JP5017797B2 - マルチスポット型面発光レーザおよびその駆動方法 - Google Patents

マルチスポット型面発光レーザおよびその駆動方法 Download PDF

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本発明は、光インターコネクション、光メモリ、光交換、光情報処理、レーザビームプリンター、複写機等の光源などに用いられる面発光型半導体レーザに関し、特にマルチスポット型の面発光型半導体レーザに関する。
面発光型半導体レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser diode:以下適宜VCSELと称する)は、半導体基板と垂直方向に共振器を構成し、光を基板と垂直方向に出射する光デバイスであり、2次元的に高密度な集積化をすることができる並列光源として注目されている。
VCSELにおいて、効率よくレーザを発振させるため、垂直共振器間でキャリアと光の閉じこめが行われる。基板の水平方向の狭窄構造を作製する手段として、基板上に細いポストを作製し、ポスト自体を電流経路とするエアポスト型、ポスト構造を作製した後に、コントロール層と呼ぶAlAs層の一部を酸化して電流経路を制限する選択酸化型、プロトンインプラにより絶縁領域を形成し電流経路を制限するプロトン照射型などがある。これらの中で、選択酸化型のVCSELが、しきい電流値も低く、電流−光特性も優れているという特性があり、実用化が進められている。
VCSEL等の発光素子を光源として用いた場合、発光素子の故障や寿命などにより機能障害が生じることがある。これを回避するために、予備の発光素子を用意しておき、メインの発光素子の異常が検出されたとき、予備の発光素子へ駆動を切替えるようにした技術が特許文献1に開示されている。
特開平5−226632号
特に、空間伝送用の光源などにVCSELを用いる場合、大きな光出力が要求される。VCSELの光出力を大きくするには、酸化アパーチャを大きくする必要があるが、酸化アパーチャ径を大きくすると、応答特性が悪くなり、また、高次モードが支配的になるためにビームプロファイルも中心部の出力が落ち込むなどの問題がある。
また、基板上から複数のレーザ光を出射させるマルチスポット型のVCSELを並列光源として利用する場合、発光素子の寿命の際には、VCSELデバイスそのものを交換しなければならず、その間、通信等のシステムを停止しなければならなかった。特許文献1のように、光学系で光軸ずれが生じないように予備の光学系を予め用意しておくことも可能ではあるが、この場合には、コストが上昇し、かつ装置の小型化を図ることができない。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたもので、光軸ズレが生じないようにレーザの発光点を切替えることができるマルチスポット型の面発光型半導体レーザを提供することを目的とする。
さらに本発明は、高出力でありかつ単峰性のビームプロファイルを得ることができるマルチスポット型の面発光型半導体レーザを提供することを目的とする。
さらに本発明は、低コスト、小型化が可能なマルチスポット型の面発光型半導体レーザを光源に含む装置を提供する目的とする。
さらに本発明は、寿命を改善することができるマルチスポット型の面発光型半導体レーザを光源に含む装置を提供することを目的とする。
本発明に係る面発光型半導体レーザは、基板上に、第1導電型の第1の半導体ミラー層、第1の半導体ミラー層上の電流狭窄層、第1の半導体ミラー層上の活性領域、活性領域上の第2導電型の第2の半導体ミラー層、第2の半導体ミラー層上の複数の出射開口部、複数の出射開口部へ電流を注入する配線層を含み、複数の出射開口部からレーザ光を出射可能である。そして、複数の出射開口部の各々は、基板上の基準点から等しい距離に位置し、配線層は、少なくとも第1の配線層と第2の配線層を含み、第1の配線層は、複数の出射開口部の中から選択された第1組の出射開口部に電流を注入し、第2の配線層は、複数の出射開口部の中から選択された第2組の出射開口部に電流を注入するものである。これにより、第1組の出射開口部と第2組の出射開口部のいずれかからレーザ光を出射させることが可能となり、両者を切替えたときでも、出射開口部が基準点から等距離にあるので、光軸からのずれは生じない。さらに第1組および第2組の出射開口部の双方からレーザ光を出射させる場合には、電流狭窄層の酸化アパーチャを制限しても高出力のレーザ光が得られ、かつビームプロファイルを単峰性にすることが可能となる。
