JP2008249411A - 測定装置用光源モジュール及び測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】寿命の短い半導体発光素子を使用した場合でも、光源モジュールとして長寿命化することのできる測定装置用光源モジュール、及びその光源モジュールを使用してメンテナンス負荷の低減が図られた測定装置を提供する。
【解決手段】測定装置用光源モジュールは、ベース21と、光透過部23が設けられベース21との間に空間Vを形成するようにベース21に固定されるキャップ22と、を有する単一のパッケージ2内に、同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子11を有する構成とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、試料に光を照射して、その透過光、反射光又は蛍光を検出することにより、試料に含まれる測定対象の濃度などを測定する光学的な測定装置において用いられる測定装置用光源モジュール及び測定装置に関するものである。
従来、試料に光を照射して、その透過光、反射光又は蛍光を検出することにより、試料に含まれる測定対象の濃度などを測定する光学的な測定装置が広く用いられている。例えば、多くの有機物が紫外線(UV)を吸収することを利用して、試料液に含まれる有機物の濃度を紫外線の吸収によって測定する有機物濃度測定装置や、オゾンが紫外線を吸収することを利用して、試料ガス中に含まれるオゾンの濃度を紫外線の吸収によって測定するオゾン濃度測定装置がある。
図17は、従来の有機物濃度測定装置(以下、単に「測定装置」ともいう)の一例の要部概略構成を示す。図17に示す測定装置200は、概略、試料液が導入される流通型のセル202と、セル202に向けて光を照射する光源ランプ201と、光源ランプ201から出射されてセル202内の試料液を透過した光を受光する第1、第2の測定用受光素子203、204と、制御回路205と、光源ランプ201から出射されてセル202を通過していない光を受光する参照用(リファレンス用)受光素子212と、を有する。
光源ランプ201としては、水銀ランプが使用されている。第1の測定用受光素子203は紫外線に感度を有するように波長選択フィルターなどを用いて構成され、一方第2の測定用受光素子204は可視光に感度を有するように波長選択フィルターなどを用いて構成されている。又、参照用受光素子212には、例えば、光源ランプ201からセル202への光路中に設けられたハーフミラー211によって分岐された、光源ランプ201から出射された光の一部が入射するようになっている。
制御回路205には、第1、第2の測定用受光素子203、204、表示部206、操作部207、参照用受光素子212、光源ランプ201の電源回路208などが接続されている。
ここで、試料液が濁度成分を含む場合には、紫外線が濁度によって散乱して透過光が減少するため、見かけ上の紫外線の吸光度は大きくなる。このため、図17に示す測定装置200では、光源ランプ201の可視光の吸光度を測定して、見かけ上の紫外線の吸光度から差し引くことによって、濁度成分による影響を少なくする。
即ち、この測定装置200では、セル202を通った光のうちハーフミラー209によって直角に曲げられた光は、紫外線パスフィルターによって波長選択されて、第1の測定用受光素子203に入射する。一方、ハーフミラー209を通った光は、可視光フィルター(バンドパス)によって波長選択されて、第2の測定用受光素子204に入射する。制御回路205は、第1の測定用受光素子203が検出した波長が254nmの紫外線の光量に応じて出力した信号と、参照用受光素子212が検出した光の光量に応じて出力した信号とに基づいて紫外線の吸光度(見かけ上の吸光度)を求める。又、制御回路205は、第2の測定用受光素子204が検出した可視光(例えば、波長546nm)の光量に応じて出力した信号と、参照用受光素子212が検出した光量に応じて出力した信号とに基づいて可視光の吸光度を求める。
そして、見かけ上の紫外線の吸光度から、可視光の吸光度を差し引き、試料液中の有機物による吸光度を求める。更に、制御回路205は、予め求められている有機物濃度と吸光度との関係を参照することで、上述のようにして求めた有機物による吸光度から、試料液中の有機物濃度を求めることができる。
ここで、例えば、上述の水銀ランプや、ハロゲンランプ、重水素ランプなどの光源は、高圧電源も含めると一般に大型であり、電気的ノイズの発生源でもある。又、水銀ランプ等の光源は、特定波長の光を利用するためには、通常、投光部又は受光部においてフィルターなどの波長選択手段を用いる必要があるため、装置全体の大型化に繋がる。
これに対し、試料中の測定対象成分の濃度などを測定する光学的な測定装置において、半導体発光素子である発光ダイオード(LED)を光源として用いることが知られている(特許文献1、2参照)。
LEDはそれ自体小型であることに加え、波長選択性や指向性に優れているため、その他の光学部品の数を低減したり、構成を簡易化したりすることができ、装置全体の小型化に非常に有利である。又、LEDは、水銀ランプ等の光源に比べて一般に低消費電力である。
特開2005−188964号公報 特開2006−284398号公報
上述のように、試料中の測定対象成分の濃度などを測定する光学的な測定装置の光源としてLED等の半導体発光素子を用いることで、小型化、低消費電力化などにおいて非常に有利である。
例えば、上述のような有機物濃度測定装置において用いられる水銀ランプの代替光源として、紫外光LEDを使用することが考えられる。
しかしながら、本発明者らが、水銀ランプの代替光源として、例えば最近開発されたピーク波長(中心波長)が255nmの紫外光LEDを評価したところ、次のような問題があった。
即ち、この紫外光LEDは、例えば光量が半減するまでの寿命が定格運転で10時間程度と非常に短い。そのため、水銀ランプを使用する測定装置において一般的である1年程度毎の光源の交換頻度と比較して、光源の交換頻度が増加してしまうことが考えられる。又、この紫外光LEDは、水銀ランプと比較すると光量が小さく、測定内容によっては光量不足となることが考えられる。
尚、上記特許文献1、2には、光量を増すために複数のLED光源を使用することが記載されているが、これは、透明のケーシング内に発光素子がパッケージ化された砲弾型の別個のLED光源を複数用いるものである。又、これらの特許文献1、2に記載の光源装置では、寿命が短いLEDを使用する場合に光源装置としての寿命を延ばすことのできるものではない。
従って、本発明の目的は、寿命の短い半導体発光素子を使用した場合でも、光源モジュールとして長寿命化することのできる測定装置用光源モジュール、及びその光源モジュールを使用してメンテナンス負荷の低減が図られた測定装置を提供することである。
又、本発明の他の目的は、光量選択性が向上した測定装置用光源モジュール、及びその光源モジュールを使用した測定装置を提供することである。
又、本発明の他の目的は、小型で消費電力が低く電気的ノイズの発生も少ない測定装置用光源モジュール、及びその光源モジュールを使用して小型化、低消費電力化、高精度化が図られた測定装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る測定装置用光源モジュール及び測定装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、ベースと、光透過部が設けられ前記ベースとの間に空間を形成するように前記ベースに固定されるキャップと、を有する単一のパッケージ内に、同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子を有することを特徴とする測定装置用光源モジュールである。本発明の一実施態様によると、前記特定波長域は紫外領域である。又、本発明の一実施態様によると、測定装置用光源モジュールは更に、前記単一のパッケージ内に前記特定波長域とは異なる波長域の光を発する第2の半導体発光素子を有する。本発明の一実施態様によれば、前記異なる波長域は可視領域である。
