JP5016458B2 - 運行作業日報作成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されるデジタル式運行記録計から取得する運行データを利用して、運送事業者の作業者の運行作業情報を作成する技術に関するものである。
運送業界では、労務管理や運行状況管理等のために、ドライバー(以下、作業者という)が作業の内容(荷物を積んだ場所/時間、荷物を降ろした場所/時間、及び走行距離等)を作業日報に記録し、1日の業務が終了したときにそれを事業所に提出するといったことが従来から行われている。また、作業者が運送作業中に高速道路料金や給油料金などを立替払いした場合において、作業者はそれがどの配送区間での支払いかなどを特定しながら作業日報への記入を行っている。しかし、作業日報の作成、管理を手作業で行うことは処理スピードや人件費増大等の観点から好ましくない。
運送業界では競争が激化しているとともに、燃料費の高騰等により事業運営コストが増大しており、運送事業者にはコスト削減、輸送品質の向上等が求められている。また、環境へ配慮した車両の運行も求められている。このような観点から、作業者がどのような運行作業を行っているかを、従来の作業日報を用いるよりも迅速かつ正確に、低コストで把握することが求められている。
一方、運行データを正確に提供すること、事故発生時において直前までの運行データを記録すること、行政による監査等に必要な資料を提供すること等を目的として、運送事業者が使用するような大型貨物自動車には運行記録計(以下、デジタル式運行記録計を対象とする)を装備することが義務付けられている。
ここで、作業日報の作成をデジタル式運行記録計から取得した運行データを用いて行うことにより、作業日報作成の迅速化、低コスト化を図ることが考えられる。この点に関連する従来技術として、デジタル式運行記録計から取得した運行データを用いてコンピュータで運行管理帳票を作成する技術が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された技術では、デジタル式運行記録計の運行データが記録されたメモリカードを営業所に配置されたカード処理機に読み取らせ、読み取った運行データをパソコンから通信ネットワークを介してセンターのサーバに送信し、サーバが運行データに基づいて運行管理帳票を作成し、作成した運行管理帳票を営業所のパソコンに配信している。
特開2002−132880号公報
特許文献1をはじめとする従来の技術では、運行記録計から取得した運行データをセンターに送信し、センター側で作業者の業務予定(配送先、ルート等)と対応させて運行管理票、運行作業情報、作業日報を作成する構成としている。そのため、道路状況、配送先の都合等管理センターで事前に把握していない作業内容の変更(例えば、配送順序の変更、配送先や荷物の追加)が生じた場合などを考慮すると、どの荷物をどこでいつ積んで、その後どのくらいの距離だけ走行して、その荷物をどこでいつ降ろしたかといったデータを業務予定と運行データに基きセンター側で把握することは困難である。また、特許文献1に記載された技術では、作業者が高速道路料金や給油料金などを立替払いした場合における作業日報への記入作業の手間は何ら改善されない。
この様な状況から、ある作業者の運行作業情報は、作業者から報告を受けるまで、当日の実績データとして確定することが出来なかった。また、作業者にとっても変更内容を記録、入力する作業を伴い、報告が遅れることにより、荷主業者への請求にも影響する場合もある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、運送事業者の作業者の作業データとデジタル式運行記録計から取得する運行データとを関連付けて運行作業データとして作業者が携帯し操作する携帯端末から取得し、当該運行作業データを編集して自動的に作業日報を作成することを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、コンピュータの機能を有する携帯端末を、運送業務に用いられる車両に搭載されたデジタル式運行記録計により取得された当該車両の運行データを用いて運行作業データを生成し、運行作業データを用いて作業日報を作成するセンタサーバに前記運行作業データを送信する携帯端末として機能させるプログラムであって、前記携帯端末を、前記デジタル式運行記録計から時刻の情報を含む運行データを所定の時間間隔で受信し、それを記憶手段に格納する運行データ取得手段、前記センタサーバに対して配送ルート情報を含む業務データの要求を送信し、その要求に係る業務データを受信し、それを前記記憶手段に格納する業務データ取得手段、前記業務データ取得手段により取得された前記業務データに基づき、作業者が作業情報を入力するための画面を表示する表示手段、前記携帯端末の入力手段から作業者により前記作業情報が入力されたときに、当該作業情報の入力時刻より前であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得し、その運行データと前記作業情報とを含む運行作業データを作成し、前記センタサーバに通信ネットワークを介して送信する運行作業データ作成送信手段、として機能させるプログラムとして構成される。
