JP6592061B2 - ベルトの交換判定装置および交換判定方法 - Google Patents

ベルトの交換判定装置および交換判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、ベルトの交換判定装置および交換判定方法に関する。
ロボットの関節軸の駆動機構として、モータの駆動力をプーリとベルトを介して関節軸に伝達させる機構が用いられる場合がある。このような機構において発生する様々な異常(例えば、プーリとベルトとのスリップ)を診断する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2014/128849号パンフレット
ベルトを介してモータの駆動力を関節軸に伝達する場合、ベルトにかかった張力の影響によりベルトの寿命が低下するため、定期的にベルトを交換する必要がある。従来、ベルトの交換時期を調べるために、定期的にベルトテンションを測定していた。しかし、ロボットの関節軸では、モータ、プーリ、およびベルトがハウジングに収納されているため、ベルトテンションを測定するためにハウジングのカバーをその都度取り外す必要があり、作業性が悪かった。
特許文献1に記載されたプーリとベルトを用いた機構では、プーリに対するベルトのスリップについて考えられているものの、張力によるベルトの劣化およびベルトの交換時期については考えられていない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、ベルトの交換時期を判定するための作業の作業性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、ロボットの関節軸を駆動する複数のモータの内、プーリとベルトとを介して少なくとも1つの前記関節軸を駆動するモータを含む2つ以上のモータを、予め設定された評価動作に基づいて駆動させる駆動制御部と、前記評価動作に応じて変化する前記2つ以上のモータのモータトルクを検出する検出部と、検出された前記2つ以上のモータのモータトルクの差分を算出するトルク差分算出部と、2つの時点で検出された2つの前記差分の変化量を算出する差分変化量算出部と、算出された前記変化量の絶対値が所定の閾値を超える場合に、前記ベルトの交換を判定する判定部とを備えるベルトの交換判定装置を提供する。
本態様によれば、予め設定された評価動作に基づいて2つ以上のモータが駆動し、駆動した際のモータのモータトルクの変化が検出される。2つ以上のモータトルクの変化の差分が算出され、異なる2つの時点におけるこれら2つの差分の変化量が算出される。算出された変化量の絶対値が予め設定された所定の閾値を超える場合に、モータトルクが検出されたモータに用いられるベルトの交換時期が判定される。
すなわち、本態様によれば、ベルトにかかった張力を測定しないで、モータのモータトルクによってベルトの交換時期が判定される。ベルトにかかった張力は、ベルトの寿命およびベルトを有するロボットが使用される条件(例えば、気温)によっても変化する。同じ条件で使用される2つ以上のモータのモータトルクの差分を用いた判断がされることで、ロボットが使用される条件がベルトの寿命に及ぼす影響を排除できる。2つの時点におけるモータトルクの差分の変化量が大きくなっている場合には、2つ以上のモータの内の少なくとも1つのモータトルクが低下していることがわかる。ベルトテンションが低下すると、モータトルクが低下する。そのため、このような差分の変化量の絶対値が閾値を上回って大きくなる場合には、モータの駆動力を伝達するためのベルトの寿命が低下しているおそれがある。
このように、モータトルクの差分の変化量と閾値とを比較することで、ベルトの張力をわざわざ測定しなくてもベルトの寿命を判定できるため、ベルトの交換時期を判定するための作業の作業性が向上する。
上記態様においては、前記2つ以上のモータのモータトルクの前記差分として、プーリとベルトとを介して前記関節軸を駆動する2つのモータのモータトルクの前記差分が用いられてもよい。
ベルトを用いる2つのモータのモータトルクの差分が用いられることで、ロボットが使用される条件がベルトの張力に与える影響、すなわち、モータトルクに与える影響がより小さくなる。そのため、ベルトの寿命がより精度良く判定される。
