JP4074497B2 - 射出成形機および当該射出成形機の保護方法 - Google Patents

射出成形機および当該射出成形機の保護方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形機および当該射出成形機を保護する方法に関し、特に、射出装置や型締装置等におけるアクチュエータとして用いられる電動機に組み合わされるダイナミック・ブレーキ装置を設けた電動射出成形機やハイブリッド式射出成形機および当該射出成形機を保護する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動射出成形機においては、駆動源として電動機(モータ)が採用される。また、油圧式射出成形機と電動射出成形機との双方の長所を取り入れた射出成形機として所謂ハイブリッド式射出成形機があるが、このハイブリッド式射出成形機においてもモータが用いられる。
【0003】
即ち、前記射出成形機においては、モータを動作して、射出スクリューの回転および進退、可動プラテンの進退、成形品エジェクタ装置のエジェクタピンの進退が行われる。また、当該モータの回生電力を消費するための装置として、ダイナミック・ブレーキ装置が、前記射出成形機の様々なモータに組み合わされている。
【0004】
図1は、従来の射出成形機の例としての電動射出成形機に設けられたモータの駆動回路の概略構成図である。
【0005】
図1を参照するに、当該駆動回路は、コンバータ部2と、インバータ部3と、ダイナミック・ブレーキ装置5と、コンデンサ6を含む。
【0006】
コンバータ部2は、三相交流電源1からの交流を直流に変換する。インバータ部3は、コンバータ部2からの直流を交流に変換し、その交流をモータ4に供給する。ダイナミック・ブレーキ装置5は、コンバータ部2とインバータ部3との間のDCリンク部8に接続される。平滑用のコンデンサ6は、コンバータ部2とダイナミック・ブレーキ装置5との間において、DCリンク部8に接続される。
【0007】
ダイナミック・ブレーキ装置5は、回生電力を消費するための回生抵抗部5−1と、コントローラ9によりオン・オフ制御されるスイッチ素子5−2を含む。ダイナミック・ブレーキ装置5は、モータ4の回生電力を消費するための装置として機能する。
【0008】
このような駆動回路では、モータ4が減速して回生動作に入ると、コントローラ9からスイッチ素子5−2をオン・オフする制御信号が出力される。スイッチ素子5−2がオンになると、モータ4からの回生電力が回生抵抗部5−1によって消費される。
【0009】
モータ4からの回生電力が大きい場合は、ダイナミック・ブレーキ装置5は過負荷状態になり、回生抵抗部5−1が焼損することがある。このため、かかる過負荷状態を検出し、モータ4の駆動回路を保護するためにモータ4を停止又はモータ4のトルクや速度を下げてモータの負荷を低減させる必要がある。そのため、ダイナミック・ブレーキ装置5には、回生電力が所定の値を越えたことを検出するサーマルリレー7が通常設けられる。あるいは、サーマルリレー7に代えて、ダイナミック・ブレーキ装置5が過負荷状態になったことを検出する図示しない電流検出器または電圧検出器が設置される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の電動射出成形機においては、短時間で多くの成形品を効率良く作るために、例えば型締過程や射出過程において、短いサイクルで、モータ4を加減速することが必要とされる。その結果、モータ4の回生が頻繁に行われる。従って、モータ4の回生電力が大きくなってダイナミック・ブレーキ装置5が過負荷状態になることを確実に防止することは、所望の成形品を効率良く作る観点から、電動射出成形機にとって重要である。
【0011】
その一方、上述の従来の電動射出成形機のように、ダイナミック・ブレーキ装置5を保護するために、サーマルリレー7又は電流検出器あるいは電圧検出器等の保護専用機器を設けると、電動射出成形機として大きな装置が必要となる。これは、電動射出成形機の配置スペースを確保する観点および製造コストの観点から望ましくない。
【0012】
