JP2007085925A - クランクプレスの回転位置検出装置 - Google Patents

クランクプレスの回転位置検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007085925A
JP2007085925A JP2005275955A JP2005275955A JP2007085925A JP 2007085925 A JP2007085925 A JP 2007085925A JP 2005275955 A JP2005275955 A JP 2005275955A JP 2005275955 A JP2005275955 A JP 2005275955A JP 2007085925 A JP2007085925 A JP 2007085925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotational position
position detector
detectors
absolute
crank press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005275955A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kinoshita
裕次 木下
Masahiro Funo
正浩 布野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
Priority to JP2005275955A priority Critical patent/JP2007085925A/ja
Publication of JP2007085925A publication Critical patent/JP2007085925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】クランクプレスのクランク軸の回転位置を高い精度と信頼性で検出可能とし、その回転位置の検出に用いるアブソリュート型回転位置検出器にノイズが印加されても、回転位置検出器の故障を的確に判定できるようにすることである。
【解決手段】クランク軸3の2種類の回転位置検出器の一方を、レゾルバ11aと位置変換器11bから成るアブソリュート型回転位置検出器、他方をロータリエンコーダ12aとパルスカウンタ12bから成るインクリメンタル型回転位置検出器として、クランクプレスのクランク軸3の回転位置を高い精度と信頼性で検出可能にするとともに、演算器13で比較演算される両者の検出値の差が複数回連続して所定の閾値を越えたときに、いずれかの回転位置検出器が故障であると判定することにより、アブソリュート型回転位置検出器にノイズが印加されても、回転位置検出器の故障を的確に判定できるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、クランクプレスのクランク軸の回転位置を検出するクランクプレスの回転位置検出装置に関する。
クランクプレスはクランク軸を回転させてラムを昇降させ、高速でプレス動作を行う。タンデムプレスラインやトランスファプレス等に適用され、ワークの搬送等のハンドリングが自動で行なわれるクランクプレスでは、高速で行なわれるプレス動作にワークのハンドリングタイミングを合わせるために、クランク軸の回転位置を精度よく検出する必要がある。このため、高精度で信頼性の高い回転位置検出装置が求められる。
一方、各種機械の回転部の回転位置を高い精度と信頼性で検出する回転位置検出装置として、回転部に2つの回転位置検出器を取り付けて、このうちの一方を絶対回転位置信号を出力するアブソリュート型ロータリポテンショメータ、他方を相対回転量を検出するインクリメンタル型ロータリエンコーダとして、両者から出力される検出値を比較演算し、比較演算された両検出値の差が所定の閾値を越えたときにいずれかの回転位置検出器が故障であると判定する故障判定回路を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、回転位置を検出するものではないが、プレス機械のワーク搬送装置を駆動するリニアモータの位置検出を行う複数個のエンコーダ(位置検出器)を設け、そのうちの少なくとも1つをアブソリュート型エンコーダ、他をインクリメンタル型エンコーダとして、これらの検出値の偏差を演算し、この偏差が所定の閾値を越えたときにいずれかのエンコーダが異常であると判定する異常判定手段を設けたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
前記絶対回転位置を検出するアブソリュート型回転位置検出器には、アナログ信号を出力するロータリポテンショメータや、デジタル信号を直接、またはアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する各種のロータリエンコーダがある。このアブソリュート型回転位置検出器の1つとして、レゾルバと呼ばれる検出部で、1次巻線に交流電圧を加えて2次巻線から位相のずれた交流信号(アナログ信号)を得、この検出部で得られた交流信号の位相のずれを絶対回転位置(デジタル信号)に変換する電磁誘導式のものが知られている(例えば、特許文献3参照)。この電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器は、検出部の構造が簡単で無接触式であるので、クランクプレスのクランク軸のように振動が大きい環境で使用しても、ハード的に高い信頼性を得ることができる。
一方、相対回転量を検出するインクリメンタル型回転位置検出器には、回転部に取り付けた被検出部材による光切断等のパルスをカウントするロータリエンコーダが多く用いられている。このインクリメンタル型のロータリエンコーダは、基準位置からの相対回転量を検出することにより回転位置を精度よく検出できるが、被検出部材が回転部に取り付けられるので、振動が大きい環境では、ハード的にあまり高い信頼性を得ることができない。
特開平5−157584号公報 特開2004−255418号公報 特開昭57−70406号公報
