信号値が「1」であることを表し、添字(I)はエンジン始動禁止、すなわちスイッチ体S4の信号値が「0」であることを表している。
[スイッチ体S1の断線時]
図3(b)に示すように、第1グループのスイッチ体S1の断線時には、全ての位置でスイッチ体S1の信号値が「0」となる。
その結果、Pレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「000」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「1」となることから、故障と判定される。この場合は、スイッチ体S4の信号値が「1」であるため、エンジン始動は許可される。
P−Rレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「010」となるため、「Rレンジ」と誤判定される(この場合の故障検出方法は後述する)。
N−Dレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値がNレンジと同じ「001」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「0」であることから、故障と判定され、エンジン始動が禁止される。
Dレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「011」となるため、「R−Nレンジ」と誤判定される。
[スイッチ体S2の断線時]
図3(c)に示すように、第1グループのスイッチ体S2の断線時には、全ての位置でスイッチ体S2の信号値が「0」となる。
その結果、P−Rレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値がPレンジと同じ「100」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「0」であることから、故障と判定され、エンジン始動が禁止される。
Rレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「000」となり、更に、第2グループのスイッチ体S4の信号値も「0」であることから、故障と判定され、エンジン始動が禁止される。
R−Nレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値がNレンジと同じ「001」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「0」であることから、故障と判定され、エンジン始動が禁止される。
Dレンジでは、スイッチ体S1〜S3の信号値が「101」となるため、「N−Dレンジ」と誤判定される。
[スイッチ体S3の断線時]
図3(d)に示すように、第1グループのスイッチ体S3の断線時には、全ての位置でスイッチ体S3の信号値が「0」となる。
その結果、R−Nレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「010」となるため、「Rレンジ」と誤判定される。
Nレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「000」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「1」となることから、故障と判定される。この場合は、スイッチ体S4の信号値が「1」であるため、エンジン始動は許可される。
N−Dレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値がPレンジと同じ「100」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「0」であることから、故障と判定され、エンジン始動が禁止される。
Dレンジでは、スイッチ体S1〜S3の信号値が「110」となるため、「P−Rレンジ」と誤判定される。
[スイッチ体S4の断線時]
図3(e)に示すように、第2グループのスイッチ体S4の断線時には、全ての位置でスイッチ体S4の信号値が「0」となる。この場合は、第1グループのスイッチ体S1〜S3は正常であるため、それらの信号値に基づいて全ての位置を正しく判定できる。但し、「Pレンジ」、「Nレンジ」と判定されても、そのレンジ位置でスイッチ体S4の信号値が「1」とならないため、エンジン始動が禁止されると共に、故障(スイッチ体S4の断線)と判定される。
[スイッチ体S1の短絡時]
図4(b)に示すように、第1グループのスイッチ体S1の短絡時には、全ての位置でスイッチ体S1の信号値が「1」となる。
その結果、Rレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「110」となるため、「P−Rレンジ」と誤判定される。
R−Nレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「111」となるため、「Dレンジ」と誤判定される(この場合の故障検出方法は後述する)。
Nレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値がN−Dレンジと同じ「101」となるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「1」であることから、故障と判定され、エンジン始動は許可される。
[スイッチ体S2の短絡時]
図4(c)に示すように、第1グループのスイッチ体S2の短絡時には、全ての位置でスイッチ体S2の信号値が「1」となる。
その結果、Pレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「110」となるため、「P−Rレンジ」と誤判定されるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「1」であることから、故障と判定され、エンジン始動は許可される。
Nレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「011」となるため、「R−Nレンジ」と誤判定されるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「1」であることから、故障と判定され、エンジン始動は許可される。
N−Dレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「111」となるため、「Dレンジ」と誤判定される。
[スイッチ体S3の短絡時]
図4(d)に示すように、第1グループのスイッチ体S3の短絡時には、全ての位置でスイッチ体S3の信号値が「1」となる。
その結果、Pレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「101」となるため、「N−Dレンジ」と誤判定されるが、第2グループのスイッチ体S4の信号値が「1」であることから、故障と判定され、エンジン始動は許可される。
P−Rレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「111」となるため、「Dレンジ」と誤判定される。
Rレンジでは、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値が「011」となるため、「R−Nレンジ」と誤判定される。
[スイッチ体S4の短絡時]
図4(e)に示すように、第2グループのスイッチ体S4の短絡時には、全ての位置でスイッチ体S4の信号値が「1」となる。この場合は、第1グループのスイッチ体S1〜S3は正常であるため、それらの信号値に基づいて全ての位置を正しく判定できる。但し、「Pレンジ」、「Nレンジ」以外の位置でもスイッチ体S4の信号値が「1」となるため、エンジン始動が許可されるが、それらの位置では故障(スイッチ体S4の短絡)と判定される。
以上説明したように、4個のスイッチ体S1〜S4の信号値の組み合わせのみでは、誤判定を回避できない場合がある。そこで、本実施例では、第1グループのスイッチ体S1〜S3のいずれかの信号値が変化する毎にその変化後の信号値の組み合わせ(変化後の検出位置)が変化前の信号値の組み合わせ(変化前の検出位置)と隣り合う位置の信号値の組み合わせであるか否かを判定し、もし、隣り合う位置の信号値の組み合わせでなければ、故障と判定する。
例えば、図3(b)に示すスイッチ体S1の断線時には、シフトレバー11をPレンジ→P−Rレンジ→Rレンジに操作する過程で、レンジ判別結果が「X(不明)」→「Rレンジ」となり、P−Rレンジを飛び越す検出位置の飛び(抜け)が発生する。この現象を検出することで、故障を検出することができる。
ところで、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値を一定のサンプリング周期で制御部17に読み込ませるように構成した場合、運転者のシフトレバー11の操作速度が速くなると、スイッチ体S1〜S3の信号値の変化の間隔が信号値のサンプリング間隔よりも短くなる可能性があり、それによって、信号値を取りこぼして検出位置の飛び(抜け)が発生する可能性がある。
そこで、本実施例では、第1グループのスイッチ体S1〜S3のいずれかの信号値が変化する毎に割り込み処理により該第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値を制御部17に読み込ませるようにしている。これにより、運転者のシフトレバー11の操作速度が速い場合でも、シフトレバー11の操作によって変化する全ての信号値を操作順に読み込むことができて、検出位置の飛び(抜け)が発生することを確実に防止することができる。
一方、第2グループのスイッチ体S4の信号値は、エンジン始動を許可するPレンジとNレンジのみで「1」となり、それ以外の位置では「0」となるため、運転者のシフトレバー11の操作速度が速い場合でも、スイッチ体S4の信号値の取りこぼしが発生するほど信号値が速く変化することはない。そこで、本実施例では、第2グループのスイッチ体S4の信号値は、所定のサンプリング周期(例えば10msec周期)で制御部17に読み込ませるようにしている。
以上説明した本実施例のレンジ位置判定・故障診断は、図5乃至図7の各プログラムによって実行される。以下の説明では、スイッチ体S1の信号値を「S1」と表記し、スイッチ体S2の信号値を「S2」と表記し、スイッチ体S3の信号値を「S3」と表記し、スイッチ体S4の信号値を「S4」と表記する。
