JP5016707B2 - 射出成形機のベルト監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の回転駆動部から一つの被駆動軸に回転伝達する複数のタイミングベルトの異常を監視する射出成形機のベルト監視装置に関する。
従来、一つの被駆動軸に設けた少なくとも一以上の従動プーリと複数の回転駆動部の回転軸にそれぞれ設けた駆動プーリ間にそれぞれ架け渡した複数のタイミングベルトを備える射出成形機は知られており、特許文献1には、複数の射出用サーボモータにより加熱シリンダ内のスクリューを直線駆動するようにした射出成形機であって、スクリュの後端に連結部材を介して連結され、回転運動を直線運動に変換してスクリュに伝達する単一の回転−直線運動変換機構と、この回転−直線運動変換機構の回転部材に、一体回転するように連結された単一の従動プーリと、複数の射出用サーボモータの出力軸にそれぞれ固着された駆動プーリの回転を、従動プーリに伝達する複数のタイミングベルトとを備える射出成形機が開示されている。
ところで、この種の射出成形機では、複数のサーボモータを用いるため、各サーボモータに対する同期制御が必要になるとともに、複数の回転伝達機構に備える各タイミングベルトの張力も同一に設定する必要があり、これらの均衡が損なわれた場合には、タイミングベルトの破断や回転軸の破損等を招き、誤作動や生産の無用な中断等を強いられる。
このため、タイミングベルトの破断を検出し、誤動作の発生等を防ぐことができるようにした検出装置も知られており、特許文献2には、従動プーリの側面に円周方向に沿って設けられた少なくとも1以上の突起と、この突起に対向すべく配置され、従動プーリの回転に伴い突起によりON−OFF信号を発信する近接スイッチと、この近接スイッチからON−OFF信号の有無によりモータの運転・停止を制御する制御装置を有してなるベルト破断検知装置が開示され、また、特許文献3には、伝達ベルトの異常を検出する異常検出部として、伝達ベルトの有無を検出するベルト検出部を使用し、駆動制御部を制御することにより被係止体を変位させて係止部に係止させるようにした安全装置が開示されている。
特開平10−286842号公報 特開2003−74649号公報 特開2000−6222号公報
しかし、上述した特許文献2及び3で開示される検出装置(ベルト破断検知装置,安全装置)は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、いずれもベルトが破断した後の状態を検出するものであるため、破断を来す前の状態を検出することができない。したがって、ベルトの破断を事前に予防することができず、ベルトの状態を監視する観点からは不十分となる。なお、特許文献2のベルト破断検知装置は、従動プーリの回転を検出するため、複数のモータを使用する場合には、一つのベルトが破断しても従動プーリは回転を継続することから監視は困難となる。
第二に、いずれも別途の検出手段、即ち、複数の突起及びこの突起を検出する近接スイッチ、或いは伝達ベルトの有無を検出するベルト検出部を別途配設する必要がある。したがって、部品点数の増加に伴う製造時の工数アップ及びコストアップを招くとともに、配設スペースの確保及び構造の煩雑化を招く。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した射出成形機のベルト監視装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、一つの被駆動軸2に設けた少なくとも一以上の従動プーリ3と複数の回転駆動部4a,4bの回転軸4as,4bsにそれぞれ設けた駆動プーリ5a,5b間にそれぞれ架け渡した複数のタイミングベルト6a,6bの異常を監視する射出成形機Mのベルト監視装置1を構成するに際して、回転駆動部4a,4bにそれぞれ設けることにより各回転駆動部4a,4bの回転位置を検出するロータリエンコーダ7a,7bと、各ロータリエンコーダ7a,7bから出力するエンコーダ出力値Da,Dbを取り込むとともに、一つの特定のロータリエンコーダ7aから出力するエンコーダ出力値Daと他のロータリエンコーダ7bから出力するエンコーダ出力値Dbの偏差Keを得る偏差演算手段8と、偏差Keと予め設定した閾値Ksf,Kssを比較し、偏差Keが閾値Ksf以上及び/又はKss以上になったことを判定する異常判定手段9と、少なくとも当該異常判定手段9の判定結果を出力する異常出力手段10とを備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、偏差Keをゼロと見做すゼロ調整手段11を設けることができる。