上記態様においては、前記判定部が、前記変化量の符号に基づいて、2つのモータに用いられる2つの前記ベルトの内の一方の前記ベルトの交換を判定してもよい。
一方のベルトの寿命がもう一方よりも短い場合には、ベルトの寿命が短いモータの方のモータトルクの低下量が大きい。そのため、差分の変化量の符号が判定されることで、より寿命が短い方のベルトが特定される。
上記態様においては、前記ロボットが、垂直多関節型ロボットであり、前記2つ以上のモータが、他のモータよりも先端側に位置し、同じハウジングに収納されてもよい。
このようにすることで、同じハウジングに収納されたモータのモータトルクが判定されるため、ロボットが使用される条件に基づいて決定されるベルトの交換時期の誤差がより少なくなる。また、モータトルクによりベルトの交換時期が判定されるために、ハウジングのカバーをその都度取り外す必要がなく、作業性が向上する。
上記態様においては、前記2つの時点の内の一方が、前記ロボットの使用開始時であり、もう一方が前記ロボットの前記関節軸に用いられる前記ベルトの点検時であってもよい。
このようにすることで、ロボットの使用開始時の差分を基準として用いて、ロボットの使用後における差分の変化量を判定することで、定期的なベルトのメンテナンスが可能になる。
また、本発明の他の態様は、ロボットの関節軸を駆動する複数のモータの内、プーリとベルトとを介して少なくとも1つの前記関節軸を駆動するモータを含む2つ以上のモータを、第1時点において、予め設定された評価動作に基づいて駆動させて、前記評価動作に応じて変化する前記2つ以上のモータのモータトルクを検出する第1トルク検出ステップと、前記第1トルク検出ステップにより検出された前記2つ以上のモータのモータトルクの差分を算出する第1差分算出ステップと、第2時点において、前記評価動作に基づいて前記2つ以上のモータを駆動させて前記2つ以上のモータのモータトルクを検出する第2トルク検出ステップと、前記第2トルク検出ステップにより検出された前記2つ以上のモータのモータトルクの差分を算出する第2差分算出ステップと、前記第1差分算出ステップにより算出された前記差分から、前記第2差分算出ステップにより算出された前記差分までの変化量を算出する差分変化量算出ステップと、算出された前記変化量の絶対値が所定の閾値を超える場合に、前記ベルトの交換を判定する判定ステップとを備えるベルトの交換判定方法を提供する。
本態様によれば、第1差分算出ステップにより算出された差分と、第2差分算出ステップにより算出された差分とが算出され、この差分の変化量が閾値を超える場合に、モータに用いられるベルトの交換時期が判定される。そのため、ベルトの交換時期を知るために、わざわざベルトの張力が測定されずにすむ。さらに、2つ以上のモータトルクの差分に基づいてベルトの交換時期が判定されているため、ロボットが使用される条件がベルトの交換時期に及ぼす影響が小さくなる。これにより、ベルトの交換時期を判定するための作業性が向上し、ベルトの適切な交換時期を知ることができる。
本発明によれば、ロボットに用いられるベルトの交換時期を判定するための作業の作業性を向上させる技術を提供する。
本実施形態に係る制御装置を備えるロボットの概略斜視図である。 第1手首要素およびハウジングの断面図である。 制御装置を含むロボットのブロック図である。 モータトルクの差分の算出処理のフローチャートである。 検出されたJ5軸モータのトルクの時間変化のグラフである。 検出されたJ6軸モータのトルクの時間変化のグラフである。 J5軸モータのトルクとJ6軸モータのトルクとの差分の時間変化を示すグラフである。 ベルトの交換判定処理のフローチャートである。 検出されたJ5軸モータのトルクの時間変化のグラフである。 検出されたJ6軸モータのトルクの時間変化のグラフである。 検出されたJ5軸モータのトルクとJ6軸モータのトルクとの差分の時間変化を示すグラフである。 2つの時点で算出された2つのモータトルクの差分の時間変化を示すグラフである。 2つの時点で算出された2つのモータトルクの差分の変化量の時間変化を示すグラフである。