そこで、本発明の目的は、上記問題に鑑みてなされたものであり、アクチュエータとして搭載される電動機(モータ)に組み合わされるダイナミック・ブレーキ装置を、簡易な構造で、過負荷状態から確実に保護することを実現できる射出成形機および当該射出成形機の保護方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、 電動機と、前記電動機に組み合わされ、前記電動機の回生電力を負荷として消費するダイナミック・ブレーキ装置と、駆動出力信号を前記ダイナミック・ブレーキ装置へ出力し、前記ダイナミック・ブレーキ装置が前記電動機の回生電力を消費することを制御するコントローラを含み、前記ダイナミック・ブレーキ装置は、前記電動機の回生電力を消費する回生抵抗部を含み、前記コントローラは、前記ダイナミック・ブレーキ装置へ出力した駆動出力信号に基づいて前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を、前記ダイナミック・ブレーキ装置の前記回生抵抗部の特性に合わせ複数の時定数を用いてそれぞれ推定し、前記推定した負荷にそれぞれ対応した閾値を設けて前記ダイナミック・ブレーキ装置が過負荷状態であるかどうかを判定することを特徴とする射出成形機により達成される。
【0014】
上記発明によれば、電動機に組み合わされるダイナミック・ブレーキ装置を過負荷状態から確実に保護するために、簡易な構造で、ダイナミック・ブレーキ装置が過負荷状態であるかどうかを判定することが出来る。
【0015】
また、前記ダイナミック・ブレーキ装置は、前記コントローラから出力される前記駆動出力信号によりオン・オフ制御されるスイッチ素子を含み、前記スイッチ素子をオンする駆動出力信号と前記スイッチ素子をオフする駆動出力信号に対してフィルタリングを行うことにより、デューティを算出し、前記デューティに基づいて前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を推定することとしてもよい。
【0016】
更に、上記目的は、 コントローラを備えた射出成形機の保護方法であって、前記コントローラは、前記射出成形機に設けられたダイナミック・ブレーキ装置に入力された駆動信号に基づいて前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を、前記ダイナミック・ブレーキ装置の回生抵抗部の特性に合わせ複数の時定数を用いてそれぞれ推定し、前記推定した負荷にそれぞれ対応した閾値を設けて前記ダイナミック・ブレーキ装置が過負荷状態であるかどうかを判定し、前記ダイナミック・ブレーキ装置を過負荷状態であると判定し、前記過負荷状態が継続する時間が所定の時間を超えた場合には、前記ダイナミック・ブレーキ装置を保護することを特徴とする射出成形機の保護方法によっても達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。以下、本発明の実施形態を、電動射出成形機を例として、説明する。
【0018】
図2は、本発明の第1の実施形態に係る電動射出成形機10の概略構成を示す側面図である。図2を参照するに、電動射出成形機10は、射出装置20及び型締装置50等から構成される。
【0019】
射出装置20は、加熱シリンダ21を備え、加熱シリンダ21にはホッパ22が配設される。また、加熱シリンダ21内には、スクリュー23が進退自在かつ回転自在に配設される。スクリュー23の後端は、支持部材24によって回転自在に支持される。支持部材24には、サーボモータ等の計量モータ25が駆動部として取り付けられ、計量モータ25の回転は、計量モータ25の出力軸26に取り付けられたタイミングベルト27を介して、スクリュー23に伝達される。
【0020】
射出装置20は更に、スクリュー23と平行にねじ軸28を回転自在に備える。ねじ軸28の後端は、サーボモータ等の射出モータ29の出力軸30に取り付けられたタイミングベルト31を介して、射出モータ29に連結されている。従って、射出モータ29によってねじ軸28が回転する。ねじ軸28の前端は支持部材24に固定されたナット32と螺合させられる。従って、駆動部たる射出モータ29を駆動し、タイミングベルト31を介してねじ軸28を回転させると、支持部材24は前後進可能となり、その結果、スクリュー23を前後進させることが出来る。
【0021】
型締装置50は、可動側の金型51が取り付けられた可動プラテン52と、固定側の金型53が取り付けられた固定プラテン54を含む。可動プラテン52と固定プラテン54は、タイバー55によって連結される。可動プラテン52はタイバー55に沿って摺動可能である。また、型締装置50は、一端が可動プラテン52と連結し、他端がトグルサポート56と連結するトグル機構57を含む。トグルサポート56の中央においては、ボールねじ軸59が回転自在に支持されている。