前記運行作業データ作成送信手段は、前記運行作業データに含める運行データとして、前記作業情報の入力時刻より前かつ当該入力時刻から所定の時間以内であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得するようにしてもよい。

前記プログラムは前記携帯端末を、前記作業情報の入力に伴い作成される前記運行作業データを順次前記記憶手段に格納する手段、前記入力手段から前記作業者が立替払いをした料金の情報が入力されたときに、その情報が入力された時刻と、各配送区間における出発時刻及び到着時刻を含む前記記憶手段に格納された運行作業データとから、前記料金の立替払いが行われた配送区間を特定する手段、前記料金の情報と前記配送区間とを作業日報データの一部として出力する手段として更に機能させることとしてもよい。
本発明によれば、センタサーバから送信された業務データを携帯端末の記憶手段に保持しておき、その業務データが作業等の状況に応じて作業者により更新されて携帯端末の記憶手段に保持される作業データと、デジタル式運行記録計から取得する運行データ、さらには、給油料金等作業に関わる情報とを相互に関連付けた運行作業データを当該携帯端末で生成する。これにより、作業者が作業状況に合わせた当日の作業日報を簡易に作成し管理センターに送信することが可能となり、従来技術の問題点が解消される。
さらに、運行作業データが更新される都度、更新された情報を管理センターに送信することにより、他の車両、作業者を含めて全体の業務管理を行うセンター側では、各車両への積荷量の状況、作業状況も把握できるため、個々の作業者(車両)に対して的確な業務の追加可否判断及び携帯端末を通じての業務指示(業務データの更新)が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
(装置構成)
図1に本発明の第1の実施の形態における運行作業情報管理システムの構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態における運行作業情報管理システムは、車両に搭載されるデジタル式運行記録計1と、デジタル式運行記録計1と変換アダプタ2を介して無線で接続される携帯端末3と、センタサーバ4と、ビューワ端末5とを有している。携帯端末3、センタサーバ4、及びビューワ端末5はインターネット等の通信ネットワーク6に接続することができる。また、携帯端末3は、デジタル式運行記録計1が搭載される車両の運転手である作業者が携帯する端末である。
デジタル式運行記録計1は、現在普及している一般的なものである。図2にデジタル式運行記録計1と変換アダプタ2の機能ブロックの一例を示す。
図2に示すように、デジタル式運行記録計1は、車両の走行センサ等から車両の運行データを取得する運行データ取得部11と、デジタル式運行記録計1としての動作を行うために必要な制御を行う制御部12と、運行データを記録する運行データ記録部13と、外部との通信を行うための有線インターフェース部14を有している。有線インターフェース部14は、例えばRS232C規格に準拠した通信機能を有する装置として構成できる。
変換アダプタ2は、デジタル式運行記録計1との通信を行うための有線インターフェース部21と、携帯端末3との無線通信を行うための無線インターフェース部22と、デジタル式運行記録計から受信したデータを、携帯端末への送信に適したデータに変換したり、その逆の変換を行うためのデータ変換部23とを有する。
有線インタフェース部21は、デジタル式運行記録計1の有線インタフェース部14に対応するものであり、デジタル式運行記録計1の有線インタフェース部14と同様に例えばRS232C規格に準拠した通信機能を有する装置として構成できる。また、無線インターフェース部22は、例えばBluetoothの規格に準拠した通信機能を有する装置として構成できる。
図3に、携帯端末3の機能ブロック図を示す。図3に示すように、本実施の形態の携帯端末3は、ネットワーク通信機能部30と、無線インターフェース部31と、表示部32と、入力部33と、データ記憶部34と、業務データ取得部35と、運行データ取得部36と、表示入力制御部37と、運行作業データ作成送信部38とを有する。
ネットワーク通信機能部30は、通信ネットワーク6を介してデータ通信を行うための機能部であり、無線インターフェース部31は変換アダプタ2との通信を行う機能部である。また、記憶部34は、業務データ、運行データ、入力データ、運行作業データ等の種々のデータを記憶する。表示部32はユーザに対して情報を表示し、入力部33はユーザからの入力を受ける機能部である。業務データ取得部35は、センタサーバ4から業務データを取得し、それを記憶部34に格納する。
運行データ取得部36は、デジタル式運行記録計1から変換アダプタ2を介して運行データを受信し、それを記憶部34に格納する。表示入力制御部37は、業務データや入力情報に基づき表示する情報を決定し、表示部32に表示したり、入力情報に基づき運行作業データの作成送信を運行作業データ作成送信部38に指示したり、入力情報に基づき業務データ取得部35に業務データの取得を指示したりする機能部である。運行作業データ作成送信部38は、運行データと作業情報を用いて運行作業データを作成し、センタサーバ4に送信する機能部である。