本発明の実施形態に係るロボットに使用されるベルトの制御装置(交換判定装置)2について、図面を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係る制御装置2を備えるロボット1の概略斜視図である。本実施形態のロボット1は、6個の軸J1〜J6を有する垂直多関節型ロボット等のロボット1である。ロボット1は、床面に固定されたベース11と、鉛直な第1軸J1回りにベース11に対して回転可能に支持された旋回胴12と、水平な第2軸J2回りに旋回胴12に対して回転可能に支持された第1アーム13と、水平な第3軸J3回りに第1アーム13に対して回転可能に支持された第2アーム14と、第2アーム14に対してその長手軸方向に延びる第4軸J4回りに回転可能に支持された第1手首要素15と、第4軸J4に直交する第5軸J5回りに第1手首要素15に対して回転可能に支持された第2手首要素16と、第5軸J5に直交する第6軸J6回りに第2手首要素16に対して回転可能に支持された第3手首要素17と、6個の軸J1〜J6の回転駆動を制御する制御装置2と、ユーザの操作を受け付ける操作部19と、各種表示を行うモニタ18とを備えている。
6個の軸J1〜J6のそれぞれは、回転駆動するための図示しないモータと、モータの回転角度を検出する図示しないエンコーダとを備えている。第1手首要素15には、第5軸J5および第6軸J6を回転駆動するためのモータ等が内蔵されている。
図2には、第1手首要素15および第5軸J5を中心とするハウジング16aの断面図が示されている。図2に示すように、第1手首要素15は、J5軸モータ51等を内蔵する本体部15cと、本体部15cの内部を封止する両側のカバー15a,15bとを備えている。カバー15a,15bは、外側からボルトによって、本体部15cに形成されたボルト穴に締結されることで、固定されている。
第1手首要素15には、第5軸J5を回転駆動させるJ5軸モータ(モータ)51と、J5軸モータ51の回転軸に固定された第1プーリ(プーリ)52と、第1プーリ52に係合して回転を伝達する樹脂製のJ5軸ベルト(ベルト)53と、J5軸ベルト53を介して回転が伝達される第2プーリ(プーリ)54と、第2プーリ54に固定されたJ5軸入力シャフト57と、J5軸入力シャフト57に接続されたJ5軸減速機(図示は省略)と、J5軸モータ51の回転角度を検出するJ5軸エンコーダ58とが内蔵されている。また、第1手首要素15には、第6軸J6を回転駆動させるJ6軸モータ(モータ)61と、J6軸モータ61の回転軸に固定された第3プーリ(プーリ)62と、第3プーリ62に係合して回転を伝達する樹脂製のJ6軸ベルト(ベルト)63と、J6軸ベルト63を介して回転が伝達される第4プーリ(プーリ)64と、第4プーリ64に固定されたJ6軸入力シャフト67と、J6軸モータ61の回転角度を検出するJ6軸エンコーダ68とが内蔵されている。また、ハウジング16aには、J6軸入力シャフト67に接続されて回転軸を軸J5から軸J6へと変化させるかさ歯車(図示は省略)と、かさ歯車を介してJ6軸入力シャフト67の回転駆動が伝達されるJ6軸減速機(図示は省略)とが内蔵されている。
先細のテーパ状に形成されキーを備えるJ5軸モータ51の回転軸が、第1プーリ52の中心を貫通しキー溝を備えるテーパ状の貫通孔に嵌合し、J5軸モータ51の回転軸の先端にボルトが締結されることで、J5軸モータ51と第1プーリ52とが固定されている。同様の構造によって、J6軸モータ61と第3プーリ62とが固定されている。
J5軸入力シャフト57の第2プーリ54側には、回転の中心軸を中心とする同心円上に複数のネジ穴が形成されており、第2プーリ54の外側から複数のボルトがネジ穴に締結されることで、J5軸入力シャフト57と第2プーリ54とが固定されている。同様の構造によって、J6軸入力シャフト67と第4プーリ64とが固定されている。
これにより、J5軸モータ51の回転が、第1プーリ52、J5軸ベルト53、第2プーリ54およびJ5軸入力シャフト57を介してJ5軸減速機55に伝達されるようになっている。同様の構造によって、J6軸モータ61の回転が、第3プーリ62、J6軸ベルト63、第4プーリ64およびJ6軸シャフト67を介して、図示していないJ6軸減速機に伝達されるようになっている。