【0022】
ボールねじ軸59には、トグル機構57に設けられたクロスヘッド60に形成されたナット61が螺合さられている。また、ボールねじ軸59の後端にはプーリー62が配設され、サーボモータ等の型締モータ63の出力軸64とプーリー62との間には、タイミングベルト65が張設されている。
【0023】
従って、型締装置50において、駆動部たる型締モータ63を駆動すると、型締モータ63の回転が、タイミングベルト65を介して、駆動伝達部たるボールねじ軸59に伝達される。そして、ボールねじ軸59及びナット61によって、運動方向が回転運動から直線運動に変換され、トグル機構57が作動する。トグル機構57が作動すると、可動プラテン52はタイバー55に沿って摺動し、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
【0024】
このように、本実施形態に係る電動射出成形機10では、計量モータ25、射出モータ29、型締モータ63等の電動機(モータ)がアクチュエータとして採用され、成形時には、計量、射出、型締等の各動作が連続して行われる。
【0025】
ところで、上記モータが減速すると、回生電力が発生する。かかる回生電力を消費するための装置として、ダイナミック・ブレーキ装置が、電動射出成形機10の各モータに組み合わされている。
【0026】
図3は、本発明の第1の実施形態に係る電動射出成形機10に設けられ、ダイナミック・ブレーキ装置105が組み合わされた三相モータ104の駆動回路の概略構成図である。
【0027】
図3を参照するに、当該駆動回路は、コンバータ部102と、インバータ部103と、ダイナミック・ブレーキ装置105、コンデンサ106を含む。
【0028】
コンバータ部102は、三相交流電源101からの交流を直流に変換する。インバータ部103は、コンバータ部102からの直流を交流に変換し、その交流を三相モータ104に供給する。ダイナミック・ブレーキ装置105は、コンバータ部102とインバータ部103との間のDCリンク部108に接続される。ダイナミック・ブレーキ装置105には、コントローラ109が接続される。平滑用のコンデンサ106は、コンバータ部102とダイナミック・ブレーキ装置105との間において、DCリンク部108に接続される。
【0029】
ダイナミック・ブレーキ装置105は、回生電力を消費するための回生抵抗部105−1と、コントローラ109によりオン・オフ制御されるスイッチ素子105−2を含む。ダイナミック・ブレーキ装置105は、三相モータ104の回生電力を消費するための装置として機能する。
【0030】
三相モータ104が減速すると、三相モータ104は電動機としてではなく、発電機として作用する。このため、三相モータ104によって発電された電流がDCリンク部108へ逆流し、一時的にDCリンク部108の電圧が高くなる。特に、成形サイクルが短い場合には、頻繁に三相モータ104の加減速のための制御が行われるため、DCリンク部108の電圧は高くなり易い。
【0031】
DCリンク部108の電圧が基準値を超えると、コントローラ109から、スイッチ素子105−2をオンする駆動出力信号が出力される。スイッチ素子105−2がオンになると、三相モータ104からの電流が回生抵抗部105−1に流れ、三相モータ104からの回生電力が回生抵抗部105−1によって消費される。
【0032】
スイッチ素子105−2をオンする時間が長ければ、回生抵抗部105−1による電力消費時間は長くなり、ダイナミック・ブレーキ装置105にかかる負荷が大きくなる。換言すれば、ダイナミック・ブレーキ装置105にかかる負荷の大きさは、スイッチ素子105−2をオン・オフする駆動出力信号のデューティに比例する。
【0033】
この点に着目し、本実施形態では、コントローラ109が、スイッチ素子105−2への駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対してフィルタリングを行う。コントローラ109は、フィルタリングにより得られたデューティに基づいて、ダイナミック・ブレーキ装置105にかかる負荷を推定する。コントローラ109は、推定した負荷に基づいて、ダイナミック・ブレーキ装置105が過負荷状態であるかどうかを判定する。
【0034】
