JPH11190405A - 動力伝達機構の異常検出装置 - Google Patents

動力伝達機構の異常検出装置

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JPH11190405A
JPH11190405A JP36726097A JP36726097A JPH11190405A JP H11190405 A JPH11190405 A JP H11190405A JP 36726097 A JP36726097 A JP 36726097A JP 36726097 A JP36726097 A JP 36726097A JP H11190405 A JPH11190405 A JP H11190405A
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pulleys
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voltage
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Koichi Koshiro
宏一 小城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械の移動軸における動力伝達機構等、特
に高速の回転を伝達する部分の異常を的確に検出できる
ようにする。 【解決手段】第1、第2プーリの回転数をそれぞれ第
1、第2検出器により検出し、両検出器それぞれによる
検出回転数を第1及び第2変換部13、14により電圧
に変換し、両変換部13、14の出力の差を差分導出部
15により導出する。そして、絶対値回路22、反転増
幅回路23、シュミット回路29及び異常信号出力部4
0により異常判断部42を構成し、この異常判断部42
により両プーリ間に張架されたタイミングベルトの破断
やベルト・プーリ間の滑りやプーリ・軸間の滑り等の異
常を判断し、異常があると判断したときに出力端子39
からハイレベルの異常信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2個のプーリ間
に張架されたベルトの破断やベルト・プーリ間或いはプ
ーリ・軸間の許容範囲を超える滑り等の異常を検出する
動力伝達機構の異常検出装置に関し、特に両プーリが高
速回転する場合に適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械において、移動軸に用い
るボールねじとサーボモータとを連結して動力を伝達す
るには様々な方法がある。そのひとつにタイミングベル
トによりサーボモータの回転をボールねじに伝達するも
のがあり、このとき例えばタイミングベルトに破断やタ
イミングベルト・プーリ間に許容範囲を超える滑り等が
生じるとサーボモータの回転がボールねじに正常に伝達
されないという事態が発生し、これらの異常を検知する
何らかの手段がなければ、サーボモータの回転がボール
ねじに正常に伝達されない原因が、タイミングベルトの
破断やタイミングベルトとプーリとの間或いはプーリと
軸との間の滑りといった動力伝達機構の異常によるの
か、その他動力伝達機構以外のモータの故障等によるの
か的確に判断することができず、迅速な対応措置をとる
ことができない。
【0003】そこで、例えば特開平8−217222号
公報に記載のような搬送装置に関する異常検出の手法
を、上記した工作機械の移動軸におけるタイミングベル
トの破断検出に適用することが考えられる。この公報に
記載の異常検出とは、主動軸及び従動軸に固着した歯車
にそれぞれ対峙して近接スイッチを設け、両近接スイッ
チにより歯車それぞれの歯を検出する毎に検出信号を出
力し、両検出信号から、検出した歯数のカウント値に基
づいて主動軸及び従動軸の回転数を制御装置によって読
み取り、その差が設定値を超えて一定時間継続するとき
に異常警報を発するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、工作機械の移
動軸における動力伝達機構の異常検出において、上記し
た搬送装置に関する異常検出の手法のように、歯車に対
峙した近接スイッチにより歯車の歯を検出するようにし
た場合、ベルトコンベアシステムのような回転が遅いも
のにおいては有効であるが、工作機械のサーボモータは
3000rpmという高速で回転するため、歯車の各歯
を高精度に検出することは不可能であり、ボールねじの
回転数及びサーボモータの回転数の差を精度よく検出す
ることはできない。
【0005】また、工作機械の移動軸の動力伝達機構に
おいて、異常検出手段を設けることは配置スペースの制
約上、従来行われないのが通常であった。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、工作
機械の移動軸における動力伝達機構等、特に高速の回転
を伝達する部分の異常を的確に検出できるようにするこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、第1プーリと第2プーリとの間に張