好ましくは、第1組の出射開口部と第2組の出射開口部は、基準点に関して回転対称の位置にある。出射開口部は、レーザ光が出射される発光点であり、好ましくは、複数の出射開口部は、基板上に形成された複数のメサ頂部に形成される。第1の配線層は、選択された第1組のメサ頂部に形成された電極層に電気的に接続され、第2の配線層は、選択された第2組のメサ頂部に形成された電極層に電気的に接続されている。メサ頂部の電極層には、レーザ光を出射する出射開口が形成されている。また、基準点とは、例えば複数の出射開口部が形成された発光領域の中心を含む。
また、第1の配線層および第2の配線層には、それぞれ第1の駆動電流と第2の駆動電流が供給される。例えば、第1の駆動電流と第2の駆動電流を同時に第1および第2の配線層に供給することで、第1および第2の出射開口部からレーザ光を同時に出射させることができる。この場合には、高出力のレーザ光を得ることが可能となる。また、第1の駆動電流と第2の駆動電流は、交互に第1の配線層および第2の配線層に供給するようにしてもよい。例えば、第1組のメサは少なくとも4つのメサを含み、これらのメサの出射開口部からは、第1の配線層からの第1の駆動電流に応答してレーザ光が同時に出射される。第2組のメサは少なくとも4つのメサを含み、これらのメサの出射開口部からは、第2の配線層からの第2の駆動電流に応答してレーザ光が同時に出射される。さらにマルチスポット型の面発光型半導体レーザは、第1および第2組の出射開口部に加えて、さらに第3組、第4組の複数組の出射開口部を備えていてもよい。好ましくは、各組の出射開口部(または発光点)は、基準点に関して回転対称の位置にあり、各組の出射開口部には独立して駆動電流が供給される。
さらに本発明のモジュールは、上記したマルチスポット型の面発光型半導体レーザが形成された半導体チップと、半導体チップ上の配線層に駆動電流を供給する駆動回路とを含む。駆動回路は、少なくとも第1の駆動電流および第2の駆動電流を独立して供給することができる。例えば、駆動回路は、少なくとも第1の駆動電流および第2の駆動電流を交互に供給する。モジュールはさらに、半導体チップの複数の出射開口部から出射されるレーザ光の少なくとも1つを監視するための受光素子を含むことができる。駆動回路は、受光素子からの出力結果に応じて、第1の駆動電流または第2の駆動電流を第1の配線層または第2の配線層に供給する。
さらに本発明に係る、基板上の基準点に関して回転対称に配置された複数の出射開口部を含み、各出射開口部へ駆動電流を供給することで各出射開口部からレーザ光を出射可能なマルチスポット型の面発光型半導体レーザの駆動方法は、複数の出射開口部の中から選択された第1組の出射開口部と複数の出射開口部の中から選択された第2組の出射開口部に独立して(例えば、交互に)駆動電流を供給する。
駆動方法は、複数の出射開口部の中から選択された第1組の出射開口部と複数の出射開口部の中から選択された第2組の出射開口部の駆動時間が均等となるように駆動電流を供給することができる。さらに、複数の出射開口部の中から選択された第1組の出射開口部から出射されるレーザ光の状態を監視し、監視結果に基づき、複数の出射開口部の中から選択された第2組の出射開口部に駆動電流を供給し、第1組の出射開口部への駆動電流の供給を停止するようにしてもよい。本発明の駆動方法は、複数の出射開口部の中から選択された少なくとも3組以上の出射開口を独立して駆動するようにしてもよい。
本発明に係るマルチスポット型の面発光型半導体レーザによれば、基準点から等しい距離にある複数の出射開口部のうち、選択された第1組の出射開口部と第2組の出射開口部への電流注入を第1および第2の配線層により行うようにしたので、第1または第2の出射開口部からのレーザ光の出射の切換を容易に実現することができ、さらに、切換によって基準点からの発光点の距離が変わらないので、光軸ずれが生じない。従って、光源の切換による予備の光学系を付加することなく、光源およびシステムの低コスト化を図ることができる。さらに、第1組の出射開口部または第2組の出射開口部から出射されるレーザ光を切替ることで、見かけ上、面発光型半導体レーザの寿命、ひいてはこれを含む光源およびシステムの寿命を改善することができる。