過負荷状態であると判定した場合には、コントローラ109は、回生抵抗部105−1を過負荷状態から保護する動作を行う。コントローラ109は、回生抵抗部105−1を過負荷状態から保護する動作として、例えば、電動射出成形機10の成形動作を停止させるための信号を電動射出成形機10の図示しない主制御装置に出力する。
【0035】
図4は、図3におけるコントローラ109の概略構成図である。図4を参照するに、コントローラ109は、入力部109−1、制御部109−2、駆動回路109−3等から大略構成される。なお、図4中に示される矢印は、後述する情報又は指令の入力又は出力を示す。
【0036】
DCリンク部108の電圧に関する情報、成形パターンに基づく三相モータ104の減速指令等、ダイナミック・ブレーキ装置105に配置された所定のセンサからのフィードバック信号に基づいて生成されるシステム制御情報が、コントローラ109の入力部109−1に入力される。以下の実施例では、DCリンク部108の電圧に関する情報が入力部109−1へ入力された場合を説明する。
【0037】
入力部109−1は入力されたシステム情報を制御部109−2へ出力する。制御部109−2は、DCリンク部108の電圧が基準値を超えていると判断した場合には、スイッチ素子105−2をオンする駆動出力信号を出力するよう駆動指令を駆動回路105−3へ出力する。かかる指令に基づき、図3に示す三相モータ104からの回生電力が回生抵抗部105−1によって消費される。
【0038】
制御部109−2は、スイッチ素子105−2へ出力した駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対してフィルタリングを行ってデューティを検出し、当該デューティに基づいてダイナミック・ブレーキ装置105にかかる負荷を推定する。制御部109−2は更に、推定した負荷から、ダイナミック・ブレーキ装置105が過負荷状態であるかどうかを判定する。
【0039】
ところで、三相モータ104から、ダイナミック・ブレーキ装置105の回生抵抗部105−1の定格を著しく超過する回生電力が瞬間的に作用した場合、駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)のデューティが大きくなり、完全な過負荷の状態であるがの如くみえる。
【0040】
しかし、実際は、このような回生電力であっても、その作用している時間が比較的短時間であれば、回生抵抗部105−1は大きなデューティを許容することが出来る。かかる状況に鑑み、コントローラ109の制御部109−2は、回生抵抗部105−1が持つ特性にあわせて時定数を用いてフィルタリングを行い、駆動出力信号のデューティを検出して、負荷を推定する。ここで、時定数は、フィルタリングの強さを決める一つのパラメータである。
【0041】
以下、本実施形態でのフィルタリングについて説明する。図5は、回生抵抗部105−1に流れる電流パターンを示すグラフである。
【0042】
図5を参照するに、横軸は時間を表し、縦軸は回生抵抗部105−1に流れる電流の電流値を示す。図5に示される電流パターンは、コントローラ109の制御部109−2またはスィッチ素子105−2へ出力した駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)のパターン(図6および図7において、点線で示す)と一致する。この信号パターンは、電動射出成形機10において予め定められた成形パターンによって定まる。駆動出力信号がオン信号の場合に、電流値は最高値となる。駆動出力信号がオフ信号の場合に、電流値は最低値(ゼロ値)となる。
【0043】
フィルタリングは、駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対し、フィルタ時定数を小さい時定数τ1と大きい時定数τ2の2種類に分けて行われる。
【0044】
図6は、駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対し、小さい時定数τ1を用いたフィルタリングを通して推定した電流パターン(波形)を示すグラフである。
【0045】
図6を参照するに、横軸は時間を表し、縦軸は当該フィルタリング後の回生抵抗部105−1の電流の計算値(デューティ)を表す。駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)のパターン(図6中、点線で示す)に対し、時定数τ1を用いたフィルタリングをかけると、図6に実線で示される波形を出力する。ここで、時定数τ1は、短時間であれば許容できる負荷の閾値を設定するフィルタリングに用いられる小さな時定数である。
