JP5570581B2 - 電動射出成形機のモータ動力遮断装置 - Google Patents

電動射出成形機のモータ動力遮断装置 Download PDF

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Description

本発明は、サーボモータの動力の遮断を制御する電動射出成形機の制御装置に関する。
プラスチック射出成形機によって様々な大きさの成形品が成形できるよう、射出成形機メーカは型締力、射出圧力、射出容量等の仕様が異なる様々なサイズの機械をラインナップしている。電動射出成形機(以下、「射出成形機」という。)は金型開閉、突き出し、射出、スクリュ回転などの機構を備えており、それぞれにサーボモータが設けられている。
前記各機構にサーボモータを1個ずつ使用するのが一般的であるが、大きな型締力や射出圧力を発生させたい場合には、複数個のサーボモータを同期させて動作させて大出力を発生させたり、あるいは、1個のサーボモータでありながらサーボモータのコイルを複数設けた複数巻線方式のサーボモータを採用することにより大出力を発生させている。(特許文献1参照)
サーボモータを駆動するサーボアンプはサーボモータのコイルの数だけ必要になるため、複数のサーボモータを使用したり前記複数巻線方式のサーボモータを使用すると、動作させる機構の数は変わらなくても、必然的に1台の射出成形機で使用するサーボアンプの数が増加する。
射出成形機は、概略,型締機構部と射出機構部とに分けられる。成形品を金型内から取り出す作業や射出ノズルから排出された樹脂を除去する作業を容易にするため、金型エリアや射出ノズルエリアにはそれぞれ可動式のドアが設けられている。金型エリアは作業員が金型に挟まれる危険がある。射出ノズルエリアはノズルから排出される樹脂により作業員が火傷を受ける危険がある。射出成形機には射出成形機の保守を行う作業者をこれらの危険から防護し、作業員の安全を確保する安全機能が備えられている。
安全機能として、可動式のドアにはスイッチが設けられ、可動式のドアが開くとサーボアンプに対して動力遮断を行うための信号が前記スイッチから出力されるようになっている。(特許文献2〜4参照)例えば型締機構部には金型開閉用のサーボモータと突き出し用サーボモータが取り付けられており、金型エリアの可動式のドアが開いた場合、可動式のドアの状態信号を検出して型締機構部のサーボモータの動力を遮断する。射出機構部には射出用とスクリュ回転用のサーボモータが取り付けられており、射出ノズルエリアの可動式ドアが開いた場合、射出ノズルエリアの可動式ドアの状態信号を検出して射出機構部のサーボモータの動力を遮断する。
特開2003−189657号公報 特開昭60−262617号公報 特開昭62−208920号公報 特開2002−361703号公報
背景技術の欄で説明したように、射出成形機に搭載されるサーボアンプの個数は、機械の仕様によって異なる。そして、サーボモータの動力の遮断を行う動力遮断手段は、1個のサーボアンプに対して、少なくとも1つ必要である。
図6は従来のサーボモータの動力を遮断する仕組みを説明する図である。図6に示される射出成形機において、射出成形機に備わった各サーボモータ13,16,26,29の動力を、制御装置90からサーボモータを駆動する各サーボアンプ45,46,47,41,43に出力される遮断要求信号で遮断し、前記サーボアンプ45,46,47,41,43のそれぞれにおいて、動力の遮断が行われたことを確認する遮断確認信号を制御装置90に出力する。符号80,82,84,86,88は遮断要求信号送信手段、符号81,83,85,87,89は遮断確認信号受信手段である。符号14,17,27,30は、各サーボモータ13,16,26,29に接続された位置・速度検出器である。
しかしながら、サーボアンプの数が機械仕様によって変化した場合、図6に示される構成では、サーボアンプの数が増えるとその分だけ制御装置に遮断要求信号が必要になり、コストアップにつながるという問題がある。
そこで、本発明は、モータ動力の遮断を要求する遮断要求信号を、射出成形機に用いられるサーボアンプの内、一部または全てに対して一括して出力することで機械のコストを抑えつつ、遮断要求信号やサーボアンプ等に異常が発生した場合には、それを正確に検出し、作業者の安全を確保することが可能な、電動射出成形機のモータ動力遮断装置を提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、電動射出成形機の可動部を動作させる複数のサーボモータと、該複数のサーボモータを駆動するサーボモータと同数あるいはそれ以上の数のサーボアンプと、該複数のサーボアンプを制御する制御装置を備え、前記サーボアンプに対して動力の遮断を要求することにより前記サーボモータの動力を遮断する電動射出成形機のモータ動力遮断装置において、前記制御装置は、前記複数のサーボアンプの内、一部または全てに対して一括して動力の遮断を要求する遮断要求信号を出力する遮断要求信号出力手段と、前記制御装置が制御し得る最大個数のサーボアンプに対応する前記サーボアンプの動力が遮断されたことを確認する動力遮断確認信号を受信する動力遮断確認信号受信手段と、前記制御装置が制御し得る最大個数のサーボアンプのそれぞれについて使用または不使用のいずれかの情報を記憶する手段と、前記遮断要求信号と、前記遮断確認信号と前記情報とに基づいて、動力遮断が正常に動作しているか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする電動射出成形機のモータ動力遮断装置である。