又、第2の本発明によれば、ベースと、光透過部が設けられ前記ベースとの間に空間を形成するように前記ベースに固定されるキャップと、を有する単一のパッケージ内に、同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子を有する光源モジュールと;前記光源モジュールからの光が照射される試料が導入される試料導入部と;前記光源モジュールから発されて前記試料を透過した光、前記光源モジュールから発されて前記試料によって反射された光、又は前記光源モジュールから発された光で励起されることで前記試料から発された光を受光する測定用受光素子と;を有することを特徴とする測定装置が提供される。本発明の一実施態様によると、前記特定波長域は紫外領域である。又、本発明の一実施態様によると、前記複数の半導体発光素子が選択的に点灯させられる。又、本発明の他の実施態様によると、前記複数の半導体発光素子のうちのいくつかが同時に点灯させられる。又、本発明の他の実施態様によると、前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子の数が変更させられる。又、本発明の他の実施態様によると、前記複数の半導体発光素子の全てが同時に点灯させられる。又、本発明の一実施態様によると、非測定時に前記参照用受光素子によって前記半導体発光素子の発光量が検知される。又、本発明の一実施態様によると、前記光源モジュールは更に、前記単一のパッケージ内に前記特定波長域とは異なる波長域の光を発する第2の半導体発光素子を有する。本発明の一実施態様では、前記異なる波長域は可視領域である。そして、好ましい一実施態様によると、前記半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子とが交互に点灯させられる。
本発明によれば、寿命の短い半導体発光素子を使用した場合でも、測定装置用光源モジュールを長寿命化することができ、又、その光源モジュールを使用して測定装置のメンテナンス負荷の低減を図ることができる。又、本発明によれば、測定装置用の光源モジュールの光量選択性を向上することができる。更に、本発明によれば、小型で消費電力が低く電気的ノイズの発生も少ない測定装置用光源モジュールを提供することが可能となり、又、その光源モジュールを使用して測定装置の小型化、低消費電力化、高精度化を図ることができる。
以下、本発明に係る測定装置用光源モジュール及び測定装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[光源モジュールの全体構成]
先ず、本発明に係る測定装置用光源モジュール(以下、単に「光源モジュール」という)の一実施例の全体構成について説明する。本実施例では、この光源モジュールは、本発明に係る測定装置の一実施例である後述する有機物濃度測定装置において用いられる。
図1は、本実施例の光源モジュール1の概略分解図である。図2は、本実施例の光源モジュール1の概略断面図である。又、図3は、本実施例の光源モジュール1の内部構造を示す概略平面図である。
本実施例の光源モジュール1は、パッケージとしてのキャン(CAN)型パッケージ2に、後述する発光ダイオード(LED)等の内部構造10が収容されてパッケージ化されている。パッケージ2は、内部構造10を支持する支持部であるベース21と、ベース21の上に支持された内部構造10を覆うようにベース21に固定されるキャップ22と、を有する。キャップ22には、ベース21の平面と対向する位置に開口部22aが設けられており、この開口部22aには、所望の光を透過する光透過部23が固定されている。即ち、パッケージ2は、ベース21と、光透過部23が設けられベース21との間に内部構造10の収容領域である空間Vを形成するようにベース21に固定されるキャップ22と、を有する。更に、パッケージ2には、内部構造10が備える各種素子を外部機器に電気的に接続するための所望の数の外部端子24が設けられている。図示は省略するが、内部構造10の各種素子は、適当なリードによって、パッケージ2の内部で外部端子24に電気的に接続される。
本実施例では、ベース21及びキャップ22は、放熱性をも考慮して熱伝導性部材である金属で形成した。又、光透過部23としては、後述するピーク波長が255nmの紫外線及びピーク波長が660nmの可視光を良く透過するUV透過ガラスで形成された平板状のガラス窓を使用した。尚、光源モジュール1から発される光の収束性を向上させるなどの目的で、パッケージ2の光透過部23としてレンズを使用してもよい。
パッケージ2内にパッケージ化される内部構造10は、第1の半導体発光素子としてのピーク波長が255nmのチップ型の紫外光LED(紫外光LEDチップ)11と、第2の半導体発光素子としてのピーク波長が660nmのチップ型の可視光LED(可視光LEDチップ)12と、参照用半導体受光素子(半導体光電変換素子)としてのフォトダイオード(以下「参照用PD」という)13と、温度検出素子としての測温抵抗体センサ(以下「温度センサ」という)14と、を有する。又、内部構造10において、紫外光LED11、可視光LED12、参照用PD13及び温度センサ14は、固定部としての基板15の同一面上に固定されている。更に、内部構造10には、基板15を支持するように設けられた冷却機構としての熱電冷却機構16が設けられている。尚、本実施例では、光源モジュール1が後述する有機物濃度測定装置に搭載された状態で、基板15の紫外光LED11などが固定される面は、光源モジュール1から試料導入部に向けて延びる光軸と交差(本実施例では略直交)するようになっている。
紫外光LED11は、光源モジュール1の単一のパッケージ2内に設けられる同一の特定波長域(波長帯)の光を発する複数の半導体発光素子として4個設けられている。即ち、本実施例では、第1の半導体発光素子が発する特定波長域の光は、紫外領域の光である。本実施例では、この4個の紫外光LED11は、集光手段としての凹面鏡状に形成された集光部材17の作用範囲内、即ち、その凹部内に位置して配列されている。本実施例では、図3に示すように、4個の紫外光LED11は、縦横に整列して、矩形(本実施例では正方形)の各角に位置するように配列されている。特に、本実施例では、各紫外光LED11間の間隔(中心間距離で代表)が1mmとなるように配列した。
又、本実施例では、集光部材17は、光透過部23の略中央に対応する基板15の略中央に配置されており、4個の紫外光LED11はこの反射部材17の略中央によせて整列されている。測定装置において複数の紫外光LED11から発される光の精密な光軸合わせが求められる場合には、本実施例のように複数の紫外光LED11を集光部材17の作用範囲内に配置したり、パッケージ2内で光透過部23の略中央によせて紫外光LED11を整列させたりすることが有利である。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、集光部材17を省略してもよいし、半導体発光素子がパッケージ2内において光透過部23の中央からずれて配置されていてもよい。