図2に示すように、J5軸モータ51とJ6軸モータ61とは、同じハウジングとしての第1手首要素15の中に内蔵されている。そのため、従来のように、ベルトテンションを直接測定してJ5軸ベルト53などの劣化を調べるためには、カバー15a,15bを固定しているボルトをその都度取り外す必要がある。
制御装置2は、各軸J1〜J6のエンコーダから検出されるモータの回転角度を用いて、モータを回転駆動させるフィードバック制御を行っている。制御装置2は、図示しないCPUと、ROMと、RAMと、メモリとで構成されている。
図3には、制御装置2を含むロボット1のブロック図が示されている。図3に示すように、制御装置2は、操作部19が受け付けた操作等に基づいて各モータを制御する駆動制御部21と、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61のトルクを検出するトルク検出部(検出部)22と、J5軸モータ51の検出トルクとJ6軸モータ61の検出トルクとの差分を算出する差分算出部(トルク差分算出部)23と、異なる2つの時点で算出された検出トルクの差分の変化量を算出する変化量算出部(差分変化量算出部)24と、算出された変化量と予め設定された閾値とを比較することでJ5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63の交換を判定する判定部25と、モータトルクを検出する際にJ5軸モータ51およびJ6軸モータ61を駆動させるために予め設定された評価動作のプログラムなどを記憶する記憶部26とを備えている。
駆動制御部21は、ロボット1が作業を行うために必要な各モータの回転駆動を制御する。また、詳細については後述するが、駆動制御部21は、操作部19が所定の操作を受け付けると、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63の交換時期が判定されるベルトの点検を行うために、記憶部26に記憶された評価動作のプログラムに基づいて、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61を回転駆動させるようになっている。評価動作のプログラムに基づいてJ5軸モータ51およびJ6軸モータ61が駆動すると、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61のトルクが時間と共に変化する。
トルク検出部22は、各モータに流れる電流値を測定することで、各モータのモータトルクを検出するようになっている。トルク検出部22は、評価動作のプログラムが実行されているときのJ5軸モータ51およびJ6軸モータ61に流れる電流値を測定することで、時間と共に変化するモータトルクを検出する。検出されたJ5軸モータ51のトルクとJ6軸モータ61のトルクとは、記憶部26に記憶される。差分算出部23は、検出されたJ5軸モータ51のトルクからJ6軸モータ61のトルクを差し引いたモータトルクの差分を算出し、算出したモータトルクの差分を記憶部26に記憶するようになっている。
変化量算出部24は、異なる2つの時点としての第1時点と第2時点とのそれぞれで評価動作のプログラムが実行されたときに算出された差分の変化量として、第2時点で算出されたモータトルクの差分から、第1時点で算出されたモータトルクの差分を差し引いた値を算出するようになっている。判定部25は、算出された変化量が予め設定された正の閾値や負の閾値を超えたか否かを判定するようになっている。
第1時点としては、例えば、ロボットの工場出荷時を挙げることができる。工場出荷に際して評価動作プログラムを実行することにより算出された2つのモータのモータトルクの差分の時間変化を記憶部26に記憶しておけばよい。
第2時点は、ロボットを現場に設置して実際に動作させた使用後の任意の時点でよい。
判定部25は、変化量が正の閾値を超えた場合に、J5軸ベルト53の交換を推奨する表示をモニタ18に表示させる。また、判定部25は、変化量が負の閾値を超えた場合に、J6軸ベルト63の交換を推奨する表示をモニタ18に表示させるようになっている。