また、閾値には、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常を検出可能な第一の閾値Ksfを含ませることができ、この際、異常出力手段10には、第一の閾値Ksf以上になったことの判定結果に基づいて、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生した旨の第一の警報Axを出力する機能を設けることができる。さらに、閾値には、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常を検出可能な第二の閾値Kssを含ませることができ、この際、異常出力手段10は、第二の閾値Kss以上になったことの判定結果に基づいて、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常が発生した旨の第二の警報Ayを出力する機能を設けることができる。
このような構成を有する本発明に係る射出成形機Mのベルト監視装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 偏差検出手段8により、一つの特定のロータリエンコーダ7aから出力するエンコーダ出力値Daと他のロータリエンコーダ7bから出力するエンコーダ出力値Dbの偏差Keを得るとともに、偏差Keと予め設定した閾値Ksf,Kssを比較して判定するようにしたため、各タイミングベルト6a,6bの少なくとも相対的な異常を検出することができる。したがって、各タイミングベルト6a,6bの破断を来す前の状態を検出可能となり、各タイミングベルト6a,6bの破断を事前に予防できるとともに、タイミングベルト6a,6bの長寿命化にも寄与できる。
(2) 各ロータリエンコーダ7a,7bから出力するエンコーダ出力値Da,Dbを直接利用するため、近接スイッチやベルト検出部等の別途の検出手段が不要となる。したがって、部品点数の増加を伴わないため、製造時の工数削減及びコストダウンを図れるとともに、配設スペースの確保が不要となるため、構造の単純化及び外観性の向上にも寄与できる。
(3) 各エンコーダ出力値Da,Dbをそのまま利用するため、ソフトウェアを含む制御系の構成を単純化できるとともに、駆動プーリ5a,5bの位置を直接的に検出可能になるため、各タイミングベルト6a,6bの伸長等を正確かつ確実に検出できる。
(4) 好適な態様により、偏差Keをゼロと見做すゼロ調整手段11を設ければ、実質的なゼロリセット機能として利用できるため、偏差Keの発生度合を容易かつ確実に把握できる。
(5) 好適な態様により、閾値に、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常を検出可能な第一の閾値Ksfを含ませれば、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常に対応する閾値を設定できるため、使用によるタイミングベルト6a,6bの相対的な伸長を確実に検出できるとともに、タイミングベルト6a,6bの伸長に対する正常又は異常の状態を的確に判定できる。
(6) 好適な態様により、異常出力手段10に、第一の閾値Ksfに達したことの判定結果に基づいて、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生した旨の第一の警報Axを出力する機能を設ければ、オペレータは、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生したことを、速やかにかつ確実に知ることができるため、タイミングベルト6a,6bにおける張力の再調整等の処置を迅速に行うことができる。
(7) 好適な態様により、閾値に、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常を検出可能な第二の閾値Kssを含ませれば、歯の1ピッチ分に対応する閾値を設定することにより、タイミングベルト6a,6bにおける歯飛の発生を確実に検出できる。
(8) 好適な態様により、異常出力手段10に、第二の閾値Kssに達したことの判定結果に基づいて、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常が発生した旨の第二の警報Ayを出力する機能を設ければ、オペレータは、タイミングベルト6a,6bにおける歯飛の発生を、速やかにかつ確実に知ることができるため、ベルト交換等の必要な処置を迅速に行うことができる。