以下、本発明のマルチスポット型のVCSELについて、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るマルチスポット型のVCSELの概略平面図である。VCSEL1は、基板上に円筒状の同一サイズからなる8つのメサ(ポスト)を含み、4のメサを1つの組としてそれぞれ独立に駆動可能な構成になっている。
第1組のメサ10、12、14、16は、配線層18によって相互に接続され、さらに配線層18は電極パッド40に接続されている。第1組のメサ10〜16の頂部には、円形状の出射開口10a、12a、14a、16aが形成され、電極パッド40に駆動電流が印加されると、その出射開口10a〜16aからレーザ光が基板と垂直方向に出射される。
同様に第2組のメサ20、22、24、26は、配線層28によって相互に接続され、さらに配線層28は電極パッド42に接続されている。第2組のメサ20〜26の頂部には、円形状の出射開口20a、22a、24a、26aが形成され、電極パッド42から駆動電流が供給されると、その出射開口20a〜26aからレーザ光が基板と垂直方向に出射される。
第1組のメサ10〜16は、基板の基準点Cを中心に90度の間隔でほぼ等間隔に配置されている。第2組のメサ20〜26は、第1組のメサ10〜16の間に介在されるように、基準点Cを中心に90度の間隔でほぼ等間隔に配置されている。言い換えれば、第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26は、基準点Cに関して回転対称となっている。
図2は、図1のVCSELのメサ10と20の断面構造を示すA−A線断面図である。各メサは、配線層18および28の配線接続を除き、すべて等しい構成である。図2に示すように、VCSEL1は、有機金属気相成長(MOCVD)法により、n型GaAs基板100に、キャリア濃度が1×1018cm-3、膜厚が0.2μm程度のn型GaAsバッファ層102が積層される。その上に、各層の厚さがλ/4n(但し、λは発振波長、nは媒質の屈折率)であるAl0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asとを交互に40.5周期積層した下部n型DBR(Distributed Bragg Reflector:分布ブラック型反射鏡)層103が形成される。下部n型DBR層103は、キャリア濃度は、1×1018cm-3であり、総膜厚が約4μmである。その上に、アンドープ下部Al0.6Ga0.4Asスペーサ層104とアンドープ量子井戸活性層105(膜厚8nmのAl0.11Ga0.89As量子井戸層3層と膜厚8nmのAl0.3Ga0.7As障壁層4層とで構成されている)とアンドープ上部Al0.6Ga0.4Asスペーサ層106とで構成された膜厚が媒質内波長となる活性層領域107が形成される。
活性領域107上に、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に30周期積層された上部DBR層108が形成される。キャリア濃度は、1×1018cm-3であり、総膜厚は約3μmである。また上部p型DBR層108の最下層には、低抵抗のp型AlAs層110が含まれている。さらに、上部DBR層108上の最上部に、キャリア濃度が1×1019cm-3となる膜厚10nm程のp型GaAsコンタクト層109が積層される。なお、上部DBR層108の電気的抵抗を下げるために、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.1Asの界面にAl組成を90%から30%に段階的に変化させた膜厚が9nm程度の領域を設けることも可能である。基板上に積層された複数の半導体層を所定の深さまで異方性エッチングすることにより、基板上に第1組のメサ10〜16および第2組のメサ20〜26が形成される。
メサ10および20のp型の上部DBR層108の最下層には、p型のAlAs層110が形成されている。AlAs層110は、メサ10および20の側面から一部が酸化された酸化領域111と、酸化領域111によって囲まれた円形状の酸化アパーチャ(導電領域)112とを有する。AlAs層110は、酸化領域111によって囲まれた酸化アパーチャ112内に光およびキャリアを閉じ込める電流狭窄層として働く。