携帯端末3としては、例えば既存の携帯電話機に、表示入力制御部、運行作業データ作成送信部、業務データ取得部、運行データ取得部等の機能を実現するためのプログラムをアプリケーションとして搭載したものを用いることができる。なお、携帯端末3は、CPU,メモリ等を含むコンピュータの構成を有している。
また、当該プログラムは、ネットワークを介してダウンロードして装置にインストールしてもよいし、メモリやCD-ROM等の記録媒体から読み出してインストールすることとしてもよい。この点は他の装置及び他の実施形態でも同様である。
図4に、センタサーバ4の機能ブロック図を示す。図4に示すように、本実施の形態におけるセンタサーバ4は、通信ネットワーク6を介してデータ通信を行うためのネットワーク通信機能部41、運行作業データを携帯端末3から受信し、記憶部42に格納する運行作業データ取得部43、携帯端末3からの要求に基づき、業務データを送信する業務データ送信部44、業務データ、運行作業データ及び作業日報データを記憶する記憶部42、及び業務データと運行作業データとから作業日報データを作成し、記憶部42に格納するとともに、ビューワ端末5からの要求に応じて、作業日報データを送信する作業日報データ作成送信部45を有する。
センタサーバ4は、CPU、メモリ等を有する一般的なコンピュータを用いて実現でき、当該コンピュータに業務データ送信部、運行作業データ取得部、及び作業日報データ作成送信部の機能を実現させるためのプログラムが搭載されることにより、センタサーバ4としての機能が実現する。ビューワ端末5は、センタサーバ5から取得した作業日報データを表示する機能を有する一般的なコンピュータである。
なお、携帯端末3の構成は上述した構成に限定されるものではない。例えば、下記のような構成とすることができる。
つまり、当該携帯端末は、運送業務に用いられる車両に搭載されたデジタル式運行記録計により取得された当該車両の運行データを用いて運行作業データを生成し、運行作業データを用いて作業日報を作成するセンタサーバに前記運行作業データを送信する携帯端末であり、前記デジタル式運行記録計から時刻の情報を含む運行データを所定の時間間隔で受信し、それを記憶手段に格納する運行データ取得手段と、前記センタサーバに対して配送ルート情報を含む業務データの要求を送信し、その要求に係る業務データを受信し、それを前記記憶手段に格納する業務データ取得手段と、前記業務データ取得手段により取得された前記業務データに基づき、作業者が作業情報を入力するための画面を表示する表示手段と、前記携帯端末の入力手段から作業者により前記作業情報が入力されたときに、当該作業情報の入力時刻より前であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得し、その運行データと前記作業情報とを含む運行作業データを作成し、前記センタサーバに通信ネットワークを介して送信する運行作業データ作成送信手段とを備えるものとして構成できる。
(システムの動作)
次に、本実施の形態における運行作業情報管理システムの動作を説明する。まず、本実施の形態におけるシステム全体の処理の流れを図5のシーケンスチャートを参照して説明する。
このシーケンスにおいて、携帯端末3は1秒間隔でデジタル式運行記録計1に運行データを要求し、デジタル式運行記録計1から運行データを受信し、記憶部34に格納することを継続して行っているものとする。なお、携帯端末3は、記憶部34に格納した運行データのうち予め定めた時間が経過したものを順次削除することとしてもよい。
まず、携帯端末3は、作業者による作業者ID、車両ID等の入力に基づき、センタサーバ4に対して業務データを要求し(ステップ1)、センタサーバ4は受信した作業者IDに対応するその日の業務データを携帯端末3に送信し、携帯端末3がそれを受信し、記憶部34に格納する(ステップ2)。なお、センタサーバ4側で作業者と車両とが一意に対応付けられている場合は、ステップ1において車両IDを送信する必要はない。
携帯端末3は、業務データを用いた表示入力制御部34による制御に基づき、例えば作業者の作業内容等をメニュー形式で示した画面を表示する。作業者が画面を見て、これから行う作業内容(例えば、"出発")を入力部33を用いて選択し、決定キーを押すと(ステップ3)、携帯端末3は、その時点に対応する運行データを取得し、作業内容や作業者IDとともにセンタサーバ4に送信する(ステップ4)。作業内容のデータとそれに対応する運行データをまとめて運行作業データと呼ぶ。