架されたベルトと、前記両プーリ各々が軸着されている
軸の回転をそれぞれ検出する第1及び第2検出器と、前
記両検出器それぞれの出力信号を電圧または電流に変換
する第1及び第2変換部と、前記両変換部の出力の差を
導出する差分導出部と、前記差分導出部の出力が所定値
を超えているかどうかを判断し前記所定値を超えている
ときに異常信号を出力する異常判断部とを備えている。
【0008】このような構成によれば、例えばベルトが
破断していない場合やベルト・プーリ間或いはプーリ・
軸間の滑りが許容範囲内にある場合には、両変換部の出
力に差はなく差分導出部の出力が所定値を超えることは
ないため、異常判断部から異常信号が出力されることは
ない。また、ベルトが破断したり、ベルト・プーリ間或
いはプーリ・軸間の滑りが許容範囲を超えるような場合
には、両変換部の出力に差が生じて差分導出部の出力が
所定値を超えるため、異常判断部によりベルト破断によ
る異常と判断されて異常信号が出力される。
【0009】従って、両プーリ間に張架されたベルトの
破断やベルト・プーリ間或いはプーリ・軸間の許容範囲
を超えるような滑り等の異常を、精度よく瞬時に検出す
ることが可能である。
【0010】また、本発明は、前記両検出器が非接触式
センサから成り、前記両軸の回転数に比例した周波数の
パルス信号を出力するようにしている。この場合、検出
器に非接触式センサを用いることによって、これらセン
サの破損を招くことなく精度のよい検出が可能になる。
【0011】更に、本発明は、前記異常判断部が、前記
差分導出部の出力と前記所定値とを比較する比較器から
成るようにしている。このようにすると、差分導出部の
出力からベルトの破断やベルト・プーリ間或いはプーリ
・軸間の許容範囲を超える滑りの発生を容易に判断でき
る。
【0012】また、本発明は、前記両軸のうちいずれか
一方が、モータにより高速回転されるようにしている。
この場合、工作機械の移動軸における動力伝達機構等の
ように高速の回転を伝達する部分の異常であっても高精
度に検出することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明を工作機械の移動軸にお
ける動力伝達機構に適用した一実施形態について、図1
ないし図6を参照して説明する。図1は正面図、図2は
平面図、図3は処理回路の結線図、図4ないし図6は動
作説明図である。
【0014】まず、概略構成を示す図1、図2について
説明する。これら図1、図2において、1は回転軸2に
軸着された第1プーリ、3は回転軸4に軸着された第2
プーリであり、これら両回転軸2、4のうち一方は図示
しないサーボモータに連動して回転し、他方はボールね
じに連結されている。
【0015】5は両プーリ1、3間に張架されて両プー
リ1、3と共に工作機械の移動軸における動力伝達機構
を構成し一方のプーリの回転を他方に伝達するタイミン
グベルト、6及び7は両プーリ1、3が軸着されている
両軸2、4の回転をそれぞれ検出する第1及び第2検出
器であり、例えば高応答性の近接スイッチから成り、図
2に示すように、両回転軸2、4の端部の外周に複数の
近接体8、9が均等に設けられ、この近接体8、9に対
峙するように両検出器6、7が配設されており、両回転
軸2、4の回転に伴って各近接体8、9それぞれが両検
出器6、7に接近する毎に、両検出器6、7が各近接体
8、9を検出して両回転軸2、4の回転数に比例した周
波数のパルス信号から成る検出信号をそれぞれ出力す
る。
【0016】このような両検出器6、7からの検出信号
は、後述するような処理回路により処理されてベルト5
の破断やベルト・プーリ間或いはプーリ・軸間の許容範
囲を超える滑りの発生が判断される。次に処理回路を示
す図3について説明する。
【0017】図3において、11、12はそれぞれ両検
出器6、7からのパルス信号から成る検出信号が入力さ
れる第1、第2入力端子、13、14は両入力端子1
1、12をそれぞれ介した検出信号を周波数/電圧変換
(以下、周波数/電圧変換をF/V変換という)する第
1、第2変換部、15は差分導出部であり、演算増幅器
16と、2個の入力抵抗17、18と、ゲイン調整抵抗
19、20とにより構成される差動増幅回路から成り、
この差分導出部15によって両変換部13、14の出力
信号の差が導出される。
【0018】このように、両変換部 13、14により
両検出器6、7からのパルス信号から成る検出信号をF
/V変換することによって、例えば両検出器6、7の出
力信号の電圧レベルが変動してもその周波数自体は変動
することがなく、両変換部13、14によりF/V変換
した後の電圧が常に両検出器6、7の出力パルスの周波
数に比例したものとなるため、両プーリ1、3が軸着さ
れている両軸2、4の回転数を安定して検出できるので
ある。
【0019】また、動力伝達機構ごとに両プーリ1、3
のギヤ比(径比)が異なる場合であっても、差分導出部
15の抵抗を調整することで演算増幅器16への2種類
の入力電圧の重みを同じに設定できるため、両軸2、4
の回転数を検出することができる。
【0020】22は差分導出部15の出力信号の絶対値
を導出する絶対値回路、23は反転増幅回路であり、演