メサ10および20の側壁および上面は、層間絶縁膜113によって覆われている。層間絶縁膜113には、メサの一部であるコンタクト層109を露出するためのコンタクトホール114が形成されている。メサ10において、層間絶縁膜113上にp側電極層115−1が形成され、p側電極層115−1はコンタクトホール114を介してコンタクト層109にオーミック接続される。p側電極層115−1の中央には、酸化アパーチャ112と整合するように円形状の出射開口10aが形成されている。また、p側電極層115−1は、上記したように配線層18に接続されている。
一方、メサ20において、層間絶縁膜113上にp側電極層115−2が形成され、p側電極層115−2はコンタクトホール114を介してコンタクト層109にオーミック接続される。p側電極層115−2の中央には、酸化アパーチャ112と整合するように円形状の出射開口20aが形成されている。p側電極層115−2は、配線層28に接続されている。基板100の裏面には、すべてのメサに共通のn側電極117が形成されている。
第1の実施例において、VCSEL1の駆動は、第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26を同時に行う。駆動電流が電極パッド40および42に印加されると、それらの駆動電流は、配線層18、28を介して、第1組のメサと第2組のメサのp側電極層115−1、115−2に供給され、第1組および第2組のメサに駆動電流が注入される。これにより、活性領域107の厚さに応じた波長のレーザ発振が生じ、各メサの出射開口10a〜16aおよび20a〜26aからレーザ光が出射される。好ましくは、第1組のメサおよび第2組のメサに供給される駆動電流は等しい。
第1組および第2組のメサからの出射されたレーザ光は合成され、高出力のレーザ光を得ることができる。また、各メサの酸化アパーチャの径を小さくすることができるため、応答性を犠牲にすることがなく、かつ単峰性のビームプロファイルを得ることができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図3(a)は、マルチスポット型のVCSELの概略斜視図を示し、図3(b)は、このVCSELの駆動方法を示す図である。第2の実施例では、第1の実施例と異なり、第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26を独立して駆動する。このため、駆動制御回路50は、駆動パルス信号51を第1組のメサ10〜16に供給し、駆動パルス信号52を第2組のメサ20〜26に供給する。駆動パルス信号51、52は、図1に示す電極パッド40、42にそれぞれ印加される。
第1の駆動方法として、駆動制御回路50は、図4(a)に示すように相補的な駆動を行う駆動パルス信号51、52を第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26に供給する。これにより、第1組のメサ10〜16の発光点が点灯されるとき、第2組のメサ20〜26が消灯し、第1組のメサ10〜16が消灯するとき第2組のメサ20〜26の発光点が点灯する。
第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26は、基準点Cに関して回転対称の位置にあるため、基準点Cを光軸に整合させたとき、第1のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26の点灯が切り替わったときに光軸ズレを生じさせない。さらに、このような交互駆動をすることで、VCSELの寿命を見かけ上2倍に延ばすことができる。
第2の駆動方法として、駆動制御回路50は、図4(b)に示すように第1のメサ10〜16の点灯時間と第2組のメサ20〜26の点灯時間が均等になるような駆動を行う。例えば、第1のメサ10〜16を一定のパルス数だけ駆動した後、それと同じパルス数だけ第2組のメサ20〜26を駆動する。これにより、第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26の素子劣化が均等に進み、結果としてVCSELの寿命を改善することができる。
また、図4(a)および図4(b)に示す駆動において、消灯しているメサに対して一定のバイアス電流Bを印加しておくようにしてもよい(図4(c)を参照)。バイアス電流Bは、しきい値以下の微小電流であり、メサの寿命を低下させることはない。その反面、そのようなバイアス電流Bを印加しておくことで、メサが点灯するまでの立ち上がり応答速度を速くすることができる。