運行作業データを受信したセンタサーバ4では、携帯端末3から受信する運行作業データを順次記憶部42に格納しておく。順次記憶部42に格納することは運行作業データを更新することに相当する。センタサーバ4がビューワ端末5からの要求を受信すると(ステップ5)、センタサーバ4は運行作業データと業務データとを用いて作業日報データを作成し(ステップ6)、ビューワ端末5に送信する(ステップ7)。ビューワ端末5には作業日報が表示される。もちろん、センタサーバ4は、携帯端末3から運行作業データを受信した時点で順次作業日報データを作成し、格納しておき、要求を受けたら作業日報データを送信することとしてもよい。また、携帯端末3がビューワ端末5の1つとして機能してもよい。この場合、携帯端末3に作業日報の内容が表示される。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、作業日報とは、運行作業データから算出したデータ(走行距離等)を含むデータであるものとする。つまり、作業日報は、1日の作業内容を表すものばかりでなく、1日の作業の途中経過を示すものや、1日以上の作業内容をまとめたものも含む。
次に、携帯端末3での処理をより詳細に説明する。
図6に、携帯端末3がデジタル式運行記録計1から受信するデータの内容例を示す。図6に示すように、運行データは、現在の時刻、累積走行距離、現在の速度を含む。図6に示す運行データが1秒毎に順次携帯端末3の記憶部34に蓄積されていく。
図7に、携帯端末3がセンタサーバ4から受信する業務データの内容例を示す。図7に示す例では、該当の作業者が当日に行う配送作業の内容として、業務データは配送ID、出発地、到着地を含む。配送IDは、配送すべき荷物に対応付けられており、出発地と到着地の組(配送区間という)に対して複数あってもよい。なお、センタサーバ4では、配送IDに対応付けて荷物に関する詳細情報を有している。
本実施形態の運行作業管理という観点では、携帯端末3がセンタサーバ4から受信する業務データに荷積情報(荷主、荷物名、数、重量等)や荷卸情報を含める必要はないが、含めてもよい。
また、図7に示す例では、業務データの並べられた順番が配送ルートを示している。つまり、図7に示す例は、作業者が事務所A−>地点B−>地点C−>地点D−>事務所Aのルートで運行を行うことを示している。
次に、図8のフローチャートを用いて、携帯端末3の処理の基本的な流れを説明する。
作業者が作業者IDと車両IDを入力することにより、携帯端末3は作業者IDと車両IDを含む業務データ要求をセンタサーバ4に送信する(ステップ11)。携帯端末3はセンタサーバ4から業務データを受信し、格納する(ステップ12)。
次に、携帯端末3は例えば図9に示すような画面を表示する(ステップ13)。図9に示す画面は、作業内容("出発"等も作業に含むものとする)をボタンで示しており、作業者がある作業を行う際、それに対応するボタンを選択し、決定ボタンを押す。
図8のステップ13の後、作業者が作業を選択すると、携帯端末3の運行作業データ作成送信部38は、表示入力制御部37を介して、その作業を示すデータを受ける(ステップ14)。そして、運行作業データ作成送信部38は、データ入力を受けた時刻(この時点の現在時刻でよい)と、記憶部34に格納されている運行データに含まれる時刻とを比較し、データ入力を受けた時刻より前の時刻であってデータ入力を受けた時刻に最も近い時刻を持つ運行データを記憶部34から取得する(ステップ15)。ただし、データ入力を受けた時刻と、取得された運行データの時刻とが所定の時間以上離れている場合にはエラー処理を行う(ステップ16、17)。エラー処理としては例えば正常に運行データが取得できていない旨を示す画面表示を行う。なお、上記データ入力を受けた時刻は、ユーザが決定ボタンを押した時刻と見なすことができる。
ステップ16のYesの後、運行作業データ作成送信部38は、ステップ15において取得した運行データと、ステップ14において入力されたデータ(作業情報)と作業者IDとを組にしたデータを運行作業データとしてセンタサーバ4に送信する(ステップ18)。その後、携帯端末3は図9に示した画面を表示する。次に具体例を説明する。
例えば、1日の作業の開始時に、図9の画面表示において、作業者が"出発"を選択し、決定キーを押すと、"出発"を示すデータを表示入力制御部37が取得する。表示入力制御部37は、記憶部34に格納されている業務データから、最初の地点である事業所Aからの出発であることを認識し、事業所Aと出発を示すデータを運行作業データ作成送信部3に渡す。当該データの入力を受けた運行作業データ作成送信部38は、データ入力を受けた時刻と、記憶部34に格納されている運行データに含まれる時刻とを比較し、データ入力を受けた時刻より前の時刻であってデータ入力を受けた時刻に最も近い時刻を持つ運行データを記憶部34から取得する。そして、運行作業データ作成送信部38は、取得した運行データと作業者IDと事業所Aからの出発であることを示すデータとをセンタサーバ4に送信する。また、携帯端末3は、データ入力の情報(事業所Aからの出発であることを示すデータ)を記憶部34に記憶する。なお、この運行作業データに含まれる時刻は出発時刻と見なすことができる。
なお、"出発"が選択された後、表示入力制御部37が業務データを参照して、地点のリストを表示し、その中から作業者に実際の出発地点を選択させるようにしてもよい。