次に、評価動作のプログラムが実行されてトルクの差分の変化量に基づいてJ5軸ベルト53等のベルト交換の判定が行われるまでの具体的な処理の一例について、以下に説明する。図4に示すモータトルクの差分の時間変化の算出処理では、初めに(例えば、工場出荷時に)、駆動制御部21が、評価動作のプログラムに基づいて、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61を回転駆動させる(ステップS11)。次に、トルク検出部22は、評価動作のプログラムに応じて変化するJ5軸モータ51のトルクおよびJ6軸モータ61のトルクを検出する(ステップS12)。ステップS11およびステップS12の処理は、請求項における第1トルク検出ステップに相当する。
検出されたJ5軸モータ51のトルクの時間変化のグラフを図5において曲線L1で示し、J6軸モータ61のトルクの時間変化のグラフを図6において曲線L2で示す。図5および図6では、横軸が時間軸として表され、縦軸がトルクとして表され、トルクの正負は、トルクの向きに応じて変化している。なお、以降の図で示されるグラフでも、縦軸および横軸の定義は同じである。本実施形態では、J5軸モータ51を回転駆動させる評価動作と、J6軸モータ61を回転駆動させる評価動作とが異なるため、J5軸モータ51のトルクの時間変化を表す曲線L1と、J6軸モータ61のトルクの時間変化を表す曲線L2とは、トルクの増減の傾向が全く異なる曲線になっている。
J5軸モータ51およびJ6軸モータ61のトルクが検出されると、差分算出部23は、J5軸モータ51のトルクからJ6軸モータ61のトルクを差し引いたモータトルクの差分を算出する第1差分算出ステップを実行する(ステップS13)。差分算出部23は、算出した第1時点におけるモータトルクの差分の時間変化を記憶部26に記憶させ(ステップS14)、当該処理は終了する。
図7に、図5に示すJ5軸モータ51のトルクから、図6に示すJ6軸モータ61のトルクを差し引いたモータトルクの差分の時間変化のグラフを曲線L3として示す。曲線L3は、トルクが正の場合にJ5軸モータ51のトルクがJ6軸モータ61のトルクよりも大きいことを表し、トルクが負の場合にJ5軸モータ51のトルクがJ6軸モータ61のトルクよりも小さいことを表している。
次に、ロボットが現場に設置されて種々の動作が行われた後の所定の時期に再度、図4に示すモータトルクの差分の時間変化の算出処理が実行され、算出されたモータトルクの差分の時間変化を用いたベルトの交換判定処理が実行される。図8に示すベルトの交換判定処理では、初めに、図4のステップS11の処理と同じように、駆動制御部21が、再度、評価動作のプログラムに基づいて、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61を回転駆動させる(ステップS21)。次に、トルク検出部22は、評価動作のプログラムに応じて変化するJ5軸モータ51のトルクおよびJ6軸モータ61のトルクを検出する(ステップS22)。なお、ステップS21およびステップS22の処理は、請求項における第2トルク検出ステップに相当する。
ステップS22の処理で検出されたJ5軸モータ51のトルクの時間変化のグラフを図9において破線の曲線L4で示し、J6軸モータ61のトルクの時間変化のグラフを図10において破線の曲線L5で示す。図9および図10では、図5および図6と同様に、縦軸がトルクとして表され、トルクの正負は、トルクが加わる方向に応じて変化している。評価動作のプログラムが同じであるため、図5の曲線L1と図9の曲線L4とにおけるトルクの時間変化の傾向は似ており、同様に、図6の曲線L2と図10の曲線L5とにおけるトルクの時間変化の傾向は似ている。
