JP2008205678A - 電力線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力の消費が抑制される電力線通信装置を提供する。
【解決手段】PLCアダプタのCPUが実行する処理は、電力の供給を遮断する時刻の到来を検知するステップ(S610)と、電力の供給を遮断することを通知するメッセージを生成するステップ(S620)と、PLCアダプタに接続されている機器に当該メッセージを送信するステップ(S630)と、機器から電力の供給の遮断に対する確認の信号を受信した場合に(ステップS640にてYES)、遮断がOKであることが示されているとき(ステップS650にてYES)、RJ45コネクタへの電力の供給を遮断する命令を給電回路に送出するステップ(S680)とを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は電力線通信装置に関し、より詳しくは、電力線通信装置における電力の消費を抑制する技術に関する。
宅内に敷設された電力線を使用する通信(電力線通信)が知られている。具体的には、電力線に信号を重畳させるとともに信号を取り出す電力線通信モデムを有する装置を介した通信が行われる。
たとえば、特開2003−78457号公報(特許文献1)は、電源専用ケーブルを必要としない電灯線通信装置を開示している。また、特開2006−100939号公報(特許文献2)は、構成が簡単で接続作業が容易になる電力線通信を実現する技術を開示している。
特開2003−78457号公報 特開2006−100939号公報
しかしながら、特開2003−78457号公報または特開2006−100939号公報に開示された技術によると、電力は常に消費され、省電力が実現されなかった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電力の消費が抑制される電力線通信装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従う電力線通信装置は、電力線から電力の供給を受けるとともに信号の送受信を行なう電源部と、電力線通信装置の外部に電力を供給するとともに信号の送受信を行なう端子部と、電力線と端子部との間で伝送される信号の変調と復調とを行なう変換部と、電力線通信装置における電力の消費を抑制する動作の開始条件の成立を検知する検知部と、開始条件が成立したことに基づいて、電力線通信装置における電力の消費を抑制する電力制御部とを備える。
好ましくは、変換部は、電力の消費について制限を受けることなく作動する第1の動作モードと、電力の消費について制限を受けて作動する第2の動作モードとの少なくともいずれかに従って作動する。電力制御部は、変換部の動作モードを、第1の動作モードから第2の動作モードに切り換える。
好ましくは、電力制御部は、開始条件が成立したことに基づいて、電力の消費を抑制する命令を生成し、端子部に対して命令を送出する。
好ましくは、電力制御部は、電源部から端子部に対する電力の供給を遮断する。
好ましくは、電力線通信装置は、電力線通信装置の環境の変化を検出する変化検出部をさらに備える。検知部は、環境の変化が検出されたことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、変化検出部は、温度を検出するセンサを含む。検知部は、電力線通信装置の環境の温度変化が検出されたことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、変化検出部は、音を検出するセンサを含む。検知部は、電力線通信装置の周囲の音のレベルが予め規定されたレベル以下であることに基づいて開始条件の成立を検知する。
好ましくは、電力線通信装置は、時間を計測する計時部をさらに備える。検知部は、計時部によって計測される時間に基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、検知部は、予め定められた時間ごとに開始条件の成立を検知する。
好ましくは、検知部は、予め定められた時間帯ごとに、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、電力線通信装置は、電力線通信装置の内部で伝送されるデータの量を計測する伝送量計測部をさらに備える。検知部は、電力線通信装置における伝送量が変化したことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、検知部は、端子部と変換部との間におけるデータの伝送がなくなったことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、検知部は、データの伝送がなくなってから予め定められた一定の時間が経過すると、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、電力線通信装置は、電力線通信装置に対する命令を受け付ける入力部をさらに備える。検知部は、消費を抑制する命令が入力部に対して与えられたことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、入力部は、電力線通信装置に対する操作を受け付ける操作部を含む。検知部は、操作が電力線通信装置に与えられたことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、入力部は、電力線通信装置に対する信号を受信する受信部を含む。検知部は、電力の消費を抑制する命令を含む信号が受信部によって受信されたことに基づいて、開始条件の成立を検知する。
好ましくは、受信部は、電力線によって伝送された信号を受信する。
好ましくは、受信部は、端子部を介して電力線通信装置に入力された信号を受信する。受信された信号は、端子部から電力の供給を受ける機器が電力消費の抑制を受諾することを表わす情報を含む。検知部は、情報が受信されたことに基づいて開始条件の成立を検知する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
最初に、図1を参照して、この発明の実施の形態に係る通信システム10について説明する。図1は、通信システム10のシステム構成の概略を表わす図である。通信システム10は、ネットワーク装置100と情報通信装置110とを備える。ネットワーク装置100と情報通信装置110とは、ケーブル102によって相互に接続されている。ネットワーク装置100は電力線(図示しない)から電力の供給を受けるためのプラグ120を含む。ケーブル102は、たとえば、イーサネット(登録商標)の配線に使用するケーブルである。具体的には、いわゆる「パワーオーバーイーサネット(登録商標)」(Power over Ethernet(登録商標))として知られる技術が、信号の通信と電力の供給とを実現する。なお、その他の規格に従って通信と電力の供給とが実現されてもよい。
図2を参照して、ネットワーク装置100の構成について説明する。図2は、ネットワーク装置100によって実現される機能を表わすブロック図である。ネットワーク装置100は、電源部210と、変換部220と、端子部230と、検知部240と、制御部250とを備える。
電源部210は、電力線から電力の供給を受けるとともに当該電力線との間で信号の送信および受信を行なう。変換部220は、信号の送受信が可能なように電源部210に接続される。変換部220は、電源部210と端子部230との間で伝送される信号の変調と復調とを行なう。端子部230は、信号の送信および受信が可能なように変換部220に接続される。端子部230は、さらに、ネットワーク装置100に接続される情報通信装置110に対して電力を供給する。端子部230は、情報通信装置110との間で信号を通信する。