その後、車両が地点Bに到着したものとする。作業者は、図9に示す画面から"到着"を選択し、決定キーを押す。携帯端末3の表示入力制御部37は、直前の入力内容が事業所Aからの出発であることを記憶部34に記憶されたデータから確認し、図7に示す業務データから、事業所Aにおいて出発した後の"到着"に対応する地点Bを示すデータを取得し、地点Bと到着を示すデータを運行作業データ作成送信部38に送り、運行作業データ作成送信部38は、データ入力を受けた時刻と、記憶部34に格納されている運行データに含まれる時刻とを比較し、データ入力を受けた時刻より前の時刻であってデータ入力を受けた時刻に最も近い時刻を持つ運行データを記憶部34から取得し、送信を行う。なお、この運行作業データに含まれる時刻は到着時刻と見なすことができる。
上記の処理において、"到着"が選択された後に、表示入力制御部37が業務データに基づき地点名を複数含むリストを表示し、これらの中から適切なものを作業者に選択させ、選択された情報を運行作業データ作成送信部38に渡すこととしてもよい。
また、作業内容が選択される前に上記リストを表示し、作業者に選択させ、その後に後に作業内容を選択させ、選択された情報を運行作業データ作成送信部38に送ることとしてもよい。また、リストを表示する代わりに、作業者が地点等を直接入力することとしてもよい。
地点Bにおける荷卸等が終了し、次の地点に出発しようとする作業者は、携帯端末3から出発を選択し、決定キーを押す。表示入力制御部37は、記憶部34に記憶された情報に基づき、地点Bに到着した後の出発であるから今回の出発は地点Bからの出発であると判断し、地点Bからの出発であることを示す情報と、決定キーを押した時刻に対応する運行データと作業者IDとがセンタサーバ4に送られる。
また、例えば、図9に示す画面表示において休憩開始が選択されたときには、休憩開始を示す情報とそのときの運行データと作業者IDが携帯端末3からセンタサーバ4に送信され、休憩終了が選択されたときには、休憩終了を示す情報とそのときの運行データと作業者IDが携帯端末3からセンタサーバ4に送信される。なお、休憩開始と休憩終了については、運行データを送信せずに、代わりに携帯端末3自身が取得した時刻情報をセンタサーバ4に送信することとしてもよい。
また、図9に示す画面表示において、"給油"が選択された場合には、携帯端末3は、例えばどこの給油所で何リットル給油したかを作業者に入力される画面を表示し、入力された情報(給油量、料金等)をそのときの運行データとともにセンタサーバ4に送信する。また、入力された情報をそのときの運行データとともにセンタサーバ4に送信することに代えて、入力された情報と、その情報が入力された時刻(携帯端末3の内部で取得される時刻)とを運行作業データとしてセンタサーバ4に送信することとしてもよい。また、携帯端末3の表示入力制御部37は、表示部32に高速道路の料金(作業者が立替て支払い、後で運送事業者に請求する料金の例である)を入力させる画面を表示し、作業者が、高速道路の料金を支払ったとき等にその画面から高速道路の料金を入力することとしてもよい。この場合、高速道路の料金の入力を受けた携帯端末3は、入力された情報をそのときの運行データとともにセンタサーバ4に送信してもよいし、入力された情報と、その情報が入力された時刻(携帯端末3の内部で取得される時刻)とを運行作業データとしてセンタサーバ4に送信することとしてもよい。
なお、作業者からの入力の有無に関わらず、携帯端末3はセンタサーバ4に対して定期的に運行データと作業者IDを送信することとしてもよい。これにより、例えば、センタサーバ4では、ある地点から出発した車両が、目的地に向けてどの程度の距離を走行したのかを把握できる。
次に、センタサーバ4の動作について説明する。まず、センタサーバ4が、携帯端末3から受信した運行作業データに基づき作業日報データの算出を行う概念について図10を用いて説明する。
図10は、車両の出庫から帰庫までの運行経過の例を示す図である。図中、Xは、運行データに含まれる総走行距離(走行メータの値)を示している。事業所Aからの出発時の総走行距離を、地点Bに到着した時点の総走行距離から減算することにより、事業所Aから地点Bまでの走行距離を計算することができる。また、出発時刻を地点Bに到着した時刻から減算することにより事業所Aから地点Bまでの走行に要した時間が算出でき、また、上記走行距離を当該時間で割ることにより、事業所Aから地点Bまでの走行における平均速度を算出することができる。これらのことは、ある地点から出発し、ある地点に到着する全ての場合に適用できるものである。
また、地点Bに到着した時刻を、地点Bから出発した時刻から減算することにより、地点Bでの作業時間を算出できる。また、休憩開始時刻から、休憩終了時刻を減算することにより休憩時間を算出できる。
更に、図示してはいないが、ある給油ポイントでの給油量を、前回の給油ポイントから消費された燃料の量であるとみなすことにより、前回の給油ポイントにおける総走行距離と今回の給油ポイントにおける総走行距離を用いて、給油ポイント間の距離を求め、それから燃費(走行距離/給油量)を算出することができる。