本発明の好適実施形態に係るベルト監視装置における主要部の構成を示すブロック回路図、 同ベルト監視装置を備える射出成形機における射出装置の一部断面平面構成図、 同射出成形機に備えるタイミングベルトを用いた回転伝達機構を抽出して示す背面構成図、 同ベルト監視装置に用いる設定画面図、 同ベルト監視装置に用いる表示画面図、 同ベルト監視装置の動作(機能)を説明するためのデータ表、 同ベルト監視装置の動作(機能)を説明するためのフローチャート、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るベルト監視装置1を備える射出成形機Mの構成について、図2及び図3を参照して説明する。
図2に示す射出成形機Mは、型締装置を除いた射出装置Miのみを示す。射出装置Miは、離間した前支持盤12fと後支持盤12rを備え、この前支持盤12fの前面で加熱筒13の後端を支持する。加熱筒13は、前端に射出ノズル14を、また、後部に当該加熱筒13の内部に成形材料を供給するホッパ15をそれぞれ備えるとともに、加熱筒13の内部にはスクリュ16を挿通させる。一方、前支持盤12fと後支持盤12r間には四本のタイバー17…を架設し、このタイバー17…に、スライドブロック18をスライド自在に装填する。スライドブロック18の前端には、従動プーリ19を一体に有するロータリブロック20を回動自在に支持し、このロータリブロック20の中央にスクリュ16の後端を結合する。さらに、スライドブロック18の側面には、スクリュ回転用のサーボモータ21を取付け、このサーボモータ21の回転シャフトに固定した駆動プーリ22と上述した従動プーリ19間に、無端のタイミングベルト23を架け渡す。これにより、スクリュ16を回転させる回転駆動機構24が構成される。なお、21eはサーボモータ21の後端に付設して、当該サーボモータ21の回転数(回転位置)を検出するロータリエンコーダを示す。
他方、スライドブロック18の後部には、ナット部26を同軸上一体に設けるとともに、後支持盤12rに回動自在に支持されたボールねじ部27の前側をナット部26に螺合させる。これにより、ボールねじ機構25が構成される。一方、後支持盤12rから後方に突出したボールねじ部27の後部は被駆動軸2となり、この被駆動軸2に一つの従動プーリ3を取付ける。この従動プーリ3は単一であるが軸方向に長く形成する。これにより、後述する二つのタイミングベルト6a,6bを並べて架けることができる。また、後支持盤12rの左右両側には、スクリュ進退用のサーボモータ29a,29bをそれぞれ配設する。各サーボモータ29a,29bはそれぞれ回転駆動部4a,4bを構成し、各サーボモータ29a,29bの回転シャフト(回転軸4as,4bs)にそれぞれ駆動プーリ5a,5bを取付ける。
そして、図2及び図3に示すように、駆動プーリ5aと従動プーリ3間に無端のタイミングベルト6aを、駆動プーリ5bと従動プーリ3間に無端のタイミングベルト6bをそれぞれ架け渡す。このため、従動プーリ3の定位置に、各タイミングベルト6a,6bが並べて架けれるように、各サーボモータ29a,29bの位置を前後方向(軸方向)にオフセットさせる。これにより、スクリュ16を進退移動させる進退駆動機構30が構成される。さらに、各サーボモータ29a,29bの後端には、各サーボモータ29a,29bの回転数(回転位置)を検出するロータリエンコーダ7a,7bを付設する。例示のロータリエンコーダ7a,7bはアブソリュートタイプエンコーダである。なお、図2中、31はロータリブロック20とスライドブロック18間に介在させることにより、スクリュ16に加わる圧力を検出するロードセル(圧力検出器)を示す。
他方、図2において、41は射出成形機Mに備える成形機コントローラを示す。この成形機コントローラ41は、本実施形態に係るベルト監視装置1を備えており、設定部42及び表示部43が付属する。
次に、本実施形態に係るベルト監視装置1の構成について、図1〜図5を参照して具体的に説明する。
図1中、成形機コントローラ41は、CPU,内部メモリ(ROM,RAM等),電源ユニット等を含むコンピュータ機能を有し、射出成形機Mの全体の制御を司る。また、各サーボモータ29a,29bをそれぞれ駆動するサーボアンプ45a,45bを備え、各サーボモータ29a,29bは、各サーボアンプ45a,45bの出力側に接続するとともに、各サーボアンプ45a,45bの入力側は、成形機コントローラ41の出力ポートに接続する。さらに、各サーボモータ29a,29bに付設したロータリエンコーダ7a,7bは、成形機コントローラ41の入力ポートに接続する。これにより、成形機コントローラ41からサーボアンプ45a,45bには、各サーボモータ29a,29bを制御するための制御指令が付与されるとともに、ロータリエンコーダ7a,7bから成形機コントローラ41にはエンコーダ出力値Da,Dbが付与される。