算増幅器24と入力抵抗25と感度調整用可変抵抗26
とオフセット調整用可変抵抗27とにより構成されてい
る。ここで、例えば被駆動側の振動等による両プーリ
1、3の回転数のバラツキを吸収し、反転増幅回路23
の演算増幅器24の反転入力端の電圧をV1、出力端の
電圧をV2としたときに、タイミングベルト5の破断時
及びタイミングベルト5とプーリ1、3との間或いはプ
ーリ1、3と軸2、4との間の許容範囲を超えるような
滑りの発生時に電圧V2が0V以下となるように、+5
Vの電源線とアースとの間に設けられたオフセット調整
用可変抵抗27及び感度調整用可変抵抗26が調整され
るようになっている。
【0021】そして、オフセット調整用可変抵抗27及
び感度調整用可変抵抗26の調整の結果、反転増幅回路
23の演算増幅器24の反転入力端の電圧V1と出力端
の電圧V2との関係をグラフで表すと図4に示すように
なり、電圧V2が0V以下となれば、異常即ちタイミン
グベルト5の破断や、タイミングベルト5とプーリ1、
3との間或いはプーリ1、3と軸2、4との間の許容範
囲を超えるような滑りが発生したことになる。
【0022】29はシュミット回路であり、演算増幅器
30と入力抵抗31とフィードバック抵抗32と分圧抵
抗33とにより構成され、分圧抵抗33の両端電圧に基
づくヒステリシスが設定され、このようなヒステリシス
によりノイズの影響等が排除される。
【0023】このとき、上記した反転増幅回路23の演
算増幅器24の出力端の電圧V2と、シュミット回路2
9の演算増幅器30の出力端の電圧V3との関係をグラ
フで表すと図5に示すようになり、電圧V2が0V以下
の異常時には電圧V3は図示しないマイナス側電源電圧
−Vccとなり、電圧V2が0V以上の正常時には電圧
V3は図示しないプラス側電源電圧+Vccとなる。
【0024】35はカソードがシュミット回路29の演
算増幅器30の出力端に接続された逆流阻止用ダイオー
ド、36はPNP型トランジスタであり、エミッタが+
5Vの電源線に接続され、ベースがベース抵抗37を介
してダイオード35のアノードに接続され、エミッタ、
ベースにはバイアス抵抗38の両端が接続されており、
コレクタは異常信号の出力端子39となっている。そし
て、これらダイオード35、トランジスタ36、各抵抗
37、38により異常信号出力部40が構成されてい
る。
【0025】ところで、上記したシュミット回路29の
演算増幅器30の出力端の電圧V3と出力端子39の電
圧V4との関係をグラフで表すと図6に示すようにな
り、電圧V3が−Vccとなる異常時には出力端子39
の電圧V4は+5Vとなってハイレベルの異常信号が出
力され、電圧V3が+Vccとなる正常時には出力端子
39の電圧V4はゼロ即ちローレベルとなる。
【0026】このように、上記した絶対値回路22、反
転増幅回路23、シュミット回路29及び異常信号出力
部40により、タイミングベルト5の破断やタイミング
ベルト5とプーリ1、3との間或いはプーリ1、3と軸
2、4との間の許容範囲を超えるような滑りといった異
常の発生を判断し異常が発生したと判断したときに異常
信号を出力する異常判断部42が構成されている。
【0027】次に、動作について説明する。まずタイミ
ングベルト5の破断等の異常が発生していない場合の動
作について説明すると、差分導出部15の出力電圧は非
常に小さい値であり、反転増幅回路23の演算増幅器2
4の反転入力端の電圧V1もゼロに近い小さい値となる
ため、シュミット回路29の入力電圧V2はオフセット
電圧(図4参照)若しくはそれに近い値となり、シュミ
ット回路29の出力電圧V3は+Vccとなってトラン
ジスタ36がオンすることはなく、出力端子39はロー
レベルとなり、異常信号が出力されることはない。
【0028】一方、タイミングベルト5の破断や、タイ
ミングベルト5とプーリ1、3との間或いはプーリ1、
3と軸2、4との間の許容範囲を超えるような滑り等の
異常が発生すると、差分導出部15の出力電圧は非常に
大きい値となり、反転増幅回路23の反転入力端の電圧
V1も大きい値となるため、シュミット回路29の入力
電圧V2は0V以下となってシュミット回路29の出力
電圧V3は−Vccとなり、トランジスタ36がオンし
て出力端子39からハイレベルの異常信号が出力され、
例えば図3には図示しない後段のNCへのこの異常信号
の取り込みによって機械を瞬時に止めることで、機械ま
たは加工ワークの損傷を最小限に抑えることができる。
また、異常信号によりブザー等の警報手段(図示せず)
を駆動することで、タイミングベルト5の破断等の異常
の発生を作業者に報知することができる。
【0029】ところで、両検出器6、7により両プーリ
1、3の回転数を検出し、両検出器6、7から出力され
るパルス信号から成る検出信号をF/V変換してその差
を導出するようにしているため、例えば両プーリ1、3
の回転数に比例したパルス数をカウントして両プーリ
1、3の回転数の差を検出する場合に比べて、精度よく
回転数の差を検出することができる。
【0030】また、反転増幅回路23のオフセット調整
用可変抵抗27及び感度調整用可変抵抗26の調整によ
って、タイミングベルト5の破断だけでなく、上記した