本発明により、モータ動力の遮断を要求する遮断要求信号を、射出成形機に用いられるサーボアンプの内、一部または全てに対して一括して出力することで機械のコストを抑えつつ、遮断要求信号やサーボアンプ等に異常が発生した場合には、それを正確に検出し、作業者の安全を確保することが可能な、電動射出成形機のモータ動力遮断装置を提供できる。
本発明に係る射出成形機の概略構成図である。 図1に示される制御装置の構成を説明する図である。 本発明に係るサーボモータの動力を遮断する仕組みを説明する図である。 サーボアンプの「使用/不使用」の情報を記憶したメモリを説明する図である。 本発明に係るサーボモータの動力を遮断する処理のフローを説明する図である。 従来のサーボモータの動力を遮断する仕組みを説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、従来技術と同一または類似する構成は同じ符号を用いて説明する。図1は本発明に係る射出成形機の概略構成図である。図2は図1に示される制御装置の構成を説明する図である。図3は本発明に係るサーボモータの動力を遮断する仕組みを説明する図である。図4はサーボアンプの「使用/不使用」の情報を記憶したメモリを説明する図である。なお、使用/不使用は、使用または不使用を意味する。
射出成形機1は、機台2上に射出機構部3と型締機構部4とを備えた射出成形機本体と射出成形機本体を全体的に制御する制御装置50とを備えている。射出機構部3は、樹脂材料(ペレット)を加熱溶融し、当該溶融樹脂を金型32のキャビティ内に射出するものである。型締機構部4は、主に金型32(可動側金型と固定側金型)の開閉を行うものである。
まず、射出機構部3を説明する。射出機構部3は、射出ノズルエリアの可動式ドア10を備えており、射出シリンダ11の先端にはノズル12が取り付けられ、射出シリンダ11内には、図示しないスクリュが挿通されている。射出ノズルエリアの可動式ドア10の開閉を検出するセンサ(射出部側可動ドア閉状態検出スイッチS3,射出部側可動ドア開状態検出スイッチS4)が機台2に固定されている。
スクリュは、スクリュ回転用モータ16により、プーリ、ベルトなどで構成された動力伝達手段18を介して回転させられる。また、スクリュは、射出用モータ13によって、プーリ、ベルト、ボールネジ/ナット機構などの回転運動を直線運動に変換する機構を含む動力伝達手段15を介して駆動され、スクリュの軸方向に移動させられる。符号17はスクリュ回転用モータ16の位置,速度を検出することによって、スクリュの軸周りの回転位置,速度を検出する位置・速度検出器である。符号14は射出用モータ13の位置,速度を検出することによって、スクリュの軸方向の位置,速度を検出する位置・速度検出器である。各位置・速度検出器14,17から出力される検出信号は、それぞれサーボCPU(53)へ入力する。
次に、型締機構部4を説明する。型締機構部4は、金型エリアの可動式ドア20を備え、金型を開閉するために可動プラテン(図示せず)を前後進させる金型開閉用モータ26、リアプラテン21、成形品を金型32から押し出すエジェクタピン(図示せず)を突き出すための突き出し用モータ29、固定プラテン22、タイバー23、金型開閉用モータ26、ボールネジ24、トグル機構25を備えている。金型エリアの可動式ドア20の開閉を検出するセンサ(型締部側可動ドア開状態検出スイッチS1,型締部側可動ドア閉状態検出スイッチS2)が機台2に固定されている。
リアプラテン21と固定プラテン22とは複数本のタイバー23で連結されており、可動プラテン(図示せず)はリアプラテン21と固定プラテン22の間にタイバー23にガイドされるように配置されている。固定プラテン22に金型32の固定側金型が取り付けられ、可動プラテンに金型32の可動側金型が取り付けられる。金型開閉用モータ26によって駆動されるボールネジ24に取り付けられたクロスヘッド(図示せず)を進退させることによって、トグル機構25を作動させることができる。
金型開閉用モータ26の回転はプーリ、ベルトなどの動力伝達手段28を介してボールネジ24に伝えられる。位置・速度検出器27を用いて金型開閉用モータ26の位置,速度を検出することによって、可動プラテンの位置,速度を得ることができる。突き出し用モータ29を駆動することによって、エジェクタピン(図示せず)を金型32内に突き出し成形品を金型内から突き出すことができる。各位置・速度検出器27,30から出力される検出信号は、それぞれサーボCPU53へ入力する。
射出成形機1の制御装置50は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNCCPU56、プログラマブルマシンコントローラ用のマイクロプロセッサであるPMCCPU59、及びサーボ制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU53を有し、バス51を介して相互の入出力を選択することにより、各マイクロプロセッサ間で情報伝達が行えるように構成されている。