【0046】
また、図6中、Aは、回生抵抗部105−1が焼損しない範囲で最大にかけることが出来る負荷の値(以下、「最大許容値」という)であって、予め定められている値(以下、「初期最大許容値」という)である。
【0047】
図6に示すように、図3に示すコントローラ109から、スイッチ素子105−2をオンする駆動出力信号が出力されると、回生抵抗部105−1に電流が流れ、波形は右上がりとなる。従って、デューティが加算されて、回生抵抗部105−1のデューティの初期最大許容値を超えると、回生抵抗部105−1は過負荷状態となってしまう。かかる状態を防止すべく、短時間であれば許容できる負荷の閾値Lが、初期最大許容値Aよりも少し小さな値として設定される。
【0048】
図7は、駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対し、大きな時定数τを用いてフィルタリングを通して推定した電流パターン(波形)を示すグラフである。
【0049】
図7を参照するに、横軸は時間を表し、縦軸は当該フィルタリング後の回生抵抗部105−1の電流の計算値(デューティ)を表す。図7中、点線で示される駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対し、時定数τを用いたフィルタリングをかけると、図7に実線で示される波形を出力する。ここで、時定数τは、長い時間許容できる負荷の閾値を設定するフィルタリングに用いられる大きな時定数である。
【0050】
図7に示される電流パターンの波形は、図6に示される波形に比し、傾きが小さい。即ち、スイッチ素子105−2をオンする駆動出力信号が出力されても、図6に示される場合に比し、デューティが加算される速度は遅い。また、スイッチ素子105−2をオフする駆動出力信号が出力されても、図6に示される場合に比し、デューティが減算される速度は遅い。
【0051】
ところで、電動射出成形機10においては、通常同じ成形動作が連続して繰り返される。図8は、成形条件1または成形条件2を駆動条件として設定して成形動作を繰り返して行う場合おいて、図6に示す時定数τを用いてフィルタリングをかけたデューティの値及び図7に示す時定数τを用いてフィルタリングをかけたデューティの値を示すグラフである。
【0052】
図8を参照するに、成形条件1を駆動条件として設定した場合は、時定数τを用いてフィルタリングをかけたときのデューティの値(図8中、線300として示す)は、時定数τを用いてフィルタリングをかけたときのデューティの値(図8中、線400として示す)に比し、短時間で増加する。
【0053】
一方、上述のように、時定数τを用いたフィルタリングをかけたときは、デューティが減算される速度は時定数τを用いたフィルタリングをかけた場合の減算速度に比し遅い(図7参照)。従って、図8に示すように、一定時間を経過すると、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合のデューティ(図8中、線300として示す)も、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合のデューティ(図8中、線400として示す)も最終的には同じ一定の値となる。
【0054】
また、成形条件2を駆動条件として設定した場合も、成形条件1を駆動条件として設定した場合と同様に、時定数τを用いてフィルタリングをかけたときのデューティの値(図8中、線500として示す)は、時定数τを用いてフィルタリングをかけたときのデューティの値(図8中、線600として示す)に比し、短時間で増加する。また、一定時間を経過すると、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合のデューティ(図8中、線500として示す)も、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合のデューティ(図8中、線600として示す)も最終的には同じ一定の値となる。
【0055】
ところで、図6および図8に示されるように、電動射出成形機10の稼動始めでは、初期最大許容値Aを超えない範囲で大きなデューティを許容することが可能である。しかし、放熱等に起因する回生抵抗部105−1の特性の低下により、時間の経過とともに回生抵抗部105−1が有するデューティの最大許容値(図8中、点線で示す)は低下し、最終的には一定の値となる。