また、成形機コントローラ41は、本実施形態に係るベルト監視装置1を兼ねている。このため、成形機コントローラ41の内部メモリには、ベルト監視装置1の全体における一連の制御(シーケンス制御)を実行するための制御プログラムを格納するとともに、閾値及び検出データ等の各種データを記憶する。
図1中、1は機能ブロックを用いたベルト監視装置を示す。ベルト監視装置1は、偏差演算部F1,第一監視処理部F2,第二監視処理部F3及び出力処理部F4を備える。この場合、偏差演算部F1の入力部には、一方のロータリエンコーダ(特定のロータリエンコーダ)7aから出力するエンコーダ出力値Daと他方のロータリエンコーダ(他のロータリエンコーダ)7bから出力するエンコーダ出力値Dbが付与される。これにより、偏差演算部F1は、エンコーダ出力値Daとエンコーダ出力値Dbの偏差(純偏差)Keを演算により得る偏差演算手段8を構成する。なお、この場合、偏差Keには絶対値を用いる。
一方、第一監視処理部F2及び第二監視処理部F3は、偏差(後述する調整後の偏差)Keと予め設定した閾値Ksf,Kssを比較し、偏差Keが閾値Ksf及び/又はKss以上になったことを判定する異常判定手段9を構成する。この場合、第一監視処理部F2には、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常を検出可能な第一の閾値Ksfを設定するとともに、第二監視処理部F3には、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常を検出可能な第二の閾値Kssを設定する。これにより、第一監視処理部F2は、偏差Keが第一の閾値Ksf以上になったことを判定できるとともに、第二監視処理部F3は、偏差Keが第二の閾値Kss以上になったことを判定できる。
第一の閾値Ksf及び第二の閾値Kssは、成形機コントローラ41に付属するベルト監視用の設定部42から設定できる。図4は、設定部42の設定画面42sを示し、この設定画面42sには、異常検出パルス設定キー51及び歯飛検出パルス設定キー52を備える。この異常検出パルス設定キー51により第一の閾値Ksfを設定できるとともに、歯飛検出パルス設定キー52により第二の閾値Kssを設定できる。その他、設定画面42sにおいて、53は調整点検終了キー、54は異常検出カウンタ、55は位置ずれ現在値表示部、56は歯飛累積カウンタ、57は位置ずれ最大値表示部、42seは閉じるキーをそれぞれ示す。この場合、位置ずれ現在値表示部55は、後述する偏差Keをゼロと見做すゼロ調整手段11を兼ねている。
他方、出力処理部F4は、第一監視処理部F2及び第二監視処理部F3から得る判定結果を出力処理する。この出力処理部F4の出力側には表示部43が接続され、出力処理部F4と表示部43により異常出力手段10を構成する。この場合、異常出力手段10は、第一監視処理部F2における第一の閾値Ksf以上になったことの判定結果に基づいて、少なくともタイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生した旨の第一の警報Ax(図5)を出力する機能を備えるとともに、第二監視処理部F3における第二の閾値Kss以上になったことの判定結果に基づいて、少なくともタイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常が発生した旨の第二の警報Ay(図5)を出力する機能を備える。
図5に表示部43の表示画面43sを示す。この表示画面43sは、射出成形機Mの正面部等に配した液晶表示パネル等のディスプレイに表示する。表示画面43sには、通常、生産や動作状態等を適宜表示するが、第一の警報Axの出力により、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生した旨をウィンドウ表示部58により表示する。これにより、ウィンドウ表示部58には、第一の警報Axに対応する警報メッセージが表示される。また、第二の警報Ayの出力により、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常が発生した旨をウィンドウ表示部59により表示する。これにより、ウィンドウ表示部59には、第二の警報Ayに対応する警報メッセージが表示される。
次に、本実施形態に係るベルト監視装置1の動作(機能)について、各図を参照しつつ図7のフローチャートに従って説明する。
