JP2014014914A - 切削加工装置および切削加工方法 - Google Patents

切削加工装置および切削加工方法 Download PDF

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Yuki Kuwabara
優樹 桑原
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雅三 浜田
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暁尭 周
Yukio Arimoto
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Abstract

【課題】細径の複数歯切削工具を用いる場合であっても、装置全体の測定ノイズに埋もれることなく精度よく切削抵抗を知ることのできる切削加工装置および方法が求められている。
【解決手段】切削加工装置1は、複数の切り歯を有する複数歯切削工具7と、複数歯切削工具7を取り付けて回転駆動するチャック部6とを有していて、複数歯切削工具7の送り速度または被切削物Hへの切込量などの切削条件を制御可能な装置であって、切削加工中の複数歯切削工具7の衝撃量を得るための監視信号を検出するセンサ15とを有しており、更に、センサ15により検出された複数歯切削工具7に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得るデータ変換手段と、得られた周波数軸波形データから複数歯切削工具7の回転数の切り歯倍数に係る周波数での監視信号を、切削抵抗と相関のある衝撃量として抽出する衝撃量抽出手段と、抽出された衝撃量を出力する衝撃量出力手段とを有する制御装置16を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンドミルやフライス盤などに代表される、複数の切り歯を有する複数歯切削工具を用いた切削加工装置および切削加工方法に関するものである。
この種の複数歯切削工具を使用した切削加工を行なうにあたり、複数歯切削工具の切り歯にかかる切削抵抗は、複数歯切削工具の損耗回避や加工精度の向上化に利用することができる。しかしながら、加工時の切削抵抗を数値でモニタリングすることを実施せず、職人の勘に頼っている場合が多かった。そのために、個人差による加工精度のバラツキが生じやすく、常に高精度で切削加工を行なうことは困難であった。
一方で、前記したような切削抵抗に関連して生じる工具摩耗を検出する技術として、切削工具を用いた切削加工時に発生す切削加工音を検出し、検出した切削加工音データをデータ処理して工具摩耗の低減化に役立てようとしたものが知られている(下記の特許文献1、2)。
特開2006−130604号公報 特開2002−59342号公報
しかしながら、例えば外径0.5mmといったような細径の複数歯切削工具を用いた切削加工では、切削加工音データの検出レベルが低くなるために切削加工音データが装置全体の測定ノイズに埋もれてしまい、切削抵抗を知るための適切な検出データが得られないという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、細径の複数歯切削工具を用いる場合であっても、装置全体の測定ノイズに埋もれることなく精度よく切削抵抗を知ることのできる切削加工装置および切削加工方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る切削加工装置は、複数の切り歯を有する複数歯切削工具と、複数歯切削工具を取り付けて回転駆動するチャック部とを有していて、複数歯切削工具の送り速度または被切削物への切込量などの切削条件を制御可能な切削加工装置であって、切削加工中の複数歯切削工具の衝撃量を得るための監視信号を検出するセンサと、前記センサにより検出された複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得るデータ変換手段と、得られた周波数軸波形データから複数歯切削工具の回転数の切り歯倍数に係る周波数での監視信号を、切削抵抗と相関のある衝撃量として抽出する衝撃量抽出手段と、抽出された衝撃量を出力する衝撃量出力手段と、を備えている構成にしてある。