尚、本実施例では、第1の半導体発光素子としてピーク波長が255nmの光を発する紫外光LED11を用いたが、第1の半導体発光素子の発する光は本実施例のものに限定されるものではない。例えば、有機物濃度測定装置では、前述のように有機物が紫外線を吸収することを利用して試料液中の有機物の濃度を測定するが、測定対象に応じて所望の波長のLEDを適宜用いることができる。
可視光LED12は、上記特定波長域としての紫外領域とは異なる波長域の光である可視領域の光を発する第2の半導体発光素子として、紫外光LED11と共に光源モジュール1の単一のパッケージ2内に1個設けられている。本実施例では、可視光LED12は、集光部材17の作用範囲外、即ち、その凹部外において、紫外光LED11に隣接するように設けられている。但し、可視光LED12を、紫外光LED11と共に同一の集光部材17の作用範囲内に配置したり、可視光LED12のために別個の集光部材を設けたりしてもよい。
尚、本実施例では、第2の半導体発光素子としてピーク波長が660nmの光を発する可視光LED12を用いたが、第2の半導体発光素子の発する光は本実施例のものに限定されるものではない。例えば、有機物濃度測定装置では、前述のように試料液の濁度成分の影響をキャンセルするために、試料液による可視光の吸収を測定することが好ましく行われるが、このような可視領域の光を発する半導体発光素子としては、ピーク波長が400nm〜700nmの可視光を発する半導体発光素子を好適に用いることができる。
参照用PD13は、光源モジュール1の発する光を受光する参照用受光素子として紫外光LED11及び可視光LED12と共に光源モジュール1の単一のパッケージ2内に1個設けられた、参照用半導体受光素子である。本実施例では、この参照用PD13は、紫外光LED11又は可視光LED12から発されて、キャップ22や光透過部23のUV透過ガラスによって一部反射された光を主に受光するようになっている。但し、パッケージ2内において、紫外光LED11又は可視光LED12から発された光の一部が、参照用PD13に直接入射するようになっていてもよい。
尚、本実施例では、参照用PD13は、紫外光LED11及び可視光LED12の両方のための参照用として兼用されるが、所望に応じて半導体発光素子の発する光の波長域毎に専用の半導体受光素子を設けてもよい。
温度センサ14は、パッケージ2の内部の温度(パッケージ2の内部の雰囲気温度で代表)を検出するようになっている。
紫外光LED11、可視光LED12、参照用PD13、温度センサ14、集光部材17などが固定される基板15の面は、本実施例では、1辺が1cmの矩形(本実施例では正方形)である。そして、上述のように、その略中央部によせて4個の紫外光LED11が集光部材17の内側に配列されており、その周囲に可視光LED12、参照用PD13、温度センサ14が配置されている。
熱電冷却機構16は、ペルチェ冷却機構であり、上下に間隔をあけて対向配置された第1、第2の冷却機構基板16a、16bと、これら第1、第2の冷却機構基板16a、16bの間に配置された熱電変換素子であるペルチェ素子16cと、を有する。図示は省略するが、ペルチェ素子16cは、第1、第2の冷却機構基板16a、16bの対向する面に沿って間隔をあけて複数起立して設けられている。又、図示は省略するが、第1、第2の冷却機構基板16a、16bの対向する面には、複数のペルチェ素子16c間を電気的に接続する電極が設けられている。そして、パッケージ2のベース21側の第2の冷却機構基板16bがこのベース21に固定され、ベース21とは反対側の第1の冷却機構基板16a上に、紫外光LED11などが固定された基板15が固定される。このように、ベース21は、熱電冷却機構16を介して、紫外光LED11などの各種素子を支持する。
本実施例では、パッケージ2の内部には封入ガスとして乾燥窒素(N2)が封入される。そして、少なくとも光源モジュール1の作動中、特に、発光中には、パッケージ2の内部の温度が5℃になるように冷却機構16によって温度制御がなされる。
図4は、上述の光源モジュール1の内部回路の概略を示している。尚、図4中、便宜的に、紫外光LED11は1個のみ示している。
[測定装置の全体構成]
次に、本発明に係る測定装置の一実施例としての、試料液に含まれる有機物の濃度を測定するための有機物濃度測定装置の一実施例の全体構成について説明する。
図5は、本実施例の測定装置100の要部概略構成を示す。本実施例の測定装置100は、図17を参照して前述した従来の測定装置200と同様の作用をなすものであるが、光源ランプ201の代替光源として本実施例の光源モジュール1を使用するところが大きく異なる。
即ち、本実施例の測定装置100は、概略、試料が導入される試料導入部として試料液が導入されるセル102と、セル102に向けて光を照射する光源モジュール1と、光源モジュール1から出射されてセル102内の試料液を透過した光を受光する測定用受光素子103と、制御回路(信号処理回路)105と、を有する。
セル102は、本実施例では、試料液の流入口102aと排出口102bとを有する流通型であり、少なくとも光源モジュール1からの光が入射する部分と、その光が試料液を通過した後にセル102から出る部分は、所望の光(本実施例では、ピーク波長255nmの紫外線及びピーク波長660nmの可視光)を良く透過する光透過性の材料(本実施例では石英ガラス)で形成されている。
測定用受光素子103としては、本実施例では、190nm〜1100nmに感度波長を有するフォトダイオード(以下「測定用PD」という)を使用した。即ち、この測定用PD103は、光源モジュール1の発するピーク波長255nmの紫外線及びピーク波長660nmの可視光に対して測定用として良好な感度を有する。ここで、本実施例では、詳しくは後述するように光源モジュール1から試料液に対して紫外線と可視光とがパルス的に交互に照射される。そのため、本実施例では、測定用PD103は紫外線の検出用と可視光の検出用とで兼用している。但し、所望に応じて、図17を参照して前述した従来の測定装置200と同様にして、検出すべき光の波長域毎に専用の測定用の受光素子を設けてもよく、この場合には異なる波長域の光を同時に試料液に照射してもよい。
本実施例では、制御回路105が測定装置100の動作を統括的に制御するようになっている。この制御回路105は、演算部、制御部、記憶部を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
制御回路105には、測定用PD103、測定結果や装置の各種設定状態などを表示するためのLCD(液晶ディスプレイ)などの表示手段を備える表示部106、制御回路105に測定の開始/停止指示や各種設定値などを入力するための入力キーなどの入力手段を備える操作部107、光源モジュール1の電源回路(点灯回路)108などが接続されている。電源回路108は、制御回路105の制御の下で、光源モジュール1に設けられた紫外光LED11、可視光LED12、冷却機構16などを駆動させる。更に、制御回路105には、光源モジュール1に設けられた参照用PD13、温度センサ14の出力が接続されている。
斯かる構成により、制御回路105は、詳しくは後述する所定の態様で紫外光LED11、可視光LED12を点灯/消灯させて、測定用PD103からの出力信号と参照用PD13からの出力信号とに基づいて、セル102内を流通する試料液中の有機物の濃度を求めることができる。又、制御回路105は、温度センサ14からの出力信号に応じて冷却機構16を駆動させて、光源モジュール1のパッケージ2内の温度を所望の温度(本実施例では5℃)に調整する。