【0056】
従って、電動射出成形機10を長時間、連続して稼動させる場合には、回生抵抗部105−1が有するデューティの最大許容値であって最終的に一定となる値よりも少し小さい値を、長い時間許容できる過負荷の閾値Lとして設定し、回生抵抗部105−1を過負荷状態から保護する。
【0057】
成形条件1を駆動条件として設定した場合、電動射出成形機10を長時間連続して稼動させると、回生抵抗部105−1のデューティの最大許容値を越えてしまうが、閾値Lを越えた時点Δt(図8参照)で回生抵抗部105−1を保護するために三相モータ140を停止する指令が出力される。
【0058】
成形条件2を駆動条件として設定した場合は、デューティが閾値Lよりも小さいため、電動射出成形機10を連続して稼動することが出来る。
【0059】
なお、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合にデューティが成形開始から閾値Lに至るまでの時間、又は時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合にデューティが成形開始から閾値Lに至るまでの時間(図8参照)を、Δtとする。
【0060】
図9は、任意の時点におけるデューティと、成形開始からデューティが閾値LまたはLに到るまでの時間Δtとの関係を示したグラフである。図9中、横軸はデューティを表し、縦軸は時間Δtを示す。
【0061】
図9を参照するに、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合(図9中、一点鎖線で示す)も、時定数τを用いてフィルタリングをかけた場合(図9中、二点鎖線で示す)も、デューティが大きい場合には閾値LまたはLに到るまでの時間は短く、デューティが小さい場合には閾値LまたはLに到るまでの時間は長い。
【0062】
また、このように、複数のフィルタ時定数を用いてフィルタリングを行うことにより、回生抵抗部105−1の特性(図8中、点線で示す)を考慮して、負荷変動に対する感度を調節して回生抵抗の最大許容値に簡単に近似させることができる。よって、回生抵抗部105−1を過負荷状態から保護することの精度を向上させることが出来る。
【0063】
従って、上述のフィルタリングに基づき、制御部109−2が、ダイナミック・ブレーキ装置105の回生抵抗部105−1が過負荷状態であると判定した場合は、制御部109−2は、電動射出成形機10の成形動作を停止させるための信号を電動射出成形機10の図示しない主制御装置に出力して、電動射出成形機10の運転の停止あるいは抑制又は運転に対する警告等を行う。これによって、回生抵抗部105−1の過負荷から保護する。
【0064】
この結果、三相モータ104により生成された回生電力が回生抵抗部105−1によって消費され、ダイナミック・ブレーキ装置105の回生抵抗部105−1の特性に応じた閾値を設けることにより、ダイナミック・ブレーキ装置105を精度よく保護することができる。加えて、電動射出成形機10の制動を効率よく行うことが出来る。
【0065】
また、本実施形態では、2つの閾値を設けた例を説明したが、閾値を更に設けることにより、ダイナミック・ブレーキ装置105の回生抵抗部105−1の特性に一層近似させることができる。即ち、ダイナミック・ブレーキ装置105の回生抵抗部105−1の最大許容値近傍まで用いることが出来る成形条件を、電動射出成形機10に設定することが出来る。この結果、電動射出成形機10の成形サイクルを一層早めることができ、また、三相モータ104の負荷を一層高めることが出来る。従って、電動射出成形機10により、一層効率よく成形品を作ることが可能となる。
【0066】
このようにして、アクチュエータとして搭載される三相モータ104に組み合わされるダイナミック・ブレーキ装置105を、コントローラ109を用いた簡易な構造で、過負荷状態から確実に保護することができ、電動射出成形機10の制動を効率よく行うことが可能となる。
【0067】
なお、過負荷判定の閾値またはフィルタ時定数の種類および値は、ダイナミック・ブレーキ装置105の定格電流・容量などの仕様値により、適宜決定される。また、モータ104は、三相モータに限定されるものではない。
【0068】
更に、上記の実施形態では、コントローラ109の入力部109−1に入力されるシステム制御情報として、DCリンク部108の電圧に関する情報をあげて説明したが、本発明はこれに限られず、成形パターンに基づく三相モータ104の減速指令等であってもよい。