検知部240は、変換部220からの出力に基づいて作動可能なように構成される。検知部240は、ネットワーク装置100における電力の消費を抑制する動作の開始条件の成立を検知する。ある局面において、検知部240は、ネットワーク装置100の環境の変化が検出されたことに基づいて、当該開始条件の成立を検知する。より具体的には、検知部240は、ネットワーク装置100の周囲の温度変化が検出されたことに基づいて当該開始条件の成立を検知する。他の局面において、検知部240は、ネットワーク装置100の周囲の音レベルが予め規定されたレベル以下になったことに基づいて当該開始条件の成立を検知する。検知部240は、ネットワーク装置100の内部において計測される時間に基づいて当該開始条件の成立を検知する。検知部240は、予め定められた時間ごとに開始条件の成立を検知する。また、検知部240は、他の局面において、予め定められた時間帯ごとに当該開始条件の成立を検知する。
制御部250は、ネットワーク装置100を構成するハードウェアの動作を制御する。より具体的には、制御部250は、検知部240からの出力に基づいて作動可能なように構成される。制御部250は、当該開始条件の成立が検知部240によって検知されたことに基づいて、ネットワーク装置100における電力の消費を抑制する。
ある局面において、変換部220は、電力の消費について制限を受けることなく作動する第1の動作モードと、電力の消費について制限を受けて作動する第2の動作モードとの少なくともいずれかに従って作動する。制御部250は、変換部220の動作モードを、当該第1の動作モードから第2の動作モードに切り換える。ある局面において、制御部250は、開始条件が成立したことに基づいて、電力の消費を抑制する命令を生成する。制御部250は、その命令を端子部230に対して送出する。
他の局面において、制御部250は、電源部210によって電力線から供給を受けた電力を端子部230に対して供給することを禁止する。たとえば、制御部250は、電源部210と端子部230との間に設けられるスイッチ(図示しない)を遮断することにより、端子部230からネットワーク装置100の外部に対する電力の供給を禁止する。
次に、図3を参照して、ネットワーク装置100の具体的構成について説明する。図3は、ネットワーク装置100として機能するPLC(Power Line Communication)アダプタ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。PLCアダプタ300は、制御部310と、変換部320と、電源部330と、分離合成回路340,390と、プラグ350と、RJ45コネクタ360と、LED(Light Emitting Diode)370と、スピーカ380とを備える。
制御部310は、図2における制御部250として機能する。より具体的には、制御部310は、CPU(Central Processing Unit)311と、ROM(Read Only Memory)312と、RAM(Random Access Memory)313とを含む。変換部320は、PLCモデム321と、MAC(Media Access Control)部322と、物理層インターフェイス323とを含む。電源部330は、AC−DC(Alternating Current-Direct Current)変換電源回路331と、給電回路332とを含む。なお、ROM312は、フラッシュメモリのような書き換え可能なメモリデバイスを含む。
CPU311は、ROM312あるいはRAM313に格納されているデータと、ROM312において予め保持されているプログラムとに基づいてPLCアダプタ300の動作を制御する。ある局面において、CPU311は、変換部320の動作を制御する。他の局面において、CPU311は、電源部330の動作を制御する。CPU311は、LED370に対して命令を送出することにより、LED370において予め規定された色で発光動作を実行させる。他の局面において、CPU311は、スピーカ380に対して予め規定された音を出力させる。
ROM312は、PLCアダプタ300に対して予め規定された動作を実行させるために準備されたプログラムおよびデータを格納している。当該データの構造は後述する。RAM313は、CPU311によって生成されたデータあるいは命令を一時的に保持する。
変換部320において、PLCモデム321は、入力される信号の変調あるいは復調を行ない、当該変調あるいは復調後の信号を出力する。MAC部322は、CPU311から出力される命令に基づいて、PLCモデム321から出力される信号を物理層インターフェイス323に伝送するための制御を行なう。たとえば、MAC部322は、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access With Collision Detection)方式に従って、データを送出する。物理層インターフェイス323は、たとえば、DTE(Data Terminal Equipment)/DCE(Data Circuit-terminating Equipment)インターフェイスの物理的、電気的あるいは論理的インターフェイス条件を規定する。物理層インターフェイス323は、分離合成回路390を介して、RJ45コネクタ360に接続される。
電源部330において、AC−DC変換電源回路331は、分離合成回路340から出力される交流電源を直流電源に変換し、変換後の電力を給電回路332に供給する。給電回路332は、CPU311から出力される命令に従って、分離合成回路390を介して、RJ45コネクタ360に対して電力を供給する。
分離合成回路390は、物理層インターフェイス323から出力される信号と給電回路332から供給される電力とを重畳して、重畳後の信号をRJ45コネクタ360に出力する。また、分離合成回路390は、RJ45コネクタ360から送られた信号を物理層インターフェイス323に伝送する。
プラグ350は、PLCアダプタ300が設置される部屋に設けられているコンセント(図示しない)に挿入されて、電力線から電力の供給を受ける。さらに、プラグ350は、電力線によって他の情報通信装置(図示しない)から送信された信号を受信し、また、他の情報通信装置に信号を送信し得る。他の情報通信装置は、たとえば、PLCアダプタ300と同様のPLCアダプタに接続されたコンピュータである。
分離合成回路340は、プラグ350から出力される信号のうち、電力を分離して電源部330に供給する。分離合成回路340は、信号を変換部320に送信する。逆に、分離合成回路340は、PLCモデム321から送信された信号をプラグ350に伝送する。
LED370は、CPU311からの命令に基づいて、予め定められた色あるいは点滅パターンにより発光する。LED370の発光色あるいは点滅パターンは、PLCアダプタ300の作動状態を通知するために予め規定されている。この定義情報は、たとえばROM312に格納されている。LED370は、たとえばRGB(Red, Green, Blue)の各色を発光するように構成される。あるいは、LED370は、単色であってもよい。
スピーカ380は、PLCアダプタ300の作動状態に応じて予め規定された音を発する。音の出力態様(出力パターン、音量など)は、ROM312に予め規定されている。