クランクプレスのクランク軸の回転位置を高い精度と信頼性で検出するためには、特許文献1、2に記載されたもののように、(回転)位置を検出する2種類の(回転)位置検出器を設けて、比較演算される両者の検出値の差が所定の閾値を越えたときにいずれかの位置検出器が故障であると判定する故障判定回路を設けるようにし、2種類の回転位置検出器の一方を、レゾルバと呼ばれる検出部で、1次巻線に交流電圧を加えて2次巻線から位相のずれた交流信号を得、この検出部で得られた交流信号の位相のずれを絶対回転位置に変換する電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器、他方を相対回転量を検出するインクリメンタル型回転位置検出器とすることが考えられる。
しかしながら、前記電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器は、使用環境に対するハード的な信頼性は高いが、検出部からの交流信号にノイズが印加されると、微少時間毎に変換される絶対回転位置が一時的に異常値を示すことがあり、いずれの回転位置検出器にも故障が生じていないのに、故障と判定する恐れがある。
そこで、本発明の課題は、クランクプレスのクランク軸の回転位置を高い精度と信頼性で検出可能とし、その回転位置の検出に用いるアブソリュート型回転位置検出器にノイズが印加されても、回転位置検出器の故障を的確に判定できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、クランクプレスのクランク軸の回転位置を検出する2種類の回転位置検出器を設け、これらの回転位置検出器の検出値を比較演算することにより、いずれか一方の回転位置検出器が故障であると判定する故障判定手段を備えたクランクプレスの回転位置検出装置において、前記2種類の回転位置検出器の一方を、1次巻線に交流電圧を加えて2次巻線から位相のずれた交流信号を得、この交流信号の位相のずれを絶対回転位置に変換する電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器とし、他方を相対回転量を検出するインクリメンタル型回転位置検出器として、微少時間毎に出力される前記アブソリュート型とインクリメンタル型との2種類の回転位置検出器の検出値を比較演算し、比較演算された両検出値の差が複数回連続して所定の閾値を越えたときに、前記2種類の回転位置検出器のいずれかが故障であると判定する構成を採用した。
すなわち、クランク軸の回転位置を検出する2種類の回転位置検出器の一方を、ハード的な信頼性の高い電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器、他方を高精度のインクリメンタル型回転位置検出器として、クランクプレスのクランク軸の回転位置を高い精度と信頼性で検出可能にするとともに、比較演算される両者の検出値の差が複数回連続して所定の閾値を越えたときに、2種類の回転位置検出器のいずれかが故障であると判定することにより、アブソリュート型回転位置検出器にノイズが印加されても、回転位置検出器の故障を的確に判定できるようにした。
本発明のクランクプレスの回転位置検出装置は、クランク軸の回転位置を検出する2種類の回転位置検出器の一方を、ハード的な信頼性の高い電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器とし、他方を高精度のインクリメンタル型回転位置検出器として、比較演算される両者の検出値の差が複数回連続して所定の閾値を越えたときに、2種類の回転位置検出器のいずれかが故障であると判定するようにしたので、クランクプレスのクランク軸の回転位置を高い精度と信頼性で検出可能とし、アブソリュート型回転位置検出器にノイズが印加されても、回転位置検出器の故障を的確に判定することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1(a)、(b)は、本発明に係る回転位置検出装置を取り付けたクランクプレスを示す。このクランクプレスは、フレーム1にプーリ2でベルト駆動されるクランク軸3が横架されて、クランク軸3の偏心軸部3aにコンロッド4が外嵌され、コンロッド4にピン結合されたラム5が昇降するようになっており、ラム5とフレーム1のベースに取り付けられた上下の金型6a、6b間でワークがプレスされる。図示は省略するが、ワークは自動ハンドリング装置によって、上下の金型6a、6b間に搬入、搬出されるようになっている。
前記クランク軸3の軸端部にはギヤボックス7が設けられ、このギヤボックス7に、クランク軸3の回転位置を検出する電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器のレゾルバ11aと、インクリメンタル型回転位置検出器のロータリエンコーダ12aとが取り付けられている。
前記レゾルバ11aは、図2に示すように、1次巻線に交流電圧Aを加えて2次巻線から位相のずれた交流信号Bを得るものであり、後述する位置変換器11bで位相のずれαを回転位置に変換することにより、絶対回転位置を検出することができる。
図3に示すように、前記レゾルバ11aの出力は位置変換器11bを介して演算器13に入力され、ロータリエンコーダ12aの出力はパルスカウンタ12bを介して演算器13に入力されている。演算器13は、微少時間毎に出力されるレゾルバ11aと位置変換器11bで構成されるアブソリュート型回転位置検出器の検出値と、ロータリエンコーダ12aとパルスカウンタ12bで構成されるインクリメンタル型回転位置検出器の検出値とを比較演算し、比較演算された両検出値の差が複数回連続して所定の閾値を越えたときに、その故障判定回路13aから、いずれかの回転位置検出器が故障と判定する故障信号を出力する。
なお、前記位置変換器11b、パルスカウンタ12bおよび演算器13は、クランクプレスの制御盤14に組み込まれており、いずれの回転位置検出器も正常の場合は、検出されたクランク軸3の回転位置に基づいて、自動ハンドリング装置を作動するON・OFF信号を出力する。
aは本発明に係る回転位置検出装置を取り付けたクランクプレスを示す縦断面図、bはaのIb−Ib線に沿った断面図 図1のレゾルバの出力を説明するグラフ 本発明に係る回転位置検出装置のブロック図
符号の説明
1 フレーム
2 プーリ
3 クランク軸
3a 偏心軸部
4 コンロッド
5 ラム
6a、6b 金型
7 ギヤボックス
11a レゾルバ
11b 位置変換器
12a ロータリエンコーダ
12b パルスカウンタ
13 演算器
13a 故障判定回路
14 制御盤