ここで、ロボット1が一定期間動作すると、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63が劣化して撓むため、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63のベルトテンションが小さくなる。ベルトテンションが小さくなると、プーリを介して当該ベルト回転させているモータのモータトルクも小さくなる。すなわち、ロボット1が動作することで、ベルトを用いて駆動力を伝達しているモータのモータトルクが小さくなっていく。そのため、図9に示されたJ5軸モータ51のトルクの絶対値は、図5に示されたJ5軸モータ51のトルクの絶対値よりも小さく、図10に示されたJ6軸モータ61のトルクの絶対値は、図6に示されたJ6軸モータ61のトルクの絶対値よりも小さくなっている。
モータトルクが検出されると、差分算出部23は、J5軸モータ51のトルクからJ6軸モータ61のトルクを差し引いたモータトルクの差分の時間変化を算出する第2差分算出ステップを実行する(ステップS23)。図11に、図9に示すJ5軸モータ51のトルクから、図10に示すJ6軸モータ61のトルクを差し引いたモータトルクの差分の時間変化のグラフを破線の曲線L6として示す。
次に、記憶部26に記憶されている第1時点におけるモータトルクの差分の時間変化が読み出される(ステップS24)。変化量算出部24は、ステップS23の処理で算出したモータトルクの差分の時間変化(図11の曲線L6)から、記憶部26から読み出したステップS13の処理で算出されたモータトルクの差分の時間変化(図7の曲線L3)を差し引いたモータトルクの差分の変化量の時間変化を算出する差分変化量算出ステップを実行する(ステップS25)。図12には、ステップS13およびステップS23の処理で算出されたモータトルクの差分の時間変化が示されている。図12に示すように、ステップS13の処理で算出されたモータトルクの差分の時間変化(曲線L3)と、ステップS17の処理で算出されたモータトルクの差分の時間変化(曲線L6)とでは、トルクの増減の傾向が似ているが、トルクの値が相違している。
モータトルクの差分の変化量が算出されると、判定部25は、算出された変化量が正の閾値よりも大きい値を有するか否かを判定する(ステップS26)。図13には、ステップS23の処理で算出されたモータトルクの差分の時間変化(曲線L6)からステップS13の処理で算出されたモータトルクの差分の時間変化(曲線L3)を差し引いたモータトルクの差分の変化量の時間変化を示す曲線L7と、記憶部26に記憶された正の閾値+εおよび負の閾値−εとが示されている。図13の曲線L7は、正の閾値+εよりも高い値を有さないため(ステップS26:NO)、次に、後述するステップS28の処理が実行される。ステップS26の処理において、モータトルクの差分の変化量が正の閾値+εよりも高い値を有する場合には(ステップS26:YES)、判定部25は、J5軸ベルト53の交換を通知する表示をモニタ18に表示させる(ステップS27)。
ここで、モータトルクの差分の変化量の符号が正であることは、第2時点でのステップS23の処理で算出されたモータトルクの差分が、第1時点でのステップS13の処理で算出されたモータトルクの差分よりも小さいことを表している。モータトルクの差分がJ5軸モータ51のトルクからJ6軸モータ61のトルクを差し引いた値であるため、第2時点でのモータトルクの差分が小さいことは、ロボット1の使用状況によって、J5軸モータ51のトルクがJ6軸モータ61のトルクよりも減少していることを表している。したがって、モータトルクの差分の変化量の符号が正であることは、J5軸モータ51のトルクがJ6軸モータ61のトルクよりも減少していることを表している。そして、モータトルクの差分の変化量が予め設定された正の閾値+εを超えることは、J5軸モータ51のトルクがJ6軸モータ61のトルクよりも数値ε分よりも小さくなっていることを表す。本実施形態では、この場合に、J5軸ベルト53を交換すべき時期として判定される。なお、モータトルクの差分の変化量の符号が負の場合には、J6軸モータ61およびJ6軸ベルト63に対して同様のことが表されている。
ステップS27の処理が実行されると、判定部25は、算出された変化量が負の閾値よりも小さい値を有するか否かを判定する判定ステップを実行する(ステップS28)。図13の場合、曲線L7が負の閾値−εよりも小さい値を有さないため(ステップS28:NO)、ベルトの交換判定処理は終了する。ステップS28の処理において、モータトルクの差分の変化量が負の閾値−εよりも小さい値を有する場合には(ステップS28:YES)、判定部25は、J6軸ベルト63の交換を通知する表示をモニタ18に表示させ(ステップS29)、ベルトの交換判定処理は終了する。なお、ステップS26およびステップS28の処理は、請求項における判定ステップに相当する。