また、前記構成において、複数の切込量について被切削物をそれぞれ切削したときに切込量ごとに出力された衝撃量から切込量軸曲線データを算出する切込量軸曲線データ算出手段と、衝撃量と切込量とが比例関係にあるリニア領域を前記切込量軸曲線データから抽出するリニア領域抽出手段と、を備えているものである。
そして、前記構成において、切込量軸曲線データのリニア領域を記憶するリニア領域記憶手段と、切削加工時に出力された衝撃力が前記リニア領域内に入るように切削条件を制御する切削条件制御手段と、を備えているものである。
更に、前記した各構成において、切込量軸曲線データにおける、リニア領域と、衝撃量と切込量とが比例関係にないノンリニア領域との境目の衝撃量を閾値関連値として記憶する閾値記憶手段と、前記閾値関連値から得られる閾値と切削加工時に出力された衝撃力とを比較する衝撃力比較手段と、前記衝撃力比較手段による比較結果に基づいて切削加工時における複数歯切削工具の折損、摩耗またはビビリを予知する異常予知手段と、を備えているものである。
また、センサにより検出される監視信号は、衝撃量を得られるものであれば特に限定されないが、複数歯切削工具を回転させる回転駆動源の消費電力または電流、あるいは装置本体の加速度が好適に用いられる。
そして、本発明に係る切削加工方法は、複数の切り歯を有する複数歯切削工具と、複数歯切削工具を取り付けて回転駆動するチャック部とを有していて、複数歯切削工具の回転数または被切削物への切込量などの切削条件を制御可能な切削加工装置を用いる切削加工方法であって、切削加工中の複数歯切削工具の衝撃量を得るための監視信号を検出する検出ステップと、検出された複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得るデータ変換ステップと、得られた周波数軸波形データから複数歯切削工具の回転数の切り歯倍数に係る周波数での監視信号を、切削抵抗と相関のある衝撃量として抽出する抽出ステップと、抽出された衝撃量を出力する出力ステップと、を備えているものである。
本発明に係る切削加工装置および切削加工方法によれば、加速度センサにより検出された複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得、得られた周波数軸波形データから複数歯切削工具の回転数の切り歯倍数に係る周波数での監視信号を、切削抵抗と相関のある衝撃量として抽出し、抽出された衝撃量を出力するので、利用者は、出力された衝撃量から、切削抵抗を間接的に数値化したものとして知ることができる。このように知り得た切削抵抗は、複数歯切削工具の損耗回避や加工精度の向上化に利用することができる。特に、切り歯の歯数と回転数を利用して得ているので、細径の複数歯切削工具を用いた場合であっても装置全体の測定ノイズに埋もれることなく高精度に衝撃量を得ることができる。
また、データ変換手段と切込量軸曲線データ算出手段とリニア領域抽出手段とを備えているものでは、データ変換手段が、複数の切込量について被切削物をそれぞれ切削したときに切込量ごとに検出された複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データをそれぞれ得る。切込量軸曲線データ算出手段が、切込量ごとに出力された衝撃量から切込量軸曲線データを算出する。リニア領域抽出手段が、衝撃量と切込量とが比例関係にあるリニア領域を前記切込量軸曲線データから抽出するので、衝撃量および切込量がリニア領域内にあるか否かを知ることができ、その情報を切削条件に反映させることができる。
そして、リニア領域記憶手段と切削条件制御手段とを備えているものでは、切込量軸曲線データのリニア領域がリニア領域記憶手段によって記憶され、切削加工時に出力された衝撃力がリニア領域内に入るように切削条件が制御されるので、複数歯切削工具が異常状態に陥る切削条件を未然に回避して、加工精度よく切削加工を行なうことができる。
更に、閾値記憶手段と衝撃力比較手段と異常予知手段とを備えているものでは、切込量軸曲線データにおける、リニア領域と、衝撃量と切込量とが比例関係にないノンリニア領域との境目の衝撃量が閾値関連値として記憶され、次の切削加工時に出力された衝撃力と、以前に記憶された閾値関連値から得られる閾値とが比較され、その比較結果に基づいて、以後の切削加工時における複数歯切削工具の折損、摩耗またはビビリが予知されるので、複数歯切削工具の折損に対する余裕度、摩耗具合、要求される加工精度を出せるか否かを知ることができる。これにより、極力、複数歯切削工具の折損や異常摩耗などを回避することができ、加工精度よくバラツキなく切削加工を行なうことができる。