Claims (1)

  1. クランクプレスのクランク軸の回転位置を検出する2種類の回転位置検出器を設け、これらの回転位置検出器の検出値を比較演算することにより、いずれか一方の回転位置検出器が故障であると判定する故障判定手段を備えたクランクプレスの回転位置検出装置において、前記2種類の回転位置検出器の一方を、1次巻線に交流電圧を加えて2次巻線から位相のずれた交流信号を得、この交流信号の位相のずれを絶対回転位置に変換する電磁誘導式のアブソリュート型回転位置検出器とし、他方を相対回転量を検出するインクリメンタル型回転位置検出器として、微少時間毎に出力される前記アブソリュート型とインクリメンタル型との2種類の回転位置検出器の検出値を比較演算し、比較演算された両検出値の差が複数回連続して所定の閾値を越えたときに、前記2種類の回転位置検出器のいずれかが故障であると判定するようにしたことを特徴とするクランクプレスの回転位置検出装置。
JP2005275955A 2005-09-22 2005-09-22 クランクプレスの回転位置検出装置 Pending JP2007085925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275955A JP2007085925A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 クランクプレスの回転位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275955A JP2007085925A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 クランクプレスの回転位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007085925A true JP2007085925A (ja) 2007-04-05

Family

ID=37973046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005275955A Pending JP2007085925A (ja) 2005-09-22 2005-09-22 クランクプレスの回転位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007085925A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101975592A (zh) * 2010-09-28 2011-02-16 北京金自天正智能控制股份有限公司 空心轴重载旋变编码器
CN110285846A (zh) * 2019-06-12 2019-09-27 南京钢铁股份有限公司 一种绝对值编码器在线诊断方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101975592A (zh) * 2010-09-28 2011-02-16 北京金自天正智能控制股份有限公司 空心轴重载旋变编码器
CN110285846A (zh) * 2019-06-12 2019-09-27 南京钢铁股份有限公司 一种绝对值编码器在线诊断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9007056B2 (en) Monitoring device and monitoring method for rotary encoder
US7742836B2 (en) Control unit
JP2012071925A (ja) コンベアのベルトスリップ検出方法、およびコンベアのベルトスリップ検出機構
Girardin et al. Tool wear detection in milling—An original approach with a non-dedicated sensor
CN110174873B (zh) 伺服控制装置
CN112240370A (zh) 具有扭矩检测装置的摆线变速器
JP5936655B2 (ja) 乗客コンベヤのチェーン片伸び検出装置
JP6466357B2 (ja) 産業機械および異常検出方法
JP2007085925A (ja) クランクプレスの回転位置検出装置
US20180038715A1 (en) Position measuring device and method for operating a position measuring device
US9356550B2 (en) Motor controller having abnormality detection function of power transmission unit between motor and main shaft
JP2018146562A (ja) 診断システム
JP4229823B2 (ja) 歯車破損検出装置および歯車破損検出方法
US11886205B2 (en) Servo motor controller
US9134143B2 (en) Absolute position detector with abnormality detection function
JP5215188B2 (ja) 駆動装置のための監視装置
JP6006069B2 (ja) エンコーダおよびエンコーダの異常検出方法
US10639759B2 (en) Load state diagnosis device and load state diagnosis method for servomotor
JPH03100411A (ja) 位置検出器の異常判定装置
JP2011107030A (ja) 転がり直動装置の作動状態監視方法および作動状態監視装置
JP3987498B2 (ja) モニター装置
JP2007288829A (ja) 機械の異常検出方法およびその装置
CN108430695B (zh) 机床
JP7277291B2 (ja) サーボモータの制御装置
JP5587695B2 (ja) ノイズ状態検出機能付きエンコーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A02 Decision of refusal

Effective date: 20091110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02