イグニッションスイッチのオン操作により制御部17に電源が投入されると、制御部17は、図5のメインルーチンを起動する。本ルーチンが起動されると、まずステップ101で、所定の初期化処理を実行して後述する各フラグや記憶値等を初期値にリセットした後、ステップ102に進み、第2グループのスイッチ体S4の信号値の前回記憶値SS40と今回記憶値SS4を更新する。具体的には、前回処理時の今回記憶値SS4を前回記憶値SS40として記憶し、今回読み込んだ信号値「S4」を今回記憶値SS4として記憶する。
この後、ステップ103に進み、今回記憶値SS4が前回記憶値SS40と一致しているか否かを判定し、一致していなければ、ステップ104に進み、S4信号変化フラグFlagを信号値「S4」の変化ありを意味する“1”にセットして、ステップ109に進み、信号値「S4」のサンプリング周期である例えば10msecが経過するまで待機する。その後、10msecが経過した時点で、ステップ102に戻り、信号値「S4」を読み込んで前回記憶値SS40と今回記憶値SS4を更新する。この後、ステップ103に進み、今回記憶値SS4が前回記憶値SS40と一致しているか否かを判定し、一致していれば、ステップ105に進み、S4信号変化フラグFlagが信号値「S4」の変化ありを意味する“1”にセットされているか否かを判定し、「Yes」と判定された場合のみ、ステップ106に進み、S4信号検出値FS4に前回記憶値SS40をセットし、次のステップ107で、S4信号変化フラグFlagを“0”にリセットしてステップ108に進む。尚、上記ステップ105で、「No」と判定された場合には、ステップ106とステップ107を飛び越してステップ108に進む。
要するに、ステップ102〜107の処理を信号値「S4」のサンプリング周期(例えば10msec)で繰り返すことで、信号値「S4」の変化を検出する毎に、S4信号検出値FS4を更新する。
そして、信号値「S4」が変化した時を除いて、信号値「S4」のサンプリング周期(例えば10msec)で、後述する図7のレンジ位置判定ルーチンが実行され、レンジ位置判定・故障診断が行われる。
図6の割り込み処理ルーチンは、第1グループのスイッチ体S1〜S3のいずれかの信号値が変化する毎に起動される。本ルーチンが起動されると、まずステップ201で、第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値を読み込み、その信号値で構成する3ビットコードの前回記憶値SS13と今回記憶値SS130を更新する。具体的には、前回処理時の今回記憶値SS13を前回記憶値SS130として記憶し、今回読み込んだ3ビットコード「S13」を今回記憶値SS13として記憶する。
この後、ステップ202に進み、今回記憶値SS13(変化後の検出位置)と前回記憶値SS130(変化前の検出位置)とを比較し、両者が隣り合う遷移であるか否かを判定する。その結果、隣り合う遷移でないと判定されれば、ステップ203に進み、故障判定フラグFlagSを故障ありを意味する“1”にセットして、本ルーチンを終了する。
一方、ステップ202で、今回記憶値SS13と前回記憶値SS130とが隣り合う遷移であると判定されれば、ステップ204に進み、コード検出値FS13に今回記憶値SS13をセットする。この後、ステップ205に進み、故障判定フラグFlagSを正常(故障なし)を意味する“0”に維持又はリセットして、本ルーチンを終了する。
図7のレンジ位置判定ルーチンは、図5のメインルーチンのステップ108で、信号値「S4」が変化した時を除いて、信号値「S4」のサンプリング周期(例えば10msec)で実行される。本ルーチンが起動されると、まずステップ301で、故障判定フラグFlagSが正常(故障なし)を意味する“0”にセットされているか否かを判定し、故障判定フラグFlagSが故障ありを意味する“1”にセットされていれば、ステップ308に進み、故障と判定して、本ルーチンを終了する。
これに対して、故障判定フラグFlagSが正常(故障なし)を意味する“0”にセットされていれば、ステップ302に進み、S4信号検出値FS4がPレンジ又はNレンジを意味する「1」であるか否かを判定し、「Yes」と判定されれば、ステップ303に進み、コード検出値FS13がPレンジを意味する「100」であるか否かを判定する。その結果、コード検出値FS13がPレンジを意味する「100」であると判定されれば、ステップ304に進み、現在のレンジ位置がPレンジであると判定して、本ルーチンを終了する。
また、上記ステップ302で、S4信号検出値FS4がPレンジ又はNレンジを意味する「1」でないと判定されれば、ステップ305に進み、コード検出値FS13がPレンジを意味する「100」又はNレンジを意味する「001」であるか否かを判定する。このステップ305で、「Yes」と判定されれば、ステップ308に進み、故障と判定して、本ルーチンを終了する。要するに、S4信号検出値FS4からは、Pレンジ又はNレンジのいずれでもないと判定されるにも拘らず、コード検出値FS13からは、Pレンジ又はNレンジと判定され、両者の判定が矛盾するため、故障と判定するものである。