最初に、図4に示す設定画面42sを用いて、第一の閾値Ksf及び第二の閾値Kssの設定を行う(ステップS1)。第一の閾値Ksfは、タイミングベルト6a,6bの伸長(相対的伸長)に係わる異常を検出可能な閾値を、エンコーダ出力値Daとエンコーダ出力値Dbの偏差(調整後の偏差)Keに対する大きさにより設定する。設定に際しては、タッチパネル式に構成される異常検出パルス設定キー51のタッチにより、テンキーがウィンドウ表示されるため、所望値を閾値として入力する。例示は、「50」を設定した場合を示す。これにより、使用によるタイミングベルト6a,6bの相対的な伸長を確実に検出できるとともに、タイミングベルト6a,6bの伸長に対する正常又は異常の状態を的確に判定できる。第二の閾値Kssは、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常を検出可能な閾値を、エンコーダ出力値Daとエンコーダ出力値Dbの偏差(調整後の偏差)Keに対する大きさにより設定する。この場合、第二の閾値Kssは、タイミングベルト6a,6bにおける歯の1ピッチ分に対応する閾値として設定できる。設定に際しては、歯飛検出パルス設定キー52のタッチにより、テンキーがウィンドウ表示されるため、所望値を閾値として入力する。例示は、「100」を設定した場合を示す。これにより、タイミングベルト6a,6bにおける歯飛の発生を確実に検出できる。
また、工場出荷時或いはベルト交換時には初期調整を行う(ステップS2)。初期調整は、張力調整器を用いることにより各タイミングベルト6a,6bの張力を計測し、一方のタイミングベルト6aと他方のタイミングベルト6bの張力が同一の設定値になるように、サーボモータ29a,29bの位置等を変更する。この場合、初期調整を行っても、各タイミングベルト6a,6bの張力を完全に一致させることはできない。即ち、若干の偏差Keを生じるため、ゼロ調整手段11により、偏差Keをゼロと見做す処理を行う。具体的には、図6に示すように、初期調整時において、一方のエンコーダ出力値Daが「5100」、他方のエンコーダ出力値Dbが「5110」であったとすれば、偏差(純偏差)Keは「10」となる。これにより、設定画面42sの位置ずれ現在値表示部55には「10」が表示されるため、位置ずれ現在値表示部55をタッチしてテンキーをウィンドウ表示し、調整値として「10」を入力する。これにより、位置ずれ現在値表示部55の「10」は、「0」に調整(リセット)、即ち、調整後の偏差Keが得られる。このように、偏差Keをゼロと見做すゼロ調整手段11を設ければ、実質的なゼロリセット機能として利用できるため、発生する偏差Keの発生度合を容易かつ確実に把握できる。
一方、運転中は、ロータリエンコーダ7a,7bから出力するエンコーダ出力値Da,Dbの取り込みを行う(ステップS3,S4)。これにより、エンコーダ出力値Da,Dbは、偏差演算部F1に付与される。偏差演算部F1では、エンコーダ出力値Daとエンコーダ出力値Dbの偏差(純偏差)Keを演算により得る(ステップS5)。得られた偏差Keは、第一監視処理部F2と第二監視処理部F3の双方に付与されるため、第一監視処理部F2では、偏差(調整後の偏差)Keと第一の閾値Ksfの比較処理を行う(ステップS6)。この際、偏差Keが第一の閾値Ksf未満であれば、正常と判定され、異常処理は行われない(ステップS7,S3…)。即ち、図6に示すように、正常時における、ロータリエンコーダ7aから出力するエンコーダ出力値Daが「7870」、ロータリエンコーダ7bから出力するエンコーダ出力値Dbが「7880」の場合、偏差Ke(純偏差)は「10」となるため、調整値「10」による調整後の偏差Keは「0」となり、各タイミングベルト6a,6bの伸長は生じていない。
これに対して、偏差(調整後の偏差)Keが第一の閾値Ksf以上であれば、異常と判定され、この判定結果は、出力処理部F4に付与される。これにより、所定の異常処理、具体的には、図5に示すように、表示画面43sに第一の警報Axに基づく警報メッセージがウィンドウ表示部58により表示される(ステップS7,S8)。第一の警報Axに基づく警報メッセージには、タイミングベルト6a,6bに異常が発生した旨、タイミングベルト6a,6bの張力の調整及び点検が必要な旨が表示される。即ち、図6に示すように、異常検出時における、ロータリエンコーダ7aから出力するエンコーダ出力値Daが「7870」、ロータリエンコーダ7bから出力するエンコーダ出力値Dbが「7930」の場合、偏差(純偏差)Keは「60」となるため、調整値「10」による調整後の偏差Keは「50」となり、第一の閾値Ksf以上となる。これにより、オペレータは、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生したことを知ることができるため、射出成形機Mの運転を停止し、タイミングベルト6a,6bに対して張力の再調整を行うことができる(ステップS9)。