また、センサにより検出される監視信号は、衝撃量を得られるものであれば特に限定されないが、複数歯切削工具を回転させる回転駆動源の消費電力または電流、あるいは装置本体の加速度を用いることができる。これらは比較的利用しやすい信号であるから、安価で簡素な構成により実現され得る。
本発明の一実施形態に係る切削加工装置の概略斜視図である。 前記切削加工装置の制御系統を示す概略ブロック構成図である。 前記切削加工装置の複数歯切削工具により被切削物の表面を切削して溝部を形成する態様を示す外観図である。 前記切削加工装置の複数歯切削工具の状態を切込量の差により示した説明図である。 切込量=0.05mmの条件で検出された複数歯切削工具の加速度の時間軸波形データからフーリエ変換により得られた周波数軸波形データを示すグラフの図である。 切込量=0.30mmの条件で検出された複数歯切削工具の加速度の時間軸波形データからフーリエ変換により得られた周波数軸波形データを示すグラフの図である。 切込量ごとに出力された複数の衝撃量から算出された切込量軸曲線データを示すグラフの図である。 一般的な応力〜ひずみ曲線を示すグラフの図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。図1は本発明の一実施形態に係る切削加工装置の概略斜視図、図2は前記切削加工装置の制御系統を示す概略ブロック構成図、図3は前記切削加工装置の複数歯切削工具により被切削物の表面を切削して溝部を形成する態様を示す外観図、図4は前記切削加工装置の複数歯切削工具の状態を切込量の差により示した説明図である。
各図において、この実施形態に係る切削加工装置1は、装置本体2と、装置本体2に下方から支持されて奥行き方向(矢印Y方向)へ移動可能な第1テーブル3とを備えている。第1テーブル3は装置本体2の下部上面に形成されたレール部で支持され、装置本体2の下部に支持固定されたY軸モータ9と連結された雄ネジロッド10によって回転させられるボールねじ機構により、奥行き方向(矢印Y方向)に移動可能とされている。第1テーブル3の上方には、第1テーブル3の上面に形成されたレール部で支持され、左右方向(矢印X方向)へ移動可能な第2テーブル4が設けられている。第2テーブル4は、水平面と略平行なワーク設置面を備えており、第1テーブル3に支持固定されたX軸モータ11と連結された雄ネジロッド12によって回転させられるボールねじ機構により、左右方向に移動可能とされている。第2テーブル4のワーク載置面には、被切削物Hである円筒鋼管が載置されて固定されている。
第2テーブル4の上方には、エンドミルである複数歯切削工具7が配置されている。複数歯切削工具7は、軸部41と、軸部41の下部に螺旋翼状に形成された2枚の切れ歯40,40(図4参照)とから構成されている。複数歯切削工具7の切り歯40,40は第2テーブル4上の被切削物Hと対向して配置されている。複数歯切削工具7の切り歯40,40と反対側の軸部41の端部は、チャック部6によって着脱可能に掴持されている。チャック部6は複数歯切削工具7と一体的に主軸用モータ8によって回転駆動されるものであり、主軸用モータ8は主軸支持部5によって支持されている。主軸モータ8内には主軸センサ(図示省略)が設けられている。主軸支持部5は、その背面が装置本体2の前面に形成されたレール部に支持され、装置本体2の上部に支持固定されたZ軸モータ13と連結された雄ネジロッド14によって回転させられるボールねじ機構により、装置本体2に対し上下方向(矢印Z方向)に移動可能とされている。
そして、切削加工中の装置本体2、主軸支持部5、および複数歯切削工具7などの加速度(監視信号の例)を検出する加速度センサ15(センサの例)が、主軸支持部5の上面および主軸用モータ8(回転駆動源の例)の側面に接した状態で設置されている。また、複数歯切削工具7の回転数N、送り速度nまたは被切削物Hへの切込量Dなどの切削条件を調整して切削加工装置1の制御を行なう制御装置16を備えている。更に、この切削加工装置1は、X軸センサ19、Y軸センサ20、およびZ軸センサ21を備えている。X軸センサ19は、被切削物Hが設置される第2テーブル4の左右方向の位置を検出するセンサである。Y軸センサ20は、第2テーブル4の奥行き方向の位置を検出するセンサである。Z軸センサ21は、複数歯切削工具7の上下方向の位置を検出するセンサである。主軸用モータ8内に配備されている主軸センサ(図示省略)は、主軸用モータ8の回転数Nを検出するセンサである。