また、ステップ305で「No」と判定された場合は、S4信号検出値FS4とコード検出値FS13とが矛盾しないため、ステップ309に進み、コード検出値FS13によってレンジ位置又は中間状態位置を判定する。具体的には、コード検出値FS13が「110」であればP−Rレンジと判定し、「010」であればRレンジと判定し、「011」であればR−Nレンジと判定し、「101」であればN−Dレンジと判定し、「111」であればDレンジと判定する。
また、ステップ303で、コード検出値FS13がPレンジを意味する「100」でないと判定されれば、ステップ306に進み、コード検出値FS13がNレンジを意味する「001」であるか否かを判定し、「Yes」と判定されれば、ステップ307に進み、現在のレンジ位置がNレンジであると判定して、本ルーチンを終了する。
これに対して、ステップ306で「No」と判定された場合、つまり、S4信号検出値FS4からは、Pレンジ又はNレンジと判定されるにも拘らず、コード検出値FS13からは、Pレンジ又はNレンジのいずれでもないと判定される場合は、両者の判定が矛盾するため、ステップ308に進み、故障と判定して、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例では、レンジ位置検出スイッチ12の4個のスイッチ体S1〜S4を、3個のスイッチ体S1〜S3からなる第1グループと、1個のスイッチ体S4からなる第2グループに区分し、第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3から出力される2値信号(「0」,「1」)の組み合わせによって、上記7つの位置を表現する3ビットコードを構成し、第2グループのスイッチ体S4は、エンジン始動を許可するPレンジとNレンジのみでそれ以外の位置とは異なる信号が出力されるように構成したので、シフトレバー11の操作位置を従来よりも精度良く判定できると共に、従来よりも多くの故障を検出することができる。
しかも、本実施例では、第1グループの3個のスイッチ体S1〜S3は、4つのレンジ位置と3つの中間状態位置において、隣り合う2つの位置間で1つのスイッチ体の信号値のみが切り換えられるように構成したので、ただ一つのスイッチ体の故障(断線・短絡)が発生した場合に、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの4つのレンジ位置のパターンが他のレンジ位置のパターンと一致することを防止でき、レンジ位置の誤判定を防止することができる。
また、本実施例では、各レンジ位置とその中間状態位置のいずれの位置においても、少なくとも1つのスイッチ体からアクティブな信号「1」が出力されるように構成したので、断線時に故障と判定することができる。
しかも、3ビット全てが「1」となるパターンは、Rレンジに割り付けるようにしたので、故障検出可能なパターン数を多くすることができると共に、N−DレンジをRレンジと誤判定してバックアップランプが誤点灯されることを防止できる。
また、本実施例では、第1グループのスイッチ体S1〜S3のいずれかの信号値が変化する毎に割り込み処理により該第1グループのスイッチ体S1〜S3の信号値を制御部17に読み込ませるようにしたので、運転者のシフトレバー11の操作速度が速い場合でも、シフトレバー11の操作によって変化する全ての信号値を操作順に読み込むことができて、検出位置の飛び(抜け)が発生することを確実に防止することができる。
尚、本実施例の自動変速機は、シフトレバー11の操作によってPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの4つのレンジ位置に切り換えられるようになっているが、切り換え可能なレンジ位置が5つ以上の自動変速機に本発明を適用する場合は、スイッチ体の数を5個に増加して、例えば、4個のスイッチ体からなる第1グループと、1個のスイッチ体からなる第2グループに区分し、第1グループの4個のスイッチ体から出力される2値信号(「0」,「1」)の組み合わせによって4ビットコードを構成するようにしても良い。また、第2グループを複数のスイッチ体から構成しても良い。この場合は、第2グループで、PレンジとNレンジを区別して検出したり、これ以外のレンジ位置を検出するようにしても良い。
また、本実施例では、レンジ位置検出スイッチ12のスイッチ体S1〜S4(2値信号発生手段)を接触式スイッチで構成したが、非接触式のスイッチ(センサ)で構成しても良い。非接触式のスイッチ(センサ)としては、例えば、ホール素子等の磁気センサや光センサを用いれば良い。具体的には、摺動子15の代わりに磁気センサを摺動レバー13に取り付け、導体16の代わりに磁性体を設けて、シフトレバー11の操作によって摺動レバー13と一体的に移動する磁気センサが磁性体に対向した時に磁気センサの出力が変化する構成としても良い。或は、摺動子15の代わりに光センサを摺動レバー13に取り付け、導体16の代わりにスリット等を設けて、シフトレバー11の操作によって摺動レバー13と一体的に移動する光センサがスリット等に対向した時に光センサの出力が変化する構成としても良い。非接触式のスイッチ(センサ)を用いれば、レンジ位置検出スイッチ12の耐久性を向上できる利点がある。