また、高速道路の料金等の立替払い料金が携帯端末3に入力された時刻を用いることにより、どの配送区間で立替払い料金の支払いが行われたかを特定できる。例えば、図10の例では、センタサーバ4が、立替払い料金の入力時刻がB地点の出発時刻とC地点の到着時刻との間であると判定した場合には、その立替払い料金の支払いは、B地点からC地点の配送区間でなされたことを特定でき、センタサーバ4は、その立替払い料金の情報と、それに対応する配送区間の情報とを作業日報データとして出力できる。
次に、図11のフローチャートを参照してセンタサーバ4における作業日報作成処理について説明する。このフローの前提として、センタサーバ4はある作業者IDの作業者の一日分の運行作業データを受信し、記憶部42に格納しているものとする。図12に、センタサーバ4が携帯端末3から受信して、記憶部42に格納する運行作業データの例を示す。また、ビューワ端末5から作業日報の取得要求を受けた時点で作業日報を作成することとしている。また、センタサーバ4は、作業者ID毎に、図7に示すデータに更に荷物情報等の情報を付加した業務データを記憶部42に格納している。
図11において、センタサーバ4が、ビューワ端末5から特定の作業者IDと日を含む作業日報作成要求を受信する(ステップ21)。センタサーバ4の作業日報データ作成送信部45は、当該作業者IDと日に対応する運行作業データを記憶部42から取得するとともに、作業日報に表示する荷物情報等のデータを、運行作業データに含まれる配送IDを用いて必要に応じて記憶部42から取得する(ステップ22)。そして、作業日報データ作成送信部45は、図10を用いて説明した算出方法に基づき、各種の情報を算出し、作業日報データを作成し、それをビューワ端末5に送信する(ステップ23)。
図13に、ビューワ端末5に表示される作業日報の一例を示す。また、図14に示すように、時刻と作業とを対応付けた形式の作業日報データを作成し、表示することもできる。 図13、14の例は、一日の作業が終わった後に作業日報を表示する例であるが、一日の作業の途中で作業日報を表示することも可能である。この場合にビューワ端末5に表示される画面の一例を図15に示す。図15に示すように、ある出発地点から到着地点に向けて運行中であることがステータスとして示される。
この場合、作業日報の要求を受信したセンタサーバ4は、作業者IDに対応する業務データを用いて、運行データを用いて作成される走行距離等を除いた画面データを作成し、ビューワ端末5に送信するとともに、運行作業データを受信する度に、その運行作業データに関連する部分を更新した画面データを送信する。例えば、センタサーバ4が携帯端末3から、地点Aからの出発を示す運行作業データを受信したときに、地点Aから地点Bへ運行中であることを示す画面データを作成して送信する。また、地点Aから地点Bに到着したことを示す運行作業データを受信した場合は、走行距離等を算出して、その情報を含む画面データをビューワ端末5に送信する。また、センタサーバ4が、携帯端末3から運行データを定期的に受信する場合には、ある地点からある地点へ運行中であることを示す情報とともに、現在の走行距離と速度も表示できる。これにより、ビューワ端末5ではリアルタイムに作業者の運行状況を把握できる。
なお、携帯端末3にGPS装置を接続し、携帯端末が位置情報を取得し、その位置情報を運行作業データに含めて送信する、もしくは位置情報と作業者IDのみを定期的にセンタサーバ4に送信することとしてもよい。これにより、センタサーバ4では、車両の運行を示す地図情報を作成することができる。また、センタサーバ4が各地点のエリア情報を保持しておくことにより、センタサーバ4は携帯端末3から受信した位置情報とエリア情報とを比較し、車両の位置が所定のエリアの範囲内であれば、車両がそのエリア情報に対応する地点に到達したことの判断を行うことが可能となる。
<第2の実施の形態>
上記の処理においては、携帯端末3は、作業情報と運行データとを組にした運行作業データをセンタサーバ4に送信することとしているが、携帯端末3が作業日報データを作成し、その作業日報データをセンタサーバ4に送信することとしてもよい。それ以外の機能は第1の実施の形態と同じである。
例えば、携帯端末3は、地点Aから出発するときにこれまでに説明した方法で運行作業データを作成し、それを記憶部34に記憶しておく。そして、到着地である地点Bに到着したときに、これまでに説明した方法で運行作業データを作成し、格納するとともに、以前に記憶しておいた運行作業データを用いて地点Aと地点B間の走行距離及び平均速度等を計算し、計算したデータと運行作業データとをセンタサーバ4に送信することとしてもよい。この場合、計算したデータと運行作業データとを合わせて作業日報データと称することができる。
また、本実施形態の携帯端末3は、作業者から入力され記憶部34に記憶されている立替払い料金の情報と、その入力時刻とを記憶部34から読み出し、当該入力時刻と、既に取得した運行作業データとしての各配送区間(地点Bと地点C間等)の出発時刻及び到着時刻とを比較し、入力時刻が出発時刻より後で到着時刻より前となる配送区間を特定し、立替払い料金の情報と当該配送区間の情報(出発地点名と到着地点名、区間の識別情報等)とを作業日報データとして表示部32又はセンタサーバ4に出力できる。