制御装置16は、図2に示すように、データロガーの機能を有するCPU(演算処理ユニット)22を中心として構成され、時間軸を刻むクロック手段Cなどを有している。これらのCPU22、クロック手段C、メモリMなどはデータバスDBを介して相互にデータ通信可能に接続されている。データバスDBのデータ入力側には、人手などによる外部からのデータ入力に用いられるキーボードやタッチパネルなどに代表される外部入力部18、加速度センサ15、X軸センサ19、Y軸センサ20,Z軸センサ21などが接続されている。また、データバスDBのデータ出力側には、主軸用モータ8、Y軸モータ9、X軸モータ11、Z軸モータ13、液晶モニタなどに代表される表示部17がそれぞれのドライバを介して接続されている。そして、CPU22には、後で詳述する、データ変換手段30、衝撃量抽出手段31、衝撃量出力手段32、切込量軸曲線データ算出手段33、リニア領域抽出手段34、切削条件制御手段35、衝撃力比較手段36、および異常予知手段37の各機能が、プログラムデータとして設定されている。尚、データ変換手段30の機能は、一つの時間軸波形データVから フーリエ変換により一つの周波数軸波形データWを得るデータ変換手段30の機能も含んでいる。メモリMは、後で詳述する、リニア領域記憶手段38の機能および閾値記憶手段39の機能を具現化するための記憶領域が確保されている。
「実施形態1」
上記のように構成された切削加工装置1の作用を以下に説明する。まず、第2テーブル4のワーク載置面上に置かれた被切削物Hがチャック装置45で固定された状態で、制御装置16のCPU22は、Y軸センサ20およびX軸センサ19からの検出データを参照しながらY軸モータ9およびX軸モータ11を駆動制御し、被切削物Hの切削目標部位を複数歯切削工具7の直下位置に相対移動させる。次に、CPU22は、主軸用モータ8を駆動させて複数歯切削工具7を所定の回転数N(例えば5000rpm)で回転させる。続いて、CPU22は、Z軸センサ21からの検出データを参照しながらZ軸モータ13を駆動制御し、複数歯切削工具7を下降させて被切削物Hの切削目標部位の切削を開始する。更に、外部入力部18から設定入力されている切込量Dの深さぶん、Z軸モータ13の駆動により複数歯切削工具7が被切削物Hを切り込む。そして、第1テーブル3および第2テーブル4を送り込むことにより、切削目標部位の形状に沿って切削を行ない、所望する溝部H1を形成するようになっている。
上記のように、被切削物Hの切削目標部位を切削する際に、加速度センサ15は切削加工装置1全体の加速度A(振動加速度)を検出しており(検出ステップ)、時間軸波形データVとして制御装置16へ出力している。そして、CPU22のデータ変換手段30が、複数歯切削工具7の加速度Aの時間軸波形データVに対しフーリエ変換を実行して、図5または図6に示すような周波数軸波形データWを得る(データ変換ステップ)。次に、CPU22の衝撃量抽出手段31は、得られた周波数軸波形Wデータから複数歯切削工具7の回転数Nの切り歯倍数(2の倍数)に係る周波数F(例えば167Hz)での加速度Aを、切削抵抗と相関のある衝撃量Eとして抽出する(抽出ステップ)。そして、CPU22の衝撃量出力手段32は、抽出された衝撃量Eを例えば表示部17へ出力する(出力ステップ)。表示部17は、その衝撃量Eの値を画面に表示する。利用者は、表示出力された衝撃量Eの値を見て、切削抵抗を数値として間接的に知ることができ、これを利用して切削条件を調整することができる。
ところで、複数歯切削工具7が受ける切削抵抗が大きいときは衝撃量Eが大きく、切削抵抗が小さいときは衝撃量Eが小さいのであるが、小径の複数歯切削工具7(例えば外径d=0.5mm程度のエンドミル)の場合、切削抵抗の測定は困難であった。これは、測定値の出力レベルが低くなるために装置全体の測定ノイズに埋もれやすいためである。それに対し、本実施形態に係る切削加工装置1は、切り歯40の歯数と回転数Nを利用しているので、細径の複数歯切削工具7を用いた場合であっても、切り歯40が被切削物Hに衝突する際の衝撃量Eを、装置全体の測定ノイズに埋もれさせることなく高精度に得ることができる。このような衝撃量Eを得る切削加工装置1は、切込量Dとの比例関係が良好で再現性が良く、S/N比も好ましく、測定ノイズを除去して衝撃量Eのみを抽出することも容易であった。すなわち、切削加工中の切削抵抗と相関のある衝撃量Eを数値としてモニタリングし、切削加工に役立てることができる。また、個人差による加工精度のバラツキを生じにくいという効果も奏する。