【0069】
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態に係るコントローラの概略構成図である。図10中、図4と同じ部分については同じ番号を付し、その説明を省略する。
【0070】
上述の第1の実施形態では、コントローラ109が、スイッチ素子105−1への駆動出力信号のデューティに基づいてダイナミック・ブレーキ装置105にかかる負荷を推定している。第2の実施形態では、コントローラ109から出力される制御信号たる駆動出力信号と、当該駆動出力信号のリードバック値とを組み合わせて、ダイナミック・ブレーキ装置105の過負荷を判定する。即ち、このリードバック値に対しても、駆動出力信号と同様にフィルタリングを行い、ダイナミック・ブレーキ装置105が過負荷の状態にあるか否かの判定を行う。
【0071】
例えば、駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に基づいて得られたデューティが所定の閾値よりも低いにも拘らず、リードバック値に基づいて得られたデューティが所定の閾値よりも高いとする。
【0072】
この場合、制御部109−2は、駆動回路109−3等の制御信号系統に何らかの異常が発生しているにも拘らずダイナミック・ブレーキ装置105を駆動し続けてしまった結果、ダイナミック・ブレーキ装置105を過負荷状態にしていると判定できる。かかる判定に基づき、コントローラ109は、ダイナミック・ブレーキ装置105を過負荷状態から保護する動作を行う。これにより、ダイナミック・ブレーキ装置を過負荷状態から保護することの確実性を、更に上げることができる。
【0073】
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0074】
例えば、上述の実施形態では、電動射出成形機について説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、油圧式射出成形機と電動射出成形機との双方の長所を取り入れた所謂ハイブリッド式射出成形機にも適用することが出来る。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したところから明らかなように、本発明の射出成形機および当該射出成形機の保護方法によれば、アクチュエータとして搭載される電動機に組み合わされるダイナミック・ブレーキ装置を、簡易な構造で、過負荷状態から確実に保護することを実現でき、射出成形機を効率よく制動することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の射出成形機の例としての電動射出成形機に設けられたモータの駆動回路の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電動射出成形機の概略構成を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る電動射出成形機10に設けられ、ダイナミック・ブレーキ装置105が組み合わされた三相モータ104の駆動回路の概略構成図である。
【図4】図3におけるコントローラ109の概略構成図である。
【図5】回生抵抗部105−1に流れる電流パターンを示すグラフである。
【図6】駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対し、小さい時定数τ1を用いたフィルタリングを通して推定した電流パターン(波形)を示すグラフである。
【図7】駆動出力信号(オン信号およびオフ信号)に対し、大きな時定数τを用いてフィルタリングを通して推定した電流パターン(波形)を示すグラフである。
【図8】成形条件1または成形条件2を駆動条件として設定して成形動作を繰り返して行う場合おいて、図6に示す時定数τを用いてフィルタリングをかけたデューティ及び図7に示す時定数τを用いてフィルタリングをかけたデューティの値を示すグラフである。
【図9】任意の時点におけるデューティと、その時点からデューティが閾値LまたはLに到るまでの時間Δtとの関係を示したグラフである。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るコントローラの概略構成図である。
【符号の説明】
10 電動射出成形機