本実施例の測定装置100では、図17を参照して前述した従来の測定装置200と同様にして、試料液の濁度成分の影響をキャンセルして、試料液中に含まれる有機物の濃度を求めることができる。即ち、制御回路105は、測定用PD103がピーク波長255nmの紫外線を検出してその光量に応じて出力した信号VUVと、光源モジュール1に内蔵された参照用PD13がピーク波長255nmの紫外線を検出してその光量に応じて出力した信号(VREF1)とに基づいて、下記式より紫外線の吸光度(見かけ上の吸光度)を求める。
UV=logVREF1/VUV
又、制御回路105は、測定用PD103がピーク波長660nmの可視光を検出してその光量に応じて出力した信号(VVIS)と、光源モジュール1に内蔵された参照用PD13がピーク波長660nmの可視光を検出してその光量に応じて出力した信号VREF2とに基づいて、下記式より可視光の吸光度を求める。
VIS=logVREF2/VVIS
そして、濁度による吸光度を含んでいる見かけ上の紫外線の吸光度AUVから、濁度による吸光度である可視光の吸光度AVISを差し引き、試料液中の有機物による吸光度AUV-VISを求めることができる。
UV-VIS=AUV−AVIS
更に、制御回路105は、予め求められて制御回路105に内蔵されるか制御回路105に接続されている記憶手段(ROM等)に格納されている有機物濃度と吸光度との関係を参照することで、上述のようにして求めた有機物による吸光度から、試料液中の有機物濃度を求めることができる。
[光源モジュールの駆動制御]
次に、本実施例の測定装置100における光源モジュール1の駆動制御について更に詳しく説明する。
1)紫外光LEDと可視光LEDの点灯態様
本実施例では、紫外光LED11と可視光LED12とを交互に点灯させる。より具体的には、図6に示すように、紫外光LED11及び可視光LED12は、71ms間隔で0.3ms間ずつ、交互に点灯するようになっている。
このように紫外光LED11と可視光LED12とを交互に点灯させることによっても、紫外光LED11の長寿命化にとって一定の効果がある。又、このように紫外光LED11と可視光LED12とをパルス的に交互に点灯させることによって、紫外光LED11と可視光LED12とから出射されて試料液を透過した光を、特別な波長選択手段などを用いることなく、1つの測定用PD103によって検出することができる。
2)紫外光LEDの点灯態様
上述のように、本実施例では、紫外光LED11と可視光LED12とを、パルス的に交互に点灯させる。この時、紫外光LED11のみに注目すると、本実施例では4個の紫外光LED11は、以下詳しく説明するような各種態様で点灯させることができる。
図7〜図9は、4個の紫外光LED11の点灯態様の一例を模式的に示している。図7〜図9において、点灯状態の紫外光LED11は黒丸で、又消灯状態の紫外光LED11は白丸で示している。又、図7〜図9に示すように4個の紫外光LED11を見たときに左上に位置するものから時計回りに第1、第2、第3、第4の紫外光LED11a、11b、11c、11dとする。
2−1)順番に点灯
光源モジュール1のパッケージ2内に実装された4個の紫外光LED11を選択的に所定の順番で点灯させることで、光源モジュール1としての寿命を延ばすことができる。これにより、光源モジュール1の交換頻度を低減することができる。
第1に、点灯する紫外光LED11を定期的に交代させることができる。典型的な一態様によれば、紫外光LED11を点灯させるタイミング毎に、4個の紫外光LED11のうちの1個ずつを順番に点灯させることができる。例えば、図7(a)〜(d)にそれぞれ示すように、第1、第2、第3、第4の紫外光LED11a、11b、11c、11dをこの順番で点灯させることができる。勿論、点灯させる順番は何らこの順番に限定されるものではない。
又、点灯する紫外光LED11を定期的に交代させる別の一態様によれば、所定の期間が経過する毎に、点灯する紫外光LED11を交代させることができる。例えば、上記所定期間として、所定の点灯回数(例えば、13万回)毎或いは所定の点灯時間(例えば40000時間)毎に点灯する紫外光LED11を交代させることができる。点灯させる順番は、例えば、図7に示す上述のものと同じであってよい。この場合、点灯する紫外光LED11は、定期的に自動で交代させてもよいし、定期的に測定装置100の操作者により手動で交代させてもよい。即ち、制御回路105が上記所定の期間の経過(又は経過が近づいたこと)を検知して、順次に点灯する紫外光LED11を自動的に交代させることができる。或いは、制御回路105が上記所定の期間の経過(又は経過が近づいたこと)を検知して、報知手段としての表示部106にその旨(交代時期)を表す情報を表示することによって、点灯する紫外光LED11を交代させることを操作者に促す情報を報知することができる。操作者はその情報に応じて、制御回路105に対して点灯する紫外光LED11を交代させる指示を操作部107から入力することができる。
又、第2に、光源モジュール1の発する光を受光する参照用受光素子の受光した光量に応じて、点灯する紫外光LED11を交代させることができる。本実施例では、特に、光源モジュール1のための参照用受光素子として、光源モジュール1のパッケージ2内に実装された参照用PD13を用いる。斯かる構成は、参照用受光素子を別個に設けた構成と比較して、より小型で正確である。点灯させる順番は、例えば、図7に示す上述のものと同じであってよい。この場合、点灯する紫外光LED11は、参照用PD13が紫外光LED11の発する光を受光した光量に応じて自動で交代させてもよいし、該光量に応じて測定装置100の操作者により手動で交代させてもよい。即ち、制御回路105が参照用PD13の出力信号から紫外光LED11の発する光の光量が所定値以下になったことを検知して、順次に点灯する紫外光LED11を自動的に交代させることができる。或いは、制御回路105が参照用PD13の出力信号から紫外光LED11の発する光の光量が所定値以下になったことを検知して、表示部106にその旨(交代時期)を表す情報を表示することによって、点灯する紫外光LED11を交代させることを操作者に促す情報を報知することができる。操作者はその情報に応じて、制御回路105に対して点灯する紫外光LED11を交代させる指示を操作部107から入力することができる。点灯する紫外光LED11を交代させる基準となる光量の所定値(閾値)は、当該紫外光LED11の寿命として予め決められた、例えば当初光量の50%の光量などとして設定することができる。
尚、参照用PD13の検出結果を利用する場合、光量が所定値以下となるまで同じ紫外光LED11を使用し続けることに限定されるものではない。上述のように点灯する紫外光LED11を定期的に交代させると共に、参照用PD13による光量の検出結果を利用して光量が所定値以下になった紫外光LED11の使用を中止して、次の紫外光LED11を点灯させるようにしてもよい。
2−2)複数個を同時に点灯
光源モジュール1のパッケージ2内に実装された4個の紫外光LED11のうちのいくつかを同時に点灯させることで、光源モジュール1の発する光量を増すことができる。これにより、個々の紫外光LED11の光量が小さい場合でも、測定に必要とされる所望の光量を得ることができる。又、例えば公差により各々のLEDチップの光量に差がある場合でも、複数のLEDチップを同時に点灯することで個々の光量の差の影響を低減することができる。
このようにいくつかの紫外光LED11を同時に点灯させる場合においても、同時に点灯する紫外光LED11の組を選択的に所定の順番で変更させることで、光源モジュール1としての寿命を延ばすことができる。これにより、光源モジュール1の交換頻度を低減することができる。