次に、図4を参照して、PLCアダプタ300のデータ構造について説明する。図4は、PLCアダプタ300が備えるROM312におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ROM312は、データを格納するための複数のメモリ領域を含む。
PLCアダプタ300が省電力モードで作動するか否かを規定するデータは、メモリ領域410に格納されている。省電力モードによる動作を開始する時刻は、メモリ領域420に格納されている。その動作を終了する時刻は、メモリ領域430に格納されている。PLCアダプタ300が省電力の対象となる機器に対して確認のメッセージを送信する回数の上限値は、メモリ領域440に格納されている。
ここで、本実施の形態において、省電力モードとは、PLCアダプタ300の内部において、あるいは、PLCアダプタ300に接続される他の情報通信装置において電力の消費が抑制される動作モードをいう。電力の消費を抑制することには、PLCアダプタ300を構成する複数の要素のうちの特定の要素あるいは上記他の情報通信装置に対する電力の供給を遮断することも含む。したがって、本実施の形態において、省電力モードとは、PLCアダプタ300あるいは当該他の情報通信装置が、通常の動作電圧よりも低い動作電圧で作動するモードともいえる。以下、電力の供給が遮断されるものとして説明する。
CPU311が省電力のための処理を実行する電力制御プログラムは、メモリ領域450に格納されている。PLCアダプタ300の基本的な動作(通常の信号変調および復調処理、LED370の点灯、その他の動作)を実行するためのファームウェアは、メモリ領域460に格納されている。CPU311は、各メモリ領域に格納されているデータあるいはプログラムを読み出して、当該プログラムに応じた処理を実行する。
なお、ROM312に格納されているデータは、PLCアダプタ300に対する入力に応じて書き換え可能であってもよい。たとえば、PLCアダプタ300の使用者が、プラグ350あるいはRJ45コネクタ360を介してデータを入力し、そのデータがROM312に書き込まれる構成であってもよい。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ300を実現するCPU311について説明する。図5は、CPU311によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。CPU311は、計時部510と、設定時刻検知部520と、通知メッセージ生成部530と、通知部540と、受諾信号確認部550と、待機部560と、再送部570と、電力遮断制御部580とを含む。
計時部510は、PLCアダプタ300における時刻情報を取得する。たとえば、CPU311の内部クロックにより実現される。設定時刻検知部520は、PLCアダプタ300の内部時刻が省電力開始時刻(メモリ領域420)になったか否かを検知する。通知メッセージ生成部530は、省電力開始時刻が到来したことの検知に応答して、省電力のための動作の開始を確認するメッセージを生成する。通知部540は、通知メッセージ生成部530によって生成されたメッセージを情報通信装置110に対して送信する。
受諾信号確認部550は、PLCアダプタ300に対して与えられた信号から、電力の遮断あるいは省電力モードの実行に対する受諾信号を受信したか否かを確認する。待機部560は、受諾信号確認部550による確認の結果に応じて予め規定された時間、処理を待機する。再送部570は、待機部560による処理の待機の後、通知メッセージ生成部530において生成されたメッセージを情報通信装置110に対して再び送信する。電力遮断制御部580は、受諾信号確認部550による確認の結果に応じてPLCアダプタ300における電力の消費を抑制するための電力の供給を遮断する。あるいは、電力遮断制御部580は、情報通信装置110に対して電力を消費するモードを省電力モードに切り換える命令を生成し、その命令を送信する。
図5に示される機能は、CPU311が電力制御プログラム(メモリ領域450)を実行することにより実現される。なお、他の局面において、本実施の形態に係るPLCアダプタ300の制御は、特定の処理を実行する回路素子の組み合わせとして、すなわちハードウェアとしても実現可能である。
図6を参照して、PLCアダプタ300の制御構造について説明する。図6は、PLCアダプタ300が備えるCPU311によって実行される一連の動作の一部を表わすフローチャートである。これらの動作は、前述の電力制御プログラム(メモリ領域450)が実行されることにより実現される。
ステップS610にて、CPU311は、内部で取得された時刻に基づいて、電力の供給を遮断する時刻(省電力開始時刻、メモリ領域420)の到来を検知する。ステップS620にて、CPU311は、電力の供給を遮断することを通知するメッセージを生成する。ステップS630にて、CPU311は、PLCアダプタ300に接続されている機器(たとえば情報通信装置110)に対してその生成したメッセージを送信する。
ステップS640にて、CPU311は、当該機器から電力の供給の遮断に対する確認の信号を受信したか否かを判定する。CPU311は、その信号を受信したと判定すると(ステップS640にてYES)、制御をステップS650に切り換える。そうでない場合には(ステップS640にてNO)、CPU311は、制御をステップS660に切り換える。
ステップS650にて、CPU311は、電力の供給の遮断が実行可能であるか否かを判定する。この判定は、ステップS640にて受信した信号に含まれるコードの内容に基づいて行なわれる。CPU311は、当該遮断が可能であると判定すると(ステップS650にてYES)、制御をステップS680に切り換える。そうでない場合には(ステップS650にてNO)、処理を終了する。
ステップS660にて、CPU311は、予め規定された一定時間、命令の実行を待機する。ステップS670にて、CPU311は、電力の供給を遮断することを通知するメッセージの再送回数が上限値に到達したか否かを判定する。具体的には、CPU311は、メッセージを当該機器に送信するごとに、その送信の履歴をRAM313において確保したメモリ領域に格納する。CPU311は、その領域の値を逐次参照することにより、再送回数が上限値であるか否かを判定する。CPU311は、再送回数が上限値に到達していると判定すると(ステップS670にてYES)、制御をステップS680に切り換える。そうでない場合には(ステップS670にてNO)、CPU311は、制御をステップS630に戻す。
ステップS680にて、CPU311は、RJ45コネクタ360に対する電力の供給を遮断する命令を、給電回路332に対して送出する。給電回路332は、その命令に従って、AC−DC変換電源回路331から供給された電力をRJ45コネクタ360に供給することを停止する。この停止は、たとえばRJ45コネクタ360とAC−DC変換電源回路331との間に設けられたスイッチを開くことにより実現される。また、他の局面において、給電回路332は、通常の動作時に供給されるべき電力よりも低い電力として予め規定された電力を供給するように供給パターンを切り換える。この場合、特定の要素に対して出力される電圧値が低下する。
次に、図7を参照して、PLCアダプタ300と情報通信装置110との間の通信について説明する。図7は、PLCアダプタ300から情報通信装置110に対して送信されるパケット700の構成を概念的に表わす図である。パケット700は、ヘッダ部710とユーザデータ部720と、FCS(Frame Check Sequence)730とを含む。