サーボCPU53には、位置ループ,速度ループ,電流ループの処理を行うサーボ制御専用の制御プログラムを格納したROM54およびデータの一時記憶に用いられるRAM55が接続されている。また、サーボCPU53は、サーボCPU53からの指令(PWM指令)に基づいて、射出軸に接続された射出用モータ13、スクリュ回転軸に接続されたスクリュ回転用モータ16をそれぞれ駆動するサーボアンプ45,46,47が接続され、各サーボモータ13,16に取り付けられた位置・速度検出器14,17からの出力がサーボCPU53に位置・速度フィードバックとして帰還されるようになっている。
金型32の開閉を行う金型開閉軸を駆動する金型開閉用モータ26,成形品を金型32の可動側金型から突き出すエジェクタ軸用の突き出し用モータ29には、それぞれ、サーボアンプ41,サーボアンプ43が接続されている。金型開閉用モータ26,突き出し用モータ29に取り付けられた位置・速度検出器27,30からの出力がサーボCPU53に位置・速度フィードバックとして帰還されるようになっている。
PMCCPU59には射出成形機1のシーケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したROM60および演算データの一時記憶等に用いられるRAM61が接続され、CNCCPU56には、射出成形機を全体的に制御する自動運転プログラム、本発明に関連した射出成形機のモータ動力の遮断制御を実現する制御プログラムなどの各種プログラムを記憶したROM57および演算データの一時記憶に用いられるRAM58が接続されている。
各種設定保存用RAM62は、不揮発性のメモリであって、射出成形作業に関する成形条件と各種設定値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する成形データ保存用のメモリである。LCD/MDI(液晶表示装置付き手動データ入力装置)64はLCD表示回路63を介してバス51に接続され、機能メニューの選択および各種データの入力操作等が行えるようになっている。さらに、数値データ入力用のテンキーおよび各種のファンクションキー等が設けられている。なお、表示装置としては、LCD(液晶表示装置)、CRT、その他の表示装置を用いたものでもよい。
以上の射出成形機1の構成により、PMCCPU59が射出成形機全体のシーケンスを制御し、CNCCPU56がROM57の運転プログラムや各種設定保存用RAM62に格納された成形条件等に基づいて、各軸のサーボモータに対して移動指令の分配を行い、サーボCPU53は各軸に対して分配された移動指令と位置・速度検出器14,17,27,30で検出された位置および速度のフィードバック信号等に基づいて、ディジタルサーボ処理を実行し、サーボアンプ45,46,47,41,43に駆動指令(PWM指令)を出力し、サーボモータであるところの射出用モータ13、スクリュ回転用モータ16、金型開閉用モータ26、突き出し用モータ29を駆動制御し、射出成形機の各機構を駆動する。
図3に示されるように、本発明の実施形態の射出成形機1は、制御装置50の送信手段70から複数のサーボアンプ41,43に出力される1つの遮断要求信号と、送信手段73から複数のサーボアンプ45,46,47に出力される1つの遮断要求信号で、機構部毎に該機構部のサーボモータの動力を一括して遮断し、前記サーボアンプ41,43,45,46,47のそれぞれにおいて遮断が行われたことを確認する遮断確認信号を、それぞれのサーボアンプ41,43,45,46,47から、制御装置50の受信手段71,72,74,75,76に入力する動力遮断手段を有する。各サーボアンプでは、制御装置50からの遮断要求信号にしたがって、各サーボモータへのモータ動力を遮断する。例えば、遮断要求信号を受けたサーボアンプは、サーボアンプ内蔵の電磁リレー(図示せず)を動作させて、サーボモータへのモータ動力の供給を直接的に遮断する。あるいは、遮断要求信号でサーボアンプ内のPWM信号生成回路の動力を遮断してモータ動力の供給を間接的に遮断する。なお、射出機構部3と型締機構部4の全てのサーボアンプ41,43,45,46,47に一括して遮断要求信号を出力してもよい。
射出成形機1の制御装置50は、制御装置50が制御し得る最大個数のサーボアンプについて、それぞれのサーボアンプ毎にサーボアンプの「使用/不使用」を指定する情報を制御装置50のメモリに用意しておく。図4はサーボアンプの「使用/不使用」の情報を記憶したメモリを説明する図である。この例では、金型開閉用サーボアンプ(1),(2)、突き出し用サーボアンプ(1),(2)、射出用サーボアンプ(1),(2)、スクリュ回転用サーボアンプ(1),(2)の8台のサーボアンプを備えた射出成形機の場合に、メモリに格納される使用/不使用(使用または不使用)の情報を格納することを示している。なお図4の符号41〜48のうち、符号41,43,45,46,47は図1,図3の各モータに対応する。