張力の再調整は、初期調整と同じであり、張力調整器により各タイミングベルト6a,6bの張力を計測するとともに、一方のタイミングベルト6aと他方のタイミングベルト6bの張力が同一の設定値になるように、サーボモータ29a,29bの位置等を変更する。また、ゼロ調整手段11により、偏差Keをゼロと見做す処理を行う。即ち、図6に示すように、一方のエンコーダ出力値Daが「7870」、他方のエンコーダ出力値Dbが「7930」であったとすれば、偏差(純偏差)Keは「60」となる。したがって、設定画面42sの位置ずれ現在値表示部55には「60」が表示されるため、この位置ずれ現在値表示部55のタッチにより、テンキーをウィンドウ表示し、調整値として「60」を入力する。これにより、位置ずれ現在値表示部55の「60」は「0」に調整(リセット)される。
このように、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生した旨の第一の警報Axを出力する機能を設ければ、オペレータは、タイミングベルト6a,6bの伸長に係わる異常が発生したことを、速やかにかつ確実に知ることができるとともに、タイミングベルト6a,6bに対する張力の再調整等の処置を迅速に行うことができる。そして、張力の再調整を行ったなら、調整点検終了キー53をタッチしてONにする(ステップS10)。これにより、異常検出カウンタ54には「1」が追加される(ステップS11)。この異常検出カウンタ54により調整回数を確認することができる。この後、運転を再開する(S3…)
他方、第二監視処理部F3では、偏差(調整後の偏差)Keと第二の閾値Kssの比較処理を行う(ステップS12)。この際、偏差Keが第二の閾値Kss未満であれば、正常と判定されるため、異常処理は行われない(ステップS13,S3…)。これに対して、偏差Keが第二の閾値Kss以上であれば、異常と判定され、この判定結果は、出力処理部F4に付与される。これにより、異常処理、具体的には、図5に示すように、表示画面43sに第二の警報Ayに基づく警報メッセージがウィンドウ表示部59により表示される(ステップS13,S14)。第二の警報Ayに基づく警報メッセージには、タイミングベルト6a,6bに歯飛が発生した旨、タイミングベルト6a,6bの交換等が必要な旨が表示される。即ち、図6に示すように、歯飛検出時において、ロータリエンコーダ7aから出力するエンコーダ出力値Daが「7870」、ロータリエンコーダ7bから出力するエンコーダ出力値Dbが「8030」とすれば、純偏差は「160」になるとともに、位置ずれ現在値表示部55に表示される調整後の偏差Keは「100」となり、第二の閾値Kss以上となる。これにより、オペレータは、タイミングベルト6a,6bの歯飛に係わる異常が発生したことを知ることができるため、タイミングベルト6a,6bの交換を行うことができる(ステップS9)。また、交換後は張力に対する初期調整を行うとともに、運転を再開する(ステップS2,S3…)。
よって、このような本実施形態に係るベルト監視装置1によれば、偏差検出手段8により、一つの特定のロータリエンコーダ7aから出力するエンコーダ出力値Daと他のロータリエンコーダ7bから出力するエンコーダ出力値Dbの偏差Keを得るとともに、偏差Keと予め設定した閾値Ksf,Kssを比較して判定するようにしたため、各タイミングベルト6a,6bの少なくとも相対的な異常を検出することができる。したがって、各タイミングベルト6a,6bの破断を来す前の状態を検出可能となり、各タイミングベルト6a,6bの破断を事前に予防できるとともに、タイミングベルト6a,6bの長寿命化にも寄与できる。また、各ロータリエンコーダ7a,7bから出力するエンコーダ出力値Da,Dbを直接利用するため、近接スイッチやベルト検出部等の別途の検出手段が不要となる。したがって、部品点数の増加を伴わないため、製造時の工数削減及びコストダウンを図れるとともに、配設スペースの確保が不要となるため、構造の単純化及び外観性の向上にも寄与できる。さらに、各エンコーダ出力値Da,Dbをそのまま利用するため、ソフトウェアを含む制御系の構成を単純化できるとともに、駆動プーリ5a,5bの位置を直接的に検出可能になるため、各タイミングベルト6a,6bの伸長等を正確かつ確実に検出できる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、偏差Keをゼロと見做すゼロ調整手段11を設けた場合を示したが、必ずしも設けることを要しない。