「実施形態2」
ところで、複数歯切削工具7が寿命に達しても切削条件を緩和させることで、切削加工を暫定的に続けることは可能である。因みに、予備工具の入荷待ちや工具交換のタイミング待ちの状況のように、寿命を過ぎた複数歯切削工具7をそのまま使用して加工せざるを得ない状況が現存する。この切削加工装置1は、そういう状況下でも、複数歯切削工具7を折損させることなく切削加工を続けられるコーチング機能を備えている。
すなわち、複数の切込量D(例えば、D=0.05mm、0.10mm、0.20mm、0.30mm)について被切削物Hをそれぞれ切削したときに切込量Dごとに検出された複数歯切削工具7の加速度Aの時間軸波形データV,V,V,Vにフーリエ変換が施されて、周波数軸波形データW,W,W,Wがそれぞれ得られる。更に、衝撃量抽出手段31および衝撃量出力手段32により切込量Dごとに出力された衝撃量E,E,E,Eから、CPU22の切込量軸曲線データ算出手段33が、図7に示すような切込量軸曲線データUを算出する。そして、CPU22のリニア領域抽出手段34は、衝撃量Eと切込量Dが比例関係にある比例直線T上に位置するリニア領域Reを切込量軸曲線データUから抽出し、メモリMへ出力する。このリニア領域Reは、メモリMのリニア領域記憶手段38により記憶される。そして、CPU22の切削条件制御手段35は、以後の切削加工時に出力された衝撃力EがメモリM中のリニア領域Re内に入るように、複数歯切削工具7の送り速度nや切込量Dといった切削条件を小さくする。
上記したように、この切削加工装置1は、切削抵抗の指標となる衝撃量Eを常時監視している。そして、工具寿命が過ぎた状態の複数歯切削工具7をそのまま使って切削加工を続けるのであれば、切削抵抗を減らすように切削条件を制御する。具体的には、複数歯切削工具7の送り速度nや切込量Dが小さくされる。そして、図7中に一点鎖線で示すリニア領域Re内に衝撃量Eが常時入るように切削条件が緩和されることにより、複数歯切削工具7の折損や異常摩耗が未然に防止され、加工精度も低下させないのである。
「実施形態3」
ところで、切込量軸波形データU(図7参照)では、多くの場合、衝撃量Eと切込量Dとの比例関係が崩れる閾値関連値Svが存在する。そして、制御を行なうための閾値は、安全性の加味度合を考慮し、閾値関連値Svの例えば0.8倍あるいは1.2倍といった安全率を加味した値に設定される。この例では、理解を容易にするため、閾値=閾値関連値Sv×1.0としている。そこで、出力された衝撃量Eが閾値関連値Sv(=閾値)を超えてノンリニア領域Rf内に入れば、複数歯切削工具7が寿命に達したと判断することができる。このような手法は、図8に示した材料の耐力や引張強さの一般的な定義方法と同じで普遍性があり、合理的で利用価値が高いものであるから、汎用的に利用することができる。
すなわち、CPU22は、切込量軸曲線データUにおける、リニア領域Reと、衝撃量Eと切込量Dが比例関係にないノンリニア領域Rfとの境目の衝撃量Eを閾値関連値Svとして抽出し、メモリMの閾値記憶手段39が閾値関連値Svを記憶する。CPU22の衝撃力比較手段36は、切削加工時に出力された衝撃力Eと、メモリMの閾値関連値Svから得られる閾値とを比較する。そして、CPU22の異常予知手段37は、衝撃力比較手段36による比較結果に基づいて、切削加工時における複数歯切削工具7が折損したり、摩耗したり、またはビビリの発生があるか否かを予知するのである。
因みに、被切削物Hの切削にあたっては、図4に示すように、浅い切込量D2で矢印X方向に切削する複数歯切削工具7(1)の場合、回転する切り歯40,40が被切削物Hに当たる振動衝撃の大きさ(衝撃量)は小さいので、切り歯40,40にかかる切削抵抗が小さく、軸部41の上側部分41Aに対する切り歯40側の曲がり量は比較的少ない。これに対し、深い切込量D1で矢印X方向に切削する複数歯切削工具7(2)の場合、回転する切り歯40,40が被切削物Hに当たる振動衝撃の大きさが大きく切り歯40,40にかかる切削抵抗も大きいので、軸部41の上側部分41Aに対する切り歯40側の曲がり量は大きくなる。