図5は本発明に係るサーボモータの動力を遮断する処理のフローを説明する図である。射出成形機1の型締部側可動ドア開状態検出スイッチS1または射出部側可動ドア開状態検出スイッチS4から安全ドアの開状態を示す信号が制御装置50のインタフェース52に入力すると、バス51を介してPMCCPU59に入力信号が送られ、PMCCPU59において図5に示されるフローチャートの処理の実行が開始される。なお、図5のフローチャートでは、1つのサーボアンプの処理が示されているが、図4に示されるサーボアンプの「使用/不使用」の情報を記憶したメモリに記憶したアンプ全てについて図5の処理を行う。
●[ステップSA01]サーボアンプは設定が「使用」か否かを判断し、使用と設定されている場合(YES)ステップSA02に移行し、使用ではない(不使用)と設定されている場合(NO)ステップSA03へ移行する。使用または不使用の設定は、図4に示されるように予めメモリ(各種設定保存用RAM62)に格納されている。
●[ステップSA02]遮断要求信号がONか否か判断し、ONの場合(YES)ステップSA04へ移行し、ONではない場合(NO)ステップSA05へ移行する。
●[ステップSA03]遮断確認信号がONか否か判断し、ONの場合(YES)ステップSA07へ移行し、ONではない場合(NO)ステップSA08へ移行する。
●[ステップSA04]遮断確認信号がONか否か判断し、ONの場合(YES)ステップSA08へ移行し、ONではない場合(NO)ステップSA06へ移行する。
●[ステップSA05]遮断確認信号がONか否か判断し、ONの場合(YES)ステップSA06へ移行し、ONではない場合(NO)ステップSA08へ移行する。
●[ステップSA06]第1異常判定処理を行う。第1異常判定処理は、遮断要求信号の異常、遮断確認信号の異常、あるいは、サーボアンプの異常のいずれかであると判定する処理である。
●[ステップSA07]第2異常判定処理を行う。第2異常判定処理は、サーボアンプの使用または不使用の設定の誤りと判定する処理である。
●[ステップSA08]正常処理を行い、処理を終了する。
●[ステップSA09]警告処理を行い、処理を終了する。警告処理は、ステップSA06の第1異常判定処理の判定の結果またはステップSA07の第2異常判定処理の判定の結果を表示装置(LCD/MDI64のLCD)に表示、あるいは、警告灯などに警告を表示する。
射出成形機1の仕様が変わると、サーボアンプの使用/不使用の情報を変更可能とする。これにより制御装置50は射出成形機1の仕様によらず共通の構成とすることが可能となり、前記「使用/不使用」の情報によって射出成形機1の仕様の違いによるサーボアンプの数の変化に対応できる。
射出成形機1の制御装置50は、前記の「使用/不使用」の情報を使用して、制御装置50が制御し得る最大個数のサーボアンプについて遮断確認信号の状態を確認する。ここで制御装置50が制御し得る最大個数とは、制御装置が制御し得る最大のサーボアンプ個数でも、同一制御装置を搭載する成形機の機種のラインナップの中でサーボアンプの数が最大となる機種のサーボアンプ個数でも良い。
すなわち、「使用」されているという情報が記憶されているサーボアンプについて、制御装置50からサーボアンプに対して遮断要求信号の出力がオンまたはオフされた際に、そのサーボアンプから制御装置50に入力される遮断確認信号が連動してオンまたはオフすれば、遮断が正常に行われたことを認識できる。反対に、遮断要求信号と遮断確認信号が連動してオンまたはオフしない場合には、そのサーボアンプ内の異常、あるいは、遮断要求信号、あるいは、遮断確認信号の異常が発生した可能性があると認識できる。
また、「不使用」という情報が記憶されているサーボアンプについて、遮断確認信号がオンした場合には、「使用/不使用」の情報が間違っている可能性があり、遮断確認信号がオフである場合は、そのサーボアンプは「使用/不使用」の情報どおり「不使用」の状態、すなわち正常な状態であることを確認することができる。
なお異常が検出された場合には、オペレータに対して警告を発する。(図5参照)また、本発明の実施形態を説明する図(図1,図3参照)では、複数のサーボアンプで1個のサーボモータを駆動する図を示したが、1つのサーボアンプで1個のサーボモータを駆動する場合にも、本発明を適用することができる。また、複数のサーボモータで1つの機構を動作させ、複数個のサーボモータをそれぞれ独立したサーボアンプで駆動する場合にも、本発明を適用することができる。
前述したように、本発明の実施形態では、それぞれの危険エリア毎に可動式ドアの開閉動作と連動して複数個のサーボモータの動力を同時に遮断するため、制御装置から危険エリア毎の各サーボアンプに対して出力する遮断要求信号を一括して出力するようにして、遮断要求信号の数を減らすことができる。(図3参照)この方法は、遮断要求信号やサーボアンプ等に異常が発生した場合には、それを正確に検出し、作業者の安全を確保することが可能であり、かつ、サーボアンプ毎に遮断要求信号を用意する従来の場合(図6参照)に比べ、機械のコストを抑えることができるというメリットがある。この動力遮断手段では、制御装置からサーボアンプに対して出力される1つの遮断信号で、対応する機構部内の全てのサーボモータの動力を同時に遮断することができる。またサーボアンプにおいて遮断が行われたことを確認するために、サーボアンプから制御装置に入力される遮断確認信号は、サーボアンプ毎に制御装置に対して入力されるため、仮にサーボアンプにおける動力の遮断に異常が発生しても容易に検出することができる。
1 射出成形機
2 機台
3 射出機構部
4 型締機構部