ここで、例えば、測定装置100内において光源モジュール1からセル102を介して測定用PD103へと至る光路での精密な光軸合わせが要求される場合には、複数の同時に点灯する紫外光LED11の配置は、次のように設定することが好ましい。
例えば、本実施例のように4個の紫外光LED11を用いる場合には、好ましくは、4個の紫外光LED11は、縦横に整列して、矩形(本実施例では正方形)の各角に位置するように配列する。そして、図8(a)又は図8(b)に示すように、その矩形の重心点を介して対角位置にある2個の紫外光LED11を同時に点灯させる。
このように、光源モジュール1のパッケージ2内に設けられる複数の紫外光LED11のうちの少なくともいくつか(本実施例では全て)は、光源モジュール1からセル102に向けて延びる光軸と交差(本実施例では略直交)する面上の基準点に関して点対称となるように配列する。そして、好ましくは、同時に点灯する複数の紫外光LED11の組は、該点対称となるように配列された複数の紫外光LED11のうち該基準点を介して対角位置にあるものから成るようにする。
このように、対角位置にある紫外光LED11、好ましくは偶数個の紫外光LED11を同時に点灯させることにより、同時に点灯させる紫外光LED11の組を変更することによる光軸のずれを低減することができる。これにより、光源モジュール1のより精密な光軸合わせが求められる場合であっても、同時に点灯させる紫外光LED11の組を変更する毎に光源モジュール1の光軸合わせを行う必要性を低減することができる。但し、同時に点灯する紫外光LED11の配置態様は、これに限定されるものではなく、要求される光軸合わせの精度などに応じて、任意の態様で配置された複数の紫外光LED11の組を同時に点灯させることができる。
そして、同時に点灯させる紫外光LED11の組を交代させる方法は、上述の点灯する紫外光LED11を1個ずつ交代させる場合と同様とすることができる。
即ち、第1に、同時に点灯する紫外光LED11の組を定期的に交代させることができる。典型的な一態様によれば、紫外光LED11を点灯させるタイミング毎に、4個の紫外光LED11のうちの同時に点灯する組を順番に交代することができる。例えば、図8(a)、(b)にそれぞれ示すように、第1、第3の紫外光LED11a、11cを同時に点灯させる状態と、第2、第4の紫外光LED11b、11dを同時に点灯させる状態とを交代させることで、上述のように対角位置に配置された2個の紫外光LED11の組を同時に点灯させることできる。
又、同時に点灯する紫外光LED11の組を定期的に交代させる別の一態様によれば、所定の期間が経過する毎に、同時に点灯する紫外光LED11を交代させることができる。この場合に同時に点灯する紫外線発光LED11の組を交代させる制御は、上述の点灯する紫外光LED11を1個ずつ交代させる場合と実質的に同一であってよく、同時に点灯する紫外光LED11の組は、定期的に自動で交代させてもよいし、定期的に測定装置100の操作者により手動で交代させてもよい。上記同様、同時に点灯させる紫外光LED11の組は、図8(a)又は図8(b)に示すように設定すればよい。
又、第2に、光源モジュール1の発する光を受光する参照用受光素子の受光した光量に応じて、同時に点灯する紫外光LED11の組を交代させることができる。本実施例では、特に、光源モジュール1のための参照用受光素子として、光源モジュール1のパッケージ2内に実装された参照用PD13を用いる。この場合に同時に点灯する紫外光LED11の組を交代させる制御は、上述の点灯する紫外光LED11を1個ずつ交代させる場合と実質的に同一であってよく、同時に点灯する紫外光LED11の組は、参照用PD13が紫外光LED11の発する光を受光した光量に応じて自動で交代させてもよいし、該光量に応じて測定装置100の操作者により手動で交代させてもよい。上記同様、同時に点灯させる紫外光LED11の組は、図8(a)又は図8(b)に示すように設定すればよい。同時に点灯させる複数の紫外光LED11の組を交代させる基準となる光量の所定値(閾値)は、その組が寿命になった場合の光量、例えば当初光量の50%の光量などとして設定することができる。
尚、参照用PD13の検出結果を利用する場合、光量が所定値以下となるまで同じ紫外光LED11の組を使用し続けることに限定されるものではない。上述のように同時に点灯する紫外光LED11の組を定期的に交代させると共に、参照用PD13による光量の検出結果を利用して光量が所定値以下になった紫外光LED11の組の使用を中止して、次の紫外光LED11の組を点灯させるようにしてもよい。
2−3)全てを同時に点灯
光源モジュール1のパッケージ2内に実装された4個の紫外光LED11は、所望に応じて、その全てを同時に点灯させることができる。これにより、光源モジュール1の発する光量を最大化することができる。
2−4)点灯する数を変更
光源モジュール1のパッケージ2内に実装された4個の紫外光LED11のうち点灯する紫外光LED11の数を変更することで、光源モジュール1の発光する光量を選択的に変更することができる。これにより、例えば、個々の紫外光LED11の光量が小さい場合に所望に応じて光源モジュール1の発する光量を増したり、個々の紫外光LED11の点灯状態(光量)が変化する場合にその点灯状態に応じて光源モジュール1としての発光量を極力一定としたりすることができる。即ち、光源モジュール1の光量選択性を向上することができる。
第1に、点灯する紫外光LED11の数を定期的に変更することができる。例えば、測定装置100の電源投入時や光源モジュール1の駆動開始時などの基準となる時点からの時間に応じて紫外光LED11の光量が変化する場合に、図9(a)、(b)、(c)、(d)に示す順番で点灯する紫外光LED11の数を増やしていったり、逆に図9(d)、(c)、(b)、(a)に示す順番で点灯する紫外光LED11の数を減らしていったりすることができる。一例として、測定装置100の電源投入直後よりも、所定時間後における紫外光LED11の光量が低下する特性がある場合には、その電源投入時からの経過時間に従って、光源モジュール1としての紫外線の発光量が極力一定となるように所定のタイミングで、図9(a)、(b)、(c)、(d)に示す順番で点灯する紫外光LED11の数を増やしていくことができる。又、他の例として、測定装置100の電源投入直後よりも、所定時間後における紫外光LED11の光量が増加する特性がある場合には、その電源投入時からの経過時間に従って、光源モジュール1としての紫外線の発光量が極力一定となるように所定のタイミングで、図9(d)、(c)、(b)、(a)に示す順番で点灯する紫外光LED11の数を減らしていくことができる。勿論、点灯させる紫外光LED11の順番は何らこの順番に限定されるものではない。
この時、点灯する紫外光LED11の数を変更するタイミングを、例えば基準となる時点からの紫外光LED11の点灯回数或いは点灯時間などによって設定してもよい。又、点灯する紫外光LED11の数は自動で変更させてもよいし、測定装置100の操作者により手動で交代させてもよい。即ち、制御回路105が基準となる時点からの時間経過を検知して、その時間経過に応じて点灯する紫外光LED11の数を自動的に変更させることができる。或いは、制御回路105が基準となる時点からの時間経過を検知して、点灯する紫外光LED11の数の変更時期を表す情報を表示部106に表示することによって、該変更を操作者に促す情報を報知することができる。操作者はその情報に応じて、制御回路105に対して点灯する紫外光LED11の数を変更させる指示を操作部107から入力することができる。