本発明の一実施例を示す自動変速機のレンジ位置検出装置の概略構成図である。 レンジ位置検出スイッチの各スイッチ体S1〜S4の導体の配置パターンを示す図である。 (a)は正常時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(b)はスイッチ体S1の断線時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(c)はスイッチ体S2の断線時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(d)はスイッチ体S3の断線時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(e)はスイッチ体S4の断線時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図である。 (a)は正常時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(b)はスイッチ体S1の短絡時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(c)はスイッチ体S2の短絡時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(d)はスイッチ体S3の短絡時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図、(e)はスイッチ体S4の短絡時の各レンジ位置とスイッチ体S1〜S4の信号値との関係を説明する図である。 メインルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 割り込み処理ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 レンジ位置判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…リンク、11…シフトレバー、12…レンジ位置検出スイッチ、13…摺動レバー、14…絶縁体、15…摺動子、16…導体、17…制御部、S1〜S4…スイッチ体(2値信号発生手段)

Claims (7)

  1. 自動変速機のシフトレバーの操作位置に応じて複数の2値信号発生手段の状態を各2値信号発生手段毎に設定されたパターンで切り換えて複数の2値信号を出力するレンジ位置検出スイッチにおいて、
    前記複数の2値信号発生手段を2つのグループに分けて各グループの2値信号によって各グループ毎に前記シフトレバーの操作位置に関する情報を表現することを特徴とするレンジ位置検出スイッチ。
  2. 少なくとも一方のグループの2値信号の組み合わせは、前記シフトレバーの操作位置として少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジの各レンジ位置とその中間状態位置を識別できるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンジ位置検出スイッチ。
  3. 前記少なくとも一方のグループの2値信号発生手段は、前記各レンジ位置とその中間状態位置において、隣り合う2つの位置間で1つの2値信号発生手段のみが切り換えられるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のレンジ位置検出スイッチ。
  4. 前記少なくとも一方のグループの2値信号発生手段は、前記各レンジ位置とその中間状態位置において、少なくとも1つの2値信号発生手段からアクティブな信号が出力されるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンジ位置検出スイッチ。
  5. 前記少なくとも一方のグループの2値信号発生手段は、前記ドライブレンジで全ての信号がアクティブな信号に切り換えられるように構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のレンジ位置検出スイッチ。
  6. 一方のグループの2値信号の組み合わせは、前記シフトレバーの操作位置として少なくともパーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレンジの各レンジ位置とその中間状態位置を識別できるように設定され、
    他方のグループの2値信号発生手段は、前記パーキングレンジ及び前記ニュートラルレンジのみでそれ以外の位置とは異なる信号が出力されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のレンジ位置検出スイッチ。
  7. 前記一方のグループを3個の2値信号発生手段で構成し、前記中間状態位置において2個の2値信号発生手段からアクティブな信号が出力されるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のレンジ位置検出スイッチ。
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