ヘッダ部710は、パケット700の送信元を特定するためのデータ(たとえば送信元アドレス、送信者ID)と、パケット700の宛先アドレスと、パケットコードとを含む。パケットコードは、パケット700の内容を特定するデータを含む。ユーザデータ部720は、電力の遮断が可能であるか否かを情報通信装置110に対して確認するためのメッセージを含む。FCS730は、パケット700の送信が正しく行なわれたか否かを確認するためのデータを含む。
PLCアダプタ300がパケット700を送信すると、パケット700を受信した情報通信装置110は、パケットコード(ヘッダ部710)を参照して、ユーザデータ部720に含まれているメッセージを解析する。その後、情報通信装置110は、そのメッセージに対する回答を生成し、PLCアダプタ300に返信する。
そこで、図8を参照して、本発明の実施の形態に係る情報通信装置110の具体的構成の一態様について説明する。図8は、情報通信装置110として機能するコンピュータシステム800のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピュータシステム800は、主たる構成要素として、プログラムに基づいて命令を実行するCPU810と、コンピュータシステム800の使用者による指示の入力を受け付けるマウス820およびキーボード830と、CPU810によるプログラムの実行により生成されたデータまたはマウス820もしくはキーボード830を介して入力されたデータを一時的に格納するRAM840と、データを不揮発的に格納するハードディスク850と、CD−ROMその他の光ディスク862を駆動する光ディスク駆動装置860と、モニタ880と、通信I/F(Interface)890とを備える。
なお、情報通信装置110の一例は、コンピュータシステム800に限られず、テレビ、映像記録再生装置その他の機器であって通信機能を有しているものであってもよい。あるいは、エアコン、照明、監視カメラその他のコンセントから電力の供給を上ける機器であって通信機能を有しているものであってもよい。
次に、図9を参照して、コンピュータシステム800を実現するCPU810について説明する。図9は、CPU810によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。CPU810は、メッセージ検出部910と、受諾メッセージ生成部920と、システム終了制御部930と、電力供給検知部940と、システム始動制御部950とを含む。
メッセージ検出部910は、PLCアダプタ300から送られたパケット700から、電力の供給の遮断について予め規定されたメッセージを検出する。
受諾メッセージ生成部920は、コンピュータシステム800において電力の遮断を受け入れるか否かを表わすメッセージを生成する。受諾メッセージ生成部920は、その遮断を受け入れる場合には、その旨を表わすデータを有するメッセージを、PLCアダプタ300に送信する。また、受諾メッセージ生成部920は、その遮断を受け入れない場合には、その旨を表わすメッセージをPLCアダプタ300に送信する。
システム終了制御部930は、電力の供給の遮断に応答して、コンピュータシステム800の内部に供給される電力を待機モード時の電力に落とすための制御を実行する。この制御が実行されると、コンピュータシステム800は、外部からの命令を待ち受ける状態となる。その後、始動命令がコンピュータシステム800に対して与えられると、コンピュータシステム800は、その命令に応答して再び動作を開始する。その後、コンピュータシステム800は、通常の動作電圧に基づいて作動することが可能となる。
電力供給検知部940は、コンピュータシステム800に与えられる命令に基づいて、コンピュータシステム800に対する電力の供給が行なわれることを検知する。具体的には、コンピュータシステム800は、RJ45コネクタ360から電力の供給を受けることを検知する。
システム始動制御部950は、電力供給検知部940による検知の結果に応じて、コンピュータシステム800を作動させるための処理を実行する。具体的には、システム始動制御部950として機能するCPU810は、各ハードウェア(図8)において、待ち受け状態から通常の動作モードに切り換えるための命令を発し、通常の動作電圧で各構成要素を作動させる。
次に、図10を参照して、コンピュータシステム800のデータ構造について説明する。図10は、ハードディスク850におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ハードディスク850は、データを格納するための複数のメモリ領域を含む。
外部から与えられた信号に基づく電力の遮断が有効であるか否かを規定するデータは、メモリ領域1010に格納されている。コンピュータシステム800を他の情報通信装置(たとえばPLCアダプタ300)と通信させるための通信プログラムは、メモリ領域1020に格納されている。供給される電力の遮断に対する回答(受諾あるいは拒否)を表わすメッセージを生成するためのプログラムは、メモリ領域1030に格納されている。コンピュータシステム800の動作を終了させるための終了プログラムは、メモリ領域1040に格納されている。コンピュータシステム800の基本的な動作を実現するオペレーティングシステムは、メモリ領域1050に格納されている。
図10に示されるデータ構造は、コンピュータシステム800の製造者によって予め構成されているものから、コンピュータシステム800の使用者によって選択された設定として実現される。また、省電力を規定する設定は、図10に示されるデータに限られない。電力の遮断の有効および無効を規定するデータ以外に、特定の時間帯における遮断を規定する時間データその他の詳細な設定データが使用されてもよい。
また、図10に示されるデータは固定ではなく、変更可能であってもよい。たとえば、当該使用者が他のデータをコンピュータシステム800に入力することにより、設定値が変更されてもよい。
次に、図11を参照して、本実施の形態に係るコンピュータシステム800の制御構造について説明する。図11は、コンピュータシステム800のCPU810が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。
ステップS1110にて、CPU810は、通信I/F890から送られた信号に基づいて、PLCアダプタ300からメッセージを受信したことを検知する。ステップS1120にて、CPU810は、そのメッセージの内容を解析する。ステップS1130にて、CPU810は、その解析の結果に基づいてハードディスク850にアクセスし、ハードディスク850から電力の遮断について規定されているデータ(メモリ領域1010)をRAM840に読み出す。
ステップS1140にて、CPU810は、その読み出したデータに基づいて、電力の遮断が有効として設定されているか否かを判定する。CPU810は、電力の遮断が有効に設定されていると判定すると(ステップS1140にてYES)、制御をステップS1150に切り換える。そうでない場合には(ステップS1140にてNO)、CPU810は、制御をステップS1170に切り換える。