第2の実施の形態の携帯端末3の機能構成を図16に示す。図16に示す構成は、図3の構成と比較して、作業日報データ作成送信部39が追加された点が異なる。作業日報データ作成送信部39が作業日報データを作成し、運行作業データとともにセンタサーバ4に送信する。また、作成した作業日報データを表示部32に表示してもよい。この携帯端末3の機能もプログラムにより実現できるものである。
また、携帯端末3を、第1の実施の形態に示した携帯端末3の構成に加えて、本実施の形態で説明した作業日報データ作成送信部39を追加した構成としてもよい。この場合、第1の実施の形態に示した携帯端末3の構成に加えて、携帯端末3は、少なくとも、作業情報の入力に伴い作成される運行作業データを順次記憶手段に格納する手段と、携帯端末3の入力手段から作業者が立替払いした料金の情報が入力されたときに、その入力時刻と、各配送区間における出発時刻及び到着時刻を含む前記記憶手段に格納された運行作業データとから、前記料金の立替払いが行われた配送区間を特定する手段と、前記料金の情報と前記配送区間とを作業日報データとして出力する手段とを備える。また、これらの手段はプログラムを用いて実現できる。
<第3の実施の形態>
また、これまでに説明した構成に代えて、デジタル式運行記録計1にデータ送信装置を接続し、そのデータ送信装置が定期的(例えば1秒毎)に運行データを取得して、その運行データをセンタサーバ4に送信するとともに、携帯端末3はデジタル式運行記録計1から運行データを取得することをせずに、作業者から入力された情報に基づく作業情報のみをセンタサーバ4に送信することとしてもよい。
第3の実施の形態におけるセンタサーバ4の機能構成を図17に示す。図17に示すように、この構成は、図4に示す構成と比較して、運行作業データ取得部43がデータ取得部46になり、運行作業データ作成部47が加えられている。
図17において、データ取得部46は、デジタル式運行記録計1から運行データを取得するとともに、携帯端末3から作業情報(第1の実施の形態における運行作業データから運行データを除いたもの)を取得し、記憶部42に順次格納する。運行作業データ作成部47は、データ取得部46が携帯端末3から作業情報を取得したことに応じて、第1の実施の形態における携帯端末3の運行作業データ作成送信部38と同じ手順(図8に示すステップ15〜ステップ18)で運行作業データを作成し、記憶部42に格納する。
つまり、運行作業データ作成部47は、データ取得部46から記憶部42に作業情報が格納されたことを検知すると、その時刻(この時点の現在時刻でよい)と、記憶部42に格納されている運行データに含まれる時刻とを比較し、作業情報入力を受けた時刻より前の時刻であってデータ入力を受けた時刻に最も近い時刻を持つ運行データを記憶部42から取得する。そして、運行作業データ作成部47は、取得した運行データと作業情報と作業者IDとを組にしたデータを運行作業データとして記憶部42に格納する。ただし、図8に示したエラー処理については、運行作業データ作成部47は画面表示等は行わず、運行データを含めない処理を行う等して、処理が中断しないようにする。
業務データ送信部44及び作業日報データ作成送信部45は第1の実施の形態と同様である。本実施の形態におけるセンタサーバ4も、各機能部の機能をコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータに搭載することにより実現できる。
なお、第2の実施の形態の携帯端末3、及び第3の実施の形態のセンタサーバ4はそれぞれ、下記の作業日報作成装置に対応するものである。
つまり、当該作業日報作成装置は、運送業務に用いられる車両に搭載されたデジタル式運行記録計により取得された当該車両の運行データを用いて運行作業データを生成し、運行作業データを用いて作業日報を作成する作業日報作成装置であって、前記デジタル式運行記録計から時刻の情報を含む運行データを所定の時間間隔で受信し、それを記憶手段に格納する運行データ取得手段と、外部から作業情報が入力されたときに、当該作業情報の入力時刻より前であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得し、その運行データと前記作業情報とを含む運行作業データを前記記憶手段に格納する運行作業データ作成手段と、前記運行作業データ作成手段により作成された運行作業データを用いて作業日報データを作成する作業日報データ作成手段とを備えるものである。
また、作業日報データ作成手段は、作業者が立替払いをした料金の情報が作業情報として入力されたときに、その入力時刻と、各配送区間における出発時刻及び到着時刻を含む前記記憶手段に格納された運行作業データとから、前記料金の立替払いが行われた配送区間を特定する手段と、前記料金の情報と前記配送区間とを作業日報データとして出力する手段を備えてもよい。
前記運行作業データは、出発地点、到着地点、及び各地点における前記車両の総走行距離を含み、前記作業日報作成装置は、前記総走行距離を用いて出発地点と到着地点との間の走行距離を算出し、少なくとも当該走行距離を含む作業日報データを作成するようにしてもよい。