25 計量モータ
29 射出モータ
63 型締モータ
101 三相交流電源
102 コンバータ部
103 インバータ部
104 三相モータ
105 ダイナミック・ブレーキ装置
105−1 回生抵抗部
105−2 スイッチ素子
106 コンデンサ
108 DCリンク部
109 コントローラ
109−1 入力部
109−2 制御部
109−3 駆動回路

Claims (9)

  1. 電動機と、
    前記電動機に組み合わされ、前記電動機の回生電力を負荷として消費するダイナミック・ブレーキ装置と、
    駆動出力信号を前記ダイナミック・ブレーキ装置へ出力し、前記ダイナミック・ブレーキ装置が前記電動機の回生電力を消費することを制御するコントローラを含み、
    前記ダイナミック・ブレーキ装置は、前記電動機の回生電力を消費する回生抵抗部を含み、
    前記コントローラは、前記ダイナミック・ブレーキ装置へ出力した駆動出力信号に基づいて前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を、前記ダイナミック・ブレーキ装置の前記回生抵抗部の特性に合わせ複数の時定数を用いてそれぞれ推定し、前記推定した負荷にそれぞれ対応した閾値を設けて前記ダイナミック・ブレーキ装置が過負荷状態であるかどうかを判定することを特徴とする射出成形機。
  2. 前記ダイナミック・ブレーキ装置は、
    前記コントローラから出力される前記駆動出力信号によりオン・オフ制御されるスイッチ素子を含むことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 前記コントローラは、
    前記スイッチ素子をオンする駆動出力信号と前記スイッチ素子をオフする駆動出力信号のデューティを算出し、
    前記デューティに基づいて前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を推定することを特徴とする請求項2記載の射出成形機。
  4. 前記コントローラは、
    前記スイッチ素子をオンする駆動出力信号と前記スイッチ素子をオフする駆動出力信号に対してフィルタリングを行うことにより、前記デューティを算出することを特徴とする請求項3記載の射出成形機。
  5. 前記フィルタリングは、前記ダイナミック・ブレーキ装置の前記回生抵抗部の特性にあわせた複数の時定数で規定されることを特徴とする請求項4記載の射出成形機。
  6. 前記コントローラは、
    前記フィルタリングの結果に基づき、前記ダイナミック・ブレーキ装置の前記回生抵抗部が過負荷状態であると判定され、
    前記過負荷状態が継続する時間が所定の時間内であれば、前記ダイナミック・ブレーキ装置に予め定められた値までの負荷をかけることを許容し、
    前記過負荷状態が継続する時間が前記所定の時間を超えた場合には、前記ダイナミック・ブレーキ装置を保護する動作を行うことを特徴とする請求項4又は5記載の射出成形機。
  7. 前記コントローラは、
    前記駆動出力信号と、前記駆動出力信号のリードバック値を組み合わせて前記ダイナミック・ブレーキ装置が過負荷状態であるかどうかを判定することを特徴とする請求項1乃至6いずれか一記載の射出成形機。
  8. コントローラを備えた射出成形機の保護方法であって、
    前記コントローラは、
    前記射出成形機に設けられたダイナミック・ブレーキ装置に入力された駆動信号に基づいて前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を、前記ダイナミック・ブレーキ装置の回生抵抗部の特性に合わせ複数の時定数を用いてそれぞれ推定し、
    前記推定した負荷にそれぞれ対応した閾値を設けて前記ダイナミック・ブレーキ装置が過負荷状態であるかどうかを判定し、
    前記ダイナミック・ブレーキ装置を過負荷状態であると判定し、前記過負荷状態が継続する時間が所定の時間を超えた場合には、前記ダイナミック・ブレーキ装置を保護することを特徴とする射出成形機の保護方法。
  9. 前記コントローラは、
    前記駆動出力信号に複数の時定数を用いてフィルタリングをかけてデューティを算出し、前記デューティに基づいて、前記ダイナミック・ブレーキ装置にかかる負荷を推定することを特徴とする請求項8記載の射出成形機の保護方法。
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