ステップS1150にて、CPU810は、コンピュータシステム800の内部の動作を終了させるための命令を各構成要素に送出する。具体的には、CPU810は、終了プログラム(メモリ領域1040)を実行することにより、ハードウェアの動作を終了させる。たとえば、モニタ880のバックライト(図示しない)は、省電力モードに応じた明るさまでその照度を下げる。あるいは、バックライトは、一時的に消灯する。
ステップS1160にて、CPU810は、電力の遮断を受け入れることを表わす受諾メッセージを生成する。具体的には、CPU810は、メッセージ生成プログラム(メモリ領域1030)を実行することにより、当該メッセージを生成する。ステップS1170にて、CPU810は、電力の遮断を拒否するメッセージを生成する。この生成も、メッセージ生成プログラムを実行することにより実現される。
ステップS1180にて、CPU810は、PLCアダプタ300に対して、生成したメッセージを送信する。ステップS1190にて、CPU810は、PLCアダプタ300からの信号を受信できる状態を維持しつつ、コンピュータシステム800の内部に対する電力の供給を遮断する。
このようにして、省電力機能を有するコンピュータシステム800は、PLCアダプタ300からの信号に応じて、その動作モードを省電力に応じた動作モードに切り換える。
ここで、図12を参照して、コンピュータシステム800とPLCアダプタ300との通信について説明する。図12は、コンピュータシステム800からPLCアダプタ300に送信されるパケット1200の構成を概念的に表わす図である。パケット1200は、ヘッダ部1210と、ユーザデータ部1220と、FCS1230とを含む。
ヘッダ部1210は、送信元アドレスと宛先アドレスとパケットコードとを含む。送信元アドレスは、パケット1200の送信元(すなわちコンピュータシステム800)を特定する。宛先アドレスは、パケット1200の受信者(すなわちPLCアダプタ300)を特定する。なお、各アドレスの代わりに、それぞれの機器に固有な識別名称が使用されてもよい。パケットコードは、パケット700に含まれるメッセージに対する回答であることを表わす。
ユーザデータ部1220は、パケットコードに応じて具体的に規定されるメッセージを含む。たとえばパケット1200は、「電力の供給の遮断を受諾」を表わすデータを含む。FCS1230は、FCS730が有するデータと同様のデータを含む。
ここで、図13を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ300の具体的な動作について説明する。図13は、PLCアダプタ300とコンピュータシステム800とにより構成される通信システム20の構成を表わす図である。
PLCアダプタ300とコンピュータシステム800とは、ケーブル1310を介して接続されている。プラグ350は、通信システム20が設置されている部屋の壁に設けられたコンセント1320に挿入されている。PLCアダプタ300は、コンセント1320から電力の供給を受ける。また、電力線を使用するネットワークにおいて、信号が、プラグ350を介して伝送される。たとえば、PLCアダプタ300は、コンピュータシステム800から送られた信号をプラグ350を介してさらに電力線に供給する。
この場合、PLCアダプタ300の内部の時刻が予め設定された時刻(メモリ領域420)になると、PLCアダプタ300はコンピュータシステム800と通信して、電力の遮断を開始する。その場合、PLCアダプタ300において、その状態が「遮断モード」であることを表わすLED370bが点滅する。その後、省電力の終了時刻(メモリ領域430)が到来すると、PLCアダプタ300は、コンセント1320から供給される電力をコンピュータシステム800に供給する。この場合、LED370aが点灯し、PLCアダプタ300が通常モードであることを通知する。このときLED370bは消灯する。
以上のようにして、本実施の形態に係るPLCアダプタ300によると、省電力モードで作動する時刻が到来すると、PLCアダプタ300の内部に供給される電圧値が低下する。具体的には、通常の動作電圧から、省電力用として予め規定された動作電圧まで低下する。これにより、PLCアダプタ300における電力の消費が抑制される。この場合、外部からの入力を検知可能な動作電圧がPLCアダプタ300に与えられていれば、その後、省電力モードを終了する時刻の到来に応じて、通常モードに切り替わるための処理が、スムーズに実行される。
あるいは、他の局面において、PLCアダプタ300に接続されている情報通信装置110に供給される電力が引き下げられる。たとえば、電圧値あるいは電流値が引き下げられる。情報通信装置110は、省電力モードで作動することが可能な場合には、PLCアダプタ300による省電力モードの開始に従って、一時的に待ち受け状態となり、電力の消費が抑制される。その後、PLCアダプタ300が情報通信装置110に対して、通常の動作モード用の出力を供給する信号を送信すると、情報通信装置110は、通常の動作電圧で作動可能となり、本来の機能(たとえばCPU810による演算処理など)が実現される。これにより、電力の消費を抑制できる電力線通信装置を提供することができる。
<変形例>
以下、本実施の形態の変形例について説明する。本変形例に係るPLCアダプタ300は、電力の供給を遮断することに代えて、動作モードを通常モードから省電力モードに切り換えるための処理を実行する点で、前述の実施の形態に係るPLCアダプタ300と異なる。なお、本変形例に係るPLCアダプタ300は、図3に示される構成と同様の構成を有する。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
図14を参照して、本変形例に係るPLCアダプタ300の制御構造について説明する。図14は、本変形例に係るPLCアダプタ300を実現するCPU310が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。なお、前述の処理と同一の処理には同一のステップ番号を付してある。したがって、ここでは同じ動作の説明は繰り返さない。
ステップS1410にて、CPU310は、内部の時刻に基づいて、動作モードを省電力モードに切り換える時刻の到来を検知する。ステップS1420にて、CPU310は、動作モードを省電力モードに切り換えることを通知するメッセージを生成する。ステップS630にて、CPU310は、そのメッセージをコンピュータシステム800に送信する。
ステップS1440にて、CPU310は、コンピュータシステム800から省電力モードへの切り換えに対する確認の信号を受信したか否かを判定する。たとえば、この判定は、コンピュータシステム800から送られるパケット1200に含まれるパケットコードに基づいて行なわれる。CPU310は、そのような信号を受信したと判定すると(ステップS1440にてYES)、制御をステップS650に切り換える。そうでない場合には(ステップS1440にてNO)、CPU310は、制御をステップS660に切り換える。その後、CPU310は、前述の処理と同様の処理(ステップS650からS680)を実行する。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワーク装置は、内部を伝送されるデータ量に応じて電力を抑制する機能、あるいは電力の供給を遮断する機能を有する点で、前述の第1の実施の形態に係るネットワーク装置100と異なる。
そこで、図15を参照して、本実施の形態に係るネットワーク装置1500の構成について説明する。図15は、ネットワーク装置1500が有する機能の構成を表わすブロック図である。ネットワーク装置1500は、図2に示される構成に加えて、伝送量計測部1510をさらに備える。