次に本発明の第3の実施例について説明する。第1および第2の実施例では、VCSELの基準点Cに関して回転対象の位置に出射開口を配線した第1組および第2組のメサを示したが、第3の実施例では、第3の実施例では、図5(a)に示すように、3組のメサが形成された例を示す。
第1組のメサ10、12、14、16は、配線18によって接続され、かつ電極パッド40に接続され、第2組のメサ20、22、24、26は、配線28によって接続され、かつ電極パッド42に接続され、第3組のメサ30、32、34、36は、配線38によって接続され、かつ電極パッド44に接続されている。第1組、第2組、第3組のメサは、基準点Cに関して回転対称に配置されている。
駆動制御回路50は、第1組、第2組、第3組のメサに対して、それぞれ独立して駆動することができるように駆動信号51、52、53を供給する。駆動信号は、図4(a)に示したようにメサが交互に駆動されるパルス信号、または図4(b)に示したように各組のメサの点灯時間が均等になるようなパルス信号とすることができる。このような構成におり、VCSELを大きくすることなく寿命を延ばすことができる。
また、各組のメサを接続する配線層は、例えば図6に示すように多層配線によって接続することも可能である。第1組のメサ10〜16は、第1配線層18によって接続され、第2組のメサ20〜26は、その上の第2配線層28によって接続され、第3組のメサ30〜36は、その上の第3配線層38によって接続される。
なお上記実施例では、第1組ないし第3組のメサを独立して駆動する例を示したが、勿論、さらなる複数組のメサを独立して駆動するようにしてもよい。さらに、上記実施例は、各組に含まれるメサの数を等しいものとしたが、これは、発光するメサの組を切替えたときに、メサの数が等しければ、光出力およびビームプロファイルを実質的に等しくできるためである。但し、各組のメサの数は、使用目的上問題がなければ、各組のメサの数は異なるものであっても良い。また、各組のメサを駆動する時間もほぼ均等であればよい。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。第4の実施例では、第1組のメサと第2組のメサの駆動を自動切換させるものである。図7(a)に示すように、VCSEL上に形成されたメサの発光状態を受光素子等によってモニターするモニター素子60を設け、駆動制御回路50は、モニター素子60からの検出結果に応じて駆動するメサを切替える。例えば図7(b)に示すように、駆動制御回路50は、初めに駆動信号51により第1組のメサ10〜16に駆動電流を印加し(ステップS101)、第1組のメサ10〜16からレーザ光を出射させる。
第1組のメサ10〜16の発光状態は、モニター素子60によって検出され、この結果が駆動制御回路50へ出力される。ここで、駆動制御回路は、光出力が基準値以上であるか否かを判定する(ステップS102)。基準値以上であれば、素子の寿命まで時間があると判定し、継続して第1組のメサ10〜16の発光を行う。一方、光出力が基準値未満であるとき、駆動制御回路50は、第1組のメサ10〜16の寿命であると判定し、駆動信号51による駆動電流の印加を停止し(ステップS103)、駆動信号52による駆動電流を第2組のメサ20〜26に印加し、第2組のメサを点灯させる(ステップS104)。
次に本発明の第5の実施例について説明する。第4の実施例では、VCSEL側すなわち発光装置側においてメサの発光状態をモニターするようにしたが、第5の実施例では、受光装置側においてメサの発光状態をモニターする。図8は、第5の実施例に係る光伝送システムの一構成例を示す図である。光伝送システム200は、マルチスポット型VCSELが形成されたチップを含む光源210と、光源210から放出されたレーザ光の集光などを行う光学系220と、光学系220から出力されたレーザ光を受光する受光部230と、光源210の駆動を制御する駆動制御部240とを有する。
駆動制御部240は、VCSELを駆動するための駆動パルス信号51または52を光源210に供給する。光源210から放出された光は、光学系220を介し、光ファイバや空間伝送用の反射ミラーなどにより受光部230へ伝送される。受光部230は、受光した光をフォトディテクターなどによって検出し、かつ、受光した光の強度をモニターし、これが基準値以下になったとき、制御信号250を介してその旨を駆動制御部240に伝える。制御駆動部240は、出力が低下した内容を受け取ると、第1組のメサから第2組のメサへ駆動を切替える。