この場合、例えば、初期調整後、サーボモータ29a,29bを最前進位置まで移動させ、この最前進位置において、ロータリエンコーダ7a,7bに対する原点補正を行えば、例示のようなゼロ調整手段11を不要にすることができる。また、例示の従動プーリ3は、単一のプーリにより構成した場合を示したが、二つのプーリを並べて構成してもよい。さらに、回転駆動部4a,4bとしてサーボモータ29a,29bを例示したが、他のタイプのモータや一部にモータを含む回転駆動部を排除するものではない。一方、二つの回転駆動部4a,4bを例示したが、三つ以上の回転駆動部4a…であってもよい。また、ロータリエンコーダ7a,7bは、アブソリュートタイプエンコーダを例示したが、その他、成形機コントローラ41でパルスデータを保持、即ち、電源切時にパルスデータをバックアップ保存し、電源投入時に保存したパルスデータを初期値として設定すれば、インクリメントタイプエンコーダも適用可能である。さらに、異常出力手段10として表示部43により表示する場合を示したが、その他、携帯電話等に送信する送信部,プリントアウトする印字部,音を鳴らす発音部等を組み合わせてもよい。また、射出装置Miに適用した場合を示したが、型締装置側に適用してもよい。他方、第一の閾値Ksfと第二の閾値Kssの双方を設定した場合を示したが、いずれか一方のみを設定してもよいし、或いは第一の閾値Ksfを、さらに複数の閾値として数段階のレベル(張力レベル大,張力レベル小等)に設定してもよい。
本発明に係るベルト監視装置は、複数の回転駆動部から一つの被駆動軸に回転伝達する複数のタイミングベルトを備える各種射出成形機に利用できる。したがって、同様の回転伝達機構を備えるものであれば、電動式射出成形機であるか油圧式射出成形機であるかは問わない。
1:ベルト監視装置,2:被駆動軸,3:従動プーリ,4a:回転駆動部,4b:回転駆動部,4as:回転軸,4bs:回転軸,5a:駆動プーリ,5b:駆動プーリ,6a:タイミングベルト,6b:タイミングベルト,7a:ロータリエンコーダ,7b:ロータリエンコーダ,8:偏差検出手段,9:異常判定手段,10:異常出力手段,11:ゼロ調整手段,M:射出成形機,Da:エンコーダ出力値,Db:エンコーダ出力値,Ke:偏差,Ksf:第一の閾値,Kss:第二の閾値,Ax:第一の警報,Ay:第二の警報

Claims (6)

  1. 一つの被駆動軸に設けた少なくとも一以上の従動プーリと複数の回転駆動部の回転軸にそれぞれ設けた駆動プーリ間にそれぞれ架け渡した複数のタイミングベルトの異常を監視する射出成形機のベルト監視装置であって、前記回転駆動部にそれぞれ設けることにより各回転駆動部の回転位置を検出するロータリエンコーダと、各ロータリエンコーダから出力するエンコーダパルスを取り込むとともに、一つの特定のロータリエンコーダから出力するエンコーダ出力値と他のロータリエンコーダから出力するエンコーダ出力値の偏差を得る偏差演算手段と、前記偏差と予め設定した閾値を比較し、当該偏差が閾値以上になったことを判定する異常判定手段と、少なくとも当該異常判定手段の判定結果を出力する異常出力手段とを備えることを特徴とする射出成形機のベルト監視装置。
  2. 前記偏差をゼロと見做すゼロ調整手段を備えることを特徴とする請求項1記載の射出成形機のベルト監視装置。
  3. 前記閾値には、前記タイミングベルトの伸長に係わる異常を検出可能な第一の閾値を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の射出成形機のベルト監視装置。
  4. 前記異常出力手段は、前記第一の閾値に達したことの判定結果に基づいて、前記タイミングベルトの伸長に係わる異常が発生した旨の第一の警報を出力する機能を備えることを特徴とする請求項3記載の射出成形機のベルト監視装置。
  5. 前記閾値には、前記タイミングベルトの歯飛に係わる異常を検出可能な第二の閾値を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の射出成形機のベルト監視装置。
  6. 前記異常出力手段は、前記第二の閾値に達したことの判定結果に基づいて、前記タイミングベルトの歯飛に係わる異常が発生した旨の第二の警報を出力する機能を備えることを特徴とする請求項5記載の射出成形機のベルト監視装置。
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