また、当該作業日報作成装置は、コンピュータを、運送業務に用いられる車両に搭載されたデジタル式運行記録計により取得された当該車両の運行データを用いて運行作業データを生成し、運行作業データを用いて作業日報を作成する作業日報作成装置として機能させるプログラムを搭載することにより実現することが可能である。当該プログラムは、前記コンピュータを、前記デジタル式運行記録計から時刻の情報を含む運行データを所定の時間間隔で受信し、それを記憶手段に格納する運行データ取得手段、外部から作業情報が入力されたときに、当該作業情報の入力時刻より前であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得し、その運行データと前記作業情報とを含む運行作業データを前記記憶手段に格納する運行作業データ作成手段、前記運行作業データ作成手段により作成された運行作業データを用いて作業日報データを作成する作業日報データ作成手段、として機能させるプログラムである。
以上説明したように、本発明の各実施の形態で説明したシステムによれば、運送事業者の作業者の作業データとデジタル式運行記録計から取得する運行データとを関連付けた運行作業データをリアルタイムに取得することが可能となり、これを用いることにより作業日報を人手をかけることなく低コストで迅速に作成できる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
第1の実施の形態における運行作業情報管理システムの構成図である。 デジタル式運行記録計1と変換アダプタ2の機能ブロック図である。 第1の実施の形態における携帯端末3の機能ブロック図である。 第1の実施の形態におけるセンタサーバ4の機能ブロック図である。 第1の実施の形態におけるシステム全体の処理の流れを示すシーケンスチャートである。 携帯端末3がデジタル式運行記録計1から受信するデータの内容例を示す図である。 携帯端末3がセンタサーバ4から受信する業務データの内容例を示す図である。 第1の実施の形態における携帯端末3の処理な流れを示すフローチャートである。 携帯端末3が表示する画面の例を示す図である。 運行作業データに基づき作業日報データの算出を行う例を説明するための図である。 第1の実施の形態におけるセンタサーバ4の作業日報作成処理を示すフローチャートである。 センタサーバ4が携帯端末3から受信して、記憶部42に格納する運行作業データの例を示す図である。 ビューワ端末5に表示される作業日報の一例を示す図である。 ビューワ端末5に表示される作業日報の他の例を示す図である。 ステータスを含む作業日報の例を示す図である。 第2の実施の形態における携帯端末3の機能構成図である。 第3の実施の形態におけるセンタサーバ4の機能構成図である。
符号の説明
1 デジタル式運行記録計
2 変換アダプタ
3 携帯端末
4 センタサーバ
5 ビューワ端末
11 運行データ取得部
12 制御部
13 運行データ記録部
14 有線インターフェース部
21 有線インターフェース部
22 無線インターフェース部
23 データ変換部
30 ネットワーク通信機能部
31 無線インターフェース部
32 表示部
33 入力部
34 データ記憶部
35 業務データ取得部
36 運行データ取得部
37 表示入力制御部
38 運行作業データ作成送信部/運行作業データ作成部
39 作業日報データ作成送信部
41 ネットワーク通信機能部
42 記憶部
43 運行作業データ取得部
44 業務データ送信部
45 作業日報データ作成送信部
46 データ取得部
47 運行作業データ作成部

Claims (2)

  1. コンピュータの機能を有する携帯端末を、運送業務に用いられる車両に搭載されたデジタル式運行記録計により取得された当該車両の運行データを用いて運行作業データを生成し、運行作業データを用いて作業日報を作成するセンタサーバに前記運行作業データを送信する携帯端末として機能させるプログラムであって、前記携帯端末を、
    前記デジタル式運行記録計から時刻の情報を含む運行データを所定の時間間隔で受信し、それを記憶手段に格納する運行データ取得手段、
    前記センタサーバに対して配送ルート情報を含む業務データの要求を送信し、その要求に係る業務データを受信し、それを前記記憶手段に格納する業務データ取得手段、
    前記業務データ取得手段により取得された前記業務データに基づき、作業者が作業情報を入力するための画面を表示する表示手段、
    前記携帯端末の入力手段から作業者により前記作業情報が入力されたときに、当該作業情報の入力時刻より前であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得し、その運行データと前記作業情報とを含む運行作業データを作成し、前記センタサーバに通信ネットワークを介して送信する運行作業データ作成送信手段、
    として機能させるプログラム。
  2. 前記運行作業データ作成送信手段は、前記運行作業データに含める運行データとして、前記作業情報の入力時刻より前かつ当該入力時刻から所定の時間以内であって当該入力時刻に最も近い時刻の運行データを前記記憶手段から取得する請求項1に記載のプログラム。
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