又、第2に、光源モジュール1の発する光を受光する参照用受光素子の受光した光量に応じて、点灯する紫外光LED11の数を変更させることができる。本実施例では、特に、光源モジュール1のための参照用受光素子として、光源モジュール1のパッケージ2内に実装された参照用PD13を用いる。この場合、点灯する紫外光LED11の数は、参照用PD13が紫外光LED11の発する光を受光した光量に応じて自動で交代させてもよいし、該光量に応じて測定装置100の操作者により手動で交代させてもよい。即ち、例えば制御回路105が参照用PD13の出力信号から紫外光LED11の発する光の光量が所定値以下になったこと(又は所定値以下であること)を検知した時に、該光量がその所定値を越えるように順次に点灯する紫外光LED11の数を自動的に増やしたり、逆に紫外光LED11の発する光の光量が所定値以上になったこと(又は所定値以上であること)を検知した時に、該光量がその所定未満となるように順次に点灯する紫外光LED11の数を自動的に減らしたりすることができる。或いは、制御回路105が参照用PD13の出力信号から紫外光LED11の発する光の光量が所定値以下になったこと(又は所定値以下であること)や所定値以上になったこと(又は所定値以上であること)を検知して、表示部106にその旨(変更時期)を表す情報を表示することによって、点灯する紫外光LED11の数を変更させることを操作者に促す情報を報知することができる。操作者はその情報に応じて、制御回路105に対して点灯する紫外光LED11の数を変更させる指示を操作部107から入力することができる。
2−5)光量検知動作
光源モジュール1のパッケージ2内に実装された4個の紫外光LED11の発光量を検知する光量検知動作を、例えば測定装置100の電源投入時、所定時間間隔毎などの非測定時の所定のタイミングで実行して、点灯させる紫外光LED11を選択することができる。紫外光LED11の発光量は、参照用受光素子、特に、本実施例では光源モジュール1のパッケージ2内に実装されている参照用PD13を用いて検知することができる。
図10〜図12は、光量検知動作の一例の概略を示すタイミングチャート図である。図10〜図12の横軸は時間であり、又同図中LED1〜LED4で示すチャートはそれぞれ第1〜第4の紫外光LED11a〜11dの点灯信号のON/OFF状態を表し、更に同図中PDで示すチャートは参照用PD13の受光量に応じた出力信号の高低を表す。
例えば、図10に示すように、第1、第2、第3、第4の紫外光LED11a〜11dの点灯信号を順次にON/OFFさせる。そして、各点灯信号がONとされている時の参照用PD13の受光量から、光量が所定値以上の紫外光LED11(図示の例では第4の紫外光LED11d)を検知する。換言すれば、光量が所定値以下となり使用を中止すべき紫外光LED11を検知する。これにより、測定時には、その発光量が所定値以上の紫外光LED11を用いることができる。尚、光量が所定値以上の紫外光LED11が複数個ある場合には、その複数の紫外光LED11を使用して、前述のように順番に点灯させたり、同時に点灯させたり、点灯する数を変更したりすることができる。
図11は、光量検知動作の他の例を示している。図11に示す例では、対角位置にある紫外光LED11の組である第1、第3の紫外光LED11a、11cの点灯信号を同時にON/OFFさせ、その後もう一方の対角位置にある紫外光LED11の組である第2、第4の紫外光LED11の点灯信号を同時にON/OFFさせる。そして、それぞれの組の紫外光LED11の点灯信号がONとされている時の参照用PD13の受光量から、光量が所定値以上の紫外光LED11の組(図示の例では第2、第4の紫外光LED11b、11dの組)を検知する。換言すれば、光量が所定値以下となり使用を中止すべき紫外光LED11の組を検知する。これにより、測定時には、その光量が所定値以上となる紫外光LED11の組を用いることができる。
又、図12は、光量検知動作の更に他の例を示している。図12に示す例では、第1、第2、第3、第4の紫外光LED11a〜11dの順番で点灯する紫外光LED11の数を増加させていく。そして、参照用PD13の受光量が第1の閾値以上(図中閾値1)、且つ、第2の閾値(図中閾値2)以下となる紫外光LED11の点灯数を検知する。そして、測定時には、その数(図示の例では第1、第2、第3の紫外光LED11の3個)の紫外光LED11を点灯させることができる。
尚、測定時に使用する紫外光LED11は、検知動作における検知結果から制御回路105が自動的に決定してもよいし、検知動作における検知結果を表示部106にて操作者に報知することで、操作者が操作部107から制御回路105に指示するようにしてもよい。
3)その他
本実施例では、上述のような紫外光LED11の点灯/消灯の制御は、制御手段としての制御回路105が行う。制御回路105は、電源回路108を制御して、複数の紫外光LED11の各々を個別に又は複数の組として同時に点灯/消灯させることができる。又、制御回路105は、参照用PD13の出力信号を、複数の紫外光LED11の各々に又は複数の組に関係付けて検知することができるようになっている。上述のような紫外光LED11の各種の点灯態様の制御シーケンス(プログラム)及び該制御シーケンスにおいて用いる光量の閾値や所定期間の閾値などのデータは、制御回路105に内蔵されるか制御回路105に接続された記憶手段(ROM等)に予め記憶されている。
尚、上述して説明した紫外光LED11の各種の点灯態様の他、点灯する紫外光LED11の交代、同時に点灯する紫外光LED11の組の交代、点灯する紫外光LED11の数の変更などは、測定装置100の操作者が操作部106から制御回路105に指示することによって任意のタイミングで行うこともできる。
又、上述の実施例では、光源モジュール1の単一のパッケージ2内に4個の紫外光LED11を設け、矩形(正方形)の各角に位置するように配列した。しかし、光源モジュールの単一のパッケージ内に設けられる同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子の数は4個に限定されるものではなく、又その配置態様も上述の実施例のものに限定されるものではない。例えば、図13(a)に示すように、より多くの半導体発光素子を縦横に整列させたり、図13(b)に示すように、より多くの半導体発光素子を円周上に整列させたりすることができる。例えば図13(b)に示すように円周上に複数の半導体発光素子を整列させた場合には、その円の中心点を介して対角位置にある2個の組を同時に点灯させることができる。勿論、光源モジュールの単一のパッケージ内に設けられる同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子の数は2個以上であればよく、点灯条件、必要な光量及びメンテナンス周期(光源モジュールの交換周期)に応じて適宜設計することができる。
又、例えば、参照用受光素子によって、光源モジュールの単一のパッケージ内に設けられる複数の半導体発光素子のいずれもが寿命に達したことが検知された場合に、表示部106に光源モジュール1が寿命である旨を示す情報を表示して、光源モジュール1の交換を促す情報を操作者に報知することができる。
又、点灯させるLEDの交代履歴や光量が所定量以下になったLEDのデータ等を記憶手段に記憶させると共に、このデータを更新する都度、予め記憶手段に記憶させてある光源モジュール1の寿命判定用データ(例えば、点灯させるLEDの交代回数や光量が所定量以下になったLEDの個数の閾値など)と比較することにより、光源モジュール1の交換を促す情報を操作者に報知することもできる。