伝送量計測部1510は、変換部220に接続され、変換部220において伝送されるデータ量を計測する。ある局面において、伝送量計測部1510は、端子部230から電源部210に送信されるデータ量を計測する。他の局面において、伝送量計測部1510は、電源部210から端子部230に送られるデータ量を計測する。
検知部240は、伝送量計測部1510による計測の結果に基づいて、ネットワーク装置1500における電力の消費を抑制する動作の開始条件の成立を検知する。より具体的には、検知部240は、変換部220を通るデータの量が予め規定された時間内において一定量を下回ったことに基づいて、当該開始条件の成立を検知する。他の局面において、検知部240は、端子部230から電源部210に送られるデータの量が予め規定された時間内で「0」となったときに、当該開始条件の成立を検知する。
制御部250は、検知部240による検知の結果に基づいて、ネットワーク装置1500における電力の消費を抑制するための処理を開始する。
そこで図16を参照して、本実施の形態に係るネットワーク装置1500の制御構造について説明する。なお、本実施の形態に係るネットワーク装置1500は、たとえば図3に示されるPLCアダプタ300として実現される。そこで、以下に述べる動作は、ネットワーク装置1500はPLCアダプタ300のCPU311の制御によって実現されるものとして説明する。
ステップS1610にて、CPU311は、PLCモデム321からの出力に基づいてPLCアダプタ300の内部を伝送されるデータの伝送量を計測する。
ステップS1620にて、CPU311は、予め規定された時間内にデータの伝送がないか否かを判定する。CPU311は、データの伝送がないと判定すると(ステップS1620にてYES)、制御をステップS1630に切り換える。そうでない場合には(ステップS1620にてNO)、CPU311は、制御をステップS1610に戻す。
ステップS1630にて、CPU311は、データの伝送がなくなってから一定時間が経過しているか否かを判定する。この判定は、CPU311の内部クロックからの時間に基づいて行なわれる。CPU311は、一定時間が経過していると判定すると(ステップS1630にてYES)、制御をステップS1640に切り換える。そうでない場合には(ステップS1630にてNO)、CPU311は、一定時間処理を待機し、再び制御をステップS1630に切り換える。
ステップS1640にて、CPU311は、PLCモデム321に供給される電力を、通常の動作モード用の電力から省電力モード用の電力に変更する。より具体的には、CPU311は、PLCモデム321の最低限の動作を保証する電圧が供給される程度に、給電回路332に命令を与える。ここで、最低限の動作とは、PLCモデム321による信号の変換および信号の内容を検知することを含む。信号の内容は、たとえば、省電力モードから通常モードへの復帰を表わす命令である。この命令が検出されると、ネットワーク装置1500は、通常の機能を実行することができる。
ステップS1650にて、CPU311は、PLCモデム321からの出力に基づいてデータが伝送されているか否かを判定する。CPU311は、データが伝送されていると判定すると(ステップS1650にてYES)、制御をステップS1660に切り換える。そうでない場合には(ステップS1650にてNO)、CPU311は、制御を終了する。
ステップS1660にて、CPU311は、PLCモデム321に供給される電力を、省電力モード用の電力から通常の動作モード用の電力に変更する。より具体的には、CPU311は、PLCモデム321に対する電圧値を通常の動作が保証される電圧値まで上昇させる。
以上のようにして、本実施の形態に係るネットワーク装置1500によると、データの伝送がなくなった後一定時間経過すると、内部に供給される電圧値が省電力用の動作電圧値に変更される。その後、データの伝送が検知されると、通常作動時の電圧が再び供給される。その結果、通信が行なわれない場合には、電力の消費が抑制される。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワーク装置1700は、ネットワーク装置1700に与えられる操作に応じて電力の遮断を切り換える機能あるいは動作モードを切り換える機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。
そこで、図17を参照して、本実施の形態に係るネットワーク装置1700の構成について説明する。図17は、ネットワーク装置1700によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。ネットワーク装置1700は、図2に示される構成に加えて、入力部1710をさらに備える。入力部1710は、ネットワーク装置1700に対する操作を受け付けて、当該操作に応じた信号を検知部240に送出する。
入力部1710は、ある局面において、ネットワーク装置1700の筐体の前面に設けられたボタン、タッチパネルその他の入力インターフェイスとして実現される。
ネットワーク装置1700は、電力の供給あるいは遮断を切り換えるために予め規定された操作を入力部1710を介して受け付けると、当該操作に応じて電力の供給を指示するための命令を、端子部230あるいは変換部220に与える。その結果、ネットワーク装置1700に接続される情報通信装置110(たとえばコンピュータシステム800)は動作モードを切り換える。あるいは、ネットワーク装置1700の変換部220が低電圧で作動するモードに切り換わる。
このようにすると、ネットワーク装置1700の使用者が、使用の状態に応じて、省電力モードと通常モードとの切り換えを任意に変更することができる。したがって、電力の消費が抑制されるとともに、ネットワーク装置1700の利便性が向上し得る。
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワーク装置1800は、それが設置された環境の変化を検出し、その変化に応じて電力の供給を切り換える機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。
そこで図18を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るネットワーク装置1800の構成について説明する。図18は、ネットワーク装置1800によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。ネットワーク装置1800は、図2に示される構成に加えて、変化検出部1810をさらに備える。
変化検出部1810は、ネットワーク装置1800の環境の変化を検出する。ある局面において、変化検出部1810は、温度を検出するセンサとして実現される。他の局面において、変化検出部1810は、音を検出するセンサとして実現される。他の局面において、変化検出部1810は赤外線センサとしても実現される。さらに他の局面において、変化検出部1810は、ネットワーク装置1800の周囲の明るさを検出するセンサであってもよい。
検知部240は、変化検出部1810からの出力に基づいて作動するように構成される。具体的には、検知部240は、ネットワーク装置1800の周囲の温度が予め設定された温度以下になったことに基づいて、ネットワーク装置1800における電力の消費を抑制する動作の開始条件が成立したことを検知する。たとえば、ネットワーク装置1800が設置された部屋から人がいなくなったことにより、あるいは、エアコンその他の暖房器具が停止したことにより、室温が低下すると、検知部240は、当該開始条件が成立したことを検知する。