以上説明したように、本発明によれば予備の光源に変更してもVCSELから出射されるビームの光軸が移動しないため、従来のシステムにおける予備光源への切替時の光学調整や予備の光学系等に設ける必要がなくなり、装置の小型化および低コスト化を図ることができる。これにより、VCSELの見かけ上の寿命が延びるため、それに応じてシステムの寿命を延ばすことが可能となる。
図9は、マルチチップ型のVCSELが形成されたn型のGaAsウエハを示す図である。ウエハWには、複数のチップPが形成され、各チップPには、例えば、第1組のメサ10〜16と第2組のメサ20〜26を含むマルチスポット型のVCSELが形成されている。メサの個数および独立駆動されるメサの組は、目的に応じて適宜変更可能であるが、各メサは、チップPの基準点C(この場合は中心点)に関して回転対称であることが望ましい。
各チップ310は、スクライブラインに沿ってダイシングされた後、図10に示すようにパッケージに実装される。図10に示すように、パッケージ300は、マルチスポット型のVCSELを含むチップ310を、導電性接着剤320を介して円盤状の金属ステム330上に固定する。導電性のリード340、342は、ステム330に形成された貫通孔(図示省略)内に挿入され、一方のリード340は、チップ310の裏面に形成されたn側電極に電気的に接続され、他方のリード342は、チップ310の表面に形成されたp側電極にボンディングワイヤ等を介して電気的に接続される。
チップ310を含むステム330上に矩形状の中空のキャップ350が固定され、キャップ350の中央の開口内にボールレンズ360が固定されている。ボールレンズ360の光軸は、チップ310のほぼ中心と一致するように位置決めされる。リード340、342間に順方向の電圧が印加されると、チップ310の各メサからレーザ光が出射される。チップ310とボールレンズ360との距離は、チップ310からのレーザ光の放射角度θ内にボールレンズ360が含まれるように調整する。なお、キャップ内に、VCSELの発光状態をモニターするための受光素子62を含ませるようにしてもよい。
図11は、他のパッケージの構成を示す図である。好ましくは、後述する空間伝送システムに使用される。図11に示すパッケージ302は、図10に示すボールレンズの代わりに平板ガラス362を用いており、キャップ350の中央の開口内に平板ガラス362が固定されている。平板ガラス362の中心は、チップ310のマトリックス状に形成されたメサアレイのほぼ中心と一致するように位置決めされる。リード340、342間に順方向の電圧が印加されると、チップ310の各組のメサからレーザ光が出射される。チップ310と平板ガラス362との距離は、平板ガラス362の開口径がチップ310からのレーザ光の放射角度θ以上になるように調整する。なお、キャップ内に、VCSELの発光状態をモニターするための受光素子を含ませるようにしてもよい。
図12は、図10に示すパッケージを光送信装置に適用したときの構成を示す断面図である。光送信装置400は、ステム330に固定された円筒状の筐体410と、筐体410の端面に一体に形成されたスリーブ420と、スリーブ420の開口422内に保持されるフェルール430と、フェルール430によって保持される光ファイバ440とを含んで構成される。
ステム330の円周方向に形成されたフランジ332には、筐体410の端部が固定される。フェルール430は、スリーブ420の開口422に正確に位置決めされ、光ファイバ440の光軸がボールレンズ360の光軸に整合される。フェルール430の貫通孔432内に光ファイバ440の芯線が保持されている。
チップ310の表面から出射されたレーザ光は、ボールレンズ360によって集光され、集光された光は、光ファイバ440の芯線に入射され、送信される。上記例ではボールレンズ360を用いているが、これ以外にも両凸レンズや平凸レンズ等の他のレンズを用いることができる。さらに、光送信装置400は、リード340、342に電気信号を印加するための駆動制御回路(図3(b)を参照)や、レーザ光をモニターするモニター素子60(図7を参照)を含むことができる。さらに、光送信装置400は、光ファイバ440を介して光信号を受信する受信機能を含むものであってもよい。