以上説明したように、本実施例によれば、寿命が短い紫外光LED11を使用した場合であっても測定装置用光源モジュール1を長寿命化することができ、又、その光源モジュール1を使用することによって、光源モジュール1の交換頻度を低減して、測定装置100のメンテナンス負荷の低減を図ることができる。又、本実施例によれば、測定装置用光源モジュール1の光量選択性を向上することができる。更に、本実施例によれば、小型で消費電力が低く電気的ノイズの発生も少ない測定装置用光源モジュール1を提供することが可能となり、又その光源モジュール1を使用して測定装置100の小型化、低消費電力化、高精度化を図ることができる。
実施例2
次に、本発明に係る他の実施例について説明する。本実施例において実施例1にて説明したものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施例1では光源モジュール1には、紫外光LED11と可視光LED12とが設けられていたが、本発明は斯かる態様に限定されるものではない。
例えば、図14(a)に示すように、紫外光LED11を有する第1の光源モジュール1Aと、図14(b)に示すように可視光LED12を有する第2の光源モジュール1Bと、をそれぞれ構成して、これら第1、第2の光源モジュール1A、1Bを図15に示すように測定装置100に設けることができる。第1の光源モジュール1A、第2の光源モジュール1Bの構成は、実装される半導体発光素子が異なることを除いて実質的に実施例1における光源モジュール1と同じである。
即ち、本実施例では、実施例1と同様に、第1、第2の光源モジュール1A、1Bには、それぞれ参照用PD13をはじめ、温度センサ14や冷却機構16が設けられている。そして、第1、第2の光源モジュール1A、1Bにはそれぞれ、制御回路105によって制御される電源回路(点灯回路)108A、108Bが接続される。又、第1、第2の光源モジュール1A、1Bの参照用PD13、温度センサ14の出力が制御回路105に接続される。
又、本実施例では、第1の光源モジュール1Aから発された光は、ハーフミラー110を透過してセル102に入射するようになっており、一方第2の光源モジュール1Bから発された光は、ハーフミラー110によって直角に曲げられた後にセル102に入射するようになっている。
斯かる構成により、第1の光源モジュール1Aからの紫外線と第2の光源モジュール1Bからの可視光とを、実施例1と同様にパルス的に交互にセル102内に導入された試料液に照射して、その透過光をそれぞれ測定用PD103によって検出することができる。又、第1の光源モジュール1A、第2の光源モジュール1Bのそれぞれに設けられた参照用PD13によって参照光を検出することができる。従って、実施例1と同様にして、制御回路105において、試料液中の有機物の濃度を求めることができる。
そして、第1の光源モジュール1Aにおける4個の紫外光LED11の点灯態様は、実施例1にて説明したものと同様にすることができる。
実施例3
次に、本発明に係る他の実施例について説明する。本実施例において実施例1にて説明したものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施例1では、参照用受光素子としての参照用半導体受光素子が光源モジュール1に内蔵されていたが、本発明は斯かる態様に限定されるものではない。
例えば、図16に示すように、測定装置100は、光源モジュール1から出射されてセル102を通過していない光を受光する参照用受光素子112を、光源モジュール1Cと別個に有していてよい。この参照用受光素子112としては、実施例1と同様に、フォトダイオード(PD)を好適に用いることができる。参照用受光素子112には、例えば、光源モジュール1Cからセル102への光路中に設けられたハーフミラー111によって分岐された、光源モジュール1Cから出射された光の一部が入射するようになっている。又、この場合、光源モジュール1Cには、実施例1にて説明した参照用PD13は内蔵されていなくてよい。
尚、本実施例では、参照用受光素子112は、紫外光LED11及び可視光LED12の両方のための参照用として兼用されるが、所望に応じて半導体発光素子の発する光の波長域毎に専用の半導体受光素子を設けてもよい。
以上、本発明を具体的な実施例に則して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではないことを理解されたい。
例えば、上記各実施例では、試料に光を照射して、その透過光を検出することにより試料に含まれる測定対象の濃度を測定する光学的な測定装置の一例として、有機物濃度測定装置に本発明を適用した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば試料による紫外線の吸収を利用する光学的な測定装置としては、試料ガス中のオゾン濃度を測定するオゾン濃度測定装置が例示できる。又、上述の有機物濃度測定装置及びオゾン濃度測定装置のような、試料に光を照射した際の透過光を検出する測定装置に限らず、試料に光を照射した際の反射光又は蛍光を検出する測定装置においても本発明を等しく適用することができる。例えば、反射光を検出する測定装置としては、濁度計が例示できる。更に、蛍光を検出する測定装置としては、油分測定装置及びSO2測定装置が例示できる。即ち、本発明に従う測定装置は、本発明に従う光源モジュールから発されて試料を透過した光、該光源モジュールから発されて試料によって反射された光、又は該光源モジュールから発された光で励起されることで試料から発された光を受光する測定用受光素子を有するものであってよい。
又、半導体発光素子としては、上記各実施例における発光ダイオード(LED)の他、レーザダイオード(LD)を用いてもよい。又、測定用受光素子や光源モジュールとは別個に設けられる参照用受光素子としては、フォトダイオード(PD)の他、例えばフォトトランジスタ、光電子増倍管などの任意の光電変換素子を用いることができる。又、光源モジュールに内蔵される半導体受光素子としては、フォトダイオード(PD)の他、例えばフォトトランジスタなどの光電変換素子を好適に用いることができる。
又、上記各実施例では、光源モジュールには冷却機構及び温度検出素子が内蔵されていたが、所望によりこれらは省略することができる。
更に、上述の各実施例にて説明したように、本発明は紫外光LEDが短寿命、小光量であることによる問題を解決するのに極めて有効であるが、光源モジュールの単一のパッケージ内に設けられる同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子は、任意の波長域の光を発する半導体発光素子であってよい。そのような半導体発光素子が比較的長寿命である場合でも、光源モジュールとしての更なる長寿命化によるメンテナンス負荷の更なる低減、光量選択性の向上を図ることができる。
本発明に係る光源モジュールの一実施例の概略分解図である。 図1の光源モジュールの概略断面図である。 図1の光源モジュールの内部構造を示す概略平面図である。 本発明に係る光源モジュールの一実施例の内部回路を示す概略回路図である。 本発明に係る測定装置の一実施例の概略構成図である。 紫外光LEDと可視光LEDの点灯態様の一実施例を説明するためのチャート図である。 紫外光LEDの点灯態様の一実施例を説明するための模式図である。 紫外光LEDの点灯態様の他の実施例を説明するための模式図である。 紫外光LEDの点灯態様の他の実施例を説明するための模式図である。 光源モジュールの光量検知動作の一実施例を説明するためのチャート図である。 光源モジュールの光量検知動作の他の実施例を説明するためのチャート図である。 光源モジュールの光量検知動作の他の実施例を説明するためのチャート図である。 紫外光LEDの他の配列態様を説明するための模式図である。 本発明に係る測定装置の他の実施例において用いられる光源モジュールの内部構造を示す概略平面図である。 本発明に係る測定装置の他の実施例の概略構成図である。 本発明に係る測定装置の他の実施例の概略構成図である。 従来の測定装置の一例の概略構成図である。