10 射出ノズルエリアの可動式ドア
11 射出シリンダ
12 ノズル
13 射出用モータ
14 位置・速度検出器
15 動力伝達手段
16 スクリュ回転用モータ
17 位置・速度検出器
18 動力伝達手段

20 金型エリアの可動式ドア
21 リアプラテン
22 固定プラテン
23 タイバー
24 ボールネジ
25 トグル機構
26 金型開閉用モータ
27 位置・速度検出器
28 動力伝達手段
29 突き出し用モータ
30 位置・速度検出器
31 動力伝達手段
32 金型

41 第1金型開閉用サーボアンプ
42 第2金型開閉用サーボアンプ
43 第1突き出し用サーボアンプ
44 第2突き出し用サーボアンプ
45 第1射出用サーボアンプ
46 第2射出用サーボアンプ
47 第1スクリュ回転用サーボアンプ
48 第2スクリュ回転用サーボアンプ

50 制御装置
51 バス
52 インタフェース
53 サーボCPU
54 ROM
55 RAM
56 CNCCPU
57 ROM
58 RAM
59 PMCCPU
60 ROM
61 RAM
62 各種設定保存用RAM
63 LCD表示回路
64 LCD/MDI

70,73 送信手段
71,72,74,75,76 受信手段

80,82,84,86,88 送信手段
81,83,85,87,89 受信手段

90 制御装置

S1 型締部側可動ドア開状態検出スイッチ
S2 型締部側可動ドア閉状態検出スイッチ
S3 射出部側可動ドア閉状態検出スイッチ
S4 射出部側可動ドア開状態検出スイッチ

Claims (1)

  1. 電動射出成形機の可動部を動作させる複数のサーボモータと、該複数のサーボモータを駆動するサーボモータと同数あるいはそれ以上の数のサーボアンプと、該複数のサーボアンプを制御する制御装置を備え、前記サーボアンプに対して動力の遮断を要求することにより前記サーボモータの動力を遮断する電動射出成形機のモータ動力遮断装置において、
    前記制御装置は、
    前記複数のサーボアンプの内、一部または全てに対して一括して動力の遮断を要求する遮断要求信号を出力する遮断要求信号出力手段と、
    前記制御装置が制御し得る最大個数のサーボアンプに対応する前記サーボアンプの動力が遮断されたことを確認する動力遮断確認信号を受信する動力遮断確認信号受信手段と、
    前記制御装置が制御し得る最大個数のサーボアンプのそれぞれについて使用または不使用のいずれかの情報を記憶する手段と、
    前記遮断要求信号と、前記遮断確認信号と前記情報とに基づいて、動力遮断が正常に動作しているか否かを判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする電動射出成形機のモータ動力遮断装置。
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