図13は、図11に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。空間伝送システム500は、パッケージ300と、集光レンズ510と、拡散板520と、反射ミラー530とを含んでいる。空間伝送システム500では、図10に示すパッケージ300に用いられたボールレンズ360を用いる代わりに、集光レンズ510を用いている。集光レンズ510によって集光された光は、反射ミラー530の開口532を介して拡散板520で反射され、その反射光が反射ミラー530へ向けて反射される。反射ミラー530は、その反射光を所定の方向へ向けて反射させ、光伝送を行う。本発明のマルチスポット型のVCSELを用いることで、高出力でありながら単峰性のレーザ光を光伝送に用いることができる。
次に、光伝送システムに利用される光伝送装置の構成について説明する。図14は、光伝送装置の外観構成を示す図であり、図15はその内部構成を模式的に示す図である。光伝送装置700は、ケース710、光信号送信/受信コネクタ接合部720、発光/受光素子730、電気信号ケーブル接合部740、電源入力部750、動作中を示すLED760、異常発生を示すLED770、DVIコネクタ780、送信回路基板/受信回路基板790を有している。
光伝送装置700を用いた映像伝送システムを図16および図17に示す。これらの図において、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810で発生された映像信号を、液晶ディスプレイなどの画像表示装置820に伝送するため、図14に示す光伝送装置を利用している。すなわち、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810、画像表示装置820、DVI用電気ケーブル830、送信モジュール840、受信モジュール850、映像信号伝送光信号用コネクタ860、光ファイバ870、制御信号用電気ケーブルコネクタ880、電源アダプタ890、DVI用電気ケーブル900を含んでいる。
上記映像伝送システムでは、映像信号発生装置810と送信モジュール840、および受信モジュール850と画像表示装置820の間を電気ケーブル830、900による電気信号の伝送としたが、これらの間の伝送を光信号により行うことも可能である。例えば、電気−光変換回路および光−電気変換回路をコネクタに含む信号送信用ケーブルを電気ケーブル830、900の代わりに用いるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明に係るマルチスポット型面発光レーザは、プリンタや複写装置の光源や光通信、光ネットワーク等の光源として、広く利用することができる。
本発明の第1の実施例に係るマルチスポット型のVCSELの概略平面図である。 図1のメサの構造を示すA−A線断面図である。 本発明の第2の実施例に係るマルチスポット型のVCSELの概略斜視図とその駆動を説明する図である。 第2の実施例における交互駆動時のパルス信号波形を示す図である。 本発明の第3の実施例に係るマルチスポット型のVCSELの概略平面図とその駆動を説明する図である。 マルチスポット型のVCSELの多層配線構造の例を示す図である。 本発明の第4の実施例に係るマルチスポット型のVCSELの切換動作を説明する図である。 本発明の第5の実施例に係る光伝送システムにおける光源の切換動作を説明する図である。 マルチスポット型のVCSELが形成されたウエハを示す図である。 マルチスポット型のVCSELが形成された半導体チップを実装したパッケージの構成を示す概略断面図である。 半導体チップを実装した他のパッケージの構成を示す概略断面図である。 図10に示すパッケージを用いた光送信装置の構成を示す断面図である。 図11に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。 光伝送装置の外観構成を示す図である。 光伝送装置の内部構成を示し、同図(a)は上面を切り取ったときの内部構造を示し、同図(b)は側面を切り取ったときの内部構造を示している。 図14の光伝送装置を利用した映像伝送システムを示す図である。 図16の映像伝送システムを裏側から示した図である。
符号の説明
1:VCSEL
10、12、14、16:第1組のメサ
10a、12a、14a、16a:出射開口
20、22、24、26:第2組のメサ
20a、22a、24a、26a:出射開口
30、32、34、36:第3組のメサ
18、28、38:配線層
40、42、44:電極パッド
50:駆動制御回路
51、52、53:駆動信号
100:n−GaAs基板
102:バッファ層