上記したように、この切削加工装置1は、複数歯切削工具7の「折損に対する余裕度」を測ることができる。すなわち、複数歯切削工具7が受ける衝撃量Eが大きいと複数歯切削工具7の曲げ量が大きく、複数歯切削工具7が折れやすくなる。一方、複数歯切削工具7が受ける衝撃量Eが小さいと複数歯切削工具7の曲げ量が小さく、複数歯切削工具7が折れにくいという判断を下すことができる。
また、切削加工装置1は、複数歯切削工具7の「摩耗具合」を測ることができる。すなわち、複数歯切削工具7が受ける衝撃量Eが大きいと複数歯切削工具7の曲げ量が大きく、工具摩耗が大きくなる。一方、複数歯切削工具7が受ける衝撃量Eが小さいと複数歯切削工具7の曲げ量が小さく、工具摩耗が小さくなるという判断を下すことができる。
そして、切削加工装置1は、要求される「加工精度を出せる状態」であるか否かを測ることができる。すなわち、複数歯切削工具7が受ける衝撃量Eが、予め記憶されている閾値関連値Svから得られる閾値を超えている場合は複数歯切削工具7の振動が大きくビビリを生じるので、高い加工精度を出せない。一方、複数歯切削工具7が受ける衝撃量Eが閾値関連値Svから得られる閾値を下回っている場合は複数歯切削工具7の振動が小さいので、高い加工精度を出せるという判断を下すことができる。
続いて、本発明をより詳しく具体化した実施例を説明する。
[実施例1]
この例では、複数歯切削工具7としてエンドミル(OSG社製で品番FX−MG−EDS;切り歯は2枚歯、外径d=0.8mmφ)を用いた。このエンドミルは、深さ1mm、長さ25mmの溝を4本切削加工した後の古品である。被切削物Hは円筒鋼管(材質:SS材)を用いた。エンドミルのX軸方向の送り速度nを15mm/minとし、エンドミルの回転数Nを5000rpmとし、切込量D=0.05mmで被切削物Hを切削しながら、トータル切込量=0.05mmの切削加工を行なった。その際に、主軸支持部5に固定された加速度センサ15により切削加工中の切削加工装置1の加速度を測定した。測定した加速度は時間軸波形データVとして得られ、周波数分解能=3.125Hzの制御装置16でデータ処理された。
この実施例1において、制御装置16でデータ処理により得られた周波数軸波形データWを図5に示す。図5の周波数軸波形データWにおいて、複数歯切削工具7の回転数N(5000rpm)の切り歯数倍(2枚)の周波数Fは、167Hz(=2×5000/60)である。このように抽出された周波数F(167Hz)における衝撃量Eは切削抵抗と相関のある値であり、1.317m/s2であった。
[実施例2]
切込量D=0.10mmで被切削物Hを切削しながら、トータル切込量=0.10mmの切削加工を行なったこと以外は、実施例1と同様の条件で処理した。周波数F(167Hz)における衝撃量Eは、2.521m/s2であった。
[実施例3]
切込量D=0.20mmで被切削物Hを切削しながら、トータル切込量=0.20mmの切削加工を行なったこと以外は、実施例1と同様の条件で処理した。周波数F(167Hz)における衝撃量Eは、4.495m/s2であった。
[実施例4]
切込量D=0.30mmで被切削物Hを切削しながら、トータル切込量=0.30mmの切削加工を行なったこと以外は、実施例1と同様の条件で処理した。制御装置16により得られた周波数軸波形データWを図6に示す。周波数F(167Hz)における衝撃量Eは、5.337m/s2であった。
実施例1〜実施例4でそれぞれ得られた周波数F(167Hz)における衝撃量E,E,E,EはCPU22によりグラフ化されて、図7に示す切込量軸曲線データUが得られた。今回用いたエンドミルの切込量軸曲線データUにおいて、リニア領域Reは、衝撃量Eが3m/s2未満の範囲であり切込量Dが0.117mm未満の範囲であって、綺麗な線形性があり計測安定性が大であった。一方、衝撃量Eが3m/s2よりも大きく、切込量Dが0.117mmよりも大きな領域はノンリニア領域Rfであった。すなわち、衝撃量Eの閾値関連値Svは3m/s2であった。
尚、上記の実施形態では、センサとして加速度センサを用い、監視信号として加速度センサ15により検出した加速度A(m/s2)を用いて衝撃量Eを得るようにしたが、本発明はそれに限定されるものでない。例えば、複数歯切削工具7を回転駆動する主軸用モータ8の消費電力(watt)または駆動時の電流(ampere)を検出し、加速度Aの代わりに、これらの監視信号を上記の手法に適用して衝撃量を得ることも可能である。
また、上記では、切り歯が2枚歯のエンドミルを例示したが、例えば3枚歯や5枚歯、あるいはそれら以外の歯数の複数歯を有するエンドミルにも適用可能である。更には、エンドミル切削装置以外の切削加工装置として、例えばフライス切削装置などにも適用できる。