このように構成された本実施形態に係るロボット1によれば、第1時点と第2時点とのそれぞれで評価動作のプログラムによって駆動された2つのJ5軸モータ51のトルクおよびJ6軸モータ61のトルクが検出され、検出されたモータトルクの差分が算出される。2つの時点で算出された2つのモータトルクの差分の変化量が予め設定された閾値を超える場合に、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63の交換時期として判定される。
このようにすることで、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63の交換判定を行うために、カバー15a,15bをその都度取り外してベルトテンションを測定しなくても、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63の交換時期を知ることができる。また、ベルトテンションが下がれば、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61のトルクも下がるものの、これらのモータトルクは、ベルトテンション以外のモータ温度や外気温などの影響も受けてしまう。そこで、本実施形態では、2つのモータとしてのJ5軸モータ51およびJ6軸モータ61のトルクの差分の変化量を、ベルトの交換時期の判定基準とすることで、温度や外気温によるモータトルクの変化の影響を小さくでき、J5軸ベルト53およびJ6軸ベルト63の寿命の精度の高い予測が可能になる。
本実施形態では、さらに、トルクの差分として算出されるJ5軸モータ51およびJ6軸モータ61は、ハウジングとしての同じ第1手首要素15内に配置されるため、温度や外気温によるモータトルクの変化の影響をより小さくできる。本実施形態では、評価動作のプログラムによってモータトルクが検出される一方の第1時点が、ロボット1の工場出荷時に設定され、第1時点の後の第2時点としてロボット1が現場に設置されて実際に動作した使用後の任意の時点が設定されることで、工場出荷時を基準としてベルトの寿命を定期的に点検することができる。第2時点での評価動作のプログラムは、操作部19が所定の操作を受け付けたときに実行されてもよいし、一定期間ごとに自動で実行されてもよい。
なお、上記実施形態では、ロボット1におけるベルトの交換判定装置として制御装置の一形態を例に挙げて説明したが、ロボット1の構成および制御装置2が実行する処理については、種々変形可能である。例えば、ロボット1は、垂直多関節型ロボットである必要はなく、2つ以上のモータを有し、少なくとも1つのモータがベルトによって駆動力を伝達していればよい。上記実施形態では、J5軸モータ51およびJ6軸モータ61がベルトによって駆動力を伝達していたが、一方のモータがベルト以外(例えば、シャフト)によって駆動力を伝達していてもよい。また、必ずしもトルクの差分が算出される2つのモータは、同じハウジングに収納されていなくてもよく、例えば、J6軸モータ61とJ1軸モータとの2つのモータのトルクが検出されてもよい。また、上記実施形態では、2つのモータトルクの差分の変化量によってベルトの交換判定処理が行われたが、3つ以上のモータトルクの差分の変化量が用いられてもよい。
上記実施形態では、モータトルクの差分の変化量の閾値として、正の閾値も負の閾値も同じ絶対値の数値εが設定されたが、閾値の設定については、種々変形可能である。例えば、ベルトの材質やベルトを交換したい時期等により、正の閾値の絶対値と、負の閾値の絶対値とに異なる数値が設定されてもよい。また、正負で別々の閾値が設定されずに、モータトルクの差分の変化量の絶対値が所定の閾値を超えるか否かの判定によって、判定対象であるベルトのいずれかが交換時期であることが判定されてもよい。