あるいは、夏には、クーラーその他の冷房器具の動作が終了すると、室温が上昇する。この場合、検知部240は、当該開始条件が成立したことを検知する。この場合、ネットワーク装置1800からの発熱量が抑制されるため、室温がさらに上昇することも防止される。
他の局面において、検知部240は、ネットワーク装置1800の周囲の音レベルが予め規定されたレベル以下になったことに基づいて、当該開始条件が成立したことを検知する。たとえば、ネットワーク装置1800に接続される情報通信装置110の使用者が不在になると、情報通信装置110を操作する音がなくなるため、音レベルも低下する。
制御部250は、その検知の結果に基づいて、ネットワーク装置1800における電力の供給の遮断あるいは省電力モードへの切り換え、さらには情報通信装置110に対する省電力モードの通知を行なう。
次に、図19を参照して、本実施の形態に係るネットワーク装置1800の制御構造について説明する。ネットワーク装置1800は、具体的には、図3に示されるPLCアダプタ300の構成にさらに温度センサあるいは音センサを追加することにより実現される。そこで、以下の説明では、ネットワーク装置1800は図3に示される構成に基づいて実現されるものとして説明する。
ステップS1910にて、CPU311は、音センサ(図示しない)からの出力に基づいて、PLCアダプタ300の周囲の音レベルを計測する。ステップS1920にて、CPU311は、当該音レベルが予め規定された値以下であるか否かを判定する。CPU311は、周囲の音レベルが一定値以下であると判定すると(ステップS1920にてYES)、制御をステップS1640に切り換える。そうでない場合には(ステップS1920にてNO)、CPU311は、制御をステップS1910に戻す。その後、CPU311は、電力の供給を通常モードから省電力モードに切り換えるための処理を実行する(ステップS1640〜ステップS1660)。
以上のようにして、本実施の形態に係るネットワーク装置1800は、環境の変化を検出して、電力が消費される動作モードを切り換える。ネットワーク装置1800の環境は、ネットワーク装置1800が使用される状況に応じて変化し得るため、ネットワーク装置1800の使用態様に応じた電力消費の抑制が実現される。
<第5の実施の形態>
以下、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワーク装置は、接続される複数の機器について電力の消費を抑制できる機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。
そこで、図20を参照して、本実施の形態に係るネットワーク装置として機能するPLCアダプタ2000の構成について説明する。図20は、PLCアダプタ2000のハードウェア構成を表わすブロック図である。PLCアダプタ2000は、図3に示されるPLCアダプタ300の構成において、変換部320と電源部330とに代えて、変換部2020と電源部2030とを備える。さらに、PLCアダプタ2000は、RJ45コネクタ361と分離合成回路391とを備える。変換部2020は、変換部320が有する構成に加えて、物理層インターフェイス324をさらに備える。物理層インターフェイス324は、MAC部322に接続される。
電源部2030は、電源部330が有する構成に加えて、給電回路333をさらに備える。給電回路333は、AC−DC変換電源回路331に接続される。給電回路333および給電回路332は、CPU311からの命令に応じて作動する。物理層インターフェイス324と給電回路333とは、分離合成回路391を介して、RJ45コネクタ361に接続される。RJ45コネクタ361は、RJ45コネクタ360と同様に、他の情報通信装置に接続された通信ケーブルの接続を受け付ける。
PLCアダプタ2000が備えるCPU311は、ROM312に格納されているデータに基づいて、RJ45コネクタ360あるいはRJ45コネクタ361に接続されている情報通信装置に対する電力の供給の制御を切り換える。
そこで、図21を参照して、本実施の形態に係るPLCアダプタ2000のデータ構造について説明する。図21は、ROM312におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ROM312は、PLCアダプタ2000に接続される機器の動作を管理するためのデータをさらに含む。具体的には、第1の端子(たとえばRJ45コネクタ360)に対する省電力が「有効」であるか否かを規定するデータは、メモリ領域470に格納されている。第2の端子(たとえばRJ45コネクタ361)に接続される情報通信装置に対する省電力が「有効」であるか否かを規定するデータは、メモリ領域480に格納されている。
具体的には、図21を参照して、RJ45コネクタ360に接続される情報通信装置に対しては、省電力は「無効」に設定されている。RJ45コネクタ361に接続される情報通信装置に対しては、省電力は「有効」として設定されている。したがって、CPU311は、メモリ領域470および480を参照することにより、各情報通信装置に対する電力の供給の遮断あるいは省電力モードへの切り換えを独立に実行することができる。図21に示される例では、RJ45コネクタ361に接続される機器のみが省電力モードに切り換えられる。
なお、このモードの切り換えあるいは電力の遮断の開始または終了を規定するデータに関し、メモリ領域410〜440に格納されるデータが、各端子ごとに規定されているものであってもよい。この場合、モードの切り換えは、より詳細に設定されることになる。たとえば、省電力モードの開始時刻および終了時刻は、各情報通信装置ごとに異なった時刻とすることができる。
以上のようにして、本実施の形態に係るPLCアダプタ2000によると、PLCアダプタ2000に接続される各情報通信装置ごとに、省電力のための柔軟な設定が可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
発明の実施の形態に係る通信システム10のシステム構成の概略を表わす図である。 ネットワーク装置100によって実現される機能を表わすブロック図である。 ネットワーク装置100として機能するPLC(Power Line Communication)アダプタ300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 PLCアダプタ300が備えるROM312におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 CPU311によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 CPU311によって実行される一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 PLCアダプタ300から情報通信装置110に対して送信されるパケット700の構成を概念的に表わす図である。 情報通信装置110として機能するコンピュータシステム800のハードウェア構成を表わすブロック図である。 