103:下部DBRミラー層
107:活性領域
108:上部DBRミラー層
109:コンタクト層
110:AlAs層(電流狭窄層)
111:酸化領域
112:酸化アパーチャ
113:層間絶縁膜
114:コンタクトホール
115−1、115−2:p側電極層
117:n側電極

Claims (12)

  1. 基板上に、第1導電型の第1の半導体ミラー層、第1の半導体ミラー層上の電流狭窄層、第1の半導体ミラー層上の活性領域、活性領域上の第2導電型の第2の半導体ミラー層、第2の半導体ミラー層上の複数の出射開口部、複数の出射開口部へ電流を注入する配線層を含む半導体チップと、前記半導体チップ上の前記配線層に駆動電流を供給する駆動回路を含み、前記複数の出射開口部からレーザ光を出射可能な面発光型半導体レーザのモジュールであって、
    前記複数の出射開口部の各々は、基板上の基準点から等しい距離に位置し、
    前記配線層は、複数組の配線層を含み、各組の配線層は、複数の配線層を有し、前記複数の出射開口部は、前記複数組の配線層に対応する複数の組を有し、前記複数組の配線層は、対応する複数組の出射開口部にそれぞれ接続され、前記複数組の出射開口部は、前記基準点に関して回転対称の位置にあり、
    前記駆動回路は、各組の出射開口部の駆動時間が均等となるように各組の出射開口部にに駆動電流を供給するものであり、前記駆動回路は、複数組のうち第1組の出射開口部が点灯される間、複数組のうちの残りの組の出射開口部が消灯され、第1組の出射開口部が消灯される間、複数組のうちの第1組以外のいずれかの組の出射開口部が点灯される、モジュール。
  2. 前記駆動回路は、第1組の出射開口部と第2組の出射開口部に相補的な関係を有する第1および第2の駆動信号を供給し、第1組の出射開口部が点灯される間、第2組の出射開口部が消灯され、第1組の出射開口部が消灯される間、第2組の出射開口部が点灯される、請求項1に記載のモジュール。
  3. 前記複数の出射開口部は、基板上に形成された複数のメサ頂部にそれぞれ形成され、前記各組の配線層は、対応する組のメサに形成された電極層に電気的に接続されている、請求項1または2に記載のモジュール。
  4. 前記モジュールはさらに、前記半導体チップの複数の出射開口部から出射されるレーザ光の少なくとも1つを監視するための受光素子を含む、請求項1ないしいずれか1つに記載のモジュール。
  5. 前記駆動回路は、受光素子からの出力結果に応じて、前記各組の出射開口部に駆動電流を供給する、請求項1ないしいずれか1つに記載のモジュール。
  6. 請求項1ないしに記載されたモジュールと、前記モジュールから発せられたレーザ光を送信する送信手段とを備えた、光送信装置。
  7. 請求項1ないしに記載されたモジュールと、前記モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送装置。
  8. 請求項1ないしに記載されたモジュールと、前記モジュールから発せられたレーザ光を送信する送信手段とを備えた、光送信システム。
  9. 請求項1ないしに記載されたモジュールと、前記モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送システム。
  10. 基板上の基準点に関して回転対称に配置された複数の出射開口部を含み、各出射開口部へ駆動電流を供給することで各出射開口部からレーザ光を出射可能なマルチスポット型の面発光型半導体レーザの駆動方法であって、
    複数の出射開口部は複数組の出射開口部からなり、各組の出射開口部の駆動時間が均等となるように各組の出射開口部に駆動電流を供給するものであり、複数組のうちの第1組の出射開口部が点灯される間、複数組のうちの残りの組の出射開口部が消灯され、第1組の出射開口部が消灯される間、複数組のうちの第1組以外のいずれかの組の出射開口部が点灯される、駆動方法。
  11. 第1組の出射開口部と第2組の出射開口部に相補的な関係を有する第1および第2の駆動信号を供給し、第1組の出射開口部が点灯される間、第2組の出射開口部が消灯され、第1組の出射開口部が消灯される間、第2組の出射開口部が点灯される、請求項10の駆動方法。
  12. 駆動方法はさらに、駆動電流の供給前にバイアス電流を印加するステップを含む、請求項10または11に記載の駆動方法。
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