符号の説明
1 光源モジュール
2 パッケージ
11 紫外光LED
12 可視光LED
13 参照用PD
14 温度センサ
15 基板
16 熱電冷却機構
100 有機物濃度測定装置
103 測定用PD
105 制御回路
106 表示部
107 操作部

Claims (27)

  1. ベースと、光透過部が設けられ前記ベースとの間に空間を形成するように前記ベースに固定されるキャップと、を有する単一のパッケージ内に、同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子を有することを特徴とする測定装置用光源モジュール。
  2. 前記特定波長域は紫外領域であることを特徴とする請求項1に記載の測定装置用光源モジュール。
  3. 更に、前記単一のパッケージ内に前記特定波長域とは異なる波長域の光を発する第2の半導体発光素子を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置用光源モジュール。
  4. 前記異なる波長域は可視領域であることを特徴とする請求項3に記載の測定装置用光源モジュール。
  5. ベースと、光透過部が設けられ前記ベースとの間に空間を形成するように前記ベースに固定されるキャップと、を有する単一のパッケージ内に、同一の特定波長域の光を発する複数の半導体発光素子を有する光源モジュールと、
    前記光源モジュールからの光が照射される試料が導入される試料導入部と、
    前記光源モジュールから発されて前記試料を透過した光、前記光源モジュールから発されて前記試料によって反射された光、又は前記光源モジュールから発された光で励起されることで前記試料から発された光を受光する測定用受光素子と、
    を有することを特徴とする測定装置。
  6. 前記特定波長域は紫外領域であることを特徴とする請求項5に記載の測定装置。
  7. 前記複数の半導体発光素子が選択的に点灯させられることを特徴とする請求項5又は6に記載の測定装置。
  8. 前記複数の半導体発光素子のうち点灯する前記半導体発光素子が定期的に交代させられることを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  9. 前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子を定期的に交代させることを促す情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  10. 前記光源モジュールの発する光を受光する参照用受光素子を有し、前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子が、前記参照用受光素子が受光した光量に応じて交代させられることを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  11. 前記光源モジュールの発する光を受光する参照用受光素子を有し、前記参照用受光素子が受光した光量に応じて、前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子を交代させることを促す情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  12. 前記複数の半導体発光素子のうちのいくつかが同時に点灯させられることを特徴とする請求項5又は6に記載の測定装置。
  13. 前記複数の半導体発光素子のうち同時に点灯する組が定期的に交代させられることを特徴とする請求項12に記載の測定装置。
  14. 前記光源モジュールの発する光を受光する参照用受光素子を有し、前記複数の半導体発光素子のうち同時に点灯する組が、前記参照用受光素子が受光した光量に応じて交代させられることを特徴とする請求項12に記載の測定装置。
  15. 前記光源モジュールの発する光を受光する参照用受光素子を有し、前記参照用受光素子が受光した光量に応じて、前記複数の半導体発光素子のうち同時に点灯する組を交代させることを促す情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項12に記載の測定装置。
  16. 前記複数の半導体発光素子のうちの少なくともいくつかは、前記光源モジュールから前記試料導入部に向けて延びる光軸と交差する面上の基準点に関して点対称となるように配列されており、前記複数の半導体発光素子のうち同時に点灯する組は、該点対称となるように配列された複数の半導体発光素子のうち前記基準点を介して対角位置にあるものから成ることを特徴とする請求項12〜15のいずれかの項に記載の測定装置。
  17. 前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子の数が変更させられることを特徴とする請求項5又は6に記載の測定装置。
  18. 前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子の数が定期的に変更させられることを特徴とする請求項17に記載の測定装置。
  19. 前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子の数を定期的に変更させることを促す情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項17に記載の測定装置。
  20. 前記光源モジュールの発する光を受光する参照用受光素子を有し、前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子の数が、前記参照用受光素子が受光した光量に応じて変更させられることを特徴とする請求項17に記載の測定装置。
  21. 前記光源モジュールの発する光を受光する参照用受光素子を有し、前記参照用受光素子が受光した光量に応じて、前記複数の半導体発光素子のうち点灯する半導体発光素子の数を変更させることを促す情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項17に記載の測定装置。
  22. 前記複数の半導体発光素子の全てが同時に点灯させられることを特徴とする請求項5又は6に記載の測定装置。
  23. 非測定時に前記参照用受光素子によって前記半導体発光素子の発光量が検知されることを特徴とする請求項10、11、14、15、20、21のいずれかの項に記載の測定装置。
  24. 前記光源モジュールは更に、前記単一のパッケージ内に前記特定波長域とは異なる波長域の光を発する第2の半導体発光素子を有することを特徴とする請求項5〜23のいずれかの項に記載の測定装置。
  25. 前記異なる波長域は可視領域であることを特徴とする請求項24に記載の測定装置。
  26. 前記半導体発光素子と前記第2の半導体発光素子とが交互に点灯させられることを特徴とする請求項25に記載の測定装置。
  27. 前記光源モジュールの交換を促す情報を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項5〜26のいずれかの項に記載の測定装置。
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