上記実施形態のベルトの交換判定処理では、J5軸モータ51のトルクおよびJ6軸モータ61のトルクが検出されるとすぐにモータトルクの差分が算出されたが、これらの処理の順番については、種々変形可能である。例えば、第1時点でのJ5軸モータ51のトルクおよびJ6軸モータ61のトルクが検出された後に、当該トルクが記憶部26に記憶され、第2時点でのJ5軸モータ51のトルクおよびJ6軸モータ61のトルクが検出された後で、2つの時点でのモータトルクの差分が算出される処理が行われてもよい。
1 ロボット
2 制御装置(交換判定装置)
21 駆動制御部
22 トルク検出部(検出部)
23 差分算出部(トルク差分算出部)
24 変化量算出部(差分変化量算出部)
25 判定部
51 J5軸モータ(モータ)
61 J6軸モータ(モータ)
53 J5軸ベルト(ベルト)
63 J6軸ベルト(ベルト)
52 第1プーリ(プーリ)
54 第2プーリ(プーリ)
62 第3プーリ(プーリ)
64 第4プーリ(プーリ)
+ε 正の閾値(所定の閾値)
−ε 負の閾値(所定の閾値)
J1〜J6 関節軸
ステップS11,ステップS12 第1トルク検出ステップ
ステップS13 第1差分算出ステップ
ステップS21,ステップS22 第2トルク検出ステップ
ステップS23 第2差分算出ステップ
ステップS25 差分変化量算出ステップ
ステップS26,ステップS28 判定ステップ

Claims (6)

  1. ロボットの関節軸を駆動する複数のモータの内、プーリとベルトとを介して少なくとも1つの前記関節軸を駆動するモータを含む2つ以上のモータを、予め設定された評価動作に基づいて駆動させる駆動制御部と、
    前記評価動作に応じて変化する前記2つ以上のモータのモータトルクを検出する検出部と、
    検出された前記2つ以上のモータのモータトルクの差分を算出するトルク差分算出部と、
    2つの時点で検出された2つの前記差分の変化量を算出する差分変化量算出部と、
    算出された前記変化量の絶対値が所定の閾値を超える場合に、前記ベルトの交換を判定する判定部とを備えるベルトの交換判定装置。
  2. 前記2つ以上のモータのモータトルクの前記差分として、プーリとベルトとを介して前記関節軸を駆動する2つのモータのモータトルクの前記差分が用いられる請求項1に記載のベルトの交換判定装置。
  3. 前記判定部が、前記変化量の符号に基づいて、2つのモータに用いられる2つの前記ベルトの内の一方の前記ベルトの交換を判定する請求項2に記載のベルトの交換判定装置。
  4. 前記ロボットが、垂直多関節型ロボットであり、
    前記2つ以上のモータが、他のモータよりも先端側に位置し、同じハウジングに収納されている請求項1から請求項3のいずれかに記載のベルトの交換判定装置。
  5. 前記2つの時点の内の一方が、前記ロボットの使用開始時であり、もう一方が前記ロボットの前記関節軸に用いられる前記ベルトの点検時である請求項1から請求項4のいずれかに記載のベルトの交換判定装置。
  6. ロボットの関節軸を駆動する複数のモータの内、プーリとベルトとを介して少なくとも1つの前記関節軸を駆動するモータを含む2つ以上のモータを、第1時点において、予め設定された評価動作に基づいて駆動させて、前記評価動作に応じて変化する前記2つ以上のモータのモータトルクを検出する第1トルク検出ステップと、
    前記第1トルク検出ステップにより検出された前記2つ以上のモータのモータトルクの差分を算出する第1差分算出ステップと、
    第2時点において、前記評価動作に基づいて前記2つ以上のモータを駆動させて前記2つ以上のモータのモータトルクを検出する第2トルク検出ステップと、
    前記第2トルク検出ステップにより検出された前記2つ以上のモータのモータトルクの差分を算出する第2差分算出ステップと、
    前記第1差分算出ステップにより算出された前記差分から、前記第2差分算出ステップにより算出された前記差分までの変化量を算出する差分変化量算出ステップと、
    算出された前記変化量の絶対値が所定の閾値を超える場合に、前記ベルトの交換を判定する判定ステップとを備えるベルトの交換判定方法。
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