そして、上記では、データ変換手段の機能としてフーリエ変換機能を例示したが、このフーリエ変換機能に替えて、バンドパスフィルター機能をデータ変換手段の機能として用いて複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得るようにすることも可能である。
1 切削加工装置
2 装置本体
6 チャック部
7 複数歯切削工具
8 主軸用モータ(回転駆動源)
15 加速度センサ(センサ)
16 制御装置
17 表示部
18 外部入力部
22 CPU
30 データ変換手段
31 衝撃量抽出手段
32 衝撃量出力手段
33 切込量軸曲線データ算出手段
34 リニア領域抽出手段
35 切削条件制御手段
36 衝撃力比較手段
37 異常予知手段
38 リニア領域記憶手段
39 閾値記憶手段
40 切り歯
A 加速度(監視信号)
D,D1,D2 切込量
D1 切込量
D2 切込量
E 衝撃量
F 周波数
H 被切削物
M メモリ
N 回転数
n 送り速度
Re リニア領域
Sv 閾値関連値
U 切込量軸曲線データ
V 時間軸波形データ
W 周波数軸波形データ

Claims (6)

  1. 複数の切り歯を有する複数歯切削工具と、複数歯切削工具を取り付けて回転駆動するチャック部とを有していて、複数歯切削工具の送り速度または被切削物への切込量などの切削条件を制御可能な切削加工装置であって、
    切削加工中の複数歯切削工具の衝撃量を得るための監視信号を検出するセンサと、
    前記センサにより検出された複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得るデータ変換手段と、
    得られた周波数軸波形データから複数歯切削工具の回転数の切り歯倍数に係る周波数での監視信号を、切削抵抗と相関のある衝撃量として抽出する衝撃量抽出手段と、
    抽出された衝撃量を出力する衝撃量出力手段と、
    を備えていることを特徴とする切削加工装置。
  2. 複数の切込量について被切削物をそれぞれ切削したときに各切込量に対応して出力された衝撃量から切込量軸曲線データを算出する切込量軸曲線データ算出手段と、
    衝撃量と切込量とが比例関係にあるリニア領域を前記切込量軸曲線データから抽出するリニア領域抽出手段と、
    を備えている請求項1に記載の切削加工装置。
  3. 切込量軸曲線データのリニア領域を記憶するリニア領域記憶手段と、
    切削加工時に出力された衝撃力が前記リニア領域内に入るように切削条件を制御する切削条件制御手段と、
    を備えている請求項2に記載の切削加工装置。
  4. 切込量軸曲線データにおける、リニア領域と、衝撃量と切込量とが比例関係にないノンリニア領域との境目の衝撃量を閾値関連値として記憶する閾値記憶手段と、
    前記閾値関連値から得られる閾値と切削加工時に出力された衝撃力とを比較する衝撃力比較手段と、
    前記衝撃力比較手段による比較結果に基づいて切削加工時における複数歯切削工具の折損、摩耗またはビビリを予知する異常予知手段と、
    を備えている請求項2または請求項3に記載の切削加工装置。
  5. センサにより検出される監視信号が、複数歯切削工具を回転させる回転駆動源の消費電力または電流、あるいは装置本体の加速度である請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の切削加工装置。
  6. 複数の切り歯を有する複数歯切削工具と、複数歯切削工具を取り付けて回転駆動するチャック部とを有していて、複数歯切削工具の回転数または被切削物への切込量などの切削条件を制御可能な切削加工装置を用いる切削加工方法であって、
    切削加工中の複数歯切削工具の衝撃量を得るための監視信号を検出する検出ステップと、
    検出された複数歯切削工具に係る監視信号の時間軸波形データから周波数軸波形データを得るデータ変換ステップと、
    得られた周波数軸波形データから複数歯切削工具の回転数の切り歯倍数に係る周波数での監視信号を、切削抵抗と相関のある衝撃量として抽出する抽出ステップと、
    抽出された衝撃量を出力する出力ステップと、
    を備えていることを特徴とする切削加工方法。
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