ようにタイミングベルト5とプーリ1、3との間或いは
プーリ1、3と軸2、4との間の許容範囲を超えるよう
な滑りの発生をも検出でき、両軸2、4に軸着された両
プーリ1、3及びタイミングベルト5からなる動力伝達
機構の種々の異常を検出することが可能になる。
【0031】従って、上記した実施形態によれば、両プ
ーリ1、3が高速回転する場合であっても、両プーリ
1、3間に張架されたタイミングベルト5の破断やタイ
ミングベルト5とプーリ1、3との間或いはプーリ1、
3と軸2、4との間の許容範囲を超えるような滑りとい
った異常を精度よく検出することができる。
【0032】また、両検出器6、7に非接触式センサで
ある近接スイッチを用いたため、これら両検出器6、7
の破損を招くことなく精度のよい検出が可能になる。
【0033】なお、両プーリ1、3の回転数を検出する
検出器6、7は、上記した近接スイッチに限定されるも
のではなく、高応答性のフォトインタラプタであっても
よいのは勿論である。
【0034】また、上記実施形態では、両検出器6、7
からのパルス信号から成る検出信号の周波数を電圧に変
換する場合について説明したが、電流に変換するように
しても上記実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0035】また、上記実施形態では、工作機械の移動
軸におけるボールねじとサーボモータとの動力伝達機構
の異常を検出する場合について説明したが、このような
工作機械の分野に限定されるものではなく、一般の主動
軸から従動軸に動力を伝達する動力伝達機構の異常を検
出する場合にもこの発明を適用することができるのは勿
論であり、この場合も上記した実施形態と同等の効果を
得ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、両プーリ間に張架されたベルトの破断やベルト
・プーリ間或いはプーリ・軸間の許容範囲を超えるよう
な滑り等の異常を精度よく検出することが可能になる。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、検
出器に非接触式センサを用いることによって、これらセ
ンサの破損を招くことなく精度のよい検出が可能にな
る。
【0038】また、請求項3に記載の発明によれば、差
分導出部の出力からベルトの破断やベルト・プーリ間或
いはプーリ・軸間の許容範囲を超える滑りといった異常
の発生を容易に判断できる。
【0039】また、請求項4に記載の発明によれば、工
作機械の移動軸における動力伝達機構等のように高速の
回転を伝達する部分の異常であっても、高精度に検出す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の正面図である。
【図2】一実施形態の平面図である。
【図3】一実施形態の結線図である。
【図4】一実施形態の動作説明図である。
【図5】一実施形態の動作説明図である。
【図6】一実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
1、3 第1、第2プーリ 5 タイミングベルト 6、7 第1、第2検出器 13、14 第1、第2変換部 15 差分導出部 22 絶対値回路 23 反転増幅回路 29 シュミット回路 40 異常信号出力部 42 異常判断部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1プーリと第2プーリとの間に張架さ
    れたベルトと、 前記両プーリ各々が軸着されている軸の回転をそれぞれ
    検出する第1及び第2検出器と、 前記両検出器それぞれの出力信号を電圧または電流に変
    換する第1及び第2変換部と、 前記両変換部の出力の差を導出する差分導出部と、 前記差分導出部の出力が所定値を超えているかどうかを
    判断し前記所定値を超えているときに異常信号を出力す
    る異常判断部とを備えていることを特徴とする動力伝達
    機構の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記両検出器が非接触式センサから成
    り、前記両軸の回転数に比例した周波数のパルス信号を
    出力することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達機
    構の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記異常判断部が、前記差分導出部の出
    力と前記所定値とを比較する比較器から成ることを特徴
    とする請求項1または2に記載の動力伝達機構の異常検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記両軸のうちいずれか一方が、モータ
    により高速回転されることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の動力伝達機構の異常検出装置。
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