CPU810によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 コンピュータシステム800のハードディスク850におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 コンピュータシステム800のCPU810が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 コンピュータシステム800からPLCアダプタ300に送信されるパケット1200の構成を概念的に表わす図である。 PLCアダプタ300とコンピュータシステム800とを備える通信システム20の構成を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るPLCアダプタ300を実現するCPU310が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク装置1500によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク装置1500を実現するCPU311が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るネットワーク装置1700によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係るネットワーク装置1800によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係るネットワーク装置1800を実現するCPU311が実行する一連の動作の一部を表わすフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態に係るネットワーク装置として機能するPLCアダプタ2000のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の第5の形態に係るPLCアダプタ2000のROM312におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
符号の説明
10,20 通信システム、102 ケーブル、120,350 プラグ、323,324 物理層インターフェイス、370a,370b LED、700,1200 パケット、800 コンピュータシステム、862 光ディスク、1310 ケーブル、1320 コンセント。

Claims (18)

  1. 電力線通信装置であって、
    電力線から電力の供給を受けるとともに信号の送受信を行なう電源部と、
    前記電力線通信装置の外部に前記電力を供給するとともに信号の送受信を行なう端子部と、
    前記電力線と前記端子部との間で伝送される信号の変調と復調とを行なう変換部と、
    前記電力線通信装置における電力の消費を抑制する動作の開始条件の成立を検知する検知部と、
    前記開始条件が成立したことに基づいて、前記電力線通信装置における電力の消費を抑制する電力制御部とを備える、電力線通信装置。
  2. 前記変換部は、前記電力の消費について制限を受けることなく作動する第1の動作モードと、前記電力の消費について制限を受けて作動する第2の動作モードとの少なくともいずれかに従って作動し、
    前記電力制御部は、前記変換部の動作モードを、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り換える、請求項1に記載の電力線通信装置。
  3. 前記電力制御部は、前記開始条件が成立したことに基づいて、電力の消費を抑制する命令を生成し、前記端子部に対して前記命令を送出する、請求項1に記載の電力線通信装置。
  4. 前記電力制御部は、前記電源部から前記端子部に対する電力の供給を遮断する、請求項1に記載の電力線通信装置。
  5. 前記電力線通信装置の環境の変化を検出する変化検出部をさらに備え、
    前記検知部は、前記環境の変化が検出されたことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項1に記載の電力線通信装置。
  6. 前記変化検出部は、温度を検出するセンサを含み、
    前記検知部は、前記電力線通信装置の環境の温度変化が検出されたことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項5に記載の電力線通信装置。
  7. 前記変化検出部は、音を検出するセンサを含み、
    前記検知部は、前記電力線通信装置の周囲の音のレベルが予め規定されたレベル以下であることに基づいて前記開始条件の成立を検知する、請求項5に記載の電力線通信装置。
  8. 時間を計測する計時部をさらに備え、
    前記検知部は、前記計時部によって計測される時間に基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項1に記載の電力線通信装置。
  9. 前記検知部は、予め定められた時間ごとに前記開始条件の成立を検知する、請求項8に記載の電力線通信装置。
  10. 前記検知部は、予め定められた時間帯ごとに、前記開始条件の成立を検知する、請求項8に記載の電力線通信装置。
  11. 前記電力線通信装置の内部で伝送されるデータの量を計測する伝送量計測部をさらに備え、
    前記検知部は、前記電力線通信装置における伝送量が変化したことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項1に記載の電力線通信装置。
  12. 前記検知部は、前記端子部と前記変換部との間におけるデータの伝送がなくなったことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項11に記載の電力線通信装置。
  13. 前記検知部は、前記データの伝送がなくなってから予め定められた一定の時間が経過すると、前記開始条件の成立を検知する、請求項12に記載の電力線通信装置。
  14. 前記電力線通信装置に対する命令を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記検知部は、前記消費を抑制する命令が前記入力部に対して与えられたことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項1に記載の電力線通信装置。
  15. 前記入力部は、前記電力線通信装置に対する操作を受け付ける操作部を含み、
    前記検知部は、前記操作が前記電力線通信装置に与えられたことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項14に記載の電力線通信装置。
  16. 前記入力部は、前記電力線通信装置に対する信号を受信する受信部を含み、
    前記検知部は、前記電力の消費を抑制する命令を含む信号が前記受信部によって受信されたことに基づいて、前記開始条件の成立を検知する、請求項14に記載の電力線通信装置。
  17. 前記受信部は、前記電力線によって伝送された信号を受信する、請求項16に記載の電力線通信装置。
  18. 前記受信部は、前記端子部を介して前記電力線通信装置に入力された信号を受信し、前記受信された信号は、前記端子部から電力の供給を受ける機器が電力消費の抑制を受諾することを表わす情報を含み、
    前記検知部は、前記情報が受信されたことに基づいて前記開始条件の成立を検知する、請求項16に記載の電力線通信装置。
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